2019年11月18日
キツかった~ 雪山直前の笠ヶ岳 テント泊
11月08日(土)~11月11日(月)
今週は久しぶりに、ふじぶんさんとの日・月お山倶楽部。
念願の笠ヶ岳に登ってきました。
標高差1800m、テントを担いでがっつり登ってきました~

11月08日(土)
土曜日にお休みが取りずらい、ふじぶんさんに合わせて月曜日に休みを取りましたよ。
ということで、土曜日の夜出発。
21時30分にわが家を出発して、首都高・中央道の松本IC経由で新穂高ロープウェイそばの無料駐車場には午前2時に到着。
一杯飲んだらおやすみなさ~い。
11月09日(日)
朝5時起床。
いつもながら寝たのか寝ないのかよくわからない感じですが急いで準備。
駐車場には車が10台ほどでしょうか。
ガラガラです。
さすがにこの時期はこんなもんなんですね。

さあ、行きますか。
まずは川沿いの道を歩きます。
この辺りはかろうじて紅葉が残っているといった感じでしょうか。
ここからグングン標高を上げるので、紅葉は期待できそうもありませんね。

すぐに新穂高センターの建物がありました。
観光案内所兼登山指導センターになっているようです。

新穂高センター前を左に曲がって、車両通行止めになったらいよいよ林道歩きがスタートです。

長ーい林道歩き。
ガスが晴れてきましたね。
本日は快晴予報。
楽しみだなぁ

林道脇に水場があったので水を補給。
今回の登山は、ルート中に水場が無く、山小屋も山頂付近の笠ヶ岳山荘はすでに営業を終わっているので、行程中の水は全部担ぎ上げなくっちゃいけません。
とりあえず、4Lほど持っていますが足りますかねぇ。
水4Lでも単純に4kg。
今回は鍋で暖まろうと、肉、野菜、キノコ、豆腐、味噌、キムチの素を担いだり、麦焼酎500ml、缶チューハイ350mlとかたっぷり持っているので、ザックは20kg。
酒とメシに妥協しないのは、ボクとふじぶんさんの共通点です。

さあ、いよいよ林道ともお別れ。
笠新道と呼ばれる登山道に入ります。

笠新道、急登の連続とは聞いていましたが、本当に容赦ない急登です。

しかも、ボクの嫌いな段々になっていて、20kgのザックを背負ってスクワットを繰り返すような登りです。

そろそろこの急登りも終わりじゃね、と思ってGPSで位置を確認したら、まだ半分しか登ってなかった(汗)
このキツさは、有名な黒戸尾根や合戦尾根よりキツイぞ。
笠新道なんて優しそうな名前だから誤解していました。

標高を上げると、木も少なくなり、木々の間から向かいの山域の山々が見えました。
西穂、奥穂、北穂の穂高岳ですね。
あっちはもう雪山です。

森林限界を超えたようです。
眺望が広がると気分も良くなります・・・が、それにしてもしんどい。

急登の連続を約4時間、登山道の脇でランチタイムにします。
今回は、袋麺。
寒くなると、カップラーじゃ出来るまでの3分で冷えちゃうんですよね。
雪山シーズンはだいたい袋麺です。
正面には槍様が見えていますね。

長ーい急登が終わったと思ったら、やっと杓子平に到着しました。
ここで、初めて笠ヶ岳が見えましたよ。

笠ヶ岳、どっしりして雄大。
やっぱりかっこいいなぁ

それにしても、まだ随分遠いぞ。
しかもグルっと遠回りしないといけないみたいだし。

急な登りは杓子平で終わりじゃなかった。
どうやら正面の山にガツッと直登しないといけないようです。

秋ですね。
こういった風景も楽しみの一つ。

右手には、奥穂さん、北穂さん。
ちょこんと飛び出ているのが恐らくジャンダルムでしょう。
2年連続中止になっちゃって行けてないんですよね。
来年こそ行くからな!

ここも容赦ない急登の連続。
この辺りで、ふじぶんさんに異変が。
急にペースダウンです。
どうも足が上がらなくなったみたい。

やっと稜線まで出ました。
ふじぶんさんのペースはやっぱり上がりませんが、ここからはそれほどアップダウンもないはずですね。
一瞬ビバークも考えましたが、どうにかテンばまでは行けそうです。

北アルプスらしい稜線の景色が続きます。
天気といい、最高ですね。

抜戸岩を通過。
笠ヶ岳への門のような岩です。

もう一息ですね。
う~ん、15時前にはテン場に到着すると思ったんですが。

日没前に、どうにかテン場に到着しました。
なかなか眺めの良いテン場ですね。
明日の朝が楽しみです。
とはいえ、時間も遅くなっちゃったので、ザックだけ置いて山頂を目指します。
ふじぶんさんは、行かないというので、ここからは単独行動。

山頂付近はずいぶん雪が残っていますね。
アイゼンは持ってきていないので、慎重に行きましょう。

やっと山頂ですね。
山頂によくあるお社があるのであそこが山頂・・・

と思ったら左に30mほど行った場所が山頂でした。
危ない危ない。

山頂からは、360度の絶景が。

遠く日本海や白山、富士山や南アルプスの山々まで見えました。
山頂の看板と自撮りで記念撮影。

急いでテン場に戻りましたが、ふじぶんさんはもうテントの中。
気温も下がってきたので宴会って感じじゃないですね。

ボクもさっさとテントを張って、各自宴会。
まずは缶チーハイをプシュ!
ひとり、かんぱ~い!

夕食はキムチ鍋をいただきます。
山では肉がウマイな。
豆腐もウマイ!
担いできたかいがあったというものです。
チューハイの後は麦焼酎。
水は貴重なのでストレートでいただきます。
25度のストレートはちとキツイな。

今回は、家にあったクリーンカンティーン風なステンレスの水筒を持ってきました。
実はトップバリューの安物ですが。
ロゴがどこにも入ってなくてちょっとおしゃれな水筒です。
この手の水筒は直火で温められるんですよね。
そのまま温めて湯たんぽにしてみました。

このテン場は、LTEとか電波が入るんですね。
焼酎を飲みながらネットサーフィン。
いつの間にか落ちていました。

11月11日(月)
朝です。
稜線上のテン場なので、夜中はずいぶん風が吹きましたが、湯たんぽのおかげで、朝までヌクヌク。

昨夜の鍋の残りにうどんを投入して朝めしにします。
テント内に置いていた鍋の残りはすっかり凍っていました。
やっぱり山頂はもう冬ですね。

笠ヶ岳が朝日に包まれました。
絶景のテン場ですね。
小屋が営業していないので無料です(笑)

絶景を写真に収めるふじぶんさん。
早起きして山頂に行ってきたそうです。
復活してよかったよかった。

笠ヶ岳を眺めながら撤収。

さあ、帰りましょうか。
帰りも槍様を正面に見ながら美しい稜線歩き。

この稜線、双六岳の方まで続いているんですよね。
いつか歩いてみたいけど、笠新道はもう歩きたくないな。

振り返ると笠さん。
いい山だった。
名残惜しいな。

気持ちの良い稜線歩きが続きます。

何か天気が怪しくなってきたぞ。
朝はあんなに晴れていたのに、実は午後から崩れる予報なんです。

急登を登ってきたら帰りは急な下り。
同じ数だけスクワット、効くな~

途中から雪が舞いだし、高度を下げると雨に代わっちゃった。
まあ、ハイライトの部分はずーっと絶景だったしこのくらいは仕方ないですね。
合羽を着てゴール。

あ~疲れた。
いや~雪山直前に良い登山ができました。
それにしても20km担いで標高差1800mはきつかったな。
この先どんどん体力が落ちていくことを考えると今やっておいてよかった。
さあ、これからは雪山シーズン。
今年はどの山を登ろうかな。
今回のログです。
今週は久しぶりに、ふじぶんさんとの日・月お山倶楽部。
念願の笠ヶ岳に登ってきました。
標高差1800m、テントを担いでがっつり登ってきました~
11月08日(土)
土曜日にお休みが取りずらい、ふじぶんさんに合わせて月曜日に休みを取りましたよ。
ということで、土曜日の夜出発。
21時30分にわが家を出発して、首都高・中央道の松本IC経由で新穂高ロープウェイそばの無料駐車場には午前2時に到着。
一杯飲んだらおやすみなさ~い。
11月09日(日)
朝5時起床。
いつもながら寝たのか寝ないのかよくわからない感じですが急いで準備。
駐車場には車が10台ほどでしょうか。
ガラガラです。
さすがにこの時期はこんなもんなんですね。
さあ、行きますか。
まずは川沿いの道を歩きます。
この辺りはかろうじて紅葉が残っているといった感じでしょうか。
ここからグングン標高を上げるので、紅葉は期待できそうもありませんね。
すぐに新穂高センターの建物がありました。
観光案内所兼登山指導センターになっているようです。
新穂高センター前を左に曲がって、車両通行止めになったらいよいよ林道歩きがスタートです。
長ーい林道歩き。
ガスが晴れてきましたね。
本日は快晴予報。
楽しみだなぁ
林道脇に水場があったので水を補給。
今回の登山は、ルート中に水場が無く、山小屋も山頂付近の笠ヶ岳山荘はすでに営業を終わっているので、行程中の水は全部担ぎ上げなくっちゃいけません。
とりあえず、4Lほど持っていますが足りますかねぇ。
水4Lでも単純に4kg。
今回は鍋で暖まろうと、肉、野菜、キノコ、豆腐、味噌、キムチの素を担いだり、麦焼酎500ml、缶チューハイ350mlとかたっぷり持っているので、ザックは20kg。
酒とメシに妥協しないのは、ボクとふじぶんさんの共通点です。
さあ、いよいよ林道ともお別れ。
笠新道と呼ばれる登山道に入ります。
笠新道、急登の連続とは聞いていましたが、本当に容赦ない急登です。
しかも、ボクの嫌いな段々になっていて、20kgのザックを背負ってスクワットを繰り返すような登りです。
そろそろこの急登りも終わりじゃね、と思ってGPSで位置を確認したら、まだ半分しか登ってなかった(汗)
このキツさは、有名な黒戸尾根や合戦尾根よりキツイぞ。
笠新道なんて優しそうな名前だから誤解していました。
標高を上げると、木も少なくなり、木々の間から向かいの山域の山々が見えました。
西穂、奥穂、北穂の穂高岳ですね。
あっちはもう雪山です。
森林限界を超えたようです。
眺望が広がると気分も良くなります・・・が、それにしてもしんどい。
急登の連続を約4時間、登山道の脇でランチタイムにします。
今回は、袋麺。
寒くなると、カップラーじゃ出来るまでの3分で冷えちゃうんですよね。
雪山シーズンはだいたい袋麺です。
正面には槍様が見えていますね。
長ーい急登が終わったと思ったら、やっと杓子平に到着しました。
ここで、初めて笠ヶ岳が見えましたよ。
笠ヶ岳、どっしりして雄大。
やっぱりかっこいいなぁ
それにしても、まだ随分遠いぞ。
しかもグルっと遠回りしないといけないみたいだし。
急な登りは杓子平で終わりじゃなかった。
どうやら正面の山にガツッと直登しないといけないようです。
秋ですね。
こういった風景も楽しみの一つ。
右手には、奥穂さん、北穂さん。
ちょこんと飛び出ているのが恐らくジャンダルムでしょう。
2年連続中止になっちゃって行けてないんですよね。
来年こそ行くからな!
ここも容赦ない急登の連続。
この辺りで、ふじぶんさんに異変が。
急にペースダウンです。
どうも足が上がらなくなったみたい。
やっと稜線まで出ました。
ふじぶんさんのペースはやっぱり上がりませんが、ここからはそれほどアップダウンもないはずですね。
一瞬ビバークも考えましたが、どうにかテンばまでは行けそうです。
北アルプスらしい稜線の景色が続きます。
天気といい、最高ですね。
抜戸岩を通過。
笠ヶ岳への門のような岩です。
もう一息ですね。
う~ん、15時前にはテン場に到着すると思ったんですが。
日没前に、どうにかテン場に到着しました。
なかなか眺めの良いテン場ですね。
明日の朝が楽しみです。
とはいえ、時間も遅くなっちゃったので、ザックだけ置いて山頂を目指します。
ふじぶんさんは、行かないというので、ここからは単独行動。
山頂付近はずいぶん雪が残っていますね。
アイゼンは持ってきていないので、慎重に行きましょう。
やっと山頂ですね。
山頂によくあるお社があるのであそこが山頂・・・
と思ったら左に30mほど行った場所が山頂でした。
危ない危ない。
山頂からは、360度の絶景が。
遠く日本海や白山、富士山や南アルプスの山々まで見えました。
山頂の看板と自撮りで記念撮影。
急いでテン場に戻りましたが、ふじぶんさんはもうテントの中。
気温も下がってきたので宴会って感じじゃないですね。
ボクもさっさとテントを張って、各自宴会。
まずは缶チーハイをプシュ!
ひとり、かんぱ~い!
夕食はキムチ鍋をいただきます。
山では肉がウマイな。
豆腐もウマイ!
担いできたかいがあったというものです。
チューハイの後は麦焼酎。
水は貴重なのでストレートでいただきます。
25度のストレートはちとキツイな。
今回は、家にあったクリーンカンティーン風なステンレスの水筒を持ってきました。
実はトップバリューの安物ですが。
ロゴがどこにも入ってなくてちょっとおしゃれな水筒です。
この手の水筒は直火で温められるんですよね。
そのまま温めて湯たんぽにしてみました。
このテン場は、LTEとか電波が入るんですね。
焼酎を飲みながらネットサーフィン。
いつの間にか落ちていました。
11月11日(月)
朝です。
稜線上のテン場なので、夜中はずいぶん風が吹きましたが、湯たんぽのおかげで、朝までヌクヌク。
昨夜の鍋の残りにうどんを投入して朝めしにします。
テント内に置いていた鍋の残りはすっかり凍っていました。
やっぱり山頂はもう冬ですね。
笠ヶ岳が朝日に包まれました。
絶景のテン場ですね。
小屋が営業していないので無料です(笑)
絶景を写真に収めるふじぶんさん。
早起きして山頂に行ってきたそうです。
復活してよかったよかった。
笠ヶ岳を眺めながら撤収。
さあ、帰りましょうか。
帰りも槍様を正面に見ながら美しい稜線歩き。
この稜線、双六岳の方まで続いているんですよね。
いつか歩いてみたいけど、笠新道はもう歩きたくないな。
振り返ると笠さん。
いい山だった。
名残惜しいな。
気持ちの良い稜線歩きが続きます。
何か天気が怪しくなってきたぞ。
朝はあんなに晴れていたのに、実は午後から崩れる予報なんです。
急登を登ってきたら帰りは急な下り。
同じ数だけスクワット、効くな~
途中から雪が舞いだし、高度を下げると雨に代わっちゃった。
まあ、ハイライトの部分はずーっと絶景だったしこのくらいは仕方ないですね。
合羽を着てゴール。
あ~疲れた。
いや~雪山直前に良い登山ができました。
それにしても20km担いで標高差1800mはきつかったな。
この先どんどん体力が落ちていくことを考えると今やっておいてよかった。
さあ、これからは雪山シーズン。
今年はどの山を登ろうかな。
今回のログです。