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2022年07月07日

日本百名山北海道遠征(後編) 93座目は百名山最難関と言われる幌尻岳

6月30日(木)~7月02日(土)

日本百名山チャレンジ北海道遠征の後編です。
2日目は日本百名山の中でも最難関とも言われる幌尻岳にチャレンジします。はたしてどこがどう最難関なんでしょうか。そして前日の羊蹄山で発症したひざの具合は・・・ 
日本百名山北海道遠征(後編) 93座目は百名山最難関と言われる幌尻岳

日本百名山チャレンジ北海道遠征の前編はコチラ



7月01日(金)

車中泊した道の駅で朝3時に起床。幌尻岳・新冠陽希コースの登山口があるイドンナップ山荘に向かいます。
舗装道路を30分ほど走ると、ついにダートになりました。日本百名山最難関と言われる理由の一つは、登山口までのアクセスの困難さなんですよね。石ゴロゴロ、穴ボコボコの悪路がここから延々と続きます。
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悪路なので、パンクさせないように大きな石を避け、くぼみの前ではスピードを落としてとにかくタイヤに負荷をかけないように緊張しながら運転します。
新しい崩落跡ですね。怖い道だな。
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途中の橋の上から川を見ると・・・えらい濁流になってますね。ここのところ雨が多かったからでしょうか。幌尻岳は渡渉が多いと聞くので、増水も心配です。
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ガタガタ道で心折れそうになっているところに、スマホの電波が途絶えてナビが死にました。ナビを当てにしていただけにこれは想定外です。
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ナビなしですが一本道なのでそのまま走っていると・・・恐れていた分かれ道が出て来ちゃいました。標識もありませんね。ここは右?左? スマホを当てにしていたので予習もしていません。どうも左の方がメインに見えますね・・・ということで左に。結果正解でした。ダムを渡る前までは、迷ったら広い方に進みましょう。
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ダートを延々110分も走って、ようやくイドンナップ山荘に到着しました。
パンクしないようにずーっと緊張しながら運転した110分は本当に疲れました。
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出発前に山荘内をちょこっと覗いてみましょう。ここは避難小屋になっているんですよね。中は小屋というより普通の一戸建てみたいな感じです。
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キッチンまでありましたよ。もともと発電所工事の方々の宿泊施設だったということですがそんな感じですね。
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小屋の横にはNHKの「百名山ひと筆書き」で登った田中陽希の記念碑がありました。今回歩くルートは、その時に田中陽希が歩いたことから、今は「新冠陽希コース」という名前で呼ばれているんですよね。
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たまごサラダパンを食べて腹ごしらえ。セブンのこの手のパンは本当においしいですよね。
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今回のザックはこんな感じ。出発前にポロシリ岳山荘を運営する新冠ポロシリ山岳会の方からメールがあり、ピッケルと軽アイゼン必携とのことでしたので、ピッケルも付けて行きますよ。
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レンタカーのカギは絶対落とさないようにファスナーの付いたポケットにしまいました(笑)
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このゲートの脇からスタートします。普通ならここから登山が始まるんですが、このルートはまだまだ登山が始まりません。ナント19kmも林道を歩かなきゃいけないんです。5時間かけて歩かないと登山すら始まらないんです。
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スタートからすぐに、発電所のゲートがありました。これは右に進みます。
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このゲート、ここをくぐらないと通れません。先にザックを向こうに置いてからくぐります。折り畳み自転車やバイクで入れないようにしているんですね。
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林道脇はところどころで崩落していました。気をつけて行きましょう。
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しばらく歩くと、いこい橋に到着しました。ここにもゲートがあるはずなんですが・・・開いていますね。
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この名物ゲートはこのクルクル扉から入らなくちゃいけないというやっかいなゲートなんですよね。このコースを歩くための一種の通過儀礼のようなものなんですが、スルーできちゃって、嬉しいような寂しいような・・・
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林道は川に沿って通っているんですが、適度に樹林の中にあり直射日光が当たらないので快適です。道も登ってきたダートよりは石がゴロゴロしていないので歩きやすい道ですね。
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あと10kmか。まだまだ長いな。
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これはもしかして・・・ ヒグマのう○ちですね。人の5倍か10倍の量です。こんなサイズのう○ちするのはヒグマ以外考えられません。
とにかく鈴をチリンチリン鳴らしながら、出るなよ!と祈り進みます。
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やっと5kmの看板がありました。ちょっと元気が出てきましたよ。
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斜面には登山道でもないのに踏み跡がありました。いわゆる獣道ってやつですね。鹿はいいけど、熊は出るなよ。
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天然のシャワーが降っていました。気持ちよさそう。テン場の傍にあったら浴びに来るのになぁ
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突然ダムが現れました。このダムのために林道が整備されているんですね。放水中?というよりあふれているという感じです。
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さあ、あと2kmです。
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ダムまでは頻繁に車が通るらしくよく整備された道でしたが、ダムから先はジムニーくらいしか通れない道になりました。
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ほどなくイドンナップ山荘に到着。出発から4時間50分。長かったなぁ 
でもここでゴールじゃないんですよね。ゴールじゃないどころかここからが登山の始まりです。
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まずはひと休憩。山荘の中を覗いてみましょう。思った以上に広いですね。今晩はここに泊まらせてもらいます。
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小屋内に水場があると聞いていたんですが、一滴二滴滴る程度。当てにしていたんだけど、他で手に入れなきゃいけませんね。
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たらいに少しだけ溜まっていた水を浄水器ビーフリーを付けたハイドラパックに入れて補給完了。北海道の沢水はキレイに見えても注意が必要なんですよね。エキノコックスという寄生虫がいる場合があるので、煮沸か浄水器での濾過が必要です。
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小屋前でおにぎりを食べてエネルギー補給。
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小屋に大きなザックはデポして、さあ山頂に向かいましょう。
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小屋の脇に登山道がありました。
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この川沿いを登っていきます。
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この登山道は、今週初めが山開きだったんですが、地元新冠ポロシリ山岳会のみなさんが草刈りをしてくださっていました。
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渡渉を何回か繰り返しながら進みます。雪解けの時期に雨が重なって水量が多めですね。この辺りはどうにか濡れずに渡れました。
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幌尻沢の渡渉点に着きました。マークの位置からすると、前方の木の棒が出ている場所に足を付いて渡れるらしいんですが、どう見ても無理ですね。途中までは行けるんですが、最後の石が急流に水没しています。まずいなぁ ここまで来て引き返す訳にもいかないし。
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付近をよーく見ると、5mほど下流にどうにか渡れそうな場所が。少し濡れそうですが勇気を出して行ってみましょう。
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今回はローカットシューズで行ったんで、ちょっと靴下が濡れたけど無事渡れました。写真は対岸から見た渡渉点です。木の棒の場所に足を付いたら流れに持ってかれる危険性がありましたよね。
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さあ、ここからが急登の始まりです。去年のこの時期のレコを見ると笹の藪漕ぎに苦労したって話が出てきますが、今年は山岳会のみなさんが頑張っていただいたおかげで、藪漕ぎはありませんでした。
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眺望も無い直登が延々と続きます。時々滝が見えたりしますが。
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眺望も無い長い直登、可憐な花々に癒されます。
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長い直登、お花くらいしか写真を撮る場所がありません。
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いいかげんもうそろそろ森林限界に出るだろうって思ったらまだ中間点だって。ガックシ。
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登山道が急に左にトラバースしたと思ったら雪渓に出ました。
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渡渉をするのかそのまま左岸側を登るのか・・・ マークも無く良くわかりません。
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少し登り始めてから対岸にロープが見えて、渡渉することが判明。ちょっと迫力のある渡渉でしたが濡れることなく渡ってロープに取り付くことができました。
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ロープを登ってしばらく歩いていると・・・どうやら森林限界を超えたようですよ。眺望が開けました。
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直登も一旦お休み。トラバースの途中にはお花畑もありました。
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ガスも少しずつ晴れて景色も見え始めましたよ。前方に見えるのはランドマークの大岩ですね。
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振り向くとイドンナップ岳が雲から顔を出していました。
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大岩がだいぶ近付いてきましたよ。
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大岩まで登って来ました。さすが大岩、デカイな。
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大岩に登れそうだったので登ってみました。う~ん良い眺め。
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さあ、あと一息。大岩から一登りしたところで、ついに稜線に出ました。
反対側はカールになっていたんですね。絶景が広がります。
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ここまで来たら山頂はあと少し。あのケルンのある場所が山頂でしょうかね。
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ほどなく山頂に到着♪
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日本百名山93座目ゲットです。
ダートを110分走り、林道を5時間歩き、急登を登ること約4時間、長かったなぁ 
さすが日本百名山最難関、叫びたい気分です。
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三角点にもタッチ。感動を噛み締めます。
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山頂からの360度の景色は動画でどうぞ



山頂の右側にもカールがありました。
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山頂からは360度の大展望。雨を心配したけど、2座とも山頂では晴れ。最高です。
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アプリで山座同定してみたんですが、名前を知らない山ばかりでした(-_-;)
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名残惜しいですが、遅くなるので帰りましょう。
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来た道を戻ります。すっかりお天気になっちゃいましたね。ついてるなぁ
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遠くの山も見渡せます。
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こっちの稜線を歩いてくる登山道もあるんですよね。ごっつい渡渉が15回もあって大変なんですよ。もう一つチロロ林道コースというのもあるんですが、そっちは小屋が無くヒグマの生息域でテン泊しなきゃいけないというもう一つの難関があるんですよね。この山に登るのに楽なルートはありません。
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また大岩の脇を下ります。
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雪渓まで戻ってきました。
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この水は湧き水なんですよね。
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ここで水をゲットしていきます。ビーフリーに付属のパックだと0.6lしかないのでハイドラパックのシーカー2Lというのを購入しました。ビーフリーにシンデレラフィットします。
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無事渡渉完了。ピッケル必携とはここの事だったんでしょうね。もう融けて渡渉になっているので結局ピッケルは使いませんでした。
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帰りも川の脇を通って・・・ こんな川沿いの狭い道、本州じゃ登山道作らないだろうなって道でした。
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どうにか明るいうちに新冠ポロシリ山荘まで戻ってこれました。膝の痛みは相変わらずだったんですが、ごまかしながらどうにか下りて来られました。
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いやぁ本当に疲れた。何しろイドンナップ山荘から12時間歩き続けだもんな。その前に110分ダートも運転したし。自分にご褒美の一杯です。
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一杯飲んだら小屋に入りましょう。
こちらの水場は暗いときに人が通ると電気が点くんですね。すばらしい。
今晩この小屋に泊まるのは10人ほどでみたいです。お疲れのようでもうほとんどの方がお休みになっていました。
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肘っこの方でご飯を頂きますよ。小屋の周囲はグルリとテーブルが作られていました。これは有難い。ビールケースのイスもあって、快適な窓辺のテラスです。
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夕食はカレーメシに生卵インで栄養満点。ブランデーをチビチビやりながらおやすみなさい。
本当に疲れた一日でした。
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7月02日(土)

小屋に泊まった皆さんは朝早く出発されました。ボクは下山するだけなのでゆっくり起きてコーヒーと餡デニッシュの朝食。
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誰もいなくなったので2階を覗いて見ました。広いですね。
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さあ、帰りましょうか。ちなみにこれが小屋の脇にあるトイレです。すごくきれいでしたよ。
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ダムまで戻ってきました。
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おや?犬・・・じゃなくてキタキツネですね。先行者さんの引っ張っている荷物が気になるのかとコトコトついていきます。
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最後はお見送りしてくれました。
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ここが小屋に貼ってあった道間違いしやすいというポイントですね。確かに右に行きたくもなりますが正解は左です。右には送電線があるらしいんですがヒグマの巣窟だと書いてありました。
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やっぱり昨日とは違うう○ちが落ちていました。
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前方に変わった鳥が。うずら?ニワトリのように歩いていましたが、器用に飛ぶこともできました。
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さあ、いこい橋まで戻ってきましたよ。帰りはゲート、閉じていることを期待したんですが残念ながら本日も開いていました。
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橋から川を見下ろすと・・・鹿が川の中にいる。渡る?泳ぐ?何するのかと思ってしばらく見ていましたが、歩いて元の岸に戻っちゃいました。暑くて水浴びしてたんでしょうかね。
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発電所ゲートまで戻ってきました。奥にレッカー車?が止まっていますね。まさか山中にレンタカーのカギを落とした人がいたんじゃないでしょうね(笑)
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イドンナップ山荘に戻ってきてゴール。
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パンを食べてたら毎週のようにここにきているこいう釣り師さんが登ってこられました。毎週川に入っているならヒグマに会いませんか?と聞くと、「今シーズンもう3回見ましたよ。1回は10mくらいの距離で鉢合わせしたけど、向こうが慌てて逃げていきました」「山奥の熊は人に慣れていないし、食べ物のことも知らないからわざわざ近付いて来ることは無い。街に近い熊の方が危険」とおっしゃっていました。リアルなお言葉に納得。
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終わりそうで終わらないのがこのルート。帰りも延々とダート走行です。もう勘弁して。
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ここがダートと舗装道路の境です。やっと終わった。お疲れさまでした~ 本当に疲れた。
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帰りは牧場銀座の中を通ります。数えきれないほどの牧場が並んでいます。牧場ではサラブレッドが草を食べていました。
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さあさあ、汗を流しましょうか。レコードの湯にお邪魔します。
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レコードの湯という名前ですが、てっきり牧場の街なので競走馬が出した記録の「レコード」かと思ったら、普通に音楽を聴くレコードの事だったんですね。懐かしのピクチャーレコードが飾ってありました。写真がレコードになっているヤツです。知ってるかな?
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このリンゴマークも懐かしいな。
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ビートルズのLPは全部持っていたんだよな。もちろんアビイロードも。
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お風呂でさっぱりした後は新千歳空港まで車を走らせ・・・ 北海道の道って広くて真っすぐなのはいいんだけど景色も変わり映えしなくて運転すると飽きるんだよな。
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車を返せばこっちのもの。サッポロビールでお疲れ様。
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夕食はジンギスカン!
のつもりだったんですが、北海道ラーメン道場の横を通ったらつい・・・
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えびそば一幻さんに吸い込まれてしまった。今日も味噌ラーメンをいただきます。海老の出汁がきいたラーメン、最高でした。
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ママ&しんちゃんにはROYCEのチョコレートをお土産に。
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帰りもカードラウンジで。個室っぽくなっているのを良いことにウイスキーをチビチビと。
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帰りは初めて乗るピーチ航空。こっちは機内サービス全くありませんでしたが、さらに安かったので良しとしましょう。
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帰りは成田便。第1ターミナルの南ウィングなんて何十年ぶりだろう。懐かしいなぁ
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ということで、日本百名山チャレンジ北海道遠征、無事予定通りの2座をゲットで終了しました。
百名山は残り7座となりました。7座コンプリートには、あと3回北海道に来なくちゃいけないんですよね。さすがに1年に何回も北海道には来れないので、3年くらいかけて毎年やりましょうかね。あんまり早く終わっちゃってもつまらないしね。




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この記事へのコメント
お疲れ様でした。
読んでいるだけですが、
過酷さが伝わってきました。
近場のお山でしたら、あと一日欲しいですね。
食事も、こんなに少しで大丈夫なの?
って思っちゃいました。

それでも、山頂の景色はしっかり楽しめていますし、
スゴイ達成感なのでしょうね。
キタキツネさんとかも、北海道って感じですし。

鍵を落としたのか、ここじゃなくて良かったですね。
探しに引き返す、体力と気持ちに負けちゃいそう。
Posted by なまずの里なまずの里 at 2022年07月08日 17:44
なまずの里さん

食事はねぇ ボクって燃費がいいんですよ。
同じ山登る時でも、大抵の人より小食ですね。
その分、お酒は飲みますが(笑)

カギをあんな山で落としたら大変でしょうね。
レッカー車も入れるのって感じだし。
パンクしてJAF呼ぶんでも大変だろうし。
これ以上の難関は無いので、ひとまず安心です。
Posted by そーしんそーしん at 2022年07月08日 18:05
 
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