2024年08月13日
出張ついでに立山登山 雷鳥沢キャンプ場泊
7月18日(木)~7月19日(金)
先日の札幌出張に次いで今週は金沢出張。せっかく北陸に行ったならやっぱお山に登らなくちゃ!ってことで、立山に登ってきました。
平日も遊ぶし休日も遊ぶ・・・忙しいなぁ(笑)
7月18日(木)
金沢市内のホテルで無事会議をすませて、翌日は朝からフリー。バイキングの朝食を食べたら金沢駅から新幹線に乗って富山駅へ。

富山駅では富山地鉄に乗り換えて、立山駅に向かいます。

富山地鉄の車窓からは、剣岳や立山が見えてテンションが上がります。

電車はこんな鉄橋も渡ります。鉄橋に手すりとかないと高度感が増して怖いですね。

立山駅では、ケーブルカーに乗り換えて美女平へ。

美女平からはバスです。称名滝を見ながら室堂に向かいます。。

バスに乗ること1時間、やっと室堂です。長かったなぁ
車窓からは有名な雪の大谷が見えました。さすが豪雪地帯ですね。夏だというのに雪壁がこんな高さで残っていました。

室堂のターミナル裏に出ると正面に立山が見えました。お天気もまずまずみたいです。

水を補給したらスタートです。

定番のこの給水用ボトルもずいぶん値上がりしましたね。
https://amzn.to/3LUWZhP
左手に奥大日岳と大日岳が見えました。明日も天気が良ければこの稜線を縦走するつもりだったんですが、明日はどうも天気が崩れるみたい。ということで、今日中にやっちゃえる立山の縦走することにします。

正面に立山が見えましたよ。大きな山容でかっこいい!本日、この稜線を左から右まで縦走します。

室堂をスタートして1時間弱で雷鳥沢キャンプ場に到着しました。平日とはいえ夏のシーズンなのでもうちょっと混んでいるかと思いましたがガラガラですね。

お腹がすいたので、まずはランチタイムにします。

お腹がいっぱいになったところでテントを設営。どこでも張り放題なので、立山を正面に見る絶好の場所に張りました。

さあ、それでは山歩きに行きますか。川を渡ってスタートです。

まずは正面に見える真砂岳を目指しますよ。初めて歩くルートですがなかなか景色の良いルートです。

夏はお花の季節ですね。

急登が始まりました。右手に見えるのが雄山に続く稜線ですね。後ほどこの稜線を縦走します。さすが3000m峰だけあって雪渓が残っています。気温も涼しくてちょうど良い感じ。

出発から1時間20分ほどで最初のピーク真砂岳に到着しました。稜線上は風があってむしろ寒いくらいです。

さあ、これから正面に見える立山を目指しますよ。

ゴツイ急登ですな。

岩だらけの山肌です。

下を見ると雷鳥沢の向こうに奥大日岳と大日岳の絶景が広がっていました。

立山ですが、立山というピークは存在しないんですよね。いくつかの山の総称なんです。そのピークの一つ、まずは富士ノ折立山頂に到着。自撮りで記念撮影。下界は猛暑ですが稜線上は寒いので上着を着ました。

それもそのはず、稜線上にはまだ雪が残っています。さすが3000m峰です。

稜線をしばらく歩くと大汝休憩所がありました。ここは松山ケンイチ主演の映画「春を背負って」のロケ地だった小屋なんですよね。

、
小屋のすぐ裏に大汝山の山頂がありました。ここが立山の最高峰、百名山でいう立山の山頂です。

大汝山山頂でも自撮りの記念撮影。

さあ、残るは雄山ですね。雄山は宗教的な意味合いでの立山山頂になります。ほぼフラットな移動なのですぐそこに見えますね。

雄山の本当の山頂はあの祠のある場所なんですが、なんと御祈祷料を支払わないと登らせてもらえないんで、前回はスルーしたんですよね。

祠の下に行ってみると・・・あれ?門も開いているし今回は登れるぞ。

脇の事務所を見るとこんな看板が。なるほど、午後3時を過ぎると無料で入れるんですね。ラッキー!!

それではということで、本当の山頂に立たせていただきます。

じゃーん!これが本当の山頂です。有料だったら今回もパスするつもりだったけど、思いがけず山頂に立つことができました。

これが山頂からの景色。いやぁ絶景ですな。こっちは針ノ木方面かな。

こっちは薬師岳・・・たぶん。堪能しました。

本当は山頂直下でかわいい雷鳥の雛5羽とおかあさん雷鳥を見たんだけど、うまく写真に撮れなかった・・・
さあ、下山しましょう。一の越山荘が見えました。

一の越から直接雷鳥沢に戻る道があるんですね。なかなかよさそうな道なのでこっちから帰ることに。

キャンプ場まで戻ってきました。このキャンプ場ってビールを売っていないんですよね。テントはすぐそこなんですけど、先にビールを買ってきます。それにしてもテント少ないな。

ビールを買ってポッツンサイトに戻ってきました。ホントすいてるな。

さあさあ、お待ちかねの乾杯です。うめ~!!絶景を見ながらのビールは最高です。

一杯飲みながら景色を楽しんでいると、大日岳方面に日が沈んでいきました。

さあ、ご飯を食べましょうか。今日は簡単にカレーメシです。出張ついでだと荷物も小さく軽くしないといけないんですよね。なにしろスーツに革靴、会議資料も持って行かなくちゃいけませんからね。

そうこうしているうちに完全に日没。寒くなったのでシュラフに潜り込みました。

焼酎をチビチビやりながらいつの間にか夢の中へ。
7月19日(金)
朝はシリアルで簡単に。

絶景を見ながらの朝食です。

さあ、今日は天気が崩れる予報です。雨が降る前に帰りましょうか。始発ののケーブルカーに乗りながらふと思ったんですけど、ケーブルカーって本当にケーブルで引っ張っているんですね。つまりケーブルの片端が登り車両に付いていて、もう片方が下り車両に付いていて、一本のケーブルで上下させているんですね。当たり前のことかもしれませんが、今頃気が付きました。

帰りは富山駅でランチタイムに。時間があったらブラックラーメンを食べたかったんですが、帰りの新幹線までの時間がなかったいたので白エビの乗ったおソバで我慢しておきました。

ということで、出張ついでに遊んじゃおうシリーズ第2弾終了です。
これから毎月のように全国各地に出張があるんだよな。忙しくなるぞ!
先日の札幌出張に次いで今週は金沢出張。せっかく北陸に行ったならやっぱお山に登らなくちゃ!ってことで、立山に登ってきました。
平日も遊ぶし休日も遊ぶ・・・忙しいなぁ(笑)
7月18日(木)
金沢市内のホテルで無事会議をすませて、翌日は朝からフリー。バイキングの朝食を食べたら金沢駅から新幹線に乗って富山駅へ。
富山駅では富山地鉄に乗り換えて、立山駅に向かいます。
富山地鉄の車窓からは、剣岳や立山が見えてテンションが上がります。
電車はこんな鉄橋も渡ります。鉄橋に手すりとかないと高度感が増して怖いですね。
立山駅では、ケーブルカーに乗り換えて美女平へ。
美女平からはバスです。称名滝を見ながら室堂に向かいます。。
バスに乗ること1時間、やっと室堂です。長かったなぁ
車窓からは有名な雪の大谷が見えました。さすが豪雪地帯ですね。夏だというのに雪壁がこんな高さで残っていました。
室堂のターミナル裏に出ると正面に立山が見えました。お天気もまずまずみたいです。
水を補給したらスタートです。
定番のこの給水用ボトルもずいぶん値上がりしましたね。
https://amzn.to/3LUWZhP
左手に奥大日岳と大日岳が見えました。明日も天気が良ければこの稜線を縦走するつもりだったんですが、明日はどうも天気が崩れるみたい。ということで、今日中にやっちゃえる立山の縦走することにします。
正面に立山が見えましたよ。大きな山容でかっこいい!本日、この稜線を左から右まで縦走します。
室堂をスタートして1時間弱で雷鳥沢キャンプ場に到着しました。平日とはいえ夏のシーズンなのでもうちょっと混んでいるかと思いましたがガラガラですね。
お腹がすいたので、まずはランチタイムにします。
お腹がいっぱいになったところでテントを設営。どこでも張り放題なので、立山を正面に見る絶好の場所に張りました。
さあ、それでは山歩きに行きますか。川を渡ってスタートです。
まずは正面に見える真砂岳を目指しますよ。初めて歩くルートですがなかなか景色の良いルートです。
夏はお花の季節ですね。
急登が始まりました。右手に見えるのが雄山に続く稜線ですね。後ほどこの稜線を縦走します。さすが3000m峰だけあって雪渓が残っています。気温も涼しくてちょうど良い感じ。
出発から1時間20分ほどで最初のピーク真砂岳に到着しました。稜線上は風があってむしろ寒いくらいです。
さあ、これから正面に見える立山を目指しますよ。
ゴツイ急登ですな。
岩だらけの山肌です。
下を見ると雷鳥沢の向こうに奥大日岳と大日岳の絶景が広がっていました。
立山ですが、立山というピークは存在しないんですよね。いくつかの山の総称なんです。そのピークの一つ、まずは富士ノ折立山頂に到着。自撮りで記念撮影。下界は猛暑ですが稜線上は寒いので上着を着ました。
それもそのはず、稜線上にはまだ雪が残っています。さすが3000m峰です。
稜線をしばらく歩くと大汝休憩所がありました。ここは松山ケンイチ主演の映画「春を背負って」のロケ地だった小屋なんですよね。
、
小屋のすぐ裏に大汝山の山頂がありました。ここが立山の最高峰、百名山でいう立山の山頂です。
大汝山山頂でも自撮りの記念撮影。
さあ、残るは雄山ですね。雄山は宗教的な意味合いでの立山山頂になります。ほぼフラットな移動なのですぐそこに見えますね。
雄山の本当の山頂はあの祠のある場所なんですが、なんと御祈祷料を支払わないと登らせてもらえないんで、前回はスルーしたんですよね。
祠の下に行ってみると・・・あれ?門も開いているし今回は登れるぞ。
脇の事務所を見るとこんな看板が。なるほど、午後3時を過ぎると無料で入れるんですね。ラッキー!!
それではということで、本当の山頂に立たせていただきます。
じゃーん!これが本当の山頂です。有料だったら今回もパスするつもりだったけど、思いがけず山頂に立つことができました。
これが山頂からの景色。いやぁ絶景ですな。こっちは針ノ木方面かな。
こっちは薬師岳・・・たぶん。堪能しました。
本当は山頂直下でかわいい雷鳥の雛5羽とおかあさん雷鳥を見たんだけど、うまく写真に撮れなかった・・・
さあ、下山しましょう。一の越山荘が見えました。
一の越から直接雷鳥沢に戻る道があるんですね。なかなかよさそうな道なのでこっちから帰ることに。
キャンプ場まで戻ってきました。このキャンプ場ってビールを売っていないんですよね。テントはすぐそこなんですけど、先にビールを買ってきます。それにしてもテント少ないな。
ビールを買ってポッツンサイトに戻ってきました。ホントすいてるな。
さあさあ、お待ちかねの乾杯です。うめ~!!絶景を見ながらのビールは最高です。
一杯飲みながら景色を楽しんでいると、大日岳方面に日が沈んでいきました。
さあ、ご飯を食べましょうか。今日は簡単にカレーメシです。出張ついでだと荷物も小さく軽くしないといけないんですよね。なにしろスーツに革靴、会議資料も持って行かなくちゃいけませんからね。
そうこうしているうちに完全に日没。寒くなったのでシュラフに潜り込みました。
焼酎をチビチビやりながらいつの間にか夢の中へ。
7月19日(金)
朝はシリアルで簡単に。
絶景を見ながらの朝食です。
さあ、今日は天気が崩れる予報です。雨が降る前に帰りましょうか。始発ののケーブルカーに乗りながらふと思ったんですけど、ケーブルカーって本当にケーブルで引っ張っているんですね。つまりケーブルの片端が登り車両に付いていて、もう片方が下り車両に付いていて、一本のケーブルで上下させているんですね。当たり前のことかもしれませんが、今頃気が付きました。
帰りは富山駅でランチタイムに。時間があったらブラックラーメンを食べたかったんですが、帰りの新幹線までの時間がなかったいたので白エビの乗ったおソバで我慢しておきました。
ということで、出張ついでに遊んじゃおうシリーズ第2弾終了です。
これから毎月のように全国各地に出張があるんだよな。忙しくなるぞ!
2019年09月23日
2年前のリベンジ! 奥大日岳と立山三山
9月13日(金)~9月15日(日)
2年前に異能☆さんと剱岳に登った時に一緒にやるはずだった立山三山。
悪天候で、別山から真砂岳までしか登れなかったんですよね。
それではということで今回は仕切りなおして登ってきました。
お天気に恵まれ・・・
ここのところ晴ればっかりで、なんだか気持ち悪いな。
そろそろガッツリやられそうな気がするぞ。

9月13日(金)
交代で運転しながら長ーいこと車に乗って、立山駅前の駐車場に着いたのは午前5時。
お疲れーって一杯飲んでいたら、明るくなってきちゃってそさくさと準備をすることに。
ほぼ徹夜ですが、お山はそんなものですね。
今回のメンバーは異能☆さんと久しぶりの小僧Aくん&あーちゃん。
小僧Aくん、高校・大学と登山部だったらしい。
Bくんも山好きだし、異能☆家は本当にうらやましい。
それに引き換えわが家は・・・
気を取り直して、さあ行きましょう。

立山駅に6時20分に並び始めるも、7時のケーブルカーはいっぱいに。
どうにか7時10分発のに乗れました。
3連休の1日前にフライングして休み取ったのに、世間には同じこと考える人いっぱいいるんですね。

さすがケーブルカー、ものすごい急登をものともせずに登っていきます。

美女平駅に着いたら、さっそくバスに乗り換え。
バスに揺られること約1時間で立山が見えてきましたよ~
テンション上がりますね。

室堂のバスターミナルに到着。さあ、今回の登山のスタートです!
といってもまずは下山。
テン場のある雷鳥沢までは下りです。
みくりが池に映る立山が美しい。

雷鳥沢キャンプ場の小屋で受付を済ませ・・・ここんちなんと、1泊500円!
最近は値上げして1泊1000円というところが増えたのに、今時500円はうれしい。
しかも2泊以上は1000円で打ち切りという何ともお得なテン場です。
さっさと設営。

さすがにテントも少ないですね。
トイレからはちょっと遠いけど、沢沿いの眺めの良い場所を確保できました。

それでは、奥大日岳を目指しましょう。

右手には剣岳がばーん!
やっぱ劔はかっこいい。

振り返ると立山の稜線。
やっぱ山は北アルプスはすげーなぁ

途中、眺めの良い場所でカップラーの昼食。
今回はチキンラーメンのチキトン。
まあ、基本あの味なんだけど、カップラーにすると何か物足りないような。

さあ、いよいよあれが奥大日岳のようですね。
いったん下って登り返します。

昼過ぎてガスが上がってきました。
急がねば。
それにしても雲上の劔ってのかっこいいな。

奥の方に大日岳も見えてきた。
この稜線全部歩いて、大日三山縦走なんてのもいつかはやってみたいな。

さあ、あと一息で奥大日の山頂です。

頂上からの絶景!といいたいところですが山頂到着と同時にガスに囲まれちゃった・・・
久々の真っ白。
山の天気はわかりませんね。
まあ、稜線から眺めはたっぷりと楽しんだので、良しとしますか。

下に降りてくるとまたガスが晴れた。
雷鳥沢が良く見えます。

テン場に戻ってゴール・・・なんですがテン場の小屋にはビールが売ってないんですよね。
ということで、雷鳥沢ヒュッテまで登り返してビールの買い出し。
登り返しが地味にキツイ。

雷鳥沢のテン場、最高のロケーションですね。
天気も最高!

さあさあお待ちかねのかんぱ~い!

パノラマで撮ってみましたよ。
明日はこの稜線、右端から左端まで、ぜーんぶ歩きますよ。

太陽が傾いてきました。

そろそろ晩メシにしましょう。
今回はみそ漬けの肉を持ってきましたよ。
やっぱ肉ですよね。

あーちゃんは、乾燥甘えびを白ワインで戻してます。

異能☆さんのはチーズフォンデュ・・・らしい(笑)

稜線が赤く染まってきました。
美しい

寒くなってきたので、テントに籠っておやすみなさい。
満月の美しい夜でした。

9月14日(土)
朝めしはパンの残りをかじって、薄暗い中を5時に出発。
まずは浄土山を目指します。
立山三山の一つですが、この山を登る人はあまりいないんですよね。
静かな山歩きが楽しめます。

展望台からはこの景色。
奥に見えているのは薬師岳。
手前が五色平。
ここ、歩いてみたいな。

登山部のAくん、小股ですすっと歩くんですよね。
真似してみたけどうまくいかないなぁ
歩き方も、人それぞれ向き不向きがあるみたい。
フードをかぶっているのは日焼け対策らしい。
ボクも日焼け止め塗るの忘れちゃった。

どうやら、ここが浄土山の山頂みたいです。

いったん下って、次は雄山を目指します。

雄山はがっつりとした急登。
効くねぇ

振り返ると一の越山荘と先ほど登った浄土山。

さあ、雄山の山頂に到着です。
ボクのTシャツは五竜で買った酒好きTシャツ。

お腹がすいたのでちょっと早いけどランチタイムに。
ちょっと早いんじゃね、って思ったけどそこはさすが登山部、お昼だからじゃなくって
行動開始から5時間だから食事タイムなんだって。
前回後入れのオイルを入れ忘れた「ぜんや」のカップラー。
今回はちゃんと入れましたよ~
まれは、まいう~ 全然違いました。

さあここからは稜線歩き。
次は大汝山を目指します。

左手には雷鳥沢と昨日登った奥大日。

稜線歩きといってもこんな感じ。
ガレ場を歩く感じです。

大汝山山頂に到着。
看板は誰かの手作り(笑)

向こうに見えるのは、先日登った鹿島槍や後立山連峰ですね。
絶景!

大汝休憩所がありました。

こちらの小屋は、映画「春を背負って」のロケ地なんですよね。
あーこの風景、見た見た!

さあ、お次は富士ノ折立です。
ちょっとした岩峰ですね。

岩岩を慎重に。

眼下には真砂岳とこれから歩く別山に続く稜線。

富士ノ折立からはかっつり下り。

下り終わると砂地の稜線歩きです。
右下に雪渓が見えますね。

実は雪渓じゃなくて、これが内蔵助氷河。
日本に数か所しかない氷河なんです。
動いているってことですよね。

振り返ると雄山から富士ノ折立。
ずーっと歩いてきた道。

真砂岳山頂に到着。
前回は反対側からここまで歩いてきたんですよね。

さあ、別山に続く稜線歩き。

がっつり登り返しいて別山まで来ると・・・
じゃーん!
剱岳の絶景が。
ここから見る劔、かっこいいんですよね。

3人でお山マークの記念撮影。

こちらは本日歩いてきた稜線。
やっぱり稜線歩きはいいねぇ

さあ、稜線歩きは終了。
雷鳥沢に向けて下りますよ。
下っていると、何やら動くものが。
雷鳥です。
今回も出てきてくれました。
ペアでしょうかね、2羽でした。
ククっとかわいらしい声で鳴いてくれました。

さあ、もう一息でテン場です。
さすが3連休、テントがだいぶ増えています。

昨日と同様、ヒュッテまでビールの買い出し。
自販機でビールを買おうとすると・・・売り切れ。
ガーン
まさかビールが飲めないなんて。
急いでお隣のロッジ立山連峰に駆け込みました。
こっちはどうだ?
セーフ、こちらではかろうじて1か所だけ残っていました。
危ない、危ない、危うくビール難民になるところだった。
ということで、かんぱーい!

本日は袋麺のヤキソバ。
これ最近のお気に入りです。
軽い、安い、ウマイと三拍子そろっています。
ツマミにもなるしメシにもなるしね。

中秋の名月が登ってきましたよ。

テン場もテントの明かりがきれいでした。

9月15日(日)
夜明けです。
本日も天気はよさそうですね。

スキムミルクとシリアルの朝食。

撤収したら、さあ帰りましょうか。

みくりが池はやっぱり蒼い。

またまたバス&ケーブルカーに乗って降りました。

おまけ
お風呂に入ろうかってことで、極楽の湯に。
地元の人しかいない穴場で、3連休にもかかわらずがらがら。
しかも入浴料400円。
さっぱりした~

最後は富山ブラックラーメンをいただいて帰りました。
ここんちのブラックはけっこうしょっぱかった。
元祖の店らしいけど、お店によって味もかなり違いますね。

いや~今回も晴れた晴れた!
おかげで鼻の皮は剥けるは耳の皮は剥けるは・・・
まあ、真っ白よりいいですね。
この晴れ、いつまで続くやら。
今回のログです。
2年前に異能☆さんと剱岳に登った時に一緒にやるはずだった立山三山。
悪天候で、別山から真砂岳までしか登れなかったんですよね。
それではということで今回は仕切りなおして登ってきました。
お天気に恵まれ・・・
ここのところ晴ればっかりで、なんだか気持ち悪いな。
そろそろガッツリやられそうな気がするぞ。
9月13日(金)
交代で運転しながら長ーいこと車に乗って、立山駅前の駐車場に着いたのは午前5時。
お疲れーって一杯飲んでいたら、明るくなってきちゃってそさくさと準備をすることに。
ほぼ徹夜ですが、お山はそんなものですね。
今回のメンバーは異能☆さんと久しぶりの小僧Aくん&あーちゃん。
小僧Aくん、高校・大学と登山部だったらしい。
Bくんも山好きだし、異能☆家は本当にうらやましい。
それに引き換えわが家は・・・
気を取り直して、さあ行きましょう。
立山駅に6時20分に並び始めるも、7時のケーブルカーはいっぱいに。
どうにか7時10分発のに乗れました。
3連休の1日前にフライングして休み取ったのに、世間には同じこと考える人いっぱいいるんですね。
さすがケーブルカー、ものすごい急登をものともせずに登っていきます。
美女平駅に着いたら、さっそくバスに乗り換え。
バスに揺られること約1時間で立山が見えてきましたよ~
テンション上がりますね。
室堂のバスターミナルに到着。さあ、今回の登山のスタートです!
といってもまずは下山。
テン場のある雷鳥沢までは下りです。
みくりが池に映る立山が美しい。
雷鳥沢キャンプ場の小屋で受付を済ませ・・・ここんちなんと、1泊500円!
最近は値上げして1泊1000円というところが増えたのに、今時500円はうれしい。
しかも2泊以上は1000円で打ち切りという何ともお得なテン場です。
さっさと設営。
さすがにテントも少ないですね。
トイレからはちょっと遠いけど、沢沿いの眺めの良い場所を確保できました。
それでは、奥大日岳を目指しましょう。
右手には剣岳がばーん!
やっぱ劔はかっこいい。
振り返ると立山の稜線。
やっぱ山は北アルプスはすげーなぁ
途中、眺めの良い場所でカップラーの昼食。
今回はチキンラーメンのチキトン。
まあ、基本あの味なんだけど、カップラーにすると何か物足りないような。
さあ、いよいよあれが奥大日岳のようですね。
いったん下って登り返します。
昼過ぎてガスが上がってきました。
急がねば。
それにしても雲上の劔ってのかっこいいな。
奥の方に大日岳も見えてきた。
この稜線全部歩いて、大日三山縦走なんてのもいつかはやってみたいな。
さあ、あと一息で奥大日の山頂です。
頂上からの絶景!といいたいところですが山頂到着と同時にガスに囲まれちゃった・・・
久々の真っ白。
山の天気はわかりませんね。
まあ、稜線から眺めはたっぷりと楽しんだので、良しとしますか。
下に降りてくるとまたガスが晴れた。
雷鳥沢が良く見えます。
テン場に戻ってゴール・・・なんですがテン場の小屋にはビールが売ってないんですよね。
ということで、雷鳥沢ヒュッテまで登り返してビールの買い出し。
登り返しが地味にキツイ。
雷鳥沢のテン場、最高のロケーションですね。
天気も最高!
さあさあお待ちかねのかんぱ~い!
パノラマで撮ってみましたよ。
明日はこの稜線、右端から左端まで、ぜーんぶ歩きますよ。
太陽が傾いてきました。
そろそろ晩メシにしましょう。
今回はみそ漬けの肉を持ってきましたよ。
やっぱ肉ですよね。
あーちゃんは、乾燥甘えびを白ワインで戻してます。
異能☆さんのはチーズフォンデュ・・・らしい(笑)
稜線が赤く染まってきました。
美しい
寒くなってきたので、テントに籠っておやすみなさい。
満月の美しい夜でした。
9月14日(土)
朝めしはパンの残りをかじって、薄暗い中を5時に出発。
まずは浄土山を目指します。
立山三山の一つですが、この山を登る人はあまりいないんですよね。
静かな山歩きが楽しめます。
展望台からはこの景色。
奥に見えているのは薬師岳。
手前が五色平。
ここ、歩いてみたいな。
登山部のAくん、小股ですすっと歩くんですよね。
真似してみたけどうまくいかないなぁ
歩き方も、人それぞれ向き不向きがあるみたい。
フードをかぶっているのは日焼け対策らしい。
ボクも日焼け止め塗るの忘れちゃった。
どうやら、ここが浄土山の山頂みたいです。
いったん下って、次は雄山を目指します。
雄山はがっつりとした急登。
効くねぇ
振り返ると一の越山荘と先ほど登った浄土山。
さあ、雄山の山頂に到着です。
ボクのTシャツは五竜で買った酒好きTシャツ。

お腹がすいたのでちょっと早いけどランチタイムに。
ちょっと早いんじゃね、って思ったけどそこはさすが登山部、お昼だからじゃなくって
行動開始から5時間だから食事タイムなんだって。
前回後入れのオイルを入れ忘れた「ぜんや」のカップラー。
今回はちゃんと入れましたよ~
まれは、まいう~ 全然違いました。
さあここからは稜線歩き。
次は大汝山を目指します。
左手には雷鳥沢と昨日登った奥大日。
稜線歩きといってもこんな感じ。
ガレ場を歩く感じです。
大汝山山頂に到着。
看板は誰かの手作り(笑)
向こうに見えるのは、先日登った鹿島槍や後立山連峰ですね。
絶景!
大汝休憩所がありました。
こちらの小屋は、映画「春を背負って」のロケ地なんですよね。
あーこの風景、見た見た!
さあ、お次は富士ノ折立です。
ちょっとした岩峰ですね。
岩岩を慎重に。
眼下には真砂岳とこれから歩く別山に続く稜線。
富士ノ折立からはかっつり下り。
下り終わると砂地の稜線歩きです。
右下に雪渓が見えますね。
実は雪渓じゃなくて、これが内蔵助氷河。
日本に数か所しかない氷河なんです。
動いているってことですよね。
振り返ると雄山から富士ノ折立。
ずーっと歩いてきた道。
真砂岳山頂に到着。
前回は反対側からここまで歩いてきたんですよね。
さあ、別山に続く稜線歩き。
がっつり登り返しいて別山まで来ると・・・
じゃーん!
剱岳の絶景が。
ここから見る劔、かっこいいんですよね。
3人でお山マークの記念撮影。
こちらは本日歩いてきた稜線。
やっぱり稜線歩きはいいねぇ
さあ、稜線歩きは終了。
雷鳥沢に向けて下りますよ。
下っていると、何やら動くものが。
雷鳥です。
今回も出てきてくれました。
ペアでしょうかね、2羽でした。
ククっとかわいらしい声で鳴いてくれました。
さあ、もう一息でテン場です。
さすが3連休、テントがだいぶ増えています。
昨日と同様、ヒュッテまでビールの買い出し。
自販機でビールを買おうとすると・・・売り切れ。
ガーン
まさかビールが飲めないなんて。
急いでお隣のロッジ立山連峰に駆け込みました。
こっちはどうだ?
セーフ、こちらではかろうじて1か所だけ残っていました。
危ない、危ない、危うくビール難民になるところだった。
ということで、かんぱーい!
本日は袋麺のヤキソバ。
これ最近のお気に入りです。
軽い、安い、ウマイと三拍子そろっています。
ツマミにもなるしメシにもなるしね。
中秋の名月が登ってきましたよ。
テン場もテントの明かりがきれいでした。
9月15日(日)
夜明けです。
本日も天気はよさそうですね。
スキムミルクとシリアルの朝食。
撤収したら、さあ帰りましょうか。
みくりが池はやっぱり蒼い。
またまたバス&ケーブルカーに乗って降りました。
おまけ
お風呂に入ろうかってことで、極楽の湯に。
地元の人しかいない穴場で、3連休にもかかわらずがらがら。
しかも入浴料400円。
さっぱりした~
最後は富山ブラックラーメンをいただいて帰りました。
ここんちのブラックはけっこうしょっぱかった。
元祖の店らしいけど、お店によって味もかなり違いますね。
いや~今回も晴れた晴れた!
おかげで鼻の皮は剥けるは耳の皮は剥けるは・・・
まあ、真っ白よりいいですね。
この晴れ、いつまで続くやら。
今回のログです。
2017年09月08日
ついに、ついに、念願の剱岳へ
9月1日(金)~9月3日(日)
山を登り始めた頃から、いつかは自分も登ってみたいと願っていた山、槍ヶ岳と剱岳。
いつの日か・・・それはとってもとっても遠い未来の話だと思っていたんですが・・・
山登りを始めて3年、ついに剱岳やっちゃいました!
ちなみに剱岳・・・ウィキペディアにはこう記されています。
日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」とされる。
これは、その一般ルートが、一服剱 - 前剱 - 本峰の間で、岩稜伝いの鎖場や
ハシゴのルートになることによる。難所としてカニのヨコバイ・カニのタテバイと
呼ばれる鎖場があるが、実際には、より容易な稜線で滑落事故などが発生し
ている。また、クライマーと呼ばれる一流登山家も、その岩場や雪山で、多くの
命を落としている。

9月1日(金)
仕事から急いで帰って、ザックを担いで電車に乗り、新白岡駅に22時前に到着。
今回は異能☆さんの車に同乗させてもらいます。
ご一緒するのは、異能☆さん、異能☆さんの次男で高校の登山部員小僧Bくん、
そして異能☆さんの会社の登山部員というタッキーさん30代。
おぢさん二人と若者二人という構成です。
久喜白岡ICから圏央道・上信越道・北陸道経由で立山に向かいました。
室堂に行くのに、なぜわざわざ富山県側の立山から行くのかというと・・・
以下は異能☆さんの計算引用です。
富山 立山経由
高速代:6280円×2
ガソリン代:5700円
公共交通機関:4310円×4人
駐車場代:(無料)
-------------------
計:約35500円
運転時間:5時間
長野 扇沢経由
高速代:4060円×2
ガソリン代:3200円
公共交通機関:9050円×4人
駐車場代:1000円×2日
-------------------
計:約49500円
運転時間:3.5時間
時間は余計にかかるけど、料金は長野より富山県まで走って立山経由の方が安いんですよね。
やっぱりコスパ優先でしょ!ということで立山経由に決定しました。
※ちなみにガソリン代はリッター17.7km 1L/120円計算だとか。
途中でボクも運転を代わったりしながら、午前3時すぎに立山駅前の無料駐車場に到着。
ビールを飲んだらおやすみなさい
9月2日(土)
寝たのか寝ないのか・・・うつろうつろしたと思ったら起床時刻の5時。
行動開始です。
駐車場にはトイレもありました。
脇にはキャンプスペースも(嘘)

始発のケーブルカーは7時発ですが、6時ごろには切符売り場には行列が出来始めました。
われわれも列に並びます。
6時20分、切符の販売開始です。
どうやらボクらは、2便の7時10分のケーブルカーに乗れるみたいです。
ちなみに、料金は室堂までの往復で4310円。
ちょっとお高いですが、しょうがないですね。
往復で買うと割引になりますよ。でも帰りの切符をなくさないようご注意ください。

改札を抜けると、ちょうどケーブルカーが降りてきました。
これに乗るのも随分久しぶりだなぁ
たぶん、四半世紀ぶり(笑)

ケーブルカーで終点の美女平までは約8分、一気に500mの標高を上げていきます。
トンネルを通ったりしながらグングン進みます。
それにしてもせっかくの剱岳登山なのにお天気イマイチですねぇ

美女平でバスに乗り換え。
標高2450mの室堂まで約50分のドライブです。
美女平から、すーっとガスってたんですが、室堂到着直前で景色が見えてきましたよ。
テンション上がりますね!

室堂ターミナルでバスを降りて、ターミナル内で登山届けを提出。
剱岳に登ると言ったら、受付したおじさんから「剱岳は登りより下りが事故が多いから気をつけて。
特に前剱から一服剱あたりでの事故が多いので注意するように」とのアドバイスが。
心しましょう。
その後、先月立山で合宿をしたばっかりの小僧Bくんの案内で、ターミナル内にある雄山神社の
社殿に安全祈願。

出口の正面にある「立山玉殿の湧水」で水を補給。
水場が豊富にあるのはありがたいですね。

さあ、いよいよスタート・・・ の前に大事なことを決めなくちゃいけません。
当初の予定では、1日目に立山を縦走して剱沢キャンプ場でテント泊。
2日目に剱岳に登って室堂まで帰ってくるという予定でしたが、天気予報を確認すると、
明日は天気が崩れるみたい。
メインは剱岳の天気が悪いというのは困りますね。
だったら、今日中に剱岳に登っちゃって、明日立山をやりましょうということに。
ということで、立山はやらずに剱沢キャンプ場への直行ルートに変更です。
そうと決まったら、さあ行きますか。
最初は、観光客に混じりながらの歩道歩き。
目の前の広がる立山の絶景に圧倒されます。

眼下には、みくりが池。
空や山が写ってとてもきれい。

左手には地獄谷を見ながら進みます。
ここらへんは、硫黄の臭いがプンプン。

そして、景色が開けたと思ったらバーンと正面に見えたのが、立山と雷鳥沢のキャンプ場です。
このキャンプ場、すごいロケーションですね。
こんなところでのんびりキャンプしてみたいものです。

その雷鳥沢のキャンプ場まで降りてきました。
さすがに、9月1週目とあって閑散としていますね。
ちなみにこのキャンプ場、脇にある雷鳥沢ヒュッテの温泉に700円で入れるそうです。
温泉&絶景キャンプなんていいなぁ

キャンプ場を過ぎるとすぐに、けっこうな急登が始まります。
まずは正面の尾根を目指して・・・それにしても長いなぁ

登っていると、登山道のすぐ脇に雷鳥が!
雷鳥さん、あれだけなかなかお目にかかれなかったのに、一度見ちゃうと次々と。
そんなものですね。
人を見ても逃げ出しもせずにじっとしています。
ヒナの姿を探しましたが、1羽だけみたい、
それにしてもかわいいなぁ

さっきまで雄大な立山の絶景の中を歩いていたのに、登っている途中でだんだんと辺りが真っ白に。
どうも雲の中に入っちゃったみたいですね。
涼しくていいんだけど、眺望が全くありません。
眺望が無いと修行状態になっちゃいますね。
やっと剱御前小屋到着です。
ここでザックを下ろして大休憩。

剱御前小屋から今度は下り。
キャンプ場はそう遠くないはず・・・ですが前が真っ白だと長く感じるんですよね。
やっと「剱沢キャンプ場」に到着しました。
それにしても、真っ白だ・・・

テント場はガラガラでした。
サイトは選び放題だったので、まわりにテントがない広々したところをチョイス。
いつものダンロップVS-20をちゃっちゃと設営しました。

お腹がすいたのでランチタイムに。
いい感じのフラットな石がテーブル代わりです。
もちろん、ボクはいつものカップラー。

ランチが終わったら、最新の天気予報を確認。
GVP改めSCW気象予報っていうのが、細かく天気が分かって便利なんですよね。
最新のスーパーコンピューターの予測は、朝の予報と変わって明日の午前中が晴れみたい。
う~ん、この霧の中これから剱岳に登ってもなぁ
だったら予報を信じて明日の朝に賭けてみるか!
ということで、急きょ剱岳アタックを中止。
じゃあ今からどうする?
今から、一杯飲んじゃうか
なんて魅力的な提案もあって心がグラグラと揺れましたが、せっかくここまで来たんですからね。
三山縦走は無理でも、立山を行けるところまで縦走してみようということに。
さきほど降りてきたばかりの道を引き返し、こちらの分岐を左手に進みまずは別山を目指します。

この登り返しがまた急登でへばりました。
何しろ若者はペースが早くて、おぢさん達は付いていくのがやっとです。

しばらく登ると・・・あれ?晴れた。
雲の上に出たみたいです。

目指す別山山頂が見えました。
こうなると現金なもので、急に元気になっちゃいましたよ

気持ちの良い稜線を歩いて、あっさりと別山南峰に到着です。

ありゃ!
もしかしてあれは剱岳の山頂?
山頂だけでも迫力あるなぁ
あんなところに登れるの、オレ?

別山から続く立山の稜線。
ちなみに、立山という名前の山はないんですよね。
いくつものピークが連なる連山の総称です。
この稜線を、時間が許す限り行けるところまで行って引き返すとしましょう。

結局、真砂岳まで歩いて時刻が14時30分。
戻るのに2時間かかることを考えるとここが限界ですね。
ということで真砂岳でUターン。
できれば、大汝山まで行ければ百名山「立山」に登ったことになるんですけどね。
残念ですが、立山チャレンジはまた今度という事にします。

それにしても、立山って雄大な山だなぁ
こんな景色が見れるのに、テン場で飲んだくれてないでよかった(笑)

またまた別山まで戻ってきました。
さっきより、さらに剱岳山頂がはっきりと見えましたよ。

それにしても、ごっつい山だなぁ
岩だらけじゃん。

記念に自撮りでハイポーズ。
明日行くから待ってろよ~

あたり一面雲海が広がっていました。
感動的なスケール感を、パノラマでお伝えできないのが残念。

同じ道を戻って、テン場に帰ってきました。

さあさあ、担いできたビールを雪解け水で冷やしたらカンパイ!
うめ~

ビールの後は焼酎にスイッチ。
雄大な眺めを見ながらの一杯、最高です。
このために苦労して歩いたといっても過言では無いでしょう(笑)

夕食は、最近のお気に入り、袋麺のヤキソバ。
乾燥野菜を入れてボリュームたっぷり。
軽くて安くて簡単で、ボクの夕食の最強メニューです。

9月1週目となると、登山者も少なくなるんですね。
広いテン場はテンともまばらでした。
それにしても景色の良いキャンプ地だな。

しばらくすると、ついに剣岳が姿を現しました。
ど迫力ですな。
あんな山、どうやって登るんだ?

さすが標高2500mのテン場ですね。
最後はダウンを着ても寒いくらい。
メリノウールの下着と極暖のヒートテックでちょうどといった感じ。
昨夜からほとんど寝ていなかったので、テントにもぐりこんだらあっという間に爆睡。
おやすみなさい。

夜中トイレに起きた時、はっきりと天の川が見えました。
そして流れ星も。
明日はきっと晴れるでしょう。
9月06日(日)
朝です。
テントの入り口を開けると・・・やった~ 予報通りの晴れです。

心はウキウキ、5時20分に出発。
昨日は部分的にしか見られなかった剱岳の全景を正面に見ながらの登山。
最高ですね。

途中、1箇所雪渓を渡る箇所がありました。
滑らないように慎重に渡ります。

日の出を迎えました。
キレイだなぁ

朝日を浴びる剱岳。
めちゃめちゃかっこいい!

剱岳といっても、しばらくはこんななだらかな道を歩きます。

しばらく歩くと、突然こんな看板が。
最初の鎖場のようです。
「1」と書いてありますね。
いよいよここからがスタートみたいです。

セオリー通り、できるだけ鎖は使わないように登ります。
この辺りは、まだノータッチで登れますね。
序盤と言うのに、最初からけっこうな高度感です。

剱岳、だいぶ近くなってきましたよ。

山頂をズームアップ!
それにしてもこんな岩山、どこを登るんだろう。

山頂の手前の手前にある小ピーク、一服剱に到着。
ここは眺めが良い!
ということで記念撮影。

いや~ 気持ちがいい!

天気も最高!

まだまだ手を使うような岩場が続きます。
浮石も多いので、落石させないように慎重に登ります。

剱・・・意外と近いんじゃね!

急登なので高度感はどんどん増していきます。
同時にテンションもどんどん上がります。

眺めがいい場所に出た!
剱さん、どんだけ近づいた?
と思ったら、まだまだぜんぜん先じゃん(汗)
ピークに見えたのは前剱だったか。

でも、本当にいい眺めだ。

幸せ感じます。

しばらく行くと・・・
ありゃ!渋滞だ。
何で?

なるほど、こりゃ恐ろしいトラバースだ。
みんなゆっくりになるわけだ。

トラバースポイント手前のこの橋は、ブログなんかでよく見る橋ですね。
左右が切れ落ちていて迫力があるんですが、まあ余裕。

それよりこっちは結構問題。
ここはさすがにしっかり鎖を持って慎重に歩かせてもらいました。

登ったと思ったら、こんな垂直の下りも。
山頂手前はギザギザしているんで結構下りもあるんですね。
まあ、しっかり足場があるので問題なし。
渋滞原因の団体さんは、この下でスルー。

剱さんんも段々近づいてきた。

遠くに見えるのは、たぶん鹿島槍。
今度はあっちも行ってみたいな。

ぎゃ!
あんなところ登っているし。
ちなみに、ここは登りと下りでルートが分かれているので、どうやら下りで使っているようです。
帰りはあんなところを通るの?
下りも気が抜けないな。

まだまだ高度感のある岩場は続きます。
まあ、もう慣れっこなのでたいていの壁では驚きませんが。

あれ!
何かすごい崖に人がへばりついてる。
もしかしてあれが・・・

じゃーん!
あの有名な難所、カニのたてばいでした。

えっと・・・ やっぱりこれ登るんですよね。
たいていのことには驚かなくなっていましたが、この壁は別格!

なんか、垂直に見えますけど・・・
まあ、どうにかなるでしょ!
さあ行きますよ。

さすがに登っている間は写真なんか撮っている余裕ありません。
一段楽したところで、後から登ってくる異能☆さんを激写。
落ちたらひとたまりもありませんね。

登り終わったところで一息ついてタッキーさんを激写。
ここでカニのたてばい終了です。
いや~迫力ありましたね。
過去最強の岩場でした。

でも、まだまだ難所は続くわけですよ。

ここも地味にキツイな。
手足をフルに使った登りが続きます。

振り向くと登ってきた経路が。
こんなところを登ってきたんですね。
一番手前が平蔵の頭、その向こうが前剱、その奥が一服剱(たぶん)。

遠くに目をやると・・・
もしかして富士山?
やっぱりどこからでも見えるんですね。
富士山は偉大だ。

そして、ついにその時が訪れました。
登りが緩やかになったと思ったら、見覚えのあるお社。
もしやあれが山頂?

じゃーん!
ついにやりました!
山頂に到着です。
さすがに達成感ありますね。

ていうか、今までアレだけ晴れていたのに山頂に着いたとたんにガスってるぞ。
山の天気はわかりませんね。

おー!
よく写真で見るお社だ。

そして三角点もタッチ。
剱岳の三角点といえば、映画「剱岳 点の記」にもあったように旧陸軍の測量部が当時未踏峰と
されていた剱岳に威信をかけて登り設置したという有名な三角点です。
その時に山頂で平安時代のものと思われる鉄剣が見つかり、実は未踏峰ではなかったというオチ
が付くわけですが・・・

しばし山頂で休憩&おやつタイム。
しばらく待ちましたが、はれる気配は無いので下山することに。
まあ、しょうがないですね。

さあ、ここからさらに気を引き締めないといけませんね。
なにしろ事故の大半は下りで発生しているそうですから。
そして、いきなり現れたのが下りの難所 カニのよこばい。

よこばいっていう割りに最初は縦に降りるんですね。
なかなかの高度感。

おっと、すぐによこばいになりましたよ。
このよこばい区間は、最初の一歩が難しいといわれていますが、たぶんずーっと鎖を持とうと
すると一歩目の着地点が見えないんですね。
最初から鎖を持たなければ余裕で見えましたよ。

まあ、確かに足を置く幅は10cm位しかないし、落ちたらあの世行きと思うとそれなりにスリル
はありますが、もっと怖いところ他にもありましたね。

帰りはこんなハシゴも。

あれ!
あの岩峰に人がへばりついてるよね。
もしかしてあそこも通るの?

はい!
やっぱり登るんです。
どうやら平蔵の頭という岩峰のようです。
遠くから見るよりは登りやすいですね。

平蔵の頭到着です。

裏側に下りますよ。

あれが前剱ですね。
登りでは山頂を巻いちゃったんですが、下りは山頂を通るみたい。
楽しみ♪

またまたこんな登り返しがあって・・・
小僧Bくん、さすがに身のこなしが軽い。

こんな所から落ちたくないですよね。
確実にあの世にいけます。

はい、前剱の頂上に到着です。

この辺りまで来ると、だいぶガスも晴れてきました。

一服剱を過ぎると剣山荘が見えました。
やばいところはあと少しだけ。
気を抜かないよう気をつけます。

剣山荘まで降りてきました。
ここまで来れば、転んでもすりむく程度ですね。
安心安心。

剣山荘でバッジをゲット!
と言いたいところですが、お金持ってくるの忘れた(汗)
ということで、タッキーさんが買ったバッジで勝手に写真だけ撮らせてもらいました。
実際には室堂ターミナルでゲットです。

テン場まで戻ってまいりました。

テン場では、またまたカップラーのランチタイム。
ついにやりましたね。
うれしさがじわじわとこみ上げてきます。

後は撤収して帰るだけ。
剱岳やった後での室堂までの歩きは長かった。
特に雷鳥沢からの階段の登り・・・ヘロヘロでした。

どうにか室堂まで帰ってきました。
お天気も予報通り崩れてきましたね。

バスに乗ったら窓に水滴が。
どうにか雨にもやられず無事登山が終了しました。

帰りは5時間かけて埼玉まで。
異能☆さん運転お疲れ様でした。
ということで、念願の剱岳ついに登頂致しました。
そして・・・次なる目標は。
そう、いつかはジャンダルム。
奥穂高岳の脇にそびえる岩峰です。
いつか・・・意外と近いかも(笑)

今回のログですが、帰りのキャンプ場までしか取れませんでした。
ヤマレコにログを登録すると、標準コースタイムとの比較して「普通」とか「早い」とか出るんですが、
今回は「とても早い」だそうです。テント担いでる区間もあって「とても早い」はおぢさんにはオーバーペース
でしたね。どうりでくたびれた訳だ(汗)
山を登り始めた頃から、いつかは自分も登ってみたいと願っていた山、槍ヶ岳と剱岳。
いつの日か・・・それはとってもとっても遠い未来の話だと思っていたんですが・・・
山登りを始めて3年、ついに剱岳やっちゃいました!
ちなみに剱岳・・・ウィキペディアにはこう記されています。
日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」とされる。
これは、その一般ルートが、一服剱 - 前剱 - 本峰の間で、岩稜伝いの鎖場や
ハシゴのルートになることによる。難所としてカニのヨコバイ・カニのタテバイと
呼ばれる鎖場があるが、実際には、より容易な稜線で滑落事故などが発生し
ている。また、クライマーと呼ばれる一流登山家も、その岩場や雪山で、多くの
命を落としている。
9月1日(金)
仕事から急いで帰って、ザックを担いで電車に乗り、新白岡駅に22時前に到着。
今回は異能☆さんの車に同乗させてもらいます。
ご一緒するのは、異能☆さん、異能☆さんの次男で高校の登山部員小僧Bくん、
そして異能☆さんの会社の登山部員というタッキーさん30代。
おぢさん二人と若者二人という構成です。
久喜白岡ICから圏央道・上信越道・北陸道経由で立山に向かいました。
室堂に行くのに、なぜわざわざ富山県側の立山から行くのかというと・・・
以下は異能☆さんの計算引用です。
富山 立山経由
高速代:6280円×2
ガソリン代:5700円
公共交通機関:4310円×4人
駐車場代:(無料)
-------------------
計:約35500円
運転時間:5時間
長野 扇沢経由
高速代:4060円×2
ガソリン代:3200円
公共交通機関:9050円×4人
駐車場代:1000円×2日
-------------------
計:約49500円
運転時間:3.5時間
時間は余計にかかるけど、料金は長野より富山県まで走って立山経由の方が安いんですよね。
やっぱりコスパ優先でしょ!ということで立山経由に決定しました。
※ちなみにガソリン代はリッター17.7km 1L/120円計算だとか。
途中でボクも運転を代わったりしながら、午前3時すぎに立山駅前の無料駐車場に到着。
ビールを飲んだらおやすみなさい

9月2日(土)
寝たのか寝ないのか・・・うつろうつろしたと思ったら起床時刻の5時。
行動開始です。
駐車場にはトイレもありました。
脇にはキャンプスペースも(嘘)
始発のケーブルカーは7時発ですが、6時ごろには切符売り場には行列が出来始めました。
われわれも列に並びます。
6時20分、切符の販売開始です。
どうやらボクらは、2便の7時10分のケーブルカーに乗れるみたいです。
ちなみに、料金は室堂までの往復で4310円。
ちょっとお高いですが、しょうがないですね。
往復で買うと割引になりますよ。でも帰りの切符をなくさないようご注意ください。
改札を抜けると、ちょうどケーブルカーが降りてきました。
これに乗るのも随分久しぶりだなぁ
たぶん、四半世紀ぶり(笑)
ケーブルカーで終点の美女平までは約8分、一気に500mの標高を上げていきます。
トンネルを通ったりしながらグングン進みます。
それにしてもせっかくの剱岳登山なのにお天気イマイチですねぇ
美女平でバスに乗り換え。
標高2450mの室堂まで約50分のドライブです。
美女平から、すーっとガスってたんですが、室堂到着直前で景色が見えてきましたよ。
テンション上がりますね!
室堂ターミナルでバスを降りて、ターミナル内で登山届けを提出。
剱岳に登ると言ったら、受付したおじさんから「剱岳は登りより下りが事故が多いから気をつけて。
特に前剱から一服剱あたりでの事故が多いので注意するように」とのアドバイスが。
心しましょう。
その後、先月立山で合宿をしたばっかりの小僧Bくんの案内で、ターミナル内にある雄山神社の
社殿に安全祈願。
出口の正面にある「立山玉殿の湧水」で水を補給。
水場が豊富にあるのはありがたいですね。
さあ、いよいよスタート・・・ の前に大事なことを決めなくちゃいけません。
当初の予定では、1日目に立山を縦走して剱沢キャンプ場でテント泊。
2日目に剱岳に登って室堂まで帰ってくるという予定でしたが、天気予報を確認すると、
明日は天気が崩れるみたい。
メインは剱岳の天気が悪いというのは困りますね。
だったら、今日中に剱岳に登っちゃって、明日立山をやりましょうということに。
ということで、立山はやらずに剱沢キャンプ場への直行ルートに変更です。
そうと決まったら、さあ行きますか。
最初は、観光客に混じりながらの歩道歩き。
目の前の広がる立山の絶景に圧倒されます。
眼下には、みくりが池。
空や山が写ってとてもきれい。
左手には地獄谷を見ながら進みます。
ここらへんは、硫黄の臭いがプンプン。
そして、景色が開けたと思ったらバーンと正面に見えたのが、立山と雷鳥沢のキャンプ場です。
このキャンプ場、すごいロケーションですね。
こんなところでのんびりキャンプしてみたいものです。
その雷鳥沢のキャンプ場まで降りてきました。
さすがに、9月1週目とあって閑散としていますね。
ちなみにこのキャンプ場、脇にある雷鳥沢ヒュッテの温泉に700円で入れるそうです。
温泉&絶景キャンプなんていいなぁ
キャンプ場を過ぎるとすぐに、けっこうな急登が始まります。
まずは正面の尾根を目指して・・・それにしても長いなぁ
登っていると、登山道のすぐ脇に雷鳥が!
雷鳥さん、あれだけなかなかお目にかかれなかったのに、一度見ちゃうと次々と。
そんなものですね。
人を見ても逃げ出しもせずにじっとしています。
ヒナの姿を探しましたが、1羽だけみたい、
それにしてもかわいいなぁ
さっきまで雄大な立山の絶景の中を歩いていたのに、登っている途中でだんだんと辺りが真っ白に。
どうも雲の中に入っちゃったみたいですね。
涼しくていいんだけど、眺望が全くありません。
眺望が無いと修行状態になっちゃいますね。
やっと剱御前小屋到着です。
ここでザックを下ろして大休憩。
剱御前小屋から今度は下り。
キャンプ場はそう遠くないはず・・・ですが前が真っ白だと長く感じるんですよね。
やっと「剱沢キャンプ場」に到着しました。
それにしても、真っ白だ・・・
テント場はガラガラでした。
サイトは選び放題だったので、まわりにテントがない広々したところをチョイス。
いつものダンロップVS-20をちゃっちゃと設営しました。
お腹がすいたのでランチタイムに。
いい感じのフラットな石がテーブル代わりです。
もちろん、ボクはいつものカップラー。
ランチが終わったら、最新の天気予報を確認。
GVP改めSCW気象予報っていうのが、細かく天気が分かって便利なんですよね。
最新のスーパーコンピューターの予測は、朝の予報と変わって明日の午前中が晴れみたい。
う~ん、この霧の中これから剱岳に登ってもなぁ
だったら予報を信じて明日の朝に賭けてみるか!
ということで、急きょ剱岳アタックを中止。
じゃあ今からどうする?
今から、一杯飲んじゃうか

なんて魅力的な提案もあって心がグラグラと揺れましたが、せっかくここまで来たんですからね。
三山縦走は無理でも、立山を行けるところまで縦走してみようということに。
さきほど降りてきたばかりの道を引き返し、こちらの分岐を左手に進みまずは別山を目指します。
この登り返しがまた急登でへばりました。
何しろ若者はペースが早くて、おぢさん達は付いていくのがやっとです。
しばらく登ると・・・あれ?晴れた。
雲の上に出たみたいです。
目指す別山山頂が見えました。
こうなると現金なもので、急に元気になっちゃいましたよ

気持ちの良い稜線を歩いて、あっさりと別山南峰に到着です。
ありゃ!
もしかしてあれは剱岳の山頂?
山頂だけでも迫力あるなぁ
あんなところに登れるの、オレ?
別山から続く立山の稜線。
ちなみに、立山という名前の山はないんですよね。
いくつものピークが連なる連山の総称です。
この稜線を、時間が許す限り行けるところまで行って引き返すとしましょう。
結局、真砂岳まで歩いて時刻が14時30分。
戻るのに2時間かかることを考えるとここが限界ですね。
ということで真砂岳でUターン。
できれば、大汝山まで行ければ百名山「立山」に登ったことになるんですけどね。
残念ですが、立山チャレンジはまた今度という事にします。
それにしても、立山って雄大な山だなぁ
こんな景色が見れるのに、テン場で飲んだくれてないでよかった(笑)
またまた別山まで戻ってきました。
さっきより、さらに剱岳山頂がはっきりと見えましたよ。
それにしても、ごっつい山だなぁ
岩だらけじゃん。
記念に自撮りでハイポーズ。
明日行くから待ってろよ~
あたり一面雲海が広がっていました。
感動的なスケール感を、パノラマでお伝えできないのが残念。
同じ道を戻って、テン場に帰ってきました。
さあさあ、担いできたビールを雪解け水で冷やしたらカンパイ!
うめ~
ビールの後は焼酎にスイッチ。
雄大な眺めを見ながらの一杯、最高です。
このために苦労して歩いたといっても過言では無いでしょう(笑)
夕食は、最近のお気に入り、袋麺のヤキソバ。
乾燥野菜を入れてボリュームたっぷり。
軽くて安くて簡単で、ボクの夕食の最強メニューです。
9月1週目となると、登山者も少なくなるんですね。
広いテン場はテンともまばらでした。
それにしても景色の良いキャンプ地だな。
しばらくすると、ついに剣岳が姿を現しました。
ど迫力ですな。
あんな山、どうやって登るんだ?
さすが標高2500mのテン場ですね。
最後はダウンを着ても寒いくらい。
メリノウールの下着と極暖のヒートテックでちょうどといった感じ。
昨夜からほとんど寝ていなかったので、テントにもぐりこんだらあっという間に爆睡。
おやすみなさい。
夜中トイレに起きた時、はっきりと天の川が見えました。
そして流れ星も。
明日はきっと晴れるでしょう。
9月06日(日)
朝です。
テントの入り口を開けると・・・やった~ 予報通りの晴れです。
心はウキウキ、5時20分に出発。
昨日は部分的にしか見られなかった剱岳の全景を正面に見ながらの登山。
最高ですね。
途中、1箇所雪渓を渡る箇所がありました。
滑らないように慎重に渡ります。
日の出を迎えました。
キレイだなぁ
朝日を浴びる剱岳。
めちゃめちゃかっこいい!
剱岳といっても、しばらくはこんななだらかな道を歩きます。
しばらく歩くと、突然こんな看板が。
最初の鎖場のようです。
「1」と書いてありますね。
いよいよここからがスタートみたいです。
セオリー通り、できるだけ鎖は使わないように登ります。
この辺りは、まだノータッチで登れますね。
序盤と言うのに、最初からけっこうな高度感です。
剱岳、だいぶ近くなってきましたよ。
山頂をズームアップ!
それにしてもこんな岩山、どこを登るんだろう。
山頂の手前の手前にある小ピーク、一服剱に到着。
ここは眺めが良い!
ということで記念撮影。
いや~ 気持ちがいい!
天気も最高!
まだまだ手を使うような岩場が続きます。
浮石も多いので、落石させないように慎重に登ります。
剱・・・意外と近いんじゃね!
急登なので高度感はどんどん増していきます。
同時にテンションもどんどん上がります。
眺めがいい場所に出た!
剱さん、どんだけ近づいた?
と思ったら、まだまだぜんぜん先じゃん(汗)
ピークに見えたのは前剱だったか。
でも、本当にいい眺めだ。
幸せ感じます。
しばらく行くと・・・
ありゃ!渋滞だ。
何で?
なるほど、こりゃ恐ろしいトラバースだ。
みんなゆっくりになるわけだ。
トラバースポイント手前のこの橋は、ブログなんかでよく見る橋ですね。
左右が切れ落ちていて迫力があるんですが、まあ余裕。
それよりこっちは結構問題。
ここはさすがにしっかり鎖を持って慎重に歩かせてもらいました。
登ったと思ったら、こんな垂直の下りも。
山頂手前はギザギザしているんで結構下りもあるんですね。
まあ、しっかり足場があるので問題なし。
渋滞原因の団体さんは、この下でスルー。
剱さんんも段々近づいてきた。
遠くに見えるのは、たぶん鹿島槍。
今度はあっちも行ってみたいな。
ぎゃ!
あんなところ登っているし。
ちなみに、ここは登りと下りでルートが分かれているので、どうやら下りで使っているようです。
帰りはあんなところを通るの?
下りも気が抜けないな。
まだまだ高度感のある岩場は続きます。
まあ、もう慣れっこなのでたいていの壁では驚きませんが。
あれ!
何かすごい崖に人がへばりついてる。
もしかしてあれが・・・
じゃーん!
あの有名な難所、カニのたてばいでした。
えっと・・・ やっぱりこれ登るんですよね。
たいていのことには驚かなくなっていましたが、この壁は別格!
なんか、垂直に見えますけど・・・
まあ、どうにかなるでしょ!
さあ行きますよ。
さすがに登っている間は写真なんか撮っている余裕ありません。
一段楽したところで、後から登ってくる異能☆さんを激写。
落ちたらひとたまりもありませんね。
登り終わったところで一息ついてタッキーさんを激写。
ここでカニのたてばい終了です。
いや~迫力ありましたね。
過去最強の岩場でした。
でも、まだまだ難所は続くわけですよ。
ここも地味にキツイな。
手足をフルに使った登りが続きます。
振り向くと登ってきた経路が。
こんなところを登ってきたんですね。
一番手前が平蔵の頭、その向こうが前剱、その奥が一服剱(たぶん)。
遠くに目をやると・・・
もしかして富士山?
やっぱりどこからでも見えるんですね。
富士山は偉大だ。
そして、ついにその時が訪れました。
登りが緩やかになったと思ったら、見覚えのあるお社。
もしやあれが山頂?
じゃーん!
ついにやりました!
山頂に到着です。
さすがに達成感ありますね。
ていうか、今までアレだけ晴れていたのに山頂に着いたとたんにガスってるぞ。
山の天気はわかりませんね。
おー!
よく写真で見るお社だ。
そして三角点もタッチ。
剱岳の三角点といえば、映画「剱岳 点の記」にもあったように旧陸軍の測量部が当時未踏峰と
されていた剱岳に威信をかけて登り設置したという有名な三角点です。
その時に山頂で平安時代のものと思われる鉄剣が見つかり、実は未踏峰ではなかったというオチ
が付くわけですが・・・
しばし山頂で休憩&おやつタイム。
しばらく待ちましたが、はれる気配は無いので下山することに。
まあ、しょうがないですね。
さあ、ここからさらに気を引き締めないといけませんね。
なにしろ事故の大半は下りで発生しているそうですから。
そして、いきなり現れたのが下りの難所 カニのよこばい。
よこばいっていう割りに最初は縦に降りるんですね。
なかなかの高度感。
おっと、すぐによこばいになりましたよ。
このよこばい区間は、最初の一歩が難しいといわれていますが、たぶんずーっと鎖を持とうと
すると一歩目の着地点が見えないんですね。
最初から鎖を持たなければ余裕で見えましたよ。
まあ、確かに足を置く幅は10cm位しかないし、落ちたらあの世行きと思うとそれなりにスリル
はありますが、もっと怖いところ他にもありましたね。
帰りはこんなハシゴも。
あれ!
あの岩峰に人がへばりついてるよね。
もしかしてあそこも通るの?
はい!
やっぱり登るんです。
どうやら平蔵の頭という岩峰のようです。
遠くから見るよりは登りやすいですね。
平蔵の頭到着です。
裏側に下りますよ。
あれが前剱ですね。
登りでは山頂を巻いちゃったんですが、下りは山頂を通るみたい。
楽しみ♪
またまたこんな登り返しがあって・・・
小僧Bくん、さすがに身のこなしが軽い。
こんな所から落ちたくないですよね。
確実にあの世にいけます。
はい、前剱の頂上に到着です。
この辺りまで来ると、だいぶガスも晴れてきました。
一服剱を過ぎると剣山荘が見えました。
やばいところはあと少しだけ。
気を抜かないよう気をつけます。
剣山荘まで降りてきました。
ここまで来れば、転んでもすりむく程度ですね。
安心安心。
剣山荘でバッジをゲット!
と言いたいところですが、お金持ってくるの忘れた(汗)
ということで、タッキーさんが買ったバッジで勝手に写真だけ撮らせてもらいました。
実際には室堂ターミナルでゲットです。
テン場まで戻ってまいりました。
テン場では、またまたカップラーのランチタイム。
ついにやりましたね。
うれしさがじわじわとこみ上げてきます。
後は撤収して帰るだけ。
剱岳やった後での室堂までの歩きは長かった。
特に雷鳥沢からの階段の登り・・・ヘロヘロでした。
どうにか室堂まで帰ってきました。
お天気も予報通り崩れてきましたね。
バスに乗ったら窓に水滴が。
どうにか雨にもやられず無事登山が終了しました。
帰りは5時間かけて埼玉まで。
異能☆さん運転お疲れ様でした。
ということで、念願の剱岳ついに登頂致しました。
そして・・・次なる目標は。
そう、いつかはジャンダルム。
奥穂高岳の脇にそびえる岩峰です。
いつか・・・意外と近いかも(笑)

今回のログですが、帰りのキャンプ場までしか取れませんでした。
ヤマレコにログを登録すると、標準コースタイムとの比較して「普通」とか「早い」とか出るんですが、
今回は「とても早い」だそうです。テント担いでる区間もあって「とても早い」はおぢさんにはオーバーペース
でしたね。どうりでくたびれた訳だ(汗)