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2019年05月13日

GW後半は、カヌー四国遠征 河原でキャンプして清流 仁淀川・四万十川DR

5月02日(金)~5月06日(月)

ゴールデンウィークの後半は、ゆらどんさん、masaさんと四国へ川下りの遠征に。

四国っていうのはカヌーイストの憧れの地、いわば聖地なんですよね。

晴天の空の下、日本最後の清流といわれる四万十川と、四万十川を凌ぐ清流とも謳われる仁淀川を

下ってきました。

偶然にも現地では異能☆さん、あーちゃんとコンビばったり出会うというハプニングも。

賑やかで楽しい大遠征になりました。



GOPROイメージ動画はこちら




5月02日(金)

午前中お仕事だったmasaさんと、15時にゆらどん家で合流。

今回の大遠征は、masaさんのアウトバックを3人で運転するという計画です。

何しろ片道900km、往復で1800kmという超ロングドライブですからね。

おっさん3人で交代しての運転で、てどうにか乗り切らなくっちゃ。

masaさんいわく、「アウトバックには、アイサイトっていう自動運転機能があるから、ハンドル

握ってれば勝手に運転してくれから」とのこと。

本当かなぁ masaさんにはよく騙されるからなぁ


今回の大遠征、現地2泊(キャンプ)、車中2泊(運転)、計4泊です。

3人分の荷物、全部積めるの?って心配でしたが、割とあっさり収まって一安心。

それじゃあ行きますか。




基本2時間交代で運転。

それで問題のアイサイトはというと・・・ 何もしなくても車間距離が詰まれば勝手に止る

からって言われても、ボクにはどうも信用できなくて、ハラハラドキドキ。

こんな思いをするくらいならって、結局自分で運転。

でも、高速走行時には役に立ちましたよ。


道路も、東名くらいまではどうにかわかりますが、そっから先は未知の世界でルートも

ナビさんだけが頼り。

ジャンクションもたくさんあって、どっちに行くかわからずハラハラしましたが、どうにか無事

四国に上陸できました。



出発から13時間が経過した、4時30分に仁淀川畔にある道の駅に到着。

明るくなるまでちょこっとだけ仮眠。




5月03日(土)

仁淀川といえば、日本最後の清流といわれる四万十川をも凌ぐ、現在の日本一の清流

といわれる川です。

河原には無料キャンプ場がいくつもあり、カヌーイストにとっては一度は下ってみたい

あこがれの聖地。

そんな川を下流から、点在するキャンプ場を品定めしながら上流に移動。

無料キャンプ地、どれも悪くはないんですが、雰囲気がイマイチだったり、混雑していたりとで

どうも今一つ。

あこがれていただけに、ハードル上げすぎちゃったかな。

結局、最も上流に位置する無料キャンプ場、「本村キャンプ場」にテントを張ることにしました。

コチラのキャンプ場、だだっ広いただの河原ですが、雰囲気と眺めはいい感じです。




テントを張り終わったら、さっそく川沿いの道を下流方面に回送に向かいます。

途中、瀬がある場所は下車して視察。

この辺りの瀬は、岩ゴロゴロで要注意かもしれませんね。




今回、車が1台しかないので、ゴール地点からスタート地点に戻るため折りたたみ自転車を

積んできました。

ゴール地点に自転車をデポして、スタート地点の「黒瀬キャンプ場」に到着。

黒瀬キャンプ場も無料のキャンプ場ですが、なぜかここはやたらと混んでいてたくさんテントが

張ってありました。

たくさんといっても、GWでこのくらいですから都会ではすいているって感じ?




さあ、四国遠征最初のダウンリバースタートです。

さすが四国の川ですね。

自然がいっぱいでテンションが上がります。




仁淀川といえば仁淀ブルーという言葉があるくらい水が澄んで青い・・・と思い込んでいましたが、

確かに透明度は高いもののブルーというよりグリーンに近い感じですね。




コチラの沈下橋はずいぶんと背が高いんですね。

いつもの久慈川のはもっと低いけど、本場のは迫力ありますね。

あんな高さまで水面下になっちゃうんでしょうか。




途中の河原に上陸してランチタイムに。




今回のカップラーは、でびっと監修の煮干し醤油ラーメン。

煮干しの香りが食欲をそそる、なかなか美味なラーメンでした。




さすが仁淀川、関東の川とは比較にならない。

雄大な自然を背景に漕ぎます。




ちょっと流れていない区間が多くて、向かい風にもやられましたがどうにかゴール。

デポしてあった折りたたみ自転車に乗って、黒瀬キャンプ場に車をと取りに戻ります。

本日のチャリ回送はボクの担当。




知らない場所で自転車を漕ぐって新鮮です。

川を見ながらのボタリング、楽しい♪




黒瀬キャンプ場で車をピックアップ。

ゴールの河原に戻って、カヌーを車に積んでいると、誰かに声をかけられました。

この辺に知り合いなんていないんだけど・・・

えー! なんと異能☆さんじゃないですか!

なんでこんなところに?

なんでも、自転車&カヌーの中国・四国遠征の途中とのこと。

しまなみ海道を自転車ツーリングしたりして、今日仁淀川に到着したとの事です。

それにしても恐ろしい偶然だ。

われわれも、たまたま見つけたゴールの河原だし、行き当たりばったりの行程なのに。

そして異能☆さんも、行き当たりばったりで降りた河原で偶然見かけたんだとか。

関東の河原でも会わないのに四国で会うとは。




異能☆さんたち、キャンプ地を決めてないというので、一緒にキャンプをすることに。

スーパーで買い物をしてから、本村キャンプ場に戻りました。

戻ったとたん、突然の雨が。

大慌てでタープを張って下に逃げ込みます。




タープ下で再会を祝して、かんぱ~い!




雨は夕立だったようですね。

すぐに止みました。

雨上がりの河原は、幻想的な風景に。

この川、やっぱりええなぁ




さあ、飲むぞ。

高知といえば日本酒ですよね。

地酒の土佐鶴を買ってきましたよ。

ゴクリ、これ美味いなぁ

くやしいけど、長野の地酒より間違いなく美味い。




みなさんから、おつまみの配給があり、とにかく色んなものを食べました。

これはmasaさんからの焼き鳥。




ボクからはポークソテー。




最後は焚き火を囲んで・・・まったりと。

といっても、ボクはかなりの間寝落ちしてたらしい。

まあ前日はほとんど寝ていませんからね。

写真は魔法の粉で遊ぶ異能☆さん。



適当なところでお開きになって、おやすみなさい。




5月04日(日)

河原で迎える朝です。

今日も天気が良さそうですね♪

楽しみだ。




ちなみに、キャンプ場はこんな橋の下にあります。

橋はほとんど車も通らないので、存在を忘れるほど静かです。

GW真っ只中でも、河原はガラガラ。

こんなキャンプ場が無料だなんて、うらやましい環境ですね。




キャンプ場といっても設備は最小限。

トイレはこんな仮設のみ。

でも、毎日キレイに掃除されていて匂いもなく快適でしたよ。




水場はシンプルな水道だけ。

でも、飲み水に使いましたが、埼玉の水よりずっと美味しかった。




朝めしは、最近のお気に入り早茹でパスタ。

バジルソースでいただきます。




本日は車が2台になったので、1台を昨日のスタート地点黒瀬キャンプ場にデポ。

目の前の川から漕ぎ出して、黒瀬キャンプ場まで、昨日漕いだ川の上流部分を下ります。

幕営地からのスタートなので、ゆったり出発。

今回、ゆらどんさんは、車の積載の関係でダッキービオビオで参戦。




ボクは最近の定番、NRSのパックラフト。




masaさんは一人乗りのカナディアン。




本日合流の異能☆さん&あーちゃんは、カナディアンのタンデムです。

ずいぶんバラエティに富んだ集団です。




仁淀川、時折激しい瀬はあるものの、のんびりとした区間がけっこう長い。

昨日の下流部より上流のほうが瀬があって楽しいですね。




日本最後の清流といわれた四万十川をしのぐ清流と噂の仁淀川。

仁淀ブルーを期待していたんですが・・・ 上流部もやっぱりグリーン。

まあ、澄んで透明なので清流は間違いありませんが。




四国の川といえばやっぱり沈下橋のある風景ですよね。

沈下橋とは、増水しても流されないように作られている独特の橋です。

のんびり沈下橋を越える様子は動画でご覧ください。



沈下橋の先にはちょっとした瀬が。




沈下橋すぐ下の河原に上陸してランチタイムにしました。




本日のカップラーは久しぶりの、金ちゃんヌードル。

昨日のスーパーで売っているのを見つけて即買い。

このカップラー、関東ではまずお目にかかれませんが、やっぱり関西系では強いですね。

懐かしいようなシンプルなお味でウマウマでした。




食後はやっぱりのんびりとした流れになり・・・

この人はやっぱりお昼寝(笑)




だらだらと漕いで、黒瀬キャンプ場でゴール。

トイレ近くの木から無数のイモ虫が垂れさがっていたのはビックリ。

あまるい本州では見たことのない光景でした。




一旦キャンプ場に戻りってから、夕食は高知市内で名物でも食べましょうということで、

masaさんオススメの「ひろめ市場」に繰り出しました。




何でもありのフードコートって感じでしょうか。

いろんなお店で買った食べ物を座席に持ってきて食べる事ができます。

GWとあってさすがに中は大賑わい。




市場としては異質のインド料理屋さんでどうにか座席を確保。

飲み物だけインド料理屋さんで頼んで、あとは適当に買ってくることができます。

まずは、ビールでかんぱ~い!




市場には色んなお店が並んでいます。

ボクは四国の川ならではということで、まずは手長エビの揚げたやつ。

ウマイ!




そして高知といったらやっぱり日本酒。

今日も土佐鶴いっちゃいますよ。

肴は「どろめ」をいただきます。

「どろめ」とは、生のいわしの稚魚ですが、独特の苦みがウマイ!

お酒がすすんじゃいます。




お酒がすすむといえば、なんといっても「酒盗」。

鰹の内臓の塩辛です。

酒が盗まれるくらい減っちゃうっていう意味らしいんですが、ホントだ(笑)

すごい勢いで減っちゃった。




1日早く帰る異能☆さんとは市場でお別れ。

ボクらは帰り道、〆に讃岐うどん・・・ のはずでしたが、どうも全国チェーンだったみたい。



キャンプ場に戻って、テントにもぐりこんだらおやすみなさい。





5月05日(日)

四国遠征3日目。

いよいよ最終日です。

朝からがっつり焼きそばをいただきます。




さあ、撤収ですね。

名残惜しいんですが、2泊したキャンプ場とはさよならです。

これから、日本最後の清流四万十川に向かいます。




下道で、さらに高知県の奥へと進み、四万十川に到着しました。

全員四万十川は初体験。

どこの区間を下るかは、川の様子を見て決めましょうということに。

まずは沈下橋を渡って川の様子を見ます。

どうも上流部はヤバイ瀬が多そうですね。

もう少し下流まで行ってみます。




流れもあって楽しそう、ということで、国道から離れた蛇行区間を下ることに。

ゴールは小野大橋に決定。



自転車を竹やぶにデポして出艇場所に向かいます。




出艇場所は、ふるさと交流センター。

格安でキャンプができる公園です。

よく整備されている芝生のキャンプ場。

ファミリーにうってつけです。




スロープの先にはカヌー用の出艇場所が整備されていました。

仁淀川といい四万十川といい、川で遊ぶことが生活に溶け込んでいるんですね。

本当にうらやましい環境です。




さあ、行きますか。

流れているのがすごくうれしい。




大きな岩がゴロゴロしているのも、仁淀川とは印象が違います。




大自然の真っただ中といった雰囲気は四国の川ならでは。

最後の四国を楽しみましょう。




ありゃ、なかなかハードな瀬があるじゃないですか。

どうやら河内の瀬というらしい。

瀬の手前で上陸してスカウティング。

これは、今回の遠征最大の瀬ですね。

最後の最後に沈したくないなぁ




そのまま瀬を下る前にランチタイムに。

沈したらランチどころじゃなくなりますからね。

本日のカップラーは、中華三昧 重慶飯店の麻婆麺。

これ食べるの2回目ですが、豆腐のリアルさと花椒の本格的な香りが楽しめます。

本当に良くできたカップラーです。




さあ、最後の瀬に突入ですよ。

突入の様子は動画でどうぞ




全員無事河内の瀬を突破。

ほっと一安心です。




ほどなくゴールの橋が見えたら、これにて四国遠征の川下り終了。

四国にはまだまだ下ってみたい川がたくさんあります。

吉野川や地元の方オススメの清流那賀川・・・まあ次回にとっておくことにしましょう。




最後は温泉に浸かって帰りましょう、ということでネットで調べて近くにあった温泉に。




十和温泉だそうです。




四万十川のほとり。

川を眺めながら露天風呂でもと思いましたが残念ながら露天は改装中。

久しぶりのお風呂でさっぱりしました。




これにて今回の四国遠征は終了。

帰りも900kmを越える道のりを3人で交代しながら運転。

アイサイトにもだいぶ慣れました。

四国を抜け出すのに7時間もかかる想定外の渋滞に苦しんだりしましたが、

名物の徳島ラーメンも食べる事ができましたよ。





5月06日(月)

長ーい道のりを運転して、朝の5時30分にわが家に到着しました

いや~疲れたな。

でも本当に充実した大遠征でした。

来年は南紀?北海道?まだまだ漕ぎたい川いっぱいありますからね。

楽しみだ。



仁淀川2日目




四万十川
  


Posted by そーしん at 15:25Comments(10)四万十川本村キャンプ場