2022年01月12日
山友マサ☆さんの雪山テント泊デビューで瑞牆山 富士見平小屋
12月29日(水)~12月31日(金)
百名山友達のマサ☆さん、今年から本格的に雪山テン泊デビューしたいというので、装備なんかの相談に乗っていたんですよね(人の相談に乗るなんてボクもエラくなったもんだ)。
いよいよデビューしましょうということで、比較的軽めの雪山・富士見平小屋泊で瑞牆山に行って来ました。
久しぶりでしたが、富士見平小屋のテン場と瑞牆山、やっぱりいいですね。ゆったりのんびり、良いデビュー戦になりました。

12月29日(水)
まさ☆さんとは高井戸のコンビニで21時40分に待ち合わせ。調布ICから中央高速に乗り、深夜割引が適用される24時過ぎに韮崎ICを出て道の駅韮崎で仮眠。一杯飲んだらおやすみなさい。
12月30日(木)
5時30分に起きて6時30分に瑞牆山荘横の駐車場に到着。心配した道路の状況も雪がうっすらと積もる程度で問題ありませんでした。

今回のザックはこんな感じ。それほどヤバイ山じゃないのでヘルメットやピッケルを置いてきたので17kgと雪山テン泊にしては軽めです。

スタートからチェーンアイゼンを装着。登山道に雪があったりなかったりだったので、チェーンアイゼンでちょうどいい感じでした。

急登を尾根まで登ると突如視界が開けて瑞牆山がバーン!瑞牆山、久しぶりに見ましたがカッコいいですね。

稜線に出ると少し傾斜が緩やかになりました。
水場の看板があったので行ってみると、水は豊富に出ていましたよ。これで糸安心。雪から水を作らずに済みますね。

水場のすぐ上に本日宿泊の富士見平小屋がありました。出発から50分しか経ってませんからユルユルですね。

年末年始は小屋も営業しているかと思いましたが、営業していませんでした。ということはテン場代もしかして無料?

小屋からは名前の通り富士山がキレイに見えました。

さあ、早速テントを張りましょうか。よさげなスペースを見つけ・・・

スコップで整地します。思ったより雪は少ないですね。少し掘るとすぐ地面が出てきました。

15分くらい経ったところで、ボクは早々にこんなもんでいいんじゃないと切り上げます。マサ☆さんは丁寧に仕上げてました。こういうところに性格が出ますね。

ボクはちゃっちゃと設営完了。今回はダンロップのVS-20にしましたよ。とにかく張るのが楽で丈夫なテントなので雪山では一番安心なテントです。
マサ☆さんは、初張りのスノーフライを色々と検証しながら張っていました。

ひと休憩したら、さあ行きますか。アタックザック一つで出発です。

一旦山を下るんですね。日のあたらない斜面は雪がたっぷり。チェーンアイゼンだとちょっと心もとない感じではありますが、12本爪を出すほどでもないかな、そのまま行きます。

下り切ると桃太郎岩がありました。久しぶりに見るけどこの岩こんなに大きかったっけ?ド迫力です。

そして相変わらず岩を支えている小枝たち(笑)

岩ゴロゴロの急登が始まりました。雪が少なくなったのでチェーンアイゼンで正解ですね。

でっかい岩や鎖も現れましたよ。こんなハードな山だったかな。

木の間から、この山のシンボルでもある大ヤスリ岩が見えました。

大ヤスリ岩、袂まで行くと見上げるデカさです。迫力あるな~

しばらく登ると、大ヤスリ岩が見下ろせました。

急登を登り切り、裏側から登り返すと視界が開けました。さあ、あと一息で山頂です。

はい、山頂に到着です。風は時折強く吹きますが心配したほどではないですね。

山頂標識と記念撮影。

眼下には大ヤスリ岩が見下ろせます。この景色も久しぶりですがなかなかの絶景ですね。

こちらは金峰山方面。山頂は雲の中ですね。あっちに行こうかって話も合ったけどこっちで正解だったようです。

八ヶ岳も裾野しか見えませんね。これも予報通り。最初は赤岳に行こうかと思ったけどでこっちにして正解でした。

さあ、来た道を戻って下山しましょう。

出発から3時間ほどでテン場まで戻って来ました。

マサ☆さんはまだフライのスカート埋めたり作業してるけど、先に一杯やっちゃいましょうかね。

まだ明るいけど日本酒もやっちゃいますよ。この前masaさん家でキャンプした時にあーちゃんからもらったヤツ(笑)

つまみに、まさ☆さんから餃子いただきました。山で焼き餃子か。考えたことなかったけどアリだよな。鍋の具にもなるし。今度やってみよう。

まさ☆さんのテント、プロモンテのVLシリーズなんだけど、スノーフライも買ったんだよな。スノーフライって本格適っぽくてかっこいいよな。欲しいけど高いんだよな。
しっかり裾まで雪で埋まってますね。

餃子の次は、高級なソーセージもいただいちゃいました。

飲み始めが早かったので一旦お昼寝タイム。お昼寝した後は、もう夕食タイムです。今回はフリーズドライのカレーを入れてカレー鍋をいただきます。

まあ、カレー味ですからね、鉄板のウマさです。会話しながら食べていたんですが、雪が降ってきたので各自テントに籠りました。

テント内はマイナス2度くらいでしょうか。さあ、これからどこまで下がりますかね。

いつものようにステンレスボトルを湯たんぽにします。これでホッカホカで眠れます。

テント内で焼酎を飲んでいたんですが、いつの間にか落ちていました。

12月31日(金)
朝目が覚めるとテント内はマイナス4度くらい。思ったより冷えなかったようです。

でも、いつものことですが鍋の残りはカッチカチ。全室に置いておいたんですが、雪が吹き込んでえらいことになっていました。

バーナーで温めてからご飯を入れて、おじやにしていただきます。カレーの匂いがが食欲をそそりますね。

気温はそれほど低くないんでしょうが、風が吹いているので体感温度はマイナス10度くらいな感じです。かじかむ手でどうにか撤収。久しぶりにキッツイ撤収でした。

さあ、帰りましょうか。

瑞牆山も見納めです。

下山は40分ほど。あっという間に下山完了。

車にも雪が積もっていました。車の温度計は外気温がマイナス7度だったので、テン場はもっと冷えたんですね。どうりで撤収時に寒かったわけだ。
フロントガラスの雪もカチカチに凍って暖房をつけてもなかなか融けないほど。こんなの久しぶりの経験でした。

ということで今年の山納めが無事終了しました。マサ☆さんも無事凍えることなく夜を過ごせたようだし、これから雪山も一緒に行けそうですね。雪山シーズンはまだ始まったばかり。お楽しみが増えました。
百名山友達のマサ☆さん、今年から本格的に雪山テン泊デビューしたいというので、装備なんかの相談に乗っていたんですよね(人の相談に乗るなんてボクもエラくなったもんだ)。
いよいよデビューしましょうということで、比較的軽めの雪山・富士見平小屋泊で瑞牆山に行って来ました。
久しぶりでしたが、富士見平小屋のテン場と瑞牆山、やっぱりいいですね。ゆったりのんびり、良いデビュー戦になりました。
12月29日(水)
まさ☆さんとは高井戸のコンビニで21時40分に待ち合わせ。調布ICから中央高速に乗り、深夜割引が適用される24時過ぎに韮崎ICを出て道の駅韮崎で仮眠。一杯飲んだらおやすみなさい。
12月30日(木)
5時30分に起きて6時30分に瑞牆山荘横の駐車場に到着。心配した道路の状況も雪がうっすらと積もる程度で問題ありませんでした。
今回のザックはこんな感じ。それほどヤバイ山じゃないのでヘルメットやピッケルを置いてきたので17kgと雪山テン泊にしては軽めです。
スタートからチェーンアイゼンを装着。登山道に雪があったりなかったりだったので、チェーンアイゼンでちょうどいい感じでした。
急登を尾根まで登ると突如視界が開けて瑞牆山がバーン!瑞牆山、久しぶりに見ましたがカッコいいですね。
稜線に出ると少し傾斜が緩やかになりました。
水場の看板があったので行ってみると、水は豊富に出ていましたよ。これで糸安心。雪から水を作らずに済みますね。
水場のすぐ上に本日宿泊の富士見平小屋がありました。出発から50分しか経ってませんからユルユルですね。
年末年始は小屋も営業しているかと思いましたが、営業していませんでした。ということはテン場代もしかして無料?
小屋からは名前の通り富士山がキレイに見えました。
さあ、早速テントを張りましょうか。よさげなスペースを見つけ・・・
スコップで整地します。思ったより雪は少ないですね。少し掘るとすぐ地面が出てきました。
15分くらい経ったところで、ボクは早々にこんなもんでいいんじゃないと切り上げます。マサ☆さんは丁寧に仕上げてました。こういうところに性格が出ますね。
ボクはちゃっちゃと設営完了。今回はダンロップのVS-20にしましたよ。とにかく張るのが楽で丈夫なテントなので雪山では一番安心なテントです。
マサ☆さんは、初張りのスノーフライを色々と検証しながら張っていました。
ひと休憩したら、さあ行きますか。アタックザック一つで出発です。
一旦山を下るんですね。日のあたらない斜面は雪がたっぷり。チェーンアイゼンだとちょっと心もとない感じではありますが、12本爪を出すほどでもないかな、そのまま行きます。
下り切ると桃太郎岩がありました。久しぶりに見るけどこの岩こんなに大きかったっけ?ド迫力です。
そして相変わらず岩を支えている小枝たち(笑)
岩ゴロゴロの急登が始まりました。雪が少なくなったのでチェーンアイゼンで正解ですね。
でっかい岩や鎖も現れましたよ。こんなハードな山だったかな。
木の間から、この山のシンボルでもある大ヤスリ岩が見えました。
大ヤスリ岩、袂まで行くと見上げるデカさです。迫力あるな~
しばらく登ると、大ヤスリ岩が見下ろせました。
急登を登り切り、裏側から登り返すと視界が開けました。さあ、あと一息で山頂です。
はい、山頂に到着です。風は時折強く吹きますが心配したほどではないですね。
山頂標識と記念撮影。
眼下には大ヤスリ岩が見下ろせます。この景色も久しぶりですがなかなかの絶景ですね。
こちらは金峰山方面。山頂は雲の中ですね。あっちに行こうかって話も合ったけどこっちで正解だったようです。
八ヶ岳も裾野しか見えませんね。これも予報通り。最初は赤岳に行こうかと思ったけどでこっちにして正解でした。
さあ、来た道を戻って下山しましょう。
出発から3時間ほどでテン場まで戻って来ました。
マサ☆さんはまだフライのスカート埋めたり作業してるけど、先に一杯やっちゃいましょうかね。
まだ明るいけど日本酒もやっちゃいますよ。この前masaさん家でキャンプした時にあーちゃんからもらったヤツ(笑)
つまみに、まさ☆さんから餃子いただきました。山で焼き餃子か。考えたことなかったけどアリだよな。鍋の具にもなるし。今度やってみよう。
まさ☆さんのテント、プロモンテのVLシリーズなんだけど、スノーフライも買ったんだよな。スノーフライって本格適っぽくてかっこいいよな。欲しいけど高いんだよな。
しっかり裾まで雪で埋まってますね。
餃子の次は、高級なソーセージもいただいちゃいました。
飲み始めが早かったので一旦お昼寝タイム。お昼寝した後は、もう夕食タイムです。今回はフリーズドライのカレーを入れてカレー鍋をいただきます。
まあ、カレー味ですからね、鉄板のウマさです。会話しながら食べていたんですが、雪が降ってきたので各自テントに籠りました。
テント内はマイナス2度くらいでしょうか。さあ、これからどこまで下がりますかね。
いつものようにステンレスボトルを湯たんぽにします。これでホッカホカで眠れます。
テント内で焼酎を飲んでいたんですが、いつの間にか落ちていました。
12月31日(金)
朝目が覚めるとテント内はマイナス4度くらい。思ったより冷えなかったようです。
でも、いつものことですが鍋の残りはカッチカチ。全室に置いておいたんですが、雪が吹き込んでえらいことになっていました。
バーナーで温めてからご飯を入れて、おじやにしていただきます。カレーの匂いがが食欲をそそりますね。
気温はそれほど低くないんでしょうが、風が吹いているので体感温度はマイナス10度くらいな感じです。かじかむ手でどうにか撤収。久しぶりにキッツイ撤収でした。
さあ、帰りましょうか。
瑞牆山も見納めです。
下山は40分ほど。あっという間に下山完了。
車にも雪が積もっていました。車の温度計は外気温がマイナス7度だったので、テン場はもっと冷えたんですね。どうりで撤収時に寒かったわけだ。
フロントガラスの雪もカチカチに凍って暖房をつけてもなかなか融けないほど。こんなの久しぶりの経験でした。
ということで今年の山納めが無事終了しました。マサ☆さんも無事凍えることなく夜を過ごせたようだし、これから雪山も一緒に行けそうですね。雪山シーズンはまだ始まったばかり。お楽しみが増えました。
この記事へのコメント
>かじかむ手でどうにか撤収
作業の時は、温かい手袋とかは、
邪魔になっちゃう感じでしょうか。
撤収専用みたいな防寒手袋って、あるんですか?
作業の時は、温かい手袋とかは、
邪魔になっちゃう感じでしょうか。
撤収専用みたいな防寒手袋って、あるんですか?
Posted by なまずの里
at 2022年01月12日 14:06

なまずの里さん
分厚い手袋だと、細かい作業ができないのでテントを畳んだりするのが
ストレスなんですよね。
薄いインナーグローブだけだと、風が吹くと本当に手がかじかみます。
温かさと作業しやすさの両立は難しいですね。
まぁ好きでやっているので、誰にも文句は言えませんが。
分厚い手袋だと、細かい作業ができないのでテントを畳んだりするのが
ストレスなんですよね。
薄いインナーグローブだけだと、風が吹くと本当に手がかじかみます。
温かさと作業しやすさの両立は難しいですね。
まぁ好きでやっているので、誰にも文句は言えませんが。
Posted by そーしん
at 2022年01月12日 21:31
