2024年10月18日
同窓会で帰省 ついでに北アルプス 針ノ木サーキット
10月12日(土)~10月14日(月)
秋の3連休、初日の12日は10年ぶり?の小学校の同窓会が地元で開かれることになりました。せっかく諏訪に帰るんですからね。ついでにお山もということで、以前からやりたいと思っていた針ノ木サーキットと呼ばれる北アルプスの周回縦走をやってきました。
10月12日(土)
同窓会は14時に卒業した母校に集合。母校に来るのって実は卒業以来かも。ということは48年ぶり?
諏訪地方の小学校ってクラス替えってものが無くて、6年間メンバーが変わらないので関係は濃密なんですよね。

あの当時、新築だった母校もずいぶんくたびれましたねぇ それにしてもこの風景、懐かしいな。

これはたぶん、6年生の時に学んだ教室です。耐震工事でしょうかね。窓際の鉄骨は無かったように思うけど。でもそれ以外は全くそのまま。ここでよく先生に怒られたなぁ
当時の先生も80歳で参加。視聴覚室で記念品贈呈のセレモニーなんかやって、市内で飲み会。どいつもこいつも還暦を迎えるんですが、性格って小学生の頃と変わらないんですよね。みんな小学生に戻ってたくさん笑った同窓会でした。

10月13日(日)
昨夜の飲み会は2次会まででやめておいたので、どうにか二日酔いにならずにお山に向けて出発。
3連休の中日なので登山口のある扇沢に車が停められるかハラハラしながら先に進むと、少し広くなった路肩はは路上駐車の山。路上駐車のスペースすらありません。ウチの車はジムニーなので、無料駐車場のすみっこにどうにか停めるつもりでしたが、無料駐車場には係員がいて、入ることもできませんでした。いよいよ最後のターミナルまで行くとラッキーにもすんなり停めることができました。12時間1000円ですがしかたないですね。

今回のザックは、針ノ木小屋が営業していない事もあり水2.5L持って13kg。ボクとしては2泊装備でこの重さはかなりがんばりました。

準備をしたら、登山口からスタートです。

天気は晴れているんですが、上のほうだけ雲がついていますね。すっきり景色が見れるといいんですが。

あっという間に大沢小屋に到着。この小屋は営業小屋なんですが、今シーズンはもう小屋じまい。営業はしていませんでした。

小屋の裏にはテン場があるんですよね。前回はマサ☆さんとここに泊まりました。

沢沿いを渡渉を繰り返しながら少しずつ高度を上げてゆきます。

途中で沢を離れて岸の上を登っていくんですが、なかなかの斜度。ちょっと危険です。

ここは右側を大きく高巻くんですね。鎖場が続きます。

高巻きで一気に高度を上げました。この細くなった部分を避けたんですね。

少し平らな場所があったんで、ひと休憩してランチタイムにします。この大きなデニッシュシリーズ、お気に入りなんですがツナ味は初めて見たな。長野のスーパーで見つけたんだけど、ウチの近所でも売ってくれないかな。

ひたすら急登を登ってきましたが、やっとあと一息というところまで来ました。

小屋が見えましたよ!あそこが今日のゴールです。

針ノ木峠に到着しました。反対側に見えているこの稜線を明日歩くんですね。

針ノ木小屋もすでに営業終了です。小屋の裏側にあるテント場にテントを設営させてもらいました。

当然飲み物も売ってませんから、下から担いだチューハイで乾杯。やっぱ担ぎ上げるときは9%ですね。

テン場からの眺めもなかなかのもの。北アルプスが一望できます。

まったり飲んでいると夕方に。日が沈んでいきました。この光景が見られるのも山中で泊まった人だけなんですよね。

夕食は軽量化の為チキンラーメンです

箸が見当たらずひさしぶりに木の枝で代用(-_-;)
ひさしぶりにやっちまったな。

焼酎をチビチビやりながら早寝します。 おやすみなさい~

10月14日(月)
朝です。本日もお天気良さそうですね。富士山が雲海に浮かび上がって見えました。
それにしても、テントのフライの結露がパリパリに凍っていたから氷点下まで下がったんですね。山の上はもうすぐ冬です。

朝食は軽量化のためカップラーメンにしてみました。リフィルは高いのでジップロックに移し替えて持ってきましたよ。味は同じだからこれでいいよね。

無い無いと思っていたら、ザックの中に落ちていた箸を発見。アホですね。

ボクの使っているお箸はコレ。シェラカップと同じベルモントというメーカーです。アマゾンさんで安い中華製の箸を2度ほど購入しましたが、すぐに接続部分がダメになりました。モンベルのストックみたいにクルクル回すのもすぐダメになりましたよ。これは長持ちしています。https://amzn.to/48bgU6s
徐々に明かるくなって、北アルプスの山々も見えてきましたよ。

さあ、明るくなったし針ノ木サーキット行きますか。歩き始めると稜線から太陽が顔を出しました。

これから歩く稜線が赤く染まります。キレイんは稜線だな。楽しみ♪

おや!前方にギザギザの山が見えましたよ。もしかして・・・

そう、剱さんですね。槍と劔が見えるとやっぱりテンションが上がるんですよね。この2座は特別な山です。

さあ、いよいよ針ノ木岳への登りが始まりますよ。かなりの急登です。

急登が終わると、あと一息で針ノ木岳山頂です。

山頂に到着♪ 山頂は貸切ですね。

三角点の奥には立山&剱岳。まさに絶景です。

ひさしぶりに山頂からの360度の絶景をお楽しみください。
こちらがこれから歩く稜線ですね。これは楽しみだ

針ノ木岳を下ったら次々とアップダウンを繰り返します。

この縦走路、全て尾根上を歩くわけじゃないんですね。尾根を巻くのはいいんですが、こんなところを歩くんだ。落っこちないように気をつけましょう。

振り返ると針ノ木岳の雄姿が。かっこいいな。

登り返したら本日2座目、スバリ岳山頂に到着♪

まだまだ稜線歩きが続きますよ。

しばらく歩いて振り返ると、今歩いてきた稜線です。

登山道は片側が切れ落ちた場所があるので注意が必要。ここから落ちたらただじゃすみません。

さあ、お次は赤沢岳ですよ。

下界は雄大な眺めです。

本日3座目、赤沢岳山頂に到着♪

まだまだ続く稜線。

振り返ると歩いてきたお楽しみの稜線です。

さあ、お次の山頂が見えましたよ。

本日4座目、鳴沢岳山頂に到着です。本日とにかく快晴&絶景です。こんな日めったにありませんね。

鳴沢岳を下ると新越山荘がありました。山荘前は平らなのでビバーク適地ですな。

山荘前でランチタイムにします。いつも食べてる大きなデニッシュシリーズ。いつも食ってるんだからそんなに旨いかと言われると困っちゃうんですよね。とにかく大きい割に安いのが何よりなんです。そしてデニッシュなんで、口の中の水分を奪われないのもいいんですよ。ただそだけ(笑)

こんな景色をずーっと左手に見ながらの稜線歩き。贅沢ですねぇ

どうやら、ごっついアップダウンはもうないみたいです。おだやかな稜線歩きが続きます。

少し登り返して、本日5座目岩小屋沢岳に到着しました。これが最後のピークかな。

秋ですね。赤い実がきれいでした。

こんなところにポツンと池がありましたよ。水はあんまりキレイじゃないんですが、空を映して真っ青です。

一登りしたら急に開けた場所に出ました。ここが種池山荘のテント場ですね。しかし・・・眺めが全くない。 しかも碁盤の目のように線があってどうやら設営場所が決まっているみたい。全くそそられないテン場ですね。ここでもう一泊して、のんびりしようかとも思ってましたが、これじゃあ楽しくないですね。このまま下山することにしましょう。

テン場の先に種池山荘がありました。ピザで有名な小屋ですが当然スルー。

山荘前のベンチで人休憩。歩いてきた稜線が一望できますね。良く歩いたもんだ。

ここを下れ柏原真道を通って扇沢まで下りられます。

登山堂脇は紅葉が見ごろを迎えていました。赤や黄色がキレイですね。

柏原新道は岩が平らに整備されていて歩きやすい。柏原さんに感謝感謝です。

2時間ほど下ってゲートが見えたらゴール・・・

じゃなくて駐車場までもうひと登りしなくちゃいけなんですよね。これがきつかった。
ヘロヘロになって駐車場に戻ってゴールです。

お疲れさまでした。念願の針ノ木サーキットを快晴の空のもとやってこれました。これはラッキーだったな。
すばらしい稜線歩きでした。
秋の3連休、初日の12日は10年ぶり?の小学校の同窓会が地元で開かれることになりました。せっかく諏訪に帰るんですからね。ついでにお山もということで、以前からやりたいと思っていた針ノ木サーキットと呼ばれる北アルプスの周回縦走をやってきました。
10月12日(土)
同窓会は14時に卒業した母校に集合。母校に来るのって実は卒業以来かも。ということは48年ぶり?
諏訪地方の小学校ってクラス替えってものが無くて、6年間メンバーが変わらないので関係は濃密なんですよね。
あの当時、新築だった母校もずいぶんくたびれましたねぇ それにしてもこの風景、懐かしいな。
これはたぶん、6年生の時に学んだ教室です。耐震工事でしょうかね。窓際の鉄骨は無かったように思うけど。でもそれ以外は全くそのまま。ここでよく先生に怒られたなぁ
当時の先生も80歳で参加。視聴覚室で記念品贈呈のセレモニーなんかやって、市内で飲み会。どいつもこいつも還暦を迎えるんですが、性格って小学生の頃と変わらないんですよね。みんな小学生に戻ってたくさん笑った同窓会でした。
10月13日(日)
昨夜の飲み会は2次会まででやめておいたので、どうにか二日酔いにならずにお山に向けて出発。
3連休の中日なので登山口のある扇沢に車が停められるかハラハラしながら先に進むと、少し広くなった路肩はは路上駐車の山。路上駐車のスペースすらありません。ウチの車はジムニーなので、無料駐車場のすみっこにどうにか停めるつもりでしたが、無料駐車場には係員がいて、入ることもできませんでした。いよいよ最後のターミナルまで行くとラッキーにもすんなり停めることができました。12時間1000円ですがしかたないですね。
今回のザックは、針ノ木小屋が営業していない事もあり水2.5L持って13kg。ボクとしては2泊装備でこの重さはかなりがんばりました。
準備をしたら、登山口からスタートです。
天気は晴れているんですが、上のほうだけ雲がついていますね。すっきり景色が見れるといいんですが。
あっという間に大沢小屋に到着。この小屋は営業小屋なんですが、今シーズンはもう小屋じまい。営業はしていませんでした。
小屋の裏にはテン場があるんですよね。前回はマサ☆さんとここに泊まりました。
沢沿いを渡渉を繰り返しながら少しずつ高度を上げてゆきます。
途中で沢を離れて岸の上を登っていくんですが、なかなかの斜度。ちょっと危険です。
ここは右側を大きく高巻くんですね。鎖場が続きます。
高巻きで一気に高度を上げました。この細くなった部分を避けたんですね。
少し平らな場所があったんで、ひと休憩してランチタイムにします。この大きなデニッシュシリーズ、お気に入りなんですがツナ味は初めて見たな。長野のスーパーで見つけたんだけど、ウチの近所でも売ってくれないかな。
ひたすら急登を登ってきましたが、やっとあと一息というところまで来ました。
小屋が見えましたよ!あそこが今日のゴールです。
針ノ木峠に到着しました。反対側に見えているこの稜線を明日歩くんですね。
針ノ木小屋もすでに営業終了です。小屋の裏側にあるテント場にテントを設営させてもらいました。
当然飲み物も売ってませんから、下から担いだチューハイで乾杯。やっぱ担ぎ上げるときは9%ですね。
テン場からの眺めもなかなかのもの。北アルプスが一望できます。
まったり飲んでいると夕方に。日が沈んでいきました。この光景が見られるのも山中で泊まった人だけなんですよね。
夕食は軽量化の為チキンラーメンです
箸が見当たらずひさしぶりに木の枝で代用(-_-;)
ひさしぶりにやっちまったな。
焼酎をチビチビやりながら早寝します。 おやすみなさい~
10月14日(月)
朝です。本日もお天気良さそうですね。富士山が雲海に浮かび上がって見えました。
それにしても、テントのフライの結露がパリパリに凍っていたから氷点下まで下がったんですね。山の上はもうすぐ冬です。
朝食は軽量化のためカップラーメンにしてみました。リフィルは高いのでジップロックに移し替えて持ってきましたよ。味は同じだからこれでいいよね。
無い無いと思っていたら、ザックの中に落ちていた箸を発見。アホですね。
ボクの使っているお箸はコレ。シェラカップと同じベルモントというメーカーです。アマゾンさんで安い中華製の箸を2度ほど購入しましたが、すぐに接続部分がダメになりました。モンベルのストックみたいにクルクル回すのもすぐダメになりましたよ。これは長持ちしています。https://amzn.to/48bgU6s
徐々に明かるくなって、北アルプスの山々も見えてきましたよ。
さあ、明るくなったし針ノ木サーキット行きますか。歩き始めると稜線から太陽が顔を出しました。
これから歩く稜線が赤く染まります。キレイんは稜線だな。楽しみ♪
おや!前方にギザギザの山が見えましたよ。もしかして・・・
そう、剱さんですね。槍と劔が見えるとやっぱりテンションが上がるんですよね。この2座は特別な山です。
さあ、いよいよ針ノ木岳への登りが始まりますよ。かなりの急登です。
急登が終わると、あと一息で針ノ木岳山頂です。
山頂に到着♪ 山頂は貸切ですね。
三角点の奥には立山&剱岳。まさに絶景です。
ひさしぶりに山頂からの360度の絶景をお楽しみください。
こちらがこれから歩く稜線ですね。これは楽しみだ
針ノ木岳を下ったら次々とアップダウンを繰り返します。
この縦走路、全て尾根上を歩くわけじゃないんですね。尾根を巻くのはいいんですが、こんなところを歩くんだ。落っこちないように気をつけましょう。
振り返ると針ノ木岳の雄姿が。かっこいいな。
登り返したら本日2座目、スバリ岳山頂に到着♪
まだまだ稜線歩きが続きますよ。
しばらく歩いて振り返ると、今歩いてきた稜線です。
登山道は片側が切れ落ちた場所があるので注意が必要。ここから落ちたらただじゃすみません。
さあ、お次は赤沢岳ですよ。
下界は雄大な眺めです。
本日3座目、赤沢岳山頂に到着♪
まだまだ続く稜線。
振り返ると歩いてきたお楽しみの稜線です。
さあ、お次の山頂が見えましたよ。
本日4座目、鳴沢岳山頂に到着です。本日とにかく快晴&絶景です。こんな日めったにありませんね。
鳴沢岳を下ると新越山荘がありました。山荘前は平らなのでビバーク適地ですな。
山荘前でランチタイムにします。いつも食べてる大きなデニッシュシリーズ。いつも食ってるんだからそんなに旨いかと言われると困っちゃうんですよね。とにかく大きい割に安いのが何よりなんです。そしてデニッシュなんで、口の中の水分を奪われないのもいいんですよ。ただそだけ(笑)
こんな景色をずーっと左手に見ながらの稜線歩き。贅沢ですねぇ
どうやら、ごっついアップダウンはもうないみたいです。おだやかな稜線歩きが続きます。
少し登り返して、本日5座目岩小屋沢岳に到着しました。これが最後のピークかな。
秋ですね。赤い実がきれいでした。
こんなところにポツンと池がありましたよ。水はあんまりキレイじゃないんですが、空を映して真っ青です。
一登りしたら急に開けた場所に出ました。ここが種池山荘のテント場ですね。しかし・・・眺めが全くない。 しかも碁盤の目のように線があってどうやら設営場所が決まっているみたい。全くそそられないテン場ですね。ここでもう一泊して、のんびりしようかとも思ってましたが、これじゃあ楽しくないですね。このまま下山することにしましょう。
テン場の先に種池山荘がありました。ピザで有名な小屋ですが当然スルー。
山荘前のベンチで人休憩。歩いてきた稜線が一望できますね。良く歩いたもんだ。
ここを下れ柏原真道を通って扇沢まで下りられます。
登山堂脇は紅葉が見ごろを迎えていました。赤や黄色がキレイですね。
柏原新道は岩が平らに整備されていて歩きやすい。柏原さんに感謝感謝です。
2時間ほど下ってゲートが見えたらゴール・・・
じゃなくて駐車場までもうひと登りしなくちゃいけなんですよね。これがきつかった。
ヘロヘロになって駐車場に戻ってゴールです。
お疲れさまでした。念願の針ノ木サーキットを快晴の空のもとやってこれました。これはラッキーだったな。
すばらしい稜線歩きでした。