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2022年01月07日

初めて一人暮らしした街を散策 岡本太郎美術館と藤子F不二雄ミュージアムも

12月28日(火)

一昨年大阪出張の際、万博の跡地にある太陽の塔を見学。50年前の作品なのに今なお前衛で、岡本太郎氏の偉大さを改めて実感させられました。


氏の作品を展示した美術館があるというので、この連休に行ってみようと調べてみたら、ナント!ボクが初めて一人暮らしをした川崎市多摩区のアパートのそばにあるじゃないですか!しかも28日はちょうどお休みにもひっからず見学できるということで、夫婦そろってお散歩しに行ってきました。
近くに出来た藤子F不二雄ミュージアムも見学、30数年前の面影を探しながら懐かしい街を歩きができました。

一昨年太陽の塔を見学した時の様子はコチラ


自宅を車で9時に出発。首都高・東名を走って、ちょっと渋滞したけど生田緑地の駐車場には10時30分に到着しました。ボクの住んでいたアパートは生田緑地のすぐそばにあったんですよね。

まずは岡本太郎美術館を目指します。懐かしの生田緑地を散策。こんなにキレイな森だったかな。



生田緑地の坂を登ったところに、お目当ての岡本太郎美術館がありました。



入場料は1000円。この手の施設としてはお安いですよね。しかも、ワオンカードを見せれば200円引きだそうです。カードを持っていたのでとってもお得に入場出来ちゃいました。

ママさんは岡本太郎と記念撮影(笑)



入口にはいきなり壁一面に真っ赤な顔が。これぞ岡本太郎って感じですね。



中に入ると岡本太郎の絵画が展示されていました。これ全部本物のはずだけど、ガラスもなくて手で触ろうと思えば触れちゃうんですよね。偉大な作家の作品にしては意外でちょっとビックリです。



この大きな絵は座って見られるようにイスが置いてありました。座ってじっと見ていると、絵が動き出しそうな躍動感があって、すごいエネルギーを感じました。



ボクのお気に入りはこのオブジェ。いい味出していますよね(笑)



直筆の太陽の塔の内部のラフスケッチが展示されていました。このアイデアがあの内部になったんですね。



ちなみに一昨年太陽の塔に登った時に撮った内部の様子はこんな感じでした。


休憩するイスも岡本作品です。



後半はオブジェが中心の展示に。ボクの好きな縄文土器に岡本太郎氏も魅せられていたと書いてありました。何か大地のエネルギーみたいなものを感じるんですよね。どうりで岡本太郎作品にも魅了されるわけだ。



外にも巨大なオブジェがありました。いや~なかなか楽しめるすばらしい美術館でした。



生田緑地のすぐ脇にボクが通った大学があるんですよね。懐かしいのでちょっと見ていくことに。残念ながら大学は冬休み中でキャンパスの中に入ることはできませんでした。



大学の建物も30年経つと全く変わっていますね。昔はグラウンドだった場所にもこんな建物が建っているし。懐かしいというよりビックリしたという感じでした。



学食でランチが出来ればと思っていたけど大学が休みだったので向ケ丘遊園の駅まで下りてきました。昔通った飲食店があるかなと思いましたが、さすがに見当たりませんね。ということで、適当にマックでランチ。ポテトはLを頼みたかったのに・・・そういえば年末はLサイズの販売停止ってニュースでやってたな(汗)



今回のもう一つのお楽しみは、藤子F不二雄ミュージアムです。どうやら昔の向ケ丘遊園地のあった場所にあるみたい、ということで歩いて行きます。昔よく買い物をした駅前のダイエーはちょうど取り壊されているところでした。



途中のローソンでチケットを購入。チケットは完全予約制でローソンでしか買えないので注意が必要です。行く途中にはパーマンやオバQの銅像がありました。この銅像がある場所・・・なんか違和感がある思ったら、昔遊園地まで走っていたモノレールの路線跡地が歩道として整備されていたんですね。



歩いて15分ほどでミュージアムに到着。予約時間はかなり厳密で早めに行っても待たされるので、時間をつぶしてから行くのがオススメです。



並んで待つ間、ミュージアムの壁にはこんな人形が展示されていました。



展示室は藤子F不二雄氏が書いた原画が中心です。子供はあんまり楽しめないんじゃないかな。残念ながら写真撮影NGなので写真はありません。

展示を見終わると、外にはきれいなジャイアンが。ということで記念撮影。本当は井戸の底から現れるように出来ているようですがこの日は故障して出っぱなしでした。



のび太の家の模型もありましたよ。



これが、のび太の部屋。ミニチュアだけど良くできていますよね。



これが玄関。玄関の先に階段があって2櫂ののび太の部屋に続いています。のび太の家、2階は1室だけなんですね。



これが客間かな。良くできた模型でした。



外ではパーマンが手を振ってくれました。



これはもしかして・・・ あれですね。 どこでもドアァァ!! あれ? ハワイに行きたかったんだけど場所変わらないな、と一人小芝居(笑)



ミュージアムを後に生田緑地に戻る途中、最初に住んだアパートを探しに行ってみましたよ。その辺りに行けばわかるだろうと思ったんですが・・・ 30年の月日は建物も景色も変えてしまい・・・この辺りだったかな?と思って撮ったのがこの写真。
当時住んでいたアパートは四畳半一間。共同玄関でトイレや風呂も共同だったので、中の人たちとも仲良しでよく一緒に酒を飲んだっけ。大家さんも酒飲みの舞台俳優で岸田戯曲賞を取るような作家さんなんかとも一緒に酒盛りをするような、面白いアパートでした。懐かしいなぁ


アパートが見つからなかったことは残念でしたが、色んな思い出に浸れて久しぶりに同窓会に主席したような楽しい休日でした。

年末年始の休暇はまだたっぷりとあるので、次に済んだアパートのある代々木上原・下北沢界隈も歩いてみようかな。


  


2022年01月05日

またまた、つっちーくん家でキャンプ?!

12月26日(日)~12月27日(月)


最近、訳あって一人暮らしを始めた会社の後輩つっちーくん。年末も暇そうなので、先月に続きまたまたつっちーくん家にキャンプ?に行くことに。

いろは坂の下でキャンプをした後、一旦家に帰ってから電車で向かいました。

つっちーくん、駅から近い昭和な武里団地の一室を購入したんですよね。300万くらいだっていうから安いっちゃ安い。



まあ、エレベーターが無い5階の部屋というのはご愛敬。
部屋に入ってビックリ。ずいぶんキレイになりましたね。



前に来たときはこんなだったのに。同じ部屋とは思えません。



2LDKの部屋をぶち抜きで使っているから部屋も広々。アウトドアグッズを並べてなんかオシャレなアウトドアショップみたいになってます。
つっちーくん、普段からこのハンモックで寝ているんだとか。好きだねぇ



今回のメンバーは前回に引き続き、うさミミさん、それに元AKB好きの元わが社の社員T君です。

まずは生牡蠣をいただきます。ボクは生は苦手なので鍋の具材にしていただきましたよ。牡蠣鍋って良い出汁が出るんですよね。



今回は、牡蠣やら魚やら海老やらいっぱい入った海鮮鍋をいただきました。野菜は前回同様うさミミさんの家庭菜園提供です。でも毎回思うんだけどネギは持ってこなくていいんだけどな。どうも苦手なんだよな。どこがウマイんだろう。



その後もなんか、色々食べたんだけど写真が無い・・・ブロガーなのに。 前回のmasa家の庭キャンプといいいかんなぁ。
 
ちなみにこれはなぜか写真を撮っていた焼きシイタケです。うまかった。



うまく写真には写ってないけど、プロジェクターで壁に焚火を映しての飲み会です。なんちゃってでも、やっぱり焚火で雰囲気は盛り上がりますね。



寝床は全員ハンモックかコットでシュラフ寝。ここはやっぱり壁と屋根があるキャンプ場です(笑)


キャンプ同様ぐっすりと眠れました。




12月27日(月)

朝はつっちーくん特製の映えるサラダの朝食。なんだかオシャレだね。



昼めしは野菜たっぷり焼きうどんをパエリアパンで焼いていただきます。パエリアパンなんてオシャレなもの持ってるなぁ



今回は電車で来たので昼から一杯。いやぁ今回も楽しい忘年キャンプ?でした。


このメンバーって、前回雪山歩いて本沢温泉に行ったメンバーなんですよね。

来年も雪山歩いて温泉に行こうということになりました。また楽しみが増えたな。
  


Posted by そーしん at 22:00Comments(2)つっちーくん家

2022年01月04日

雪の日光白根山に登って河原でキャンプ

12月25日(土)~12月26日(日)

今年はコロナ禍で、幸か不幸か休みが取りやすいんですよね。そこで年末年始は10連休することにしちゃいました。

まず初日は雪の日光白根山へ行くことに。日光白根に行くときは、いつも五色沼避難小屋で泊まるんですが、今回は寒波の襲来で夜中から天気が崩れるという予報。そこで山中泊はあきらめていろは坂を下ったところの河原でキャンプをすることに。

結果予報は的中、でもいろは坂の下は雪がちらつく程度、おかげで2021年良いキャンプ納めができました。



12月25日(土)

今回はコースタイムが短めなので前泊ではなく朝5時30分に自宅を出発。

今年はこの週末までは金精峠が通行止めになっていないんですよね。ということで最短ルートの菅沼登山口を目指します。

オール下道で行きますよ。途中、男体山や女峰山が見えてきてテンションが上がります。



今晩は夜中からかなりの雪が降るという予報です。山中で泊まっている間にいろは坂が通行止めにでもなったら大変、ということでいろは坂の手前で今晩のキャンプ地を探します。良さそうな河原や林道を物色しながら走っていると、見つけましたよ。駐車場・トイレ付きの優良幕営地です。ここを今晩のキャンプ地としましょう。



無事幕営地を見つけて一安心していろは坂を登っていると、道路脇には雪が出始めました。やっぱりこの辺りを境に日本海側の気候になって雪が降りやすくなるんですよね。



戦場ヶ原からは男体山がキレイに見えました。車を降りて写真をパチリ。



金精トンネルを抜けると、突然そこは雪国でした。駐車場には厚く雪が積もっていてとても駐車できる状態じゃありません。がんばって雪かきをして駐車スペースを確保されている方もいましたが、聞いたら2人で30分かかったとのこと。一人じゃ1時間かかっちゃうよ。



ということで、失礼して路上駐車させていただきます。ほとんど走っている車もないので邪魔にはならないでしょう。



今回のザックはこんな感じ。日帰りなのでアイゼン・ピッケル・ワカンを入れても軽々です。



今回もスポルティバ・トランゴテックレザーGTXにモンベルのセミワンタッチ12本爪アイゼンを装着。

この靴と12本爪アイゼンの相性を気にされている方がいらっしゃるようなので、ここで改めてレビューを。トランゴテックレザーは従来のトランゴシリーズよりもさらに軽量化され、ソールも曲がりやすいので非常に歩きやすい登山靴です。最近では登山靴じゃなくてトレランシューズで登山する人が増えていますよね。昔みたいにソールに鉄板を入れなくても足に負担がかからないようねソールが開発されたことが大きいんでしょうね。そんな流れで歩きやすい登山靴が次々に発売されています。
トランゴテックレザーは一応踵にセミワンタッチアイゼン用のコバが付いているのでアイゼンを着けられるみたいだけど大丈夫?外れたりしない?という心配をされている方が多いみたいです。写真は装着して真横から撮った写真です。ソールがもともと歩きやすいように反っているのでフラットなアイゼンを着けたときに、つま先が数ミリアイゼンのソールから浮いています。ただし、セミワンタッチの場合、紐で締め付けるのでグラつくようなことはありません。前回の谷川岳と今回の日光白根山、岩場も含めてけっこうハードなところも歩きましたが、不安になるような場面はありませんでした。個人的には問題ないと思います。参考までに。



まずは樹林の中を歩きます。トレースバッチリで歩きやすいですね。



急登を登り切り、視界が開けたと思ったら弥陀ヶ池に到着しました。ここで初めて日光白根山の山頂がバーン!



完全に凍った弥陀ヶ池の脇を進みます。



急登が始まる前の分岐でひと休憩。パンで腹ごしらえします。



さあ、いよいよここからが核心部。ストックをしまい、ピッケルに持ち替えます。



トレースは少し薄くなったもののバッチリあります。ただ写真ではわかりずらいんですが風が強くなってきましたよ。



樹林帯を抜けると、思った通り立っているのがやっとという強風が吹いていました。冬山の洗礼ってやつですね。



バラクラバにゴーグルで完全武装。



雪の時期にこのルートを登るのは久しぶりですが、なかなかタフなルートですね。途中の鎖場、雪が中途半端でかなり苦戦しました。



急登を登りきると絶景が待っていましたよ!



風も幾分弱くなったようです。遠くの山まで見えますね。いや最高最高!



山頂まではもう少しだ。



さあ、最後の岩をよじ登ったら山頂に到着しました。



自撮りで記念撮影。



山頂標識には温度計が付いていましたが、マイナス9度を指していました。風がすごいので体感温度はもっと低い感じですが。



さあ、下山しましょう。本当なら五色沼の方に降りて周回したいところですが、今日はキャンプ地まで行かないといけないのでピストンで先を急ぎます。



相変わらず風は強いけど眺めはバッチリ。



弥陀ヶ池まで下りて核心部は終了。あとは樹林の中をのんびり下るだけです。



モフモフの樹林をのんびりと下ります。



駐車場近くまで下りてきました。ここはまっ平らですね。この辺でテン泊したいところですが、今晩の雪が怖いのでいろはやっぱり坂の下まで避難します。



車まで戻って来ました。ボクの後の人はみなさん路駐されたようで、ずいぶん増えてますね。



急いでいろは坂の下まで戻って、行きに見つけた幕営地にテントを設営。河原の芝サイト、渓谷沿いなので日当たりはイマイチですが贅沢は言えませんね。なかなか良い場所です。場所も便利だから、またやる機会があるかもな。



さっそく一杯やります。



夕食は最近のお気に入り、スキヤキです。もちろん生玉子でいただきます。



夜は街灯の明かりでランタンいらずの明るさ。


道路脇ではありますが、夜中にいろは坂を走る車があるはずもなく、静かな夜が更けてゆきました。




12月26日(日)


朝までぐっすり熟睡。

朝食は、昨夜の残りのスキヤキにうどんを投入。これもまたウマイ!



いろは坂の下でもうっすら雪が積もっていました。上は大変だったろうな。

さあ、今日もお泊りキャンプだからさっさと帰るとしましょう。

ということで帰りもオール下道で帰りました。

これにて10連休の1.2日目が終了しました・・・いや2日目はここからまた始まるんだった。

山納めもまだだし、年末年始10連休は忙しいぞ。




トランゴテックレザーGTXはワックス加工がオススメです。キズに強くなるし防水効果も上がります。
過去記事はコチラから

オススメのワックスはこれですね。
コロニル レザーワックス