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2024年04月18日

バリルート朝日岳東南稜やって那須岳避難小屋泊

4月13日(土)~4月14日(日)

今週は山友まさ☆さんと、1月にも登ったバリルートの朝日岳東南稜を再訪。さすがに2回目ですからね。しっかりご案内できました。
そして前回はできなかった避難小屋泊でのんびりとしてきました。





4月13日(土)

山友まさ☆さんとは新越谷駅で6時過ぎに待ち合わせ。今回は珍しく高速を使って那須ICで降り登山口のある峠の茶屋駐車場には9時過ぎに到着しました。
奥に朝日岳が見えますね。もう雪はだいぶ少ないみたいです。



今回のザックはこんな感じ。ロープって案外重いんですよね。50mのロープで2.5kgくらい。それを入れるとザックは20kgです。



ずっしりと重いザックを背負って、いつものように鳥居をくぐります。ちょっとくぐれば通れるくらいに雪は少なくなっていました。



雪の積もった樹林を抜けて、日当たりの良い斜面に出ると雪は全くなくなりました。チェーンアイゼンも外しちゃいます。



右手に朝日岳が見えます。今回も手前のギザギザした東南稜で山頂を目指します。



本来なら4番の標識のところから下って尾根に取りつくんですが、今回は泊りの装備なのでザックをデポするために峰の茶屋を目指します。



出発から1時間ほどで峰の茶屋に到着しました。峰の茶屋なんていうと何だかお土産物屋さんみたいですが単なる避難小屋です。



正面の入り口はまだ閉鎖されたままだったので、冬季の入り口である窓から中に入りました。
ハーネスにカラビナ、ビレイデバイスなんかを準備して、大きな荷物は小屋にデポ。アタックザックで来た道を引き返しました。



4番の標識まで戻ったら、東南稜を目指して道なき道を下ります。途中2か所ほど砂防ダムを横断。



さあ、東南稜に取り付きましたよ。前回1月に来たときはトラバースしながら尾根に登ったんだけど、脆い岩の岩稜帯でかなり苦戦したんで、今回は早めに尾根上に出るルートで行ってみます。



こっちが正解でしたね。前回の半分くらいの時間でセーフティーに門に出ることができました。



門からのルート、前回はどっちに行くかわからずウロウロしちゃいましたが、今回はわかっているから楽ですね。まずは左の門柱に取り付きます。



門柱に登った後はトラバース。ここは高度感があるんでちょっと緊張しましたね。



裏側に支点があるのでセルフビレイで確保した後、美麗デバイスを使って懸垂下降で10m弱下ります。



まずはまさ☆さんが行くそうです。いってらっしゃ~い!無事下降できました。



次いでボク。下から写真を撮ってもらいました。こういう角度の写真は初めてだな。



核心部を抜けたらザレた岩場の急登が連続します。地味にキツイ!



振り返ると登ってきた尾根はこんな感じです。浮石だらけでどんなに慎重に歩いても落石を引き起こしちゃうんですよね。下に人がいなくてよかったな。



そしてこれがラスボスです。前回同様ロープは出さずにフリーで登りましたよ。



ということで、はい!朝日岳山頂に到着です。前回は山岳会の仲間と会長に教わりながらの山行でしたが、今回はまさ☆さんと二人だけの山行ですからね。自信になりました。



山頂からはお隣の茶臼岳がいい眺め♪



ここでランチタイムにします。最近のお気に入り大きなデニッシュです。今回はチョコレート味にしてみました。このチョコはなんかよくあるインチキっぽいチョコレートでした。これはもう買わないな。



さあ、お腹もいっぱいになったところで峰の茶屋に戻りましょうか。人がたくさんの一般登山道で戻ります。左手には今しがた登ったゴジラの背のような尾根が。



さあ、剣ヶ峰のふもとまで降りてきました。この時期剣ヶ峰は夏道で巻けるんですが、ボクらは敢えて剣ヶ峰山頂を通るルートで行くことにしましたよ。恵比寿大黒の脇を直登します。



尾根まで登ったら案の定ルートが踏み跡がなりました。冬季限定ルートですからね。ちょっとした藪漕ぎをして剣ヶ峰山頂に到着しました。



剣ヶ峰は茶臼方面から見ると剣のように尖って見えるんですが、実は馬の背のように山頂部はフラットなんですよね。フラットな山頂から急坂を下って峰の茶屋へ。



峰の茶屋で装備を交換したら、これまた急な下りを下って那須岳避難小屋に到着しました。この辺りはまだけっこう雪が残っていますね。



あれ?小屋の戸が開いている・・・先客がいるんでしょうか。



と思ったら、扉が壊れて外れちゃっていたんですね。扉がありません。蝶番を見ると・・・すごい力で引きちぎられた感じですね。ところで扉はどこ?



探してみると、小屋の脇に無造作に置いてありました。扉は無傷ですね。ということは動物の仕業じゃありませんね。おそらくキチンと戸締りをしていなかったために強風に煽られて外れてしまったのではないかと。確かここは扉を閉めたら下に大きな石があるのでそれで押さてあったはずです。石を置かずに放置した人がいたんじゃないでしょうか。



中に入ってみましょう。恐る恐る中に入ると・・・小屋の中は平気でした。内側に扉があったおかげで、中は影響が無かったようです。



さあさあ、寝床の準備をしましょう。その前に・・・今回もサーマレストの極楽座椅子を持ってきましたよ。


この座椅子、エアーマットで作れるので余計な装備がいらないし、座り心地はまさに極楽。興味のある方はアマゾンさんで売ってますよ!https://amzn.to/3W3mxjg


さあさあ、お待ちかねですね。ビールは雪でキンキンに冷やしておきましたよ。



お天気も良く暖かかったのでお外でカンパイです。達成感のあるお山でしたね。



しばらく外で飲んでたんだけど、さすがに寒くなってきたので小屋の中で宴会の続きを。まさ☆さん、なんと!今回はカツ煮を作ってくれましたよ。これは旨くないわけないですよね。山でカツ煮が食えるとはおもいませんでした。今度やってみよ!



明るいけど酔っぱらってきたから夕食にしちゃいます。カツ煮よりだいぶ落ちるけど夕食は袋麺のヤキソバ。



ソーセージと玉子インでいただきます。UFOヤキソバ、濃厚ソースがうまかった。


食後は横になって話をしていたんだけど、いつの間にか夢の中へ・・・




4月14日(日)

朝です。
油断してたらちょっと寒かった。ダウンウェア持っていたのに着ずに寝ちゃったからな。
でも、外のお天気は良さそうですね。



朝食をいただきましょう。朝食は丸美屋の鳥雑炊です。お湯を入れるだけでできるんですが、簡単で軽くてうまくて言うことなしでした。



さあ、帰りましょうか。いい天気ですが、もちろん茶臼に登ったりしませんよ。目的の宴会は達成したから(笑)



稜線まで出ると、下界には雲海が。いい眺めだ。



昨日登った朝日岳東南陵を見ながら帰ります。それにしてもゴツイ尾根だよな。改めて達成感。幸せ、幸せ。




帰りも鳥居をくぐったら駐車場でゴール! お疲れさまでした~



駐車場の脇を見ると・・・あれ!もしかしてフキノトウ。しまった、先週道の駅で買っちゃったよ。今年は全然見かけなかったんだもん。まあいいや、いっぱいあっても困らないからね。ということで、ここでもたくさん摘んで家でフキ味噌を作って冷凍の作り置きにしました。


さあ、バリルートもけっこう自分たちで行けるようになってきましたね。ということで夏はまさ☆さんとアレにチャレンジしようかな。  


2024年01月18日

岩壁登っちゃったよ 朝日岳東南陵 冬期登攀

1月3日(水)~1月4日(木)

ついに朝日岳東南稜冬期登攀の日がやってきました。朝日岳東南稜はいわゆるバリエーションルートで、正規の登山道ではありません。そのバリエーションルートを厳冬期に登るというかなり難易度の高い挑戦です。この日のために、クライミングジムや日和田山で訓練してきたんですよね。さあ、いよいよ本番。冬期登攀は成功したんでしょうか。


本編に入る前に、ボクの冬期登攀用の手袋を紹介します。ショーワグローブの防寒テムレスです。ホームセンターでも買えるただのゴム手袋なんですが、透湿素材でできているから蒸れないし寒くても硬くならない素材でできているうえに、作業用手袋だから細かい手作業なんかもできるんですよ。そしてなんといっても1000円札2枚で十分おつりが来るというリーズナブルさです。
最初に買ったのはさすがに5年ほど使ったので、指先に穴があいちゃったので買い直ししました。



近くのコーナンで1680円でしたが、アマゾンさんなら1300円くらいでしたよ。色も青じゃなくてモスグリーンを選べるようになっていました。 
次をクリックしてみてね 防寒テムレス 



1月3日(水)

わが家のジムニーくんで異能☆さんと前乗り。大丸駐車場で前泊しました。
車中泊には充電式ランタンが一つあると便利です。ゴールゼロが定番ですが、わが家のはコレ。本物の半分の値段で機能盛りだくさんです。 RIBU LEDランタン



朝、全員が揃ったところで出発です。
今回のザックはこんな感じ。ワカン、ピッケル、12本爪アイゼン、チェーンアイゼン、ハーネス、ガチャも持っているので30Lのザックがパンパンです。



しばらく登ると峠の茶屋駐車場に到着。駐車場のすぐ上にはいつもの鳥居があります。雪が多いと下をくぐれなくなるんですが、今回は普通に下を通過できますね。



急登を登ると樹々の間から朝日岳が見えましたよ。テンション上がります。



樹林帯を抜けると朝日岳の全体がハッキリ見えました。あのギザギザな左側の稜線を登るんですね。



正面には茶臼岳も見えましたが、今回は行きませんよ。あくまで朝日岳東南稜です。



バリルートとの分岐に到着。正面の岩稜をまっすぐに登るんですね。こんな尾根を本当に登れるの?



いよいよバリルートに足を踏み入れます。こっちの世界からあっちの世界への第一歩です。登山道ではないので道なき道になります。



取り付きに行くには、いくつかの砂防堤防の上を渡ります。



方向はこっちなんですが・・・突然崖の上に出ました。ここは右側に巻くようです。



部分的にトレースもありますが、見失いがち。方向を頼りに突き進みます。



いよいよ岩稜に取り付きます。稜線に雪はほとんど無いようですがチェーンアイゼンは履いたまま。もろい地面がボロボロ崩れるのでアイゼンが役に立ちます。



振り向くと茶臼岳が。この方角から見るのは初めてですが、かっこいい!



岩稜は落石の巣です。歩くたびに岩がボロボロ崩れるので後ろを歩くのは危険です。間隔を開けて一人ずつ慎重に登ります。



やっと稜線に出ました。こんなところを登ってきたんですが、通常のルートからは外れたものと思われます。



行く手には、通称「門」が見えましたよ。確かに門ですね。あの間を行くみたいです。



門の奥は崖でした。どうやら門の左側の岩を登るようです。



左側の岩を巻きながら進むと・・・裏側は切れ落ちていました。



手前の壁に支点が造られていましたよ。ここにロープを懸けて懸垂下降で降ります。



練習の成果ですね。全員無事壁を下りることができました。



岩稜地帯を抜けるとザレて歩きにくい尾根道です。地味に体力を削られます。



ところどころに岩稜登りも。



下から見た通り、かなりの急登です。



さあ、山頂も近くなりましたよ。ここでまた雪が出てきました。ここまではほとんど夏道でしたが、危険が増すので慎重に。




雪の上に両側が切れ落ちていますね。一歩一歩確実に進みます。



突然行き止まりに。どうやらこれがラスボスですね。



ラスボスの壁を左側に回り込むと、どうにか登れそうな斜面がありました。ここはロープ確保無しのフリーで登ります。



岩壁の練習もしてきたので、このくらいの斜面なら問題なし。



ついに山頂に到着しました。やりましたよ!達成感あるなぁ
一般ルートからは何度も登っている山頂ですが、今回は気分が全く違います。
これであっち側の人になっちゃいましたよ(笑)



一般ルートなので、ここからはそうそう死ぬこともないでしょう。肩まで降りたらやっと落ち着いてランチタイムにします。パンも持って来ましたが、差し入れでいただいたどら焼きをいただきます。



さあ、下山しましょう。さすが一般登山道、やっぱり歩きやすいですね。



それにしても、あの稜線を歩いて来たなんて信じられませんね



あとはのんびりとウィニングラン。天気にも恵まれ、よい一日でした。


ということで、ついにあっちの世界に足を踏み入れちゃいました。でもこれはまだまだ入口なんですよね。もっともっと奥深い世界が待ち受けています。奥に行くには更に訓練が必要です。
  


Posted by そーしん at 23:31Comments(4)那須岳(朝日岳)

2020年08月26日

露天風呂に浸かって那須岳周回 念願の三斗小屋温泉煙草屋旅館でテント泊

8月22日(土)~8月23日(日)

那須岳の奥に温泉に入れるテン場がある。

そんな話は前から耳にしていたんですよね。

テン場があるのは、なぜか煙草は売ってないのに「煙草屋」というらしい。

しかも、テントは数張りしか張れないので、いつも予約でいっぱい・・・

そんな都市伝説のようなテン場ですが、3日前にダメモトで電話をしてみたら空いているとのこと。

ということで、謎のテン場に泊まって贅沢にも露天風呂に浸かりながら那須岳を周回してきました。






8月22日(土)

自宅を朝6時に出発。

いつものように高速代は節約、国道4号をひた走って9時過ぎに峠の茶屋駐車場に到着しました。

一番上の駐車場は車でいっぱい。駐車スペースじゃない場所もたくさん車が止まっています。

まいったなぁ

まだ空いているスペースがあるぞ。でもバス専用って書いてある。

まぁこの時間だし、今からバスが来ることもないでしょ、ということでバスの駐車スペースに止めさせていただきました。



準備をしたら、さあ行きましょう。

この鳥居、雪の時期はくぐれないほど雪があるんですよね。

こんなに高かったんだ。


ちなみに2年前の冬はこんな感じでした(笑)



那須岳の良いところは、歩き始めてすぐに樹林帯を抜けること。

しばらく歩くと景色が広がりました。

茶臼岳方面、晴れているみたいですね。

今日は歩きながら天気次第でプランを決める予定。

まずは茶臼岳からやりますかね。



右手には朝日岳の雄姿。

左側のギザギザを後で歩く予定です。



しばらくゆったりとした道が続きます。

先に見えるのは峠の茶屋。

この辺りから急に風が強くなったりするんですが、今日は大丈夫みたいです。



あっという間に峰の茶屋到着です。

あれ?こんなに近かったっけ?

そういえばこのルート歩くのは雪の時期ばっかりだったからな。

大丸駐車場からのスタートと比べると1時間近く短いんですよね。



小屋にザックをデポして茶臼岳をやってくることにしましょう。



茶臼岳は6月に登ったばかりですが、この山は見る場所や方向で印象がずいぶん違うんですよね。

この辺りから見ると、けっこう荒々しい岩山に見えます。



山頂方面、青空も見えてますね。



朝日岳もこっちから見るとまた違った印象です。



急登をガツっと登ると山頂が見えました。

もうちょい。



山頂は登山者で大賑わい。

看板もお社も写真撮影の列ができていました。

何度も来ている山頂ですからね、そのあたりでサクっと自撮りして山頂を後にします。



お約束のお鉢周りをして戻りましょう。



朝日岳方面も天気は良さそう。

この後は久しぶりにギザギザの稜線を歩いて朝日岳を目指すとしましょう。



その前に、峰の茶屋前でランチタイム。

久しぶりにカップラーをいただきます。

まぁ今回はゆる~いお山ですからね。

このカップラー、神奈川の名店貝ガラ屋さん監修濃厚牡蠣味というだけあって、リアルに牡蠣の味がしてうまいんですよね。

珍しくリピしちゃいました。



さあ、剣が峰は巻いて朝日岳を目指します。

恵比寿大黒さんもお久しぶり。



朝日岳の後はどうしようかなぁ

登山届は三本槍岳まで歩く大周遊コースで出したんですが、正面に見えている隠居倉を通る小回りルートもあるんだよな。

コースタイムで3時間くらい変わるんですよ。

暑いしなぁ・・・

早めに温泉・ビールにしますか。

ということで小回りルートに決定!



振り向くと剣が峰の向こうに茶臼岳。

見る方向でだいぶ印象が違いますね。

こっちから見るとお椀を伏せたような形に見えます。



朝日岳に向かうギザギザ。



テン泊装備を背負っているので、重心を崩すと滑落の危険性があります。

油断は禁物、慎重に歩きます。



朝日の肩に到着。

ザックをデポして山頂に行くとしましょう。



さ、、あと一息で朝日岳山頂です。



はい、山頂に到着しました。

ここも人がいっぱい。

サクッと自撮りだけしてスルーします。



小回りルートは、右側に見えている小ピークの熊見曽根を左に折れ、正面に見えている稜線を歩いて左の隠居倉を登り、三斗小屋温泉に向かうルートです。

那須岳は何度も歩いているけどこのルートは初めてです。



熊見曽根から振り返った朝日岳。

こっちから見る朝日岳もずいぶん印象が違いますね。



さあ、ここから初めて歩く道に入ります。

奥に見えている山が隠居倉。

あの山頂を通って奥に下ったところに三斗小屋温泉があります。



このルート、左右が開けてなかなか気持ちが良い。

さすがにこのルートはマイナーだけあって人は見かけませんね。

静かな山歩きが楽しめます。



右手には大周遊ルートで行くはずだった三本槍岳。

遠いなぁ あんなところ行ったら疲れちゃうよ。

行かなくてよかった~



稜線をチョコっと登り返して隠居倉の山頂に到着。



これが歩いてきた朝日岳からの稜線。

気持ちの良いルートでした。



ここから見る茶臼岳もまた違った印象です。

いかにも火山っていう感じ。



さあ、あとはこの稜線を下るだけです。

樹林の中を歩きます。



途中、硫黄の臭いが強くなったと思ったら湯気が噴出している場所がありました。



これが三斗小屋温泉の源泉なんですね。

ここから引いているみたいです。

ものすごい勢いでお湯が沸き出ていました。



三斗小屋温泉神社の鳥居をくぐったら・・・



急に古めかしい建物が現れました。

こちらが煙草を売ってない煙草屋さんでしょうか。



正解!

正確には煙草屋旅館という名前のようです。

雰囲気ありますね~

こちらでテント場使用料2000円をお支払い。



旅館の裏にテント場がありました。

思ったより広いかな。

13時30分というのに先客がいますね。

ボクより早く温泉・ビールか・・・やるなぁ



一番小屋寄りのスペースにテントを設営。



設営が終わったら風呂!風呂!

旅館の玄関からもう一度外に出て・・・



ちょこっと坂を登ったところにありましたよ!

露天風呂。

囲いもないワイルドなお風呂です。



さすがにこの時間、貸し切りですね。



ザブン! いや~気持ちいい!

すごく深いお風呂ですね。

人もいないのでセルフタイマーで撮っちゃいました。



お風呂から戻ったらさっそくプシュ!

山小屋で売ってるチューハイってビールより100円くらい安いんですよね。

しかもアルコール度数9%だから、チューハイの方がお得(笑)



一息ついたところで、そのあたりをお散歩してみましょう。

煙草屋さんのすぐ下にもう一軒のお宿大黒屋さん。

ちなみに三斗小屋というのは現在はありません。



大黒屋さんも同じような時期に建てられたんでしょうね。

雰囲気は良く似ています。

ただし、テント場があるのは煙草屋さんだけ。

露天風呂があるのも煙草屋さんだけだそうです。



煙草屋さんのテント場は4張り限定。

混雑した北アルプスのテン場を思えば倍は張れそうですが・・・



あっという間に暗くなり・・・夕食はレトルトのボロネーゼ。



早ゆでパスタにかけていただきます。



赤ワインもいただきましたよ。

レトルトのパスタソースってやっぱり限界があるのかなぁ

どうしてもイタリアンというよりミートソースっぽくなっちゃいますね。

美味しいの無いかなぁ



旅館の夜景を見ながらおやすみなさい。




8月23日(日)

夜の間に雨が降ったので心配しましたが、朝までには上がったようです。

特に予定があるわけでもなし、のんびりとモーニングコーヒーをいただきます。



さあ、朝風呂に入っちゃいましょうか。

ということで、また旅館の玄関から表に出て坂を登ります。

ちなみに右にある小屋が脱衣所。



山で朝から風呂なんて贅沢ですねぇ

クセになりそうです。

ちなみにこのお風呂、混浴ですが時間によって女性専用の時間帯があるんです。

そんなわけで、お風呂に入ったら女性がいたなんてハプニングは起こりませんでした。

まあ、本当に女性がいたらUターンしちゃうんでしょうけどね。



テントに戻って、朝食は簡単にパンとコーヒー。



さあ、帰りましょうか。



帰りは姥ヶ原から牛首方面に周回することもできたけど、最短ルートで峰の茶屋方面に。



途中で水場がありました。

ありがたいですね。



このルートでどうしても見たかったのが那須岳避難小屋。

ふじぶんさんと毎年冬に泊まったあの小屋です。

ふじぶんさんと泊まった雪の那須岳避難小屋の様子はコチラから



去年の台風15号で壊れたって聞いたんですがどうでしょうね。

ありゃ!土台と小屋が1m以上ずれてます。

この小屋を動かすってどんだけの風が吹いたんでしょう。



入り口には小屋が使えない旨が書かれていました。



一応、中の様子も見てみましょう。

中は倉庫に使われているみたいですね。

工事用っぽい荷物はありましたが、小屋を直すという雰囲気はありませんでした。

残念です。



さあ、峰の茶屋まで登り返しますか。



振り返ると那須の山々。

那須もけっこう山深いですね。



峰の茶屋に戻ってきました。

ガスってますね。

これからどうしよう。

そのまま帰るのもつまらないな。



と思っていたらガスが晴れてきたので、剣が峰に登って帰ることにします。



久しぶりの剣が峰。

なかなか迫力ありますね。

久しぶりに緊張します。



ザレた岩場、気を使いながらを慎重に登って振り返ると峰の茶屋と茶臼岳。

おー絶景!



上に出るとなだらかな稜線になって山頂に到着。

確か以前は看板があったような。



一応、自撮りで記念撮影。



隠居倉の奥にも続く那須の山々。

いつかあっちもいつか歩かねば。



さあ、戻りましょうか。

下りの方が難しいですからね。

慎重に下ります。



あらあら、またガスが出てきちゃいましたね。

まああとは帰るだけだから関係ないか。



駐車場まで降りてきました。

これにて今回の登山終了。

煙草を売ってない煙草屋さんのテン場も泊まれたし、露天風呂も入れて満足満足。

さあ、帰りましょうか。



その前に、せっかく那須に来たので、幕営適地を視察して帰ります。

事前に当たりをつけておいた大虻尾川の河原。

水が恐ろしくキレイです。



河原にテントを張れそうです。

ちなみにこの日は外人さんがBBQしてました。

外人さんって不思議に良い場所知ってるんだよな。

機会があればソロキャンしに来よう。



帰りはちょうど宇都宮で昼になったので初みんみん。

11時30分に着いたけど、30分待ちでした。



お待ちかね、基本の焼き餃子1人前とごはん。



そして水餃子も1人前。

ちなみに水餃子の食べ方を聞いてみたら、普通に焼き餃子のタレで食べてもいいし、地元の人はスープに味を付ける人もいるとか。

ボクは正嗣風にスープに味付けしてみましたよ。

「焼き」より「水」が好みだったな。

ちなみに「みんみん」より「正嗣」派だということがわかりました。



ということで、これにて今回の山遊び終了です。

たまにはこんな自分にご褒美お山もいいんじゃないでしょうか。

さてさて、次は何して遊ぼうかな。  


2018年12月05日

今回も真っ白なのか!? ふじぶんさんと那須岳 避難小屋泊

12月01日(土)~12月02日(日)

土曜日になかなか休みが取れない山友ふじぶんさんから、今週末休みが取れましたよ

とのご連絡が。

それじゃあ、どこかお山に行きましょうということで、2週連続の山行に。

たまにはちょっとユルユルがいいですね、ということで毎年恒例の「那須岳避難小屋」泊。

テントを担がないのでお酒も食材もたっぷり持てますからね。

宴会メインのお山をやってきました。

ふじぶんさんと二人といえば高確率で真っ白地獄・・・ はたして今回はどうなりましたやら。






12月01日(土)

那須岳は距離的にも近いので、今回は朝出発。

6時30分にわが家を出発して、下道で那須岳に向かいます。

前方に那須連山が見えてきましたよ。

山頂も見えていますね。まずは一安心。

出発してから気が付いたんだけど、今回はデジカメの充電を忘れるというトラブル。

全編スマホ撮影です。




標高を上げるに従って、雲が出て天気が怪しくなってきたぞ。まさか・・・と思っていると、

やっぱりというか、11時に大丸駐車場に着いたときには雪が舞い始めました。

こうなると笑うしかないですね。

まあ、山頂がかろうじて見えているので、まだ真っ白じゃないのがせめてもの救いです。




本日からこの先通行止め。


峠の茶屋まで歩かなくっちゃいけません。

まあ、ある程度覚悟はしていたんですけどね。




準備をしたら歩き始めます。

まずはロープウェイの乗り場まで登ってきました。

もしかして・・・この状態、真っ白っていうんでしょうか。

いつものパターン始まりです。




グローブは今回も防寒テムレスにしましたよ。

防水だし透湿だし、コスパ最強のゴム手です。

色がおばさんっぽいのが弱点ですが、最近はアウトドアショップで黒色を取り扱い始めたとか。

でも、お値段高いみたいなので、ボクはこれで充分かな。




いつもの鳥居がありました。

積雪期はくぐれない事が多いんですが、まだ雪はそれほどでもないので今回は楽々くぐれました。




さあ、もうすぐ森林限界ですね。

風を遮る樹木が無くなると、風の影響をモロに受けることになります。

さあ風はどうでしょうかね。




出た~

森林限界を越えると猛吹雪。

飛んでくる雪の粒が顔に当たって痛い冷たい。

突風が吹くと耐風姿勢でやり過ごし、風の止み間に前進を繰り返します。




どうにか峰ノ茶屋跡避難小屋に逃げ込みひと休憩。

ここからはチェーンアイゼンを着けました

先日は、鎖部分が外れて難儀しましたが、無事修理できましたよ。




稜線を越えての下りは、冗談抜きでやばい風。

顔が凍傷になるかと思った。

とても写真を撮る余裕なんかなかったので、この間写真はなし。

やっとの思いで那須岳避難小屋に到着しました。




避難小屋から山頂方面を見上げると、吹雪が山肌を駆け上っていました。

これから増々天気が荒れそうです。

どうにか小屋にたどり着けて良かった〜




避難小屋の中はこんな感じ。

入口の左右に3畳ほどのスペースがあって、それぞれ2階があります。

建物は相変わらずきれいです。




今回はテントの代わりに飲み物たっぷり持ってきましたよ。

左からビール2本、芋焼酎、日本酒、バーボン。

何しろ今回は宴会メインですからね。

楽しみ♪




まずは、ビールでかんぱ~い!




日本酒の見ながら、キムチ鍋。

今回は肉やキャベツ、ニンジンに加え、豆腐も持ってきましたよ。

ランタンに風よけを付けて暖まります。



焼酎にバーボン、しこたま飲んだら、おやすみなさい。






12月02日(日)

目が覚めると6時30分。

よく寝たなぁ ハクキンカイロのおかげでヌクヌクでした。

外に出て、恐る恐る山頂方面に目をやると・・・ 昨日の暴風は収まっているようですね。

まずは一安心。

稜線もくっきり見えています。




小屋の温度計で確認すると、マイナス4度くらい。

まあこのくらいまでは快適に過ごせますね。




昨夜の鍋の残りに、ごはんと玉子を入れておじやの朝食。

これが、またウマイんですよね。

無駄も出なくてお山にぴったり。

暖まりました。




のんびりと撤収したら、さあ行きましょうか。

稜線に向かって登っていると、朝日が顔を出しましたよ。

太陽が出ると暖かいなぁ




振り向くと遠くの山々まで見渡せる絶景が。




今日は天気が良さそうだぞ。

期待が持てます。




いよいよ峰ノ茶屋跡の避難小屋がある稜線まで登ってきましたよ。

稜線の向こうには、那須の街方面もくっきり、絶景が広がっていました。

これはもう最高レベルのお天気ですね。

期待が確信に変わりました。




今日は好天の山歩き。

せっかくだから、左右に見える朝日岳と茶臼岳、両方やっちゃおうかな。

ということで、まずは朝日岳から。

普通に歩いてもつまらないので、手前の剣ヶ峰やってから行きましょうかということに。

通常この時期は、右手から巻いていくんですが、今回は前方に見える険しい山の山頂経由で

行く事にします。




ザレた急登を上り終えると馬の背状の稜線に出ました。

この景色、ちょっとアルプスっぽい景色ですよね。

那須岳って、手軽にアルプス気分が味わえる良い山です。




山頂を真っ直ぐ抜ける道があるはずなんですが、山頂を越えたところで道をロスト。

ガレガレの岩場を降りる羽目に。

まあ、ジャンダルムをやろうっていう二人ですからいい練習ですか。




もう一度登り返して、さあいよいよ朝日岳の山頂はもう目の前。




じゃーん!

朝日岳山頂に到着です。




山頂からは次に登る茶臼岳がくっきり。




360度絶景が広がります。

やっぱ、すげーな。

スケール感が違います。




山頂を後にしたら、もう一度峰の茶屋に戻ります。

今度は剣ヶ峰は経由せず、巻き道で。




途中、これから登る茶臼岳がバーンと。




さあ、茶臼岳に登りますよ。




あっという間に、見慣れた山頂に到着です。




こちらの山頂からも絶景が。

遠くまで見えますね。

昨日の真っ白がウソみたいに、今日は本当に天気がいい!




山頂の後は、噴火口の縁を回るお鉢めぐりでぐるっとひと回り。




峰ノ茶屋跡避難小屋まで戻ってきました。




小屋の前のベンチに座ってランチタイム。

いつものカップラー・・・と言いたいところですが、冬はカップラーだと3分待つ間にぬるく

なっちゃうんですよね。

ということで、冬はやっぱり袋麺。

今回はお気に入りの、マルちゃん正麺塩味です。

ウマシ!




お腹もいっぱいになったことだし、そろそろ帰りましょうか。

よく整備されたゆるやかな登山道を下り・・・




途中、通行止めになって車の通らない車道を歩いたりしながら・・・




いつもは雪で埋まっている階段を下りてゴール。

お疲れ様でした〜



最初はどうなるかと思った今回の山行。

ふじぶんさんと二人の時は、やっぱり真っ白だった(汗)

でも、終わり良ければ全て良し!

快晴の山歩きもできたし、気持ちの良い山旅でした。

これで今年の登り納め・・・ な訳はないですね。

さあ今年、あと何回お山行いけるかな。


今回のログです。


  


2018年02月21日

今年も那須岳避難小屋泊で宴会登山のはずが・・・

2月18日(日)~2月19日(月)

ここのところ定番となった、ふじぶんさんとの日・月お山倶楽部。

今月は、これまた定番の那須岳避難小屋泊のゆるゆる宴会登山をやろうということに。

この遊び2年連続でやっていますが、テントを担がない分お酒や食べ物をたくさん持てるんですよね。

今回も、ユルユルのお楽しみ♪  のはずだっやんですけど、またもや突風にやられて・・・


<突風を耐え忍ぶ、ふじぶんさん>




2月18日(日)

今年も茶臼岳に登ってから那須岳避難小屋泊の予定だったんですが、例の草津の噴火の影響で、

ママさんから活火山は行っちゃダメ指令が出ておりまして茶臼岳は回避、朝日岳のみやって、

那須岳避難小屋で宴会の予定です。

まあ、ユルユルなのであまり早く行ってもしょうがないですね、ということで6時30分にわが家を出発。

天気予報では、関東地方は晴れ!

でもねぇ

この辺りから那須岳がばーんと見えるはずなのに、前方の雲の中みたいなんですよ。

そういえば天気予報で、関東北部の山沿いは雪って言ってたっけ。

関東北部の山沿いってもしかして・・・




那須ICを過ぎる辺りから曇り始めて・・・ 山を登るに従い次第に雪が舞いはじめ・・・

10時に大丸駐車場に着いた時は軽く吹雪。

やっぱりな。

関東北部の山沿いって那須の事だった(汗)




雪も降ってるし、車の外に出るのもイヤだったんですが、仕方ないですね。準備をしましょう。

駐車場から足元はアイゼン。

今回は久しぶりに10本爪。




出発早々バラクラバまで使うとは・・・トホホ




さあ、行きますか。

今年の那須は、ずいぶん雪が多いですね。

しかも前日も降ったみたいで、いきなり膝までの雪。

こんな天気なので、先行者も数人しかいないみたいですね。

踏み跡もあまり踏まれていない感じです。

あれ? もう降りてくる人がいるぞ。

山頂まで行ってきたんですか? って聞いてみたら、鳥居の前で引き返したとの事。

けっこうな雪と風みたいです。

まあ、雪と風は慣れっこですからね。

それの今日はユルユルだし、ということで意に介さず進みます。




いつもの鳥居までやってきました。

この鳥居、例年だとかろうじて下をくぐれたりするんですが、今年はムリ。

脇を通らせてもらいます。




それにしてもすごい雪だな。

この辺りは日本海側の気候とリンクしてるのかな。

ズボズボと埋まりながら先に進みます。




やっと樹林帯を抜け、雪ガ少なくなって歩きやすくなると思ったら・・・ 

とたんに雪だけじゃなく突風が襲い掛かります。

20kgのザックを担いでいても吹き飛ばされそう。

ヤバイ ヤバイ




こりゃ、ユルユルのお散歩どころじゃないですね。

本気モード全開です。




とりあえず、岩の陰に隠れてストックをピッケルに持ち替えました。




前回の横岳と違って時々風が弱くなったりしているので、弱くなったタイミングで前に進みます。




突風が来るとしばらく耐風姿勢でやり過ごします。

この繰り返し。

ところどころ雪の斜面もあるので滑落注意。




やっとの思いで峰の茶屋跡避難小屋に到着しました。

いや~助かった。




小屋の中に入ってやっと一息。

よく見ると、窓の辺りは雪が吹き込んで大変なことに。

わずかな隙間から入り込んだんでしょうね。




いや~風が無いってのはなんてありがたいんだ。

ようやっと寛ぎます。




さあ、昼飯でも食べましょう。

最近はいつもコレ。

マルちゃん正麺の塩味。

乾燥野菜をプラスしていただきます。




避難小屋で風が収まるのを2時間ほど待ちましたが、いつまでたっても風はおさまりません。

それどころか、ジェット機が近くを飛んでいるかのごとき轟音がむしろ強くなっているみたい。

時間も時間だし、そろそろ行かなくちゃ。

まあ、那須岳避難小屋までは、ここから下りで1時間かかりませんからね。

稜線を過ぎればだんだん風も弱まるだろうし、しばらく降りれば樹林帯に入るし。

ということで小屋を後に那須岳避難小屋に向かいます。


ところが、小屋の影から出たとたん、想像を絶する風が!!

前回の横岳を上回る、まさに暴風。

慌ててピッケルを刺して耐風姿勢をとりましたが、それでも見事にひっくり返されました。

岩にしがみつきながら、どうにか避難小屋の影に戻って写真を1枚。

風は写真に写りませんね。

いや~命の危険を感じるレベルの暴風です。

どう考えても那須岳避難小屋に行くのはムリ。

といっても、もう15時。

あの防風の中、駐車場に戻るのも危険ですね。

ということで、本来、宿泊できない峰の茶屋跡避難小屋ですが、今回はビバークということで

泊まらせていただくという決断を。




そうなったら割り切りですね、奥の部屋に入って準備準備。

マットを膨らましてシュラフを引いたら準備OK!

今回は、いろいろお酒を持ってきましたよ。

ビールに赤ワイン、日本酒に焼酎、全部飲んじゃいますよ(笑)




まずはビールといいたいところですが、何せクソ寒くてビールを飲む気にはなりません。

ワンカップを湯煎して熱燗でいただきます。




かんぱ~い!

ふじぶんさん、ビール逝くんだ。




くぅー!

熱燗は効くねぇ

暖まります。




今回久しぶりに温度計を持って来ましたよ。

やっぱ寒いわけだよな、マイナス7度だって。




さあさああ、今回は食べ物も豪華版ですよ。

久しぶりに、スキヤキをいただいちゃいます。

もちろん、生玉子も持ってきましたよ。

ワインも湯煎してホットでいただいちゃいます。




いや~うまい!

お山でスキヤキ、さいこー!



しこたま飲んだところで、やっぱり寒いのでシュラフにもぐりこんでおやすみなさい。

朝方までジェット機が飛んでいる音は鳴り続けましたが、酔っ払っちゃえば怖いものなし。

朝までぐっすりと眠りました。





2月19日(月)

6時30分。

辺りが明るくなったところで目が覚めました。

モンベルの#1シュラフにオクトスのシュラフカバー、R値5.0のマットのおかげで寒さを感じることは

ありませんでした。

さあ、朝めしでも食べましょうか。

昨日のスキヤキの残りにうどんを入れてっと。

生玉子を割って・・・ あれ?

もしかして、生玉子凍ってるし。

玉子って凍るんだ。




しょうがないから、うどんにぶち込んじゃえ。

ということで冷凍玉子入りうどんに。




ゴーゴーという音は大分弱まった感じ。

もう大丈夫かな、と外に出てみると相変わらずの強風です。

それでも前日より大分ましになったかな。

糞日をしたら、さあ行きますか。

行きますかといっても、朝日岳に行こうなんて話はどちらからも出ませんでした(笑)

暗黙の了解、とっとと帰りましょう。




ピークを踏まずに敗退。

もしかしたら初めてかも。




振り返ると峰の茶屋跡避難小屋と剣ヶ峰。

また来年来ましょう。




前日の踏み跡はきれいに消えてなくなっていました。

夏道は何回も歩いているので大体の方向はわかっていますが、雪山のルートファインディングは

やっぱり難しい。




方向感覚をたよりに、膝までの雪や時折踏み抜いてももまで埋まったりしながらどうにか夏季の

駐車場まで戻ってきました。

振り返ると朝日岳が顔を出し・・・青空まで見え始めました。

帰りに晴れる・・・ なんか最近このパターン多いような。




駐車場から先も踏み跡が消えており、何回か道をロストしましたがどうにか大丸駐車場まで

戻ってきました。




いや~今回もまいったまいった。

まさかの敗退とは。

あの風、人生最大の風を更新しましたね。

まあ、良い経験になりました。



帰りは、上三川のジョイフル本田でお買い物。

TOHOのカセットガスゴールド、ジョイフルにあるとの情報で立寄ってみました。

あったあった!

このガス、イソブタン配合で低温に強い割りにお安いんですよね。

詰め替えように6本お買い上げ~

これでしばらく大丈夫だ。




さあ、次のお山は、ふじぶんさんの要望で赤岳・阿弥陀岳に決定。

セミワンタッチの12本爪も初使用の予定。

今度こそ晴天を祈りますよ~
  


Posted by そーしん at 22:14那須岳(朝日岳)那須岳避難小屋