2022年01月12日
山友マサ☆さんの雪山テント泊デビューで瑞牆山 富士見平小屋
12月29日(水)~12月31日(金)
百名山友達のマサ☆さん、今年から本格的に雪山テン泊デビューしたいというので、装備なんかの相談に乗っていたんですよね(人の相談に乗るなんてボクもエラくなったもんだ)。
いよいよデビューしましょうということで、比較的軽めの雪山・富士見平小屋泊で瑞牆山に行って来ました。
久しぶりでしたが、富士見平小屋のテン場と瑞牆山、やっぱりいいですね。ゆったりのんびり、良いデビュー戦になりました。

12月29日(水)
まさ☆さんとは高井戸のコンビニで21時40分に待ち合わせ。調布ICから中央高速に乗り、深夜割引が適用される24時過ぎに韮崎ICを出て道の駅韮崎で仮眠。一杯飲んだらおやすみなさい。
12月30日(木)
5時30分に起きて6時30分に瑞牆山荘横の駐車場に到着。心配した道路の状況も雪がうっすらと積もる程度で問題ありませんでした。

今回のザックはこんな感じ。それほどヤバイ山じゃないのでヘルメットやピッケルを置いてきたので17kgと雪山テン泊にしては軽めです。

スタートからチェーンアイゼンを装着。登山道に雪があったりなかったりだったので、チェーンアイゼンでちょうどいい感じでした。

急登を尾根まで登ると突如視界が開けて瑞牆山がバーン!瑞牆山、久しぶりに見ましたがカッコいいですね。

稜線に出ると少し傾斜が緩やかになりました。
水場の看板があったので行ってみると、水は豊富に出ていましたよ。これで糸安心。雪から水を作らずに済みますね。

水場のすぐ上に本日宿泊の富士見平小屋がありました。出発から50分しか経ってませんからユルユルですね。

年末年始は小屋も営業しているかと思いましたが、営業していませんでした。ということはテン場代もしかして無料?

小屋からは名前の通り富士山がキレイに見えました。

さあ、早速テントを張りましょうか。よさげなスペースを見つけ・・・

スコップで整地します。思ったより雪は少ないですね。少し掘るとすぐ地面が出てきました。

15分くらい経ったところで、ボクは早々にこんなもんでいいんじゃないと切り上げます。マサ☆さんは丁寧に仕上げてました。こういうところに性格が出ますね。

ボクはちゃっちゃと設営完了。今回はダンロップのVS-20にしましたよ。とにかく張るのが楽で丈夫なテントなので雪山では一番安心なテントです。
マサ☆さんは、初張りのスノーフライを色々と検証しながら張っていました。

ひと休憩したら、さあ行きますか。アタックザック一つで出発です。

一旦山を下るんですね。日のあたらない斜面は雪がたっぷり。チェーンアイゼンだとちょっと心もとない感じではありますが、12本爪を出すほどでもないかな、そのまま行きます。

下り切ると桃太郎岩がありました。久しぶりに見るけどこの岩こんなに大きかったっけ?ド迫力です。

そして相変わらず岩を支えている小枝たち(笑)

岩ゴロゴロの急登が始まりました。雪が少なくなったのでチェーンアイゼンで正解ですね。

でっかい岩や鎖も現れましたよ。こんなハードな山だったかな。

木の間から、この山のシンボルでもある大ヤスリ岩が見えました。

大ヤスリ岩、袂まで行くと見上げるデカさです。迫力あるな~

しばらく登ると、大ヤスリ岩が見下ろせました。

急登を登り切り、裏側から登り返すと視界が開けました。さあ、あと一息で山頂です。

はい、山頂に到着です。風は時折強く吹きますが心配したほどではないですね。

山頂標識と記念撮影。

眼下には大ヤスリ岩が見下ろせます。この景色も久しぶりですがなかなかの絶景ですね。

こちらは金峰山方面。山頂は雲の中ですね。あっちに行こうかって話も合ったけどこっちで正解だったようです。

八ヶ岳も裾野しか見えませんね。これも予報通り。最初は赤岳に行こうかと思ったけどでこっちにして正解でした。

さあ、来た道を戻って下山しましょう。

出発から3時間ほどでテン場まで戻って来ました。

マサ☆さんはまだフライのスカート埋めたり作業してるけど、先に一杯やっちゃいましょうかね。

まだ明るいけど日本酒もやっちゃいますよ。この前masaさん家でキャンプした時にあーちゃんからもらったヤツ(笑)

つまみに、まさ☆さんから餃子いただきました。山で焼き餃子か。考えたことなかったけどアリだよな。鍋の具にもなるし。今度やってみよう。

まさ☆さんのテント、プロモンテのVLシリーズなんだけど、スノーフライも買ったんだよな。スノーフライって本格適っぽくてかっこいいよな。欲しいけど高いんだよな。
しっかり裾まで雪で埋まってますね。

餃子の次は、高級なソーセージもいただいちゃいました。

飲み始めが早かったので一旦お昼寝タイム。お昼寝した後は、もう夕食タイムです。今回はフリーズドライのカレーを入れてカレー鍋をいただきます。

まあ、カレー味ですからね、鉄板のウマさです。会話しながら食べていたんですが、雪が降ってきたので各自テントに籠りました。

テント内はマイナス2度くらいでしょうか。さあ、これからどこまで下がりますかね。

いつものようにステンレスボトルを湯たんぽにします。これでホッカホカで眠れます。

テント内で焼酎を飲んでいたんですが、いつの間にか落ちていました。

12月31日(金)
朝目が覚めるとテント内はマイナス4度くらい。思ったより冷えなかったようです。

でも、いつものことですが鍋の残りはカッチカチ。全室に置いておいたんですが、雪が吹き込んでえらいことになっていました。

バーナーで温めてからご飯を入れて、おじやにしていただきます。カレーの匂いがが食欲をそそりますね。

気温はそれほど低くないんでしょうが、風が吹いているので体感温度はマイナス10度くらいな感じです。かじかむ手でどうにか撤収。久しぶりにキッツイ撤収でした。

さあ、帰りましょうか。

瑞牆山も見納めです。

下山は40分ほど。あっという間に下山完了。

車にも雪が積もっていました。車の温度計は外気温がマイナス7度だったので、テン場はもっと冷えたんですね。どうりで撤収時に寒かったわけだ。
フロントガラスの雪もカチカチに凍って暖房をつけてもなかなか融けないほど。こんなの久しぶりの経験でした。

ということで今年の山納めが無事終了しました。マサ☆さんも無事凍えることなく夜を過ごせたようだし、これから雪山も一緒に行けそうですね。雪山シーズンはまだ始まったばかり。お楽しみが増えました。
百名山友達のマサ☆さん、今年から本格的に雪山テン泊デビューしたいというので、装備なんかの相談に乗っていたんですよね(人の相談に乗るなんてボクもエラくなったもんだ)。
いよいよデビューしましょうということで、比較的軽めの雪山・富士見平小屋泊で瑞牆山に行って来ました。
久しぶりでしたが、富士見平小屋のテン場と瑞牆山、やっぱりいいですね。ゆったりのんびり、良いデビュー戦になりました。
12月29日(水)
まさ☆さんとは高井戸のコンビニで21時40分に待ち合わせ。調布ICから中央高速に乗り、深夜割引が適用される24時過ぎに韮崎ICを出て道の駅韮崎で仮眠。一杯飲んだらおやすみなさい。
12月30日(木)
5時30分に起きて6時30分に瑞牆山荘横の駐車場に到着。心配した道路の状況も雪がうっすらと積もる程度で問題ありませんでした。
今回のザックはこんな感じ。それほどヤバイ山じゃないのでヘルメットやピッケルを置いてきたので17kgと雪山テン泊にしては軽めです。
スタートからチェーンアイゼンを装着。登山道に雪があったりなかったりだったので、チェーンアイゼンでちょうどいい感じでした。
急登を尾根まで登ると突如視界が開けて瑞牆山がバーン!瑞牆山、久しぶりに見ましたがカッコいいですね。
稜線に出ると少し傾斜が緩やかになりました。
水場の看板があったので行ってみると、水は豊富に出ていましたよ。これで糸安心。雪から水を作らずに済みますね。
水場のすぐ上に本日宿泊の富士見平小屋がありました。出発から50分しか経ってませんからユルユルですね。
年末年始は小屋も営業しているかと思いましたが、営業していませんでした。ということはテン場代もしかして無料?
小屋からは名前の通り富士山がキレイに見えました。
さあ、早速テントを張りましょうか。よさげなスペースを見つけ・・・
スコップで整地します。思ったより雪は少ないですね。少し掘るとすぐ地面が出てきました。
15分くらい経ったところで、ボクは早々にこんなもんでいいんじゃないと切り上げます。マサ☆さんは丁寧に仕上げてました。こういうところに性格が出ますね。
ボクはちゃっちゃと設営完了。今回はダンロップのVS-20にしましたよ。とにかく張るのが楽で丈夫なテントなので雪山では一番安心なテントです。
マサ☆さんは、初張りのスノーフライを色々と検証しながら張っていました。
ひと休憩したら、さあ行きますか。アタックザック一つで出発です。
一旦山を下るんですね。日のあたらない斜面は雪がたっぷり。チェーンアイゼンだとちょっと心もとない感じではありますが、12本爪を出すほどでもないかな、そのまま行きます。
下り切ると桃太郎岩がありました。久しぶりに見るけどこの岩こんなに大きかったっけ?ド迫力です。
そして相変わらず岩を支えている小枝たち(笑)
岩ゴロゴロの急登が始まりました。雪が少なくなったのでチェーンアイゼンで正解ですね。
でっかい岩や鎖も現れましたよ。こんなハードな山だったかな。
木の間から、この山のシンボルでもある大ヤスリ岩が見えました。
大ヤスリ岩、袂まで行くと見上げるデカさです。迫力あるな~
しばらく登ると、大ヤスリ岩が見下ろせました。
急登を登り切り、裏側から登り返すと視界が開けました。さあ、あと一息で山頂です。
はい、山頂に到着です。風は時折強く吹きますが心配したほどではないですね。
山頂標識と記念撮影。
眼下には大ヤスリ岩が見下ろせます。この景色も久しぶりですがなかなかの絶景ですね。
こちらは金峰山方面。山頂は雲の中ですね。あっちに行こうかって話も合ったけどこっちで正解だったようです。
八ヶ岳も裾野しか見えませんね。これも予報通り。最初は赤岳に行こうかと思ったけどでこっちにして正解でした。
さあ、来た道を戻って下山しましょう。
出発から3時間ほどでテン場まで戻って来ました。
マサ☆さんはまだフライのスカート埋めたり作業してるけど、先に一杯やっちゃいましょうかね。
まだ明るいけど日本酒もやっちゃいますよ。この前masaさん家でキャンプした時にあーちゃんからもらったヤツ(笑)
つまみに、まさ☆さんから餃子いただきました。山で焼き餃子か。考えたことなかったけどアリだよな。鍋の具にもなるし。今度やってみよう。
まさ☆さんのテント、プロモンテのVLシリーズなんだけど、スノーフライも買ったんだよな。スノーフライって本格適っぽくてかっこいいよな。欲しいけど高いんだよな。
しっかり裾まで雪で埋まってますね。
餃子の次は、高級なソーセージもいただいちゃいました。
飲み始めが早かったので一旦お昼寝タイム。お昼寝した後は、もう夕食タイムです。今回はフリーズドライのカレーを入れてカレー鍋をいただきます。
まあ、カレー味ですからね、鉄板のウマさです。会話しながら食べていたんですが、雪が降ってきたので各自テントに籠りました。
テント内はマイナス2度くらいでしょうか。さあ、これからどこまで下がりますかね。
いつものようにステンレスボトルを湯たんぽにします。これでホッカホカで眠れます。
テント内で焼酎を飲んでいたんですが、いつの間にか落ちていました。
12月31日(金)
朝目が覚めるとテント内はマイナス4度くらい。思ったより冷えなかったようです。
でも、いつものことですが鍋の残りはカッチカチ。全室に置いておいたんですが、雪が吹き込んでえらいことになっていました。
バーナーで温めてからご飯を入れて、おじやにしていただきます。カレーの匂いがが食欲をそそりますね。
気温はそれほど低くないんでしょうが、風が吹いているので体感温度はマイナス10度くらいな感じです。かじかむ手でどうにか撤収。久しぶりにキッツイ撤収でした。
さあ、帰りましょうか。
瑞牆山も見納めです。
下山は40分ほど。あっという間に下山完了。
車にも雪が積もっていました。車の温度計は外気温がマイナス7度だったので、テン場はもっと冷えたんですね。どうりで撤収時に寒かったわけだ。
フロントガラスの雪もカチカチに凍って暖房をつけてもなかなか融けないほど。こんなの久しぶりの経験でした。
ということで今年の山納めが無事終了しました。マサ☆さんも無事凍えることなく夜を過ごせたようだし、これから雪山も一緒に行けそうですね。雪山シーズンはまだ始まったばかり。お楽しみが増えました。
2014年11月04日
金峰山と瑞牆山 テント担いで山登り♪
11月1日(土)~11月3日(月)
11月最初の週末は、ご近所キャンパーのkanohanaさんと二人でお山登りに行ってきました。
kanohanaさんとは、キャンプを始めたのもブログを書き始めたのもだいたい同時期。
いわばブロガー同期なんですよね。
あれから5年、子供も大きくなりファミキャン卒業シーズンがやってきちゃいました。
そんなさびしんぼブロガーふたりで、百名山の金峰山と瑞牆山にお手軽にテント泊で
登ってきました。
なかなか楽しいお山登りでしたよ~♪
11月1日(土)
ご近所のkanohanaさん家に迎えに行って越谷を21時30分に出発。
首都高・中央道を経由して須玉インターで降りました。
インターを降りてからの道は、街灯もなく真っ暗でしたが道はきちんと舗装されていたので
この前の赤岳とは大違いでちょっと安心。
00時30分に瑞牆山荘の駐車場に到着しました。
駐車場がいっぱいになるのでは?と心配しましたが、天気予報があまり良くなかったせいか
余裕で車を止められました。
ビールを飲んで車中泊。
おやすみなさ~い

11月2日(日)
この時期の車中泊ですが、寒くて4時ごろ目が覚めまちゃいました。
シュラフでも出した方が良かったかな。
5時30分に起きだして6時に歩き始めました。
よく整備された歩きやすい道がしばらく続きます。

左前方、木々の間から瑞牆山が見えました。
瑞牆山は明日登る予定なんですよね。
なかなか楽しみな山容です。

登り始めて1時間弱、あっという間に富士見平小屋に到着しました。
本日はコチラのテント場でキャンプします。
ということで、大きな荷物を背負う区間は終了です。
さすがkanohanaさん、楽ちんコースをご存知ですね。
楽ちんコースとわかっていたので、ビールやら焼酎やら鍋の具材やら宴会グッズも
いろいろ入れてきちゃいました。
ザックの重さを量ったら、ナント19kg(汗)
テン泊代1000円をお支払いして、目印の黄色い紐をいただきました。

富士見平小屋からは、その名の通り富士山が見えますね。

ささっと、テントを設営。
ウチのはもちろんお山では初使用のトレックドーム2です。
こちらのテント場、林間の気持ちの良いサイトです。
キャンプだけに来てもいいくらいだな~
設営完了したころ、朝日が昇ってきました。

一休みしたところで、大きな荷物をテントに置いて金峰山に向けて出発です。

木の間越しに、南アルプスが見えました。
いい天気です。

途中の見晴らしが良いところでちょっと休憩。
荷物はモンベルのザックのふた部分に雨具とお昼だけ。
テントを担いでいた先ほどまでと比べれば、羽が生えたように楽ちんです。

雲海も神秘的ですね。
山々が雲に浮かんだ島のようです。

しばらく登ると大日岩が。
よじ登っている人が見えました。
ちょっと登ってみたかったけど、先を急ぐので今回はパス。

その後も、けっこう長いこと林間を歩いた後、森林限界を抜けてやっと稜線に出ました。
稜線の右側は切り立った崖です。
おっかね~
でもよく見ると絶景です。

切り立った崖のふちまで行ってみました。
落っこちたら一発ですね。

しばらく稜線の岩ごろごろを歩くと、金峰山の山頂が見えてきました。
左端が金峰山の山頂。
そのすぐ右のでっぱりが五丈岩かな。
アップダウンもそれほどきつくないので、稜線の景色を楽しみながら歩きます。

途中、ちょこっとしたクサリ場も。
クサリはあくまで補助的な感じですね。

振り返ると、かなり下の方に瑞牆山。
明日の今頃はあの山頂の予定。
あの岩ごろごろの山頂に本当に登れるのかな?

右端に見える瑞牆山のそばから歩き始めたから、ずいぶんと歩いてきましたね。
本当なら瑞牆山の奥には八ヶ岳の大パノラマ・・・のはずなんですが雲がかかっちゃいました。

もう一息で金峰山の山頂です。
奥の方からガスが出てきましたね。
足元はがれがれの岩場ですが、先を急ぎましょう。

ほどなく、標高2599m、奥秩父の盟主と言われる金峰山の山頂に到着しました。
出発の時はあんなに晴れていたのに、いつの間にか曇り空に。
山の天気は変わりやすいですね。

山頂には、有名な五丈岩という神殿のような岩があります。
壁にとりついている人がわかりますか。
勇気ある人は岩の上に登ることもできるようです。
実はこれ楽しみにしていたんですよね。
後でチャレンジすることにしましょう。

まずはカップラーメンで腹ごしらえ。
あっ!箸がない
近くにあった枝を箸代わりに・・・
ワイルド過ぎでしょう(笑)

お腹もいっぱいになったことだし、五丈岩にチャレンジです。
下から見ていると簡単そうに見えるんですけどね。
ふむふむ。あそこからああ行ってこう登るのかぁ
ところがいざ登り始めると、見るとやるとじゃ大違い。
大体において、すごーく高くて怖い
緑の人が登っている場所も大変なんですが、青い人ががんばっている場所が一番大変でした。
何しろ手がかりがない。
3点確保のはずが2点でえいや!って感じです。

最後の難関もどうにか腕力で切り抜けて、五丈岩登頂に成功!!
達成感と相まって気持ちいい~

上から見下ろすとこんな感じ。
岩の直下に見える青い服がkanohanaさん。
ガスってほとんど眺望もないし、強風で危険なのでさっさと降ります。

ところが降りる方が登るとき以上に怖い(汗)
特にこのポイント。
写真だとけっこう幅があるように見えますが、本人的には人一人がやっとの幅。
なにせ踏み外したら下の段からさらに落ちちゃうので良くて骨折、悪ければ・・・ですからね。

岩登りから降りてくるとkanaohanaさんにコーヒーを淹れていただきました
寒かったので疲れた体に沁み渡りました。

さあそろそろ帰りましょうか。
来た道を戻るんですが、ときどきガスに覆われて前が見えなくなっちゃいます。

少し下るとまた眺望がよくなりました。帰りはまたまた稜線歩き。

振り返ると、さきほど登った五丈岩に登っている人が見えました。
おっかね~

前方に見えるのは南アルプス。
上の方に雲がかかっていて残念ながら山頂は見えませんでした。

だいたいコースタイム通りでしょうか。
15時ごろに、富士見平小屋に戻ってきました。
8時に出発したので約7時間の行程、荷物が軽いとはいえけっこう疲れました。。

小屋から2~3分ところにある水場で水を補給してテントに戻ります。

荷物を下ろしたら何はともあれぷしゅ!
kanohanaさんが担ぎ上げたサントリープレミアモルツ500mlいただきました。
しかも保冷剤入りでキンキンみ冷えているなんてビックリ。
きくぅ~

晩飯まで時間があるので、それぞれでまったりタイム。
本を読んだりお昼寝したり。
この本、図書館で借りたんですが本面白いですよ。
昭和初期のまだ未開拓だった時代の黒部のお話です。
昔はわらじ履いてで登山していたんだ。
昔の人、すご過ぎです。

そして17時から宴会。
北岳でT田くんに教えてもらったレシピでキムチ鍋。
野菜はきざんでジップロックに。
調味料はタッパーに入れて持っていきました。
寒い時はあったまるしうめぇ!
スライスしたしゃぶしゃぶ餅もうまかった~

そしてお酒はもちろん、イモ焼酎のお湯割り。
これまた体があったまりました。

朝が早かったこともあり、18時にはそれぞれテントに戻ってシュラフにもぐりこみ・・・
本を読んでいたんですがいつの間にか眠っちゃいました

11月3日(月)
5時起床。
まだ辺りは暗いですが、昨夜のキムチ鍋にサトウのごはんを入れておじやに。
元気でますね~
やっぱりあったかい物がうまい!

薄明るくなってきた6時に、雨具と行動食だけ持って出発。
本日は瑞牆山を目指します。
木の間から目指す山頂が見えました。

山登りかと思いきや、キャンプ場からはいったん沢筋まで下ります。
かなり急な下りです。

しばらく下って沢を渡ったら、ここからが登りです。

登り始めてすぐにこんな巨石がありました。
桃太郎岩という岩のようです。
そういわれてみれば、真ん中からぱっくりと割れていますね。
なぜかみんなつっかえ棒を入れるんですよね。
帰りにkanohanaさんも入れてました(笑)

ここからはかなりの急登。
クサリ場あり、ルートもわからないような岩ごろごろの地帯を手も使いながら登ります。

テント泊なので、今回もザックはこれ一つ。
楽ちんですね~

途中、富士山がキレイに見えました。
今日こそ天気は快晴の様です。

大ヤスリ岩のしたまでたどり着きました。
もう一息です。

いったん山の裏側に回って上り詰めると山頂が。

正面の富士山方面、絶景です。

右下には先ほど下から見上げてそびえ立っていた大ヤスリ岩。

そして八ヶ岳。
八ヶ岳は残念ながら山頂のみ雲の中。

標高2230m瑞牆山山頂でkanohanaさんばりに山頂コマネチ(笑)
う~ん・・・切れ味が今一つだな。

帰りは来た道をもどって9時にはキャンプ場に戻ってきました。
往復3時間と時間的にはお手軽風な感じですが、思ったよりハードなお山でした。

まったりとコーヒーをいただいたりしながらテントを乾かして撤収。
さあ、中央道が渋滞する前に帰りましょう。
久しぶりに大きなザックを担いで山を降ります。

下りはたったの40分。
のはずが右ひざが痛くなって途中でサポーターをつける羽目に。
歩き方が悪いのかな?
登るときは暗くてよくわかりませんでしたが、山荘付近は紅葉がキレイででした。

下り終わって、瑞牆山荘で金峰山・瑞牆山のバッジをゲット。
今回で百名山2座制覇しました。

駐車場までの道には路駐する車も。
天気が良かったから日帰りの人がたくさん来たみたいですね。
11時には駐車場を後にしました。

ということで、さびしんぼおやぢ二人のテン泊登山終了です。
kanohanaさん、いろいろとお世話になりました。
来年からファミリーキャンプもなくなりそうなので、またお山行きましょ!
11月最初の週末は、ご近所キャンパーのkanohanaさんと二人でお山登りに行ってきました。
kanohanaさんとは、キャンプを始めたのもブログを書き始めたのもだいたい同時期。
いわばブロガー同期なんですよね。
あれから5年、子供も大きくなりファミキャン卒業シーズンがやってきちゃいました。
そんなさびしんぼブロガーふたりで、百名山の金峰山と瑞牆山にお手軽にテント泊で
登ってきました。
なかなか楽しいお山登りでしたよ~♪
11月1日(土)
ご近所のkanohanaさん家に迎えに行って越谷を21時30分に出発。
首都高・中央道を経由して須玉インターで降りました。
インターを降りてからの道は、街灯もなく真っ暗でしたが道はきちんと舗装されていたので
この前の赤岳とは大違いでちょっと安心。
00時30分に瑞牆山荘の駐車場に到着しました。
駐車場がいっぱいになるのでは?と心配しましたが、天気予報があまり良くなかったせいか
余裕で車を止められました。
ビールを飲んで車中泊。
おやすみなさ~い

11月2日(日)
この時期の車中泊ですが、寒くて4時ごろ目が覚めまちゃいました。
シュラフでも出した方が良かったかな。
5時30分に起きだして6時に歩き始めました。
よく整備された歩きやすい道がしばらく続きます。
左前方、木々の間から瑞牆山が見えました。
瑞牆山は明日登る予定なんですよね。
なかなか楽しみな山容です。
登り始めて1時間弱、あっという間に富士見平小屋に到着しました。
本日はコチラのテント場でキャンプします。
ということで、大きな荷物を背負う区間は終了です。
さすがkanohanaさん、楽ちんコースをご存知ですね。
楽ちんコースとわかっていたので、ビールやら焼酎やら鍋の具材やら宴会グッズも
いろいろ入れてきちゃいました。
ザックの重さを量ったら、ナント19kg(汗)
テン泊代1000円をお支払いして、目印の黄色い紐をいただきました。
富士見平小屋からは、その名の通り富士山が見えますね。
ささっと、テントを設営。
ウチのはもちろんお山では初使用のトレックドーム2です。
こちらのテント場、林間の気持ちの良いサイトです。
キャンプだけに来てもいいくらいだな~
設営完了したころ、朝日が昇ってきました。
一休みしたところで、大きな荷物をテントに置いて金峰山に向けて出発です。
木の間越しに、南アルプスが見えました。
いい天気です。
途中の見晴らしが良いところでちょっと休憩。
荷物はモンベルのザックのふた部分に雨具とお昼だけ。
テントを担いでいた先ほどまでと比べれば、羽が生えたように楽ちんです。
雲海も神秘的ですね。
山々が雲に浮かんだ島のようです。
しばらく登ると大日岩が。
よじ登っている人が見えました。
ちょっと登ってみたかったけど、先を急ぐので今回はパス。
その後も、けっこう長いこと林間を歩いた後、森林限界を抜けてやっと稜線に出ました。
稜線の右側は切り立った崖です。
おっかね~
でもよく見ると絶景です。
切り立った崖のふちまで行ってみました。
落っこちたら一発ですね。
しばらく稜線の岩ごろごろを歩くと、金峰山の山頂が見えてきました。
左端が金峰山の山頂。
そのすぐ右のでっぱりが五丈岩かな。
アップダウンもそれほどきつくないので、稜線の景色を楽しみながら歩きます。
途中、ちょこっとしたクサリ場も。
クサリはあくまで補助的な感じですね。
振り返ると、かなり下の方に瑞牆山。
明日の今頃はあの山頂の予定。
あの岩ごろごろの山頂に本当に登れるのかな?
右端に見える瑞牆山のそばから歩き始めたから、ずいぶんと歩いてきましたね。
本当なら瑞牆山の奥には八ヶ岳の大パノラマ・・・のはずなんですが雲がかかっちゃいました。
もう一息で金峰山の山頂です。
奥の方からガスが出てきましたね。
足元はがれがれの岩場ですが、先を急ぎましょう。
ほどなく、標高2599m、奥秩父の盟主と言われる金峰山の山頂に到着しました。
出発の時はあんなに晴れていたのに、いつの間にか曇り空に。
山の天気は変わりやすいですね。
山頂には、有名な五丈岩という神殿のような岩があります。
壁にとりついている人がわかりますか。
勇気ある人は岩の上に登ることもできるようです。
実はこれ楽しみにしていたんですよね。
後でチャレンジすることにしましょう。
まずはカップラーメンで腹ごしらえ。
あっ!箸がない

近くにあった枝を箸代わりに・・・
ワイルド過ぎでしょう(笑)
お腹もいっぱいになったことだし、五丈岩にチャレンジです。
下から見ていると簡単そうに見えるんですけどね。
ふむふむ。あそこからああ行ってこう登るのかぁ
ところがいざ登り始めると、見るとやるとじゃ大違い。
大体において、すごーく高くて怖い

緑の人が登っている場所も大変なんですが、青い人ががんばっている場所が一番大変でした。
何しろ手がかりがない。
3点確保のはずが2点でえいや!って感じです。
最後の難関もどうにか腕力で切り抜けて、五丈岩登頂に成功!!
達成感と相まって気持ちいい~
上から見下ろすとこんな感じ。
岩の直下に見える青い服がkanohanaさん。
ガスってほとんど眺望もないし、強風で危険なのでさっさと降ります。
ところが降りる方が登るとき以上に怖い(汗)
特にこのポイント。
写真だとけっこう幅があるように見えますが、本人的には人一人がやっとの幅。
なにせ踏み外したら下の段からさらに落ちちゃうので良くて骨折、悪ければ・・・ですからね。
岩登りから降りてくるとkanaohanaさんにコーヒーを淹れていただきました

寒かったので疲れた体に沁み渡りました。
さあそろそろ帰りましょうか。
来た道を戻るんですが、ときどきガスに覆われて前が見えなくなっちゃいます。
少し下るとまた眺望がよくなりました。帰りはまたまた稜線歩き。
振り返ると、さきほど登った五丈岩に登っている人が見えました。
おっかね~
前方に見えるのは南アルプス。
上の方に雲がかかっていて残念ながら山頂は見えませんでした。
だいたいコースタイム通りでしょうか。
15時ごろに、富士見平小屋に戻ってきました。
8時に出発したので約7時間の行程、荷物が軽いとはいえけっこう疲れました。。
小屋から2~3分ところにある水場で水を補給してテントに戻ります。
荷物を下ろしたら何はともあれぷしゅ!
kanohanaさんが担ぎ上げたサントリープレミアモルツ500mlいただきました。
しかも保冷剤入りでキンキンみ冷えているなんてビックリ。
きくぅ~

晩飯まで時間があるので、それぞれでまったりタイム。
本を読んだりお昼寝したり。
この本、図書館で借りたんですが本面白いですよ。
昭和初期のまだ未開拓だった時代の黒部のお話です。
昔はわらじ履いてで登山していたんだ。
昔の人、すご過ぎです。
そして17時から宴会。
北岳でT田くんに教えてもらったレシピでキムチ鍋。
野菜はきざんでジップロックに。
調味料はタッパーに入れて持っていきました。
寒い時はあったまるしうめぇ!
スライスしたしゃぶしゃぶ餅もうまかった~
そしてお酒はもちろん、イモ焼酎のお湯割り。
これまた体があったまりました。
朝が早かったこともあり、18時にはそれぞれテントに戻ってシュラフにもぐりこみ・・・
本を読んでいたんですがいつの間にか眠っちゃいました

11月3日(月)
5時起床。
まだ辺りは暗いですが、昨夜のキムチ鍋にサトウのごはんを入れておじやに。
元気でますね~
やっぱりあったかい物がうまい!
薄明るくなってきた6時に、雨具と行動食だけ持って出発。
本日は瑞牆山を目指します。
木の間から目指す山頂が見えました。
山登りかと思いきや、キャンプ場からはいったん沢筋まで下ります。
かなり急な下りです。
しばらく下って沢を渡ったら、ここからが登りです。
登り始めてすぐにこんな巨石がありました。
桃太郎岩という岩のようです。
そういわれてみれば、真ん中からぱっくりと割れていますね。
なぜかみんなつっかえ棒を入れるんですよね。
帰りにkanohanaさんも入れてました(笑)
ここからはかなりの急登。
クサリ場あり、ルートもわからないような岩ごろごろの地帯を手も使いながら登ります。
テント泊なので、今回もザックはこれ一つ。
楽ちんですね~
途中、富士山がキレイに見えました。
今日こそ天気は快晴の様です。
大ヤスリ岩のしたまでたどり着きました。
もう一息です。
いったん山の裏側に回って上り詰めると山頂が。
正面の富士山方面、絶景です。
右下には先ほど下から見上げてそびえ立っていた大ヤスリ岩。
そして八ヶ岳。
八ヶ岳は残念ながら山頂のみ雲の中。
標高2230m瑞牆山山頂でkanohanaさんばりに山頂コマネチ(笑)
う~ん・・・切れ味が今一つだな。
帰りは来た道をもどって9時にはキャンプ場に戻ってきました。
往復3時間と時間的にはお手軽風な感じですが、思ったよりハードなお山でした。
まったりとコーヒーをいただいたりしながらテントを乾かして撤収。
さあ、中央道が渋滞する前に帰りましょう。
久しぶりに大きなザックを担いで山を降ります。
下りはたったの40分。
のはずが右ひざが痛くなって途中でサポーターをつける羽目に。
歩き方が悪いのかな?
登るときは暗くてよくわかりませんでしたが、山荘付近は紅葉がキレイででした。
下り終わって、瑞牆山荘で金峰山・瑞牆山のバッジをゲット。
今回で百名山2座制覇しました。
駐車場までの道には路駐する車も。
天気が良かったから日帰りの人がたくさん来たみたいですね。
11時には駐車場を後にしました。
ということで、さびしんぼおやぢ二人のテン泊登山終了です。
kanohanaさん、いろいろとお世話になりました。
来年からファミリーキャンプもなくなりそうなので、またお山行きましょ!