2023年11月25日
ゆるゆる宴会登山 乾徳山・高原ヒュッテという名の避難小屋泊
11月18日(土)~11月19日(日)
今週末は、昨年同時期に登れなかった針ノ木岳に行く計画でしたが、土曜日が荒天予報のため断念。天気の良さそうな山域を探して、快適な避難小屋がある乾徳山に行ってきました。目的はひとつ、宴会登山です(笑)「高原ヒュッテ」という名のおよそ避難小屋に似つかわしくない名前の名前の小屋に泊まって、よく食べて飲んだ楽しい登山でした。
11月18日(土)
自宅を6時30分に出発。高井戸でまさ☆さんと合流、調布ICから中央道経由で11時前に登山口の駐車場に到着しました。
駐車場、ずいぶん空いていると思ったら、道路の反対側の駐車場に新しい駐車場ができたみたいですね。そっちの方はほぼいっぱいでした。
ザックは今回もトレイルバムのステディにしました。ウルトラライトで丈夫なザックです。でも40Lだから酒と鍋の具材持ったらいっぱいいっぱい。
さあ、行きましょうか。まずは集落の中の車道歩き。紅葉が見頃を迎えていました。
車道・林道を長々と歩いて、やっとここから登山道が始まります。
このルートを歩くのは2度目ですが、歩きやすい登山道ですね。人の手が入った明るい森の中を歩きます。
明るい樹林歩きが続き、スタートから1時間40分ほどで錦晶水という水場に到着しました。ここは湧き水じゃなくて沢水みたいですね。
焼酎のお湯割りを飲みたいので、水をたっぷり補給していきます。
錦晶水からちょっと登ったら高原ヒュッテに到着しました。なんか名前といい雰囲気といい洒落た建物ですよね。それもそのはず、元は登山客相手の売店だったとか。
今日中に山頂まで行こうか迷いましたが午後は風が強まる予報なので、まだ13時前ですが行動終了にしちゃいます。
久しぶりの高原ヒュッテですが、相変わらず中はキレイですね。荷物が置いてあるので、先客がいらっしゃるようです。
小屋の中には薪ストーブがあるんですよね。貸切だったら火を点けようと着火剤代わりの白樺の皮を持って来たんですけど、同宿の方もいらっしゃるのようなのでストーブはやめておきました。何しろ煙突からうまく煙が出るようになるまでは小屋内が真っ白になりますからね。
以前、ここに泊まって薪ストーブ着火に失敗したときの様子はコチラ
前回は厳冬期だったのでトイレは使えなかったんですが、今回はまだトイレが使えました。バイオなので匂いもなく清潔なトイレです。これも避難小屋としてはかなりレアですね。
「今回は宴会メインだね」とは言ったけど、まさ☆さん、いくら何でもこの食料は持って来すぎでしょ(笑)
さあさあ、乾杯しましょうか。ロクに歩いてないんで疲れていないんですが、ウマイものはウマイ!
今回はゆるーい登山ということで、極楽座椅子を持って来ましたよ。エアーマットを座椅子にするんですが、ちょー快適な座り心地です。
これは外遊び用マットで有名なサーマレストの商品です。たいして荷物にもならないし、極楽の座り心地ですよ。
クリック
一杯やりながら、おつまみのするめをしゃぶっていると・・・
まさ☆さんから焼き餃子の差し入れが。
あざーっす! 焼き餃子ウマいね。
食べ終わるとお次は、ファミチキと千切りキャベツのコンソメ煮・チーズ乗せ?って感じの料が出てきました。まさ☆さん山で凝ったもの作るなぁこれは山では食べたことのない味でした。もちろんウマし!!
しこたま飲んだところでトイレに行ってビックリ。電気が点きましたよ! ソーラー発電しているんですね。電気が点く避難小屋っていうのも初めてだな。
まさ☆さんからは次々に差し入れが。お肉はやっぱりウマイなぁ 元気が出ます。
ここら辺でやっと自分のご飯です。今回は餃子鍋にしました。鍋を忘れたのでフライパンですが。
まさ☆さん、さらに何か作り始めましたよ。玉子の上におにぎりを乗せてます。
なるほど、チャーハンか。本格的なチャーハンができるもんですね。ごちそうさまでした。
13時過ぎから飲み始めましたからね。18時にはお開きに。おやすみなさい。
11月19日(日)
朝食は昨夜の鍋の残りにごはんと卵を入れて雑炊に。これがウマいんだよな。
さあ、行きましょうか。小屋に大きなザックはデポして身軽にスタートです。
太陽が昇ってきましたよ。
目指す乾徳山も朝日に染まります。
月見岩まで登ってきました。巨石が草原の中にポツンと。不思議ですね。
せっかくなので裏側から月見岩に登ってみると・・・ 目の前には富士山がバーン!スゴイ光景だな。
しばらく歩くと鎖場が現れました。この辺りからが乾徳山の本領発揮です。
鎖場の先には巨石がパックリ割れていました。髭剃岩だそうです。前に来た時強引にこの隙間に入ってザックがこすれてキズになったんですよね。今回は入りませんでした。
乾徳山、やっぱり眺めの良い山ですね。眼前には南アルプスのオールスターが共演しています。
これもごっつい鎖場ですね。低山と侮れません。
胎内くぐりの穴がありました。よくあるパターンですね。覗いてみましたが狭そうなので今回もパスします。
眺めの良い山ですね。
さあ、いよいよラスボスの鳳岩ですよ。垂直に近い1枚岩の壁です。
昨晩同宿したクライマーの人に、鎖使わずに登ってみたらって言われたんでチャレンジしてみましたが、ボクらの実力ではとてもとてもムリ。最初から鎖使っちゃいました。
なかなか迫力のある岩壁ですよ。
鎖は補助になんて言いますが、結局鎖で力任せに登っちゃいました(-_-;)
岩を登るともうそこには山頂が。
いい天気ですね。写真を撮ってもらいました。
向こうには富士山も見えて絶景!
さあ、下山しましょうか。帰りは巻き道ルートから戻ります。
巻き道は北面なので雪が残っていますね。滑って危ないので慎重に。
振り返ると逆光に乾徳山山頂が。こういう感じで山頂の形が見えるのは反対側からだけですね
滑りそうな岩場を慎重に下りました。
スタートから3時間弱で高原ヒュッテに戻ってきました。
ザックをパッキングし直したら、さあ帰りましょうか。帰りは道満尾根から下ります。明るい尾根で気持ちがいいですね。落ち葉が滑るので注意しながら下ります。
途中、道満山の山頂がありました。景色は無いけど。
気持ちの良い尾根道を下ったら車道に出ました。鹿除けの柵を越えたらもう集落です。
駐車場に戻ってゴール。お疲れさまでした~
ということで、宴会メイン、ゆるゆるの乾徳山登山が終了しましtあ。このパターンはクセになりますね。また他の山域が中止になった時の代案としてやることにしましょう。
今週末は、昨年同時期に登れなかった針ノ木岳に行く計画でしたが、土曜日が荒天予報のため断念。天気の良さそうな山域を探して、快適な避難小屋がある乾徳山に行ってきました。目的はひとつ、宴会登山です(笑)「高原ヒュッテ」という名のおよそ避難小屋に似つかわしくない名前の名前の小屋に泊まって、よく食べて飲んだ楽しい登山でした。
11月18日(土)
自宅を6時30分に出発。高井戸でまさ☆さんと合流、調布ICから中央道経由で11時前に登山口の駐車場に到着しました。
駐車場、ずいぶん空いていると思ったら、道路の反対側の駐車場に新しい駐車場ができたみたいですね。そっちの方はほぼいっぱいでした。
ザックは今回もトレイルバムのステディにしました。ウルトラライトで丈夫なザックです。でも40Lだから酒と鍋の具材持ったらいっぱいいっぱい。
さあ、行きましょうか。まずは集落の中の車道歩き。紅葉が見頃を迎えていました。
車道・林道を長々と歩いて、やっとここから登山道が始まります。
このルートを歩くのは2度目ですが、歩きやすい登山道ですね。人の手が入った明るい森の中を歩きます。
明るい樹林歩きが続き、スタートから1時間40分ほどで錦晶水という水場に到着しました。ここは湧き水じゃなくて沢水みたいですね。
焼酎のお湯割りを飲みたいので、水をたっぷり補給していきます。
錦晶水からちょっと登ったら高原ヒュッテに到着しました。なんか名前といい雰囲気といい洒落た建物ですよね。それもそのはず、元は登山客相手の売店だったとか。
今日中に山頂まで行こうか迷いましたが午後は風が強まる予報なので、まだ13時前ですが行動終了にしちゃいます。
久しぶりの高原ヒュッテですが、相変わらず中はキレイですね。荷物が置いてあるので、先客がいらっしゃるようです。
小屋の中には薪ストーブがあるんですよね。貸切だったら火を点けようと着火剤代わりの白樺の皮を持って来たんですけど、同宿の方もいらっしゃるのようなのでストーブはやめておきました。何しろ煙突からうまく煙が出るようになるまでは小屋内が真っ白になりますからね。
以前、ここに泊まって薪ストーブ着火に失敗したときの様子はコチラ
前回は厳冬期だったのでトイレは使えなかったんですが、今回はまだトイレが使えました。バイオなので匂いもなく清潔なトイレです。これも避難小屋としてはかなりレアですね。
「今回は宴会メインだね」とは言ったけど、まさ☆さん、いくら何でもこの食料は持って来すぎでしょ(笑)
さあさあ、乾杯しましょうか。ロクに歩いてないんで疲れていないんですが、ウマイものはウマイ!
今回はゆるーい登山ということで、極楽座椅子を持って来ましたよ。エアーマットを座椅子にするんですが、ちょー快適な座り心地です。
これは外遊び用マットで有名なサーマレストの商品です。たいして荷物にもならないし、極楽の座り心地ですよ。
クリック
一杯やりながら、おつまみのするめをしゃぶっていると・・・
まさ☆さんから焼き餃子の差し入れが。
あざーっす! 焼き餃子ウマいね。
食べ終わるとお次は、ファミチキと千切りキャベツのコンソメ煮・チーズ乗せ?って感じの料が出てきました。まさ☆さん山で凝ったもの作るなぁこれは山では食べたことのない味でした。もちろんウマし!!
しこたま飲んだところでトイレに行ってビックリ。電気が点きましたよ! ソーラー発電しているんですね。電気が点く避難小屋っていうのも初めてだな。
まさ☆さんからは次々に差し入れが。お肉はやっぱりウマイなぁ 元気が出ます。
ここら辺でやっと自分のご飯です。今回は餃子鍋にしました。鍋を忘れたのでフライパンですが。
まさ☆さん、さらに何か作り始めましたよ。玉子の上におにぎりを乗せてます。
なるほど、チャーハンか。本格的なチャーハンができるもんですね。ごちそうさまでした。
13時過ぎから飲み始めましたからね。18時にはお開きに。おやすみなさい。
11月19日(日)
朝食は昨夜の鍋の残りにごはんと卵を入れて雑炊に。これがウマいんだよな。
さあ、行きましょうか。小屋に大きなザックはデポして身軽にスタートです。
太陽が昇ってきましたよ。
目指す乾徳山も朝日に染まります。
月見岩まで登ってきました。巨石が草原の中にポツンと。不思議ですね。
せっかくなので裏側から月見岩に登ってみると・・・ 目の前には富士山がバーン!スゴイ光景だな。
しばらく歩くと鎖場が現れました。この辺りからが乾徳山の本領発揮です。
鎖場の先には巨石がパックリ割れていました。髭剃岩だそうです。前に来た時強引にこの隙間に入ってザックがこすれてキズになったんですよね。今回は入りませんでした。
乾徳山、やっぱり眺めの良い山ですね。眼前には南アルプスのオールスターが共演しています。
これもごっつい鎖場ですね。低山と侮れません。
胎内くぐりの穴がありました。よくあるパターンですね。覗いてみましたが狭そうなので今回もパスします。
眺めの良い山ですね。
さあ、いよいよラスボスの鳳岩ですよ。垂直に近い1枚岩の壁です。
昨晩同宿したクライマーの人に、鎖使わずに登ってみたらって言われたんでチャレンジしてみましたが、ボクらの実力ではとてもとてもムリ。最初から鎖使っちゃいました。
なかなか迫力のある岩壁ですよ。
鎖は補助になんて言いますが、結局鎖で力任せに登っちゃいました(-_-;)
岩を登るともうそこには山頂が。
いい天気ですね。写真を撮ってもらいました。
向こうには富士山も見えて絶景!
さあ、下山しましょうか。帰りは巻き道ルートから戻ります。
巻き道は北面なので雪が残っていますね。滑って危ないので慎重に。
振り返ると逆光に乾徳山山頂が。こういう感じで山頂の形が見えるのは反対側からだけですね
滑りそうな岩場を慎重に下りました。
スタートから3時間弱で高原ヒュッテに戻ってきました。
ザックをパッキングし直したら、さあ帰りましょうか。帰りは道満尾根から下ります。明るい尾根で気持ちがいいですね。落ち葉が滑るので注意しながら下ります。
途中、道満山の山頂がありました。景色は無いけど。
気持ちの良い尾根道を下ったら車道に出ました。鹿除けの柵を越えたらもう集落です。
駐車場に戻ってゴール。お疲れさまでした~
ということで、宴会メイン、ゆるゆるの乾徳山登山が終了しましtあ。このパターンはクセになりますね。また他の山域が中止になった時の代案としてやることにしましょう。