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2022年02月14日

赤城山で氷瀑ハイキングして大沼湖畔でキャンプ

2月03日(木)~2月04日(金)

年のせいか、最近色んなとこが痛むんですよね。
登山での膝の痛みに始まり(医者で水を抜いてもらう事態に)、テニス中に腿の裏を軽い肉離れ、治ったと思ったら今度は股関節痛、テニスのサーブをした翌日は腰痛になる始末です。少しハードな山は控えないといかんですね。
でも山には行きたいから、どこか緩くても楽しい山ないかな・・・と探したら見つけましたよ。あの赤城山で氷瀑が見れるとのこと。
ということで、平日休みを利用して赤城山あたりを緩~く雪上ハイキングしてきました。もちろん雪の上で野良寝も(笑)



2月03日(木)

今回は緩いやつなので前泊するほどではありませんね。ということで、朝6時に自宅を出発。当然オール下道で行きますよ。
国道17号を走っていると、赤城山が見えてきました。赤城山っていうのは外輪山の総称でいくつもピークがあるんですが、全部クッキリと見えていますね。お天気良さそうです。



ところどころ凍った雪道を登り、8時30分に赤城公園ビジターセンターに到着しました。平日とあって駐車場も貸し切りです。



準備をしたら、さあ行きますか。まず手始めに覚満淵を歩いてみます。



夏は湿原の覚満淵もこの時期は雪野原ですね。



雪原を散歩した後、少し登ったところに鳥居峠の駐車場がありました。



ここからいよいよ登山道が始まるということで、チェーンアイゼンを装着。



登山道といっても、適度に踏まれた雪道のお散歩。気持ち良いですね。これなら足にも負荷がかからなくて丁度いいや。



正面に見えてきた鉄塔が立っている山が地蔵岳ですね。前にkanohanaさんと登ったっけ。後程回って行くとしましょう。



しばらく緩い登りが続きます。



右手下方には小沼が見えました。この時期は凍っているのかな。



途中に小地蔵岳との分岐?がありました。山頂まですぐ近くみたいなので、ちょっと寄り道して小地蔵岳まで行ってみます。



分岐から10分ほどで小地蔵岳山頂に到着しました。こんなところにもピークがあったんですね。
残念ながらほとんど眺望はありませんでした。



さあ、長七郎山に向かいましょう。左側には雪庇が出来てますね。うっかり踏み抜かないように気をつけないと。



大して登ることもなくあっさりと長七郎山山頂に到着しました。あまり達成感はありませんが一応ピークだし自撮りしておきます。



長七郎山の山頂は開けていて気持ちが良いし眺めもバッチリ。正面奥に見え白い山は浅間山ですね。
前橋市街も良く見えました。



山頂を後にして山を下りてくると、分岐の看板が。たぶん、ここを左に行くと氷瀑があるはず。特に有名じゃないのか、看板に「小滝」の名前はありませんね。「オトギの森」方面に進みます。



しばらく尾根道を下ると、右下に氷瀑らしきものが見えましたよ。あれの下に回り込むってことは、まだまだ下るんだな。



グルっと回り込んで滝の下部まで下りてきました。
滝の名前は「小滝」というんですが、どう見ても「小」滝じゃありませんね。横幅は100mくらいあります。



氷瀑といっても川が流れている訳じゃなく、崖から滲み出した水が凍っているんですね。無数の流れが凍っていて、まさに自然が作る氷の芸術です。



氷瀑というと、日光の雲龍瀑には何回か行きましたが、あそこは氷の神殿という形容がぴったりの巨大な氷柱群でしたが、コチラは氷柱というより氷の壁に造られたオブジェといった感じです。



一応、自撮りで記念撮影。



崩れ落ちてくる危険性も無さそうなので、真下まで近寄ってみますよ。さすがに迫力ありますね。



崖から滲み出しているいる関係で、蒼いキレイな氷とは言えないけど、これはこれで迫力が増します。
今はあまりメジャーじゃないけど、これから冬の名物になるんじゃないでしょうか。



滝を後にして、尾根を登り返して小沼まで戻って来ました。



小沼は完全に凍っているようですね。人が歩いています。せっかくなので対岸まで歩いてみましょう。



氷は相当ぶ厚いようで全く危なげはありません。まっすぐ鉄塔が目印の地蔵岳へ向かいましょう。



地蔵岳山頂へは本日初めての急登が待っていました。



振り返ると、さっきまで歩いていた小沼が見えますね。小沼の左に見えるのが小地蔵岳、なだらかな稜線の右端が長七郎岳でしょうか。先ほど歩いた稜線が小沼という噴火口の外輪山だったというのがよく分かります。



さあ、地蔵岳山頂に到着しましたよ。奥にあるのはNHKの電波塔でした。
前にkanohanaさんと登って以来の山頂です。



山頂からは前橋方面がクッキリと。



こちらは大沼方面ですね。大沼の向こうが赤城山主峰の黒檜山です。この山も昔は子供たちとも登ったんだよな。



さあ、山頂ラーメンといきますか。今回もチキンラーメンです。すっかり気に入っちゃったんですよね。



いつものように生玉子を入れていただきましたよ。何しろ1分で出来るってのが雪山ではありがたい。



さあ、お腹も満たされたし、反対側に下山しましょう・・・ と歩き始めたらまさかのノートレースに!赤城山だからトレースはあるものと思っていましたが、ここのところ歩いた人はいなかったようです。



膝までのラッセルに。最近ノートレースが多いな。



ノートレースの尾根歩き、頼りになるのはアニマルトレースだったりします。
動物も安全で歩きやすいところを歩きますからね。動物の足跡について行きます。



黒檜山も見えているし、大沼方面への尾根を外さなければまず迷う心配はありませんね。時々スマホで方向を確認しながら下山。



最後は車道を歩いて駐車場まで戻りました。
これにて3時間半ほどの雪山散歩が終了です。
お疲れさまでした。

と普通ならここで帰るところですが・・・



せっかくなので(何がせっかくかわかりませんが)雪の上でキャンプして帰ります。大沼のほとりにキャンプ場があるんですよね。
キャンプ場まで車を走らせると・・・どうやら冬期閉鎖のようです。道路は除雪してありましたが駐車場は除雪されていませんでした。近くに駐車場があったのでそこに車を止めて歩いて行くことに。



道路沿いのキャンプ場ですが、雪に埋まっていて看板でかろうじてキャンプ場だと分かる感じです。



昔テントを張った辺りは、漁協の「危険・立ち入り禁止」の看板とのロープが張ってありました。
ロープが張ってない場所から奥に入ると、湖畔の一等地がありましたよ。



ちゃっちゃとテントを設営。



いつものように、いただきま~す



テントからはナイス地蔵岳ビュー!



夜に備えてキャリー・ザ・サンも充電しておきます。



チューハイの後は、焼酎もいただきますよ。



雪見酒は旨いなぁ 静かな時間が流れます。



夕食は、久しぶりにキムチ鍋にしました。鍋はやっぱり温まる。



日が落ちると、テント内はキャリー・ザ・サンの程よい明るさに。


山の中じゃないからスマホも普通に見れました。
眠くなったらおやすみなさい




2月04日(金)

朝です。テント内はマイナス10度くらいですね。
まずまず冷え込んだようです。



東の空が、うっすらと明るくなってきました。



朝メシです。
昨夜の残りの鍋はいつものようにカッチカチに凍っていますね。



今回は、ウドンじゃなくて玉子を入れておじやにしますよ。冷凍ご飯を持って来ました。
でも生玉子もいつものようにカッチカチ(笑)



食事も終わったし、そろそろ撤収しましょうか。
少し雪が降ったみたいで、フライには雪が付いていました。



ということで、今回の雪山ハイキング&キャンプが終了です。


ゆる~くハイキングができたし、満足。満足。

しかし足腰の問題は参ったな。
そろそろ年齢を考えて行動しないといかんのかな・・・




  


Posted by そーしん at 05:10Comments(2)赤城公園キャンプ場