2020年08月01日
東北登山遠征(中編・3日目) 晴天の鳥海山 大井沢キャンプ場泊
異能☆さん、あーちゃんと行った東北大遠征レポの続きです。
本日は3日目、鳥海山に登ります。
※東北大遠征 1日目2日目はコチラから。
7月24日(金)
テントを張ったのは鳥海山の鉾立登山口に近い大平駐車場です。
昨夜から雨が降り続いたんですが、アスファルトは水を吸わないのでテントの裏が水浸し。
さすがのVS-20も中まで水がしみてきました。
まあ気にしていてもしかたないので、ビチョビチョテントを車に放り込んで撤収完了。
そうこういするうちに、雨も上がったみたい。
どうにか今日一日もってくれるといいんだけど。

鉾立登山口の駐車場に着くと、一気に青空が広がりました。
やったね!
展望台からは鳥海山の最高峰新山もくっきりと見えました。

下界方面も雲海が美しい。

空には大きな虹も架かっていました。

さあ、スタートです。
登山道はよく整備されていた歩きやすいですね。

ガスっている下界に目をやると・・・
もしや・・・ これはブロッケン現象じゃないですか!
真ん中に自分の影が映っています。
ボクにとっては久しぶり。異能☆さんとあーちゃんは初ブロッケンだそうです。

この登山道は、スタートから森林限界を超えているので本当に景色が良い!
疲れを感じることなく歩けます。

さっさと行っちゃった異能☆さん、元気だなぁ
雪渓の脇で待っていました。

登山道は本当にフラットになるように石が敷き詰められています。
これだけの石、運ぶだけでも大変なのに高さをそろえて並べてあります。
本当に頭が下がります。

お花も時期がバッチリみたい。
色とりどりの花が咲き乱れています。

御浜小屋の裏まで登ると鳥海湖がうっすらと見えましたよ。
ガス晴れないかなぁ

心で念じながらしばらく見ていると・・・
ガスが薄くなりだしました。

すーっとガスが消え、美しい湖が姿を現しました。
うぉー!
感動的な演出です。

キスゲの群生も美しい。
良い山ですねぇ このフレーズ、この先何度も口にすることになります。

さあ、それでは山頂を目指してこの尾根を歩いて行きますよ。

しばらく歩くと新山が真正面に現れました。
新山は後からできた溶岩ドームなので、ギザギザしています。

新山までは右側から回り込む外輪山ルートと、千蛇谷という谷筋を登るるーとがあります。
行きは右側の外輪山ルートから回り込み、帰りは千蛇谷を下って帰ることにします。

外輪山ルートに入ると急に人が少なくなりました。
こっちのルートはちょっと難易度が上がるので避ける人が多いみたいですね。
なかなか厳しい急登が続きます。

外輪山のひとつ、文殊岳山頂に到着~
一応記念撮影。

さあ、まだまだ外輪山の縁を登りますよ。

あの右のギザギザの稜線を全部歩いて行きます。

左側が開けたところで新山が見えました。
いつの間にかこんなに近づいていたんですね。
高さもほぼ新山と同じところまで来ました。
新山は、その名の通り1801年の噴火で新しくできた山なんですよね。
その前までは、七高山が最高峰だったんだそうです。

ちょっと遠回りですが、かつての最高峰七高山の山頂にも寄り道。
もうすぐ七高山の山頂です。

はい、七高山山頂に到着しました。

一応、記念撮影。

ひと休憩した後、火口をガツっと下って新山山頂を目指しますよ。
かなり急なうえにザレているので転ばないよう慎重に歩きます。

鞍部まで降りてきました。
さあ、ここから最後の登りです。

いきなり雪渓待っていました。
かなりの斜度ですが、よく踏まれているので慎重に歩けば問題ありませんね。

新山、遠目で見たのとだいいぶ印象が違いますね。
ザレた石の山だとは思ったんですが、石のひとつひとつがやたらと大きい。
登るのに手も足も使ってアスレチック状態です。

しかも複雑に入り組んでいて、どれが登山ルートでどこが山頂かわかりません。

あれが山頂?ではなさそうですね。

おっと、こんな穴もくぐるのか。
まるで迷宮です。

4連休とあって登山者も多く山頂手前は渋滞。
やっと山頂に到着しました。
何とも味気のないペンキで書いた山頂のお印。
狭い山頂で、やたら混んでいます。

人が多いのでお印との記念撮影はあきらめて自撮り。
これじゃどこかわからんな。
それでも百名山65座目ゲットです。

景色が良さそうなので、向かい側に見えたピークに登ってみます。

こっちのほうが景色がいいや。
気持ちいい!

さあ、降りましょうか。
下りはどこから?
人が出てきたから、もしかしてあの割れ目から?

どうやらそのようです。

割れ目の奥は、ナント急な登りが待っていました。

割れ目から這い出します。
なんともアスレチックな山ですね。

最後はガッツリ下って新山下山完了。
あーおもしろかった。

降りたところに避難小屋と神社がありました。

山頂直下でランチタイムにします。
かにさんパンをいただきます。
昨日スーパーで半額でした。

さあ、下りましょうか。
下山は千蛇谷を下ります。

千蛇谷は長い長い雪渓歩き。
滑るので慎重に。

谷の下だけに落石に注意ですね。
これ全部、左側の外輪山から落ちてきた岩です。
こんなのに当たったらひとたまりもありませんね。

この坂を登って外輪山ルートに合流します。

外輪山に出たら、あとは登ったコースを戻るだけ。
相変わらずよく整備された道で、気持ちよく下れました。
駐車場に戻り、鶴岡市内でまたまたマックスバリューでお買い物をしてから、大朝日岳の登山口へ行く途中で見つけた無料キャンプ場大井沢キャンプ場に。
大渋滞に引っかかって暗くなるころ、ようやくキャンプ場に到着。
あんなに晴れていたのに、テントを張っていると雨が降り出しちゃった。

これじゃあ、宴会もできませんね。
ということで、各自テントにもぐりこんで乾杯。

ベーコンブロックをつまみに一滴千両をいただきます。

お安かった合成肉のカルビステーキを焼き焼きしたら、お肉でお腹もいっぱいに。
いつの間にか眠くなって寝ちゃった。

というわけで、東北大遠征の3日目が終了しました。
鳥海山は本当に楽しいお山で大満足。
ちゃんと宴会ができていないのが残念ですが、この後はどうなりましたでしょうか。
4日目月山、5日目蔵王山の後編は、また後日アップいたします。
鳥海山のログです。
本日は3日目、鳥海山に登ります。
※東北大遠征 1日目2日目はコチラから。
7月24日(金)
テントを張ったのは鳥海山の鉾立登山口に近い大平駐車場です。
昨夜から雨が降り続いたんですが、アスファルトは水を吸わないのでテントの裏が水浸し。
さすがのVS-20も中まで水がしみてきました。
まあ気にしていてもしかたないので、ビチョビチョテントを車に放り込んで撤収完了。
そうこういするうちに、雨も上がったみたい。
どうにか今日一日もってくれるといいんだけど。
鉾立登山口の駐車場に着くと、一気に青空が広がりました。
やったね!
展望台からは鳥海山の最高峰新山もくっきりと見えました。
下界方面も雲海が美しい。
空には大きな虹も架かっていました。
さあ、スタートです。
登山道はよく整備されていた歩きやすいですね。
ガスっている下界に目をやると・・・
もしや・・・ これはブロッケン現象じゃないですか!
真ん中に自分の影が映っています。
ボクにとっては久しぶり。異能☆さんとあーちゃんは初ブロッケンだそうです。
この登山道は、スタートから森林限界を超えているので本当に景色が良い!
疲れを感じることなく歩けます。
さっさと行っちゃった異能☆さん、元気だなぁ
雪渓の脇で待っていました。
登山道は本当にフラットになるように石が敷き詰められています。
これだけの石、運ぶだけでも大変なのに高さをそろえて並べてあります。
本当に頭が下がります。
お花も時期がバッチリみたい。
色とりどりの花が咲き乱れています。
御浜小屋の裏まで登ると鳥海湖がうっすらと見えましたよ。
ガス晴れないかなぁ
心で念じながらしばらく見ていると・・・
ガスが薄くなりだしました。
すーっとガスが消え、美しい湖が姿を現しました。
うぉー!
感動的な演出です。
キスゲの群生も美しい。
良い山ですねぇ このフレーズ、この先何度も口にすることになります。
さあ、それでは山頂を目指してこの尾根を歩いて行きますよ。
しばらく歩くと新山が真正面に現れました。
新山は後からできた溶岩ドームなので、ギザギザしています。
新山までは右側から回り込む外輪山ルートと、千蛇谷という谷筋を登るるーとがあります。
行きは右側の外輪山ルートから回り込み、帰りは千蛇谷を下って帰ることにします。
外輪山ルートに入ると急に人が少なくなりました。
こっちのルートはちょっと難易度が上がるので避ける人が多いみたいですね。
なかなか厳しい急登が続きます。
外輪山のひとつ、文殊岳山頂に到着~
一応記念撮影。
さあ、まだまだ外輪山の縁を登りますよ。
あの右のギザギザの稜線を全部歩いて行きます。
左側が開けたところで新山が見えました。
いつの間にかこんなに近づいていたんですね。
高さもほぼ新山と同じところまで来ました。
新山は、その名の通り1801年の噴火で新しくできた山なんですよね。
その前までは、七高山が最高峰だったんだそうです。
ちょっと遠回りですが、かつての最高峰七高山の山頂にも寄り道。
もうすぐ七高山の山頂です。
はい、七高山山頂に到着しました。
一応、記念撮影。
ひと休憩した後、火口をガツっと下って新山山頂を目指しますよ。
かなり急なうえにザレているので転ばないよう慎重に歩きます。
鞍部まで降りてきました。
さあ、ここから最後の登りです。
いきなり雪渓待っていました。
かなりの斜度ですが、よく踏まれているので慎重に歩けば問題ありませんね。
新山、遠目で見たのとだいいぶ印象が違いますね。
ザレた石の山だとは思ったんですが、石のひとつひとつがやたらと大きい。
登るのに手も足も使ってアスレチック状態です。
しかも複雑に入り組んでいて、どれが登山ルートでどこが山頂かわかりません。
あれが山頂?ではなさそうですね。
おっと、こんな穴もくぐるのか。
まるで迷宮です。
4連休とあって登山者も多く山頂手前は渋滞。
やっと山頂に到着しました。
何とも味気のないペンキで書いた山頂のお印。
狭い山頂で、やたら混んでいます。
人が多いのでお印との記念撮影はあきらめて自撮り。
これじゃどこかわからんな。
それでも百名山65座目ゲットです。
景色が良さそうなので、向かい側に見えたピークに登ってみます。
こっちのほうが景色がいいや。
気持ちいい!
さあ、降りましょうか。
下りはどこから?
人が出てきたから、もしかしてあの割れ目から?
どうやらそのようです。
割れ目の奥は、ナント急な登りが待っていました。
割れ目から這い出します。
なんともアスレチックな山ですね。
最後はガッツリ下って新山下山完了。
あーおもしろかった。
降りたところに避難小屋と神社がありました。
山頂直下でランチタイムにします。
かにさんパンをいただきます。
昨日スーパーで半額でした。
さあ、下りましょうか。
下山は千蛇谷を下ります。
千蛇谷は長い長い雪渓歩き。
滑るので慎重に。
谷の下だけに落石に注意ですね。
これ全部、左側の外輪山から落ちてきた岩です。
こんなのに当たったらひとたまりもありませんね。
この坂を登って外輪山ルートに合流します。
外輪山に出たら、あとは登ったコースを戻るだけ。
相変わらずよく整備された道で、気持ちよく下れました。
駐車場に戻り、鶴岡市内でまたまたマックスバリューでお買い物をしてから、大朝日岳の登山口へ行く途中で見つけた無料キャンプ場大井沢キャンプ場に。
大渋滞に引っかかって暗くなるころ、ようやくキャンプ場に到着。
あんなに晴れていたのに、テントを張っていると雨が降り出しちゃった。
これじゃあ、宴会もできませんね。
ということで、各自テントにもぐりこんで乾杯。
ベーコンブロックをつまみに一滴千両をいただきます。
お安かった合成肉のカルビステーキを焼き焼きしたら、お肉でお腹もいっぱいに。
いつの間にか眠くなって寝ちゃった。
というわけで、東北大遠征の3日目が終了しました。
鳥海山は本当に楽しいお山で大満足。
ちゃんと宴会ができていないのが残念ですが、この後はどうなりましたでしょうか。
4日目月山、5日目蔵王山の後編は、また後日アップいたします。
鳥海山のログです。