2024年05月30日
日和田山で岩トレ 滑落でヘリ搬送に遭遇
5月25日(土)
今週は、岩初心者のIさん、異能☆さんと日和田山で岩トレです。春日部駅でIさんに拾ってもらって異能☆家経由で日和田山へ。
いつもの駐車場に車を停めたら、岩場までは30分ほどのお散歩。途中、水場で水筒に水を補給。

岩の上部に着きました。先に支点構築してロープを垂らしたら準備完了。

トップロープで確保しつつ、リードクライミングの練習したり、懸垂下降したりで練習練習。

ひととおり練習して、そろそろ昼休憩かなという感じでしゃべっていたら「ドシーン」と大きな音が。この場所でこの音。ただ事じゃないですね。奥の方を見ると男の人が頭を下に宙づりになってるじゃないですか!これが滑落ってヤツ?

宙づりの方はすぐに地面に降ろされて、たまたま居合わせたドクターの指示で、お仲間による心臓マッサージが始まりました。どうやら意識が無い様子。お仲間が救急通報。

滑落した方は、この一番左のロープで頂上付近まで登った時に、支点を掛けようとして落ちたとのこと。次の支点を掛けようとした時に落ちると一つ手前の支点から倍の距離落ちるので、ケガをする確率が高いんですよね。

30分ほどで消防隊員10名ほどが到着しました。ヘリを要請したようで、ヘリからも見えるように広い場所まで担架で搬送。

30分ほどでヘリが到着しました。見事にピタッと止まってホバリングするものですね。2名の隊員が降りてきました。

その間もずっと心臓マッサージは続いています。

いったん飛び去ったヘリコプターがもう一度飛来して、ホバリング。ホバリング中ってものすごい風が吹くんですね。風で巻き上げられた砂や葉っぱが顔に当たって痛い・・・

ロープが降りてきてけが人を収容。収容すると、あっという間に見えなくなりました。

えらい場所に居合わせちゃったな。気を取り直してカップラーのランチタイム。

さあ、午後の練習再開しますか。懸垂下降途中の登り返し練習。複雑なロープワークに頭はグルグル。
そうしているうちに、たくさんいた練習の人たちも潮が引くようにいなくなり最後はボクらだけになっちゃった。
さあ、帰りましょうか。

帰りも運転はIさん、飲んでいいですよとのありがたいお言葉。それではとお言葉に甘えて異能☆さんと車中でお疲れ様~
また来るとしましょう。

※翌日の新聞で、昨日の方がお亡くなりになったことを知りました。
一緒に岩トレをしていたお仲間のみなさん、救急通報のあとずーっと心臓マッサージや意識を取り戻すようお名前を呼びながら声をかけておられました。
その場にたまたま居合わせたドクターは、練習中にもかかわらず診察していただき、的確な指示を出しておられました。
救急通報で駆けつけてくださった消防隊員のみなさん、一糸乱れぬ行動で広い場所までケガ人を降ろして、我々を安全な場所に誘導し心臓マッサージを続けておられました。
防災ヘリの隊員さん、ヘリでも最も難しいといわれる山岳地形でのホバリング、ピタっと止まってプロの技を拝見しました。
それぞれの方が一生懸命、命を救おうと努力をしましたが、結果は残念なことになってしまいました。
練習中とはいえ落ちるのは珍しいことじゃないと思うので、打ち所が悪かったんでしょうか。運不運ってあるのかもしれません。
わかってはいたけど、岩は危険と隣り合わせ。これからも慎重にやるとしましょう。
お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
今週は、岩初心者のIさん、異能☆さんと日和田山で岩トレです。春日部駅でIさんに拾ってもらって異能☆家経由で日和田山へ。
いつもの駐車場に車を停めたら、岩場までは30分ほどのお散歩。途中、水場で水筒に水を補給。
岩の上部に着きました。先に支点構築してロープを垂らしたら準備完了。
トップロープで確保しつつ、リードクライミングの練習したり、懸垂下降したりで練習練習。
ひととおり練習して、そろそろ昼休憩かなという感じでしゃべっていたら「ドシーン」と大きな音が。この場所でこの音。ただ事じゃないですね。奥の方を見ると男の人が頭を下に宙づりになってるじゃないですか!これが滑落ってヤツ?
宙づりの方はすぐに地面に降ろされて、たまたま居合わせたドクターの指示で、お仲間による心臓マッサージが始まりました。どうやら意識が無い様子。お仲間が救急通報。
滑落した方は、この一番左のロープで頂上付近まで登った時に、支点を掛けようとして落ちたとのこと。次の支点を掛けようとした時に落ちると一つ手前の支点から倍の距離落ちるので、ケガをする確率が高いんですよね。
30分ほどで消防隊員10名ほどが到着しました。ヘリを要請したようで、ヘリからも見えるように広い場所まで担架で搬送。
30分ほどでヘリが到着しました。見事にピタッと止まってホバリングするものですね。2名の隊員が降りてきました。
その間もずっと心臓マッサージは続いています。
いったん飛び去ったヘリコプターがもう一度飛来して、ホバリング。ホバリング中ってものすごい風が吹くんですね。風で巻き上げられた砂や葉っぱが顔に当たって痛い・・・
ロープが降りてきてけが人を収容。収容すると、あっという間に見えなくなりました。
えらい場所に居合わせちゃったな。気を取り直してカップラーのランチタイム。
さあ、午後の練習再開しますか。懸垂下降途中の登り返し練習。複雑なロープワークに頭はグルグル。
そうしているうちに、たくさんいた練習の人たちも潮が引くようにいなくなり最後はボクらだけになっちゃった。
さあ、帰りましょうか。
帰りも運転はIさん、飲んでいいですよとのありがたいお言葉。それではとお言葉に甘えて異能☆さんと車中でお疲れ様~
また来るとしましょう。
※翌日の新聞で、昨日の方がお亡くなりになったことを知りました。
一緒に岩トレをしていたお仲間のみなさん、救急通報のあとずーっと心臓マッサージや意識を取り戻すようお名前を呼びながら声をかけておられました。
その場にたまたま居合わせたドクターは、練習中にもかかわらず診察していただき、的確な指示を出しておられました。
救急通報で駆けつけてくださった消防隊員のみなさん、一糸乱れぬ行動で広い場所までケガ人を降ろして、我々を安全な場所に誘導し心臓マッサージを続けておられました。
防災ヘリの隊員さん、ヘリでも最も難しいといわれる山岳地形でのホバリング、ピタっと止まってプロの技を拝見しました。
それぞれの方が一生懸命、命を救おうと努力をしましたが、結果は残念なことになってしまいました。
練習中とはいえ落ちるのは珍しいことじゃないと思うので、打ち所が悪かったんでしょうか。運不運ってあるのかもしれません。
わかってはいたけど、岩は危険と隣り合わせ。これからも慎重にやるとしましょう。
お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
Posted by そーしん at 23:22
│日和田山