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2022年01月30日

那須岳避難小屋復活! 久しぶりにゆるーく那須岳

1月22日(土)~1月23日(日)

2019年10月の台風で土台と建物がずれちゃった那須岳避難小屋、使用できなくなって2年の月日が経っちゃいました。もう、直さないのかな?とあきらめていたんですが、たまたま前を通りかかったふじぶんさんが、直っているの確認したとのこと。それじゃあ久しぶりに行きましょうか、ということで、新年会を兼ねて那須岳避難小屋に宿泊山行してきました。
初日は名物の猛吹雪にやられたものの、2日目は快晴。久しぶりに、ゆる~い那須岳を堪能しました。



1月22日(土)

コースタイムが短いので、ゆっくり目の6時30分にわが家を出発。朝から雲一つない快晴でしたが、那須に近付くにつれ雲が出始めました。那須って天気予報でいう「関東北部山沿い」という場所なので、冬型気圧配置だと関東平野が晴れでもかなりの確率で曇ったり雪が降っているんですよね。まあ、最初から覚悟の上ですが。



10時過ぎに登山口の大丸駐車場に到着。さっきまでの天気が嘘のようにモノクロの世界に。



駐車場から見た那須岳。やっぱり曇って上の方は見えません。まあ、ふじぶんさんとボクの山は大体こんな感じなので大して驚きもしませんが。



今回のザックはこんな感じ(左がボクのオスプレイ・イーサー60、右はふじぶんさんのイーサー70です)。小屋泊なので、テントも入っていないんですが重さ21kg。調子に乗ってお酒を持ちすぎたかな。ちなみにふじぶんさんも20kgオーバーだとか。考えることは同じだな(笑)



小雪が舞う中、ずしっと重いザックを背負ってスタートです。



まずは緩やかな登り。時折車道を横断しながらショートカットの登山道でロープウェイの駅に到着しました。シーズン中は観光客で賑わっていた駅舎も今はひっそりとしています。



駅舎からまたしばらく登ると、峠の茶屋の駐車場に到着しました。夏ならここまで車で来れるんですよね。
駐車場には、なぜか初音ミクが描かれたイタ車がボツンと放置されていた・・・まさか通行止めになる秋からずーっと止まっているのか?



峠の茶屋から本格的な登山道がスタートします。スタート地点にあるいつもの鳥居ですが、今年は完全にくぐれない状態です。今年はどこも雪多めみたいですね。



登山道はしばらく樹林の中を進みます。森林限界を超えて樹林帯を抜けると、突然風が強まり歩くのも厳しい状態に。
まあ、このくらいは想定内です。天気予報「てんきとくらす」も登山指数は終日Cだったし。



立って歩けるだけ今年はましですね。前に来たときはそれこそヨタヨタ・フラフラでしたからね。



強風の中がんばって、どうにか峰の茶屋跡避難小屋に到着しました。



小屋の中に入ってひと休憩しようかとも思いましたが、ここで休んだら出たくなくなっちゃうよね、ということでそのまま那須岳避難小屋まで進むことにします。ゴーグルにバラクラバ、フードをかぶって完全武装です。



峰の茶屋のある稜線は爆風の名所なんですよね。この日も多くの人が山頂をあきらめて、ここまでで引き返したようです。ボクらはさらに風に向かって斜面を下りることになるので、今まで以上の風圧で体を持って行かれそうになります。風が強いので雪はあまり積もっていないんですが、逆に表面が固く凍っていて滑落すれば止まらないでしょうね。吹雪で視界も効かない中、とにかく慎重に進みます。



しばらく歩くと、風は少し弱まりましたが、今度は踏み抜き地獄が待っていました。腿までの積雪でなかなか進めません。



もちろんトレースなんて無いので、ルートファインディングの問題もあります。方向感覚を頼りに進みます。



しばらく歩くと、小屋が見えました!
助かった・・・ いやぁ今回はプチ遭難でしたね。久しぶりにしびれました。



小屋の土台からのズレはちゃんと直っているのかな?雪に埋まっていて直っているかどうか外からは確認できません。中に入ってみるまで分かりませんね。



ちなみに、一昨年の夏に見た時の様子はこんな感じ。1m以上ズレちゃっていました。



小屋の入り口も掘り出さなきゃいけないかと心配しましたが、どうやらそれほど時間がかからずに開けられそうです。ピッケルで入り口の雪を掘ります。



5分ほどの作業で無事ドアオープン。ここが開かなかったらあの吹雪の中を引き返さなきゃいけないところですからね。正直ホッとしました。



恐る恐る中を覗くと・・・ 元の通りのキレイな小屋ですね。すっかり元に戻っていました。一安心です。
でも、どうやって直したんだろ?



小屋の中はマイナス10度、思った以上に低いですね。まあ問題はここからどこまで下がるかですが。



今回はテントを持たなくてよいので、こんな快適グッズを持って来ちゃいましたよ。寝るためのマットを座椅子にするキットです。座り心地が極楽になるんですよね。



お酒もたっぷり持って来ましたよ。缶ビール2本、諏訪の地酒真澄を入れたプラティパス1L、黒霧島250ml、これだけあれば今晩は大丈夫でしょ。



小屋の再開を祝して乾杯です。



さあ、腹が減りましたね。昼飯は前回の雪山ですっかり気に入ったチキンラーメンをいただきます。チキンラーメンって、今回初めて自分で買いました。



チキンラーメンには、やっぱり玉子を投入していただきますよ。これがまた合うんです。



ビールの後は真澄をお燗していただきます。寒い時は燗酒が旨いなぁ



先日、つっちーくん家で飲んだ時に後輩Tくんが持ってきたホタルイカの素干し。旨かったので買ってきちゃいました。



これを炙ると香りが立ってまた旨いんだ。



そうそう、今回こんなものを買っちゃいましたよ。キャリー・ザ・サンという名の太陽光充電のランタンです。ゴールゼロも相当優秀でお気に入りなんですが、山で使うには明るすぎなんですよね。ソロキャンプのメインランタンにちょうど良い感じ。
このランタン、山でザックに付けている人を時々見かけるんで調べてみたら、常夜灯にもできる程よい明るさなんだとか。災害時でも太陽光充電なら電源の心配もないしね。窓辺で充電しておいて、後で試してみましょう。



夕方になったので夕食をいただきましょうか。今回もスキヤキです。家に冷凍してあった肉を持ってきたんですが、牛か豚かよくわからなかったけど、牛で一安心。豚のスキヤキは食べたことないけど、たぶん・・・ですよね。



初投入のキャリー・ザ・サンですが、明るさが2段階で調節できるようになっていました。弱い方は期待した通り明るすぎることなく常夜灯にもぴったりです。この暖かな色味もGOODですね。



夜、ランタンを持って外に出てみると、風は収まり満月が輝いていました。明日は晴れるといいな。それではおやすみなさい。




1月23日(日)

朝は6時にお目覚め。気温はあれからほとんど下がることなくマイナス10度をキープしてくれたようで問題なく眠れました。
朝食は昨夜のスキヤキの残りにうどんを投入。



のんびりと撤収します。外は風も無く茶臼岳がクッキリ。お天気良さそうですね。



さあ、行きましょうか。まずは峰の茶屋の稜線を目指します。昨日、ボクらが付けたトレースがあるんじゃないかと期待したんですが、風ですっかり飛ばされちゃったみたいですね。朝からラッセルです。



昨日の風がウソみたいな快適さ。雪もl少し締まっていて踏み抜きも昨日ほどではありません。



稜線から太陽が顔を出しましたよ。風も無いので、登っていると汗ばむほどの陽気です。



茶臼岳にも光が当たって美しい。



振り返ると日光から尾瀬方面の山々。本当に良い天気ですね。



一昨年歩いた隠居倉をバックに記念撮影。



この辺りが今回の行程で唯一の滑落危険個所、慎重に歩きます。



さあ、あと一息で稜線に出ますよ。



ついに稜線に出ました。昨日の風が嘘のように穏やかな稜線です。茶臼岳に向かう登山者が見えますね。ボクらも茶臼岳に登ることにします。



剣ヶ峰に登って朝日岳方面に行く登山者もいますね。



どうせここまで戻って来るんだからザックをデポして行こうかとも思ったけど、トレーニングを兼ねて背負っていくことにしました。



途中、朝日岳の雄姿が。やっぱり朝日岳はかっこいいな。今度はあっちも登ろう。



下界には那須の街が見えてきましたよ。今日は眺めも最高だ。




風のせい?それとも地熱? 茶臼岳っていつも雪が少ないから歩きやすいんですよね。アイゼンの刺さり具合も快適で気持ちの良いお散歩です。



最後の急登を登り終えると・・・



茶臼岳山頂が見えました。ここまで来ればあと少し。



火口の縁を時計回りに歩いて山頂に到着。



それほど達成感はありませんが、一応標識と記念撮影。



奥には那須連山の最高峰三本槍岳が見えますね。今年もスノーシューで北温泉から登ろうかな。テン泊もいいな。



お鉢巡りをして下山しましょう。



急登を滑らないように慎重に下り・・・



かっこいい朝日岳を見ながら下山。



さあ、帰りますよ。



来た道をのんびり歩いて駐車場に戻って来たら、今回のゆる~い登山は終了。
お疲れさまでした~



ということで、3年ぶりとなる那須岳避難小屋泊のゆる~い那須岳が終了しました。新年の江戸川なんちゃって川旅と、この那須岳避難小屋泊のゆる~い那須岳は毎年の定番の遊びだっただけに小屋の復活はうれしいですね。来年もやろう。  


2022年01月26日

厳冬期仙丈ケ岳に挑戦するも、ノートレースで敗退

1月14日(金)~1月17日(月)

雪山は最近は同じ山ばかりでマンネリぎみだなぁ。そこでいろいろ検索してみたら稜線でテン泊しながら1泊で南アルプス・仙丈ケ岳をやっている人がいるじゃないですか。仙丈ケ岳って3000m峰だし2泊しないと行けないと思っていたんですけどね、柏木登山口というところからなら1泊行けるらしい。雪の中で2泊はキツイけど1泊ならちょうどいいね、ということで厳冬期の3000m峰にチャレンジしてきました。
ついでに実家のある諏訪にもちょこっと立ち寄り。コロナ禍なので、いつもの実家の温泉は抜きですが。




1月14日(金)

自宅を20時に出発。節約のため調布インターまで下道を走って中央高速に乗り、諏訪インターで降りて伊那にある柏木登山口駐車場には1時30分に到着しました。てっきり人気の登山ルートだと思い込んでいたんですが、駐車場に車は見当たらず。まずいなぁ どうやら明日はボッチみたいだぞ。基本山でボッチは好きなんだけど知らないルートだし今回はボッチじゃない方がいいんだけど。
考えてもしょうがないので、缶チューハイを1本飲んでおやすみなさい。


1月15日(土)

朝5時に勝手に目が覚めました。月明かりで辺りを見回すも車の影は見当たらず。朝から来る人を期待していたんだけどやっぱりボッチみたいです。 
外気温はというと、マイナス6.5度。この時期にしてはまずまずですかね。

※ちなみに今回はデジカメを忘れちゃってすべてスマホでの撮影です。



寒いしボッチだし、元気に飛び出す気にはなれずもそもそと準備をしているとお隣に車が1台やってきました。助かったぁ~とりあえずボッチだけは回避できたようです。着いたばかりで準備に時間がかかるでしょうからと、ご挨拶だけして先に出発します。
駐車場には仮設トイレと水場がありましたよ。この時期ですが凍ることなくジャブジャブと水が出ていました。



6時にヘッデンスタートです。スタート直後から雪がありますね。少し前に歩いたと思われる足跡がありました。良かった~ 歩いたことのないルートですが、どうやらルートファインディングからは解放されそうです。
ちなみに今回のザックは水2.5l込みで21kg。フル装備とはいえガツっときますね。



しばらく歩くと、東の空が明るくなってきました。



途中に孝行猿の遺跡なるものがありました。説明書きも読んだんですが今一つよくわかりませんね。どうやら尋常小学校の教科書に出てきたお話の舞台ということのようです。そりゃ知らんわ。



登るにしたがって、雪が深くなってきたのでチェーンアイゼンを装着します。やっぱり安心感が違いますね。



右奥に高そうな山が見えましたよ。アプリで山座同定すると塩見岳ですね。一昨年残雪期に登った毛けどけっこう大変な山だったなぁ



林道とぶつかったところで、先行していた足跡の主は林道を下って行っちゃったようです。ということでここからはノートレース。まいったなあぁ ノートレースか。いよいよハードルが高くなったぞ。



ノートレースの上に雪も更に深くなってきたぞ。ついにくるぶしを越えました。



チェーンアイゼンでは限界なのでワカンにチェンジします。



ワカンのおかげでとりあえず歩きやすくはなったけど、地味に体力は削られます。
樹林にも日が射してきましたよ。お天気良さそうですね。



登山道は、林道に出たり山道を登ったりを繰り返します。林道の方がフラットで歩きやすそうですが、樹林より雪が深くてラッセルは大変です。



後方から、朝ご挨拶したお隣さんが追い付いてきました。早いなぁ。ボクよりだいぶ若いし。ここからトップを代わってもらいトレースを歩かせてもらいます。



途中、開けた場所からは中央アルプスがキレイに見えました。去年の秋に千畳敷から空木岳まで歩いたあの稜線です。



お隣さんには、けっこう長いことトップを歩いていただき楽させてもらいましたが、ここらでトップを交代いたしましょう。



やばっ!雪はどんどん深くなって太ももまでの積雪になっていました。これはキツイ。一歩踏み出すのもヒーヒーです。



すでにスタートから6時間近く経過して、本来なら幕営予定地に着いている時間ですが予定の1/3も進んでいません。どう考えても山頂まで行くのは無理ですね。この状況で苦労して進んでも、戻るのが大変になるだけ。そういえば、ちょっと前にテントを張るのに良さそうな樹林があったし。あそこまで戻れば一杯飲めるな、と思うと先に進む意欲が一気に無くなり、お隣さんに敗退を宣言して引き返すことにしました。
お隣さん、はもう少し先まで行ってみるとのこと。元気だなぁ。



ボクは今来たトレースを引き返します。踏んだばかりのトレースは歩きやすい。もう少し人数がいればもっと先まで行けたのになぁ



良い感じの幕営適地がありましたよ。風も無いし快適なキャンプが楽しめそうです。



ワカンで踏み踏みして地面を整地。



エスパースソロを張りました。停滞するのがもったいないくらいのいい天気です。



山頂まで行けなかったのは残念ですが、残念会で一杯やります。うめ~



テントからは仙丈ケ岳が見えました。チクショー、天気も良いのにこんなところで見ているだけなんて。こんな形の完全な敗退は初体験だし・・・まぁ色々あるよな。
そうこうしていると、先まで歩いて行かれたお隣さんも戻って来ました。どこかで幕営するのかと思ったらテントは持っているけど下山されるとのこと。好んで雪の中に泊まるヘンタイさんはボクだけか(笑)



とっとと見切りをつけたので、まだ昼過ぎです。さあ、ランチタイムにしましょう。今回は家にあったチキンラーメンを持ってきましたよ。



チキンラーメンって、チープな感じがして自分で買ったことは無いんですが、たまたま家にあったので持ってきてみました。コマーシャルでやっているように玉子をオンしてみましたよ。鍋で作ると、なんと1分でできるんですね。山向きじゃないですか!しかも、ウマイぞ!! ベビースターラーメンのようなチープな味とチープな麺が何ともいい味出してます。生麺っぽい麺のラ王やマルちゃん正麺より山ではウマいですね。これは知らなかった。今度から山の袋麺はチキンラーメンにしよう。



焼酎を飲みながらまったりとしているとあっという間に日が傾いてきました。この時期は16時にはこんな感じですよね。



さあ夕食をいただきましょう。今回はカレーメシシリーズの阿夫利メシというのをいただきます。



辛くて食欲そそりますね。やっぱり玉子を入れていただきました。軽くて食べ応えがあって、カレーメシシリーズは最強の山メシですね。



テント内はマイナス5度。思ったより暖かいや。シュラフにくるまって焼酎を飲んでいたら睡魔に襲われておやすみなさい





1月16日(日)

ボクのお誕生日です(笑)

目が覚めるとテント内はマイナス10度。けっこう冷え込みましたね。でもモンベル#1のシュラフにダウンジャケット、ダウンパンツ、象足のおかげで朝までぐっすり眠れました。



朝食はおにぎりをお湯でグツグツさせて、お茶漬けでいただきます。永谷園のお茶漬けは、定番のあの味、間違いないですね。暖まりました。



ちなみにテントを張ったのはこんな場所。ぽっつんですが贅沢な空間です。



のんびりと撤収したらさあ帰りますか。帰りはトレースがあるから楽チン楽チン。



今日も風も無い良い天気です。あーあ、山頂行きたかったな。



帰りも中央アルプスの景色を見ながら・・・



孝行猿です。よく見ると確かに親子猿に見えなくはない。



結局誰とすれ違うこともなく駐車場まで戻って来ました。この週末にこのルートにチャレンジしたのは結局二人だけ。二人とも敗退という結果でした。



帰りは諏訪の実家(コロナ禍なので元父親の仕事場)に寄って行きます。予定より早く降りて来ちゃったんで、立石公園に寄り道。ここからの眺め大好きなんですよね。確かアニメ「君の名は。」の聖地でもあったはず。



コロナ禍で実家に立ち寄る訳にもいかないので、いきいき元気館で温泉入浴。310円でサウナまであるとってもお得なお風呂です。



父親の元仕事場で、おふくろさんと久しぶりらの夕食。誕生日なのでちょっと贅沢してお寿司と本物ビールに地酒真澄の夕食。


翌日は早起きして4時前にインターを通過、深夜割引で帰ってきました。


ということで、今回の登山とプチ帰省が終了。前に一度、磐梯山で山頂を前にして引き返したことがあるけど、あの時は真っ白で山頂に行っても景色は見えないし、バスツアーだったのでバスの時間も気になって引き返しただけでしたが、今回のは本物の「敗退」というヤツですね。自分の体力を思い知らされる結果になりました。そしてラッセル嫌いということも。
クソっ このルートは誰かのトレースがあるときにリベンジだな(笑)  


2022年01月18日

今年も漕ぎ初めは、都会の無人島でなんちゃって川旅

1月08日(土)~1月09日(日)

今年も漕ぎ初めはここから。

そう、ご近所の江戸川を漕いで都会の無人島、中州に上陸してキャンプする、例のなんちゃって川旅です。

いつもご一緒いただいている ゆらどんさんに加え今年はREIさんも初参加。安定の楽しい川旅になりました。




1月08日(土)

集合は三郷のいつもの駐車場に13時30分。この時期は日没が早いので前回より30分早めたんだけど、もっと早くても良かったな。
いつもの駐車場に到着すると、なぜか鉄の棒で入場が規制されていました。もしかすると一昨日降った雪の影響かもしれませんね。
仕方ないので、上のじゃまにならない場所に駐車して、ゆらどん号に乗り換え、いつもの出艇場所に向かいます。

※ここにポツンと車が止めてあったのを、たまたま通りかかった なまずの里さんに見られたとか。恥ずかしい(笑)


出艇場所の駐車スペースに車を止めてカヌーを川に下ろします。今回は横着してパックラフトは出さずに、ゆらどん艇のバウマンで前を漕がしてもらいます。
いつもながら、カナディアンを一人で担ぐってのは大変そうに見えますね。でも二人で手で持つより楽なんだとか。



さあ、行きましょうか。今日は快晴の上に無風です。ここまで風が無いのもちょっと記憶にないな。まさに川旅日和です。



野田橋の下で、電車回送してきたREIさんと合流。REIさん午前中お仕事で遅くなるとのことでしたが、スタート直後にうまいこと合流できました。
相変わらずコンパクトにパッキングされていますね。



いやぁシングルパドル漕ぐの久しぶりだなぁ 一応今でも心はシングルパドラーなんですが、カナディアン漕ぐの1年に1回じゃシングルパドラーとは呼べませんね。パックラフター? masaさん曰くゴムカヌー野郎です(笑)



この川の雰囲気もずいぶん変わっちゃいましたねぇ 千葉と埼玉の県境とはいえ、川の両岸は人工物もあまり見えなくてそれなりに風情はあったんですが、今はどこもかしこも護岸工事をやっていて、興覚めです。



まあ、それでもこれだけお手軽に川旅っぽい遊びができるフィールドは他にありませんからね。
正面にいつもの、そーしん島が見えてきましたよ。



玉葉橋をくぐると島はもう目の前です。



近くから見ても、この島はあまり変わってないようで一安心です。島の様子を観察しながら下流側に回り込みます。



島の下流まで下ったら反対側を少し漕ぎ上がります。反対側の河原も護岸工事が始まっていて、ずいぶんと雰囲気も損なわれちゃいましたが、昨年よりは草も生えてどうにかってところですかね。
それはいいんですが、いつもより砂浜が小さいですね。しかもほぼ泥で幕を張れる状況じゃありません。



上陸して幕営適地を探すと、一段上がった高台が砂地で夜下げだったので幕を張ることに。
ボクはエスパースを買って出番の少なくなったダンロップVL-22を。ゆらどんさんは、いつものORTIKの極地用テント。そしてREIさんはFINETRACKのチューブツェルトだそうです。
みなさんそれぞれこだわりの幕をお持ちで三人三様なのがおもしろい。



今回、ボクはイスを忘れちゃったんですよね。本当はヘリノックスを持ってくるつもりだったんですが・・・
でもちょうど良いものを見つけましたよ。良い感じの切り株がありました。これで問題解決です。



それじゃあ早速かんぱ~い!



つまみに合鴨の燻製を切りました。このカッティングボード、オシャレっぽいけどダイソーで百円です。なかなか使えるな。



ゆらどんさんからは、豚バラの燻製をいただきました。何でもお父様が燻製に凝っておられるとか。



フライパンで炙っていただきました。



肉でお腹いっぱいな感じでもありますが、持って帰るわけにもいかないのでもつ鍋も食べますよ。
なんか豆腐しか写ってないけどモツもたっぷり入れましたよ。ふるさと納税でお取り寄せした、本場博多の名店のモツ鍋の汁が美味かった(汁だけ余っていたんです)。



寒い夜は日本酒でしょ、ということでコーヒー缶でお燗していただきます。



今回もこの島は薪が豊富に落ちていました。特に太い薪が多かったので暖房としては大助かり。この時期なのにREIさんは半そでになっていました(笑)



これまで下った川や野営地のことなんか話しながら楽しい夜を過ごしました。




1月09日(日)

目が覚めると、もう辺りは明るくなり始めていました。いつもながらここから見る朝日はキレイですね。山間部の川だと山に挟まれている場所が多いので、こうい色の朝日はなかなか見られませんからね。



昨夜もだいぶ冷え込んだようです。木に干してあったライジャケも真っ白に。



テントにも霜が降りていました。



流れの少ない右岸側はいつものように氷が張っています。



さっそく火を熾して焚火で暖まります。



朝食はモツ鍋の残りに麺を投入。



することもないので焚き火に当たりながらまったりと過ごしました。



さあ、帰りましょうか。今年も氷を割りながら砕氷船ごっこで遊びますよ。



薄いようで意外と厚い氷。バキバキ言わせながら進みます。



さあ、本流に出ました。今日も快晴無風です。



おっさん二人でカナディアンを漕ぐ様子はこんな感じ。めずらしく川もそこそこ流れていて、ほとんど漕がずに流れるだけ。写真はREIさんにいただきました。



並走するREIさん。



常磐道が見えてきましたよ。



常磐道の橋脚の脇を抜けます。



こちらが昨年泊まった島です。



ここもだいぶ雰囲気が変わってますね。今年は快適に泊まれそううな感じじゃありません。



いつもの橋の工事をしている場所です。やっと形になってきましたね。もう3年以上やっているんじゃないかな。



島にも橋脚を作っていました。これだけの材料と作業員をどうやって渡したのか興味あるな。



ほとんど漕がずにのんびりと流れて、ゴールの三郷の街が見えてきました。



あの鉄橋の先がゴールです。



上陸場所がいつも以上にドロ沼で苦労したけど、どうにか無事ゴールして終了。
お疲れさまでした~


年始の恒例行事と化したこの遊び、ブログを遡ってみたらもう8年目になるんですね。

最初はひとりで始めたこの遊び、まさか誰かと一緒にやるようになるとは思わなかった。
世の中にはけっこうヘンタイさんがいるものですね(笑)またやりましょう。

  


Posted by そーしん at 05:24そーしん島江戸川

2022年01月17日

学生時代に住んでいた下北沢界隈をぶらぶらと

1月03日(月)

いよいよ年末年始10連休も最終日です。天気も良いのでまたまたママさんとお散歩に行くことに。

先日の向ケ丘遊園に次いで、ボクの思い出の街探訪でもしましょうか、ということで、小田急線代々木上原駅から下北沢まで散歩してきました。この界隈はボクが学生時代を過ごした街なんですよね。
30数年ぶりに訪れたかつてのわが街は、変わったもの・・・変わらないもの、色々と入り混じって複雑な思いを抱かされた刺激的な1日でした。



朝9時に家を出て電車に乗り、北千住で千代田線に乗り換え小田急線代々木上原駅で下車しました。
駅に着いてびっくり。駅にショッピングモールが出来たりしていていて様子がまったく変わってしまっていました。駅の外に出れば何となくわかるかなと思ったものの、外に出ても右も左もわかりません。



グーグルマップを見ながらどうにか見知った場所に出ることができました。先が思いやられるなぁ
でも水道道路を見たら思い出してきましたよ。この坂を登るとイスラム教のモスクがあるんですよね。昔からあったけど、今は新しくなって中まで見せてくれるようなので行ってみましょう。
徒歩5分ほどでモスクに到着。今は「東京ジャーミイ・トルコ文化センター」という施設になっていました。昔のモスクはもっと重々しい雰囲気で、とても一般人が近付けるような感じじゃありませんでしたが、今は白っぽくてオシャレな建物になっていました。お気軽にどうぞとのことなので中に入ってみます。



階段で2階に登ると礼拝堂がありました。一気に異国情緒が漂いますね。



扉の中にはいると、天井が高くて外観からは想像できないくらい広い空間が現れました。天井の模様が美しいですね。色使いも独特だし。
確かイスラムは偶像崇拝禁止でしたよね。キリスト教みたいに像は一つもありませんでした。その代わりにコーランみたいなのは置いてありましたが。



イスラムなので女性は顔を覆わないと入れません。入り口で白い布を貸してくれました。ママさんはちょっぴりテンション高め(笑)



礼拝堂の見学の後1階に降りるとハラールマーケットがありました。食料品のマーケットみたいですが値段はどれもかなり良心的です。ちょっとお土産に何か買って帰ろうかな。



お肉のコーナーもありましたよ。そういえば、イスラムは豚は食べないんでしたね。やっぱり売っていませんでした。



モスクを後にしたら、さあお次は昔住んでいたアパートを探しに行きましょうか。代々木上原というとオシャレな高級住宅街だったりするんですが・・・



大山町の交差点を左折すると昔ながらの雰囲気を残した通りが現れました。でも何か違うな。そうだ!このフェンスの左側の空き地になっている部分にもは家や店が立ち並んでいたんだ。立ち退きがあったんですね。なんだか昔と比べて広々としていました。



この前の向ケ丘遊園では昔住んでいたアパートを見つけられなかったからなぁ 不安が胸を過ります。
でも、心配はすぐに確信に。ここですね。建物は変わっていましたが昔ボクが住んでいたアパートのあった場所です。右側の側面に入り口があって、その奥がボクの部屋でした。 色んな思い出が次から次へと湧いてきます。懐かしいなぁ 見つけられて良かった。



その後は、茶沢通りを歩いて、近所の後輩のアパートがあった場所を見に行きました。ボクのアパートは風呂なしだったんで、銭湯に通っていたんですが、銭湯のすぐ裏にあったのがアベくん家。学校にも行かず、だいたいどっちかのアパートでグダグダ過ごしていたんですよね。
あれ?この辺だったと思うんだけど・・・そもそも銭湯は無くなっているし、この辺りだったかなぁ アベくん家は見つけられませんでした。
※この後懐かしくなって年賀状をくれたアベくんに連絡を取り、久しぶりに会うことにしましたよ。



茶沢通りをまっすぐ歩くと下北沢の大きな踏切のあった場所に。何しろ30年ぶりなので、踏切が無くなっていることにまず驚いた。その当時は普通に電車は地面を走っていたんですが、今は地下を走っているんですね。踏切があった場所はただの道路になっていました。



そして、踏切の角にあったのが伝説の蜂屋。学食で一番安いカレーが250円だった時代にラーメンが150円、かつ丼が250円だったかな?とんでもなく安い店でよくお世話になりました。確かここだったと思うけど・・・小さな店だったからこの空き地かな?



そして一番街の商店街を登って行ったところに、ボクが3番目に住んだアパートがあったんです。先ほど見た場所にあったアパートは取り壊しが決まっちゃって、引っ越さなきゃいけなくなったんですよね。それで近所の下北沢に引っ越したというわけ。
見覚えのある路地を曲がると・・・まさか・・・ あった!
あの当時からボロアパートだったのに、30年後に建物があるんあて驚きです。



確かこの一番手前の部屋に住んでいたんですよね。ここに洗濯機を置いて洗濯したっけ。変わってないぞ(笑)
またまたここであった色んな事がフラッシュバックしました。懐かしいなぁ



さあ、懐かしのアパート巡りは終了。お腹が空いたのでランチにしましょうか。駅まで歩いてみたけど、昔通ったお店はまったくありませんね。制服のお姉さんを見に行ったアンナミラーズも無くなってたし。
キョロキョロしながら駅まで歩いてきてまたビックリ!!!駅舎が無いぞ!駅があった場所が空き地になってます。全部地下に入ったんですね。思いもしませんでした。



とはいえ、街のごみごみした感じは変わりませんね。やたら若者が多いところも。



昔はそんなこと無かったんですが、今はカレーの街として有名になったらしい、ということでスマホで検索してカレーを食べることに。

焼きたてナンとカレーのセットを食べたんですが、後から焼きたてナンが追加で出てくる仕組み。若者の街だけあって量が多い(汗)
昔は大盛りとか食べていたけど今はとてもとても。歳を取ったな~と感じさせられる瞬間でした。



最後は地下にある下北沢駅から家路につきました。



年末年始は、思いがけず懐かしのわが街シリーズになっちゃいました。懐かしのわが街といえば、残るは駒沢ですかね。下北沢の後に住んだ街です。就職をして初めて風呂付のアパートに住んだんですよね。そのうち歩きにいくことにしよう。
  


2022年01月12日

山友マサ☆さんの雪山テント泊デビューで瑞牆山  富士見平小屋

12月29日(水)~12月31日(金)

百名山友達のマサ☆さん、今年から本格的に雪山テン泊デビューしたいというので、装備なんかの相談に乗っていたんですよね(人の相談に乗るなんてボクもエラくなったもんだ)。

いよいよデビューしましょうということで、比較的軽めの雪山・富士見平小屋泊で瑞牆山に行って来ました。

久しぶりでしたが、富士見平小屋のテン場と瑞牆山、やっぱりいいですね。ゆったりのんびり、良いデビュー戦になりました。




12月29日(水)

まさ☆さんとは高井戸のコンビニで21時40分に待ち合わせ。調布ICから中央高速に乗り、深夜割引が適用される24時過ぎに韮崎ICを出て道の駅韮崎で仮眠。一杯飲んだらおやすみなさい。



12月30日(木)

5時30分に起きて6時30分に瑞牆山荘横の駐車場に到着。心配した道路の状況も雪がうっすらと積もる程度で問題ありませんでした。



今回のザックはこんな感じ。それほどヤバイ山じゃないのでヘルメットやピッケルを置いてきたので17kgと雪山テン泊にしては軽めです。



スタートからチェーンアイゼンを装着。登山道に雪があったりなかったりだったので、チェーンアイゼンでちょうどいい感じでした。



急登を尾根まで登ると突如視界が開けて瑞牆山がバーン!瑞牆山、久しぶりに見ましたがカッコいいですね。



稜線に出ると少し傾斜が緩やかになりました。
水場の看板があったので行ってみると、水は豊富に出ていましたよ。これで糸安心。雪から水を作らずに済みますね。



水場のすぐ上に本日宿泊の富士見平小屋がありました。出発から50分しか経ってませんからユルユルですね。



年末年始は小屋も営業しているかと思いましたが、営業していませんでした。ということはテン場代もしかして無料?



小屋からは名前の通り富士山がキレイに見えました。



さあ、早速テントを張りましょうか。よさげなスペースを見つけ・・・



スコップで整地します。思ったより雪は少ないですね。少し掘るとすぐ地面が出てきました。



15分くらい経ったところで、ボクは早々にこんなもんでいいんじゃないと切り上げます。マサ☆さんは丁寧に仕上げてました。こういうところに性格が出ますね。



ボクはちゃっちゃと設営完了。今回はダンロップのVS-20にしましたよ。とにかく張るのが楽で丈夫なテントなので雪山では一番安心なテントです。
マサ☆さんは、初張りのスノーフライを色々と検証しながら張っていました。



ひと休憩したら、さあ行きますか。アタックザック一つで出発です。



一旦山を下るんですね。日のあたらない斜面は雪がたっぷり。チェーンアイゼンだとちょっと心もとない感じではありますが、12本爪を出すほどでもないかな、そのまま行きます。



下り切ると桃太郎岩がありました。久しぶりに見るけどこの岩こんなに大きかったっけ?ド迫力です。



そして相変わらず岩を支えている小枝たち(笑)



岩ゴロゴロの急登が始まりました。雪が少なくなったのでチェーンアイゼンで正解ですね。



でっかい岩や鎖も現れましたよ。こんなハードな山だったかな。



木の間から、この山のシンボルでもある大ヤスリ岩が見えました。



大ヤスリ岩、袂まで行くと見上げるデカさです。迫力あるな~



しばらく登ると、大ヤスリ岩が見下ろせました。



急登を登り切り、裏側から登り返すと視界が開けました。さあ、あと一息で山頂です。



はい、山頂に到着です。風は時折強く吹きますが心配したほどではないですね。



山頂標識と記念撮影。



眼下には大ヤスリ岩が見下ろせます。この景色も久しぶりですがなかなかの絶景ですね。



こちらは金峰山方面。山頂は雲の中ですね。あっちに行こうかって話も合ったけどこっちで正解だったようです。



八ヶ岳も裾野しか見えませんね。これも予報通り。最初は赤岳に行こうかと思ったけどでこっちにして正解でした。



さあ、来た道を戻って下山しましょう。



出発から3時間ほどでテン場まで戻って来ました。



マサ☆さんはまだフライのスカート埋めたり作業してるけど、先に一杯やっちゃいましょうかね。



まだ明るいけど日本酒もやっちゃいますよ。この前masaさん家でキャンプした時にあーちゃんからもらったヤツ(笑)



つまみに、まさ☆さんから餃子いただきました。山で焼き餃子か。考えたことなかったけどアリだよな。鍋の具にもなるし。今度やってみよう。



まさ☆さんのテント、プロモンテのVLシリーズなんだけど、スノーフライも買ったんだよな。スノーフライって本格適っぽくてかっこいいよな。欲しいけど高いんだよな。
しっかり裾まで雪で埋まってますね。



餃子の次は、高級なソーセージもいただいちゃいました。



飲み始めが早かったので一旦お昼寝タイム。お昼寝した後は、もう夕食タイムです。今回はフリーズドライのカレーを入れてカレー鍋をいただきます。



まあ、カレー味ですからね、鉄板のウマさです。会話しながら食べていたんですが、雪が降ってきたので各自テントに籠りました。



テント内はマイナス2度くらいでしょうか。さあ、これからどこまで下がりますかね。



いつものようにステンレスボトルを湯たんぽにします。これでホッカホカで眠れます。



テント内で焼酎を飲んでいたんですが、いつの間にか落ちていました。





12月31日(金)

朝目が覚めるとテント内はマイナス4度くらい。思ったより冷えなかったようです。



でも、いつものことですが鍋の残りはカッチカチ。全室に置いておいたんですが、雪が吹き込んでえらいことになっていました。



バーナーで温めてからご飯を入れて、おじやにしていただきます。カレーの匂いがが食欲をそそりますね。



気温はそれほど低くないんでしょうが、風が吹いているので体感温度はマイナス10度くらいな感じです。かじかむ手でどうにか撤収。久しぶりにキッツイ撤収でした。



さあ、帰りましょうか。



瑞牆山も見納めです。



下山は40分ほど。あっという間に下山完了。



車にも雪が積もっていました。車の温度計は外気温がマイナス7度だったので、テン場はもっと冷えたんですね。どうりで撤収時に寒かったわけだ。
フロントガラスの雪もカチカチに凍って暖房をつけてもなかなか融けないほど。こんなの久しぶりの経験でした。



ということで今年の山納めが無事終了しました。マサ☆さんも無事凍えることなく夜を過ごせたようだし、これから雪山も一緒に行けそうですね。雪山シーズンはまだ始まったばかり。お楽しみが増えました。  


Posted by そーしん at 04:18Comments(2)瑞牆山富士見平小屋