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2020年11月06日

ラスト紅葉のはずが雪山だった苗場山 巻機山麓キャンプ場泊

10月02日(金)~10月04日(日)

山友ふじぶんさんが、新潟の百名山 苗場山・巻機山 に紅葉を見に行きたい、というのでご一緒させていただく事に。

両山とも今年登ったばかりですが、季節やルートが変われば楽しめますからね。

山だけじゃなく、巻機山麓でキャンプも楽しみました。

※長くなったので、前編「苗場山」と後編「巻機山」に分けてレポします。




10月02日(金)

21時過ぎにわが家を出発。

いつも車を出していただいてばっかりなので、今回はウチのゴルフくんで行くことに。

21時15分にふじぶんさんの家を出発、東松山から関越道に乗り、湯沢IC経由で0時30分に祓川登山口の駐車場に到着しました。

一杯やっておやすみなさい。




10月03日(土)

ちょっと飲みすぎちゃって、朝目が覚めたら5時45分。

ヤバイヤバイ

5時に起きる予定だったんですけどね。

外に出ると地面には雪がパラパラと。

さすがに新潟は季節が進んでいますね。



急いで準備をして6時15分にスタート。

まずはスキー場のゲレンデの舗装道路歩きです。

道路は雪で真っ白。

どうやらこの辺りは昨日雪が降ったようです。

まずいなぁ

日帰りの山2連発ということで、今回はトレランシューズなんだよな。

靴に雪が入らないようにスパッツを着用。



しばらく登ると右側に小屋が見えました。

和田小屋ですね。

今年は営業していないみたいです。



和田小屋を過ぎると本格的な登山道に。

中ノ芝の展望スポットからは絶景が。

われわれにしては珍しく快晴です。

二人揃うと天気が悪いこと多いんですよね。



雪は思った以上に積もっています。

10cmくらいですかね。

スパッツを着けたので靴に雪が入ることはありませんが、これ以上深くなると足が冷たくなってヤバいかも。

心配だ。



木々にも雪がエビの尻尾を作っていました。



苗場山手前のピーク神楽ヶ峰に着きました。



神楽ヶ峰を越えて、やっと苗場山が前方に現れました。

かっこいいなぁ

前回の小赤沢ルートからだと、山の全景って最後まで見えないんですよね。

こんな感じの山だったんだ。



一旦、神楽ヶ峰をガツっと下ります。

この感じ、この前登った妙高山に似ているな。



最下部まで降りてきました。

さあ登り返しですよ。



なかなかの急登です。

これは楽しめそう。



振り向くと先ほどまでいた神楽ヶ峰がクッキリと。



けっこう高度感ありますね。



山は雪で真っ白です。



さあ、あと一息で山頂。



傾斜が緩やかになったと思ったら、山頂の平原に出ました。

苗場山は山頂部が広大な平原になっていおるんですよね。



前回はお花がいっぱいの高層湿原でしたが、今回は広大な雪原です。



しばらく歩くと山頂の看板に到着。

相変わらず景色の見えない山頂ですが、記念撮影。



山頂そばにある自然体験交流センターという名前の小屋は営業していませんでした。



小屋のちょい先に眺めの良い展望台があるんですよね。

本日はまだ誰も行っていないらしく踏み跡もありませんがバージンスノーを踏みながら展望台へ。

天気も良いからこの絶景。



周辺の木々はスノーモンスターになりかけです。

さすが豪雪地帯の山ですね。



先日登った妙高山・火打山もクッキリと。



小屋は一段高くなっているので平原が見渡せます。

山頂に広大な平原、不思議な感じです。



小屋の脇に腰かけてランチタイムにします。

冬はカップラーだとできるまでの間に冷めちゃうんですよね。

ということで、袋麺が活躍します。

本日はマルちゃん正麺の豚骨味。

このラーメンのいいところは細麺なので茹で時間が2分というころ。

時々4分とか5分とかってラーメンもありますからね。



さあ、平原をお散歩して戻りましょうか。

ケルンの向こうに雪原が広がります。



木道の脇には池塘があるんですよね。

池塘もすっかり雪に埋もれていました。



さあ、下りましょうか。

奥に白く見える尾根は谷川岳の主稜線と呼ばれる尾根。

谷川岳から万太郎山を経由して平標山まで歩けるんですよね。

来年あたり、歩いてみたいな。



登りはどうにかなりましたがやっぱりこの急な下りは危険ですね。



今シーズン初のチェーンアイゼンを装着。



やっぱりアイゼン着けると安心感が違いますね。

備えよ常に!

持ってきて良かった。



帰りも絶景を見ながらの下り。

このルート気に入りました。



スキー場のゲレンデに出たらゴール。

約8時間の山行でした。



さあ、今晩の宿泊地の巻機山麓キャンプ場に向かいましょう。

車窓からは見ごろの紅葉が。



上は雪山でしたが、車窓からは見ごろの紅葉が楽しめました。



秡川登山口から約1時間で、巻機山麓キャンプ場に到着。

格安でお財布に優しいキャンプ場です。

早速テントを設営します。

ほとんどの方が山岳テント、みなさん前泊か後泊で使われているようです。



さあさあお待ちかね。

夕日と相まってさらに赤々と染まる巻機山を眺めながら乾杯です。



本日は最近の定番スキヤキをいただきますよ。

最強の山メシです。



あっという間に暗くなり、朝も早かったのでおやすみなさい。


お天気最高で良い一日でした。



長くなったのでこの辺で後編につづきます。



今回のログです。
ヤマレコさんの判定では、歩くペース0.8~0.9(速い)でした。
  


Posted by そーしん at 07:49Comments(2)苗場山巻機山麓キャンプ場

2020年07月01日

日本百名山63座目は苗場山! 登山口駐車場でキャンプも

6月27日(土)~6月28日(日)

日本百名山、63座目は新潟と長野の県境にある苗場山に行ってきました。

苗場といえばスキー場で有名ですが、実は苗場スキー場があるのは筍山という山なんですよね。

タケノコ山スキー場じゃかっこ悪いから、お向かいの苗場山から名前をただいたんじゃね?西武グループならやりかねないですよね(笑)

そんな苗場山ですが、山頂付近に突然現れた天空のお花畑に感動!下山後は駐車場でキャンプも楽しみました。




6月27日(土)

今回ご一緒したのは、異能☆さんとあーちゃんペア。

ここのところソロ登山が続いていたので、久しぶりの友達との登山です。


始発電車に乗って、5:41分春日部で待ち合わせ。

外環・関越を使って湯沢インターで高速を降りました。

苗場山、一般的にはアクセスの良い新潟県側の祓沢登山口から登るんですが、こっちのルートは異能☆さんが以前登ったことがあるというので、少し遠回りして長野県側の小赤沢へ向かいます。

アクセスに余計に時間がかかるけど、その分コースタイムが短くなるのでチャラという計算です。

9時30分に駐車場に到着。

マイナーな登山口だから、登山者はせいぜい5台くらいかな、なんて話をしながら来たけど20~30台と駐車場は大盛況。

こりゃビックリだ。



トイレを済ませて準備をしたら、さあ行きますか。

駐車場の奥に登山口がありました。



梅雨時のせいか、それともいつものことなのか、登山道はかなりぬかるんでいます。

登り始めると、もう下ってくる人とすれ違いました。

みなさん地下足袋や長靴姿で、どうも登山者じゃ無い感じ。

ザックも登山者のものじゃないですね。

不思議に思って聞いてみると、みなさんタケノコ採りだそうです。

どうやら、駐車場の車の大半はタケノコ採りの人の車みたいです。



雪の季節が終わり、花の季節到来ですね。

登山道には、いろんな花が咲いていました。



さすが豪雪地帯、この時期でもまだ雪が残っていますね。

雪渓のそばは吹き渡る風がひんやりして気持ちいい。

汗をかいた体をクールダウン。



途中から鎖場が連続します。

といってもそれほど難しいわけじゃなく、使わなくても登れる程度ですが。



振り返ると眺めがいい。



お腹が空いたので六合目でランチタイム。

今回は、カップラーならぬカップ日本そば。

醤油とカツオだしが汗をかいた体にしみこむ感じ、やけに美味く感じます。



まだまだ泥んこの急登が続きます。



急に傾斜が緩くなりましたよ!

いよいよか。



急に視界が開けて、広大な湿原が目の前に広がりました。

スゲー!



眼前に天空のお花畑が広がりました。



木色とりどりの花の競演。

お花にあまり興味のないボクですが、これは感動ものですね。



ワタスゲの群生も。

白とグリーンもきれいですね。



ずーっと続く木道を歩きます。

まるで尾瀬のような景色。



時折、残雪歩きも。

アイゼンを使うほどではありません。



苗場神社分岐の看板があったので行ってみることに。

木道の先には小ぶりなお社が。

異能☆さん、何をお願いしたんでしょうか。



お社の先にも広大な平原が。

いったい、どんだけ広いんだろう。



山頂方面にまた木道を進みます。

途中、こんな休憩所も。



わずかな登りが続きますが、目立つピークがあるわけじゃないので、どこが山頂かわかりません。



池塘をキョロキョロ眺めながら木道を進みます。



おっ小屋が見えましたね。

山頂はあの裏側だそうです。



小屋の裏に行くと・・・ ちょっとした広場に山頂の看板がありましたよ!



う~ん、眺めも何もありませんね。

この感じ、なんか記憶にあるな。

大菩薩嶺、恵那山、皇海山・・・ 久しぶりにずっこけた山頂でした。



気を取り直して小屋下へ。

小屋下には展望台が整備されていましたよ。

ここの方がよっぽど眺めがいい。

ベンチに座ってひと休憩。



さあ、帰りましょうか。



気持ちの良い眺めを見ながら戻ります。



下りは滑らないように慎重に。



下りは思ったより早く駐車場に戻ってきました。



登山口近くにキャンプ場が無かったので、駐車場泊することにしました。

すみっこにテントを設営。



駐車場脇に流れている沢でチューハイを冷やします。

雪解け水なんでキンキンです。

今回は川に流されないように細心の注意を払いましたよ(笑)



さあお待ちかねの、かんぱ~い!



ボクも登山道わきに生えていたタケノコ、何本か採ってきましたよ。

タケノコといっても笹の子ですね。

ネマガリタケというやつです。

東北なんかでよく出ますね。



今回の夕食は、ネットで見つけた焼きビーフンにイナバのタイカレーを入れるというメニュー。

そこに採ってきたばかりのタケノコを刻んで入れてみました。

タケノコは生でも食べられるほどエグみもなく、ほのかに甘くておししいね。

ちょっと豪華なビーフンになりました。



異能☆さん、最近はブッシュクラフト遊びにはまっています。

ゴツいナイフで巻き割りをしたり、焚き付けを作ったりしてミニ焚火遊び。

ブッシュクラフト遊び、なかなか面白そうだな。

ボクもモーラナイフ買おうかな。



いっぱい飲んで、20時過ぎたらテントにこもっておやすみなさい。




6月28日(日)

テントをたたく雨の音でお目覚め。

う~ん、特に予定がないとはいえ雨かぁ

仕方ないのでテントの中でパスタの朝食をいただきます。

8時まで待ったけど雨も止む気配がないので、あきらめて雨天撤収。

雨撤収、久しぶりだな。



帰りは特に用事もないのでちょこちょこ寄り道。

崖の上がどうなっているか見に行ったら、北海道のような景色が広がっていたり・・・



看板に惹かれて田代の七ツ釜に寄ったり。



展望台が下にあるらしい。

雨もどうやら上がってくれました。



これが七ツ釜ですね。

この滝をカヤックで下る(落ちる)クレイジー野郎がいるとか。

命知らずですね~ ブルブル



月夜野まで下道で行くことにして、道の駅みつまたに立ち寄ったらモンベル製品が充実していた。

ムーンライトやスノーシュー、スノーソーまで売っていて笑っちゃった。



15時には駅に送ってもらい解散、ということで今回のお山終了です。

久しぶりに仲間とのお山を楽しみました。

ソロのお山も、完全に自分のペースで歩けて気楽な面もあるんですが、やっぱりバカ話をしながら歩けるお山が好きだな。

また行きましょう。


  


Posted by そーしん at 21:03Comments(4)苗場山