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2021年01月29日

唐松岳の稜線でテント泊

1月24日(日)~1月26日(火)

いつかはやってみたいと思っていた厳冬期の唐松岳。

何回か計画したけど、いつも天気でNG。

冬の北アルプスは天気が悪いことが多いんですよね。

ところが今週の月・火は鉄板で天気が良さそう!

ということで、会社を休んでお出かけしてきました。

結果、念願の稜線のテント泊もできたし、最高過ぎて・・・もうまいっちゃいました。




1月24日(日)

出発は日曜なので高速道路は割引になります。

無理に0時をまたぐ必要もないので自宅を19時30分に出発。

東松山まで下道で行って、関越・上信越道経由長野ICで降りて八方の第2駐車場には0時30分に到着しました。

日曜の夜とあって駐車場はガラガラですね。

チューハイ1本飲んだらおやすみなさい。




1月25日(月)

朝は6時にお目覚め。

まあどっちみち始発のゴンドラは8時なのであまり早く行動しても仕方ない・・・ということでのんびりと準備をしました。

この駐車場からは、白馬三山がキレイに見えるんですよね。天気も良いしテンションが上がります。



今回は、雪山の稜線テント泊ということで完全フル装備です。

スノーシューに12本爪アイゼン、スコップ、ピッケル、ストック全部担ぎます。水2.5Lを加えると21kgでした。

こりゃ久しぶりに重たいぞ。



無料の第2駐車場からゴンドラ乗り場までは徒歩15分。1日1000円払えば乗り場前の駐車場にも止められるんですが、ボクが払うはずありませんね。

登山届を出してゴンドラ&リフトの往復乗車券2980円を購入。



有効期間は3日だそうです。

今回は山中で1泊なのでちょうど良いですね。



ゴンドラ&リフトに乗って、いざ出発です。



左手に見えるのは五竜岳ですね。

やっぱり雪山はかっこいい!



リフトで八方池山荘まで来ました。

ここから登山のスタートです。

前日に雪が降ったということなので、スノーシューを履いて行くことにします。



平日なので誰もいなかったらどうしよう、なんて心配してましたがバックカントリースキー&スノボの若者が多数。

ゲレンデじゃ満足しない人たちが増えているんですね。スキー場の経営が心配になります。



トレースもしっかりついていて心配が嘘のよう。



下界は雲海ですね。

これまた絶景!



右を見れば白馬三山がドーン!

最高だね。



景色を楽しみながら八方尾根の稜線歩きます。



八方池まで来ました。

何やら大きな幕を持った人が。

これパラグライダーみたい。

ちょこっとお聞きしたところ、ここから飛ぶんだそうです。

スゲーなぁ



八方池のちょっと先に樹林帯が現れました。

この辺りが本日の幕営予定地です。

冬はビバーク扱いで、夏にはできない稜線のテント泊ができるんですよね。

太い木の根元が窪んでいて風よけになりそうなので、ここを本日の幕営地とします。

ザックをデポし、小さなザックだけで山頂を目指します。



スノーシューは履きなれないせいか、どうもうまく歩けないのでアイゼンに履き替えました。

さあ行きますよ。



ごっつい急登だな。

しかもアイゼンだと足首から脛ぐらいまで雪に埋まって歩きにくい。

こんなことならスノーシュー履いてくるんだった。

でも取りに戻る気はしませんね。

頑張って行きましょう。



振り返ると今登ってきた稜線。



さあ、丸山が見えてきましたよ。



トレースは夏道と違って、丸山山頂には寄らずに左から巻いて行くみたいですね。



風の通り道でしょうか。シュカブラも美しい。

丸山を過ぎると、さすがに風も強くなってきました。



少し風が少ない斜面でランチタイムにします。

この先のんきにランチできる場所なんてなさそうですからね。

今回はずーっと稜線歩きでカップラーを食べれそうな場所もないってことでパンを齧ります。



エネルギー補給ができたところで再スタートです。

この辺りまで来ると、さすがにバックカントリーの人も少なくなりました。

尾根も細くなるし注意が必要です。



右側は雪庇になっていたり、かなりの斜度なので落ちるとヤバイヤツです。

慎重に行きましょう。



左は五竜、右は白馬、絶景が続きます。



右前方には不帰の剣がバーン!

ギザギザの稜線が迫力あります。



もうちょっとで、後立山連峰の主稜線に出ます。

主稜線に出ると裏側に立山連峰がバーンと見えるんですよね。

出てきましたよ。

わくわく



出たー!

剱岳に立山三山の立山連峰です。

大迫力ですね。



そして右を見ると唐松岳の雄姿が。

うわ、真っ白だ。



唐松頂上山荘も今は雪の下です。



立山連峰を左手に見ながら歩きます。

贅沢ですね。



さあ、これが最後の登りです。

ぼやけて見えるのは、突風が雪煙を巻き上げているからです。



雪煙で時々目を開けられなくなります。



完全防備



あと一息。

振り返るこんな感じ。

後続は一人だけみたいです。



さあ、最後の登りですよ。がんばりましょう。



じゃーん!

ついに山頂に到着しました。



誰もいないので自撮りで記念撮影。



山頂からは360度の展望が。

まずは立山連峰。



こちらは五竜岳に続く稜線です。



YouTube動画もご覧ください。音で風の強さもわかると思います。




さあ、戻りましょうか。



事故の多くは下りで起こるっていいますからね。

痩せ尾根歩きは慎重に。

奥に見えるのは、昨年登った雨飾山、火打山、妙高山、高妻山。

どれも楽しい思い出です。



左手には例によって白馬三山がバーン。

もう言うことなし。



帰りは丸山ケルンにも寄り道。

ここは相変わらず眺めが良い。



下りはさくっと幕営地まで戻ってきました。



まあ何はともあれ一杯やりましょう。

登頂を祝して乾杯です。



さてさて、テントを張らなくっちゃ。

スコップを取り出します。

北アルプスの稜線ですからね。荒れ狂うととんでもない風が吹きます。確か去年はテントごと吹き飛ばされた方が一人亡くなっているはずです。

ということで、テント全部が埋まるくらい掘ろうかとも思ったんですが、風もそれほど吹かない予報だしこんなもんで良いか(良い子はマネしちゃだめですよ)。



当たり前ですけど、本日この場所に幕営するのはボクだけです。まあ、普通はこんなことやりませんよね。



テントでくつろいでいると、テントの前で外人の女の子がポットを指さしておいでおいでしてるぞ。

何?   何か「チャイ」って言うってるけど。

どうやら温かい飲み物をくれるということのようです。

そういえば、インドでは紅茶を「チャイ」って呼ぶんですよね。

カップを持って行くと、温かくて甘い紅茶をなもなみと注いでくれました。

チェコから来たんだそうです。ごちそうさまでした。

しかし何でこんなおっさんに紅茶をごちそうしようと思ったんだろ。よっぽどひもじそうに見えたのかな(笑)

許可をいただき記念撮影。かわいい女の子だったな。



しばらくすると空が赤く染まってきました。



さあご飯を食べましょう。

夕食はキムチ鍋をいただきます。

ここのところずーっとスキヤキばっかりだったからキムチ鍋、実は久しぶりです。



快晴が続く予報だったから、夜は満天の星空を期待したけど、月が明るすぎたんでしょうね。

満天とはいきませんでした。でも、予報通り風も無く穏やかな夜でした。





1月26日(火)

朝はいつものように鍋の残りにうどんを投入。

さすが北アルプス、うどんも鍋もカチカチに凍っていました。



ちょうど太陽が昇ってきました。

この景色が見たかったんですよね。

稜線で泊まった者だけが見ることができる特別な景色です。



モルゲンロートに染まる白馬三山。



八方尾根の稜線も赤く染まります。

そしてこの山域にはボク一人だけ。

この景色も独り占めです。



すばらしい時間を過ごしました。



名残惜しいですが、そろそろ帰りましょうか。

リフトが動き出すのは9時ごろからなので、のんびりと撤収。



本当に帰るのがもったいないくらいの良い天気です。

景色を見ながら、ゆっくりゆっくりと歩きます。



すると、下から大勢の人が登ってきました。どうやら始発のリフトが動き出したようですね。

独り占めの世界はここで終了。



リフトに乗って現実世界に帰りましょう。



ゴンドラの下に何かいる、って思ったらカモシカでした。

こんなところまで出てくるんだ。



ゴンドラの終点に到着。

これで今回の登山は終了です。



いやぁ今回は何もかもが最高でしたね。

忘れられない山行になりました。

やっぱり山はお天気ですね。

次はどこに行こうかな。  


2021年01月27日

DDハンモックを初張りしてみました!

会社のビルでコロナが出たってことで平日ですがお休みに。

空を見たら晴れてるね、ということで急きょ近所の公園で、最近買ったDDハンモックの初張りに行ってきました。

初体験のハンモック寝、いいですね〜

早く実戦投入したくなりました。



1月22日(金)

会社に到着するとビルの前に何やら人だかりが・・・聞くとコロナ感染者が出たので業務に支障のない人は帰宅するようにとの事。

それはいけませんね、帰宅することに。

空を見上げたら晴れてるじゃないですか、家に帰ったらどこかに出かけることにしよう。

そうだ、最近買ったDDハンモックの初張りに行こう!

ということで、チャリで近所の公園に向かいます。


平日ですからね、公園もガラガラ・・・かと思いきや最初に行った草加公園は子供連れの家族でいっぱい。

ハンモックなんて張れる雰囲気じゃありません。

ということでUターン、途中で見かけたショボい公園で張ることに。

遊具も無いただの林、さすがに誰もいませんね。

良かった、ここで張ることにしましょう。



ボクが買ったDDハンモックは、スコットランドのメーカーが作る宿泊用に作られたハンモックです。

10年来使っているパラシュートハンモックはコンパクトでお昼寝には快適だけど泊まれる感じじゃなかったですからね。

まずはサイズを比較してみましょう。

大きさ重さは3倍くらいありますね。

とはいえ、テントに比べたらポールも無いしコンパクトなのは言うまでもありません。



ハンモックと一緒にこんなものも買いましたよ。

ハンモックベルトです。

設営がだいぶ楽になるらしい。



こんな風に木に巻き付けて使います。

昔はハンモックを木に吊るすときは、タオルや段ボールで養生しないといけない、とか言われてましたが、今は動画を見てもそんなことやっている人いませんね。

確かに、ハンモックを吊るしたくらいで木がダメにはなるってことはないんじゃないでしょうか。

そういえば、焚き火台の下にも断熱する板を敷かにといけない、とか言っていましたね。なんでも微生物を守るためだとか。芝生を熱から守るためとか落ち葉への類焼を避けるためならわかるけど、微生物を守るはないんじゃないかな(笑)

外遊びを愛する人にも色んな考え方の人がいますね。



ベルトにはこんなループがいっぱい付いているので、カラビナを使えば長さの美調節が簡単にできます。



あっという間に設営完了。

これは簡単ですね。



さあ、横になってみましょう。

この眺め、好きだなぁ

微妙な揺れ具合も快適。



寝心地はというと、今までのパラシュートハンモックより頑丈にできているせいか沈み込みが少なくて寝るのに適している感じです。



ただねぇ 夏は良いけどハンモックって背中がスースーするんですよね。

色んな人のブログや動画を見るとマットなどを使って工夫をしているので試してみます。

まずはサーマレストのパタパタ折りたたむやつ。



DDハンモックは背面が二重になっていて間にマットを入れることができます。


どうでしょう。

おー!これは快適。

背中からの冷えが抑えられますね。

むしろ暖かく感じます。



次にエアーマットも試してみましょう。

ボクがいつも使っている、シートゥーサミットのコンフォートプラス インサレーテッドです。



そのままハンモックの上に乗せてみました。

う〜ん、これは快適、さらに暖かいぞ。

枕のように頭も包んでくれるし、これだな。



お次は、夏バージョンを試してみます。

このハンモック、虫よけの蚊帳も付いているんですよ。

こんな短いポールが付属しています。



メッシュの上にこんなスリーブに通します



前後2か所のスリーブにポールを通して、付属のゴム紐を張れば完成です。

いいじゃないですか。



中に入ってみましょう。

思ったより空間は広い・・・かなり快適ですね。

メッシュ一枚で安心感があります。

夏だけじゃなくて使えるかも。



さあ、テストは終了、お腹がすきましたね。

ランチタイムにしましょう。

サーモスのボトルにお湯を入れてきましたよ。



いつものようにカップラーをいただきます。

今回は日進のカップヌードル鶏白湯です。

お味はというと・・・濃厚鶏白湯ポタージュ系を狙っているんですが、麺がいかんせんカップヌードル。

あの独特のちじれ麺、あのスープにはベストマッチングなんですが現代風のスープと合わせると何故か違和感が。

カップヌードルは、あの味で完成形だったんでしょうね。

今でも最大限リスペクトはしています。

でも鶏白湯味は★★★ 星3つです。



ご飯を食べたら読書して・・・



チャリンコだし、ビールを飲んだり・・・



人はいなかったけど、野良猫くんたちの縄張りだったんでしょうね。

オレの縄張りで何してくれんねんって感じでガン付けられました。



ハンモック泊、どうなのって思ってたけどできる気がしてきましたね。

早く実戦投入したいなぁ
  


Posted by そーしん at 04:55Comments(6)寝具

2021年01月19日

筑波山バリルートv字谷コースを登ってから、ゆかりの森でソロキャンプ

1月16日(土)~1月17日(日)

そろそろ雪山を歩きたいな・・・とウィークデイは天気予報とにらめっこ。

残念ながら今週末は、日本海側の山だけじゃなく八ヶ岳や南アルプス方面も崩れる予報。晴れるのは関東平野だけみたいです。

しかたない、久しぶりに筑波山でもやるか!

筑波山はもう10回くらい登っているんで、知られたルートはすべて登っちゃっているんですよね。

そこで新たなルートが無いかと「筑波山 バリルート」でググってみたら、おもしろそうなルートが出てきましたよ。

「v字谷」というかなりハードそうなルートが。

ちなみにバリルートというのはバリエーションルートの略で、通常の登山道のように整備されていないルートのことです。

一応ルートという名前がある通り、多少の踏み跡や目印があることが多いのですが、行ってみるまでわからないというスリリングなルートです。

それは楽しみですね。はたしてどうなりますやら。




1月16日(土)

筑波山なのでゆっくりめの9時に自宅を出発。

つくば市に入ると車窓からは筑波山がバーンと。

テンション上がりますね。



11時に、がま公園の駐車場に到着。

筑波神社から遠いので一番安い駐車場ですが、今回の登山口からは一番近い駐車場になります。



準備をしたら、さあ行きましょう。

まずは車も通れる道を歩きます。

この分岐は右に曲がるとダートが始まりました。



ダートの先に分岐がありました。

右ルートには進入禁止の案内がありますね。

ここからはバリルート、自己責任の世界です。

もっとも一般の登山道だって自己責任であることに変わりはありませんが。



バリルートといえども、最初は普通の道です。

ちょっと拍子抜け。



ところどころ分岐が現れます。

筑波山は網の目のように登山道があるんですよね。

スマホで確認しながら慎重に進みます。

ここは右ですね。



ところどころ赤いペンキマークが付いています。

色あせているので、だいぶ古いもののようです。



うっかり分岐を見落として行き過ぎちゃいました。

戻ってみるとちゃんとリボンが付いていました。

ここを左です。



道はだいぶ狭くなりましたが、まだ普通の登山道ですね。

良く踏まれているし、特に荒れているといったこともありません。



正面の巨木の下にはお供えでしょうか。

古くからの信仰の場でもあるんですね。



いよいよルートは枯れ沢を登るようになりました。

石の上なので、踏み跡は一切ありません。

踏まれてないので、岩も安定していないものが多く慎重に歩きます。



枯れ沢を登っていると、突如朽ちて横たわる巨木が出現しました。

まるで竜が口を開けているみたい。

なかなかの迫力です。



ここが巨木の墓場という場所なんですね。

なかなかナイスなネーミングです。



巨木の墓場を上から見るとこんな感じ。

気の長さがお判りいただけるでしょうか。



しばらく歩くと今度は大きな岩に行く手を塞がれました。

スマホで確認しましたが、GPSではどっちを巻くのかまではわかりませんね。

うっすらと踏み跡らしきものがあった右側から行ってみます。

滑落しそうなほどの急登、しかも地面がグズグスでまともに登れません。

木につかまりながらとにかく前に進みます。



途中で確認すると、どうやら道を間違えたようです。

引き返すわけにもいかないので、一旦岩の上まで登ってから反対側に降りることにします。

この辺りがバリルートの難しいところですね。



反対側に降りて、無事ルートに復帰。

どうやらここからが核心部、v字谷のようですね。



この木がヤマレコやブログなどで紹介されている難所の一つです。

写真ではわかりずらいんですが、この木に抱きついて180度裏側に回らないと突破できないんですよ。

難所はどうにかクリア。



v字谷は枯れ沢だけあって、沢登りのように手がかりを頼りに全身を使って登らないといけません。

けっこう息が上がります。



これはもはや登山道とは呼ばないでしょう。

なかなかしびれるルートです。



ルートは沢からそれたところで、核心部が終了。

こんな目印のケルンもありました。

道は間違っていないと一安心です。



時々こんな巨木とも出会います。

まあ、先日行った屋久島の巨木と比べたら赤ちゃんみたいなものですが。



最後はルートが薄くなり熊笹の藪漕ぎに。

まあ、バリルートですからね。

たまにはここういうのも良いでしょう。

強引に突破。



急に開けたと思ったら、展望スポットがありました。

おー!絶景・・・のはずが残念ながら晴れ霞ですね。

ガスっていてよく見えません。

まあ、雰囲気だけ楽しみました。



先の方から人の声が聞こえる・・・と思ったら突然登山道に出ました。

見覚えのある東屋、男体山の山頂直下ですね。

人を見るのは久しぶり、今までとは別世界です。



出てきたのはこんな場所。

ここから下ろうという人はほぼいないでしょう(笑)



v字谷を登るのが目的だったのでミッションコンプリートしたわけですが、せっかくなので山頂にも寄っていきましょう。

まずは男体山。



さらっと山頂に到着。

写真だけ撮ってスルー。



山頂からすぐ下の展望スポットにベンチがあったので本日初めて休憩します。



ここでランチタイムにしましょう。

今回はいつものカップラーじゃありませんよ。

なぜかというと、筑波山は全域火気厳禁でバーナーとかも使用不可なんだそうです。

以前にこのブログでカップラーを食べたことを記事に書いたら、コメントに書き込まれて怒られたことがあるんですよ。

でも、周りのみなさんはお湯を沸かしてカップラー食べてますけどね。どこにも火気厳禁とは書いてないし。

それより、バーナーの火で山火事が起こるかな?焚き火禁止ならわかるけど。

何か行き過ぎな規制のような気がしますけどね。



男体山から下るとケーブルカーの山頂駅に到着。

ここはいつもながら観光客がいっぱいいて、登山者としてはギャップに戸惑います。

中にはヒールのある靴履いてる人や幼稚園生もいるし。



せっかくだから女体山も登っていきましょうか。

ガマ石さんの前をスルー。



いつもの女体山山頂に着きました。

あれ?

変な柵ができていて先に進めないぞ。

どうやら危険だからという理由で立ち入り禁止にしてしまったようです。

こんな手前じゃ眺めは以前の十分の一になっちゃいます。がっかりですね。



せっかくだから、下りもバリルートで下りましょうか。

ロープウェイの脇から御幸ヶ原ルートまで直線で下ってみます。

最初はうっすらと踏み跡があったんですが、途中からは完全に道なき道になりました。

驚いたのはこんな道なき道でも人と出会うこと。

途中、ソロの方とご夫婦に出会いました。

道迷い?かと思ったんですが、みなさんバリルートを楽しまれているのだとか。

筑波山ってそういう山なんですね。時々遭難者が出るのが理解できました。

一般登山道では絶対迷いようがないですからね。



真っすぐ下って、無事御幸ヶ原ルートに合流。

これで一安心です。



あとはただ登山道を下るだけ。

バリルートを経験すると、普通の登山道が過保護に思えちゃうんですよね。

しばらく下って筑波山神社に出ました。



神社からは車道を歩き・・・



駐車場に戻って無事登山終了。

v字谷、なかなか手強かったな。

何よりルートファインディングに苦労しました。

まあ、良い雪山訓練になったかな。



筑波山から向かったのはいつもの森、そう豊里ゆかりの森です。

30分ほどで到着しました。

ありがたいことに通年営業になったので、冬も楽しめるようになりました。

風が強いので少しでも風よけになる木の後ろにテントを設営。



テントを風避けにして、まずは乾杯。



木がだいぶ少なくなっちゃったとは言え、やっぱりこの雰囲気はいいですね。



薪を拾ってきて焚き火を楽しみます。

それにしても風が強い。

焚き火が横になびいています。

それにも負けず焚き火&バウルーで餃子を焼きます。



いい感じに餃子が焼きあがりましたよ。

前回、醤油を忘れたので今回はポン酢を持ってきました。

焼きたての餃子はやっぱウマイね。



この前、お箸無くしちゃったんで仕方なくまた買いました。

今回はモンベルのクルクル回して止めるやつ。

お箸のくせに高級品ですからね、今度は無くしませんように。



屋久島で買ってきた芋焼酎三岳のボトルの蓋がお猪口になっていたので、日本酒を入れて持ってきました。

お湯を沸かしてお燗します。

家ではレンジでチンですが、ちゃんとお燗すると同じ日本酒でも一味違いますね。



夕食は餃子鍋。

熱燗と鍋、たまりませせんな~



暖まったところで早めにテントに入って・・・


眠くなったらおやすみなさい。




1月17日(日)

朝から焚火。

今日は風も無く穏やかな朝です。

冷え込みもそれほどではありませんでした。



朝食は鍋の残りにうどんを投入・・・ と写真を撮ったところでお箸のエンドキャップが無いことに気が付いた。

えっ これって取れるんだ。

やばいよ、買ったばかりなのにどこに行っちゃったんだよ。



あーよかった、ありました。

椅子の脇に落ちてました。

危うく買って早々ダメにするところでした。

気が付いてよかった。

それにしてもこれ、これ簡単に取れ過ぎだな。

モンベルさんともあろうものが、ゴムの厚みが少し足りないようです。

家で少し補修するとしましょう。



さあ帰りましょうか。

帰りはちょっと気になっていた幕営地候補を覗いてみました。

バーベキューの炉があって、自由に使ってよいと書いてありますね。

少なくともデイキャンはOKということのようです。

泊りもできなくはないんだろうけど、やり始めたらすぐに広まって禁止になっちゃうんだろうな。

まあ、無理してやるほどの場所でもないか。



すぐ近くに白鳥がいました。

こんなところに白鳥の飛来地があるなんて知らなかったな。

なかなか良いところだ。

今度お散歩に来るのに良いかも。



ということで、無事帰宅いたしました。

帰宅するとポチっておいたDDハンモックが届いていましたよ。

早く初張りしたいな。


  


Posted by そーしん at 22:01Comments(2)豊里ゆかりの森筑波山

2021年01月14日

都会の無人島でキャンプ!

1月10日(日)~1月11日(月)

今年も漕ぎ初めはここから。

そう、今年で10年目となる、パックラフトを漕いで「都会の無人島」江戸川の中洲でキャンプするという遊びです。

この遊び、ここのところカヌー仲間とやることが多かったんですが、今年はみなさん那須の野営地開拓遊びに目覚めちゃったんで、今回はソロでの漕ぎ初めとなりました。

いつもの島に上陸けど・・・

対岸が工事中で残念な状態に。

しかたなく新たな島を開拓することになりました。

さてさて、どうなりましたでしょうか。





1月10日(日)

この遊び、往復は電車とバスを使ってもできるんですが、今回はママさんに出艇場所まで送ってもらいました。

13時に出艇場所の河原に到着。

パックラフトに空気を入れたら準備完了。

以前はアリーを組み立てて大汗をかいていたんですが、最近はパックラフトなのであっという間です。

荷物はコールマンの防水バッグひとつ。



出艇場所の野田橋上流は相変わらず出艇に最適なスロープになっていました。



野田橋をくぐって、なんちゃって川旅のスタートです。

少し風がありますが、追い風なので一安心。

流れもまずまずあって、快適なスタートです。



漕ぎ始めてすぐ、最初の島が現れました。

ここには以前上陸したことがあるんですが、船が係留してあったりして敬遠したんですよね。



今は人の気配もなく、上が平らなので幕営地としては悪くなさそうです。

問題は出艇場所から近すぎるってことですね。

とりあえずスルーします。



玉葉橋をくぐります。

その先に見えているのがいつもの島「そーしん島」(勝手に命名 笑)です。



いつものように下流側から回り込んでそーしん島に上陸。

ありゃりゃ、対岸の様子が激変してしまっていますね。

前までは葦などが生えていて人を拒絶する河原だったんですが、すっかり整地されちゃっています。

河川敷のゴルフ場でも作るんでしょうか。

雰囲気はとっても残念な感じです。

ちょっとここで幕を張る気にはなりませんね。



でも、この島は流木が豊富に落ちているんです。

この先の島には流木が少ない可能性があるので、ここで薪を調達していきましょう。

やっぱり薪が豊富な島ですね。このくらいあればいいかな。

乾燥していて良く燃えそうな薪です。



薪をIKEAの袋に入れてコールマンのバッグの上に載せたら再出発です。

この姿、傍から見たらかなり変な人ですよね(笑)



変な人っぷりを、自撮りしてみました。



野営できそうな島を探しながら下ります。

常磐道が見えてきましたよ。

確かあの先に幕営できそうな島があったはず。

以前、ゆらどんさんと一回だけ野営したことがあるんですよね。

でも、去年は豪雨とか多かったから地形がどんな風に変わっているかまったくわかりません。



だいぶ島が近づいてきました。

島の感じ、以前とだいぶ印象が違いますね。

前はもっと砂地があったんですが・・・

ヤバいぞ、テントを張れる場所はあるかな。

緊張が走ります。

今更戻れませんからね。



島の右側からアプローチしましたが、テントを張れそうな場所は見当たりません。

ヤバイ・・・

あわてて上流に漕ぎ上がり、島の左側に回り込みます。



左側のすぐの場所に何やら水路がありました。

どうやら島の反対側まで続いているようです。

奥に入ってみましょう。



すると水路の左岸に上陸できそうな砂地を発見!

全く分かりませんが、とにかく上陸してみましょう。



砂地にパックラフトを止めて調査開始。

いったいどんな島なんでしょうか。

ワクワクドキドキ、不安と期待が入り混じる冒険気分、久しぶりのこの感じがいいですね。



島の上部に登るとまあまあ平らです。でも草がボーボーで整地に時間がかかりそう・・・

と思ったら、奥の一段下がった場所に砂地を発見!

これは良さそうですね♪

まさにソロキャンプ向けの幕営地です。



早速テントを設営。

今夜の寝床は確保できました。

幕を張れれば一安心。



そうとなれば、早速乾杯です。

明るいうちに幕を張れて良かったなぁ



冬は日が暮れるの早いですね。

あっというまに水路の向こうに日が沈んでゆきました。



ふと地面を見ると、なんか見たことあるような草が生えてます。

もしや・・・と思い引っこ抜いてみると、やっぱりこれって大根ですね。

ちっちゃいけど。

こんなところにも自生しているんですね。

どこかから種が流れ着いたんでしょうか。

今日、夕食がおでんとかだったら一緒に煮て食べちゃうんですけど(笑)



残念ながら、今回も夕食はスキヤキです。

あれ?箸が1本しかないぞ。

どうも昔から箸とは縁がないんですよね。

最近までモンベルの高級箸を使っていたんですが、先日の山行帰りに家で探したけど見当たらない。どうやら笠取山に忘れてきたみたいです(汗)

ということで、今回は前に使っていたエバニューの赤い橋を引っ張り出してきたんだけど・・・なぜか1本しか見当たりません。

仕方ない、久しぶりにその辺の枝を箸の代わりに使いますか。



アイデアは良かったんですが、冬の乾燥した小枝じゃ箸の代わりにはなりませんでした。

ポキポキ折れちゃって。

仕方ないので、超短くなっちゃうけど、2分割の箸1本で食べました。

トホホ



気を取り直して焼酎をいただきますよ。

先日行った屋久島土産の三岳をいただきます。

やっぱり冬は芋焼酎がウマイ。



そうこうするうちに、すっかり辺りが暗くなりました。

ゴールゼロの明かりが頼もしい。

何回か紹介していますが、この優れものの電気ランタン、もう一つ欲しいんですけど今はプレミアムがついて高いんですよね。

トランギアのメスティンやフュアーハンドランタンなんかも、今見ると以前の倍以上の価格で売っています。

これもキャンプブームの弊害でしょうか。何とも不思議な現象です。



夜は寒波の影響で氷点下近くまで冷え込みました。

焚き火がなかったらとても外にいられませんね。

結果的にはこの島もそこそこ流木が落ちていました。



ほどよく酔っ払ったら、テントにもぐりこんでおやすみなさい。




1月11日(月)

朝です。

西の空が明るくなってきました。

冬のテン泊といえば、雪の上で目を覚ますことが多いので0度くらいじゃ暖かく感じますね。



朝から焚火で暖まります。



朝食はスキヤキの残りにウドンを投入。

生玉子は凍っていませんでした。



さあ、太陽が昇ってきましたよ。

日差しが暖かい。



さあ、帰りましょうか。

ちょっとワイルドな幕営地だったけど悪くなかったな。



朝の時間帯は風が凪いでいるので、水面が鏡のように美しい。

ボクの好きな時間帯です。



橋の工事ですね。

確か1年前もやっていたよな。

なかなか完成しないものですね。

工事業者はゆっくりやった方が儲かるのかな。



静かな時間。

時々人に驚いた水鳥が飛び立ちます。



奥の方に見えるのはスカイツリー。

こんな都会の川ですが、水鳥は豊富だし自然もまだまだ残っているんですよね。

毎回いろんな発見があります。



さあ、三郷の街が見えてきました。

ゴールはすぐそこです。

もう終わっちゃうと思うと少し寂しい気もしますね。



武蔵野線の鉄橋を越えたらゴール。



上陸して撤収をしているところに、ママのお迎えの車がやってきました。

さあ、帰りましょう。


ということで、今回のなんちゃって川旅が終了。

今年はちょっとハプニングがありましたが、それでも楽しかったな。

でも来年以降は幕営地考えなきゃ。

今年は新たな川も開拓しなくちゃな、と心に誓うのでした。



ボクの長靴はコレ!以前は「田植え長靴ミノルくん」というベタな名前でしたが今はシンプルな名前になったようです。くるくる丸めて持ち運べて便利です。何より安い(笑)


  


Posted by そーしん at 04:54Comments(2)そーしん島江戸川

2021年01月08日

自分たちだけの野営地開拓!

1月02日(土)~1月03日(日)

最近は、ヒロシやらバイきんぐ西村なんかの影響で山を買う人が増えているみたいですね。

いいなぁ開拓ごっこ。 ボクらもやりたいよね、なんて言いながらみんなで知り合いに山持ってない?とか当たったりしていたところ・・・

見つかりましたよ!自由に開拓して良い森が。

実際には別荘地なんですが、使用していないので自由に使っていいそうです。

ということで、いつものカヌー仲間で野営地開拓の第1回目に行ってきました。




1月02日(土)

別荘地は舗装された道からダートを奥に入ったところにあるというので、ゆらどんさんのランクルに乗り換えて向かいました。

今回の参加は、ゆらどんさん、masaさん、ボクの3人。

山が見えてきましたね。気分が上がります。



舗装道路からダートを走って目的地に到着。

10年以上放置されているというから草ボーボーで藪漕ぎ必至かと思いましたが、意外とすっきりしていますね。



さあ、やりますか。

今回は、家から鎌、鉈、ノコギリを持ってきましたよ。



スゲー!

ゆらどんさんは、エンジンの草刈り機を借りてきました。

これがスゴイのなんのって、ジャンジャン切り捲ります。

手作業の比じゃないですね。



でも、草刈り機では切れない細い木なんかはノコギリが活躍。



もともとはこんなだったスペースが・・・



小一時間ですっきり。

立派な幕営地になりました。



ちなみに幕営地の奥は切り立った断崖絶壁。

眺めは良いんですが、落ちたらあの世行きです。



さっそく眺めの良い一等地にテントを設営。



masaさん、ゆらどんさんも思い思いに幕を設営。

ちなみにmasaさんの幕、なんだかダルダルしてると思ったらムーンライトの2型に1型のポールを持ってきちゃったらしい。

まあ、よくあるヤツですね。

ボクなんかポール忘れたこともあるし、ひどいときは山に行ってテント忘れたことありますからね。



えー!

ゆらどんさんは、これで寝るの!

ハンモックですよね。今は冬ですよ。

でも、確かにここならハンモック寝もありかも。

キャンプ場でハンモック寝って、なんか恥ずかしい感じでちょっとやる気がしませんがここならやれますね。

ボクもハンモック買おう。



野営地開拓を祝って乾杯です。

お疲れ~



焚き火を囲んで、この場所でのこれからの遊びについてあれやこれや話がはずみます。



夕食は最近の定番スキヤキ。

今週2度目ですが、何度食べても飽きないんだよな~



さすがに夜は寒くなって幕内に逃げ込み、おやすみなさい。




1月03日(日)

朝です。

さすがに夜は冷え込みましたね。



朝から焚き火で暖まりましょう。

朝めしはやっぱりスキヤキの残りにうどんを投入。



のんびりと撤収。

次回はゆらどんさんが会社の後輩を連れてきて倒木の片付けをするそうです。

良い薪になりそうですね。



さあ、帰りますか。


新年早々楽しい遊びでした。

次はハンモック寝にチャレンジするか。  


Posted by そーしん at 20:58Comments(4)那須の野営地