2018年05月09日
今年もGWは実家に帰って、お山三昧 車山・蓼科山・燕岳
5月3日(木)~5月5日(土)
今年もゴールデンウィークは、長野県諏訪市にある実家に帰省してきました。
結局今回もボク独りで帰省・・・去年までは、そーくんも一緒だったのになぁ
何だか、ずいぶん昔のことみたい。
まあ、独りのほうが気楽ってこともありますけどね。
そんなわけで今回の帰省、ガッツリお山三昧となりました。

5月3日(木)
GW初日の高速道路下り線って、最近は深夜まで渋滞するんですよね。
そんな訳で、今回は思い切って夜中に出発してみることに。
夜中の3時に自宅を出発。
さすがにこの時間は渋滞することも無く、5時30分に実家に到着しました。
このパターンのほうが渋滞にはまるより楽かも。
いつもなら、帰省の初日は、朝から兄貴とテニスの定期戦・・・なんですが、
今年は兄貴の都合が悪くて中止に。
ということで、午前中はテレビを見たりしながらだらだらと過ごし、午後から
お山に行く事に。
いつも一緒にお山に行く姪っ子のまーちゃんを誘ってみると・・・
今年、女子大生になったにも関わらず、「うん、行く!」と二つ返事。
何でだろ、ウチの息子×2とは大違いだなぁ
今回は、兄貴も行くというので、珍しく3人でお山に。
二人の体力を考えて、車山肩から車山山頂を周回する百名山最短ルートを
歩くことにしました。
実家から車山肩の駐車場までは40分ほど。
駐車場の混雑を心配しましたが、すんなりと止めることが出来て一安心。
車を出ると、天気はまあまあなんですが、風が強い。
ということで、急きょレインウェアを着用しました。
さあ、行きますか。
歩き始めてすぐですが、山頂のレーダーが見えますね。
もう山頂?
それもそのはず、駐車場から30分で山頂まで登れちゃうんです。

はい!
あっけなく、山頂に到着しちゃいましたね。
ちょっと歩き足りない感じですが、まあいいでしょう。

雲は多めですが、眺望もそこそこ。
残念ながら、ばーんと見えるはずの八ヶ岳は雲の中でした。
今日、八ヶ岳に行った人は残念な天気だったんでしょうね。

山の裏側まで来ると風もおさまり、草原のお散歩に。
もう少ししたら、新緑がきれいになるんですよね。
その頃、また来ましょう。
ということで、1時間ちょっと、本当のお散歩を楽しみました。

夕食は、昔は実家の庭でBBQってパターンが多かったんですが、最近はみんなで
焼肉を食べに行くことが多くなりましたね。
まあ、ちょっと寂しい感じもしますが、こっちの方がゆっくり食べられていいかな。
がっつり飲んで食べて英気を養いました。

5月4日(金)
帰省2日目は親父の十七回忌、ということでみんなでお寺さんへ。
お寺で塔婆をもらった後は、お墓参り。
お昼にいつものテンホーでラーメンを食べたら午後は自由行動。
本日は単独行動となりました。
さあ、どこに行こうかな。
どこっていってももちろん、お山ですけど。
午後からちょこっと行けて、眺めの良い山かぁ
そうだ!蓼科山に行こう。
前回、山頂まで行ったけど真っ白で何も見えなかったから、リベンジ
したかったんですよね。

(3年前に登った時の山頂の様子はコチラ。本当に何にも見えませんでした。)
実家を12時半過ぎに出発。
霧ヶ峰を越えて、蓼科山方面に向かっていると・・・ そろそろ蓼科山が見えるんですよね。
山頂に雲がかかっていたら、眺望が期待で気無いって事だから行き先変更しなくっちゃ。
ということで、ちょこっと緊張しながら走っていると・・・
見えた!
山頂が見えましたよ。
ちょっと雲の感じが怪しいけど、このまま天気が持ってくれたら眺望が楽しめそうです。
ということで、蓼科山へGO

車窓からは八ヶ岳も見えました。その奥にはうっすらと富士山も。

13時40分、自宅からちょうど1時間で登山口の蓼科山七合目登山口の駐車場に到着しました。
さすがに、この時間から登り始める人はいませんね。
一番近い駐車場もがらがらでした。
準備をしたら、さあ行きますか。
蓼科神社の鳥居をくぐってスタートです。

天気も良くなってきましたね。
八ヶ岳っぽいこの感じ、けっこう好きです。

しばらく登ると、登山道が凍り始めましたよ。
氷の上は滑って危ないんですが、すぐに氷が消えて岩や土だらけの区間が
続くので、いつもながらアイゼンを着けるタイミングに悩みます。
まあ、もうちょっと、つぼ足でがんばります。

途中の展望スポットからは、眼下に女神湖が見えました。
天気は明らかに好転している感じですね。
山頂からの眺望が楽しみだ♪

しばらく登って振り返ると、こんな感じ。
なかなか悪くない登山道です。

山頂に近付くと、いよいよ本格的に雪が付いてきましたよ。

そろそろ潮時ですね。
アイゼンを装着。

しばらく登ると蓼科山荘が。
営業をしているみたいですが、休憩も取らずにスルー。

小屋を過ぎると、ここからが、がっつりとした急登です。
キツー!

森林限界を越えましたね。
急に風が強くなってきました。
風に急登の二重苦です。
まあ、今年は風にやられまくったので、ちょっとやそっとの風ではひるみませんが。

そしてどうにか、山頂に到着。
大して登っていないんですが、やっぱり達成感がありますね。
まずは山頂の看板横で自撮り。

登ってきた方向を振り返るとこんな絶景。
天気もすっかり良くなっちゃった。

360度動画も撮ってみましたよ。
前回は真っ白で何も分からなかったんですが、ここの山頂って真っ平なんですね。
山頂の看板は八ヶ岳寄りのはじっこにあるので、白樺湖方面は見ることが出来ません。

ということで、反対側のはじっこまで行ってみることに。
途中、山頂の中央部には、こんな鳥居が。
前回は、こんな所に鳥居があるなんて、まったく気が付きませんでした。
登山口にあったのは、こちらの神社の鳥居だったんですね。

反対側のはしっこには、展望盤なるものが設置されていました。
むしろ眺めはこちらの方が良い感じ。

白樺湖や霧ヶ峰、さらに奥には諏訪湖も見えました。
蓼科山は、手軽に登れる割に眺望がすばらしい。
また来ましょう。

絶景を楽しんだ後、帰りは、またまた雪山を下り・・・

登り始めから2時間30分ほどで、駐車場まで戻ってきました。

夜は、いつものように実家で地酒を呑みながらお寿司をつまんで・・・
次の日のお山についていろいろ調べます。
3日目は西穂高岳に登るつもりで、ロープウェイの株主優待までヤフオクで落札して
きたんですが、予報では、明日は午前中吹雪・・・
吹雪かぁ
どうしよう・・・なんて考えているうちにいつの間にか眠っちゃいました。
5月5日(土)
目覚ましを掛けていたので4時に起床。
やばい!
どこに行くか決めないまま寝ちゃった(汗)
とっとと、どこに行きか決めないと。
えーと・・・西穂高岳は稜線歩きがメインなので吹雪となったら一歩も歩けないかも。
しかも、4日はロープウェイも運休だったみたいだし。
乗り場まで行って運休なんていったら悲劇だな。
ということで西穂は却下。
別の候補といえば・・・木曽駒ヶ岳、焼岳、乗鞍岳、北八ヶ岳あたりかな。
天気良さそうなのは八ヶ岳だけど、せっかく諏訪から行くのに八ヶ岳はなぁ
やっぱ北アルプスに行きたいな。
そうだ!
燕岳なら樹林帯歩きがメインだから風の影響が少なそうだよな。
登ったことがないし。
問題は、北アルプス三大急登とかいう合戦尾根歩きか。
どうせ、夏に表銀座縦走やろうって言ってるんだから下見にでも行くか。
ということで、燕岳にいく事に決定!
4時40分に実家を出発、岡谷ICから長野道に乗り、安曇野IC経由で中房温泉の
登山者用駐車場に6時10分に到着しました。
昨夜、このあたりは雪が降ったみたいですね。
木々に雪が積もっています。
しかも、また雪が降り始めちゃったし。
まあ、ここは風が無い分だけましか。
いまひとつ気が乗らないままアスファルトの道を登山口目指して歩き始めます。

しばらく歩くと、登山相談所の看板が。
こちらで、登山届けを書いて提出しました。

相談所からちょっと坂道を登ったところに、この看板。
どうやらここが本当の登山口のようですね。
いよいよ本格的な登山道のはじまりです。

スタートからいきなりの急登だ!
さすが北アルプス三大急登といわれるだけありますね。
しかも、歩き始めから雪で真っ白だし。
GWだというのに、春山というより雪山に逆戻りですね。

さすがに急登が続きますが、道がよく整備されて歩きやすいので快調に進みます。
木の間から、北アルプスらしい眺望も。
テンション上がりますね~

歩き始めから2時間が過ぎ、開けた場所に出たたと思ったら、合戦小屋に到着しました。
夏はスイカが食べられることで有名な小屋ですよね。
小屋前のベンチで身支度を調えている人がたくさん。
山から降りてくる人たちも、みなさん冬山の装備ですね。

ここから、たぶん森林限界を越えるので風にやられるみたいです。
何しろ予報では吹雪ですからね。
ここまでは春山な服装で登ってきましたが、グローブ、バラクラバ、帽子をかぶって
厳冬期モードに変身。

小屋を過ぎると、やっぱり樹林がなくなり眺望が開けてきました。
北アルプス、やっぱり絶景ですね。

急坂を登って稜線まで上がると・・・出た!
予報通り、突風が雪を巻き上げて吹きつけます。

正面の山の上に燕山荘が見えました。
それにしても、ときおり前が見えなくなるほどの風にやられます。

風にやられながら、どうにか燕山荘まで来ましたよ。
山荘前は、風がさらに強まり、フードをかぶらないといられない状態です。

山荘前からは、燕岳がくっきり。
トンガってなかなかかっこいい。

その手前にあるのが、燕山荘のテン場。
この風のせいかGWというのに数張りしかありません。
しかも風にあおられて、今にも倒壊しそうに揺れています。
今日はテン泊したくないな。

左手には北アルプスの山々が広がります。

さあ、山頂目指して行きましょう。
尾根道を行きます。

雪は風で吹き飛ばされるんでしょうね。
地面が出ている部分が多い。

燕山荘から30分ほどで、山頂に。
空は晴れているけど、相変わらず風がすごい。

はい、2763m燕岳山頂に到着しました。
よくある高い看板はなく、この岩だけみたいです。

GOPROもどきで動画を撮りましたが、画像がぐにゃぐにゃ揺れているのは、風のせいです。
一応、デジカメでも自撮り。

さあ、風も強いしとっとと帰りましょう。
帰りは少し心の余裕が。
そういえば燕岳名物の「眼鏡岩」とか「イルカ岩」があるはずなんだよな。
行きには気がつかなかったので帰りは、よーく岩を観察しながら戻りましょう。
これが眼鏡岩かな?
一応、穴が二つ空いているし。
あんまり眼鏡って感じじゃないけど。

正面に見えるのがたぶん大天井岳です。
夏はあっちのほうの縦走をやる予定。

あれ!
今頃気がついたけど、もしかしてあれは槍さん?

間違いないですね。
槍さん、やっぱり北アルプスを従えた盟主って感じですね。
堂々とした山容です。

あっ!
これはイルカでしょ!
これは、それっぽく見えますね(笑)

さあ、帰るとしましょう。
来た道を戻ります。
尾根道を下っていると、またも槍さん。
これで見納めですね。
夏はアレを見ながら表銀座を歩いて、最後は山頂を目指しますよ。

合戦小屋で、持参したパンとスニッカーズでエネルギー補給。
このあたりで北アルプスの眺望ともお別れです。
また来るよ~

下りは、あっという間ですね。第1ベンチまで降りてきました。
ここには水場があるようです。
夏は使うかもしれないので、どんな水場か見に行ってみましょう。

坂を下りたところに沢が。
これが水場・・・ ただの沢じゃん。
大丈夫?

と思ったら、なんと、すぐ先の地面の中から水が出ていた。
こんな所から水が湧き出すって、すごい不思議。
ちょっと飲んでみましたが、ものすごく冷たい。
きっと雪解け水が地面でろ過されているんでしょうね。
うまい。

登り始めから7時間半ほどで登山口まで戻ってきました。
お天気はすっかり晴れ、しかも無風です。

そうだ、今年はフキノトウを摘んでいなかったな。
あるかなぁ 駐車場までの道中、脇をよーく見ながら下ります。
残念ながら大きくなりすぎですね。
今年は蕗味噌、食べ損ねたなぁ

さあ、実家まで戻ってきましたよ。
まだ明るいですね。
まずは、風呂風呂!
当ブログでは何度も書いていますが、わが実家のお風呂は温泉かけ流しなんですよね。
いつでもお風呂に入れるのがいいんですよ。
なんとも贅沢な話です。

(この写真は3年前のGWの使い回しです。どうせ同じだし 笑)
風呂の後は、庭を眺めながらビール。
これぞ極楽じゃ!

ということで、お山三昧の帰省が終了。
三日で三山、本当によく歩いたな。
これからの実家への帰省は、このパターンですね。
さあ、夏の帰省はどこに登ろうかな。
一応、ログも取ってみました。
今年もゴールデンウィークは、長野県諏訪市にある実家に帰省してきました。
結局今回もボク独りで帰省・・・去年までは、そーくんも一緒だったのになぁ
何だか、ずいぶん昔のことみたい。
まあ、独りのほうが気楽ってこともありますけどね。
そんなわけで今回の帰省、ガッツリお山三昧となりました。
5月3日(木)
GW初日の高速道路下り線って、最近は深夜まで渋滞するんですよね。
そんな訳で、今回は思い切って夜中に出発してみることに。
夜中の3時に自宅を出発。
さすがにこの時間は渋滞することも無く、5時30分に実家に到着しました。
このパターンのほうが渋滞にはまるより楽かも。
いつもなら、帰省の初日は、朝から兄貴とテニスの定期戦・・・なんですが、
今年は兄貴の都合が悪くて中止に。
ということで、午前中はテレビを見たりしながらだらだらと過ごし、午後から
お山に行く事に。
いつも一緒にお山に行く姪っ子のまーちゃんを誘ってみると・・・
今年、女子大生になったにも関わらず、「うん、行く!」と二つ返事。
何でだろ、ウチの息子×2とは大違いだなぁ
今回は、兄貴も行くというので、珍しく3人でお山に。
二人の体力を考えて、車山肩から車山山頂を周回する百名山最短ルートを
歩くことにしました。
実家から車山肩の駐車場までは40分ほど。
駐車場の混雑を心配しましたが、すんなりと止めることが出来て一安心。
車を出ると、天気はまあまあなんですが、風が強い。
ということで、急きょレインウェアを着用しました。
さあ、行きますか。
歩き始めてすぐですが、山頂のレーダーが見えますね。
もう山頂?
それもそのはず、駐車場から30分で山頂まで登れちゃうんです。
はい!
あっけなく、山頂に到着しちゃいましたね。
ちょっと歩き足りない感じですが、まあいいでしょう。
雲は多めですが、眺望もそこそこ。
残念ながら、ばーんと見えるはずの八ヶ岳は雲の中でした。
今日、八ヶ岳に行った人は残念な天気だったんでしょうね。
山の裏側まで来ると風もおさまり、草原のお散歩に。
もう少ししたら、新緑がきれいになるんですよね。
その頃、また来ましょう。
ということで、1時間ちょっと、本当のお散歩を楽しみました。
夕食は、昔は実家の庭でBBQってパターンが多かったんですが、最近はみんなで
焼肉を食べに行くことが多くなりましたね。
まあ、ちょっと寂しい感じもしますが、こっちの方がゆっくり食べられていいかな。
がっつり飲んで食べて英気を養いました。
5月4日(金)
帰省2日目は親父の十七回忌、ということでみんなでお寺さんへ。
お寺で塔婆をもらった後は、お墓参り。
お昼にいつものテンホーでラーメンを食べたら午後は自由行動。
本日は単独行動となりました。
さあ、どこに行こうかな。
どこっていってももちろん、お山ですけど。
午後からちょこっと行けて、眺めの良い山かぁ
そうだ!蓼科山に行こう。
前回、山頂まで行ったけど真っ白で何も見えなかったから、リベンジ
したかったんですよね。
(3年前に登った時の山頂の様子はコチラ。本当に何にも見えませんでした。)
実家を12時半過ぎに出発。
霧ヶ峰を越えて、蓼科山方面に向かっていると・・・ そろそろ蓼科山が見えるんですよね。
山頂に雲がかかっていたら、眺望が期待で気無いって事だから行き先変更しなくっちゃ。
ということで、ちょこっと緊張しながら走っていると・・・
見えた!
山頂が見えましたよ。
ちょっと雲の感じが怪しいけど、このまま天気が持ってくれたら眺望が楽しめそうです。
ということで、蓼科山へGO
車窓からは八ヶ岳も見えました。その奥にはうっすらと富士山も。
13時40分、自宅からちょうど1時間で登山口の蓼科山七合目登山口の駐車場に到着しました。
さすがに、この時間から登り始める人はいませんね。
一番近い駐車場もがらがらでした。
準備をしたら、さあ行きますか。
蓼科神社の鳥居をくぐってスタートです。
天気も良くなってきましたね。
八ヶ岳っぽいこの感じ、けっこう好きです。
しばらく登ると、登山道が凍り始めましたよ。
氷の上は滑って危ないんですが、すぐに氷が消えて岩や土だらけの区間が
続くので、いつもながらアイゼンを着けるタイミングに悩みます。
まあ、もうちょっと、つぼ足でがんばります。
途中の展望スポットからは、眼下に女神湖が見えました。
天気は明らかに好転している感じですね。
山頂からの眺望が楽しみだ♪
しばらく登って振り返ると、こんな感じ。
なかなか悪くない登山道です。
山頂に近付くと、いよいよ本格的に雪が付いてきましたよ。
そろそろ潮時ですね。
アイゼンを装着。
しばらく登ると蓼科山荘が。
営業をしているみたいですが、休憩も取らずにスルー。
小屋を過ぎると、ここからが、がっつりとした急登です。
キツー!
森林限界を越えましたね。
急に風が強くなってきました。
風に急登の二重苦です。
まあ、今年は風にやられまくったので、ちょっとやそっとの風ではひるみませんが。
そしてどうにか、山頂に到着。
大して登っていないんですが、やっぱり達成感がありますね。
まずは山頂の看板横で自撮り。
登ってきた方向を振り返るとこんな絶景。
天気もすっかり良くなっちゃった。
360度動画も撮ってみましたよ。
前回は真っ白で何も分からなかったんですが、ここの山頂って真っ平なんですね。
山頂の看板は八ヶ岳寄りのはじっこにあるので、白樺湖方面は見ることが出来ません。
ということで、反対側のはじっこまで行ってみることに。
途中、山頂の中央部には、こんな鳥居が。
前回は、こんな所に鳥居があるなんて、まったく気が付きませんでした。
登山口にあったのは、こちらの神社の鳥居だったんですね。
反対側のはしっこには、展望盤なるものが設置されていました。
むしろ眺めはこちらの方が良い感じ。
白樺湖や霧ヶ峰、さらに奥には諏訪湖も見えました。
蓼科山は、手軽に登れる割に眺望がすばらしい。
また来ましょう。
絶景を楽しんだ後、帰りは、またまた雪山を下り・・・
登り始めから2時間30分ほどで、駐車場まで戻ってきました。
夜は、いつものように実家で地酒を呑みながらお寿司をつまんで・・・
次の日のお山についていろいろ調べます。
3日目は西穂高岳に登るつもりで、ロープウェイの株主優待までヤフオクで落札して
きたんですが、予報では、明日は午前中吹雪・・・
吹雪かぁ
どうしよう・・・なんて考えているうちにいつの間にか眠っちゃいました。
5月5日(土)
目覚ましを掛けていたので4時に起床。
やばい!
どこに行くか決めないまま寝ちゃった(汗)
とっとと、どこに行きか決めないと。
えーと・・・西穂高岳は稜線歩きがメインなので吹雪となったら一歩も歩けないかも。
しかも、4日はロープウェイも運休だったみたいだし。
乗り場まで行って運休なんていったら悲劇だな。
ということで西穂は却下。
別の候補といえば・・・木曽駒ヶ岳、焼岳、乗鞍岳、北八ヶ岳あたりかな。
天気良さそうなのは八ヶ岳だけど、せっかく諏訪から行くのに八ヶ岳はなぁ
やっぱ北アルプスに行きたいな。
そうだ!
燕岳なら樹林帯歩きがメインだから風の影響が少なそうだよな。
登ったことがないし。
問題は、北アルプス三大急登とかいう合戦尾根歩きか。
どうせ、夏に表銀座縦走やろうって言ってるんだから下見にでも行くか。
ということで、燕岳にいく事に決定!
4時40分に実家を出発、岡谷ICから長野道に乗り、安曇野IC経由で中房温泉の
登山者用駐車場に6時10分に到着しました。
昨夜、このあたりは雪が降ったみたいですね。
木々に雪が積もっています。
しかも、また雪が降り始めちゃったし。
まあ、ここは風が無い分だけましか。
いまひとつ気が乗らないままアスファルトの道を登山口目指して歩き始めます。
しばらく歩くと、登山相談所の看板が。
こちらで、登山届けを書いて提出しました。
相談所からちょっと坂道を登ったところに、この看板。
どうやらここが本当の登山口のようですね。
いよいよ本格的な登山道のはじまりです。
スタートからいきなりの急登だ!
さすが北アルプス三大急登といわれるだけありますね。
しかも、歩き始めから雪で真っ白だし。
GWだというのに、春山というより雪山に逆戻りですね。
さすがに急登が続きますが、道がよく整備されて歩きやすいので快調に進みます。
木の間から、北アルプスらしい眺望も。
テンション上がりますね~
歩き始めから2時間が過ぎ、開けた場所に出たたと思ったら、合戦小屋に到着しました。
夏はスイカが食べられることで有名な小屋ですよね。
小屋前のベンチで身支度を調えている人がたくさん。
山から降りてくる人たちも、みなさん冬山の装備ですね。
ここから、たぶん森林限界を越えるので風にやられるみたいです。
何しろ予報では吹雪ですからね。
ここまでは春山な服装で登ってきましたが、グローブ、バラクラバ、帽子をかぶって
厳冬期モードに変身。
小屋を過ぎると、やっぱり樹林がなくなり眺望が開けてきました。
北アルプス、やっぱり絶景ですね。
急坂を登って稜線まで上がると・・・出た!
予報通り、突風が雪を巻き上げて吹きつけます。
正面の山の上に燕山荘が見えました。
それにしても、ときおり前が見えなくなるほどの風にやられます。
風にやられながら、どうにか燕山荘まで来ましたよ。
山荘前は、風がさらに強まり、フードをかぶらないといられない状態です。
山荘前からは、燕岳がくっきり。
トンガってなかなかかっこいい。
その手前にあるのが、燕山荘のテン場。
この風のせいかGWというのに数張りしかありません。
しかも風にあおられて、今にも倒壊しそうに揺れています。
今日はテン泊したくないな。
左手には北アルプスの山々が広がります。
さあ、山頂目指して行きましょう。
尾根道を行きます。
雪は風で吹き飛ばされるんでしょうね。
地面が出ている部分が多い。
燕山荘から30分ほどで、山頂に。
空は晴れているけど、相変わらず風がすごい。
はい、2763m燕岳山頂に到着しました。
よくある高い看板はなく、この岩だけみたいです。
GOPROもどきで動画を撮りましたが、画像がぐにゃぐにゃ揺れているのは、風のせいです。
一応、デジカメでも自撮り。
さあ、風も強いしとっとと帰りましょう。
帰りは少し心の余裕が。
そういえば燕岳名物の「眼鏡岩」とか「イルカ岩」があるはずなんだよな。
行きには気がつかなかったので帰りは、よーく岩を観察しながら戻りましょう。
これが眼鏡岩かな?
一応、穴が二つ空いているし。
あんまり眼鏡って感じじゃないけど。
正面に見えるのがたぶん大天井岳です。
夏はあっちのほうの縦走をやる予定。
あれ!
今頃気がついたけど、もしかしてあれは槍さん?
間違いないですね。
槍さん、やっぱり北アルプスを従えた盟主って感じですね。
堂々とした山容です。
あっ!
これはイルカでしょ!
これは、それっぽく見えますね(笑)
さあ、帰るとしましょう。
来た道を戻ります。
尾根道を下っていると、またも槍さん。
これで見納めですね。
夏はアレを見ながら表銀座を歩いて、最後は山頂を目指しますよ。
合戦小屋で、持参したパンとスニッカーズでエネルギー補給。
このあたりで北アルプスの眺望ともお別れです。
また来るよ~
下りは、あっという間ですね。第1ベンチまで降りてきました。
ここには水場があるようです。
夏は使うかもしれないので、どんな水場か見に行ってみましょう。
坂を下りたところに沢が。
これが水場・・・ ただの沢じゃん。
大丈夫?
と思ったら、なんと、すぐ先の地面の中から水が出ていた。
こんな所から水が湧き出すって、すごい不思議。
ちょっと飲んでみましたが、ものすごく冷たい。
きっと雪解け水が地面でろ過されているんでしょうね。
うまい。
登り始めから7時間半ほどで登山口まで戻ってきました。
お天気はすっかり晴れ、しかも無風です。
そうだ、今年はフキノトウを摘んでいなかったな。
あるかなぁ 駐車場までの道中、脇をよーく見ながら下ります。
残念ながら大きくなりすぎですね。
今年は蕗味噌、食べ損ねたなぁ
さあ、実家まで戻ってきましたよ。
まだ明るいですね。
まずは、風呂風呂!
当ブログでは何度も書いていますが、わが実家のお風呂は温泉かけ流しなんですよね。
いつでもお風呂に入れるのがいいんですよ。
なんとも贅沢な話です。
(この写真は3年前のGWの使い回しです。どうせ同じだし 笑)
風呂の後は、庭を眺めながらビール。
これぞ極楽じゃ!
ということで、お山三昧の帰省が終了。
三日で三山、本当によく歩いたな。
これからの実家への帰省は、このパターンですね。
さあ、夏の帰省はどこに登ろうかな。
一応、ログも取ってみました。