ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2019年01月06日

夫婦で東京下町散歩 今回は両国界隈

1月3日(木)

夫婦で東京の下町をお散歩する・・・ このシリーズもう何回目になるかなぁ

東京に住んだり通ったりしてもう30年以上になるけど、まだまだ歩いたことの無い

街があるんですよね。

今回はそんな下町、両国界隈を歩いてきました。


10時に自宅を出発。

自宅のある新越谷から東武スカイツリーラインで曳船へ。

曳船からは東武亀戸線に乗り換え。

そういえば亀戸線なんてあったんだな、存在すら忘れていました。

亀戸線のホームに行ってビックリ。ホームがやたらと短いぞ。

それもそのはず、入って来た電車を見たら2両編成だった。

しかも見たことの無い色の電車。




この線路は住宅街のすぐ脇を通っているんですね。

窓から見える住宅までの距離が近い。

でも、なんか江ノ電みたいで楽しいぞ。

こういう電車に乗ると、何か非日常というか旅をしている気分で盛り上がります。




亀戸駅でJR総武線に乗り換えて、2駅で両国に到着。

両国駅か、初めて降りたな。




ちょうどお昼になったので先にランチにします。

この辺りにきたら食べてみたいと思っていた「亀戸餃子」ぬい行ってみることに。

ここんちの餃子は絶品だと会社の人が絶賛していたんですよね。

地図を頼りに行ってみると・・・ ナントお正月休み!

ネットには年中無休と書いてあったんですけどね・・・ショック。




辺りのお店も、みんな閉まっています。

まあ、お正月ですからね。

駅前まで戻ったところで、沖縄料理屋さんを見つけました。

沖縄料理か、ちょっと下町っぽくないですが、いたしかたありませんね。

わが夫婦、そろって沖縄料理好きなんで問題ありません。




ボクは、ソーキそばとジューシーのセット。

ママはゴヤチャンプルーのセットを頼んでシェアしました。

沖縄料理って不思議とハズレませんね。

美味しくいただきました。

泡盛の古酒もたくさん置いていて心動きましたが、さすがに昼からは遠慮しておきましたよ。




そして、まず真っ先に向かったのは両国駅前にある「江戸東京博物館」です。

噂には聞いていたけど、こんなに巨大な建物なんだ!




無駄に広い吹き抜けも。

エレベーターの下の人のサイズでこの空間の広大さが伝わるでしょうか。




入場券を購入しようと思ったら、なんと1月2日3日は入場無料とのこと。

ラッキー!もうかっちゃった。




長~いエスカレータを乗り継いで館内に入場すると、そこには思いがけず広大な空間が出現。

まん前には巨大な橋が・・・この橋は、日本橋を実物大で再現したものなんだそうです。




広大な空間にたくさんの展示物。

うわっ! すごい精緻なジオラマ。

双眼鏡で見られるように、通行人一人ひとりが作りこまれています。

お金掛ってるな。




これは、江戸城松の廊下の襖絵だそうです。

この絵の前で、浅野内匠頭が吉良上野介に刃傷におよび切腹させられたんですよね。

忠臣蔵ってけっこう好きなんで、食いついちゃいました。




ところどころで、体験できるコーナーもありましたよ。

こちらでは、籠に乗る体験が出来ます。

何だか狭そうだなって思って入ってみたけど、中は思ったより狭くないんですね。

これは入ってみなくちゃわからない。




これは江戸まといってやつですね。

テレビではよくクルクル回してるけど、とんでもなくい重い。

回そうと思ったけど、担ぐのが精一杯で全然回りませんでした。




こいつは八百屋の天秤棒。

これなら担げた(笑)




これは昔の両国橋と海運のジオラマ。

橋の袂には芝居小屋が掛かっていたんですね。




芝居小屋の再現度もチョー高い!

この他にも見所満載で、さーっと見ただけで1時間以上かかっちゃった。

ここは、じっくり1日かけて見ても面白いかもしれませんね。

そのうち再訪するとしましょう。




さあ、お散歩開始です。

まずは、両国といえば国技館。

国技館の中には相撲博物館というのがあって、無料で見られるみたいですが

お正月とあって本日は休館のようです。

ということで、脇を通ってスルー。




国技館の前を通ってすぐのところに旧安田庭園がありました。

無料で見学できるようです。




この庭園、昔の大名屋敷の一部みたいですが、まあこれといった見所は無い感じですね。

すぐ脇に刀剣博物館というのがあって、そっちは心惹かれたんですが残念ながら

こちらも正月は休館でした。




旧安田庭園のはす向かいには、横綱町公園がありました。

ここには、関東大震災で避難した人たちが集まっていたところ、火災旋風という現象が起こり、

二次被害で38000人も亡くなった場所なんだそうです。

立派な慰霊塔が建てられていました。




続いて向かったのは、すみだ北斎美術館。

なかなか前衛的な建物ですね。




常設展400円をお支払い。

お誕生日の月は割引になるらしいんですが、身分証明できるものを持っていなかった・・・残念。




入り口は例の波がお出迎え。




中は、各年代の代表作のレプリカが飾られていました。

美術館といってもレプリカなんだ。

お勉強、お勉強




何でも、葛飾北斎は90歳で亡くなるまで90回も引越しをしたんだとか。

1年に1回以上という計算ですね。

しかも葛飾界隈で。

天才の考えることはわかりませんね~


やたらリアルな北斎の人形も展示されていました。

リアルな上に、時々びみょーに動くのでドキっとさせられます。




北斎美術館の後は、吉良上野介の屋敷跡を目指します。

歩いていると、途中の公園に何やら石碑が。

なになに、勝海舟の生誕の地ですか。

この辺りは、そこらじゅうに名所があるな。




ということで、刀の柄に手をかけて勝海舟になりきって記念撮影。




さらに歩いていると・・・ さすが両国ですね。

相撲部屋がありました。

大島部屋だそうです。

他にも近所にいろいろな相撲部屋があるみたいでした。




大島部屋からすぐの場所に、目指す吉良邸跡がありました。

吉良邸跡といっても門の一部が復元されているだけですが。

ここが、あの忠臣蔵の舞台なんですね。

感慨深いものがあります。




中には吉良さんの坐像。

そして、忠臣蔵といえば四十七士ばかり注目されますが、吉良家の家臣で主君を守ろうとして

亡くなった方もいらしたんですよね。

その方々を祀る石碑なんかもありました。




江戸東京博物館で見た両国橋の今の姿を見たくなって、今度は両国橋に向かいます。

左側に何やら獣の剥製がかかったお店が。

イノシシですね。

「ももんじや」という江戸時代から続いているイノシシ料理のお店でした。




ももんじやさんのすぐ先に、現在の両国橋がありました。

隔世の感がありますね。




橋の袂には昔の両国橋が描かれた絵が。

昔はこんな風に賑わっていたんですね。




橋の中ほどには展望スポットがありましたよ。

今日は天気がよくって気持ちいい。

まさにお散歩日和です。




両国駅まで行ってUターンするつもりでしたが、浅草までもそう遠くなさそうですね。

浅草ならスカイツリーラインの始発駅なので、座って帰れるねってことで、浅草まで歩くことにします。

途中あったのが柳橋。

柳橋といえば昔の花街で有名ですよね。




今はあまり面影は無いようです。

屋形船がたくさん係留されていました。




いろんな健保組合のビルがある一角を抜けて、隅田川の岸に出ました。

隅田川沿いはずーっと遊歩道が整備されています。

気持ちいいので川沿いを歩くことに。




川沿いをハイキング。

いよいよアサヒビールが見えてきましたね。

浅草駅はもうすぐです。




ということで、お正月の人出で賑わう浅草に到着しました。

さあ、帰りましょう。




これにて、今回の東京下町散歩終了です。

今回も、なかなか見所が多いお散歩でした。

東京はまだまだ面白そうな街がありますね。

このお散歩シリーズ、まだまだ続きますよ。





一応、ログを取ってみました。


























  


Posted by そーしん at 21:49両国