2019年09月06日
ついに念願のジャンダルム・・・のはずが鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳に
8月31日(土)~9月01日(日)
山を始めた時に、いつかは「槍ヶ岳」いつかは「劔岳」という大きな野望を抱きました。
ところが、始めてみると、岩場登りも楽しくなっちゃって、あっという間に「槍」も「劔」も
やっちゃった。
そこで、次なる野望を抱いたのが「ジャンダルム」。
あまり有名じゃありませんが、一般登山道としては最難関とも呼ばれている山です。
去年の夏に、ふじぶんさんと計画したんですが、悪天候のため変更を余儀なくされ、
今年こそはと、何か月も前から計画していたんですが・・・
今回も出発前日の夕方に、宿泊予定の岳沢小屋確認したところ、小屋にに向かうルート上の
沢が増水しており、小屋まで行けないとの事。
トホホ
というわけで急遽行き先を変更して、鹿島槍ヶ岳に行ってきました。
鹿島槍は天気にも恵まれ、ジャンダルムのことをすっかり忘れるほど素晴らしい山行に
なりました。

8月30日(金)
22時に、ふじぶんさんの自宅を出発。
今回はボクが車出し。
外環・関越・上信越道を走り、更埴ICから一般道を走り、2時すぎに扇沢の
駐車場に到着しました。
一杯飲んで、3時におやすみなさ~い
8月31日(土)
5時に目覚ましで起床。
2時間しか寝ていないので、ちょっとキツイけど山ではいつもの事ですね。
準備をしたら、さあ行きますか。

鹿島槍への登山道は、いきなり急登の連続。
効く~
でも時折開ける場所からの眺めに癒されます。

やっぱり北アルプスですね。
ちょっと登ればこの絶景。
真ん中に見えるのは針ノ木岳ですね、かっこいい。
この山もいつかはやらないとな。

がっつり3時間登ったところで、やっと種池山荘に到着。

小屋前で一休憩。
稜線まで登ったので、北アルプスの山々が綺麗に見えます。

さあ、爺ヶ岳を目指します。
前方のピラミダルなかっこいいのが爺ヶ岳南峰です。
左奥に見えるのが中峰。
さらにその奥に北峰もあって爺ヶ岳は三峰からなる山です。

森林限界を越えているので眺めがいい。
天気も最高ですね。

さあ、あと一息で南峰の山頂です。

爺ヶ岳南峰山頂に到着~
爺ヶ岳ということで、爺さんポーズで記念撮影(笑)

ガスが出始めていますが、山頂からは剣岳もくっきり。

さあ、一度下ってお次は中峰を目指します。

ちょこっと登りなおして中峰山頂到着です。

さっさと中峰を後にして、北峰を目指します。
あれ?
なぜか北峰は、山頂への登山道が無く巻いていました。
先の方に小さく冷池山荘と本日のテン場が見えますね。

いったん下って少し登り返したら冷池山荘到着です。
この山荘の名前、なんて読むんだろうって疑問だったんですが、「つめたいけ」だそうです。
変な名前だな。

山荘の脇に池がありました。
これが冷池でしょうか

小屋から10分ほど登ったところにテン場がありました。
夏休みの最後で混むんじゃないかと心配しましたが、ガラガラです。
といっても、もともと平らな場所は少ないので、到着が遅くなると斜めの場所しか
残っていない可能性があるので注意が必要ですね。
とっとと設営完了。

さあさあ、お腹がすきましたね。
いつものカップラーをいただきます。
本日は、埼玉の名店ぜんやさんのカップラーですよ。
ぜんやさん、一度いってみたいと思っているんですけどね。
まずはカップラーで試してみましょう。
?
何かパンチに欠ける味だよな~と思いつつ完食。
あれ?後入れの小袋使ってないや。
それじゃ美味くないわけだ。こりゃ、次回リベンジだな。

一休憩した後、天気も良さそうなので、鹿島槍の山頂まで行く事に。
稜線の右側はガスっていますが、風があるのか左側はすっきり見えています。
ピラミダルな形、これが鹿島槍?

意外と山頂、近そうでけどね。

もうすぐ山頂というところで、登山道脇のハイマツがガサガサ揺れたぞ。
何か出た!
と思ったらライチョウさんでした。
小屋で熊の目撃情報があるなんて書いてあったからチョービビった。

意外に早く山頂に着いた、と思ったらやっぱりずーっと先に本当の山頂が見えました。

ガレ場をジグザグ登るとさあ、いよいよ本物の山頂です。

山頂に到着~
鹿島槍の山頂にしては地味な看板ですね。

結構広い山頂。
立山連峰の絶景が広がります。

しばしのんびりと休憩。
北峰にも行こうかと思ったけど、あっちは真っ白。
ということで引き返します。

登りで騙されたインチキピーク、実は布引山という立派な名前がありました。

右側は快晴、左側は真っ白。
こんな気象条件で現れたのがコチラ。
真ん丸な虹の真ん中に自分の影。
もしかするとブロッケン現象ってヤツじゃないですか!
初めて見ました。
昔の人がお釈迦様と勘違いしたという話も頷けますね。

出発から3時間ほどでテン場に戻ってきました。
ずいぶんテント増えてますね。
みなさん、ガンバって斜めの場所に張ってました。

10分離れた小屋まで行って、ビール(チューハイ)を買ってきましたよ。
かんぱ~い!
いや~痺れる!

ツマミに、ふじぶんさんからお肉の差し入れ。
この暑い時期にも肉を持ってくるなんてやるなぁ
やっぱり肉はうまい!

しばらく外で飲んでいたんですが、風が吹くと急に寒くなり、それぞれテントに入って
晩メシタイム。
ボクは袋麺のヤキソバ、これ、じゅうぶん晩メシになるんですよね。
水もそれほど使わないし、軽くてうまい。
三拍子そろった優秀な山メシです。

テント内でブランデーをチビリチビリやりながらいつの間にか落ちていました。

9月01日(日)
朝です。
明るくなって外に出ると、ちょうど朝日が昇るところでした。
昨日に比べるとちょっと雲が多めですが、今日もお天気は大丈夫そうですね。

昨夜は風がけっこう吹いてテントが揺らされましが、特に問題はありませんでした。

シリアルの朝めしを食べてのんびり撤収。
さあ、帰りましょう。
冷池小屋でバッジをゲット。

この稜線を歩いて戻ります。

爺ヶ岳、中峰・南峰は巻き道でショートカット。

種池山荘が見えました。
後には剣岳と立山。
立山は、前回登りそびれたんで、再来週リベンジの予定です。
連休はあの山頂に立っているはず・・・だね。

下りはのんびり歩いて12時前にゴールです。

お疲れ様でした~
今回、念願のジャンダルムは行けませんでしたが、鹿島槍はすごく楽しめました。
まあ、良かったとしましょう。
ジャンダルムは来年かなぁ
まあ、楽しみが先にあるというのも悪くないかな。
今回のログです。
山を始めた時に、いつかは「槍ヶ岳」いつかは「劔岳」という大きな野望を抱きました。
ところが、始めてみると、岩場登りも楽しくなっちゃって、あっという間に「槍」も「劔」も
やっちゃった。
そこで、次なる野望を抱いたのが「ジャンダルム」。
あまり有名じゃありませんが、一般登山道としては最難関とも呼ばれている山です。
去年の夏に、ふじぶんさんと計画したんですが、悪天候のため変更を余儀なくされ、
今年こそはと、何か月も前から計画していたんですが・・・
今回も出発前日の夕方に、宿泊予定の岳沢小屋確認したところ、小屋にに向かうルート上の
沢が増水しており、小屋まで行けないとの事。
トホホ
というわけで急遽行き先を変更して、鹿島槍ヶ岳に行ってきました。
鹿島槍は天気にも恵まれ、ジャンダルムのことをすっかり忘れるほど素晴らしい山行に
なりました。
8月30日(金)
22時に、ふじぶんさんの自宅を出発。
今回はボクが車出し。
外環・関越・上信越道を走り、更埴ICから一般道を走り、2時すぎに扇沢の
駐車場に到着しました。
一杯飲んで、3時におやすみなさ~い
8月31日(土)
5時に目覚ましで起床。
2時間しか寝ていないので、ちょっとキツイけど山ではいつもの事ですね。
準備をしたら、さあ行きますか。
鹿島槍への登山道は、いきなり急登の連続。
効く~
でも時折開ける場所からの眺めに癒されます。
やっぱり北アルプスですね。
ちょっと登ればこの絶景。
真ん中に見えるのは針ノ木岳ですね、かっこいい。
この山もいつかはやらないとな。
がっつり3時間登ったところで、やっと種池山荘に到着。
小屋前で一休憩。
稜線まで登ったので、北アルプスの山々が綺麗に見えます。
さあ、爺ヶ岳を目指します。
前方のピラミダルなかっこいいのが爺ヶ岳南峰です。
左奥に見えるのが中峰。
さらにその奥に北峰もあって爺ヶ岳は三峰からなる山です。
森林限界を越えているので眺めがいい。
天気も最高ですね。
さあ、あと一息で南峰の山頂です。
爺ヶ岳南峰山頂に到着~
爺ヶ岳ということで、爺さんポーズで記念撮影(笑)
ガスが出始めていますが、山頂からは剣岳もくっきり。
さあ、一度下ってお次は中峰を目指します。
ちょこっと登りなおして中峰山頂到着です。
さっさと中峰を後にして、北峰を目指します。
あれ?
なぜか北峰は、山頂への登山道が無く巻いていました。
先の方に小さく冷池山荘と本日のテン場が見えますね。
いったん下って少し登り返したら冷池山荘到着です。
この山荘の名前、なんて読むんだろうって疑問だったんですが、「つめたいけ」だそうです。
変な名前だな。
山荘の脇に池がありました。
これが冷池でしょうか
小屋から10分ほど登ったところにテン場がありました。
夏休みの最後で混むんじゃないかと心配しましたが、ガラガラです。
といっても、もともと平らな場所は少ないので、到着が遅くなると斜めの場所しか
残っていない可能性があるので注意が必要ですね。
とっとと設営完了。
さあさあ、お腹がすきましたね。
いつものカップラーをいただきます。
本日は、埼玉の名店ぜんやさんのカップラーですよ。
ぜんやさん、一度いってみたいと思っているんですけどね。
まずはカップラーで試してみましょう。
?
何かパンチに欠ける味だよな~と思いつつ完食。
あれ?後入れの小袋使ってないや。
それじゃ美味くないわけだ。こりゃ、次回リベンジだな。
一休憩した後、天気も良さそうなので、鹿島槍の山頂まで行く事に。
稜線の右側はガスっていますが、風があるのか左側はすっきり見えています。
ピラミダルな形、これが鹿島槍?
意外と山頂、近そうでけどね。
もうすぐ山頂というところで、登山道脇のハイマツがガサガサ揺れたぞ。
何か出た!
と思ったらライチョウさんでした。
小屋で熊の目撃情報があるなんて書いてあったからチョービビった。
意外に早く山頂に着いた、と思ったらやっぱりずーっと先に本当の山頂が見えました。
ガレ場をジグザグ登るとさあ、いよいよ本物の山頂です。
山頂に到着~
鹿島槍の山頂にしては地味な看板ですね。
結構広い山頂。
立山連峰の絶景が広がります。
しばしのんびりと休憩。
北峰にも行こうかと思ったけど、あっちは真っ白。
ということで引き返します。
登りで騙されたインチキピーク、実は布引山という立派な名前がありました。
右側は快晴、左側は真っ白。
こんな気象条件で現れたのがコチラ。
真ん丸な虹の真ん中に自分の影。
もしかするとブロッケン現象ってヤツじゃないですか!
初めて見ました。
昔の人がお釈迦様と勘違いしたという話も頷けますね。
出発から3時間ほどでテン場に戻ってきました。
ずいぶんテント増えてますね。
みなさん、ガンバって斜めの場所に張ってました。
10分離れた小屋まで行って、ビール(チューハイ)を買ってきましたよ。
かんぱ~い!
いや~痺れる!
ツマミに、ふじぶんさんからお肉の差し入れ。
この暑い時期にも肉を持ってくるなんてやるなぁ
やっぱり肉はうまい!
しばらく外で飲んでいたんですが、風が吹くと急に寒くなり、それぞれテントに入って
晩メシタイム。
ボクは袋麺のヤキソバ、これ、じゅうぶん晩メシになるんですよね。
水もそれほど使わないし、軽くてうまい。
三拍子そろった優秀な山メシです。
テント内でブランデーをチビリチビリやりながらいつの間にか落ちていました。
9月01日(日)
朝です。
明るくなって外に出ると、ちょうど朝日が昇るところでした。
昨日に比べるとちょっと雲が多めですが、今日もお天気は大丈夫そうですね。
昨夜は風がけっこう吹いてテントが揺らされましが、特に問題はありませんでした。
シリアルの朝めしを食べてのんびり撤収。
さあ、帰りましょう。
冷池小屋でバッジをゲット。
この稜線を歩いて戻ります。
爺ヶ岳、中峰・南峰は巻き道でショートカット。
種池山荘が見えました。
後には剣岳と立山。
立山は、前回登りそびれたんで、再来週リベンジの予定です。
連休はあの山頂に立っているはず・・・だね。
下りはのんびり歩いて12時前にゴールです。
お疲れ様でした~
今回、念願のジャンダルムは行けませんでしたが、鹿島槍はすごく楽しめました。
まあ、良かったとしましょう。
ジャンダルムは来年かなぁ
まあ、楽しみが先にあるというのも悪くないかな。
今回のログです。