2021年10月13日
憧れのジャンダルムと百名山88座目奥穂高岳 岳沢小屋テント泊
10月01日(金)~10月03日(日)
山を始めたとき、「いつかは槍」「いつかは劔」という目標を立てたんですよね。
「槍ヶ岳」「剱岳」どっちも一般人でも知っている、名前を聞いただけでビビっちゃうおっかない山という印象がありますからね。
ところが、どっちも数年であっという間にやっちゃって、拍子抜け。そこで次にたてた目標が「いつかはジャンダルム」でした。
ジャンダルムって一般の人にはあまり馴染みのない山名かもしれませんが、岳人あこがれの山です。
緊急事態宣言が解除された最初の週末、「ジャンダルム」に挑戦してきました。
これが実際に見たジャンダルムの写真です。

10月01日(金)
いつものように、ふじぶんさんに21時30分にわが家にお迎えに来ていただきました。
ジャンダルムは、ふじぶんさんにとても憧れの山、数年前から二人でやろうと毎年計画をしていたんですが、悪天候等で延び延びになっていたんですよね。ついに挑戦の時が来ました。
中央道の松本IC経由で、新島々駅近くの村の駅アルプの里で仮眠。
10月02日(土)
朝はゆっくりお7時にお目覚め。挑戦を祝福するかのように、お天気は快晴です。

約1時間で沢渡まで移動。いつものバスターミナルの駐車場に止めようとしたらなんと満車。宣言明けをなめすぎたか?
バスターミナルから徒歩5分ほどのところにある、足湯公園の駐車場にどうにか止めることができました。

今回のザックはこんな感じです。テントを入れてどうにか40Lのザックに詰め込みました。ヘルメットは必須です。

9時15分のバスに乗って上高地に向かいます。駐車場は一杯ですがみんな朝早いバスで行ったらしく9時過ぎのバスはガラガラでした。

約30分の乗車で上高地バスターミナルに到着。準備を済ませたらさあ出発です。
川沿いの道を河童橋まで歩いてきました。ここからは穂高岳がバーンと見えます。
明日はあの稜線を左から右に歩くことになります。

左を見ると、梓川の先に焼岳。いつもながら良い景色です。

観光客に混じって梓川沿いを上流に向かってハイキング。

ハイキングコースは美しい景色が広がります。

明神池まで行く途中に岳沢登山口がありました。ここからは登山者オンリーの世界が始まります。

ゆるい登りを歩いて岳沢小屋に向かいます。

振り返ると、上高地がずいぶん下になりました。

樹林歩きですが、時々見える穂高の山にテンションが上がります。

スタートから2時間ほどで岳沢小屋に到着しました。本日の登山はこれで終了(笑)

小屋でテン場代2000円をお支払い。ここも2000円に値上げしたんですね。何度も書きますが、テン場代で2000円はサービスの対価として釣り合っていないんじゃないかと感じます。コロナの影響で小屋泊りの人数を制限しなければいけないのはわかりますが、減収分をテント客で補うような商売は長続きしないんじゃないでしょうか。

テン場は小屋から5分ほど離れた沢を渡った先にありました。平らな場所を探すのが大変ですが、なかなか絶景のテン場です。

久しぶりにのんびりの日なので、tランチはカップラーにしました。

さあ、翌日の登山道の下見をしましょうかね。明日はヘッデンスタートです。
小屋の先まで行くと天狗沢ルートの分岐がありました。ルートといっても正規登山ルートではなく破線ルートと呼ばれるあまり整備されていないルートなんですよね。そこが心配です。

下見が終わったら、後は飲むだけ。かんぱ~い!

絶景のテン場で昼間から飲む酒はウマイな。

おでんをつまみに。いや~酒が進みますねぇ お次は焼酎を逝っちゃいますよ。

早いけど夕食も食べちゃいましょう。
最近の定番、ウマーメシにソーセージと生卵を入れていただきました。

さあ、日が暮れますね。明日も早いしもう寝ましょうか。

明日が楽しみだ♪
10月03日(日)
さあ、今日はいよいよジャンダルムに挑戦する日ですよ。
3時45分に目覚ましを掛けました。
朝食は夏の定番、スキムミルクにシリアルです。火を使わないし、水に入れて混ぜるだけなので簡単なのが一番です。

テントはそのままに、日帰りザックだけ持って出発です。
しばらく歩くと稜線が明るくなってきました。

とはいえ、ヘッデンの明かりを頼りです。ペンキの目印を探しながら進みますが、暗さもあって時々ルートミスも。あっちでもないこっちでもないやりながら正面に見える天狗岩を目指してどうにか進みます。

ついに太陽がアルプスの峰々を照らし始めました。いい天気、絶景です。

天狗沢は穂高連峰の陰で日は当たりませんが、ヘッデンは必要なくなりました。ちょうどここからが岩ゴロゴロの核心部です。

浮石だらけで気が抜けません。落石にも注意が必要です。雪道を歩くように一歩一歩踏み場を固めながら歩きます。

最後の登りは立っているのもやっとな急斜面。一番の難所といわれる場所です。一歩歩くたびに岩が崩れて転倒しそうになります。

どうにか天狗岩のコルに到着しました。振り返るとこれが登ってきた天狗沢です。下りで使いたくないルートですね。

コルからは、いよいよ岩登りの始まりです。手も足も使ってよじ登ります。高度感もあって気を抜けません。

振り返ると天狗岩。なかなか強烈な岩峰です。

掴んだ岩がグラグラしないか、足を掛けた岩に体重をかけられるか確かめながら、慎重に登ります。一歩間違えればあっちの世界に逝っちゃいますからね。

いよいよ穂高岳にも光が射してきました。向こうに見えるシルエットは前穂高岳ですね。本日最後に登る予定です。その前に、ジャンダルムと日本3位の高峰奥穂高岳をやらなくちゃいけないんですが。

振り返ると西穂高岳まで続くギザギザの稜線です。いつか西穂からも歩いてみたいものです。

こちらはこれから行く岩だらけの稜線。チャレンジし甲斐がありますね。

岩稜を登り切ったと思ったら、突然前方が開けました。
これはもしかして・・・ ジャンダルムですね。ついに来ました。

さあ、ジャンダルムに取り付きますよ。山頂に人が見えますね。

滑落して亡くなる方もいる岩峰ですからね、慎重に登ります。

さあ、あとわずかで山頂です。

じゃーん!ついに山頂に到着しました。これがあの有名な山頂にある天使さんですね。ついに逢えました。
数年越しの夢達成の瞬間です。

天使さんって、手に持てるんだ。ということで手に持って記念撮影。

ジャンダルム山頂からの360度の絶景をご覧ください。
こちらがこれから目指す奥穂高岳。日本第3位の高峰です。さすがに迫力ありますねぇ

あれ!岩肌に人が見えるぞ。なんか壁にへばりついているように見えるけど。

こっちにも。まさか・・・あそこに行んだよね。

う~ん、行くしかないですね。登ってきた起点までもどってジャンダルムをトラバースします。
やたら狭いぞ。絶対にすれ違いできない場所です。

落ちたら命はありませんからね。慎重に。

トラバース完了。無事ジャンダルムを通過しました。でもこれら、ロバの耳や馬の背といった難所を通らないといけないんですよね。

振り返るとジャンダルム。ここから見るジャンが一番かっこいいな。まさに衛兵といった雰囲気です。

さあここからが、先ほど山頂から見えた難所ですね。ほぼ90度の壁を下ります。

鎖を使って慎重に。

今度はこの登りか・・・ 鎖も無いようですね。

手足を使って慎重に登ります。下を見ると怖い。

壁の上部に出ました!
ついに奥穂山頂が見えましたよ。その手前に見えるのが最後の難所、馬の背ですね。両側が切れ落ちてナイフリッジになっています。

さあ、いよいよ馬の背に突入。両側がスパっと切れているので人一人通るのがやっとです。

落ちたらあの世ですからね、手掛かり足掛かりを慎重にチョイスしながら進みます。

あと少しで馬の背終了。どうやら難所は抜けたようです。
後は斜面を登るだけで奥穂山頂です。

ついに標高3190m日本で3番目に高い山奥穂高岳山頂に到着しました。百名山88座目ゲットです。

山頂からは北アルプスの絶景が。向こうに見えるのは北穂に槍さんですね。いつか歩いてみたい稜線です。

さあ、行きましょうか。下りは重太郎新道を下ります。ここからも気が抜けませんね。吊り尾根と呼ばれる稜線を下ります。

上高地を見ながらの下りです。下から見えたあの稜線を歩いているんですよね。

広い場所に出ましたよ。ここが紀美子平ですね。紀美子ってだれ?この登山道を整備した今田重太郎さんの娘さんの名前だそうです。

ここで初めて大休憩、ランチタイムにします。最近はランチと言えばこれ、ランチパックです。正確にはボクのはスナックサンドっていうんですね。ランチパックは山崎製パンの登録商標のようです。

さあ、ここから本日最後のピーク、前穂高岳を往復します。
ジャン、奥穂のおまけみたいですが、前穂高岳は日本で11番目に高い山、3090mの高峰なんですよ。
ここもまた岩をよじ登るルートです。

今日は最後まで晴天、何年も待った甲斐がありました。

さあ、前穂高岳山頂に到着しましたよ。標識の前で記念撮影。

山頂からは、さきほどまで立っていた奥穂高岳がクッキリ。

さあ、これで本日すべてのミッションが完了です。
岳沢に向かって重太郎新道を下ります。

重太郎新道も、鎖・岩場で有名なルートなんですよね。下山まで気が抜けません。

鎖・ハシゴが次々に現れます。

紅葉は今がピークでしょうか。このあたりはダケカンバなど黄色系が中心みたいです。

出発から約9時間、無事テン場まで戻って来ました。達成感あるな~

本当なら念願達成を祝して一杯飲みたいところですが、ふじぶんさんは明日用事があるので今日中に帰らなきゃいけないんだそうです。

心配した終バスには余裕で間に合いそうなので、のんびりとテントを撤収。

さあ、帰りましょうか。

美しい梓川の脇を通り・・・

上高地に戻って来ました。最後まで雲一つない快晴でしたね。

バスに乗って駐車場に戻り、登山が終了。

今回は、いつかはジャンダルムという数年越しの目標がやっと叶いました。
ついでに百名山も88座。
次の目標は・・・ 「いつかは大キレット」かなぁ 山じゃないけど、日本3大キレットのひとつ。左右が大きく切れ落ちた岩場の難所です。
あっさりやっちゃったりして(笑)
山を始めたとき、「いつかは槍」「いつかは劔」という目標を立てたんですよね。
「槍ヶ岳」「剱岳」どっちも一般人でも知っている、名前を聞いただけでビビっちゃうおっかない山という印象がありますからね。
ところが、どっちも数年であっという間にやっちゃって、拍子抜け。そこで次にたてた目標が「いつかはジャンダルム」でした。
ジャンダルムって一般の人にはあまり馴染みのない山名かもしれませんが、岳人あこがれの山です。
緊急事態宣言が解除された最初の週末、「ジャンダルム」に挑戦してきました。
これが実際に見たジャンダルムの写真です。
10月01日(金)
いつものように、ふじぶんさんに21時30分にわが家にお迎えに来ていただきました。
ジャンダルムは、ふじぶんさんにとても憧れの山、数年前から二人でやろうと毎年計画をしていたんですが、悪天候等で延び延びになっていたんですよね。ついに挑戦の時が来ました。
中央道の松本IC経由で、新島々駅近くの村の駅アルプの里で仮眠。
10月02日(土)
朝はゆっくりお7時にお目覚め。挑戦を祝福するかのように、お天気は快晴です。
約1時間で沢渡まで移動。いつものバスターミナルの駐車場に止めようとしたらなんと満車。宣言明けをなめすぎたか?
バスターミナルから徒歩5分ほどのところにある、足湯公園の駐車場にどうにか止めることができました。
今回のザックはこんな感じです。テントを入れてどうにか40Lのザックに詰め込みました。ヘルメットは必須です。
9時15分のバスに乗って上高地に向かいます。駐車場は一杯ですがみんな朝早いバスで行ったらしく9時過ぎのバスはガラガラでした。
約30分の乗車で上高地バスターミナルに到着。準備を済ませたらさあ出発です。
川沿いの道を河童橋まで歩いてきました。ここからは穂高岳がバーンと見えます。
明日はあの稜線を左から右に歩くことになります。
左を見ると、梓川の先に焼岳。いつもながら良い景色です。
観光客に混じって梓川沿いを上流に向かってハイキング。
ハイキングコースは美しい景色が広がります。
明神池まで行く途中に岳沢登山口がありました。ここからは登山者オンリーの世界が始まります。
ゆるい登りを歩いて岳沢小屋に向かいます。
振り返ると、上高地がずいぶん下になりました。
樹林歩きですが、時々見える穂高の山にテンションが上がります。
スタートから2時間ほどで岳沢小屋に到着しました。本日の登山はこれで終了(笑)
小屋でテン場代2000円をお支払い。ここも2000円に値上げしたんですね。何度も書きますが、テン場代で2000円はサービスの対価として釣り合っていないんじゃないかと感じます。コロナの影響で小屋泊りの人数を制限しなければいけないのはわかりますが、減収分をテント客で補うような商売は長続きしないんじゃないでしょうか。
テン場は小屋から5分ほど離れた沢を渡った先にありました。平らな場所を探すのが大変ですが、なかなか絶景のテン場です。
久しぶりにのんびりの日なので、tランチはカップラーにしました。
さあ、翌日の登山道の下見をしましょうかね。明日はヘッデンスタートです。
小屋の先まで行くと天狗沢ルートの分岐がありました。ルートといっても正規登山ルートではなく破線ルートと呼ばれるあまり整備されていないルートなんですよね。そこが心配です。
下見が終わったら、後は飲むだけ。かんぱ~い!
絶景のテン場で昼間から飲む酒はウマイな。
おでんをつまみに。いや~酒が進みますねぇ お次は焼酎を逝っちゃいますよ。
早いけど夕食も食べちゃいましょう。
最近の定番、ウマーメシにソーセージと生卵を入れていただきました。
さあ、日が暮れますね。明日も早いしもう寝ましょうか。
明日が楽しみだ♪
10月03日(日)
さあ、今日はいよいよジャンダルムに挑戦する日ですよ。
3時45分に目覚ましを掛けました。
朝食は夏の定番、スキムミルクにシリアルです。火を使わないし、水に入れて混ぜるだけなので簡単なのが一番です。
テントはそのままに、日帰りザックだけ持って出発です。
しばらく歩くと稜線が明るくなってきました。
とはいえ、ヘッデンの明かりを頼りです。ペンキの目印を探しながら進みますが、暗さもあって時々ルートミスも。あっちでもないこっちでもないやりながら正面に見える天狗岩を目指してどうにか進みます。
ついに太陽がアルプスの峰々を照らし始めました。いい天気、絶景です。
天狗沢は穂高連峰の陰で日は当たりませんが、ヘッデンは必要なくなりました。ちょうどここからが岩ゴロゴロの核心部です。
浮石だらけで気が抜けません。落石にも注意が必要です。雪道を歩くように一歩一歩踏み場を固めながら歩きます。
最後の登りは立っているのもやっとな急斜面。一番の難所といわれる場所です。一歩歩くたびに岩が崩れて転倒しそうになります。
どうにか天狗岩のコルに到着しました。振り返るとこれが登ってきた天狗沢です。下りで使いたくないルートですね。
コルからは、いよいよ岩登りの始まりです。手も足も使ってよじ登ります。高度感もあって気を抜けません。
振り返ると天狗岩。なかなか強烈な岩峰です。
掴んだ岩がグラグラしないか、足を掛けた岩に体重をかけられるか確かめながら、慎重に登ります。一歩間違えればあっちの世界に逝っちゃいますからね。
いよいよ穂高岳にも光が射してきました。向こうに見えるシルエットは前穂高岳ですね。本日最後に登る予定です。その前に、ジャンダルムと日本3位の高峰奥穂高岳をやらなくちゃいけないんですが。
振り返ると西穂高岳まで続くギザギザの稜線です。いつか西穂からも歩いてみたいものです。
こちらはこれから行く岩だらけの稜線。チャレンジし甲斐がありますね。
岩稜を登り切ったと思ったら、突然前方が開けました。
これはもしかして・・・ ジャンダルムですね。ついに来ました。
さあ、ジャンダルムに取り付きますよ。山頂に人が見えますね。
滑落して亡くなる方もいる岩峰ですからね、慎重に登ります。
さあ、あとわずかで山頂です。
じゃーん!ついに山頂に到着しました。これがあの有名な山頂にある天使さんですね。ついに逢えました。
数年越しの夢達成の瞬間です。
天使さんって、手に持てるんだ。ということで手に持って記念撮影。
ジャンダルム山頂からの360度の絶景をご覧ください。
こちらがこれから目指す奥穂高岳。日本第3位の高峰です。さすがに迫力ありますねぇ
あれ!岩肌に人が見えるぞ。なんか壁にへばりついているように見えるけど。
こっちにも。まさか・・・あそこに行んだよね。
う~ん、行くしかないですね。登ってきた起点までもどってジャンダルムをトラバースします。
やたら狭いぞ。絶対にすれ違いできない場所です。
落ちたら命はありませんからね。慎重に。
トラバース完了。無事ジャンダルムを通過しました。でもこれら、ロバの耳や馬の背といった難所を通らないといけないんですよね。
振り返るとジャンダルム。ここから見るジャンが一番かっこいいな。まさに衛兵といった雰囲気です。
さあここからが、先ほど山頂から見えた難所ですね。ほぼ90度の壁を下ります。
鎖を使って慎重に。
今度はこの登りか・・・ 鎖も無いようですね。
手足を使って慎重に登ります。下を見ると怖い。
壁の上部に出ました!
ついに奥穂山頂が見えましたよ。その手前に見えるのが最後の難所、馬の背ですね。両側が切れ落ちてナイフリッジになっています。
さあ、いよいよ馬の背に突入。両側がスパっと切れているので人一人通るのがやっとです。
落ちたらあの世ですからね、手掛かり足掛かりを慎重にチョイスしながら進みます。
あと少しで馬の背終了。どうやら難所は抜けたようです。
後は斜面を登るだけで奥穂山頂です。
ついに標高3190m日本で3番目に高い山奥穂高岳山頂に到着しました。百名山88座目ゲットです。
山頂からは北アルプスの絶景が。向こうに見えるのは北穂に槍さんですね。いつか歩いてみたい稜線です。
さあ、行きましょうか。下りは重太郎新道を下ります。ここからも気が抜けませんね。吊り尾根と呼ばれる稜線を下ります。
上高地を見ながらの下りです。下から見えたあの稜線を歩いているんですよね。
広い場所に出ましたよ。ここが紀美子平ですね。紀美子ってだれ?この登山道を整備した今田重太郎さんの娘さんの名前だそうです。
ここで初めて大休憩、ランチタイムにします。最近はランチと言えばこれ、ランチパックです。正確にはボクのはスナックサンドっていうんですね。ランチパックは山崎製パンの登録商標のようです。
さあ、ここから本日最後のピーク、前穂高岳を往復します。
ジャン、奥穂のおまけみたいですが、前穂高岳は日本で11番目に高い山、3090mの高峰なんですよ。
ここもまた岩をよじ登るルートです。
今日は最後まで晴天、何年も待った甲斐がありました。
さあ、前穂高岳山頂に到着しましたよ。標識の前で記念撮影。
山頂からは、さきほどまで立っていた奥穂高岳がクッキリ。
さあ、これで本日すべてのミッションが完了です。
岳沢に向かって重太郎新道を下ります。
重太郎新道も、鎖・岩場で有名なルートなんですよね。下山まで気が抜けません。
鎖・ハシゴが次々に現れます。
紅葉は今がピークでしょうか。このあたりはダケカンバなど黄色系が中心みたいです。
出発から約9時間、無事テン場まで戻って来ました。達成感あるな~
本当なら念願達成を祝して一杯飲みたいところですが、ふじぶんさんは明日用事があるので今日中に帰らなきゃいけないんだそうです。
心配した終バスには余裕で間に合いそうなので、のんびりとテントを撤収。
さあ、帰りましょうか。
美しい梓川の脇を通り・・・
上高地に戻って来ました。最後まで雲一つない快晴でしたね。
バスに乗って駐車場に戻り、登山が終了。
今回は、いつかはジャンダルムという数年越しの目標がやっと叶いました。
ついでに百名山も88座。
次の目標は・・・ 「いつかは大キレット」かなぁ 山じゃないけど、日本3大キレットのひとつ。左右が大きく切れ落ちた岩場の難所です。
あっさりやっちゃったりして(笑)