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2023年07月27日

日本三大急登西黒尾根から谷川岳を縦走 キレイな避難小屋泊で快適登山

7月21日(金)~7月23日(日)

今週末、どこに遊びに行こうか考えていたタイミングで、山友まさ☆さんから連絡が。お互い特に行く場所を決めてないなら一緒にどこかの山に行こうかという話になりました。
どこがいいかな?縦走したいよね、天気予報とにらめっこした結果、谷川岳を縦走しようということになりました。
日本三大急登の西黒尾根を登って谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳と縦走して茂倉新道を下るというルートです。泊まりはお初の茂倉岳避難小屋。小屋はとってもキレイで快適。楽しい週末になりました。



7月21日(金)

22時にまさ☆さんと合流して新越谷駅を出発。東松山ICまで下道を走って関越に乗り、出口近くの土樽PAには深夜1時に到着。一杯飲んだらおやすみなさい。



今回もこいつが役に立ちましたよ。ゴールゼロのパチモン、RIBUのUSB充電ランタンです。引っかけるところが無くても磁石でくっつくので車内を照らすのにもってこいです。


RIBUのランタンは本家よりひとまわり大きい感じ。直置きするときは三脚、車に付けるときは磁石、もちろんフックも付いているので枝に引っかけることもできます。さすが後発、かゆいところに手が届く改良ですね。

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7月22日(土)

5時に目覚ましで目を覚まし、関越の湯沢インターで降りて、登山口近くの駐車場に5時30分に到着しました。この駐車場、無料の上に水場まであるという素晴らしい駐車場です。



準備をしたら、車道を15分ほど歩いて土樽駅へ。今回は電車回送ですが先に回送を済ませちゃいます。済ませておけば電車の時間を気にせず歩けるし、下山したらすぐに帰れますからね。
土樽駅、初めて来ましたがなかなか雰囲気ある駅舎です。当然無人駅。



6:28発の上り電車に乗りました。料金は回ってきた車掌さんに払います。



9分ほどで土合の駅に到着です。有名な地下深くのホームは下り線なんですよね。上り線のホームは普通に地上にありました。



駅から車道を歩いて登山口へ。途中ベースプラザでトイレに寄ったりして西黒尾根の登山口には7時20分に到着。さあ、ここから日本三大急登の西黒尾根が始まりますよ。
今回はボクが先に歩きますよ。いつもは景色に人を映り込ませたいので同行者には先を歩いてもらうんですが、まさ☆さんを先に歩かせると早くてついて行くの大変なんです。



スタート直後からいきなりの急登で、ガッツリ登り鉄塔のある尾根まで来ました。



鉄塔を見ると下から見上げたくなるんですよね。この幾何学模様が好きなんです。



長い樹林帯歩きが終わると、いよいよラクダのコブと呼ばれる岩稜帯です。なかなかゴッツイ鎖場ですね。



次々と鎖場が続きますよ。前を行く西黒尾根初挑戦のお姉さんも苦戦していました。



雨の後で岩が滑るので、ボクも緊張しながら登ります。



これでもかと岩場が続きます。ちょうど歩くペースが同じくらいのお姉さん、後ろ姿で被写体になってもらいました。



どうやらラクダのコブは越えたようです。目の前には西黒尾根の稜線が。あれ?案外短いな。もっと長かったような気がしたけど。この時は気が付いて無かったんですが、見えているのは小ピークでその後ろに長い尾根が雲に隠れていました。



振り返るとラクダのコブです。



登山道の花は今が盛りですね。と言っても名前知らんけど。



あれ?またまた岩場だ。



さすが日本三大急登、岩場を越えても延々と登りが続きます。



前方に見える岩・・・あれはザンゲ岩ですね。あそこを過ぎれば山頂までは緩やかな登りです。もうちょっとだ。



ということで、ここでひと休憩することに。いつものようにランチパックをいただきます。今回は見切り品だからお安かったですよ。



尾根の向こうに山頂が見えました。谷川岳は双耳峰なのでトンガリが二つ見えます。



さあザンゲ岩まで登って来ましたよ。霧に煙るザンゲ岩とニッコウキスゲ。絵になるじゃないですか。



ザンゲ岩の下はお花畑になっていました。



ザンゲ岩を過ぎれば山頂はもうすぐ。ロープウェイを使った天神尾根からの登山者が合流するので急に人が増えました。



双耳峰の一つトマの耳に到着です。一応記念撮影。



さあ、お次はもう一つの山頂、お隣のオキの耳に向かいますよ。



鞍部から見下ろすと・・・谷川連峰は山深いですね。



さあ、オキの耳への登り返しです。



振り返ると先ほどまでいたトマの耳がかっこいい。



はい、オキの耳頂上に到着です。こっちでも記念撮影。



さあ、ここからが本日のハイライトですね。前方に見える茂倉岳の稜線まで縦走です。



さすがに谷川から先に行くと登山者はガクッと減りました。静かな稜線歩きが楽しめます。



まずは前方の一ノ倉岳に登り返しますよ。



稜線歩きといっても、この辺りは岩のアップダウンがあります。



そして稜線の端は切れ落ちていて崖になっています。



下を覗くとこんな感じ。おー怖!



急登をガツっと登り終わると一ノ倉岳山頂に到着しました。山頂にはドーム型の避難小屋が。このタイプはあんまり泊まりたくないな。



さあ、ここからは茂倉岳に向けての稜線歩きです。
もう置いて行かれる心配も無さそうなので、まさ☆さんに先を歩いてもらいましょう。



鞍部に降りて来ました。ここから茂倉岳に登り返します。



気持ちよく歩いて茂倉岳山頂に到着です。



振り返ると歩いて来た稜線が。キレイな尾根道です。ここが歩きたかったんですよ。



さあ、下には今日泊まる茂倉岳避難小屋が見えましたね。



尾根道を下りて避難小屋に到着。



どんな小屋でしょうか。恐る恐る中を覗いてみると・・・すごくキレイですね。まだ誰もいないので一番乗りのようです。



荷物を置いたら、さっそく水場を見に行きました。小屋の裏側を2分ほど下ったところに水が出ていましたよ。さわると冷たい!



これはありがたい!ということで持ってきたチューハイをキンキンに冷やします。



小屋に戻ったら、かんぱ~い! うめー!!! キンキンのヤツはやっぱり違うぜ!



チューハイの後は、キンキンに冷えた水でバーボンの水割りをいただきます。
一息ついていると、屋根を叩く雨音が聞こえてきました。夕立ですね。しかもだんだん音が大きくなってきましたよ。
とそんな時、合羽を着てずぶ濡れになった登山者が次々に駆け込んできました。ボクらは濡れずにラッキーでしたね。



一杯飲んだ後はお昼寝タイム。朝も早かったからね。
起きたらもう夕刻です。夕食をいただきましょう。今日の夕食はテレビでやっていた簡単ヤキソバを作ってみますよ。



まずは分量のお湯を沸かしてソーセージを茹でます。そこに袋麺のヤキソバを投入して少しほぐれたら生卵を投入。
水分が無くなる直前に粉末ソースを加えて混ぜ混ぜ。ジャンキーだけどちょっと豪華なヤキソバの完成です。これは絶対ウマイやつですね。いける!
カレーメシも飽きてきたし、しばらくこれで行こう。



小屋の外に出ると夕日が沈むところでした。


小屋に戻ってブランデーを飲んだらおやすみなさい。この日は4組10名ほどの宿泊者だったので小屋はゆっったりと眠れました。





7月23日(日)

朝です。お天気良さそうですね。



下界は雲海が広がっていました。



朝食は夏の定番、スキムミルクとグラノーラをいただきますよ。



お世話になった小屋を軽く掃き掃除したらさあ帰りましょうか。この見えている尾根をずーっと下ります。元気になったまさ☆さんがすっ飛ばす心配があるので下山もボクが先に行きます。



緩やかな尾根道。景色も見えて気持ちいい。



振り返ると歩いて来た尾根道。



最後は樹林歩きになって、平らになったと思ったら茂倉岳登山口の駐車場に到着しました。茂倉新道をピストンするならここが便利ですね。
ボクらは駅寄りの駐車場に停めたのでスルーします。



車道をしばらく歩いたら銅像のある駐車場が見えました。ゴールですね。お疲れさまでした~


ということで今回の登山が終了です。
谷川岳といえば馬蹄形縦走や主脈縦走なんかはやりましたが、まだまだ色んな尾根があって縦走できるんですね。同じルートを往復するピストンよりやっぱり縦走の方が楽しいな。探せば色々縦走路もあるみたい。今度はどこをやろうかな。




今回のログです。

  


2023年07月25日

南八ヶ岳 人が歩かないルートはやっぱり難ルートだった

7月14日(土)~7月16日(月)

八ヶ岳のキレット小屋を通るルートをやってみたくてヤマレコの記録を調べていたら、面白いルートの記録を見つけちゃった。
南八ヶ岳のメインの山々を縦走しながら出発場所まで周回してるじゃないですか!
回送せずに周回出来て駐車場も無料!まさに理想の周回ルートなんですが、どうしてマイナーなんだろ・・・ とりあえずやってみることにしました。




7月14日(土)

自宅を19時に出発。駐車場のある舟山十字路には23時に到着しました。3連休中日ということで心配したんですが、さすがマイナールートの駐車場、問題なく駐車できましたよ。さあさあ、一杯飲んで寝ましょうか。
そうそう、車載用にこんなものを買っちゃいましたよ。ゴールゼロのパチモンです。本物は値段が下がったとはいえ以前の価格と比べるとずいぶん高いので買うのに躊躇していたんですよね。アマゾンさんで調べると、本物そっくりなパチモンがたくさん売っていました。しかもどれもけっこう評価が高い。値段は半分近いのに、シェードに三脚まで付いているんですよ。試しに買ってみました。
明るさはそん色ないですね。



しかも、下が磁石になっていて、吊るす場所がなくても車に付けることができましたよ~ 先発の弱点を改良できるという後発の利点をフルに活かした商品ですね。これはかなり使えます。



USB充電で懐中電灯にもなるので、緊急用に車に入れておくのにもってこいです。 ちなみにボクのはRIBUさんというメーカーです。

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7月14日(土)

朝は5時にお目覚め。良く寝たなぁ  さすがに朝には駐車場ほぼ満車ですね。まあ、もともと10台ほどしか停められないんですが。



今回のザックはこんな感じです。ボク的にはかなりなウルトラライト装備になります。今回のルートは途中水場が無い可能性があるので、水3.5L持っているんですよね。それで12kg。けっこう頑張りました。



さあ、行きますか。通行止めのゲートの脇から登山のスタートです。



最初は車も通れるダートでスタートです。この手の道を今までは「ジムニーなら通れる」と表現してきましたが、自分のジムニーでは通りたくないので今後は「人のジムニーなら通れる」と呼ぶことにします(笑)



美濃戸からの分岐に着きました。美濃戸から歩いて来られたご夫婦に聞いたら、駐車場がパンパンでえらいことになっていたとか。さすが3連休。



このルートは御小屋尾根というんですが、名前の由来となっている御小屋山の山頂に到着しました。といってもピーク感は全くなく、眺望も無いので写真だけ撮って通過点します。



登山道脇には夏の花々が。これはたぶんシャクナゲですね。白い花ってなんで白いんだろう?普通は受粉してもらう昆虫とかに目立つように赤や黄色の花をつけるんですよね。白って地味で目立たないイメージだけど・・・ 登山中は暇なので、こんなことを考えながら登っていたりしています(笑)



う~ん、いよいよ急登が始まりましたね。



展望台って書いてあるけど真っ白で何も見えないじゃんか。天気予報、晴れって言ったのに嘘つき!



いよいよ森林限界を超えましたね。本当なら景色が見えるんでしょうけど・・・真っ白



梯子とか出てきたし・・・



ロープも出てきたし・・・ ボクはへそ曲がりだから使わないで登るけど。



なんかハードなルートになってきたな。



ここを下りるの? 危ないなぁ 集中してないとヤバイやつです。



ヤバイルートもやっと終わり。登りが緩やかになったと思ったら視界が開けて山頂に到着しました。それにしても景色も何もないなぁ



久しぶりの阿弥陀岳山頂、自撮りで記念撮影します。
本当なら赤岳、横岳がかっこよく見えるんですけどね。残念。



少し待ったら晴れるかな、と思いながらランチタイムにします。お昼はいつものランチパックです。



いつまでたっても晴れそうにないので、赤岳方面に下ります。
ここの下りは急なんだよな。



さあ、鞍部まで下りてきました。今度は中岳に登り返しますよ。本当なら左右八ヶ岳の絶景を見ながらの稜線歩きなんですけど真っ白ですね。



中岳山頂に到着しました。
あいかわらず何も見えないので自撮りで写真だけ撮って先に進みます。



中岳を下りたところで振り返ると一瞬ガスが晴れて中岳が全容を現しました。このまま晴れてくれないかな。



祈りもむなしく山頂方面は真っ白のまま。
さあ、赤岳に登り返しますよ。この尾根は1か月半前に登ったばかりですが。



核心部の岩場まで登って来ました。文三郎尾根から登ってきた人が合流したので急に人が多くなりましたね。



振り返っても真っ白です。



岩場をガッツリ登ったら、赤岳山頂です。
なんだかすごい人の数だな。ずーっと向こうの展望荘まで人が並んでるし。



山頂に行って分かったんですが、あの人は山頂で写真を撮るための行列でした。こんな行列見たの富士山の剣ヶ峰以来だな。
並ぶのはご免なので、この看板だけ撮ったらとっとと山頂を後にしました。



いや~下山もすごい人だ。延々登って来るので、すれ違いを待っていたらいつまでたっても下れません。多少強引に行かないといつまでも待つことになります。こんな赤岳初めてだな。侮りがたし3連休。



途中の分岐をキレット小屋方面に向かうと。やっと人が少なくなりました。



ここからは上級者向け、要注意な区間の始まりです。



出た!ごっつい梯子です。



続いてごっつい鎖場。



細いトラバース道。



ヤバイ梯子。



そしてザレた岩場。



なかなか強烈な道でしたがやっと鞍部が見えました。



鞍部にはキレット小屋がありました。コロナからずっと休業しているんですよね。何でも8月から営業を開始するとの噂が。



キレット小屋の下にあるテン場にテントを張らせていただきました。



今回張ったのは初投入の、ビッグスカイというガレージブランドのウィスプ1MVというテント?シェルターです。トレッキングポールを使って立てるので重さわずか700gという超軽量幕、ウルトラライト化に貢献しています。
あれ? 張り方がうまくいかないな、だるーんてなっちゃってるし。ちょっと研究の必要ありだな。



さあ、水場はどうでしょうか。一応大目には持ってきたけど水は大事ですからね。
残念、ちょろちょろで汲むのも大変なレベルですね。水もあまり冷たくないのでちょこっとチューハイを冷やしただけで退散しました。



さあ、お待ちかね。いっただきま~す!!思ったより冷えていました。



凍らせて持ってきたソーセージをボイルしていただきます。



どんどん晴れてきましたね。赤岳ビューの絶景のテん場です。



テントに籠ってひと眠りしたところで夕食にしましょう。今日もカレーメシをいただきますよ。ジップロックに入れ替えて持って来ました。



赤岳を見ながらいただきます。



初投入のビッグスカイのウィスプですが、ちゃんとザックも室内に置けるし前室も広くて使いやすいですね。風にはあまり強そうではないので、稜線で張るのはちょっとな感じですが、軽さは魅力です。しこれから使用頻度が増える予感です。





7月16日(月)

朝です。
心配した結露も無く快適に眠れました。



朝食はスキムミルクにグラノーラを入れていただきます。



機能は気が付かなかったけど、テン場から富士山が見えたんですね。



撤収したら、さあ行きましょうか。本日は快晴!権現岳方面に向かいます。



赤岳の稜線から太陽が昇ってきました。



権現岳への稜線歩きです。



さあ、目指す権現岳が見えてきましたよ。



地面には高山植物の女王と呼ばれるコマクサですね。これほどの群生は珍しい!



小ピークのツルネ山頂に到着です。一応記念撮影。



振り返ると昨日から歩いて来た稜線が見えました。左の尾根から阿弥陀岳に登り、小ピークの中岳、右の赤岳に登った後真っすぐ下りてきたんですよね。



そしてこれから歩く稜線です。



旭岳の小ピークを越えて振り返る。険しい道だったなぁ



そしてついに出たー!! このルートで一番有名な長い梯子です。確かにこの長さは過去一だな。



登り終わってパチリ。怖いというより疲れた・・・



斜度が緩くなったと思ったら、ついに権現岳山頂がすぐそこに。



右手には東ギボシの尖がった山頂です。



権現岳方面に歩くと奥に富士山が見えました。それにしても今日は天気最高だな。



さあ、権現岳山頂に到着しました。久しぶりの権現さんで記念撮影。



岩の上が本当の山頂になるので登ってみました。前に来た時は雪山だったから登らなかったんですよね。
裏側には切れ落ちているけど絶景が広がっていました。



権現岳山頂からの360度の絶景は動画でどうぞ



さあ、先に進みましょう。青年小屋方面に下りますよ。



その前にちょっと寄り道。先ほど尖って見えた東ギボシのてっぺんに登ってみました。思った通りの絶景ですね。南アルプス、中央アルプス、北アルプスが大パノラマとなって広がっていました。



下に見えているのが編笠山ですね。手前に見えているポッコリは西ギボシです。



なんかけっこうな岩場だな、前回来た時にこんなところ通ったっけな?よく考えたら雪の時期にしか来たこと無いんですよね。その時は稜線上を歩いたんですね。



編笠に向けてガッツリと下ります。



ガッツリ下って青年小屋に到着しました。



小屋前には広いテン場が。さすが3連休ずいぶん賑わってますね。



青年小屋からは30分ほどで編笠山頂にも行けるんですが、今回は西岳方面に向かいます。樹林帯の中は涼しい風が吹いていました。



ゆるーく登ったら西岳山頂に到着♪



のんびりしようと思ったんですがアブがブンブン飛んでいてとてもゆっくりしていられない。逃げるように山頂を後にします。



ここからは舟山十字路に下るマイナールートです。標識には立場川方面となっていますね。初めて歩くルートです。



普通の登山道で延々と下ったんですが、さすがマイナールート、信玄の隠れ岩のところでトレースを見失ってルートミス。道なき斜面をGPSだけを頼りにこんな藪を漕いでどうにか林道らしき道に出ました。



林道と言っても廃道ですね。実際には車は通れないと思います。でも車道ですからね。これでのんびり歩けばゴールだろうと思っていたんですが・・・



突然林道が無くなったと思ったら、トレースは落ちたらヤバイ斜面のトラバースになっちゃった。
本当にこれがルート?GPSで何度も確認しちゃいました。



もう一度林道に出て今度こそ大丈夫だと安心したところ、こんな感じになっちゃった。でもGPSログによるとこっちの方向に進むらしい。完全に廃道ですね。



さらに廃道は川の中へ。本当にこれ渡るの・・・ しかなさそうですね。



渡渉の後は、またもトレースが見つけられず・・・あっちかこっちか迷った挙句2度目のルートロスト。
ウロウロしてどうにかルートに戻ったと思ったら2度目の渡渉かよ。



どうにかドボンせず2度目の渡渉が終わったらやっと舗装道路に出た。どうやら今度こそちゃんとした道だ。水場の水がやけに美味しかった。



舟山十字路に戻ってゴールです。
今回のルート、南八ヶ岳のオールスターを1泊で縦走周回できるというすばらしいルートにもかかわらずやっている人がほとんどいないというのは、一つは行と帰りの急登がゴツイこと。それよりなにより、この登山道とは呼べないようね道のせいですね。途中に営業小屋が無いので整備してくれる人がいないんでしょうね。整備すれば人気ルートになること間違いないのになぁ


ということで、今回の登山終了です。
このルート、素晴らしいんだけどしばらくはやりたくないな。



今回のログです。




家に帰ったらコレ レモンの炭酸水です。焼酎で割ってもウマいですよ。

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2023年07月13日

雨の週末はつっちーくん家で野菜キャンプ

7月08日(土)~7月09日(日)

ここのところ週末の天気が思わしくないですね。今週も曇り時々雨予報。
雨じゃ外遊びもつまりませんね。
ということでここなら雨でも快適! つっちーくん家キャンプ場で遊んできました。



7月08日(土)

午前中はテニスを3時間。おっさんに3時間は長すぎましたね。サウナみたいな灼熱地獄でグッタリしちゃいました。
風呂に入ってリフレッシュしたら、17時につっちーくんの団地に到着。


相変わらずアウトドアな部屋ですな。



ハンモックも常設されているし。
ちなみにここに来るときは山に行くのと同じほぼ装備です。40Lザックにマット&シュラフを突っ込んで・・・もちろんお酒もね。



今回も、ウサミミさんが自家製野菜をたっぷりと持ってきてくれました。それにしてもスゲー量だな。
ちなみにこの日のメンバーはつっちーくんとウサミミさん、アライくんとボク。みなさん和歌山遠征以来ですね。



とりあえず乾杯しましょう。クーラーの効いた部屋で冷え冷えのビール、このクソ暑いのに外で遊んでいる場合じゃないですね(笑)



キュウリとトマト、シシトウ?は味噌マヨでそのままいただきます。



トウモロコシは皮のままレンジでチンしていただきますよ。採れたて野菜ってやっぱウマイんですね。



たっぷりの枝豆もいただきますよ。こんだけてんこ盛りの枝豆食べることも無いよな。



つっちーシェフ、今度は何やら炒め始めましたね。本人はラタトゥイユと言っていましたが・・・



何か違うものですよね。まあ、オリーブオイルとガーリック&トマトだからウマいのはウマイですけどね。
赤ワインのオンザロックでいただきます。
何やら細いものが入っていますが「スペリヒユ」という雑草だそうです。雑草?ちゃんと食べれるんだ。しかも栄養満点ですよ。



最後は和のテイストの野菜炒めのようなもの。たっぶり野菜でヘルシー、おじさんにはちょうど良い夕食。飲んでじゃべって遅くまで宴は続いたのでした。






アウトドア気分の炒め物はスキレットですね。やっぱりロッジかな。

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7月09日(日)

昨夜は、電車で帰ったはずのアライくんが終電逃して戻ってきたりといろいろありましたが、朝です。



まずは生野菜サラダ。ヘルシー!



そしてトウモロコシ。本日もレンチンです。



そして相変わらず訳の分からない野菜炒め。あんまりウマそうに見えませんが・・・・



トーストしたバゲットに載せるとウマウマでした。


ということで、雨の週末はクーラーの効いた部屋で飲んで食べてしゃべった週末でした。
これはこれで楽しいんだけど、そろそろ外遊びが恋しくなってきたなぁ 来週は3連休。晴れるといいなぁ
  


Posted by そーしん at 05:15Comments(0)つっちーくん家

2023年07月10日

日本百名山北海道遠征(後編) 96座目は雌阿寒岳 パックラフトで釧路川ダウンリバーも

6月21日(水)~6月23日(金)

日本百名山3座を狙っての北海道遠征もいよいよ3日目最終日です。
初日・2日目はお天気にも恵まれ、比較的難易度の高い2座を順調に消化できました。順調に消化できた場合は半日の余裕ができるんですよね。そんな余り時間を使って、念願の釧路川源流部のダウンリバーをしてきました。釧路川といえばカヌーイストの憧れ。まさか自分でダウンリバーする日が来るとは!
もちろんラストは百名山96座目もゲットしましたよ。




6月22日(木)

釧路川源流部といえば、故野田知佑氏も愛したカヌーイスト憧れの川です。百名山北海道遠征を決めた時には思い付きもしなかったんですが、順調に行程を消化すると半日余る計算なんですよね。もしかして釧路川やれるんじゃね。と思い色々と調べるとレンタルカヌーもあるみたい。でもかなりお高いんですよね。それならパックラフトを宅急便で送ったらどうだろうか。調べると2000円ちょっとで送れるんですね。というこことで、順調に日程を消化できることを祈って、パックラフト、パドル、ライジャケを事前にレンタカー会社に送っておきました。

さあ、いよいよダウンリバーの日です。朝4時には目が覚めちゃいました。
道の駅から屈斜路湖畔の出艇場所カヌーポートまで30分ほどで到着。カヌー専用の出艇場所が整備されているって凄いことですよね。さっそく朝食タイムにします。朝食は昨日買っておいたセイコーマートオリジナルのバニーにをいただきます。北海道ってやたらとセコマが多いんですよね。何でも北海道で一番店舗数があるコンビニはセコマなんだとか。オリジナル商品も充実していますね。お味もまずまず。セブンには勝てないけど。



出艇場所にはカヌーイスに向けた川の工事の看板が。本州ではちょっと考えられないですね。それだけカヌー人口が多いってことでしょうか。



登山届ならぬ入川届を出す場所もありましたよ。今まで色んな川を下ってきましたが、これは初めて見ました。安全にも配慮してるってことなんでしょうね。



ちゃっちゃとパックラフトを膨らましたら準備完了。



時間があるので、ちょこっと屈斜路湖を漕いでみます。風も無く穏やかな天気。湖にはたくさんの遡上したサクラマス?が泳いでいました。



さあ、パックラフトを出艇場所にデポしたらゴール地点へ。ゴール地点は8kmほど下流のカヌー発着場美留和橋です。ちゃんとカヌーの発着場として駐車場も整備してくれているんですよね。北海道は川遊び先進国です。



回送ですが、いろいろ調べると釧路川沿いを走る道を1日2本だけ運行のバス便があるんですよね。朝は早いんですが望むところです。カヌーの発着場から200mほど歩いてバス停に。なんか草に埋もれてますけど本当にバスは来るんでしょうか。奥には牧場があって牛さんが寝転んでいました。



6時57分、予定通りバスが気ました。なんとなく感じてはいましたが、やっぱり乗客はボクだけです。ボクが乗らなかったらゼロだった!?
運転手さんに話を聞くと、この路線はほぼスクールバスなんだそうです。子供が住んでいる区間と学校のある区間以外は乗客はいないとのこと。



親切な運転手さん、カヌーなの?じゃあ出艇場所のそばで下ろしてあげるということで、カヌーポートの前で降ろしていただきました。あざーっす!



出艇場所にはカナディアンが2艇。アウトフィッターさんのカヌーのようです。辺りに人がいなかったので回送中でしょうか。お話は聞けませんでした。



さあ、行きますよ。カヌーポートのすぐ脇にあるこの眺湖橋をくぐったら釧路川の始まりです。



左右から木がせり出していて雰囲気のある川です。思ったより流れもあって川幅の割に早く進みます。



今案で使っていた防水バッグに穴が空いちゃったんで、新しいく買い直しました。ラドウェザーっている振興のアウトドアメーカーですが、5Lで1000円弱。お安いですが今のところ問題なく使えてます。

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しばらくすると右側に瀞場がありました。この辺りだけ水の透明度がグンと上がっています。どうやら鏡の間と呼ばれるスポットみたいですね。



この辺りから水が湧き出ているようです。水が本当に透明です。



水草もキレイですね。鏡の間でしばらく休憩。日が射したらもっとキレイに見えたんだろうな。



さあ、ダウンリバー再開です。川は原生林の中を蛇行して進みます。



倒木が川を覆っている場所が多いので、写真を撮ったりよそ見していると引っかかりそうになって慌てて漕ぐことしばしば。
ただし、ツアーが行われているだけあって、完全に川を塞ぐような倒木は無いので、注意してさえいれば問題はありません。



中洲があったので上陸して休憩。時間は十分にありますからね。



しばらく漕ぐとツアーのショートコースゴール地点、みどり橋がありました。みどり橋を過ぎると川底の様子が変わりましたよ。砂利が白くなったので水の色が違って見えるんですよね。



原生林の先に瀬の音が近付いてきました。今回の区間唯一の瀬「ショートカットの瀬」が近付いてきたようです。事前情報では真ん中真っすぐ進めば特に問題は無いとのことなんですが、沈だけはしたくないので緊張感が走ります。



事前情報通り、ストレートな瀬なので真ん中真っすぐで問題なく下れました。美留和橋が見えましたね。ゴールです。
橋に何やら看板が付いてますね。見ると、カヌーイスト用の川案内でした。カヌーイスとのための案内板っていうのも初めて見たな。



これにて2時間ほどの釧路川ダウンリバー終了です。あー楽しかった。山続きだったので良い気分転換になりました。
駐車場に上陸してパックラフトを乾かしている間にランチタイムにします。セコマオリジナルの北海道チーズクリームパン。セコマいろいろと頑張っているんだけどね~



パックラフトを畳んだら、百名山ハントに戻りますよ。本日は雌阿寒岳に登ります。途中の駐車スペースからは雄阿寒岳(右)と雌阿寒岳(左奥)が見えました。



グーグル先生の教え通りに進んで、1時間30分府ほどで登山口に到着しました。
おかしいな?事前に登山のルート地図をダウンロードしてきたんですが表示されませんね。今回、斜里岳と羅臼岳は入念に下調べをしたんですが、雌阿寒岳はコースタイムも短めだし雪も無いので下調べ全くしていないんですよ。
どうやら登山口がいくつかあるみたいで、ボクがダウンロードしたのは雌阿寒岳温泉登山口からのルートで、この場所は阿寒湖畔コースの登山口だったみたいです。面倒だから登っちゃおうかとも思いましたが、地図無しはリスクなので面倒でも雌阿寒岳温泉登山口まで移動することに。



こっちはずいぶん良い道ですね。正面に雌阿寒岳が見えました。



先ほどの登山口とはだいぶ違う立派な駐車場に着きました。登山者もたくさんいそうで安心ですね。阿寒湖畔もここのところ毎日のようにヒグマが出没しているってニュースでやっていたので、少しは安心です。



さあ、行きますか。車道を少し歩いたところに登山口がありました。今回の遠征最後の登山のスタートです。



まずは樹林帯の中を進みます。木の根っこが階段状になっていて意外と歩きやすいですね。



北海道はちょうど花のシーズンでした。あんまり興味ないんだけど登山道を色んなお花が飾ってくれています。



本日は曇りですが眺めはいいみたいですよ。日が出ると暑いので曇りくらいでちょうどいい感じです。



下調べを全くしていないのでわからなかったんですが、右側のちょっと高くなった場所辺りが山頂だろうと思って写真を撮っています。



下界を見ると・・・ やっぱり北海道は広いですね。どこまでも原生林が広がっています。



そして登山道には様々なお花も。



この登山道、1合目ごとに看板が立っています。8合目を越えたところで先の方に看板が見えましたよ。もしかしてあそこが山頂か?!



期待をもって到着してみると・・・ 残念、9合目の看板でした。でもあとちょっとだ。



看板の裏側を見てビックリ。山頂に見えていたのは巨大な噴火口の外輪山で裏側は噴火口がものすごい深さで口を開いていました。



そして山頂は右ではなく左奥でした。時計回りに外輪山を進むと・・・



左奥にはもう一つの大きな噴火口が。その奥に見えるのが阿寒湖と雄阿寒岳ですね。



外輪山の途中に山頂標識がありました。あまり山頂って感じじゃありませんが、どうやらここが最高地点のようです。



ということで、今回の北海道遠征ミッションコンプリート!百名山96座目雌阿寒岳ゲットです。



後を見ると噴火口からは上記がゴーゴーと音を立てながら吹き出しています。



山頂からの360度の風景は動画でそうぞ



さあ、下山しましょうか。



絶景を眺めながらの下山です。それにしてもこれだけの広大な土地に人工の建造物が見えないってスゴイな。本州なら太陽光発電のパネルだらけになりそうだけど。



帰りもお花畑の登山道を通り・・・



無事下山完了。お疲れさまでした~



下山後は空港方面に1時間ほど走って「峠の湯美幌」で温泉に入って汗を流しました。今回はなんだかんだで毎日温泉に入ったな。



さあ、ちょっと早めですが空港に戻ってレンタカーを返却。



これでやっと飲めますね。札幌ビール クラッシックで乾杯です。お疲れ~


これにて今回の弾丸のような2泊3日 百名山3座&1ダウンリバーの北海道遠征が終了しました。
今回のチケットは変更不可だったので、雨が降ってもやるつもりでしたが、最後までお天気ももってくれて景色も楽しめ良い遠征になりました。
さあ、百名山も残り4座。もともと6月に道央の3座(大雪山・十勝岳・トムラウシ山)を予定して札幌便のLCCを予約していたんですよね。こちらは変更できるチケットだったんで9月に変更済です。9月も天気に恵まれるといいんですが・・・
今回すっかり気に入っちゃったので9月も千歳川ダウンリバーやっちゃおうかな。






雌阿寒岳のログです

  


Posted by そーしん at 05:48Comments(4)雌阿寒岳釧路川

2023年07月04日

日本百名山北海道遠征(中編) 95座目は羅臼岳

6月21日(水)~6月23日(金)

日本百名山3座を狙っての北海道遠征2日目です。
本日は、今回の3座の中では最も標高差が大きくコースタイムも長い羅臼岳に登ります。
知床半島の中ほどに位置しており、ヒグマの目撃情報も頻繁にあるという点も含めて、今回の遠征で最も難易度が高い山です。はたしてどうなりますやら。




6月22日(木)

朝4時前、前泊した道の駅うとろ・シリエトクの駐車場で目が覚めました。さすがは1年で一番日が長い時期の日本の東の端ですよね。朝が早い!
さっそく羅臼岳登山口のあるホテル地の涯に移動しましょう。それにしてもホテルで「地の涯」ってネーミングはスゴイな(笑)
4時過ぎですがもう日が昇ってきました。



ホテル前の砂利部分が登山者用の駐車場です。何台か停まっていますが、人の姿はありませんね。もう登り始めた?ってことは無さそうだし・・・クマさんのことを考えるとできれば人がいてほしかったんですけどね。



まずは腹ごしらえ。朝食は昨日セブンイレブンで買ったパンケーキをいただきます。セブンのこの手の物って美味しいんですよね。リアルなメープルシロップが入っていて美味でした。



準備している間も人が来る気配はありません。仕方ないですね。一人ぼっちですが、行きますか。木下小屋の脇から登山道がスタートです。



小屋のすぐ裏でも今月に入ってから数件のヒグマ目撃情報があるんですよね。ビクビクしながら鈴チリンチリン、笛ピーピー鳴らして歩きます。



しばらくすると、ずーっと奥の方に山頂らしきものが見えました。まだまだ遠いなぁ



それにしても暑い!北海道なのに暑い!スタートから1時間半、水場の弥三吉水に到着しました。



北海道と言えばエキノコックスという寄生虫がいるので生水は飲めないんですよね。こんなときは、前回の北海道遠征の時に買った浄水器が役に立ちます。微生物やバクテリアを99.9%以上濾過するという優れものです。これに水を汲んで冷たい水をグビグビといただきます。生き返った~



BeFreeは最近も濾過するので川の水も飲めちゃうという携帯浄水器。もうちょっと安いのもあるんですがストレスフリーで水を飲めるのでコチラがオススメ。災害時にお風呂の水も飲めるよっていえばママも大賛成でした。

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水場からしばらく登ると、極楽平という場所に出ました。しばらく平らが続くんだ!と喜んだのもつかの間すぐに登りになったぞ。どこが平らじゃ!どこが極楽じゃ!と突っ込みながら歩くことになります。



2か所目の水場銀冷水がありました。こちらはただ流れている小川のようなので冷水で顔を洗うだけにしておきました。



大沢に出ました。名前の通り大きな沢。少し前までは大雪渓になっていたようですが、雪渓はもうとぎれとぎれですね。脇に夏道が出ていました。



夏道の脇にはお花が。



雪渓は雪がだいぶ柔らかくなっていて、キックステップで問題なく登れました。でも下りはちょっと怖いかな。



羅臼平まで登って来ました。こっちはちゃんとした平らで一息つけました。そして、やっと山頂をはっきりと拝むことができましたよ



羅臼平にはテン場があって、テン場のそばにフードロッカーがありました。そういえば聞いたことがありますね。北海道のテン場には熊さん対策で食料品をしまうロッカーがあるって。これがそうですか。ちょっと開けるのに複雑な構造になっていて力では開けられないようになっていました。
先ほどすれ違ったカップルは昨晩こちらに泊まったようです。クマさん怖くないのかなぁ



海の上に浮かぶのは北方四島ですね。国後島でしょうか。



平は終了。さあ、山頂を目指しますよ。



北海道だというのにとにかく暑い!石清水があったので、ここでも顔を洗って元気回復。



振り返ると知床連山です。雄大な眺めだなぁ



雪渓が出てきました。奥に見えるのが半島の先にある硫黄岳でしょうか。



けっこう急ですね。下りは注意して下りましょう。奥には北方四島が。かなり遠くまで見えていますね、山座同定してみましたが、ピークファインダーだと山名はロシア語で出てきてよく分からず。



最後は急に岩登りになりました。ここはおそらく溶岩ドームだったんでしょうね。



さあ、あと一息で山頂です。



じゃーん!山頂に到着♪
長かったなぁ



山頂には先行者さんがいらしたので写真を撮っていただきました。今回の遠征で人とお話しするの初めてかも。
先行者さん、何でもお仕事卒業したので2か月くらいかけて北海道を回っているのだとか。優雅ですね。ボクは2泊で3座です(笑)



360度の景色は動画でどうぞ



これは北方四島方面。



こっちは昨日登った斜里岳方面。



山頂でセブンのコロッケパンのランチタイムです。このパンお気に入りなんですよね。



オホーツク海も絶景



さあ帰りましょう。雪渓の下りはチェーアイゼンを着けました。



チェーンアイゼン、雪が腐り気味であまり意味無かったかも。



オホーツク海を見ながら下山です。



駐車場に戻って今回の登山終了。
下山中思ったのは もしかすると、山中でクマさんと会うのって東京で芸能人に会う確率と似ているのかもってこと。田舎の人は東京に行けば毎日のように芸能人と会うって思っているかもしれませんが、うん十年23区内に通勤していてもめったに芸能人とは会いませんからね。クマさんも広大な山塊のどこかにはいるんでしょうけど、次の角を曲がって出会う確率は、通勤途中に3代目 J SOUL BROTHERS に会うようなものかも。ヒロシですら会いませんからね(笑)

ホテル地の涯駐車場のすぐ下には無料で入れる露天風呂がありました。入った方に聞いたら3段の内一番下が適温だったとのこと。



さあ、難関の2座が無事終了しました。順調に消化したおかげで明日は半日の余裕ができましたよ。これで楽しみにしていた釧路川ダウンリバーができます。ということで明日のダウンリバーのため屈斜路湖に移動します。昨日登った斜里岳が美しい。



山頂でご一緒した方に「さくらの滝」は見た方がいいよと教えていただきました。斜里川にある滝で、サクラマスがちょうど遡上の時期でした。何匹ものサクラマスが滝にジャンプしては跳ね返されています。思わずがんばれ!と言いたくなりました。



屈斜路湖の湖畔まできました。湖畔には無料の露天風呂があるんですよね。更衣室だけ男女別ですが中は混浴になっているようです。



露天風呂にはおじさんが一人。まあ、現実とはそんなものですよね。
湖を見ながらの絶景露天風呂で汗を流しました。



風呂の後は夕食をいただきましょう。弟子屈で探したんですが弟子屈ラーメンしか見当たらず。



さすがにラーメン2連続は避けたかったので名物豚丼と・・・



行者ニンニクの餃子をいただきました。元気出ましたよ。



本日は道の駅摩周温泉で車中泊します。



セイコーマートで朝めし用のパンとストロングチューハイを買って来ました。
一杯飲んだらおやすみなさ~い


ということで、北海道遠征2日目が終わりました。
心配したヒグマにも会わず、無事難関の羅臼岳に登頂できました。

さあ、明日は朝から念願の釧路川ダウンリバーだぞ。お天気になるといいなぁ



北海道遠征、長くなるのでこの辺で。今回は3回に分けて1座ずつレポします。 後編につづく


羅臼岳のログです


































  


Posted by そーしん at 05:57Comments(2)羅臼岳