2023年01月05日
2022年最後のお山は、杣添尾根でテント泊して横岳
12月28日(水)~12月30日(金)
2022年最後のお山は、ふじぶんさんと杣添尾根から横岳をやってきました。
尾根上の適当な場所にテント泊するんですが予報は暴風、はたしてどうなったでしょうか。
12月28日(水)
いつものように、ふじぶんさんに自宅までお迎えに来ていただき21時に出発。首都高・中央道とも帰省ラッシュなどなく、0時30分登山口の駐車場に到着しました。
そこからの一杯がちょっと長くなっちゃったけど、2時にはおやすみなさい。
12月29日(木)
日の出時刻の6時45分に出発すべく、6時15分に目覚ましで起床。真っ暗な中外に出てみると、強風が吹いていました。たしかに山の天気予報では、強風で登山には適さないというCランクが付いていたんですよね。20m以上の風が吹くとか。
登山口でこの風じゃ上に行ったらどうなっちゃうんだろ。ふじぶんさんなんか、「オレ一人だったら家に帰ってますね」とか言ってるし(汗)

それでも太陽が昇ってきたら、どうにか行く気になってきた。午前8時に出発です。
1時間以上グダグダしてたんですね~

スタート直後の登山道は別荘地の中、立派な別荘の庭先を歩きます。時折突風が吹いて木の枝を揺らしていますが、樹林の中はそれほどでもありません。

途中、車道に出てしばらく歩くと広い場所に出ました。池があって、夏場はここまで車で来れるみたいですね。

さあ、いよいよ本格的な登山道の始まりです。いきなりの急登で息が切れます。
今回のルートは杣添尾根を登るんですが、小屋もテン場も無いので尾根の適当なところでテン泊する予定です。いいところが無いかなぁ 適当に平らで風が吹かなくて眺めが良いところ・・・ 幕営地を探しながら登ります。

平らな場所に出ましたよ。ここは幕営適地ですね。ただ、登山道のもろに脇、テントのすぐ横を人が通ります。う~ん、ここではあまり幕を張りたくないかな。先に行ってみましょう。

探しながら登ること3時間が経過。これだ!っていう場所が見つからないまま、ついに森林限界を越えちゃいました。どうしようかなぁ
とりあえずお腹が空いたので、チキンラーメンを食べながらどこで張るかを検討します。

この先は風除けになるものが無くなるので無理ですね。途中、まあまあ良さげな場所がいくつかありましたよ。その中で一番近い樹林の中の少し広くなった場所で幕営することに。ここなら風もそれほどひどく吹くことは無いでしょう。
テントを張る前に、ザックをデポして山頂往復してきましょう。

アタックザックのみで身軽になって山頂を目指します。
登り始めてすぐに正面に目指す横岳が見えました。このまっすぐ伸びる杣添尾根を登ります。

振り向くと、下界は晴れてますね。予報では山の上も晴れだったんですけど・・・ ボクとふじぶんさんが揃うといつもこれです(汗)

もう少しで稜線まで出る・・・というところで、ふじぶんさん体調不良だそうです。珍しいですね。山頂はやめて戻るというのでお見送り。

一人で登り始めてすぐに稜線に出ました。三叉峰だそうです。

稜線上はやっぱり爆風が吹いていました。とても目を開けていられないので、ゴーグル?バラクラバで完全武装。冬の八ヶ岳はこんなもんですよね。

さあ、最高地点の横岳奥の院を目指しますよ。稜線上は風で飛ばされてあまり雪がありません。

前方に見えるのがおそらく最高峰のあれ奥の院です。もう少しだ。

強風&ガスガスの中、横岳山頂に到着です。残念ながら真っ白ですね。

ふっとガスが晴れると諏訪湖が見えました。わが故郷です。

強風で体温が奪われ、寒くてしょうがないのでさっさと山頂を後にします。三叉峰まで戻って来ました。

杣添尾根を下ります。下りはちょっと危険ですね。慎重に下ります。

お隣の赤岳は雲の中。風が強いだけで天気は晴れの予報だったんだけどなぁ

幕営地まで戻って来ました。ふじぶんさん、体調は戻ったようで、しっかり整地してテントを設営中でした。
ボクもスコップで整地してテントを張るスペースを確保します。

あんまり整地しなくても平気な人なんで、ちゃっちゃと設営完了です。樹林の中なので雪壁は必要ないでしょう。

さあ、一杯やりましょう。うまいね~

テント内の温度はマイナス6度。ここからどんどん下がりますよ。どこまで下がるか・・・

夕食はいつものキムチ鍋です。鍋をつつきながら焼酎はストレートで。寒いと酔いがまわるの遅くなるんですよね。といいつついつの間にか眠ってました。

おやすみなさい
12月30日(金)
朝です。準備万端だったお陰で寒さを感じることなく朝を迎えました。テント内の温度もマイナス10度。このくらいまでなら快適に眠れますね。

思った通りですが、持ってきたうどんはカチカチに。カチカチの鍋の残りを暖めて投入します。

生卵も凍っていたので暖めて解凍してから投入。やっぱり温かいものがウマいですね。

太陽が昇って来ました。やっぱり日差しがあると暖かい。

とはいえ、外気温はマイナス12度でした。

せっかくなので、山の景色を楽しみましょう。少し登って展望台まで行ってみます。

しっかりと赤岳さんも顔を出してくれました。

展望台で横岳をバックに記念撮影。こっち方面から見る横岳は、反対側と違って穏やかな表情です。反対側から見る横岳の方が迫力があって好きかな。

さあ、帰りましょう。帰る日に張れるのは、ボクとふじぶんさんの宿命ですね。
下山中、眺めの良い場所にテントがありました。ここは一等地ですね。昨夜は風も収まっていたから快適に眠れたことでしょう。

初めて登った杣添尾根ですが、なかなか眺めの良いルートでした。

駐車場に戻ってゴール!良い山でした。

これで2022年の山納めです。
新年はどこでスタートになるんでしょうか。ジムニーくんの初山になるのかな。
今回のログです。
2022年最後のお山は、ふじぶんさんと杣添尾根から横岳をやってきました。
尾根上の適当な場所にテント泊するんですが予報は暴風、はたしてどうなったでしょうか。
12月28日(水)
いつものように、ふじぶんさんに自宅までお迎えに来ていただき21時に出発。首都高・中央道とも帰省ラッシュなどなく、0時30分登山口の駐車場に到着しました。
そこからの一杯がちょっと長くなっちゃったけど、2時にはおやすみなさい。
12月29日(木)
日の出時刻の6時45分に出発すべく、6時15分に目覚ましで起床。真っ暗な中外に出てみると、強風が吹いていました。たしかに山の天気予報では、強風で登山には適さないというCランクが付いていたんですよね。20m以上の風が吹くとか。
登山口でこの風じゃ上に行ったらどうなっちゃうんだろ。ふじぶんさんなんか、「オレ一人だったら家に帰ってますね」とか言ってるし(汗)
それでも太陽が昇ってきたら、どうにか行く気になってきた。午前8時に出発です。
1時間以上グダグダしてたんですね~
スタート直後の登山道は別荘地の中、立派な別荘の庭先を歩きます。時折突風が吹いて木の枝を揺らしていますが、樹林の中はそれほどでもありません。
途中、車道に出てしばらく歩くと広い場所に出ました。池があって、夏場はここまで車で来れるみたいですね。
さあ、いよいよ本格的な登山道の始まりです。いきなりの急登で息が切れます。
今回のルートは杣添尾根を登るんですが、小屋もテン場も無いので尾根の適当なところでテン泊する予定です。いいところが無いかなぁ 適当に平らで風が吹かなくて眺めが良いところ・・・ 幕営地を探しながら登ります。
平らな場所に出ましたよ。ここは幕営適地ですね。ただ、登山道のもろに脇、テントのすぐ横を人が通ります。う~ん、ここではあまり幕を張りたくないかな。先に行ってみましょう。
探しながら登ること3時間が経過。これだ!っていう場所が見つからないまま、ついに森林限界を越えちゃいました。どうしようかなぁ
とりあえずお腹が空いたので、チキンラーメンを食べながらどこで張るかを検討します。
この先は風除けになるものが無くなるので無理ですね。途中、まあまあ良さげな場所がいくつかありましたよ。その中で一番近い樹林の中の少し広くなった場所で幕営することに。ここなら風もそれほどひどく吹くことは無いでしょう。
テントを張る前に、ザックをデポして山頂往復してきましょう。
アタックザックのみで身軽になって山頂を目指します。
登り始めてすぐに正面に目指す横岳が見えました。このまっすぐ伸びる杣添尾根を登ります。
振り向くと、下界は晴れてますね。予報では山の上も晴れだったんですけど・・・ ボクとふじぶんさんが揃うといつもこれです(汗)
もう少しで稜線まで出る・・・というところで、ふじぶんさん体調不良だそうです。珍しいですね。山頂はやめて戻るというのでお見送り。
一人で登り始めてすぐに稜線に出ました。三叉峰だそうです。
稜線上はやっぱり爆風が吹いていました。とても目を開けていられないので、ゴーグル?バラクラバで完全武装。冬の八ヶ岳はこんなもんですよね。
さあ、最高地点の横岳奥の院を目指しますよ。稜線上は風で飛ばされてあまり雪がありません。
前方に見えるのがおそらく最高峰のあれ奥の院です。もう少しだ。
強風&ガスガスの中、横岳山頂に到着です。残念ながら真っ白ですね。
ふっとガスが晴れると諏訪湖が見えました。わが故郷です。
強風で体温が奪われ、寒くてしょうがないのでさっさと山頂を後にします。三叉峰まで戻って来ました。
杣添尾根を下ります。下りはちょっと危険ですね。慎重に下ります。
お隣の赤岳は雲の中。風が強いだけで天気は晴れの予報だったんだけどなぁ
幕営地まで戻って来ました。ふじぶんさん、体調は戻ったようで、しっかり整地してテントを設営中でした。
ボクもスコップで整地してテントを張るスペースを確保します。
あんまり整地しなくても平気な人なんで、ちゃっちゃと設営完了です。樹林の中なので雪壁は必要ないでしょう。
さあ、一杯やりましょう。うまいね~
テント内の温度はマイナス6度。ここからどんどん下がりますよ。どこまで下がるか・・・
夕食はいつものキムチ鍋です。鍋をつつきながら焼酎はストレートで。寒いと酔いがまわるの遅くなるんですよね。といいつついつの間にか眠ってました。
おやすみなさい
12月30日(金)
朝です。準備万端だったお陰で寒さを感じることなく朝を迎えました。テント内の温度もマイナス10度。このくらいまでなら快適に眠れますね。
思った通りですが、持ってきたうどんはカチカチに。カチカチの鍋の残りを暖めて投入します。
生卵も凍っていたので暖めて解凍してから投入。やっぱり温かいものがウマいですね。
太陽が昇って来ました。やっぱり日差しがあると暖かい。
とはいえ、外気温はマイナス12度でした。
せっかくなので、山の景色を楽しみましょう。少し登って展望台まで行ってみます。
しっかりと赤岳さんも顔を出してくれました。
展望台で横岳をバックに記念撮影。こっち方面から見る横岳は、反対側と違って穏やかな表情です。反対側から見る横岳の方が迫力があって好きかな。
さあ、帰りましょう。帰る日に張れるのは、ボクとふじぶんさんの宿命ですね。
下山中、眺めの良い場所にテントがありました。ここは一等地ですね。昨夜は風も収まっていたから快適に眠れたことでしょう。
初めて登った杣添尾根ですが、なかなか眺めの良いルートでした。
駐車場に戻ってゴール!良い山でした。
これで2022年の山納めです。
新年はどこでスタートになるんでしょうか。ジムニーくんの初山になるのかな。
今回のログです。