2023年08月31日
河原で前泊ソロキャンプからの那珂川ダウンリバー
8月26日(土)~8月27日(日)
今週は久しぶりに川です。川友さんと那珂川ダウンリバーをやってきました。
夏の那珂川ダウンリバーといえば、以前は子供たちがいっぱいで賑やかだったんですけどね。ついにゆらどん家もmasa家も子供たちついてて来なくなっちゃいました。
とはいえ大人10人、けっこう賑やかなダウンリバーとなりました。
※ボクは一人で前泊ソロキャンプも楽しみましたよ。
8月26日(土)
午前中はテニスをして、お昼を食べたら14時30分に自宅を出発。17時に前泊地の大瀬の河原に到着しました。
ジムニーのおかげで、河原の奥の方まで車で入れましたよ。前にゴルフで入って時はスタックしてやばかったんですよね。

川を眺められる一等地にバンドック・ソロドーム1を設営。キャノピーのポールはストックをあらかじめ持って行きました。

このテント、本当に良くできています。ポールが折れた時のリペアパーツまで付属しているんですよ。今時、山岳用のテントでも付属しないこと多いのに。


クリック
さあさあ、一杯やりましょうか。
10月から庶民の味方第3のビール、酒税が上がるらしいですね。困ったものだなぁ

前回同様、プラッティパスの水を凍らせて保冷剤代わりに持って来ましたよ。おかげでビールもワインもキンキンに冷えています。
冷たい水も飲めるし、こんなに便利なのにどうしてこれを今までやらなかったんだろう。

さあ、まずはアヒージョでもいただきましょう。ニンニク・鷹の爪を入れたオリーブオイルを熱して、ジャガイモ、エノキ、ベーコンを入れたらクレイジーソルトをちゃっちゃと振りかけて完成。

バゲットとの相性バツグンなんですよね。
バゲットをカトラリーのナイフで切ろうと思ったけど無理でした。せめてオピネルが必要ですね。

しかたないので、手でちぎってオリーブオイルを付けながらいただきます。

メインは豚肉のソテーをいただきます。スキレットで両面よく焼いたら・・・

アヒージョの残りにダイスカットのトマト缶を加えてトマトソースを作り、どばっとかけていただきます。シンプルだけどうまい!ワインとの相性バッチリです。

そうしているうちに、あっという間に日が暮れ・・・

RIBUのランタンを点灯。

本家ゴールゼロの半分くらいの値段で買えますよ。今回常夜灯にして朝まで点けっぱなしにしましたが電池は持ちましたよ。


クリック
夜はワインを飲みながら読書タイム。図書館で借りた村上春樹の新刊、お楽しみです。
最近は好きな作家の新刊さえ図書館で借りるようになっちゃた(-_-;)
山もお金かかるからね。

8月27日(日)
朝です。今日もお天気良さそうですね。

朝食はトマトソースの残りをバケットにつけていただきます。シンプルだけどこういうのがウマいんですよね。食材も無駄がないし。

朝は9時にお迎えが来ることになっているので、時間がたっぷりあります。それまでは読書タイムにしましょう。こんなゆったりと過ごすなんて山では考えられない優雅さです。

ふなっしーにお迎えに来てもらい、ボクの車は河原にデポして出艇場所に移動。
準備をしたら、さあ行きますか。
今回は大人10名、久しぶりの大船団です。

子供たちが参加しなくなったゆらどん家もmasa家も今回はご夫婦で参戦。まあそうなりますよね。奥さんが来るだけまだいいですよ(笑)

途中、いつも川旅で幕を張る河原に上陸してランチタイムにします。いろいろ泊まったけどやっぱりここがベストですね。

今回もランチはカップラーです。
久しぶりにレビューでもしましょうか。今回のカップラーは麵屋武蔵監修の「黒ら~麺」です。超有名店ですよね。
5分待って実食。黒ラーメンというだけあって、スープにイカ墨が入ってグレーなところに後入れの黒マー油を入れるのでスープは黒い・・・見た目はあまりうまそうじゃありません。一口すすると、見た目と違ってカツオの香りが強い豚骨のダブルスープ味。すごい複雑な味です。カップラーメン専用商品らしいんですが、これは斬新な味です。また売っていたら買ってみたいレベルですね。 ★★★★☆ 星4つです。

食後ものんびりダウンリバー。突然スコールのような雨が降ったり変な天気でしたね。

masaさんの奥さんにこんな動画を撮ってもらいました。さすがセミプロだけあってローアングルで撮ってもらいましたよ。斬新ですね。あざーっす!
大瀬まで漕いだらゴール!最近は流れがあるから早いですね。おつかれさまでした。

ということで、久しぶりの川仲間とのダウンリバー、のんびり那珂川を楽しみました。
しばらくぶりですが、一度やると勢いがつくものでその場で先の予定が2回決まっちゃいました。
山に川にこれから忙しくなるぞ。
今週は久しぶりに川です。川友さんと那珂川ダウンリバーをやってきました。
夏の那珂川ダウンリバーといえば、以前は子供たちがいっぱいで賑やかだったんですけどね。ついにゆらどん家もmasa家も子供たちついてて来なくなっちゃいました。
とはいえ大人10人、けっこう賑やかなダウンリバーとなりました。
※ボクは一人で前泊ソロキャンプも楽しみましたよ。
8月26日(土)
午前中はテニスをして、お昼を食べたら14時30分に自宅を出発。17時に前泊地の大瀬の河原に到着しました。
ジムニーのおかげで、河原の奥の方まで車で入れましたよ。前にゴルフで入って時はスタックしてやばかったんですよね。
川を眺められる一等地にバンドック・ソロドーム1を設営。キャノピーのポールはストックをあらかじめ持って行きました。
このテント、本当に良くできています。ポールが折れた時のリペアパーツまで付属しているんですよ。今時、山岳用のテントでも付属しないこと多いのに。
クリック
さあさあ、一杯やりましょうか。
10月から庶民の味方第3のビール、酒税が上がるらしいですね。困ったものだなぁ
前回同様、プラッティパスの水を凍らせて保冷剤代わりに持って来ましたよ。おかげでビールもワインもキンキンに冷えています。
冷たい水も飲めるし、こんなに便利なのにどうしてこれを今までやらなかったんだろう。
さあ、まずはアヒージョでもいただきましょう。ニンニク・鷹の爪を入れたオリーブオイルを熱して、ジャガイモ、エノキ、ベーコンを入れたらクレイジーソルトをちゃっちゃと振りかけて完成。
バゲットとの相性バツグンなんですよね。
バゲットをカトラリーのナイフで切ろうと思ったけど無理でした。せめてオピネルが必要ですね。
しかたないので、手でちぎってオリーブオイルを付けながらいただきます。
メインは豚肉のソテーをいただきます。スキレットで両面よく焼いたら・・・
アヒージョの残りにダイスカットのトマト缶を加えてトマトソースを作り、どばっとかけていただきます。シンプルだけどうまい!ワインとの相性バッチリです。
そうしているうちに、あっという間に日が暮れ・・・
RIBUのランタンを点灯。
本家ゴールゼロの半分くらいの値段で買えますよ。今回常夜灯にして朝まで点けっぱなしにしましたが電池は持ちましたよ。
クリック
夜はワインを飲みながら読書タイム。図書館で借りた村上春樹の新刊、お楽しみです。
最近は好きな作家の新刊さえ図書館で借りるようになっちゃた(-_-;)
山もお金かかるからね。
8月27日(日)
朝です。今日もお天気良さそうですね。
朝食はトマトソースの残りをバケットにつけていただきます。シンプルだけどこういうのがウマいんですよね。食材も無駄がないし。
朝は9時にお迎えが来ることになっているので、時間がたっぷりあります。それまでは読書タイムにしましょう。こんなゆったりと過ごすなんて山では考えられない優雅さです。
ふなっしーにお迎えに来てもらい、ボクの車は河原にデポして出艇場所に移動。
準備をしたら、さあ行きますか。
今回は大人10名、久しぶりの大船団です。
子供たちが参加しなくなったゆらどん家もmasa家も今回はご夫婦で参戦。まあそうなりますよね。奥さんが来るだけまだいいですよ(笑)
途中、いつも川旅で幕を張る河原に上陸してランチタイムにします。いろいろ泊まったけどやっぱりここがベストですね。
今回もランチはカップラーです。
久しぶりにレビューでもしましょうか。今回のカップラーは麵屋武蔵監修の「黒ら~麺」です。超有名店ですよね。
5分待って実食。黒ラーメンというだけあって、スープにイカ墨が入ってグレーなところに後入れの黒マー油を入れるのでスープは黒い・・・見た目はあまりうまそうじゃありません。一口すすると、見た目と違ってカツオの香りが強い豚骨のダブルスープ味。すごい複雑な味です。カップラーメン専用商品らしいんですが、これは斬新な味です。また売っていたら買ってみたいレベルですね。 ★★★★☆ 星4つです。
食後ものんびりダウンリバー。突然スコールのような雨が降ったり変な天気でしたね。
masaさんの奥さんにこんな動画を撮ってもらいました。さすがセミプロだけあってローアングルで撮ってもらいましたよ。斬新ですね。あざーっす!
大瀬まで漕いだらゴール!最近は流れがあるから早いですね。おつかれさまでした。
ということで、久しぶりの川仲間とのダウンリバー、のんびり那珂川を楽しみました。
しばらくぶりですが、一度やると勢いがつくものでその場で先の予定が2回決まっちゃいました。
山に川にこれから忙しくなるぞ。
2023年08月28日
暑い夏は沢歩きして関東百名山の根本山、からの林道脇でソロキャンプ、からのママさんと観光旅行の巻
8月19日(土)~8月20日(日)
毎日暑い日が続きますね~ こんな週末は沢歩きでもしに行きますか。調べてみると根本沢という沢を登ると関東百名山の根本山に登れるらしい。ついでに林道でソロキャンプでもしましょうかね。
そう言っていたらママさんも、栃木に行くならテレビで見た「出流原弁天池」っていうところに行ってみたい、というので現地合流して観光もしてきました。
山にキャンプに観光に、相変わらず盛沢山な週末でした(笑)
8月19日(土)
自宅を朝6時に出発。9時前に根本山の登山口に到着しました。

今回のザックは久しぶりに30Lのミレーを引っ張り出しました。ゆるい山だからカップラーや水も持ったし、沢から一般の登山道も歩くので靴も入れましたよ。

良く調べてないけど、今回のルートは沢を登ってから途中で一般の登山道になるみたい。上に神社もあるみたいだから帰りは参道みたいなものがあるんじゃないかな。沢用のシューズも持ってきたんだけど、今回は初おろしのこれで行ってみよう。モンベルのアクアグリッパーサンダルです。モンベル独自の素材で岩場も滑りにくい素材で出来ているんですよね。もしかしたらこれ一足で下山もできるかもしれないし・・・なんてすっかり舐め切っていたことを後で後悔することになるんですが。

ここから登山のスタートです。

登山ポストもありましたよ。ボクはネットでコンパスに提出済ですが。

沢が現れましたね。これがきっと根本沢でしょう。橋の脇から入渓するつもりでしたが、なんかいきなり手強い岩だぞ。サンダルは失敗したかな。

今更車まで戻るなんて面倒なのでまずは一般登山道で行ってみます。一般登山道も意外と手強いぞ??

登山道は高巻いていましたが、しばらく歩くと沢に下りられそうな斜面があったので入渓します。

おー!久しぶりの沢、足が冷たくて気持ちいい!でも思ったより手ごわそうだな。

じゃぶじゃぶと沢を歩きます。アクアグリッパーもけっこうグリップして調子がいいぞ。

沢の中をずんずん進みます。

う~ん、今回は沢は散歩コースのつもりだったけど、深いところもあるのね。泳ぐ予定は無かったから防水袋とか持ってこなかったし。
腰まで水に浸かりながらできるだけ浅いところを通ってどうにか切り抜けました。

ややっ!!だんだん厳しくなるぞ。

ロープまで出てきて、もうお散歩レベルじゃないよね。サンダルは完全に失敗です。

前方に橋が見えましたよ。どうやら一般登山道と合流するポイントみたいです。サンダルでは厳しいので沢は残念ながらここで敗退することにしましょう。

上陸してサンダルからアプローチシューズに履き替えます。

沢に比べると登山道って歩きやすいですね。沢を下に見ながら沢沿いの登山道を歩きます。
なんだか今頃になってお散歩系の沢になった感じもありますが。

登山道は渡渉を繰り返しながら沢沿いをずーっと登ります。あーあ、沢もお散歩系です。ちょっと早まったな。

おや?登山道脇に地蜂の巣を掘った跡が。誰が掘ったんだろう。長野県民(のごく一部)は食べるけど、誰か獲ったのかな。駆除?それとも熊さん?

登山道脇にはかなり歴史を感じさせる道標がありました。

古くからの信仰の道なんですね。

突如石段が現れましたよ。

どうやらこの場所にはこんな立派なお堂が建っていたようです。どうやって資材を運んだんだろう。昔の人の知恵とパワーは計り知れませんね。

えっと・・・ここからこっちの方向に行くの?何かの間違いじゃないですかね。今まで色んな登山道を見てきたけど、これは登山道じゃないでしょ。スマホのGPSを何度も確認しちゃいました。

一応ロープが付いているから登山道なんでしょうね。難易度もさることながら、踏み跡がほとんど無いのでワイルドな岩場そのものって感じです。

本当にワイルドだな。このあたりが日本百名山と関東百名山の違いですかね。何だかんだ言って日本百名山はたくさんの人が歩くから踏み跡があるんですけどね。そういえば、この登山道はまだ一度も人を見ていないもんな。

おいおい、本当にこんなところを登るのかよ。サンダルで来なくて良かったな。

ずいぶん古めかしい鎖ですね。信用できません。これならボロくてロープを選びますね。

ロープがあってもあまり使わないへそ曲がりのボクですが、ここは無きゃ登れないレベルの急登でした。

ぜーぜー言いながら登ったところにお堂があって、やっと急登が終わりました。これはかなり疲れましたよ。

お堂の前にはこんな看板が。昔はこんな斜面にも多くの建物があったようです。すごいな。

お堂でてっきりヤバイところは終わりかと思ったら、まだ続くみたいです。

何しろ暑いので汗が噴き出て止まりません。沢歩きだから涼しいと思っていたけどとんでもない山だ。

いやっていうほどロープがあって、ヒーヒー言いながらも奥の院に到着しました。いやぁ先週登った槍の穂先よりこっちの方がよっぽどヤバイじゃん。

奥の院からさらに登ったところに行者山の山頂がありました。いやぁ参った。もうヘロヘロです。

そして山頂からは何も見えない・・・ 低山だから眺めも無いし風も抜けないから暑い暑い。低山はこれだから嫌いだ!

眺めもない山頂はとっとと後にして、鞍部まで下りると風が抜けるポイントがあったのでランチタイムにします。暑くてカップラーって気分じゃないけどこれ以外ないから仕方ないですね。夏限定の旨辛シーフードヌードルいただきました。
お味は・・・それどころじゃないな。

さあ、ここから根本山の山頂はすぐのはず。尾根道を歩いて・・・

だらだらと歩いたらあまり達成感の無い山頂に到着しました。相変わらず眺めも無しか・・・

まあ関東百名山もゲットしたので、とっとと下山しましょう。帰りは尾根道をひたすら下ります。

ちょっと見晴らしの効く場所がありました。といってもこの程度か。北アルプスとは大違いだな。
何だけ天気が怪しくなってきましたね。遠くでゴロゴロと雷の音がします。急ぎましょう。

小走りで下山して、パラパラっと降り始めたところで車に戻って登山終了。

車に戻ったとたんににゲリラ雷雨が始まりました。間一髪セーフでした。あぶねー!!
さて、今回は林道で勝手にキャンプをしようと思ってきたんですよね。林道って工事用?とかでところどころに平らな場所があったりするじゃないですか。そこに幕を張ってキャンプしてみようかと。林道ならほとんど人も来ないし、自然もいっぱいなんでキャンプ適地なんじゃないかと。これから先のリタイア人生はクロスカブ110を買って林道キャンプを始めたいと思っているんですよね。

登山口付近は雨がひどかったので、少し降りてきたらあっさり雨が止みました。思った通り手頃な空き地があったのでここを本日のキャンプ地とします。

ちゃっちゃとバンドック ソロドーム1を設営。

このテント、やっぱりソロテントの名作ですよね。バンドックというホムセンメーカーですが、ポールをクロスさせる吊り下げ式の構造といい、キャノピーがちょっとしたタープになるなど細部までよくできていてて感心します。この色はアマゾン限定です。


クリック
さあさあ、お待ちかね一杯やりましょう。キンキンに冷えていてうめぇ!

キンキンに冷えている要因は、プラティパスを凍らせて入れてきたんですよ。家を出てから7時間がたっていますがまだ半分くらい氷が残っていますね。

これなら焼酎の水割りも冷え冷えで飲めます。こりゃいいや!

沢歩きで濡れたものはテントで干し干し。

さあ、夕食をいただきましょうか。山でのシングルバーナーは軽さを優先してプリムスのP-153を使っていますが、川やソロキャンプでは火の出る部分が大きなプリムス2243を使っているんですよね。

フライパンを使って料理をするときなんかには圧倒的に便利です。風にも強いし。


クリック
本日は冷蔵庫にあった食材から、ふるさと納税でゲットしたジンギスカンを持って来ましたよ。色んな部位があったんですが肩ロースにしてみました。

野菜の上に乗っけて焼き焼きします。
汁で茹でた野菜がまたウマいんですよね。

キンキンに冷えた水で作った焼酎の水割りを飲みながら、テントに籠ったらいつの間にか夢の中へ。
8月20日(日)
いやぁ やっぱり標高の低い場所は暑いですね。山の上だからそれでも少しはマシだったけど、この時期のキャンプはもうちょっと標高上げたいところですね。

本当はジンギスカンの残りにうどん、と思ったんだけどうどんが無かったので家にあったソーメンで代用。ジンギスカンソーメンの朝食です。まあ、想像通りあんまりウマくなかった。

さあ、本日はママさんと合流して観光に行きますよ。ということで舘林駅で待ち合わせ。

合流して向かったのは「出流原弁天池」です。最近よくテレビで見かけるんですが、湧き水が池になっているので水がすごく透明なんですよね。

確かに底がはっきり見えるほど澄んでいます。そこに鯉が泳いでいて何とも不思議な光景です。

池の周りを半周したら、坂を登る散策コースになっていました。

半分山登りみたいな道を登って降りたところにお堂がありました。これが弁天様でしょうか。

思いがけず眺めがいい!

お堂の裏には風穴があって冷気が吹いていました。天然のクーラーで気持ちがいい!

参道の風鈴も涼しげでした。

さあ、お次は出流山万願寺をお参りしましょう。

出流といえば昔子供たちとキャンプに来たよな。なまずの里さんと初めて会ったのもここでした。
懐かしのいずれでのファミキャンの様子はコチラ
奥には立派なお堂がありました。

本当はこの先に奥の院というのがあるようなんですが、かなりの坂を登るみたい。この30度を超える猛暑ではとても登る気にならず引き返すことにしました。

出流まで来たもう一つの目的はお蕎麦です。出流といえばおそばが名物なんですよね。食べログで調べて評判の良い「手打ちそば いしやま」さんでいただくことにしました。開店してすぐなのにもう人が並んでいましたよ。

まずは野菜天ぷらの盛り合わせをいただきます。本当は日本酒をいただきたいところですがガマンガマン。

ママは十割蕎麦、ボクは粗挽きそばをいただきましたよ。太くて食べ応えのある麺で、噛むと蕎麦の良い香りがするおいしい蕎麦でした。
久しぶりに美味しい蕎麦を食べたな。

ということで、今回の登山&ソロキャンプ&観光が終了しました。相変わらず忙しいね(笑)
林道脇では良いキャンプ地をいっぱい見つけましたよ。リタイア後の林道キャンプが楽しみだ。
毎日暑い日が続きますね~ こんな週末は沢歩きでもしに行きますか。調べてみると根本沢という沢を登ると関東百名山の根本山に登れるらしい。ついでに林道でソロキャンプでもしましょうかね。
そう言っていたらママさんも、栃木に行くならテレビで見た「出流原弁天池」っていうところに行ってみたい、というので現地合流して観光もしてきました。
山にキャンプに観光に、相変わらず盛沢山な週末でした(笑)
8月19日(土)
自宅を朝6時に出発。9時前に根本山の登山口に到着しました。
今回のザックは久しぶりに30Lのミレーを引っ張り出しました。ゆるい山だからカップラーや水も持ったし、沢から一般の登山道も歩くので靴も入れましたよ。
良く調べてないけど、今回のルートは沢を登ってから途中で一般の登山道になるみたい。上に神社もあるみたいだから帰りは参道みたいなものがあるんじゃないかな。沢用のシューズも持ってきたんだけど、今回は初おろしのこれで行ってみよう。モンベルのアクアグリッパーサンダルです。モンベル独自の素材で岩場も滑りにくい素材で出来ているんですよね。もしかしたらこれ一足で下山もできるかもしれないし・・・なんてすっかり舐め切っていたことを後で後悔することになるんですが。
ここから登山のスタートです。
登山ポストもありましたよ。ボクはネットでコンパスに提出済ですが。
沢が現れましたね。これがきっと根本沢でしょう。橋の脇から入渓するつもりでしたが、なんかいきなり手強い岩だぞ。サンダルは失敗したかな。
今更車まで戻るなんて面倒なのでまずは一般登山道で行ってみます。一般登山道も意外と手強いぞ??
登山道は高巻いていましたが、しばらく歩くと沢に下りられそうな斜面があったので入渓します。
おー!久しぶりの沢、足が冷たくて気持ちいい!でも思ったより手ごわそうだな。
じゃぶじゃぶと沢を歩きます。アクアグリッパーもけっこうグリップして調子がいいぞ。
沢の中をずんずん進みます。
う~ん、今回は沢は散歩コースのつもりだったけど、深いところもあるのね。泳ぐ予定は無かったから防水袋とか持ってこなかったし。
腰まで水に浸かりながらできるだけ浅いところを通ってどうにか切り抜けました。
ややっ!!だんだん厳しくなるぞ。
ロープまで出てきて、もうお散歩レベルじゃないよね。サンダルは完全に失敗です。
前方に橋が見えましたよ。どうやら一般登山道と合流するポイントみたいです。サンダルでは厳しいので沢は残念ながらここで敗退することにしましょう。
上陸してサンダルからアプローチシューズに履き替えます。
沢に比べると登山道って歩きやすいですね。沢を下に見ながら沢沿いの登山道を歩きます。
なんだか今頃になってお散歩系の沢になった感じもありますが。
登山道は渡渉を繰り返しながら沢沿いをずーっと登ります。あーあ、沢もお散歩系です。ちょっと早まったな。
おや?登山道脇に地蜂の巣を掘った跡が。誰が掘ったんだろう。長野県民(のごく一部)は食べるけど、誰か獲ったのかな。駆除?それとも熊さん?
登山道脇にはかなり歴史を感じさせる道標がありました。
古くからの信仰の道なんですね。
突如石段が現れましたよ。
どうやらこの場所にはこんな立派なお堂が建っていたようです。どうやって資材を運んだんだろう。昔の人の知恵とパワーは計り知れませんね。
えっと・・・ここからこっちの方向に行くの?何かの間違いじゃないですかね。今まで色んな登山道を見てきたけど、これは登山道じゃないでしょ。スマホのGPSを何度も確認しちゃいました。
一応ロープが付いているから登山道なんでしょうね。難易度もさることながら、踏み跡がほとんど無いのでワイルドな岩場そのものって感じです。
本当にワイルドだな。このあたりが日本百名山と関東百名山の違いですかね。何だかんだ言って日本百名山はたくさんの人が歩くから踏み跡があるんですけどね。そういえば、この登山道はまだ一度も人を見ていないもんな。
おいおい、本当にこんなところを登るのかよ。サンダルで来なくて良かったな。
ずいぶん古めかしい鎖ですね。信用できません。これならボロくてロープを選びますね。
ロープがあってもあまり使わないへそ曲がりのボクですが、ここは無きゃ登れないレベルの急登でした。
ぜーぜー言いながら登ったところにお堂があって、やっと急登が終わりました。これはかなり疲れましたよ。
お堂の前にはこんな看板が。昔はこんな斜面にも多くの建物があったようです。すごいな。
お堂でてっきりヤバイところは終わりかと思ったら、まだ続くみたいです。
何しろ暑いので汗が噴き出て止まりません。沢歩きだから涼しいと思っていたけどとんでもない山だ。
いやっていうほどロープがあって、ヒーヒー言いながらも奥の院に到着しました。いやぁ先週登った槍の穂先よりこっちの方がよっぽどヤバイじゃん。
奥の院からさらに登ったところに行者山の山頂がありました。いやぁ参った。もうヘロヘロです。
そして山頂からは何も見えない・・・ 低山だから眺めも無いし風も抜けないから暑い暑い。低山はこれだから嫌いだ!
眺めもない山頂はとっとと後にして、鞍部まで下りると風が抜けるポイントがあったのでランチタイムにします。暑くてカップラーって気分じゃないけどこれ以外ないから仕方ないですね。夏限定の旨辛シーフードヌードルいただきました。
お味は・・・それどころじゃないな。
さあ、ここから根本山の山頂はすぐのはず。尾根道を歩いて・・・
だらだらと歩いたらあまり達成感の無い山頂に到着しました。相変わらず眺めも無しか・・・
まあ関東百名山もゲットしたので、とっとと下山しましょう。帰りは尾根道をひたすら下ります。
ちょっと見晴らしの効く場所がありました。といってもこの程度か。北アルプスとは大違いだな。
何だけ天気が怪しくなってきましたね。遠くでゴロゴロと雷の音がします。急ぎましょう。
小走りで下山して、パラパラっと降り始めたところで車に戻って登山終了。
車に戻ったとたんににゲリラ雷雨が始まりました。間一髪セーフでした。あぶねー!!
さて、今回は林道で勝手にキャンプをしようと思ってきたんですよね。林道って工事用?とかでところどころに平らな場所があったりするじゃないですか。そこに幕を張ってキャンプしてみようかと。林道ならほとんど人も来ないし、自然もいっぱいなんでキャンプ適地なんじゃないかと。これから先のリタイア人生はクロスカブ110を買って林道キャンプを始めたいと思っているんですよね。
登山口付近は雨がひどかったので、少し降りてきたらあっさり雨が止みました。思った通り手頃な空き地があったのでここを本日のキャンプ地とします。
ちゃっちゃとバンドック ソロドーム1を設営。
このテント、やっぱりソロテントの名作ですよね。バンドックというホムセンメーカーですが、ポールをクロスさせる吊り下げ式の構造といい、キャノピーがちょっとしたタープになるなど細部までよくできていてて感心します。この色はアマゾン限定です。
クリック
さあさあ、お待ちかね一杯やりましょう。キンキンに冷えていてうめぇ!
キンキンに冷えている要因は、プラティパスを凍らせて入れてきたんですよ。家を出てから7時間がたっていますがまだ半分くらい氷が残っていますね。
これなら焼酎の水割りも冷え冷えで飲めます。こりゃいいや!
沢歩きで濡れたものはテントで干し干し。
さあ、夕食をいただきましょうか。山でのシングルバーナーは軽さを優先してプリムスのP-153を使っていますが、川やソロキャンプでは火の出る部分が大きなプリムス2243を使っているんですよね。
フライパンを使って料理をするときなんかには圧倒的に便利です。風にも強いし。
クリック
本日は冷蔵庫にあった食材から、ふるさと納税でゲットしたジンギスカンを持って来ましたよ。色んな部位があったんですが肩ロースにしてみました。
野菜の上に乗っけて焼き焼きします。
汁で茹でた野菜がまたウマいんですよね。
キンキンに冷えた水で作った焼酎の水割りを飲みながら、テントに籠ったらいつの間にか夢の中へ。
8月20日(日)
いやぁ やっぱり標高の低い場所は暑いですね。山の上だからそれでも少しはマシだったけど、この時期のキャンプはもうちょっと標高上げたいところですね。
本当はジンギスカンの残りにうどん、と思ったんだけどうどんが無かったので家にあったソーメンで代用。ジンギスカンソーメンの朝食です。まあ、想像通りあんまりウマくなかった。
さあ、本日はママさんと合流して観光に行きますよ。ということで舘林駅で待ち合わせ。
合流して向かったのは「出流原弁天池」です。最近よくテレビで見かけるんですが、湧き水が池になっているので水がすごく透明なんですよね。
確かに底がはっきり見えるほど澄んでいます。そこに鯉が泳いでいて何とも不思議な光景です。
池の周りを半周したら、坂を登る散策コースになっていました。
半分山登りみたいな道を登って降りたところにお堂がありました。これが弁天様でしょうか。
思いがけず眺めがいい!
お堂の裏には風穴があって冷気が吹いていました。天然のクーラーで気持ちがいい!
参道の風鈴も涼しげでした。
さあ、お次は出流山万願寺をお参りしましょう。
出流といえば昔子供たちとキャンプに来たよな。なまずの里さんと初めて会ったのもここでした。
懐かしのいずれでのファミキャンの様子はコチラ
奥には立派なお堂がありました。
本当はこの先に奥の院というのがあるようなんですが、かなりの坂を登るみたい。この30度を超える猛暑ではとても登る気にならず引き返すことにしました。
出流まで来たもう一つの目的はお蕎麦です。出流といえばおそばが名物なんですよね。食べログで調べて評判の良い「手打ちそば いしやま」さんでいただくことにしました。開店してすぐなのにもう人が並んでいましたよ。
まずは野菜天ぷらの盛り合わせをいただきます。本当は日本酒をいただきたいところですがガマンガマン。
ママは十割蕎麦、ボクは粗挽きそばをいただきましたよ。太くて食べ応えのある麺で、噛むと蕎麦の良い香りがするおいしい蕎麦でした。
久しぶりに美味しい蕎麦を食べたな。
ということで、今回の登山&ソロキャンプ&観光が終了しました。相変わらず忙しいね(笑)
林道脇では良いキャンプ地をいっぱい見つけましたよ。リタイア後の林道キャンプが楽しみだ。
2023年08月24日
夏休み最終日は皇居の周りをお散歩
8月15日(火)
夏休みの最終日は、ママさんと都内の散歩に行こうということに。
35度を超える猛暑ですからね。軽く歩けるところ・・・ということで皇居の周辺を散策することにしました。
九段下の駅で降りて、まず向かったのは靖国神社。何かやたらと人が多いな、と思ったら本日は終戦記念日じゃないですか!
よくニュースにもなっていますが、要人も参拝する日なんですよね。

2つ目の鳥居をくぐって門に近付くと・・・

行列ができていて近付けなくなっちゃいました。

ということで遠くから参拝。

一旦戻って千鳥ヶ淵からお散歩のスタートです。

お堀の回りは公園になっていて歩きやすいですね。

途中のコンビニでお弁当を買って、ベンチに腰けてランチタイムにします。
ボクは韓国の太巻き・・・名前なんだっけな? をいただきました。野菜たっぷりヘルシーで美味しかった。

さあ、お腹もいっぱいになったことだしお散歩再開しましょう。都内の公園だけあっていたるところにミストシャワーが出ていましたよ。これは助かりますね。

さすが皇居の回りはいろんな施設があります。道路の反対にあるこれは英国大使館のようですね。

公園には立派な銅像も。

セミの声は夏を感じさせますね。

突如プールが現れましたよ!こんなところになぜ?
子供用だけど誰も使ってないなんてもったいないな。

半蔵門の前を通過。半蔵門の名前の由来ですが、当然服部半蔵から来ていると思ったんですが諸説あるとか。

公園を抜けると一気に景色が広がりました。気持ちがいい!

道路の反対のビル、ロゴを見ると・・・おー!これは東京FMの本社ですね。そういえばよく車でラジオを聞いていると半蔵門のスタジオからとか言っているのはここだったんですね。

こちら立派な建物は何かと思ったら最高裁判所でした。

正面に見えるのは警視庁ですよね。

警視庁の前にあるのは言わずと知れて桜田門です。そういえば、井伊直弼の桜田門外の変って歴史で勉強したな。

今はくぐれるんですね。どれどれ・・・

門をくぐると、皇居の中に入れるんじゃなくてすぐ東京駅側の広場に出ちゃいました。ここも広くて気持ちがいいんですよね。

皇居一周しようかと思ったけど、暑いので日比谷公園をお散歩して日比谷駅から電車で帰ることにしました。
日比谷公園といえば松本楼ですね。食べたことないけど。

何やら音楽が鳴っていますね。イベントをやっているみたい。覗いてみましょう。地下アイドルのコンサート?的なものをやっていますね。

アイドルっていっても地下アイドルはいっぱいいるんでしょうね。歌もうまいんだけどそれだけじゃ売れないのかな。

交流会のブースなんかもあって、ファン?の人達が囲んでいました。ファンっていっても10人くらいしかいないけど。アイドルの世界も大変ですね。

日比谷公園を後にしたら、最後にゴジラを見物して日比谷駅から電車に乗って帰りましたとさ。

これで今年の夏休みは終了。
といっても、来月も休みを取って百名山96~99座やりに北海道行くけどね。
それにしても今年は暑いな。
夏休みの最終日は、ママさんと都内の散歩に行こうということに。
35度を超える猛暑ですからね。軽く歩けるところ・・・ということで皇居の周辺を散策することにしました。
九段下の駅で降りて、まず向かったのは靖国神社。何かやたらと人が多いな、と思ったら本日は終戦記念日じゃないですか!
よくニュースにもなっていますが、要人も参拝する日なんですよね。
2つ目の鳥居をくぐって門に近付くと・・・
行列ができていて近付けなくなっちゃいました。
ということで遠くから参拝。
一旦戻って千鳥ヶ淵からお散歩のスタートです。
お堀の回りは公園になっていて歩きやすいですね。
途中のコンビニでお弁当を買って、ベンチに腰けてランチタイムにします。
ボクは韓国の太巻き・・・名前なんだっけな? をいただきました。野菜たっぷりヘルシーで美味しかった。
さあ、お腹もいっぱいになったことだしお散歩再開しましょう。都内の公園だけあっていたるところにミストシャワーが出ていましたよ。これは助かりますね。
さすが皇居の回りはいろんな施設があります。道路の反対にあるこれは英国大使館のようですね。
公園には立派な銅像も。
セミの声は夏を感じさせますね。
突如プールが現れましたよ!こんなところになぜ?
子供用だけど誰も使ってないなんてもったいないな。
半蔵門の前を通過。半蔵門の名前の由来ですが、当然服部半蔵から来ていると思ったんですが諸説あるとか。
公園を抜けると一気に景色が広がりました。気持ちがいい!
道路の反対のビル、ロゴを見ると・・・おー!これは東京FMの本社ですね。そういえばよく車でラジオを聞いていると半蔵門のスタジオからとか言っているのはここだったんですね。
こちら立派な建物は何かと思ったら最高裁判所でした。
正面に見えるのは警視庁ですよね。
警視庁の前にあるのは言わずと知れて桜田門です。そういえば、井伊直弼の桜田門外の変って歴史で勉強したな。
今はくぐれるんですね。どれどれ・・・
門をくぐると、皇居の中に入れるんじゃなくてすぐ東京駅側の広場に出ちゃいました。ここも広くて気持ちがいいんですよね。
皇居一周しようかと思ったけど、暑いので日比谷公園をお散歩して日比谷駅から電車で帰ることにしました。
日比谷公園といえば松本楼ですね。食べたことないけど。
何やら音楽が鳴っていますね。イベントをやっているみたい。覗いてみましょう。地下アイドルのコンサート?的なものをやっていますね。
アイドルっていっても地下アイドルはいっぱいいるんでしょうね。歌もうまいんだけどそれだけじゃ売れないのかな。
交流会のブースなんかもあって、ファン?の人達が囲んでいました。ファンっていっても10人くらいしかいないけど。アイドルの世界も大変ですね。
日比谷公園を後にしたら、最後にゴジラを見物して日比谷駅から電車に乗って帰りましたとさ。
これで今年の夏休みは終了。
といっても、来月も休みを取って百名山96~99座やりに北海道行くけどね。
それにしても今年は暑いな。
2023年08月22日
夏休みは実家に帰省と槍ヶ岳縦走で日本の3000m峰21座完踏!!
8月10日(木)~8月14日(月)
今年も夏は、コロナも収まりつつあるし久しぶりに実家に帰省しつつ北アルプスへ行くことに。さて、どんなルートがいいかな。
調べてみると、日本には3000mを越える山が21座あるんですが、今まで何と19座も登っているんですよね。登っていないのは大喰岳(3101m)と中岳(3084m)という比較的マイナーな2座。どちらも槍ヶ岳のそばなんですね。遠回りにはなるけどまだ歩いていない西鎌尾根から槍ヶ岳に登って、大喰岳と中岳を縦走すれば日本の3000m峰完踏になるじゃないですか。
ということで、ちょっと大変なルートではありますが、頑張ってみることにしましたよ。どうなりますか。

右がご存知槍ヶ岳、真ん中が大喰岳、左が中岳で3つ子のように連なっているんですね。
8月10日(木)
今年の渋滞予測を見ると、8月10日の朝から渋滞が予測されていたので、9日の夜自宅を出発。諏訪のサービスエリアで仮眠して登山口のある新穂高ロープウェイの駐車場には朝5時に到着しました。
予想はしていましたが、登山口に近い無料の駐車場はすでに満車。無料の駐車場だとロープウェイをひとつ登ったところにある鍋平しかありません。鍋平に停めると下り30分、登りで40分歩くのが追加になるんですよね。
ちょっと迷ったんだけど、思い切って有料の駐車場に停めることにしました。2泊で2400円お支払い。

おにぎりを食べて、準備をしたらさあ行きますか。
今回のザックはこんな感じ。水3L持って13kgです。2泊の装備としては頑張りましたよ。テントは超軽量のビッグスカイ・ウィスプ1Pです。

まずは林道歩きでスタートです。この道は笠ヶ岳や三俣蓮華に行ったときに通ったので勝手知ったる道です。

途中にお助け風穴があるんですよね。エアコンのような冷たい風が出てきて汗ばむ顔に当たると気持ちいい。

スタートから1時間20分ほど林道を歩くと、わさび平小屋に到着しました。ここでひと休憩。

小屋を後にして20分ほど歩くといよいよ小池新道の入り口です。さすが夏休み、たくさんの登山者がいますね。

小池新道は、本日テン場に泊まらせてもらう双六小屋のご主人の小池さんが作った道なんですよね。今でも2代目か3代目の小池さんが道を整備してくださっています。岩がランダムに並んでいるようで実は階段のように足がフラットに置けるように並べなおされています。

本日、お天気良いですね。
お天気はありがたいんですが、坂もキツイし直射日光もキツイぞ。

振り返ると遠くに見えるのは焼岳ですね。なかなか眺めが良くて気持ちいい。

スタートから4時間、一旦平らになったと思ったら鏡池に到着しました。ここは槍ヶ岳が見える絶景ポイントなんですよね。池に槍の穂先も映っているじゃないですか!ついてるなぁ
明日は、ちょうど見えている槍の左から右の稜線を歩くんですよね。楽しみです。

おなかがすいたのでランチタイムにします。ランチはいつものスナックサンド、チキンタルタル味です。この手のパンってサンドイッチ風ですが、常温保存で賞味期限が長いんですよ。手軽で美味しくて一石二鳥です。

お腹がいっぱいになったら先を急ぎましょう。鏡池からすぐに鏡平山荘がありました。ベンチで休憩している人がたくさんいますね。快適そうですが、休憩したばかりなのでここはスルーします。

小屋から急登をがっつり登ったら弓折乗越に出ました。やっと尾根上に出たんですね。

地図で見ると、すぐ近くに弓折岳という山の山頂があるみたいのなので、反対方向ですが行ってみることにします。

10分ほど登ると、本当に弓折岳の山頂がありました。お手軽に北アルプスの1座ゲットです。

ここから先は、抜戸岳・笠ヶ岳への稜線が続いています。いつか歩いてみたいところですが、下山があの笠新道だと思うとちょっと萎えますね。

さあ、寄り道はこのくらいにして本来の稜線歩きに戻ります。奥に小さく本日泊りの双六小屋が見えましたよ!

右手には、明日歩く西鎌尾根の稜線が槍ヶ岳に向かって伸びています。これは楽しみ♪

さあ、双六小屋に到着しました。テント場にはたくさんのテントが並んでいますが、まだ張るスペースはいっぱいありそうです。

小屋で受付をしたらさっそく設営です。池のほとりの眺めの良い場所が空いていましたよ。今日はちょっと風がありますね。トレッキングポール1本で立てるウィスプ1は風にはあまり強くなさそうな感じ。ストームガードをしっかりと張りましたが、けっこう風に煽られるのでちょっと心配です。

ちなみにボクが使っているトレッキングポールはコレ。一時はカーボンを使っていたんですが、折れちゃってからは比較的丈夫なアルミにしました。ブラックダイヤモンドで3分割出来て雪山にも使えるのはこれだけです。


クリック
本当はお疲れ~って一杯飲みたいところですが、前回登らなかったので裏山の双六岳に登りに行かなくちゃ。空身で双六岳を往復しに行きます。

なかなかの急登を登り切ると、広くてフラットな山頂部が待っていました。ピークまで一直線に道が伸びています。

お散歩気分で山頂へ。

山頂に到着♪ 双六岳ゲットです。

山頂の向こうには大パノラマが広がっていました。
この姿がかっこいいのは黒部五郎岳ですね。

右手には三俣蓮華岳方面への稜線です。右奥は鷲羽岳、左奥は薬師岳の黒部の源流方面、これを見ていると先に行きたくなっちゃいますが今回はガマン。

今回はあくまで西鎌尾根から槍さんやって3000m峰21座完踏が目的ですからね。来た道を引き返しましょう。

帰りの道は槍に向かって真っすぐ伸びていますね。天空の滑走路みたいでかっこいい!

さあ、テン場に戻って来ましたよ。さすがにテントも増えてきましたね。

それでは、お待ちかねの一杯やりましょう。自販機で買ったチューハイはキンキンに冷えていました。電気は偉大だ。

ちょっと早いけど夕食も食べちゃいましょう。今日はチキンラーメンをいただきますよ。美味しくて軽くて玉子インすれば栄養も満点!言うこと無し。

日が暮れるころなってガスってきました。すがに寒くなってきましたね。ウルトラライトダウンを着てダウンシュラフにもぐりこんだらおやすみなさい。

テント内のランタンはコレで決まり。明るくて軽くて場所も取らない上に、太陽光で充電できちゃいます。


クリック
8月11日(金)
朝は3時に起床。朝食はチョコレート味のグラノーラをスキムミルクでいただきます。軽くてちゃっちゃと食べられるのがいいですね。

明るくなり始めた4時30分にスタートします。夏場は涼しいうちに距離稼がないと。

西鎌尾根の起点、籾沢岳に登っていると太陽が昇ってきました。北アルプスの峰々が輝きます。

籾沢岳を登ると槍さんが見えましたよ!

当たり前ですが西鎌尾根は槍さんに続いているので、ずーっと槍さんを見ながらの稜線歩き。これはたまりませんな!

これほど槍さんをずーっと見られるルートは他にないでしょうね。

ニヤニヤが止まりません(笑)

さあ、いよいよ最後の急登が始まりますよ。

振り返ると、今まで歩いて来た西鎌尾根の稜線です。

岩場の尾根は巻きます。ザレているので慎重に。

歩いて来た巻き道を振り返る。

さあ、ひたすら最後の急登を登ります。さすがに近すぎて槍さんは見えなくなっちゃいました。

ようやく穂先の直下まで来ましたよ。

登り切ると見覚えのある槍ヶ岳山荘がありました。

穂先が良く見えますね。登山者が登っているのも見えます。まだ時間が早いようですね。それほど混んでいません。

腹ごしらえしたらさっさと登ることにしましょう。ランチは本日もスナックサンドです。

さあ、いよいよ穂先に取り付きますよ。先行者さんと話しながら山頂を目指します。

下を見るとやっぱり高度感がありますね。おー怖!

さあ、最後の梯子です。これを登れば山頂が待っています。

梯子のぼり切って山頂に到着♪ おばちゃんに拍手されちゃいました(笑)
これで3度目の穂先です。

お社の裏側にあるのが北鎌尾根の稜線です。槍沢、東鎌尾根、西鎌尾根と槍へのルートは3ルートやりましたが、残るは北鎌なんですよね。有名な登山家が何人も亡くなっているという最難関の北鎌、いつかやりたいような・・・ やりたくないような・・・

こっちは昨年歩いた表銀座の稜線ですね。北アルプスには素晴らしい稜線がいっぱいあります。

そしてこれがこれから歩く大喰岳、中岳、南岳への稜線。こちらも素晴らしい。

山頂ではいろんな方とお話をして、ずいぶんのんびりしちゃいました。
さあ、降りましょうか。時間が遅くなったせいか下りはちょっと渋滞が始まっていました。

さあ、それでは縦走の続きです。いよいよ大喰岳に登りますよ。

振り返ると、穂先と槍ヶ岳山荘が見えます。

急登を登ったら、3000m峰20座目大喰岳山頂に到着です。ちなみにこの山頂は3101mで日本10番目の高峰です。

お次はいよいよ21座の中岳ですよ。一旦下って中岳を目指します。

さあ、中岳への登りです。

さすがラスボス、簡単ではないですね。梯子が現れました。

梯子を登り切ると・・・じゃーん!
中岳山頂に到着です。これで3000m峰21座完踏です。日本の3000m峰を全部登ったということは、当然日本一の標高の高いに山1番から21番まで登ったということになるんですよね。調べてみたらすでに22番から34番も登っていました。

自撮りで記念撮影。ミッションコンプリートです。

さあ、先を急ぎましょう。中岳山頂から大きく下ったらお次は南岳を目指します。

鞍部まで下りて振り返ると、今歩いて来たばかりの稜線。右から槍ヶ岳、大喰岳、中岳です。

さあ、最後の南岳への稜線歩きが始まりますよ。

この稜線、もっとなだらかなイメージだったけど意外とアップダウンあるんですね。岩場も始まりました。

けっこう岩ゴロゴロの道を歩いて天狗平への分岐まで来ました。去年は槍沢からここまで登ってきたんですよね。

振り返ると今歩いて来た稜線が。ここから見ると歩きやすそうに見えるんですよね。

さあ、南岳山頂に到着しました。南岳も一応標高3032mで3000m峰なんですよね。

山頂直下に南岳小屋が見えました。

本日は山の日なので、テン場も相当混むかと思われましたが、まだ早いからか笠ヶ岳ビューの眺めの良い場所に張ることができました。

一杯飲んだら、小屋裏の高台に大キレットを見に行きましょう。
明らかにヤバイやつですね。昨年はこれを歩いたなんて・・・よく歩いたものだ。

反対側も眺めが良さそうなので行ってみました。ポツンと立っている人が絵になりますね。この後、この方と意気投合してテン場で宴会になりました(笑)

そうこういしているうちに、テン場の向こうに日が沈んでいきました

さあ、夕食にしましょう。夕食は最近のお気に入り、日清の袋麺の焼きそばです。玉子を一緒に茹でてソース混ぜ混ぜしていただきました。

ブランデーチビチビやったらおやすみなさい。
8月12日(土)
朝はやっぱり3時に起床。朝食は温かいものを食べようとカップヌードルご飯にしてみました。

う~ん、この味は普通に麺の方が良いな。なんかご飯とは会わない感じ。どうせならリフィルのカップヌードルにすればよかった。

さあ、下山しましょうか。
実はこの下山ルートが今回の登山の一番の問題点なんです。南岳新道といって登山者から酷道と呼ばれて嫌われている道なんですよ。なんとかこのルートを通らない方法を考えたんですが、大キレットを越えるか槍まで戻るしかないんですよね。
ということで、あきらめて南岳新道を下ります。

なんだか危ない橋が出てきましたよ。

ザレた岩場の下りが続きます。滑らないように慎重に。
あれ?このまま岩ゴロゴロを下るのかと思ったら、登山道が尾根に登って行きますね。

ちょこっと登って尾根上に出ました。

尾根上だけあって、なかなか眺めがいいですよ。穂高連峰にも朝日が当たってきました。

笠ヶ岳方面もキレイです。

うわっ! ずーっと下に槍平小屋が見えますね。かなりの急角度。これを下るんだ。

途中に救急箱が設置してありました。親切ですね。

酷道といわれる所以はこの辺りですね。木で作られた梯子はところどころで崩れ落ちていました。

コースタイムで3時間30分だったんですが、2時間30分くらいと思ったより早く槍平小屋まで下りて来ました。
結論的に南岳新道は「酷い道」でしたが「ものすごく酷い道」ではなかったかな。

小屋の裏には広くて平らなテン場がありました。

テン場の手前の水場は水がじゃんじゃん出ていました。冷たくてウマイ!

後は沢沿いのなだらかな道になります。涸沢岳が美しい。

開けた場所に出ましたよ。ここが滝谷出合ですね。クライマーたちはここから北穂高岳の岸壁に登るようです。

滝谷の沢に架かる細い橋、轟々と水が流れているので緊張しちゃいました。

次に開けた場所が白出沢です。砂防ダムは石で埋まっちゃっていますね。

澤のちょっと先にあるここが白出沢出合ですね。奥穂の小屋から真っすぐ下ってこれるんですよね。そのうち歩いてみたいものです。

白出沢出合からは車も通れる林道になりました。とぼとぼ林道を歩いていると穂高平小屋に到着しました。

ここで最後のランチタイム。パンってこんなおかずパンでも常温で持ち歩けて便利ですよね。

この小屋の前からショートカットコースなるものがあるらしいんですよ。林道歩きを大幅に短縮できるようです。話には聞いていたんですが、目印も何もないので危うく見落とすところでした。

うわ!なかなかの急な下りですね。まあ、南岳新道を下ってきた人には何てことも無い訳ですが。

ガツっと下ったら林道に出ました。登り口にはちゃんと看板もあって分かりやすいですね。かなりの距離の林道をショートカットできたみたいなので、これはアリですね。

またまた林道をとぼとぼ歩いてロープウェイが見えたら林道の終点です。、

2400円支払ったおかげで鍋平まで40分登り返すことなくゴールです。

お疲れさまでした~ ということで夏の北アルプス縦走が終了です。
3000m峰21座無事完踏できました。
おまけ
コロナ禍で何年ぶりかに諏訪の実家に帰りました。
もう何回も当ブログには登場していますが、実家のお風呂は源泉かけ流し。ということで実家に着いたらすぐ風呂に。
久しぶりのサービスショットです(笑)

夜はおふくろさん、兄貴と焼肉食べ放題!

翌日はおやじさんのお墓参りして、長野県民のソウルフード、テンホウラーメンをいただきました。帰ってくると無性にこれが食べたくなるんですよね。

午後は例年だと軽く霧ケ峰でもお散歩するところですが、どうも天気が怪しいみたい。
博物館か美術館でも行こうかなと思っていたところで閃いた。
郷土の作家新田次郎の記念館みたいなものがあるって聞いたような気がするな。ネットで調べたら諏訪市立図書館の2階にあるというじゃないですか。市立図書館ってどこにあるんだろう?調べてみたらナント!わが家から徒歩3分(笑)
文化センターの一角に図書館がありました(ボクが住んでいた時は図書館ってもっと遠くにあったんです)。

立派な図書館ですね。2階に行くと・・・

新田次郎の書斎が再現されていました。ちなみに新田次郎というのはペンネームで、生まれ育った地域である諏訪市角間新田(かくましんでん)の新田から取ったということです。新田の次男で次郎なんですね。知らなかった。

新田次郎が使っていたピッケルや登山靴も展示されていました。

これは映画にもなった「剱岳 点の記」の取材メモや生原稿。新田先生は小説を書くときに必ず現場の山に登ったんだそうです。

愛用の筆記具なんかも展示されていました。

新田先生の蔵書はナント、貸出もしているようです。すごくないですか。

さすが、気象学や地理学の難しい本もたくさん並んでいました。
ボクが展示コーナーにいる間、2階に登ってくる人は一人もなく、じっくりと見学できましたよ。まさかこんな近くにこんな施設があったとは!!

ふらっとお隣の文化センターに寄ると、平山郁夫の版画展なるものをやっていました。
実際にはシルクスクリーンやリトグラフの販売会だったみたいですが、入場無料とのことなので目の保養になりました。

夜はいつものように実家でお寿司と地酒。

家の前で花火を見て今回の帰省が終了。

まあ、毎回変わらない帰省のパターンですがここ数年はコロナ禍で出来なかったんですよね。
ようやく日常が戻って来ました。
年に2度くらいはおふくろさんに顔見せないとな。またこのパターンで帰省しよう。
今年も夏は、コロナも収まりつつあるし久しぶりに実家に帰省しつつ北アルプスへ行くことに。さて、どんなルートがいいかな。
調べてみると、日本には3000mを越える山が21座あるんですが、今まで何と19座も登っているんですよね。登っていないのは大喰岳(3101m)と中岳(3084m)という比較的マイナーな2座。どちらも槍ヶ岳のそばなんですね。遠回りにはなるけどまだ歩いていない西鎌尾根から槍ヶ岳に登って、大喰岳と中岳を縦走すれば日本の3000m峰完踏になるじゃないですか。
ということで、ちょっと大変なルートではありますが、頑張ってみることにしましたよ。どうなりますか。
右がご存知槍ヶ岳、真ん中が大喰岳、左が中岳で3つ子のように連なっているんですね。
8月10日(木)
今年の渋滞予測を見ると、8月10日の朝から渋滞が予測されていたので、9日の夜自宅を出発。諏訪のサービスエリアで仮眠して登山口のある新穂高ロープウェイの駐車場には朝5時に到着しました。
予想はしていましたが、登山口に近い無料の駐車場はすでに満車。無料の駐車場だとロープウェイをひとつ登ったところにある鍋平しかありません。鍋平に停めると下り30分、登りで40分歩くのが追加になるんですよね。
ちょっと迷ったんだけど、思い切って有料の駐車場に停めることにしました。2泊で2400円お支払い。
おにぎりを食べて、準備をしたらさあ行きますか。
今回のザックはこんな感じ。水3L持って13kgです。2泊の装備としては頑張りましたよ。テントは超軽量のビッグスカイ・ウィスプ1Pです。
まずは林道歩きでスタートです。この道は笠ヶ岳や三俣蓮華に行ったときに通ったので勝手知ったる道です。
途中にお助け風穴があるんですよね。エアコンのような冷たい風が出てきて汗ばむ顔に当たると気持ちいい。
スタートから1時間20分ほど林道を歩くと、わさび平小屋に到着しました。ここでひと休憩。
小屋を後にして20分ほど歩くといよいよ小池新道の入り口です。さすが夏休み、たくさんの登山者がいますね。
小池新道は、本日テン場に泊まらせてもらう双六小屋のご主人の小池さんが作った道なんですよね。今でも2代目か3代目の小池さんが道を整備してくださっています。岩がランダムに並んでいるようで実は階段のように足がフラットに置けるように並べなおされています。
本日、お天気良いですね。
お天気はありがたいんですが、坂もキツイし直射日光もキツイぞ。
振り返ると遠くに見えるのは焼岳ですね。なかなか眺めが良くて気持ちいい。
スタートから4時間、一旦平らになったと思ったら鏡池に到着しました。ここは槍ヶ岳が見える絶景ポイントなんですよね。池に槍の穂先も映っているじゃないですか!ついてるなぁ
明日は、ちょうど見えている槍の左から右の稜線を歩くんですよね。楽しみです。
おなかがすいたのでランチタイムにします。ランチはいつものスナックサンド、チキンタルタル味です。この手のパンってサンドイッチ風ですが、常温保存で賞味期限が長いんですよ。手軽で美味しくて一石二鳥です。
お腹がいっぱいになったら先を急ぎましょう。鏡池からすぐに鏡平山荘がありました。ベンチで休憩している人がたくさんいますね。快適そうですが、休憩したばかりなのでここはスルーします。
小屋から急登をがっつり登ったら弓折乗越に出ました。やっと尾根上に出たんですね。
地図で見ると、すぐ近くに弓折岳という山の山頂があるみたいのなので、反対方向ですが行ってみることにします。
10分ほど登ると、本当に弓折岳の山頂がありました。お手軽に北アルプスの1座ゲットです。
ここから先は、抜戸岳・笠ヶ岳への稜線が続いています。いつか歩いてみたいところですが、下山があの笠新道だと思うとちょっと萎えますね。
さあ、寄り道はこのくらいにして本来の稜線歩きに戻ります。奥に小さく本日泊りの双六小屋が見えましたよ!
右手には、明日歩く西鎌尾根の稜線が槍ヶ岳に向かって伸びています。これは楽しみ♪
さあ、双六小屋に到着しました。テント場にはたくさんのテントが並んでいますが、まだ張るスペースはいっぱいありそうです。
小屋で受付をしたらさっそく設営です。池のほとりの眺めの良い場所が空いていましたよ。今日はちょっと風がありますね。トレッキングポール1本で立てるウィスプ1は風にはあまり強くなさそうな感じ。ストームガードをしっかりと張りましたが、けっこう風に煽られるのでちょっと心配です。
ちなみにボクが使っているトレッキングポールはコレ。一時はカーボンを使っていたんですが、折れちゃってからは比較的丈夫なアルミにしました。ブラックダイヤモンドで3分割出来て雪山にも使えるのはこれだけです。
クリック
本当はお疲れ~って一杯飲みたいところですが、前回登らなかったので裏山の双六岳に登りに行かなくちゃ。空身で双六岳を往復しに行きます。
なかなかの急登を登り切ると、広くてフラットな山頂部が待っていました。ピークまで一直線に道が伸びています。
お散歩気分で山頂へ。
山頂に到着♪ 双六岳ゲットです。
山頂の向こうには大パノラマが広がっていました。
この姿がかっこいいのは黒部五郎岳ですね。
右手には三俣蓮華岳方面への稜線です。右奥は鷲羽岳、左奥は薬師岳の黒部の源流方面、これを見ていると先に行きたくなっちゃいますが今回はガマン。
今回はあくまで西鎌尾根から槍さんやって3000m峰21座完踏が目的ですからね。来た道を引き返しましょう。
帰りの道は槍に向かって真っすぐ伸びていますね。天空の滑走路みたいでかっこいい!
さあ、テン場に戻って来ましたよ。さすがにテントも増えてきましたね。
それでは、お待ちかねの一杯やりましょう。自販機で買ったチューハイはキンキンに冷えていました。電気は偉大だ。
ちょっと早いけど夕食も食べちゃいましょう。今日はチキンラーメンをいただきますよ。美味しくて軽くて玉子インすれば栄養も満点!言うこと無し。
日が暮れるころなってガスってきました。すがに寒くなってきましたね。ウルトラライトダウンを着てダウンシュラフにもぐりこんだらおやすみなさい。
テント内のランタンはコレで決まり。明るくて軽くて場所も取らない上に、太陽光で充電できちゃいます。
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8月11日(金)
朝は3時に起床。朝食はチョコレート味のグラノーラをスキムミルクでいただきます。軽くてちゃっちゃと食べられるのがいいですね。
明るくなり始めた4時30分にスタートします。夏場は涼しいうちに距離稼がないと。
西鎌尾根の起点、籾沢岳に登っていると太陽が昇ってきました。北アルプスの峰々が輝きます。
籾沢岳を登ると槍さんが見えましたよ!
当たり前ですが西鎌尾根は槍さんに続いているので、ずーっと槍さんを見ながらの稜線歩き。これはたまりませんな!
これほど槍さんをずーっと見られるルートは他にないでしょうね。
ニヤニヤが止まりません(笑)
さあ、いよいよ最後の急登が始まりますよ。
振り返ると、今まで歩いて来た西鎌尾根の稜線です。
岩場の尾根は巻きます。ザレているので慎重に。
歩いて来た巻き道を振り返る。
さあ、ひたすら最後の急登を登ります。さすがに近すぎて槍さんは見えなくなっちゃいました。
ようやく穂先の直下まで来ましたよ。
登り切ると見覚えのある槍ヶ岳山荘がありました。
穂先が良く見えますね。登山者が登っているのも見えます。まだ時間が早いようですね。それほど混んでいません。
腹ごしらえしたらさっさと登ることにしましょう。ランチは本日もスナックサンドです。
さあ、いよいよ穂先に取り付きますよ。先行者さんと話しながら山頂を目指します。
下を見るとやっぱり高度感がありますね。おー怖!
さあ、最後の梯子です。これを登れば山頂が待っています。
梯子のぼり切って山頂に到着♪ おばちゃんに拍手されちゃいました(笑)
これで3度目の穂先です。
お社の裏側にあるのが北鎌尾根の稜線です。槍沢、東鎌尾根、西鎌尾根と槍へのルートは3ルートやりましたが、残るは北鎌なんですよね。有名な登山家が何人も亡くなっているという最難関の北鎌、いつかやりたいような・・・ やりたくないような・・・
こっちは昨年歩いた表銀座の稜線ですね。北アルプスには素晴らしい稜線がいっぱいあります。
そしてこれがこれから歩く大喰岳、中岳、南岳への稜線。こちらも素晴らしい。
山頂ではいろんな方とお話をして、ずいぶんのんびりしちゃいました。
さあ、降りましょうか。時間が遅くなったせいか下りはちょっと渋滞が始まっていました。
さあ、それでは縦走の続きです。いよいよ大喰岳に登りますよ。
振り返ると、穂先と槍ヶ岳山荘が見えます。
急登を登ったら、3000m峰20座目大喰岳山頂に到着です。ちなみにこの山頂は3101mで日本10番目の高峰です。
お次はいよいよ21座の中岳ですよ。一旦下って中岳を目指します。
さあ、中岳への登りです。
さすがラスボス、簡単ではないですね。梯子が現れました。
梯子を登り切ると・・・じゃーん!
中岳山頂に到着です。これで3000m峰21座完踏です。日本の3000m峰を全部登ったということは、当然日本一の標高の高いに山1番から21番まで登ったということになるんですよね。調べてみたらすでに22番から34番も登っていました。
自撮りで記念撮影。ミッションコンプリートです。
さあ、先を急ぎましょう。中岳山頂から大きく下ったらお次は南岳を目指します。
鞍部まで下りて振り返ると、今歩いて来たばかりの稜線。右から槍ヶ岳、大喰岳、中岳です。
さあ、最後の南岳への稜線歩きが始まりますよ。
この稜線、もっとなだらかなイメージだったけど意外とアップダウンあるんですね。岩場も始まりました。
けっこう岩ゴロゴロの道を歩いて天狗平への分岐まで来ました。去年は槍沢からここまで登ってきたんですよね。
振り返ると今歩いて来た稜線が。ここから見ると歩きやすそうに見えるんですよね。
さあ、南岳山頂に到着しました。南岳も一応標高3032mで3000m峰なんですよね。
山頂直下に南岳小屋が見えました。
本日は山の日なので、テン場も相当混むかと思われましたが、まだ早いからか笠ヶ岳ビューの眺めの良い場所に張ることができました。
一杯飲んだら、小屋裏の高台に大キレットを見に行きましょう。
明らかにヤバイやつですね。昨年はこれを歩いたなんて・・・よく歩いたものだ。
反対側も眺めが良さそうなので行ってみました。ポツンと立っている人が絵になりますね。この後、この方と意気投合してテン場で宴会になりました(笑)
そうこういしているうちに、テン場の向こうに日が沈んでいきました
さあ、夕食にしましょう。夕食は最近のお気に入り、日清の袋麺の焼きそばです。玉子を一緒に茹でてソース混ぜ混ぜしていただきました。
ブランデーチビチビやったらおやすみなさい。
8月12日(土)
朝はやっぱり3時に起床。朝食は温かいものを食べようとカップヌードルご飯にしてみました。
う~ん、この味は普通に麺の方が良いな。なんかご飯とは会わない感じ。どうせならリフィルのカップヌードルにすればよかった。
さあ、下山しましょうか。
実はこの下山ルートが今回の登山の一番の問題点なんです。南岳新道といって登山者から酷道と呼ばれて嫌われている道なんですよ。なんとかこのルートを通らない方法を考えたんですが、大キレットを越えるか槍まで戻るしかないんですよね。
ということで、あきらめて南岳新道を下ります。
なんだか危ない橋が出てきましたよ。
ザレた岩場の下りが続きます。滑らないように慎重に。
あれ?このまま岩ゴロゴロを下るのかと思ったら、登山道が尾根に登って行きますね。
ちょこっと登って尾根上に出ました。
尾根上だけあって、なかなか眺めがいいですよ。穂高連峰にも朝日が当たってきました。
笠ヶ岳方面もキレイです。
うわっ! ずーっと下に槍平小屋が見えますね。かなりの急角度。これを下るんだ。
途中に救急箱が設置してありました。親切ですね。
酷道といわれる所以はこの辺りですね。木で作られた梯子はところどころで崩れ落ちていました。
コースタイムで3時間30分だったんですが、2時間30分くらいと思ったより早く槍平小屋まで下りて来ました。
結論的に南岳新道は「酷い道」でしたが「ものすごく酷い道」ではなかったかな。
小屋の裏には広くて平らなテン場がありました。
テン場の手前の水場は水がじゃんじゃん出ていました。冷たくてウマイ!
後は沢沿いのなだらかな道になります。涸沢岳が美しい。
開けた場所に出ましたよ。ここが滝谷出合ですね。クライマーたちはここから北穂高岳の岸壁に登るようです。
滝谷の沢に架かる細い橋、轟々と水が流れているので緊張しちゃいました。
次に開けた場所が白出沢です。砂防ダムは石で埋まっちゃっていますね。
澤のちょっと先にあるここが白出沢出合ですね。奥穂の小屋から真っすぐ下ってこれるんですよね。そのうち歩いてみたいものです。
白出沢出合からは車も通れる林道になりました。とぼとぼ林道を歩いていると穂高平小屋に到着しました。
ここで最後のランチタイム。パンってこんなおかずパンでも常温で持ち歩けて便利ですよね。
この小屋の前からショートカットコースなるものがあるらしいんですよ。林道歩きを大幅に短縮できるようです。話には聞いていたんですが、目印も何もないので危うく見落とすところでした。
うわ!なかなかの急な下りですね。まあ、南岳新道を下ってきた人には何てことも無い訳ですが。
ガツっと下ったら林道に出ました。登り口にはちゃんと看板もあって分かりやすいですね。かなりの距離の林道をショートカットできたみたいなので、これはアリですね。
またまた林道をとぼとぼ歩いてロープウェイが見えたら林道の終点です。、
2400円支払ったおかげで鍋平まで40分登り返すことなくゴールです。
お疲れさまでした~ ということで夏の北アルプス縦走が終了です。
3000m峰21座無事完踏できました。
おまけ
コロナ禍で何年ぶりかに諏訪の実家に帰りました。
もう何回も当ブログには登場していますが、実家のお風呂は源泉かけ流し。ということで実家に着いたらすぐ風呂に。
久しぶりのサービスショットです(笑)
夜はおふくろさん、兄貴と焼肉食べ放題!
翌日はおやじさんのお墓参りして、長野県民のソウルフード、テンホウラーメンをいただきました。帰ってくると無性にこれが食べたくなるんですよね。
午後は例年だと軽く霧ケ峰でもお散歩するところですが、どうも天気が怪しいみたい。
博物館か美術館でも行こうかなと思っていたところで閃いた。
郷土の作家新田次郎の記念館みたいなものがあるって聞いたような気がするな。ネットで調べたら諏訪市立図書館の2階にあるというじゃないですか。市立図書館ってどこにあるんだろう?調べてみたらナント!わが家から徒歩3分(笑)
文化センターの一角に図書館がありました(ボクが住んでいた時は図書館ってもっと遠くにあったんです)。
立派な図書館ですね。2階に行くと・・・
新田次郎の書斎が再現されていました。ちなみに新田次郎というのはペンネームで、生まれ育った地域である諏訪市角間新田(かくましんでん)の新田から取ったということです。新田の次男で次郎なんですね。知らなかった。
新田次郎が使っていたピッケルや登山靴も展示されていました。
これは映画にもなった「剱岳 点の記」の取材メモや生原稿。新田先生は小説を書くときに必ず現場の山に登ったんだそうです。
愛用の筆記具なんかも展示されていました。
新田先生の蔵書はナント、貸出もしているようです。すごくないですか。
さすが、気象学や地理学の難しい本もたくさん並んでいました。
ボクが展示コーナーにいる間、2階に登ってくる人は一人もなく、じっくりと見学できましたよ。まさかこんな近くにこんな施設があったとは!!
ふらっとお隣の文化センターに寄ると、平山郁夫の版画展なるものをやっていました。
実際にはシルクスクリーンやリトグラフの販売会だったみたいですが、入場無料とのことなので目の保養になりました。
夜はいつものように実家でお寿司と地酒。
家の前で花火を見て今回の帰省が終了。
まあ、毎回変わらない帰省のパターンですがここ数年はコロナ禍で出来なかったんですよね。
ようやく日常が戻って来ました。
年に2度くらいはおふくろさんに顔見せないとな。またこのパターンで帰省しよう。
Posted by そーしん at
04:39
│Comments(4)
│槍ヶ岳(北アルプス)│南岳山荘│南岳(北アルプス)│ビッグスカイ ウィスプ 1P MV│双六小屋│大喰岳(北アルプス)│中岳(北アルプス)
2023年08月08日
ビッグスカイ ウィスプ 1P 張り練習と、RIBU 多機能充電式ランタンの紹介
8月06日(日)
先日、八ヶ岳・キレット小屋のテン場で初投入した、超軽量テントのビッグスカイのウィスプ1Pですが、テンションがうまくかからずダルってなっちゃったんですよね。
モノポールテントって買ったの初めてなんですが、友人が張るのは何回か見たことがあって、一応張り方は頭には入っていたんですよね。まず周囲をペグダウンしてからセンターにポールを入れると。
そんな訳で周囲をペグダウンした後にトレッキングポールを入れてみたんですけどね。なんかダルってなっちゃって。その後このダルを修正しようと色んな方向からテンション掛けたりペグの位置を変えたりしたんだけど結局修正できませんでした。

暇なときに練習しないとなっとは思っていたんですが、今週はちょうど山にも川にも行かないぞ、ということで近所の公園に練習に行ってきました。
ウィスプ1Pは、ビッグスカイというガレージブランドのテントなんですが重さがわずか700g。トレッキングポールで立てられるので荷物の軽量化にはもってこいなんですよね。しかもこれだけ軽量でありながらほぼダブルウォールなので、結露対策もできているという優秀なテントです。

周りをペグダウンしたのが失敗だったので、今回はポールを先に入れて前後の2か所に先にテンションをかけてみます。ちなみにウィスプ1Pは30cmほどのミニポールが足元に入れる構造なので厳密にいうとモノポールじゃなくてツインポールなんです。恐らく問題はここだったかと。まずは足元側をペグダウンします。

次は頭の方にテンションをかけながら2か所ペグダウン。いい感じですね。あとは周囲をペグダウンすれば完成です。
全体にしっかりテンションがかかりましたね。

足元側から見るとこんな感じ。やっぱりペグダウンの順番が問題だったようです。
クソ暑い中ですが、一回撤収してもう一度張り直しましたよ。さすがに一回目よりだいぶスピードアップしました。ほぼ自立式を立てる時間とかわらないくらいで立てられました。

今年は堂々と帰省できるので、諏訪の帰省ついでに北アルプス3000mのテン場で実践投入してみるかな。
アウトドアネタとしてはこれで終了なので、先日買ったゴールゼロもどきの「RIBUランタン」のレビューでもしましょうか。
コイツがなかなか本家を越える便利さなんですよ。
RIBU LEDランタン
クリック
ゴールゼロといえば言わずと知れた超優秀な充電式LEDランタンですが、人気のあまり品薄になって一時期はプレミアがついて倍以上の値段になっていたんですよ。ボクももうひとつ欲しいと思ったんですが、そんな高いお金を払うのもいやだと躊躇していたんですよね。
最近は値段も落ち着いてきたとはいえ、昔の値段に比べるとずいぶん高いなぁ・・・と思っていたらアマゾンさんでパチモンを発見!デザインそっくりだし評価も高いみたいなので、ここはひとつ人柱にということで買ってみました。
買ったのはRIBUさんというメーカー。誇らしげにロゴを入れているところを見ると、本国ではまあまあなメーカーなのかもしれません。
袋が付いてくるのも本家には無いサービスですね。

本家ゴールゼロと並べてみました。本家より一回り大きいですね。大きい分、明るさも本家を若干上回っているようです。
(RIBU 160~360LM ゴールゼロ 150LM カタログ値)

RIBUの方は根元部分には磁石が付いたキャップをはめ込めるので鉄などの素材にそのままくっつけることができます。これは車などで吊るすところが無い時にすごく便利です。

本家はUSB充電器にそのまま差し込むタイプですが・・・

RIBUはUSBとタイプCの線で充電するタイプです。ちなみにコードも付属していましたよ。

RIBUくんは、懐中電灯モードも付いています。ゴールゼロもボクのには付いていませんがお高い方は付いているバージョンもあります。
緊急時は懐中電灯が役に立つでしょうね。

RIBUくんにはナント三脚が付属しています。

吊るす場所が無い時には便利ですよね。そしてこの三脚、無段階で伸縮できるんですよ。これがいっぱいに伸ばしたバージョンです。

短くするとこんな感じ。テーブルの上やダッシュボードの上に置くときには便利ですね。

そして本家ゴールゼロでは本来の用途でない商品が流用できるといって口コミで売れていたシェードが付属しています。
下側だけを照らしたいときには便利ですよね。

そして車に戻ってからもしやと思って試してみたらやっぱり・・・ USBをつなげばモバイルバッテリーの代わりにスマホの充電ができました。いざっていうときにはすごく便利ですね。

ボクはコイツを満充電にして車のダッシュボードに常備しています。何かの時のために一家に1台だと思いますよ。
懐中電灯付だと、アマゾンさんなら本家ゴールゼロの半分くらいの値段で売ってますよ。
RIBU LEDランタン
先日、八ヶ岳・キレット小屋のテン場で初投入した、超軽量テントのビッグスカイのウィスプ1Pですが、テンションがうまくかからずダルってなっちゃったんですよね。
モノポールテントって買ったの初めてなんですが、友人が張るのは何回か見たことがあって、一応張り方は頭には入っていたんですよね。まず周囲をペグダウンしてからセンターにポールを入れると。
そんな訳で周囲をペグダウンした後にトレッキングポールを入れてみたんですけどね。なんかダルってなっちゃって。その後このダルを修正しようと色んな方向からテンション掛けたりペグの位置を変えたりしたんだけど結局修正できませんでした。
暇なときに練習しないとなっとは思っていたんですが、今週はちょうど山にも川にも行かないぞ、ということで近所の公園に練習に行ってきました。
ウィスプ1Pは、ビッグスカイというガレージブランドのテントなんですが重さがわずか700g。トレッキングポールで立てられるので荷物の軽量化にはもってこいなんですよね。しかもこれだけ軽量でありながらほぼダブルウォールなので、結露対策もできているという優秀なテントです。
周りをペグダウンしたのが失敗だったので、今回はポールを先に入れて前後の2か所に先にテンションをかけてみます。ちなみにウィスプ1Pは30cmほどのミニポールが足元に入れる構造なので厳密にいうとモノポールじゃなくてツインポールなんです。恐らく問題はここだったかと。まずは足元側をペグダウンします。
次は頭の方にテンションをかけながら2か所ペグダウン。いい感じですね。あとは周囲をペグダウンすれば完成です。
全体にしっかりテンションがかかりましたね。
足元側から見るとこんな感じ。やっぱりペグダウンの順番が問題だったようです。
クソ暑い中ですが、一回撤収してもう一度張り直しましたよ。さすがに一回目よりだいぶスピードアップしました。ほぼ自立式を立てる時間とかわらないくらいで立てられました。
今年は堂々と帰省できるので、諏訪の帰省ついでに北アルプス3000mのテン場で実践投入してみるかな。
アウトドアネタとしてはこれで終了なので、先日買ったゴールゼロもどきの「RIBUランタン」のレビューでもしましょうか。
コイツがなかなか本家を越える便利さなんですよ。
RIBU LEDランタン
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ゴールゼロといえば言わずと知れた超優秀な充電式LEDランタンですが、人気のあまり品薄になって一時期はプレミアがついて倍以上の値段になっていたんですよ。ボクももうひとつ欲しいと思ったんですが、そんな高いお金を払うのもいやだと躊躇していたんですよね。
最近は値段も落ち着いてきたとはいえ、昔の値段に比べるとずいぶん高いなぁ・・・と思っていたらアマゾンさんでパチモンを発見!デザインそっくりだし評価も高いみたいなので、ここはひとつ人柱にということで買ってみました。
買ったのはRIBUさんというメーカー。誇らしげにロゴを入れているところを見ると、本国ではまあまあなメーカーなのかもしれません。
袋が付いてくるのも本家には無いサービスですね。
本家ゴールゼロと並べてみました。本家より一回り大きいですね。大きい分、明るさも本家を若干上回っているようです。
(RIBU 160~360LM ゴールゼロ 150LM カタログ値)
RIBUの方は根元部分には磁石が付いたキャップをはめ込めるので鉄などの素材にそのままくっつけることができます。これは車などで吊るすところが無い時にすごく便利です。
本家はUSB充電器にそのまま差し込むタイプですが・・・
RIBUはUSBとタイプCの線で充電するタイプです。ちなみにコードも付属していましたよ。
RIBUくんは、懐中電灯モードも付いています。ゴールゼロもボクのには付いていませんがお高い方は付いているバージョンもあります。
緊急時は懐中電灯が役に立つでしょうね。
RIBUくんにはナント三脚が付属しています。
吊るす場所が無い時には便利ですよね。そしてこの三脚、無段階で伸縮できるんですよ。これがいっぱいに伸ばしたバージョンです。
短くするとこんな感じ。テーブルの上やダッシュボードの上に置くときには便利ですね。
そして本家ゴールゼロでは本来の用途でない商品が流用できるといって口コミで売れていたシェードが付属しています。
下側だけを照らしたいときには便利ですよね。
そして車に戻ってからもしやと思って試してみたらやっぱり・・・ USBをつなげばモバイルバッテリーの代わりにスマホの充電ができました。いざっていうときにはすごく便利ですね。
ボクはコイツを満充電にして車のダッシュボードに常備しています。何かの時のために一家に1台だと思いますよ。
懐中電灯付だと、アマゾンさんなら本家ゴールゼロの半分くらいの値段で売ってますよ。
RIBU LEDランタン