2023年12月13日
雪山の「いろは」、初めての雪山訓練(せっくん)
12月09日(土)
お山を始めて9年になるんですが、登山の「いろは」は元登山部のT田くんに教えてもらったんですよね。山道での足の運び方、休憩の取り方、行動食の摂り方などなど。最初にちゃんとしたこと教わって良かったなと今でも思ってます。ただ、雪山については誰にも教えてもらうことなく試行錯誤しながら自分のやり方でやってきちゃったんですよね。そんなボクですが、新しく参加した山岳会で「雪山のいろは」を教えてくれるというんで、「雪山訓練」略して「せっくん」に参加してきました。
朝4時40分にお迎えに来てもらい、8時過ぎに谷川岳ロープウェイの乗り場に到着しました。「団体装備」略して「だんそう」を分配したら早速ロープウェイに乗り込みます。このロープウェイは星野リゾートの運営に変わったんですよね。料金もお高くなっていました。
本日、快晴ですね。気温も高目みたいなので絶好の「せっくん」日和です。
ロープウェイを下りてすぐ右手の斜面で訓練をやることになりました。まずはアイゼンを着けずに「つぼ足」での歩行訓練。キックステップでの登り下りなどなど。まあ、このあたりは慣れたものですね。
お次はお楽しみ、滑落停止訓練です。斜面からわざと滑落してピッケルで止めるという訓練です。テレビなんかでは良く見るんですが実際にやるのは初めて。滑り始めると止めるのはなかなか難しいですね。いかに初動で止めるかが肝心です。何事も一回やってみることは大事ですね。良い経験になりました。
滑落停止訓練の後は、斜面を変えるため少し上に移動。
ここでランチタイムにします。ボクのランチはいつものごとくカップラーです。
食後はワカンを使った歩行訓練とアイゼンを履いての歩行訓練です。登り、下り、斜行、トラバース。
色んな歩き方が必要なんですが、実際の斜面で歩きやすいように、安全に歩こうと思うってやってきたので教わるのも今までやってきたことのおさらいみたいなもの。この辺りは自信になりました。
ここからは未知の世界です。ロープでお互いを確保する技術や支点を取って順番に確保しながら登る技術など。
異能☆さんに作ってもらったなんちゃってスノーバーがさっそく活躍しました。本物買うと1本5~8000円ですが、異能☆さんの自作なら2本で1000円でした。ボクの工作レベルじゃとてもこんなの作れないから助かっちゃったな。
本物はコレです。長さも50cm、たぶん機能は変わりませんよ。
クリック
二人一組で確保したり確保されたり・・・実際に使う場面があるかはわかりませんが、良い勉強になりました。
稜線に日が落ちるころ雪訓終了。オキの耳、トマの耳も一日中晴れていましたね。山頂は踏めなかったけど有意義な訓練でした。
さあ、いよいよ大好きな雪山シーズンの到来ですね。今年は新しいことにもチャレンジしたいな。
お山を始めて9年になるんですが、登山の「いろは」は元登山部のT田くんに教えてもらったんですよね。山道での足の運び方、休憩の取り方、行動食の摂り方などなど。最初にちゃんとしたこと教わって良かったなと今でも思ってます。ただ、雪山については誰にも教えてもらうことなく試行錯誤しながら自分のやり方でやってきちゃったんですよね。そんなボクですが、新しく参加した山岳会で「雪山のいろは」を教えてくれるというんで、「雪山訓練」略して「せっくん」に参加してきました。
朝4時40分にお迎えに来てもらい、8時過ぎに谷川岳ロープウェイの乗り場に到着しました。「団体装備」略して「だんそう」を分配したら早速ロープウェイに乗り込みます。このロープウェイは星野リゾートの運営に変わったんですよね。料金もお高くなっていました。
本日、快晴ですね。気温も高目みたいなので絶好の「せっくん」日和です。
ロープウェイを下りてすぐ右手の斜面で訓練をやることになりました。まずはアイゼンを着けずに「つぼ足」での歩行訓練。キックステップでの登り下りなどなど。まあ、このあたりは慣れたものですね。
お次はお楽しみ、滑落停止訓練です。斜面からわざと滑落してピッケルで止めるという訓練です。テレビなんかでは良く見るんですが実際にやるのは初めて。滑り始めると止めるのはなかなか難しいですね。いかに初動で止めるかが肝心です。何事も一回やってみることは大事ですね。良い経験になりました。
滑落停止訓練の後は、斜面を変えるため少し上に移動。
ここでランチタイムにします。ボクのランチはいつものごとくカップラーです。
食後はワカンを使った歩行訓練とアイゼンを履いての歩行訓練です。登り、下り、斜行、トラバース。
色んな歩き方が必要なんですが、実際の斜面で歩きやすいように、安全に歩こうと思うってやってきたので教わるのも今までやってきたことのおさらいみたいなもの。この辺りは自信になりました。
ここからは未知の世界です。ロープでお互いを確保する技術や支点を取って順番に確保しながら登る技術など。
異能☆さんに作ってもらったなんちゃってスノーバーがさっそく活躍しました。本物買うと1本5~8000円ですが、異能☆さんの自作なら2本で1000円でした。ボクの工作レベルじゃとてもこんなの作れないから助かっちゃったな。
本物はコレです。長さも50cm、たぶん機能は変わりませんよ。
クリック
二人一組で確保したり確保されたり・・・実際に使う場面があるかはわかりませんが、良い勉強になりました。
稜線に日が落ちるころ雪訓終了。オキの耳、トマの耳も一日中晴れていましたね。山頂は踏めなかったけど有意義な訓練でした。
さあ、いよいよ大好きな雪山シーズンの到来ですね。今年は新しいことにもチャレンジしたいな。
Posted by そーしん at 06:12│Comments(2)
│谷川岳
この記事へのコメント
やっぱり知識は大事ですよね。
今は、ネットで色々調べられるし、
映像でも学ぶことが出来ますが、
その知識の確認も実際に体験して、
自己流部分に間違いが無かったと
自信を持てたのは、良かったですね。
自分では出来ているつもりでも、
違っている可能性もありますからね。
今は、ネットで色々調べられるし、
映像でも学ぶことが出来ますが、
その知識の確認も実際に体験して、
自己流部分に間違いが無かったと
自信を持てたのは、良かったですね。
自分では出来ているつもりでも、
違っている可能性もありますからね。
Posted by なまずの里 at 2023年12月13日 16:51
なまずの里さん
百聞は一見にしかずってヤツですね。
滑落停止って、やり方はわかっているつもりでも
実際に体を動かすと思ったより大変で・・・
安全のための知識、訓練ですからね。
一度はやっておいて良かったかなと。
そんな状況にならないのが一番なんですが。
百聞は一見にしかずってヤツですね。
滑落停止って、やり方はわかっているつもりでも
実際に体を動かすと思ったより大変で・・・
安全のための知識、訓練ですからね。
一度はやっておいて良かったかなと。
そんな状況にならないのが一番なんですが。
Posted by そーしん at 2023年12月13日 17:22