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2017年07月31日

新しい相棒と、筑波山登山&河原キャンプ

7月29日(土)~7月30日(日)

先日、長瀞で故障した、わが愛車のゴルフくん。

実は思ったより重症で・・・ 結局廃車になっちゃった。

まだ買って半年しか乗っていないのにガーン


車が無いととっても不便、ということで、そっこー新しい車(中古ですが)を買って金曜日に

やっと納車になりました。

週末は、早速新しい相棒とお出かけ。

ということで、お山に登って河原でキャンプをしてきました。


新しい相棒はまたしてもゴルフくん。いつかは四駆に乗りたいものです。





7月29日(土)

さあ、新しい相棒も来た事だし、週末は外遊びだぞ!

どこに行こうかな。

何でも、栃木の廃道の奥に見たことも無いくらいキレイな川があるとか。

パックラフト担いで、その川を漕ぎに行こうかな。

それとも群馬か秩父で山登りか。

と思って調べたら、週末の予報はあっちもこっちも雨雨

どこか雨が降らないところはないかな・・・ と調べるも、どうにか天気が持ちそうなのは

茨城方面のみ。

茨城っていったら筑波山かなぁ

でも、この時期の筑波山標高も低いから暑そうだけどな。

まあ、筑波山は裏から登ってばかりでメジャーなルートから登ったことないし、初めての

表筑波でも行ってみますか。


ということで、10時前に自宅を出発。

途中から筑波山が姿を現しました。

山頂付近は雲の中。

まあ、しょうがないですね。





11時半過ぎに駐車場に到着。

登山口付近の駐車場は、公営・民間といろいろあるんですが、大体500円なんですよね。

少し歩くけど「がま公園」なら200円。

車にお金使っちゃいましたからね。

ここは手前で止めて、歩くことにしましょう。





新しい相棒のゴルフくん、前回はヴァリアントというワゴンタイプでしたが今回は純粋な

コンパクトカー。

大きな荷物は積めないけど、このくらいのサイズがちょうど良いんだよな。





準備をしたら、さあ行きますか。

まずは筑波山神社でお参りします。

いつ見ても立派な神社ですな。





境内には・・・やっぱりいました!

がまの油売り。

なんかインチキくさいけど、伝統芸能ですからね。

わかっていても笑っちゃいました。





神社を右手にそれたところに、白雲橋コースの登山道入り口がありました。

ここから本格的な登山道のスタートです。





登山道に入ると、筑波山さすがに古くからの信仰の山ですね。

歴史を感じさせる登山道です。

いや~それにしても暑い。

滝のように汗が流れ落ちます。





しばらく登ると、あたりが薄暗くなり・・・

どうやら雲の中に入ったみたいですね。

少し風も吹き始めて、暑さはひと段落。

お天気悪いのもこの場合はありがたいですね。





登りはじめから1時間20分ほどで広い場所に出ました。

ここが弁慶茶屋跡かな?

ここでロープウェイの駐車場から登ってくる、おたつ石コースと合流します。





しばらく歩くと、おっとれこれ。

有名な弁慶七戻り。

上の乗っている石が落ちてきそうで、弁慶も七戻りしたとかしないとか(笑)





次いで母の胎内くぐり

この岩の左側に抜ける隙間があって、そこを通ると生まれた姿に立ち返ることができるとか

できないとか(笑)

もちろんくぐって生まれ変わりましたよ。





北斗岩だそうです。

この他にも色んな名前の岩が出てきて飽きませんね。

このあたりがこのルートのハイライトです。





登りはじめから1時間40分、女体山の山頂に到着です。





さすがに人気の山ですね。

山頂は人で一杯。

想像していた通りではありますが、あたりは真っ白。

景色はなし

ということで、さっさと山頂を後に。





男体山との鞍部、御幸ヶ原まで下りてきたところで初めての休憩タイム。

さすがに山頂は気温も下がりましたね。

汗が冷えて寒いくらい。

温かいカップラーメンうまし!





お腹も一杯になったところで、さあ下りますか。

下りはもっともメジャーで表参道とも言われる御幸ヶ原コースで帰ります。

よく整備された登山道です。





しばらく下りたところに男女川が。

山頂付近ですから、ほぼ源流という事になりますね。

この流れが、男の川と女の川に分岐して流れていくんですよね。

源流の水、おいしくいただきました。





後は、うっそうとした巨木も森をひたすら下って・・・





あっという間に筑波山神社に戻ってきましたよ。

暑さもあってか、思ったより疲れたな。





さあ、お山登りも終わったことだし、帰りにどこかでキャンプしながら一杯飲みましょう。

筑波といえば、お気に入りの「豊里ゆかりの森」があるわけなんですが、夏休みだしあそこに

行ったらファミキャンだらろうな。幸せそうなファミリーの中、おっさん一人キャンプなんて寂し

すぎるな。

ということで、ゆかりの森の横を通過して、小貝川の河原で幕営。

ここなら静かに過ごせますからね。





ストロングチューハイでかんぱ~い!





食べ物は途中のスーパーで買ってきましたよ。

まずは、牛タンの味噌漬け。





スキレットで焼いて、赤ワインでいただきます。

うまい!





疲れたときは肉だね。

ということでお次は、生ラムジンギスカン。

食欲モモリモリ全開です。

あっというまに平らげちゃいました。





その後はワインをちびりちびり。

いい気分になって、テントにもぐりこんだらおやすみなさ~い。






7月30日(日)

この時期にしては涼しい夜だったので、心配していた寝苦しさもなし。

朝のお散歩で川の様子を見にいくと、朝凪で結構キレイな印象。

意外と雰囲気いいじゃないですか。

確かゆらどんさんが以前DRしていたよな。

暇な時、一回やってみようかな。





朝食は簡単にシリアル。

天気が崩れる予報もあったので、早めに撤収して帰りました。




今回予報がズバリで、雨にやられずに外遊びが出来ました。

さあ、これから相棒のゴルフくんと、いろんな思い出作らなくちゃ。

これから山に川に忙しいぞ。




今回のログです。
低山と思ってなめていたら、暑さのせいもあってけこうバテバテでした。
まあ、良いトレーニングってやつですかね。




  


2017年07月19日

3連休は川下り! アリーで千曲川・万水川ダウンリバー

7月14日(金)~7月17日(月)

3連休は、カヌーで川下り。

久しぶりに、折りたたみできるカナディアンカヌー、アリーを引っ張り出しました。

一度漕いでみたかった千曲川や万水川から犀川までのロングコース。

長野遠征を堪能しました。





7月14日(金)

3連休の渋滞を避けて金曜の夜発。

ゆらどんさんにお迎えにきていただき、草加ICから外環・関越・上信越道と夜の高速を走り、

豊田飯山ICで下りて、千曲川のカヌーポートに1時ごろ到着。

一杯飲んだら、テントを張っておやすみなさ~い。






7月15日(土)

ゆらどんさんはそのまま車中泊でしたが、ボクは車中泊ってどうも苦手なんですよね。

ということで、昨夜は河原にちゃっちゃとテントインナーだけ張って寝ました。

おかげで目覚めはすっきり。

心配したけど、お天気も良さそうですね。





朝早く気温が上がる前に、さっさとアリーを組み立て。

それでも汗かいちゃったけど。


飯山市って、千曲川のいたるところにこんなカヌーポートを作っているんですよね。

カヌーウェルカムという珍しい自治体です。

このカヌーポートも、夏に向けてちょうど整備が終わったところみたいですね。

ご苦労様です。





出艇の準備が出来たら、ゴール地点まで車を回送。

今回は湯滝温泉をゴールに設定。

日帰り温泉施設のすぐ下に駐車場があり、川には段差を付けていてカヌーポートが整備されて

いました。

ラフトの発着場としても利用されているようです。





車を止めたら、徒歩で上境駅に向かいます。





田舎道を5分ほど歩いたところにあったのがこの駅舎。

公衆トイレ・・・じゃないよね。

ずいぶんと小さな駅舎です。

当然、無人駅。

時刻表を見ると、電車は1~2時間に1本だけ。

こりゃ、時間を調べて来ないと大変なことになりますね。

ところで、切符はどうするんだろう?





改札も無いのでそのままホームへ。

ホームで待っていると、電車がやってきました。

思ったとおり、1両編成のかわいい列車。





乗る時に、整理券を取る仕組みなんですね。

なんか、バスみたいだ(笑)





たまに、ローカル線に乗るのもいいです。

こんな事でもなければ、たぶん飯山線にのることなんて無かっただろうな。





15分ほど揺られて飯山駅に。

駅に到着してびっくり!

駅舎が近代的で、ちょー立派!

そうか、北陸新幹線が通ったんですね。





飯山駅から徒歩15分ほどで、カヌーポートまで戻ってきました。

さあ、行きますか。

川の色は、ちょっと残念なコーヒー色。

昨日も雨が降ったみたいだから仕方ないですね。


そういえばこの大河、長野・山梨・埼玉の県境にそびえる甲武信ヶ岳を源にしているんですよね。

先日、この大河の最初の一滴を見に行ったばっかり。

あの流れがこんな大河になるんですね。

先日、最初の一滴を見に行った時の様子はコチラ





ゆらどんさん家は3さんと4さんの親子3人での参加。

1さん、2さんがカヌーに来なくなっても、次々とメンバーが増えてうらやましい。

わが家はもう打ち止め。




千曲川、川幅があるわりに水量があるのでまずまず流れています。

川沿いには民家がけっこうあるので、大自然を満喫とは言えないのが残念なところ。

思ったほど雰囲気の良い川じゃないなぁ


途中の中洲に上陸してランチタイム。




お昼はいつものカップラーメン、ではなくうどん。

コレ、なかなかうまし!





たまには、うどんもいいな。




ここから向かい風が強くなり・・・

風に弱いアリーは、一生懸命漕いでいるのにちっとも進まない。

軽いから風に流されちゃううんですよね。

ゆらどん艇は、ほとんど漕いでいないのに、流れだけで進んでいるぞ。

ちくしょー





必死で漕いで、ヘロヘロになったころ、やっとゴールの橋が見えました。

結局この区間はたいした瀬もなく、漕いでばかりだった印象。

あー疲れた。






回送してあった車に2艇積みして、豊田飯山ICから安曇野ICまで高速を使い、安曇野まで移動。

かじかの里公園キャンプ場に到着しました。

管理棟で大人100円小人50円をお支払い。

このキャンプ場、めちゃめちゃ安い!

でも、普通に立派なキャンプ場です。


ファミリーで賑わっていた水場のそばを避けて、ソロテントが何張りかあった奥の方をチョイス。

ボクはお山用のダンロップVS20を張りました。

ゆらどんさんは、MSRのタープ寝だそうです。

子供二人連れてタープ寝はすごいなぁ と思ったら、けっこう立派なメッシュの蚊帳が付いていた。

それもそのはず、お値段も立派なタープ&蚊帳だそうです。

これは涼しくて良いかも。






さあ、お風呂にでも入りに行きましょう、ということでスマホで温泉施設を調べて向かっていたところ、

通りかかった安曇野ランドというのを発見!

公共施設っぽいな。

聞いてみたら、何と300円でお風呂に入れるとのこと。

こりゃ安い、ということでコチラに変更。





公営施設とはいえ、キレイで立派。

お風呂も展望風呂になっていて、北アルプスを眺めながらゆったりと浸かれました。

キャンプ場にお風呂、公営ばんざい!





汗を流してさっぱりしたところで、どこか近所でメシ食べてっちゃいますか? 

なんて、ゆらどんさんから甘い誘惑が。

う~ん、エアコンの効いたお店で晩メシかぁ・・・

その言葉に、ボクのアウトドアポリシーはへにゃっへにゃと萎み、えーい、行っちゃえ!

ということで、キャンプ中にもかかわらずお店で晩メシを食べることになりました。

だったら長野県民のソウルフード?、テンホウのラーメンを食べましょうということで、

エアコンが効いて快適な環境で熱々のラーメンをいただきました。

ちなみにテンホウは長野県内に30店舗あるラーメン屋さんのチェーン店です。

ボクが子供の頃からお世話になっているんで、この味を食べると長野に帰ってきたなって

実感するんですよ。






テンホウといえば、テンホウ麺かタンタン麺。

子供の頃から変わらぬお味です。





涼しくなった頃、スーパーでおつまみと酒を買ってキャンプ場に戻ってきました。

さあさあ、かんぱ~い!

最近の缶チューハイって、アルコール度数が5%のと9%のがあったりするんですよね。

値段が同じだからと9%を買ったんだけど、喉が渇いているからゴクゴクいっちゃう。

9%って後から効くんですよね。







酒の肴は、これまた長野県民のソウルフード(こっちは結構本気)、鯉の煮付けです。

普通にスーパーで売っているのがスゴイ。

子供の頃お正月とかに、おばあちゃんの家に行くと必ず捌いて出してくれたのが、

鯉のあらいに鯉の煮付け、鯉こくといった鯉料理。

海の無かった長野では、貴重な水産資源だったんでしょうね。

久しぶりに食べたけど、やっぱうまいな。





めずらしく日本酒もクイクイいっちゃいますよ。

キャンプではあんまり日本酒って飲まないんだけど、たまにはうまいね。



疲れもあって、21時頃には、おやすみなさ~いZZZ…




7月16日(日)

朝です。

今日も天気は良さそうですね。

コチラのキャンプ場、大人1泊100円とちょー格安ですが、水場・トイレ(サイトのそばはぼっとんですが、

管理棟まで行けば様式でキレイ)があって芝のサイトだからいうことなしですね。





8時に集合場所の豊科運動広場に移動。

キャンプ場からは10分くらいでした。





駐車場の脇には、こんこんと湧き出す湧水が。

水は恐ろしく冷たく透き通っています。





なるほど、北アルプスに降った雨や雪解け水が地下でろ過されてここから湧き出しているんですね。





出艇場所からは、先週登った常念岳がくっきり。

先週の今頃はあそこに居たんだよな。





さあ、本日は万水川を下ります。

ご一緒するのは、本日から合流のmasaさんソロ。





昨日に引き続き、ゆらどんさんと3さん4さん父娘。





そして、先週のお山に引き続き異能☆さんとちょー久しぶりの小僧Bくん。

Bくん、あんなに小ちゃかったのに、いつの間にかボクよりデカくなってるし。

それもそのはず、もう高校生なんだって。




万水川は、アリーを譲ってもらって引き取りに来たとき以来。

懐かしいなぁ

4年前に引取りに来た時の様子はコチラ






あれからもう4年かぁ アリーともいろいろあったよな。






万水川、途中で大王わさび農園に寄る為に、本流を下ってきてから、支流をⅤ字に漕ぎ

上がるんですよね。

※この写真は、上陸した後に漕ぎ上がりポイントを撮影したものです。
 写真左奥の濁った川を下ってきて、手前の流れを左のほうに漕ぎ上がるんです。





こちらが漕ぎ上がりの区間。

水量多目なので、漕ぎ上がりに失敗して流されちゃったらどうしよう?とハラハラドキドキでした。

実際には、湧水なので雨でも水量が変化したりしないんでしょうね。

思ったより穏やかな流れで、それほど苦労せずに漕ぎ上がれました。

あ~よかったニコニコ





無事、大王わさび農園に上陸。

いきなりの観光地っぷりに、ちょっと戸惑います。





喉も渇いたし、名物?わさびビール逝っちゃいますか。

いやぁ うめ~な!

でも、あんまりわさびの味しないな・・・ まあいっか。





乾きも癒えたところで、園内をお散歩。

それにしても本当に水がキレイですね。

わさびって水がキレイじゃないと育たないんですよね。





広大なわさび農園。

いったい、誰がこんなにわさびを食べるんだろう?





さあさあ、ここからが本日のメインイベント。

水車前からの川下り再開です。

来た時は漕ぎ上がりに必死で写真も撮れませんでしたからね。

水車の写真をゆっくりと。





商業ラフトの人がいっぱいいました。





カヌーの先端にはGOPROもどきもくっつけて、動画も撮りましたよ。

水車前の様子をご覧ください。





水車から下の区間は、ぐっと雰囲気も良くなります。





流れも随分速くなりますね。

途中、湧水がわさび田から流れ込んでいる支流があって、全然水の色が違います。

そこを漕ぎ上がって遊んだり・・・

動画はコチラ




さらに下流に行くとジャングルクルーズぽくなってどんどんいい雰囲気に。

万水川、気に入りました。

動画はコチラ






わさび田からの流れは本当にキレイです。

犀川との合流手前で、ちょこっと休憩して水遊び。





ここからは犀川と合流します。





犀川は流れがあって面白い。





昨日の千曲川とは大違い。





そこそこの瀬もあってスリルも楽しみながら、ダーっと下ってあっという間に終了。

あー楽しかった。




これにてカヌーは終了。

みなさんで、キャンプ場に向かいます。





テントが2張り増えました。

3連休でも奥の方はガラガラ。

いいキャンプ場ですね。




本日もカップラーメンのランチタイム。

昨日と同じシリーズの、おそばです。

これも変わっていて、けっこうウマかった。





前日に引き続き、安曇野ランドで汗を流してさっぱりと。





さすがに2日続けてラーメン屋・・・ではなく買出しにスーパーへ。

買出しをしていたら、とうとう雨が降り出しちゃった。

異能☆さんがムササビを持っていたので早速張りました。

助かった。





タープの下で、お約束のかんぱ~い!

今日は貧乏根性を捨てて、4%にしましたよ。





異能☆さん、いろいろ出してきます。

スラックラインも車に積んでいるんですね。

ゆらどん家の3さん4さんは食いつく食いつく。

おやじのスパルタ教育にもめげずに遊んでいました(笑)

そして、さすがは運動神経の良いBくん、往復までやってのけました。

おっさんも酔っ払いながら久しぶりにやってみたけど、3歩歩まず(汗)





本日は信州味噌味の地鶏をつまみに日本酒・焼酎。



しこたま酔っ払ったところで、おやすみなさい。




7月17日(月)

最終日は漕がないことに決定、ということでのんびりと。

異能☆さんは、Bくんと乗鞍スカイラインをチャリで走るとのことで一足先に出かけました。

急がないので、アリーも含めて完全乾燥させます。





帰りはちょこっと観光でも。

近くに穂高神社があったので参拝します。





大きなお社ですね。

歴史を感じさせます。





こちらはお参りすると、奥穂高岳の山頂でお参りしたのと同じですよとの説明が。

まあ、ボクは本物の奥穂いくからいいや(笑)





ということで、今回の長野遠征終了です。

高速を使って昼過ぎには自宅に戻りました。



やっぱり、山も楽しいけど川も楽しいなぁ

今度は、暑い時期だし泳いでも気持ちのいい川で遊びたいなぁ

やっぱ御岳かな。
  
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2017年07月12日

梅雨の晴れ間に常念岳

7月07日(金)~7月09日(日)

先週末は、通算34座目の百名山、北アルプスの常念岳に登ってきました。

小さな頃から諏訪湖のずーっと奥に見えていた常念岳。

まさかまさか、あの山に自分が登る日がくるとは・・・

人生、わからんもんですなぁ

梅雨の最中、雨男疑惑のkanohanaさんが一緒・・・にもかかわらずお天気上々!

お山では初めてご一緒した晴れ男、異能☆さんのおかげかな(笑)








7月07日(金)

今回も、いつものふじぶんさんに夜9時40分にわが家にお迎えに来ていただき、異能☆さん家

経由圏央道・関越まわりで安曇野ICで降り、登山口のある一ノ沢の無料駐車場には、2時30分頃

到着しました。

とりあえず、お疲れ様ってことでかんぱ~い。

明日も早いので、早く寝なくちゃ。







7月08日(土)

寝たか寝ないかよくわからない感じですが、まわりの方が起き出したので5時30分行動開始。

駐車場はいつの間にか一杯になっていました。





準備を済ませ、6時にスタートです。

まずは1kmほどの林道歩き。

噂には聞いていましたが、林道脇にも駐車スペースがありました。

ここまで車で来れたんだ。

今から車を取りに戻るわけにもいかないしな。

残念。





林道の終点には無人の小屋がありました。

ここで登山届けを提出します。





さあ、いよいよここからが本格的な登山道のスタートです。

今回は、いくつかある登山ルートの中から一ノ沢ルートをチョイス。

名前の通り、一ノ沢という沢沿いを登るルート。

比較的良く整備されたルートのようです。


ちょうど雪解けの時期とあって、沢の水もたっぷりです。





登山道は沢沿いですが、ときどき渡渉しなければなりません。

先行者もどこで渡るか迷っている様子。

どうも、ここしか渡るしかないみたいですねぇ

岩の上をすごい勢いで水が流れているので、滑りそう。

注意して渡らなくっちゃ。





最初に異能☆さん、次いでボク。

慎重にストックを使ってバランスをとりながら渡りましたよ。

お次はふじぶんさん。





ストックなしで、大股で一気に。

やるなぁ

最後はkanohanaさんです。

何かやってくれるんじゃないかと、みんなの期待が一気に高まります。

が、それを嫌ったのか、もっと渡りやすい場所を探すといって、どんどん登っていっちゃいました。





kanohanaさん、先のほうでどうにか渡る場所を見つけたらしく、合流。

う~ん、残念。





さすが北アルプスですね。

この時期だというのに雪があります。

一部、雪渓の上を歩くルートもありましたが、アイゼンまでは必要ありませんね。





胸突八丁の看板です。

ここで大休憩。

凍るように冷たい水で顔を洗ったりしてリフレッシュ。





ここからその名の通りのハードな登りが。

階段、嫌いなんだよな。





おっ!またまたスリルのある渡渉がありますよ。

kanohanaさん、どうするかな。




あれ?

kanohanaさん、あっさり渡っちゃった。

おもしろくないなぁ





渡渉した先に、最終水場の看板が。




今晩泊まる、常念小屋は水が有料なんですよね。

しっかりと補給します。





基本、お花とかには興味が無いんですが、異能☆さんが花の写真を撮っているのでつられて

何枚か。





花の名前はわかりません。





いろんなお花が咲いていましたよ。





こうして見るときれいですね。

いつか、花にも興味が出てくるのかな。





どうやら稜線まで上がってきたようです。

ここまで、樹林帯でほぼ眺望ナシでしたからね。

稜線まで登れば、きっと景色が広がるはず。





稜線の上に出ると・・・

見えたー!

北アルプスの山々です。





よく見ると、槍さんのトンガリも!

いいねぇ





早速、小屋でテン泊の受付を済ませます。

テン泊代1000円をお支払い。





ついでに、まだ登っていないけどバッジもお買い上げ~





この時間、まだまだテン場はガラガラです。

それにしても、絶景のテン場ですな。





ちゃっちゃと設営完了。




ガスがかかって見えなかった常念岳が見えてきました。

後で行くから待ってろよ。





お腹がすいたので、まずはランチタイム。

いつものカップラーをいただきます。

みそジンジャーっていうからどんな味かと思ったら、これは「豚汁味」ですな。

まあまあ、うまいからいいけど。




さあ、ザックを置いて身軽になって山頂に向かいます。





山頂まではコースタイム1時間っていうから大したことないと思ったら意外とハード。

なかなかたどり着きません。




常念岳は、ライチョウの生息域でもあるらしい。

アルプス系をやってる登山者の大半が、ライチョウ見たことあるのにボクはまだ未体験。

ライチョウ見たこと無いって、山やさんとしては半人前みたいで恥ずかしいんですよね。

今回は、何としても見つけるぞ!とあたりをキョロキョロしながら登っていると・・・

いたー!

見つけましたよ!

這い松帯の脇をちょこちょこ歩いている鳥。

写真ではわかりずらいんですが、ちっちゃいのが4羽くらいの親子連れです。

かわいいな~ 

人が近づいても逃げないんだ。

山をやる人は、いじめたりしないからかな。

これで、やっと半人前卒業です(笑)






ライチョウ見たから元気百倍!

元気に山頂到着です。





せま~い山頂で記念撮影。





山頂から北アルプスの景色を堪能します。





コチラは穂高方面。

真ん中の窪みが大キレットかな。

左のカールは涸沢でしょ。

まだ雪がたっぷりありますね。

奥穂のてっぺんは雲の中です。





槍さん、さっきまで見えていたのに雲の中に。

山の天気は変わりやすいですね。





山頂でたっぷりと休憩した後、さあ、名残惜しいけど下りましょうか。





正面には燕方面からの縦走路がくっきりと。

いつか、歩いてみたいものです。





テン場に戻って、さあさあ、お待ちかねのビールタイム。

今回は、保冷材入れて下から担いできましたよ。

ちょっとは期待したんだけど、さすがにキンキンとはいきませんね。

ちょいヌルになっちゃったけどしょうがないか。

かんぱい前だけどフライングで一口、それでもウマイ!





そこに、雪渓でビールをキンキンに冷やした異能☆さん登場。

さすがに雪で冷やしただけあって、スーパードライはキンキンに冷えていました。

ちくしょー うらやましいな。

何で5分の手間を惜しんだんだ、オレ・・・





おっさん4人でビールを飲んでいるところに通りがかった女の子たち。

みんな、大阪からレンタカーで同乗して来たんだとか。

SNSとかで知り合った仲間みたいだけど、山岳会のテントを借りて共同装備で来ているとか。

今日も三股から登って来てるし、明日は蝶ヶ岳縦走するんだって。

美味しいビールを飲むための準備運動で山に登っているようなおっさんたちとは出来が

違いますね(汗)

先週は日帰りで鳳凰三山やったとか、来週も槍に行くとか、ひとりで北海道に行くとか、

とにかくみんなスゴイすぎ。

お酒も持ってきたけど飲まないからって、焼酎までいただいちゃいました。

あざーっす!

またどこかのお山で逢いましょう(笑)





飲んでいると、あっという間に夕暮れに。





晩めしは、最近の定番袋麺のヤキソバに乾燥野菜。

これ、軽くてウマイ。




前日はほとんど寝ていないので、19時くらいにはテントに入って、夢も見ずに泥のように眠りました。







7月09日(日)

まわりがざわざわしているので時計を見ると4時30分。

そういえば、日の出が4時30分くらいだったと思い出してテントを出ると・・・

ちょうど甲府市街のほうから日が昇るところでした。




大地から雲を突き抜け登る太陽、いつもながら感動的です。





槍さんも朝日を受けてモルゲンロート。

今日も天気は良さそうです。




槍さんアップ。

やっぱかっこいいなぁ





ふじぶんさん、kanohanaさんも起きだして来て、朝食タイム。

ボクは夏の定番、スキムミルクでシリアル。

冷たくてウマイんですよね。

軽くて栄養もあるし、言う事ナシです。





それにしても、異能☆さん、起きてこないなぁ

昨夜も先寝ちゃったし、寝すぎでしょ!

そろそろ起こすか!

ということで、テントをゆすったり、声をかけても返事が無い・・・

まさか死んでる?なんてことないよなぁ

恐る恐るテントを覗いてみると・・・

あれ?

いない・・・

いったいどこへ?

昨日の女の子たち、3時30分に出発って言ってたけど、まさか一緒に行っちゃったのか?




と思っていると異能☆さん、常念岳方面から下りてきました。

なんでも、4時くらいに起きて山頂まで行ってきたんだとか。

さすがに、女の子と一緒じゃなかったんだ(笑)





天気が良いのでテントも乾燥撤収。

さあ帰りますか。





昨日、苦戦した最終水場手前の沢。

立派な橋が架かっていましたよ。

小屋の人?行政の人?

どなたか分かりませんが、有難うございます。





高度感のある登山道。

来た道を戻ります。





胸突八丁手前の階段。

これ登るのきつかったな。





雪渓はさらに溶けていました。





登りで一番苦戦した渡渉ポイント。

やっぱり橋が。

あざーっす!





ありがたく渡らせていただきます。





後はよく整備された登山道をゆっくりと歩いてゴール!



お疲れ様でした~

今回、初めてお山でご一緒した異能☆さん。

本人曰く晴れ男の太陽神だとか。

それで、雨男貧乏神のkanohanaさんがいたのに晴れたのかな(笑)

ということで、またこのメンバーでお山行きましょう。

今度はやっぱり剱かな?



今回のログです。