2022年01月04日
雪の日光白根山に登って河原でキャンプ
12月25日(土)~12月26日(日)
今年はコロナ禍で、幸か不幸か休みが取りやすいんですよね。そこで年末年始は10連休することにしちゃいました。
まず初日は雪の日光白根山へ行くことに。日光白根に行くときは、いつも五色沼避難小屋で泊まるんですが、今回は寒波の襲来で夜中から天気が崩れるという予報。そこで山中泊はあきらめていろは坂を下ったところの河原でキャンプをすることに。
結果予報は的中、でもいろは坂の下は雪がちらつく程度、おかげで2021年良いキャンプ納めができました。
12月25日(土)
今回はコースタイムが短めなので前泊ではなく朝5時30分に自宅を出発。
今年はこの週末までは金精峠が通行止めになっていないんですよね。ということで最短ルートの菅沼登山口を目指します。
オール下道で行きますよ。途中、男体山や女峰山が見えてきてテンションが上がります。

今晩は夜中からかなりの雪が降るという予報です。山中で泊まっている間にいろは坂が通行止めにでもなったら大変、ということでいろは坂の手前で今晩のキャンプ地を探します。良さそうな河原や林道を物色しながら走っていると、見つけましたよ。駐車場・トイレ付きの優良幕営地です。ここを今晩のキャンプ地としましょう。

無事幕営地を見つけて一安心していろは坂を登っていると、道路脇には雪が出始めました。やっぱりこの辺りを境に日本海側の気候になって雪が降りやすくなるんですよね。

戦場ヶ原からは男体山がキレイに見えました。車を降りて写真をパチリ。

金精トンネルを抜けると、突然そこは雪国でした。駐車場には厚く雪が積もっていてとても駐車できる状態じゃありません。がんばって雪かきをして駐車スペースを確保されている方もいましたが、聞いたら2人で30分かかったとのこと。一人じゃ1時間かかっちゃうよ。

ということで、失礼して路上駐車させていただきます。ほとんど走っている車もないので邪魔にはならないでしょう。

今回のザックはこんな感じ。日帰りなのでアイゼン・ピッケル・ワカンを入れても軽々です。

今回もスポルティバ・トランゴテックレザーGTXにモンベルのセミワンタッチ12本爪アイゼンを装着。
この靴と12本爪アイゼンの相性を気にされている方がいらっしゃるようなので、ここで改めてレビューを。トランゴテックレザーは従来のトランゴシリーズよりもさらに軽量化され、ソールも曲がりやすいので非常に歩きやすい登山靴です。最近では登山靴じゃなくてトレランシューズで登山する人が増えていますよね。昔みたいにソールに鉄板を入れなくても足に負担がかからないようねソールが開発されたことが大きいんでしょうね。そんな流れで歩きやすい登山靴が次々に発売されています。
トランゴテックレザーは一応踵にセミワンタッチアイゼン用のコバが付いているのでアイゼンを着けられるみたいだけど大丈夫?外れたりしない?という心配をされている方が多いみたいです。写真は装着して真横から撮った写真です。ソールがもともと歩きやすいように反っているのでフラットなアイゼンを着けたときに、つま先が数ミリアイゼンのソールから浮いています。ただし、セミワンタッチの場合、紐で締め付けるのでグラつくようなことはありません。前回の谷川岳と今回の日光白根山、岩場も含めてけっこうハードなところも歩きましたが、不安になるような場面はありませんでした。個人的には問題ないと思います。参考までに。

まずは樹林の中を歩きます。トレースバッチリで歩きやすいですね。

急登を登り切り、視界が開けたと思ったら弥陀ヶ池に到着しました。ここで初めて日光白根山の山頂がバーン!

完全に凍った弥陀ヶ池の脇を進みます。

急登が始まる前の分岐でひと休憩。パンで腹ごしらえします。

さあ、いよいよここからが核心部。ストックをしまい、ピッケルに持ち替えます。

トレースは少し薄くなったもののバッチリあります。ただ写真ではわかりずらいんですが風が強くなってきましたよ。

樹林帯を抜けると、思った通り立っているのがやっとという強風が吹いていました。冬山の洗礼ってやつですね。

バラクラバにゴーグルで完全武装。

雪の時期にこのルートを登るのは久しぶりですが、なかなかタフなルートですね。途中の鎖場、雪が中途半端でかなり苦戦しました。

急登を登りきると絶景が待っていましたよ!

風も幾分弱くなったようです。遠くの山まで見えますね。いや最高最高!

山頂まではもう少しだ。

さあ、最後の岩をよじ登ったら山頂に到着しました。

自撮りで記念撮影。

山頂標識には温度計が付いていましたが、マイナス9度を指していました。風がすごいので体感温度はもっと低い感じですが。

さあ、下山しましょう。本当なら五色沼の方に降りて周回したいところですが、今日はキャンプ地まで行かないといけないのでピストンで先を急ぎます。

相変わらず風は強いけど眺めはバッチリ。

弥陀ヶ池まで下りて核心部は終了。あとは樹林の中をのんびり下るだけです。

モフモフの樹林をのんびりと下ります。

駐車場近くまで下りてきました。ここはまっ平らですね。この辺でテン泊したいところですが、今晩の雪が怖いのでいろはやっぱり坂の下まで避難します。

車まで戻って来ました。ボクの後の人はみなさん路駐されたようで、ずいぶん増えてますね。

急いでいろは坂の下まで戻って、行きに見つけた幕営地にテントを設営。河原の芝サイト、渓谷沿いなので日当たりはイマイチですが贅沢は言えませんね。なかなか良い場所です。場所も便利だから、またやる機会があるかもな。

さっそく一杯やります。

夕食は最近のお気に入り、スキヤキです。もちろん生玉子でいただきます。

夜は街灯の明かりでランタンいらずの明るさ。

道路脇ではありますが、夜中にいろは坂を走る車があるはずもなく、静かな夜が更けてゆきました。
12月26日(日)
朝までぐっすり熟睡。
朝食は、昨夜の残りのスキヤキにうどんを投入。これもまたウマイ!

いろは坂の下でもうっすら雪が積もっていました。上は大変だったろうな。
さあ、今日もお泊りキャンプだからさっさと帰るとしましょう。

ということで帰りもオール下道で帰りました。
これにて10連休の1.2日目が終了しました・・・いや2日目はここからまた始まるんだった。
山納めもまだだし、年末年始10連休は忙しいぞ。
トランゴテックレザーGTXはワックス加工がオススメです。キズに強くなるし防水効果も上がります。
過去記事はコチラから
オススメのワックスはこれですね。
コロニル レザーワックス
今年はコロナ禍で、幸か不幸か休みが取りやすいんですよね。そこで年末年始は10連休することにしちゃいました。
まず初日は雪の日光白根山へ行くことに。日光白根に行くときは、いつも五色沼避難小屋で泊まるんですが、今回は寒波の襲来で夜中から天気が崩れるという予報。そこで山中泊はあきらめていろは坂を下ったところの河原でキャンプをすることに。
結果予報は的中、でもいろは坂の下は雪がちらつく程度、おかげで2021年良いキャンプ納めができました。
12月25日(土)
今回はコースタイムが短めなので前泊ではなく朝5時30分に自宅を出発。
今年はこの週末までは金精峠が通行止めになっていないんですよね。ということで最短ルートの菅沼登山口を目指します。
オール下道で行きますよ。途中、男体山や女峰山が見えてきてテンションが上がります。
今晩は夜中からかなりの雪が降るという予報です。山中で泊まっている間にいろは坂が通行止めにでもなったら大変、ということでいろは坂の手前で今晩のキャンプ地を探します。良さそうな河原や林道を物色しながら走っていると、見つけましたよ。駐車場・トイレ付きの優良幕営地です。ここを今晩のキャンプ地としましょう。
無事幕営地を見つけて一安心していろは坂を登っていると、道路脇には雪が出始めました。やっぱりこの辺りを境に日本海側の気候になって雪が降りやすくなるんですよね。
戦場ヶ原からは男体山がキレイに見えました。車を降りて写真をパチリ。
金精トンネルを抜けると、突然そこは雪国でした。駐車場には厚く雪が積もっていてとても駐車できる状態じゃありません。がんばって雪かきをして駐車スペースを確保されている方もいましたが、聞いたら2人で30分かかったとのこと。一人じゃ1時間かかっちゃうよ。
ということで、失礼して路上駐車させていただきます。ほとんど走っている車もないので邪魔にはならないでしょう。
今回のザックはこんな感じ。日帰りなのでアイゼン・ピッケル・ワカンを入れても軽々です。
今回もスポルティバ・トランゴテックレザーGTXにモンベルのセミワンタッチ12本爪アイゼンを装着。
この靴と12本爪アイゼンの相性を気にされている方がいらっしゃるようなので、ここで改めてレビューを。トランゴテックレザーは従来のトランゴシリーズよりもさらに軽量化され、ソールも曲がりやすいので非常に歩きやすい登山靴です。最近では登山靴じゃなくてトレランシューズで登山する人が増えていますよね。昔みたいにソールに鉄板を入れなくても足に負担がかからないようねソールが開発されたことが大きいんでしょうね。そんな流れで歩きやすい登山靴が次々に発売されています。
トランゴテックレザーは一応踵にセミワンタッチアイゼン用のコバが付いているのでアイゼンを着けられるみたいだけど大丈夫?外れたりしない?という心配をされている方が多いみたいです。写真は装着して真横から撮った写真です。ソールがもともと歩きやすいように反っているのでフラットなアイゼンを着けたときに、つま先が数ミリアイゼンのソールから浮いています。ただし、セミワンタッチの場合、紐で締め付けるのでグラつくようなことはありません。前回の谷川岳と今回の日光白根山、岩場も含めてけっこうハードなところも歩きましたが、不安になるような場面はありませんでした。個人的には問題ないと思います。参考までに。
まずは樹林の中を歩きます。トレースバッチリで歩きやすいですね。
急登を登り切り、視界が開けたと思ったら弥陀ヶ池に到着しました。ここで初めて日光白根山の山頂がバーン!
完全に凍った弥陀ヶ池の脇を進みます。
急登が始まる前の分岐でひと休憩。パンで腹ごしらえします。
さあ、いよいよここからが核心部。ストックをしまい、ピッケルに持ち替えます。
トレースは少し薄くなったもののバッチリあります。ただ写真ではわかりずらいんですが風が強くなってきましたよ。
樹林帯を抜けると、思った通り立っているのがやっとという強風が吹いていました。冬山の洗礼ってやつですね。
バラクラバにゴーグルで完全武装。
雪の時期にこのルートを登るのは久しぶりですが、なかなかタフなルートですね。途中の鎖場、雪が中途半端でかなり苦戦しました。
急登を登りきると絶景が待っていましたよ!
風も幾分弱くなったようです。遠くの山まで見えますね。いや最高最高!
山頂まではもう少しだ。
さあ、最後の岩をよじ登ったら山頂に到着しました。
自撮りで記念撮影。
山頂標識には温度計が付いていましたが、マイナス9度を指していました。風がすごいので体感温度はもっと低い感じですが。
さあ、下山しましょう。本当なら五色沼の方に降りて周回したいところですが、今日はキャンプ地まで行かないといけないのでピストンで先を急ぎます。
相変わらず風は強いけど眺めはバッチリ。
弥陀ヶ池まで下りて核心部は終了。あとは樹林の中をのんびり下るだけです。
モフモフの樹林をのんびりと下ります。
駐車場近くまで下りてきました。ここはまっ平らですね。この辺でテン泊したいところですが、今晩の雪が怖いのでいろはやっぱり坂の下まで避難します。
車まで戻って来ました。ボクの後の人はみなさん路駐されたようで、ずいぶん増えてますね。
急いでいろは坂の下まで戻って、行きに見つけた幕営地にテントを設営。河原の芝サイト、渓谷沿いなので日当たりはイマイチですが贅沢は言えませんね。なかなか良い場所です。場所も便利だから、またやる機会があるかもな。
さっそく一杯やります。
夕食は最近のお気に入り、スキヤキです。もちろん生玉子でいただきます。
夜は街灯の明かりでランタンいらずの明るさ。
道路脇ではありますが、夜中にいろは坂を走る車があるはずもなく、静かな夜が更けてゆきました。
12月26日(日)
朝までぐっすり熟睡。
朝食は、昨夜の残りのスキヤキにうどんを投入。これもまたウマイ!
いろは坂の下でもうっすら雪が積もっていました。上は大変だったろうな。
さあ、今日もお泊りキャンプだからさっさと帰るとしましょう。
ということで帰りもオール下道で帰りました。
これにて10連休の1.2日目が終了しました・・・いや2日目はここからまた始まるんだった。
山納めもまだだし、年末年始10連休は忙しいぞ。
トランゴテックレザーGTXはワックス加工がオススメです。キズに強くなるし防水効果も上がります。
過去記事はコチラから
オススメのワックスはこれですね。
コロニル レザーワックス
2021年12月10日
今シーズン初の雪山は谷川岳・一ノ倉岳 肩の小屋泊
12月02日(木)~12月04日(土)
さあ、いよいよボクの好きな雪山シーズンの到来ですね。ヤマレコをチェックしたら、谷川岳はもう真っ白に。さすが豪雪で知られる山です。
それじゃあと、天気の良さそうな金曜日に休みを取って、谷川岳に行ってきました。
今シーズン初の雪山・・・堪能させていただきました。

12月02日(木)
高速代を節約して、オール下道で往復しますよ。22時30分に自宅を出発。道の駅おおたに23時00分に到着して一杯飲んだらおやすみなさい。
12月02日(木)
朝は5時に起床。ひたすら国道17号を走って谷川岳を目指します。一回眠ってリセットすると運転はだいぶ楽ですね。
タイヤはスタッドレスに替えましたが、車道に雪はありません。
走っていると正面に谷川岳が見えました。さすがに山は真っ白、テンションが上がりますね~

白毛門の無料駐車場に7時30分に到着しました。さすがに駐車場には雪が残っていました。

今回のザックはこんな感じ。
稜線にテン泊予定なので、ストック、ピッケル、12本爪アイゼン、スコップなどフル装備。水2.5Lを入れたら60Lのザックがパンパンです(汗)
重さも20kgの大台超えで、さすがに担ぐのも一苦労。

準備をしたら、さあ行きますか。
車道を15分ほど歩いてロープウェイ乗り場に到着。ロープウェイ乗り場にも駐車場はあるんですが、平日500円・休日1000円かかるので、これで1500円の節約です。

ロープウェイのチケットは片道で購入。というのも今回は、谷川岳から一ノ倉岳、茂倉岳を縦走して、茂倉岳避難小屋付近でテン泊、茂倉新道を通って土樽駅まで下るという予定です。

8時30分の始発ロープウェイに乗って15分ほどで天神平に到着。

建物を出ると、さすがに雪はたっぷり。ここで今シーズン初の12本爪アイゼンを装着します。新調したスポルティバ・トランゴテックレザーに合わせるの初めてなんですがモンベルのアイゼンとの相性も悪くなさそうです。

昨日も雪が降ったみたいなので、トレースがあるかどうかを心配していましたがトレースはバッチリですね。これならワカンもラッセルも必要なさそうです。

歩き始めてしばらくすると、正面に谷川岳が姿を現しました。山頂付近の天気も良さそうだし楽しめそうです。

右手には白毛門から馬蹄形縦走の山々が。あっちも雪をかぶって真っ白ですね。

尾根に出ると俎嵓が見えました。こっちも真っ白。

しばらく尾根を歩いて、熊穴沢避難小屋に到着しました。

雪の時期に来ると、大体この小屋は雪に埋まっているんですが、今年はまだ降り始めとあって小屋前に雪は無く、すんなりと中に入れました。中は下がコンクリートなので、緊急時以外あまり泊まりたくはないですね。

さあ、ここからが本格的な登山の始まりです。20kgの重みを感じながら登りますよ。

直登で、ぐんぐん標高を上げて行きます。振り返ると歩いてきた稜線がバッチリ見えました。

左手に俎嵓を眺めながら登ります。俎嵓って名前は変だけど、姿かたちはアルペン感が漂っていてかっこいいよな。夏は登山道が無くて登れないけど、雪の時期は登れるんですよね。一度やってみたいものです。

正面には谷川岳がバーン。雪の時期は直登しますよ。

本日は雲一つない快晴。遠くの山々まで見渡せます。

俎嵓の裏側に谷川岳の主脈が見えましたよ。昨年は残雪期に歩きましたが、本格的な雪の時期はどうなんでしょうね。何人か交代でラッセルすればやれそうだけど。

さあ、肩の小屋に到着しました。今日は茂倉岳まで縦走して稜線でテン泊しようと思っていたんですが、昨日この小屋に泊まった方に聞いたら、オキの耳から先はノートレースで、けっこいう積もっているからソロで行くのはキツイかもとの事。
どうしようかな? う~ん・・・ やめよう(アッサリ) そんな修行はしたくないもんね。
となると、この小屋付近でテン泊するか、熊穴沢小屋まで下りてテン泊するか、この小屋に泊まっちゃうか・・・の3択ですね。いずれにしてもザックをここにデポして山頂を往復してから考えることにしましょう。

まずは、小屋前で主脈を眺めながらランチパックで腹ごしらえ。

さあ、ちょっくら山頂往復してきましょうか。双耳峰のひとつトマの耳までは10分程度です。

はい、あっという間にトマの耳に到着です。

肩の小屋でお話しした方に写真を撮ってもらいました。

山頂からは360度の絶景。こちらは白毛門方面ですね。

こちらがもう一つの山頂、オキの耳です。20分くらいで行けるので、ちゃっちゃと行って来ちゃいましょうか。

山頂付近の樹木は霧氷で真っ白です。

さくっと下って登ったら、もう1峰のオキの耳に到着。

とりあえず自撮りで記念撮影。

振り返るとトマの耳がかっこいい。

一ノ倉岳方面に目をやると・・・あれ?トレースがあるぞ。今日どなたか向かったようですね。
どうしよう・・・行けるなら行きたいなぁ
ちょっとで戻るつもりだったから完全に手ぶらだけど・・・まあいいか、行っちゃえ!
ということで一ノ倉岳まで行ってみることにしました。

しばらく歩くと前方から人が・・・先行者さん、もう登ってきたの?と思ったら、途中まで行ったけど踏み抜きがひどくて引き返してきたそうです。
えー!!どうしよう。もう行く気になっちゃったじゃないかぁ ノートレースでも、行けるところまで行ってみましょう。

一ノ倉岳、かっこいいな。頑張って行くぞ。

視界の開けた尾根上を歩くので、ノートレースでも道迷いの心配はないんですが、ふくらはぎから膝位の積雪です。時々腿までの踏み抜きも。

さあ、何とか鞍部まで下りてきましたよ。ここからはガッツリ登り返すようです。

気温が高いということもあるんでしょうが、アイゼンが団子になってやたら歩きにくい。アンチスノープレートとか付いているけどほぼ役に立っていませんね。団子が付かない良い方法ってないのかなぁ スキーのワックス塗るとか。

しばらく登って振り返ると、谷川岳からの稜線が見えました。美しい稜線ですね。踏み跡はボクのだけ。達成感たっぷりです。

急登を登り切ったところで急に斜面がなだらかになりました。よく見ると避難小屋が屋根だけ顔を出していますね。

山頂はどこ?標識が埋まってしまっていて山頂の場所がよく分からないので、GPSで確認します。どうやらこの辺りが山頂みたいですね。

山頂の先には茂倉岳が。アップダウンも少ないしすぐそこみたいですが、今日はここまでで引き返しましょう。

一応、自撮りで記念撮影。

山頂からは越後の山々が一望に。巻機山も見えますね。冬季限定で巻機山まで歩けるんですよね。これもいつかやってみたいルートの一つです。

さあ、戻りましょうか。
帰りは自分の踏み跡があるので行きより少しはマシでしょう。

雪山はやっぱり下りの方が怖いですね。滑落しないよう、慎重に。慎重に。

鎖場はこのくらいの雪が一番厄介なんですよね。中途半端に鎖が出ていたりいなかったり。雪で埋まっちゃった方がむしろ登りやすかったりします。

振り返ると今下りてきた稜線です。右側の切れ落ちた先が一ノ倉沢ですね。昔多くの人が命を落とした岸壁です。

自分の踏み跡を辿っているとはいえ、行きに踏み抜いた場所はやっぱり帰りも踏み抜くんですよね。悪戦苦闘しながら戻ります。

やっと双耳峰まで戻って来ました。山頂にも誰もいませんね。みんなロープウェイの最終に間に合うように下りちゃったようです。

樹木にできた海老の尻尾も美しい。

やっと肩の小屋が見えました。
ちょっとそこまで行って戻って来るつもりが、大冒険になっちゃったな(笑)

肩の小屋の前には絶景を眺められるベンチがあります。ベンチに座って今後のことを検討します。選択肢は3つ。ここでテント張るか、熊穴沢まで下ってテントを張るか、このまま肩の小屋に泊まるか・・・

う~ん・・・まずは一杯飲んでと。
一杯飲んだら結論は簡単に出ました。テントを張るなんて面倒ですね。小屋に泊まっちゃいましょう(笑)

そうと決まったら腰を落ち着けて飲みますよ。焼酎も逝っちゃいます。絶景を眺めながら飲む酒は最高にうまい!
あっという間に夕暮れになりました。この時間にこの景色を独り占め。贅沢な時間ですね。

山頂も赤く染まります。

主脈をガスが流れ、幻想的な風景が展開されました。泊まった人しか見られない特別な景色です。

さあ、日も暮れたことだし小屋に入って夕食をいただきましょう。今日は簡単にウマーメシに玉子を入れていただきます。寒いときは辛いものが暖まりますね。鍋じゃなくてもこれで十分な感じかな。

夜、外に出ると下界は群馬の夜景が広がっていました。

シュラフにもぐりこんで焼酎を飲みながらおやすみなさい
12月04日(土)
朝、目を覚ますと東の空が明るくなりかけていました。意を決してシュラフを抜け出し、明るくなる東の空に向けてシャッターを切ります。この時間も好きな時間です。
ちなみに、今回のシュラフはモンベルの#1です。ファスナーの修理から戻って来ました。修理費は1500円と思いがけず安かった。モンベルさんありがとう。

太陽が昇ってきましたね。夕日といい朝日といい山頂に泊まった人だけが見ることのできる絶景です。

主脈方面は薄くガスがかかっていてこれもまた美しい。

小屋に戻って、朝食は鮭おにぎりをお粥にしていただきます。

お茶漬けの素を入れるつもりでしたが持ってくるの忘れちゃった。塩を入れただけだったけど、シンプルでかえって美味かったかも。

のんびりと準備をしたら、さあ帰りましょうか。

予定とは反対方向ですが、登ってきた天神尾根を下ります。

ガツっと下って天狗の溜まり場まで下りてきました。ここで衣類の調整。標高を下げると気温も上がって暑くなるんですよね。

次いで熊穴沢避難小屋まで下りてきました。次回はテント泊(ビバーク)で楽しみたいですね。小屋のそばの幕営適地を探しておきましょう。小屋の真ん前は広い平らなスペースがあるんですがさすがにそこはちょっと。

ルートから外れた小屋の先にちょっとしたスペースがありました。2張り程度なら十分ですね。今度はここで幕営しよう。

土曜日はあまり天気がよくないという予報でしたが、悪くないですね。遠くの山まで見えます。

ロープウェイのチケットは片道しか買ってないし、帰りは田尻尾根を下って帰るとしましょうか。お金も浮くしね。
まあ当然かもしれませんが、雪の時期にこんなところを下る人はなんてめったにいないので、ノートレースです。
雪が深そうで一瞬怯みましたが、意を決して行くことにします。

ノートレースではあるんですが、ウサギの足跡だけは付いています。うさぎも尾根道が好きなんだ(笑)

下の方は積雪も少ないかと思ったんですが、樹林の中で雪が残っているせいか、深いところでは太ももの付け根まで沈みます。昨日の一ノ倉岳よりよっぽどキツイぞ。

谷川岳を眺めながらのラッセル。この尾根、絶対登りたくないな。

田尻尾根、舐めていましたがなかなか手強い下りでした。

尾根をたっぷり下ってからさらに車道を歩き、白毛門の駐車場でゴール。お疲れさまでした。

ということで、今シーズン初の雪山が終了しました。予定外のルートで初の方の小屋泊となりましたが、これはこれでけっこう楽しめましたね。
さあ、次はどこに行こうかな。
今回のログです。
さあ、いよいよボクの好きな雪山シーズンの到来ですね。ヤマレコをチェックしたら、谷川岳はもう真っ白に。さすが豪雪で知られる山です。
それじゃあと、天気の良さそうな金曜日に休みを取って、谷川岳に行ってきました。
今シーズン初の雪山・・・堪能させていただきました。
12月02日(木)
高速代を節約して、オール下道で往復しますよ。22時30分に自宅を出発。道の駅おおたに23時00分に到着して一杯飲んだらおやすみなさい。
12月02日(木)
朝は5時に起床。ひたすら国道17号を走って谷川岳を目指します。一回眠ってリセットすると運転はだいぶ楽ですね。
タイヤはスタッドレスに替えましたが、車道に雪はありません。
走っていると正面に谷川岳が見えました。さすがに山は真っ白、テンションが上がりますね~
白毛門の無料駐車場に7時30分に到着しました。さすがに駐車場には雪が残っていました。
今回のザックはこんな感じ。
稜線にテン泊予定なので、ストック、ピッケル、12本爪アイゼン、スコップなどフル装備。水2.5Lを入れたら60Lのザックがパンパンです(汗)
重さも20kgの大台超えで、さすがに担ぐのも一苦労。
準備をしたら、さあ行きますか。
車道を15分ほど歩いてロープウェイ乗り場に到着。ロープウェイ乗り場にも駐車場はあるんですが、平日500円・休日1000円かかるので、これで1500円の節約です。
ロープウェイのチケットは片道で購入。というのも今回は、谷川岳から一ノ倉岳、茂倉岳を縦走して、茂倉岳避難小屋付近でテン泊、茂倉新道を通って土樽駅まで下るという予定です。
8時30分の始発ロープウェイに乗って15分ほどで天神平に到着。
建物を出ると、さすがに雪はたっぷり。ここで今シーズン初の12本爪アイゼンを装着します。新調したスポルティバ・トランゴテックレザーに合わせるの初めてなんですがモンベルのアイゼンとの相性も悪くなさそうです。
昨日も雪が降ったみたいなので、トレースがあるかどうかを心配していましたがトレースはバッチリですね。これならワカンもラッセルも必要なさそうです。
歩き始めてしばらくすると、正面に谷川岳が姿を現しました。山頂付近の天気も良さそうだし楽しめそうです。
右手には白毛門から馬蹄形縦走の山々が。あっちも雪をかぶって真っ白ですね。
尾根に出ると俎嵓が見えました。こっちも真っ白。
しばらく尾根を歩いて、熊穴沢避難小屋に到着しました。
雪の時期に来ると、大体この小屋は雪に埋まっているんですが、今年はまだ降り始めとあって小屋前に雪は無く、すんなりと中に入れました。中は下がコンクリートなので、緊急時以外あまり泊まりたくはないですね。
さあ、ここからが本格的な登山の始まりです。20kgの重みを感じながら登りますよ。
直登で、ぐんぐん標高を上げて行きます。振り返ると歩いてきた稜線がバッチリ見えました。
左手に俎嵓を眺めながら登ります。俎嵓って名前は変だけど、姿かたちはアルペン感が漂っていてかっこいいよな。夏は登山道が無くて登れないけど、雪の時期は登れるんですよね。一度やってみたいものです。
正面には谷川岳がバーン。雪の時期は直登しますよ。
本日は雲一つない快晴。遠くの山々まで見渡せます。
俎嵓の裏側に谷川岳の主脈が見えましたよ。昨年は残雪期に歩きましたが、本格的な雪の時期はどうなんでしょうね。何人か交代でラッセルすればやれそうだけど。
さあ、肩の小屋に到着しました。今日は茂倉岳まで縦走して稜線でテン泊しようと思っていたんですが、昨日この小屋に泊まった方に聞いたら、オキの耳から先はノートレースで、けっこいう積もっているからソロで行くのはキツイかもとの事。
どうしようかな? う~ん・・・ やめよう(アッサリ) そんな修行はしたくないもんね。
となると、この小屋付近でテン泊するか、熊穴沢小屋まで下りてテン泊するか、この小屋に泊まっちゃうか・・・の3択ですね。いずれにしてもザックをここにデポして山頂を往復してから考えることにしましょう。
まずは、小屋前で主脈を眺めながらランチパックで腹ごしらえ。
さあ、ちょっくら山頂往復してきましょうか。双耳峰のひとつトマの耳までは10分程度です。
はい、あっという間にトマの耳に到着です。
肩の小屋でお話しした方に写真を撮ってもらいました。
山頂からは360度の絶景。こちらは白毛門方面ですね。
こちらがもう一つの山頂、オキの耳です。20分くらいで行けるので、ちゃっちゃと行って来ちゃいましょうか。
山頂付近の樹木は霧氷で真っ白です。
さくっと下って登ったら、もう1峰のオキの耳に到着。
とりあえず自撮りで記念撮影。
振り返るとトマの耳がかっこいい。
一ノ倉岳方面に目をやると・・・あれ?トレースがあるぞ。今日どなたか向かったようですね。
どうしよう・・・行けるなら行きたいなぁ
ちょっとで戻るつもりだったから完全に手ぶらだけど・・・まあいいか、行っちゃえ!
ということで一ノ倉岳まで行ってみることにしました。
しばらく歩くと前方から人が・・・先行者さん、もう登ってきたの?と思ったら、途中まで行ったけど踏み抜きがひどくて引き返してきたそうです。
えー!!どうしよう。もう行く気になっちゃったじゃないかぁ ノートレースでも、行けるところまで行ってみましょう。
一ノ倉岳、かっこいいな。頑張って行くぞ。
視界の開けた尾根上を歩くので、ノートレースでも道迷いの心配はないんですが、ふくらはぎから膝位の積雪です。時々腿までの踏み抜きも。
さあ、何とか鞍部まで下りてきましたよ。ここからはガッツリ登り返すようです。
気温が高いということもあるんでしょうが、アイゼンが団子になってやたら歩きにくい。アンチスノープレートとか付いているけどほぼ役に立っていませんね。団子が付かない良い方法ってないのかなぁ スキーのワックス塗るとか。
しばらく登って振り返ると、谷川岳からの稜線が見えました。美しい稜線ですね。踏み跡はボクのだけ。達成感たっぷりです。
急登を登り切ったところで急に斜面がなだらかになりました。よく見ると避難小屋が屋根だけ顔を出していますね。
山頂はどこ?標識が埋まってしまっていて山頂の場所がよく分からないので、GPSで確認します。どうやらこの辺りが山頂みたいですね。
山頂の先には茂倉岳が。アップダウンも少ないしすぐそこみたいですが、今日はここまでで引き返しましょう。
一応、自撮りで記念撮影。
山頂からは越後の山々が一望に。巻機山も見えますね。冬季限定で巻機山まで歩けるんですよね。これもいつかやってみたいルートの一つです。
さあ、戻りましょうか。
帰りは自分の踏み跡があるので行きより少しはマシでしょう。
雪山はやっぱり下りの方が怖いですね。滑落しないよう、慎重に。慎重に。
鎖場はこのくらいの雪が一番厄介なんですよね。中途半端に鎖が出ていたりいなかったり。雪で埋まっちゃった方がむしろ登りやすかったりします。
振り返ると今下りてきた稜線です。右側の切れ落ちた先が一ノ倉沢ですね。昔多くの人が命を落とした岸壁です。
自分の踏み跡を辿っているとはいえ、行きに踏み抜いた場所はやっぱり帰りも踏み抜くんですよね。悪戦苦闘しながら戻ります。
やっと双耳峰まで戻って来ました。山頂にも誰もいませんね。みんなロープウェイの最終に間に合うように下りちゃったようです。
樹木にできた海老の尻尾も美しい。
やっと肩の小屋が見えました。
ちょっとそこまで行って戻って来るつもりが、大冒険になっちゃったな(笑)
肩の小屋の前には絶景を眺められるベンチがあります。ベンチに座って今後のことを検討します。選択肢は3つ。ここでテント張るか、熊穴沢まで下ってテントを張るか、このまま肩の小屋に泊まるか・・・
う~ん・・・まずは一杯飲んでと。
一杯飲んだら結論は簡単に出ました。テントを張るなんて面倒ですね。小屋に泊まっちゃいましょう(笑)
そうと決まったら腰を落ち着けて飲みますよ。焼酎も逝っちゃいます。絶景を眺めながら飲む酒は最高にうまい!
あっという間に夕暮れになりました。この時間にこの景色を独り占め。贅沢な時間ですね。
山頂も赤く染まります。
主脈をガスが流れ、幻想的な風景が展開されました。泊まった人しか見られない特別な景色です。
さあ、日も暮れたことだし小屋に入って夕食をいただきましょう。今日は簡単にウマーメシに玉子を入れていただきます。寒いときは辛いものが暖まりますね。鍋じゃなくてもこれで十分な感じかな。
夜、外に出ると下界は群馬の夜景が広がっていました。
シュラフにもぐりこんで焼酎を飲みながらおやすみなさい
12月04日(土)
朝、目を覚ますと東の空が明るくなりかけていました。意を決してシュラフを抜け出し、明るくなる東の空に向けてシャッターを切ります。この時間も好きな時間です。
ちなみに、今回のシュラフはモンベルの#1です。ファスナーの修理から戻って来ました。修理費は1500円と思いがけず安かった。モンベルさんありがとう。
太陽が昇ってきましたね。夕日といい朝日といい山頂に泊まった人だけが見ることのできる絶景です。
主脈方面は薄くガスがかかっていてこれもまた美しい。
小屋に戻って、朝食は鮭おにぎりをお粥にしていただきます。
お茶漬けの素を入れるつもりでしたが持ってくるの忘れちゃった。塩を入れただけだったけど、シンプルでかえって美味かったかも。
のんびりと準備をしたら、さあ帰りましょうか。
予定とは反対方向ですが、登ってきた天神尾根を下ります。
ガツっと下って天狗の溜まり場まで下りてきました。ここで衣類の調整。標高を下げると気温も上がって暑くなるんですよね。
次いで熊穴沢避難小屋まで下りてきました。次回はテント泊(ビバーク)で楽しみたいですね。小屋のそばの幕営適地を探しておきましょう。小屋の真ん前は広い平らなスペースがあるんですがさすがにそこはちょっと。
ルートから外れた小屋の先にちょっとしたスペースがありました。2張り程度なら十分ですね。今度はここで幕営しよう。
土曜日はあまり天気がよくないという予報でしたが、悪くないですね。遠くの山まで見えます。
ロープウェイのチケットは片道しか買ってないし、帰りは田尻尾根を下って帰るとしましょうか。お金も浮くしね。
まあ当然かもしれませんが、雪の時期にこんなところを下る人はなんてめったにいないので、ノートレースです。
雪が深そうで一瞬怯みましたが、意を決して行くことにします。
ノートレースではあるんですが、ウサギの足跡だけは付いています。うさぎも尾根道が好きなんだ(笑)
下の方は積雪も少ないかと思ったんですが、樹林の中で雪が残っているせいか、深いところでは太ももの付け根まで沈みます。昨日の一ノ倉岳よりよっぽどキツイぞ。
谷川岳を眺めながらのラッセル。この尾根、絶対登りたくないな。
田尻尾根、舐めていましたがなかなか手強い下りでした。
尾根をたっぷり下ってからさらに車道を歩き、白毛門の駐車場でゴール。お疲れさまでした。
ということで、今シーズン初の雪山が終了しました。予定外のルートで初の方の小屋泊となりましたが、これはこれでけっこう楽しめましたね。
さあ、次はどこに行こうかな。
今回のログです。
2021年08月08日
新しく買った登山靴 スポルティバ トランゴテックレザーのワックス加工
ボクが今まで履いていた登山靴は、スポルティバのトランゴアルプです。
岩登りより山歩きを優先したデザインで、歩きやすくて気に入っていたんですが、購入から2年半経ちついにつま先には穴が。

踵もミッドソールまですり減っちゃいました。

そこで思い切って買ったのが、同じスポルティバのトランゴテックレザーGTX。
軽くて柔らかい、最近流行りの楽に歩ける登山靴です。

レザーという名の通り、アッパーがヌバックレザーでできていて、足馴染みが良くなるようになっています。
ちなみにヌバックというのは、起毛っぽい加工で独特の風合いを出したレザーで、指で触ると跡が残るようなふわっとした触感のあれです。
ただ、あまり強度は高くないみたいですね。先日の白峰三山の縦走で岩場をガシガシ歩いたら革に傷が付いちゃった。

強化する方法はないのかな?ネットで調べていたら、ワックス加工というのが出てきました。
ネットで紹介されているのはいろいろな薬剤を使って手間をかけていますが、要はレザーワックスというのを塗ることで、表革の風合いに戻すということのようです。
みなさんがおススメのコロニルというメーカのワックスを塗ることで、防水性も高まるし、防汚効果も期待でき耐摩擦性も上がるので傷もつきにくくなるようです。

シンプルに水洗い後これだけを塗ってみます。
指で塗ると、革にワックスがしみこむ感じが分かりますね。色もグレーから黒に。
手前が塗布後、奥が塗布前のトランゴテックレザーです。独特の光沢が出ましたね。数日置いて3回くらい繰り返し、ブラッシングすると良い味が出るようです。この味を出すためにわざわざワックス加工をする人もいるみたいですね。

両足とも塗布完了。ブラックで精悍な登山靴、男前になりました。

さあ、夏山シーズンですね。ガシガシ使って効果を試してみよう。
※この靴が雪山で使えるかどうか知りたい方が多いみたいですね。ボクはガンガン使ってますよ。12本爪アイゼンとの相性はコチラで生地にしています。
ワックス加工はやって大正解でした。ボクはこれを使いましたよ。


ボクの愛用の登山靴はコレ。踵にコバが付いているのでセミワンタッチアイゼンに対応していて4シーズンこれ一足です。
平行輸入品なら刻みで購入できるので足にピッタリなサイズを見つけられますよ。


岩登りより山歩きを優先したデザインで、歩きやすくて気に入っていたんですが、購入から2年半経ちついにつま先には穴が。
踵もミッドソールまですり減っちゃいました。
そこで思い切って買ったのが、同じスポルティバのトランゴテックレザーGTX。
軽くて柔らかい、最近流行りの楽に歩ける登山靴です。
レザーという名の通り、アッパーがヌバックレザーでできていて、足馴染みが良くなるようになっています。
ちなみにヌバックというのは、起毛っぽい加工で独特の風合いを出したレザーで、指で触ると跡が残るようなふわっとした触感のあれです。
ただ、あまり強度は高くないみたいですね。先日の白峰三山の縦走で岩場をガシガシ歩いたら革に傷が付いちゃった。
強化する方法はないのかな?ネットで調べていたら、ワックス加工というのが出てきました。
ネットで紹介されているのはいろいろな薬剤を使って手間をかけていますが、要はレザーワックスというのを塗ることで、表革の風合いに戻すということのようです。
みなさんがおススメのコロニルというメーカのワックスを塗ることで、防水性も高まるし、防汚効果も期待でき耐摩擦性も上がるので傷もつきにくくなるようです。
シンプルに水洗い後これだけを塗ってみます。
指で塗ると、革にワックスがしみこむ感じが分かりますね。色もグレーから黒に。
手前が塗布後、奥が塗布前のトランゴテックレザーです。独特の光沢が出ましたね。数日置いて3回くらい繰り返し、ブラッシングすると良い味が出るようです。この味を出すためにわざわざワックス加工をする人もいるみたいですね。
両足とも塗布完了。ブラックで精悍な登山靴、男前になりました。
さあ、夏山シーズンですね。ガシガシ使って効果を試してみよう。
※この靴が雪山で使えるかどうか知りたい方が多いみたいですね。ボクはガンガン使ってますよ。12本爪アイゼンとの相性はコチラで生地にしています。
ワックス加工はやって大正解でした。ボクはこれを使いましたよ。
ボクの愛用の登山靴はコレ。踵にコバが付いているのでセミワンタッチアイゼンに対応していて4シーズンこれ一足です。
平行輸入品なら刻みで購入できるので足にピッタリなサイズを見つけられますよ。
Posted by そーしん at
18:55
│スポルティバ トランゴテックレザーGTX
2021年03月18日
新しい登山靴の試し履きに筑波山へ バリルートで女体山直下に出た!
先日購入した登山靴「スポルティバ トランゴテックレザーGTX」の試し履きをしに、いつもの筑波山に行ってきました。
何度も登っている筑波山ですからね、ノーマルルートじゃつまらないってことで今回もバリルートを選択。
岩場が続くという女体山山頂直下への直登ルート、思った以上に手強い難ルートでした。
3月14日(日)
ゆっくり目の8時過ぎに自宅を出発、オール下道で約2時間、筑波山中腹まで登ると山頂が見えました。右が女体山、左が男体山ですね。今回は女体山を登ります。

10時過ぎにつつじヶ丘駐車場の2~300m手前にある駐車スペースに到着しました。
ここなら無料なんですよね。満車を心配しましたが、止まっているのは5台ほど。一安心です。

今回は新しく買った登山靴の足慣らしです。
登山靴を購入した時のレポはコチラ
足を入れた感じはなかなか良い感じです。

準備をしたら、さあ行きますか。
歩き始めてすぐに今までの靴との違いを実感、とにかく軽い!
登山靴なのにこんなに軽くていいんだってちょっと心配になるくらいです。
登山口のある駐車場まではこんな車道歩きを2~300m。
これで駐車場代500円が浮くと思えば安いものです。

つつじヶ丘駐車場の脇に登山道の入り口がありました。
今回、バリルートで登るんですが、途中の弁慶茶屋跡までは一般ルートの、おたつ石コースを歩きます。

割とよく整備された登山道が続きます。
陽気に誘われたのか、家族連れのハイカーがたくさん。
まあ、筑波山ですからね。

スタートから30分ほどで、弁慶茶屋跡に到着しました。
以前に歩かれた方のGPSログによると、この辺りからバリルートに入るはずなんですが、どこだろう?
グルっと一周してみたら、この看板の後ろに踏み跡がありました。

さあ、バリルートです。
どんな道かと思ったら、良く踏まれた良い道じゃないですか。
何より人がいなくて静かなのが有難い。

ご機嫌で歩いていたら、途中から笹薮になって歩きにくくなっちゃった。やっぱりバリルートですね。
まあ藪漕ぎってほどではありませんが。

しばらく歩くと、人の声が聞こえてきましたよ。
突然開けた場所に出たと思ったら、一般ルートの白雲橋コースに合流しました。
出てきたのはこんなところ。特にロープも張ってありませんね。

しばらく、岩ゴロゴロのノーマルルート歩き。

ところどころで展望が開けます。
関東でこれほど雄大な景色を見られるって、筑波山はやっぱり良い山ですね。

屏風岩に到着。
ログによると、この辺りからバリルートに分かれるみたいですが・・・

どうやら女体山山頂まで直登するルートのようです。

適当に直登してみます。さすがバリルート、踏み跡はほとんどありません。

どうやらこの岩を登るみたいです。
見るからに手強そう。

手掛かりの少ない岩をどうにか登ったと所に、このルートの核心部がありました。
垂直の岩穴に鎖が垂れ下がっています。
鎖があるので登れないことはないでしょ、と登り始めたものの、岩穴が狭くてどうにも進めなくなっちゃった。
どうしようもないのでザックを下ろして・・・下ろしてもザックは落ちないんですよ。それほど狭い穴です。
空身で狭い部分をどうにかくぐり抜けて、手を伸ばしてザックを引き上げ、ザックを抱えたままどうにか穴を這い出ることができました。

ふぅ と一息。とんでもないルートだった。
上から見ると、登ってきた穴はこんな感じです。

這い出た場所は、ちょうど巨岩の真上でした。
恐る恐る頂点まで行ってみます。

頂点まで行くと、眼下には絶景が広がっていました。

岩の頂点で自撮りの記念撮影。
ちなみにGOPROもどきで動画も撮ったはずなんですが、暗くてよくわからなかった(汗)

さあ、後は山頂まで急な斜面の直登です。
登山道じゃないので、木をつかんだり草をつかみながらどうにか登ります。

どうやら岩ゴロゴロもほぼ終わり。山頂直下まで来ました。

ほっと一安心。それではここでランチタイムにしましょう。
いつものカップラーです。ただしバーナーはなし。ポットのお湯を入れます。
以前バーナーでお湯を沸かした記事をアップしたら、ご覧になった方から筑波山は火気厳禁だとご指摘を受けたことがあるんですよね。
まあ、昨今は山火事なんかもニュースになってますからね。ただ、個人的にはバーナーの火で火事になるとは思いませんが・・・

本日のカップラーは、サッポロ一番 みそラーメン 濃厚札幌です。感想はというと・・・
札幌ラーメンを意識してか、麺はカップラーとしてはかなりの太麺ですね。スープは焦がし味噌味というようにコクがあります。
ただ・・・サッポロ一番というからには例の袋麺の味から更にグレードアップを期待したんですが、味は濃すぎるし麺が太すぎ。
お湯を入れて5分待たないといけないのもアウトドア向きではないですね。もう買うことはないでしょう。
ということで、評価は ★★ 星2つです。

ふと気付くと、手を擦りむいていました。
必死で気が付かなかったけど、あの穴から出る時かこの岩場を登った時にぶつけたみたいです。
手袋したほうが良かったかな(汗)

この後、すぐ裏の一般の人が登る山頂に。
いきなり人がいっぱいいて、ものすごい違和感でした。
その様子は動画でどうぞ。
帰りはノーマルルートで下ります。
ノーマルルートは色んなアトラクションがあるんですよね。
こんな変わった石や・・・

弁慶の七戻りなど。

直登ルートやショートカットルートでは見られませんね。
一般登山者はノーマルルートをお勧めします。
弁慶茶屋跡まで下りてきました。

おたつ石コースを下って駐車場が見えました。
ということで、今回の筑波山バリルート終了です。

さあ、帰りましょうか。
でも、せっかく筑波まで来たのでいつもの森にでも寄り道していきましょうかね。
そうだ、車にDDハンモック積んであったな、ということでいつもの森にハンモックを張りました。
こういう時、ハンモックは手軽で便利ですね。

ハンモックに腰かけて、おやつタイム。
いつもならかんぱ~い!ってビールを飲むところですが、今回は泊りじゃないのでガマンガマン。
コーラにしておきました。

ポテチはうまいなぁ。

ハンモックに横になります。
この眺めが好きなんだよな。

キャンプはできなかったけど、緑に癒されて気分だけキャンプした気持ちになれました。

さあ、そろそろ気温も上がってキャンプには良い季節ですね。
焚き火しながらハンモック寝がしたいな。
何度も登っている筑波山ですからね、ノーマルルートじゃつまらないってことで今回もバリルートを選択。
岩場が続くという女体山山頂直下への直登ルート、思った以上に手強い難ルートでした。
3月14日(日)
ゆっくり目の8時過ぎに自宅を出発、オール下道で約2時間、筑波山中腹まで登ると山頂が見えました。右が女体山、左が男体山ですね。今回は女体山を登ります。
10時過ぎにつつじヶ丘駐車場の2~300m手前にある駐車スペースに到着しました。
ここなら無料なんですよね。満車を心配しましたが、止まっているのは5台ほど。一安心です。
今回は新しく買った登山靴の足慣らしです。
登山靴を購入した時のレポはコチラ
足を入れた感じはなかなか良い感じです。
準備をしたら、さあ行きますか。
歩き始めてすぐに今までの靴との違いを実感、とにかく軽い!
登山靴なのにこんなに軽くていいんだってちょっと心配になるくらいです。
登山口のある駐車場まではこんな車道歩きを2~300m。
これで駐車場代500円が浮くと思えば安いものです。
つつじヶ丘駐車場の脇に登山道の入り口がありました。
今回、バリルートで登るんですが、途中の弁慶茶屋跡までは一般ルートの、おたつ石コースを歩きます。
割とよく整備された登山道が続きます。
陽気に誘われたのか、家族連れのハイカーがたくさん。
まあ、筑波山ですからね。
スタートから30分ほどで、弁慶茶屋跡に到着しました。
以前に歩かれた方のGPSログによると、この辺りからバリルートに入るはずなんですが、どこだろう?
グルっと一周してみたら、この看板の後ろに踏み跡がありました。
さあ、バリルートです。
どんな道かと思ったら、良く踏まれた良い道じゃないですか。
何より人がいなくて静かなのが有難い。
ご機嫌で歩いていたら、途中から笹薮になって歩きにくくなっちゃった。やっぱりバリルートですね。
まあ藪漕ぎってほどではありませんが。
しばらく歩くと、人の声が聞こえてきましたよ。
突然開けた場所に出たと思ったら、一般ルートの白雲橋コースに合流しました。
出てきたのはこんなところ。特にロープも張ってありませんね。
しばらく、岩ゴロゴロのノーマルルート歩き。
ところどころで展望が開けます。
関東でこれほど雄大な景色を見られるって、筑波山はやっぱり良い山ですね。
屏風岩に到着。
ログによると、この辺りからバリルートに分かれるみたいですが・・・
どうやら女体山山頂まで直登するルートのようです。
適当に直登してみます。さすがバリルート、踏み跡はほとんどありません。
どうやらこの岩を登るみたいです。
見るからに手強そう。
手掛かりの少ない岩をどうにか登ったと所に、このルートの核心部がありました。
垂直の岩穴に鎖が垂れ下がっています。
鎖があるので登れないことはないでしょ、と登り始めたものの、岩穴が狭くてどうにも進めなくなっちゃった。
どうしようもないのでザックを下ろして・・・下ろしてもザックは落ちないんですよ。それほど狭い穴です。
空身で狭い部分をどうにかくぐり抜けて、手を伸ばしてザックを引き上げ、ザックを抱えたままどうにか穴を這い出ることができました。
ふぅ と一息。とんでもないルートだった。
上から見ると、登ってきた穴はこんな感じです。
這い出た場所は、ちょうど巨岩の真上でした。
恐る恐る頂点まで行ってみます。
頂点まで行くと、眼下には絶景が広がっていました。
岩の頂点で自撮りの記念撮影。
ちなみにGOPROもどきで動画も撮ったはずなんですが、暗くてよくわからなかった(汗)
さあ、後は山頂まで急な斜面の直登です。
登山道じゃないので、木をつかんだり草をつかみながらどうにか登ります。
どうやら岩ゴロゴロもほぼ終わり。山頂直下まで来ました。
ほっと一安心。それではここでランチタイムにしましょう。
いつものカップラーです。ただしバーナーはなし。ポットのお湯を入れます。
以前バーナーでお湯を沸かした記事をアップしたら、ご覧になった方から筑波山は火気厳禁だとご指摘を受けたことがあるんですよね。
まあ、昨今は山火事なんかもニュースになってますからね。ただ、個人的にはバーナーの火で火事になるとは思いませんが・・・
本日のカップラーは、サッポロ一番 みそラーメン 濃厚札幌です。感想はというと・・・
札幌ラーメンを意識してか、麺はカップラーとしてはかなりの太麺ですね。スープは焦がし味噌味というようにコクがあります。
ただ・・・サッポロ一番というからには例の袋麺の味から更にグレードアップを期待したんですが、味は濃すぎるし麺が太すぎ。
お湯を入れて5分待たないといけないのもアウトドア向きではないですね。もう買うことはないでしょう。
ということで、評価は ★★ 星2つです。
ふと気付くと、手を擦りむいていました。
必死で気が付かなかったけど、あの穴から出る時かこの岩場を登った時にぶつけたみたいです。
手袋したほうが良かったかな(汗)
この後、すぐ裏の一般の人が登る山頂に。
いきなり人がいっぱいいて、ものすごい違和感でした。
その様子は動画でどうぞ。
帰りはノーマルルートで下ります。
ノーマルルートは色んなアトラクションがあるんですよね。
こんな変わった石や・・・
弁慶の七戻りなど。
直登ルートやショートカットルートでは見られませんね。
一般登山者はノーマルルートをお勧めします。
弁慶茶屋跡まで下りてきました。
おたつ石コースを下って駐車場が見えました。
ということで、今回の筑波山バリルート終了です。
さあ、帰りましょうか。
でも、せっかく筑波まで来たのでいつもの森にでも寄り道していきましょうかね。
そうだ、車にDDハンモック積んであったな、ということでいつもの森にハンモックを張りました。
こういう時、ハンモックは手軽で便利ですね。
ハンモックに腰かけて、おやつタイム。
いつもならかんぱ~い!ってビールを飲むところですが、今回は泊りじゃないのでガマンガマン。
コーラにしておきました。
ポテチはうまいなぁ。
ハンモックに横になります。
この眺めが好きなんだよな。
キャンプはできなかったけど、緑に癒されて気分だけキャンプした気持ちになれました。
さあ、そろそろ気温も上がってキャンプには良い季節ですね。
焚き火しながらハンモック寝がしたいな。
2021年03月15日
登山靴の買い替え スポルティバ トランゴテックレザーGTX
ボクが今履いている登山靴は、イタリアのメーカー スポルティバ社のトランゴアルプGTXというシューズです。
数回履いただけという中古をヤフオクで購入してから2年半、足の形にも合っていて気に入っていたんですが・・・
最近はソールが剥がれ始め、シューグーという接着剤で修理しながら騙し騙し使っている状態です。

つま先も擦れてゴムに穴が。

踵も擦り減って、ミッドソールまで1mmもありません。
これは、さすがに限界ですね。

ソールを張り替えようと思って調べてみたら、この状態だとラウンド、ミッドソールの交換も必要だし、アイゼン用のコバも付けると最低でも19000円(税別)はかかるみたいなんですよね。
修理に2万か・・・ 新品はいくらするんだろう?
同じ靴をネットを探しましたが、トランゴアルプGTXはどうやら廃版になってしまったようで検索に引っかかりませんでした。
スポルティバのトランゴが足に合っていたので、トランゴシリーズで代わりを探すと、最新の技術を詰め込んだ トランゴテック という靴がヒットしました。
何でもアルプGTXよりさらに歩きやすくなっているとか。
ちなみにメーカーのうたい文句はこんな感じです。
優れた耐久性をもつヌバックレザーを身にまとった「トランゴテックレザーGTX®」は、登山靴としては柔らかく、ハイキングシューズとしては硬い、絶妙なバランスで仕上げている。そして、レザー素材ならではのなじみやすい履き心地を追求し、歩行性、剛性、軽量性など、残雪期から初冬までの幅広い季節で活用できる汎用性こそ、特筆したい最大の特長だ。
新世代登山靴のフィーリングをぜひフィールドで体験してほしい。
メーカー自ら「新世代登山靴と」が謳っているのは心惹かれますね。定価は45100円(税込)ですが並行輸入品なら34900円(税込)で買えるじゃないですか。
ソールだけ張り替えて2万円と、最新モデルの新品で3.5万円か。しかも並行輸入をネットで買えばポイントが3000円分くらい付いてくるので、実質的には1万円しか差がありません。
そうなるとやっぱり新品でしょ! ということで新品を買っちゃいました。
ちなみに、日本の代理店経由だとサイズは41とか42とかの単位しか選べませんが、並行輸入だと41.5とかの0.5刻みも選べます。トランゴアルプはEU41でしたが、ちょっとキツかったので今回はEU41.5インチにしてみました。
※並行輸入品は木型が日本向けじゃないというサイトがありましたが、10年以上輸入を手掛けているという業者に確認しましたが、そんな話は聞いたことが無いとのことでした。実際はいた感じも日本で試し履きしたのと変わりありません。

軽量性を謳っていますからね。重さを測ってみましょうか。
まずは、今まで履いていたトランゴアルプ。十分軽い靴だと思っていたんですが片足で 794gです。

次にトランゴ テックレザーを測ってみます。 626gですね。
その差は片足168g 2足で336g 結構な差ですよね。
持った感じが明らかに違います。当然、長い山行では疲れ方にも差が出てくると思われます。

次に細部を見てみましょう。
まずマテリアルですが、アルプはスエードですがテックレザーはヌバックレザーです。
履いた感じは最初から足を包み込むようなフィット感がありますが、ヌバックなら使い込めばさらにフィット感が増してくれそうです。
シューレースを通す穴も布製で幅広くなっていて、昔ながらの丸穴が開いたアルプとは明らかに違います。履いた時の全体を包み込みようなフィット感はこのおかげもあるんじゃないでしょうか。

次に足首
足首のサポートと広い可動域を両立する3D FLEXシステム というのを採用しているとのことです。足首を適度にサポートしつつもかなり自由に動くというのがトランゴシリーズの特徴でもあります。
この黄色い紐の部分のおかげで、従来のトランゴよりさらに可動域が広がったようです。可動域が広がるということは、地面との設置面積が増えるため安定感の向上と疲労の軽減につながるそうです。

もちろん踵にはワンタッチアイゼン用のコバが付いています。
ボクの場合、3シーズン用の靴で真冬もやりますからね。ガンガン使い倒しましょう。

ということで、おニューの靴買っちゃったレポでした。
さあ、早くデビューさせたいな。どこでデビューさせるかな。
ボクの愛用の登山靴はコレ。踵にコバが付いているのでセミワンタッチアイゼンに対応していて4シーズンこれ一足です。
平行輸入品なら刻みで購入できるので足にピッタリなサイズを見つけられますよ。


数回履いただけという中古をヤフオクで購入してから2年半、足の形にも合っていて気に入っていたんですが・・・
最近はソールが剥がれ始め、シューグーという接着剤で修理しながら騙し騙し使っている状態です。
つま先も擦れてゴムに穴が。
踵も擦り減って、ミッドソールまで1mmもありません。
これは、さすがに限界ですね。
ソールを張り替えようと思って調べてみたら、この状態だとラウンド、ミッドソールの交換も必要だし、アイゼン用のコバも付けると最低でも19000円(税別)はかかるみたいなんですよね。
修理に2万か・・・ 新品はいくらするんだろう?
同じ靴をネットを探しましたが、トランゴアルプGTXはどうやら廃版になってしまったようで検索に引っかかりませんでした。
スポルティバのトランゴが足に合っていたので、トランゴシリーズで代わりを探すと、最新の技術を詰め込んだ トランゴテック という靴がヒットしました。
何でもアルプGTXよりさらに歩きやすくなっているとか。
ちなみにメーカーのうたい文句はこんな感じです。
優れた耐久性をもつヌバックレザーを身にまとった「トランゴテックレザーGTX®」は、登山靴としては柔らかく、ハイキングシューズとしては硬い、絶妙なバランスで仕上げている。そして、レザー素材ならではのなじみやすい履き心地を追求し、歩行性、剛性、軽量性など、残雪期から初冬までの幅広い季節で活用できる汎用性こそ、特筆したい最大の特長だ。
新世代登山靴のフィーリングをぜひフィールドで体験してほしい。
メーカー自ら「新世代登山靴と」が謳っているのは心惹かれますね。定価は45100円(税込)ですが並行輸入品なら34900円(税込)で買えるじゃないですか。
ソールだけ張り替えて2万円と、最新モデルの新品で3.5万円か。しかも並行輸入をネットで買えばポイントが3000円分くらい付いてくるので、実質的には1万円しか差がありません。
そうなるとやっぱり新品でしょ! ということで新品を買っちゃいました。
ちなみに、日本の代理店経由だとサイズは41とか42とかの単位しか選べませんが、並行輸入だと41.5とかの0.5刻みも選べます。トランゴアルプはEU41でしたが、ちょっとキツかったので今回はEU41.5インチにしてみました。
※並行輸入品は木型が日本向けじゃないというサイトがありましたが、10年以上輸入を手掛けているという業者に確認しましたが、そんな話は聞いたことが無いとのことでした。実際はいた感じも日本で試し履きしたのと変わりありません。
軽量性を謳っていますからね。重さを測ってみましょうか。
まずは、今まで履いていたトランゴアルプ。十分軽い靴だと思っていたんですが片足で 794gです。
次にトランゴ テックレザーを測ってみます。 626gですね。
その差は片足168g 2足で336g 結構な差ですよね。
持った感じが明らかに違います。当然、長い山行では疲れ方にも差が出てくると思われます。
次に細部を見てみましょう。
まずマテリアルですが、アルプはスエードですがテックレザーはヌバックレザーです。
履いた感じは最初から足を包み込むようなフィット感がありますが、ヌバックなら使い込めばさらにフィット感が増してくれそうです。
シューレースを通す穴も布製で幅広くなっていて、昔ながらの丸穴が開いたアルプとは明らかに違います。履いた時の全体を包み込みようなフィット感はこのおかげもあるんじゃないでしょうか。
次に足首
足首のサポートと広い可動域を両立する3D FLEXシステム というのを採用しているとのことです。足首を適度にサポートしつつもかなり自由に動くというのがトランゴシリーズの特徴でもあります。
この黄色い紐の部分のおかげで、従来のトランゴよりさらに可動域が広がったようです。可動域が広がるということは、地面との設置面積が増えるため安定感の向上と疲労の軽減につながるそうです。
もちろん踵にはワンタッチアイゼン用のコバが付いています。
ボクの場合、3シーズン用の靴で真冬もやりますからね。ガンガン使い倒しましょう。
ということで、おニューの靴買っちゃったレポでした。
さあ、早くデビューさせたいな。どこでデビューさせるかな。
ボクの愛用の登山靴はコレ。踵にコバが付いているのでセミワンタッチアイゼンに対応していて4シーズンこれ一足です。
平行輸入品なら刻みで購入できるので足にピッタリなサイズを見つけられますよ。
Posted by そーしん at
04:53
│スポルティバ トランゴテックレザーGTX