2022年10月05日
台風を避けて川場谷野営場でキャンプして武尊山
9月24日(土)~9月25日(日)
3連休後半は、山友ふじぶんさんと山行の予定。針ノ木岳なんていいよねって言ってたんですが・・・ 急に台風が発生して、あわや中止の事態に。
それでもどうにか行ける山域が無いか天気予報とにらめっこ。午後から雨が上がる山域を探して川場谷野営場から武尊山に登って来ました。
最近の予報は正確ですね。雨にやられることも無く、楽しむことができました。
9月24日(土)
いつもなら車中泊の前泊をするところですが、朝から台風通過で完全な雨予報、ということでわが家をお昼の12時に出発。
東松山まで下道を走り、関越を沼田ICで降りて川場谷野営場に向かいました。
野営場までの道は途中からダートになりますが、それほど悪い道じゃありません。朝から降っていた雨も上がってすっかりお天気になりました。

15時30分に野営場に到着。
連休中日だし、最近はキャンプブームなので混んでいるのかと思いましたが、野営場には誰もいません。台風のせいでしょうかね。
ボクは久しぶりにダンロップVS-20を設営。このテント、丈夫なんだけど今となっては重い部類なんで長く担がない時にしか出番が無いんですよね。
ふじぶんさんは、カーサイドタープを張って車中泊だそうです。

こちらの野営場に来るのは2年前以来2度目です。水場は無いけど、トイレと登山者用?の避難小屋があります。

避難小屋の中はこんな感じ。囲炉裏がありますね。時々はジトが使っているようです。以前見た時よりだいぶキレイになっていました。

さあさあ、まずはカンパイです。ボクは最近のお気に入りトップバリューのビールもどきをいただきます。このもどき、ナント1本78円!ジュース買うより安いんです。キリンビールがOEMで作っているので普通に美味しいんですよ。

夕食はお肉を焼き焼き。最近、山ではカレーメシばっかり食べていて味気ない思いをしていたんですが、やっぱり肉はウマイ!

ランタンを灯して夜まで宴会。

久しぶりに焚火も楽しみました。

9月25日(日)
朝は4時30分に起床。
朝食は最近のお気に入り、釜たまうどんをいただきます。茹でたうどんを湯切りして生卵を投入。

混ぜ混ぜして麺つゆをかければ出来あがりです。カルボナーラのように少し余熱で火が通った玉子の感じが絶妙なんですよね。おいしゅうございました。

登山口は野営場の脇から出ているので、朝露に濡れたテントは張りっぱなしでお山に向かいます。下りてきたときにはきっと乾いていることでしょう。

こんな看板の脇に登山道がありました。

しばらく登ると、修行系の山によくあるやつですね。胎内くぐりです。

人が一人やっと通れる穴が空いていて、くぐると生まれ変わるとかなんとか・・・ 前回同様泥だらけになりそうなのでやめておきました。

尾根まで出ると登山道も明るくなりました。

お天気ばっちりですね。下界も良く見えます。

さすが修行の山、鎖場が出てきましたよ。なかなかのものです。

修行系なので、登山道脇にはところどころにこういったお地蔵さん?があります。

スタートから2時間、前武尊山山頂に到着しました。山頂には立派な日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の像がありました。武尊山の名前はヤマトタケルが遠征したことから来ているんですよね。

一旦下って巻き道を行きます。

分岐に出ました。ここをまっすぐ進むと、このルートの核心部剣ヶ峰岩峰群があります。かなりの岩場らしいんですが、前回は一人だったので臆病風に吹かれて往復巻き道を行っちゃったんですよね。今回は二人だから、どっちか落っこちても救助は要請できるし(笑)行ってみましょう。ここでヘルメットを装着。

いきなり鎖の架かった岩壁が出てきました。90度のやっかいな岩壁です。

しかも・・・ うわっ!かなりの高度感、これはビビるな。

次も岩壁です。しかも左右は切れ落ちてるし。

岩壁を登り切ると、祠がありました。どうやらここがピークみたいですね。

ここからの下りがまた怖い。左右が切れ落ちて、先日の大キレットとも同じレベルのヤバさです。まあ、大キレットはこれが延々何時間も続くんですが。

正面には武尊山見えるはずなのに、ガスってますね。さっきまであんなに晴れていたのに。ボクとふじぶんさんが揃うとなぜか真っ白なんですよね。今回もか!?

いやぁこの下りは本当にヤバかったですね。かなりキンチョーしました。

岩を下り切ると巻き道と合流。一般登山道に復帰して一安心。
あれ?また晴れてきましたね。この先、山頂の天気はどうなるんでしょう。

もう秋ですね。黄葉が始まっていました。青空とのコントラストが美しい。

しばらく歩くと、山頂の雲が取れ始めましたよ。

近付くにつれ、ついに山頂が姿を現しました。いいぞ!

尾根のすぐ下ですが、水場がありました。雪解けってわけじゃないはずですが、水は冷たくてウマイ!

池がありました。オタマジャクシ?サンショウウオ?がいっぱい泳いでいましたよ。

山頂直下では日本武尊像が下界を見下ろしていました。このヤマトタケルさんとは毎年雪の時期にはお会いしてますね。

出発から3時間40分で武尊山山頂に到着しました。やったー!晴れです。

山頂の看板で、いつものポーズで記念撮影。

さあさあ、山頂ラーメンをいただきましょう。信州のソウルフード「テンホウ」のテンホウメンです。あれ、この前食べた時に文句言ってたのにまた買ったの?というツッコミが聞こえてきそうですが、味見する前に喜び勇んで2個買っちゃったんですよ。これで在庫処分完了です。

山頂からは剣ヶ峰山への稜線がバッチリ。毎年雪の時期に歩く稜線です。同じ山に「剣ヶ峰山」と「剣ヶ峰」、ややこしいな。
あのトンガリのちょっと手前でいつもテン泊するんですよね。今年もやろっと。

こちらは今歩いてきた稜線です。こっちの剣ヶ峰は裏側になって全容は見えませんね。一番左が雪の時期限定で山頂に行ける中ノ岳です。今年の冬も行くんだろうな。

さあ、帰りましょうか。来た道を戻ります。

さすが修行の山、なかなかの鎖場があったりします。

黄葉も美しい。

剣ヶ峰、帰りは巻き道で戻ります。左上の崖の上を歩いて来たんですね。ヤバイヤバイ。

行きには気が付かなかったお地蔵さん。下界を見下ろすって珍しいですね。

出発から7時間40分、野営場に戻って来ました。お疲れさまでした~
さすがにテントはパリパリに乾いていましたよ。完全乾燥撤収です。

ということで、お天気が心配された週末ですが、キャンプに登山、ダブルで楽しめました。
ここのところハードな山が続いて疲れたなぁ そろそろのんびりソロキャンプでも行くかな。
3連休後半は、山友ふじぶんさんと山行の予定。針ノ木岳なんていいよねって言ってたんですが・・・ 急に台風が発生して、あわや中止の事態に。
それでもどうにか行ける山域が無いか天気予報とにらめっこ。午後から雨が上がる山域を探して川場谷野営場から武尊山に登って来ました。
最近の予報は正確ですね。雨にやられることも無く、楽しむことができました。
9月24日(土)
いつもなら車中泊の前泊をするところですが、朝から台風通過で完全な雨予報、ということでわが家をお昼の12時に出発。
東松山まで下道を走り、関越を沼田ICで降りて川場谷野営場に向かいました。
野営場までの道は途中からダートになりますが、それほど悪い道じゃありません。朝から降っていた雨も上がってすっかりお天気になりました。
15時30分に野営場に到着。
連休中日だし、最近はキャンプブームなので混んでいるのかと思いましたが、野営場には誰もいません。台風のせいでしょうかね。
ボクは久しぶりにダンロップVS-20を設営。このテント、丈夫なんだけど今となっては重い部類なんで長く担がない時にしか出番が無いんですよね。
ふじぶんさんは、カーサイドタープを張って車中泊だそうです。
こちらの野営場に来るのは2年前以来2度目です。水場は無いけど、トイレと登山者用?の避難小屋があります。
避難小屋の中はこんな感じ。囲炉裏がありますね。時々はジトが使っているようです。以前見た時よりだいぶキレイになっていました。
さあさあ、まずはカンパイです。ボクは最近のお気に入りトップバリューのビールもどきをいただきます。このもどき、ナント1本78円!ジュース買うより安いんです。キリンビールがOEMで作っているので普通に美味しいんですよ。
夕食はお肉を焼き焼き。最近、山ではカレーメシばっかり食べていて味気ない思いをしていたんですが、やっぱり肉はウマイ!
ランタンを灯して夜まで宴会。
久しぶりに焚火も楽しみました。
9月25日(日)
朝は4時30分に起床。
朝食は最近のお気に入り、釜たまうどんをいただきます。茹でたうどんを湯切りして生卵を投入。
混ぜ混ぜして麺つゆをかければ出来あがりです。カルボナーラのように少し余熱で火が通った玉子の感じが絶妙なんですよね。おいしゅうございました。
登山口は野営場の脇から出ているので、朝露に濡れたテントは張りっぱなしでお山に向かいます。下りてきたときにはきっと乾いていることでしょう。
こんな看板の脇に登山道がありました。
しばらく登ると、修行系の山によくあるやつですね。胎内くぐりです。
人が一人やっと通れる穴が空いていて、くぐると生まれ変わるとかなんとか・・・ 前回同様泥だらけになりそうなのでやめておきました。
尾根まで出ると登山道も明るくなりました。
お天気ばっちりですね。下界も良く見えます。
さすが修行の山、鎖場が出てきましたよ。なかなかのものです。
修行系なので、登山道脇にはところどころにこういったお地蔵さん?があります。
スタートから2時間、前武尊山山頂に到着しました。山頂には立派な日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の像がありました。武尊山の名前はヤマトタケルが遠征したことから来ているんですよね。
一旦下って巻き道を行きます。
分岐に出ました。ここをまっすぐ進むと、このルートの核心部剣ヶ峰岩峰群があります。かなりの岩場らしいんですが、前回は一人だったので臆病風に吹かれて往復巻き道を行っちゃったんですよね。今回は二人だから、どっちか落っこちても救助は要請できるし(笑)行ってみましょう。ここでヘルメットを装着。
いきなり鎖の架かった岩壁が出てきました。90度のやっかいな岩壁です。
しかも・・・ うわっ!かなりの高度感、これはビビるな。
次も岩壁です。しかも左右は切れ落ちてるし。
岩壁を登り切ると、祠がありました。どうやらここがピークみたいですね。
ここからの下りがまた怖い。左右が切れ落ちて、先日の大キレットとも同じレベルのヤバさです。まあ、大キレットはこれが延々何時間も続くんですが。
正面には武尊山見えるはずなのに、ガスってますね。さっきまであんなに晴れていたのに。ボクとふじぶんさんが揃うとなぜか真っ白なんですよね。今回もか!?
いやぁこの下りは本当にヤバかったですね。かなりキンチョーしました。
岩を下り切ると巻き道と合流。一般登山道に復帰して一安心。
あれ?また晴れてきましたね。この先、山頂の天気はどうなるんでしょう。
もう秋ですね。黄葉が始まっていました。青空とのコントラストが美しい。
しばらく歩くと、山頂の雲が取れ始めましたよ。
近付くにつれ、ついに山頂が姿を現しました。いいぞ!
尾根のすぐ下ですが、水場がありました。雪解けってわけじゃないはずですが、水は冷たくてウマイ!
池がありました。オタマジャクシ?サンショウウオ?がいっぱい泳いでいましたよ。
山頂直下では日本武尊像が下界を見下ろしていました。このヤマトタケルさんとは毎年雪の時期にはお会いしてますね。
出発から3時間40分で武尊山山頂に到着しました。やったー!晴れです。
山頂の看板で、いつものポーズで記念撮影。
さあさあ、山頂ラーメンをいただきましょう。信州のソウルフード「テンホウ」のテンホウメンです。あれ、この前食べた時に文句言ってたのにまた買ったの?というツッコミが聞こえてきそうですが、味見する前に喜び勇んで2個買っちゃったんですよ。これで在庫処分完了です。
山頂からは剣ヶ峰山への稜線がバッチリ。毎年雪の時期に歩く稜線です。同じ山に「剣ヶ峰山」と「剣ヶ峰」、ややこしいな。
あのトンガリのちょっと手前でいつもテン泊するんですよね。今年もやろっと。
こちらは今歩いてきた稜線です。こっちの剣ヶ峰は裏側になって全容は見えませんね。一番左が雪の時期限定で山頂に行ける中ノ岳です。今年の冬も行くんだろうな。
さあ、帰りましょうか。来た道を戻ります。
さすが修行の山、なかなかの鎖場があったりします。
黄葉も美しい。
剣ヶ峰、帰りは巻き道で戻ります。左上の崖の上を歩いて来たんですね。ヤバイヤバイ。
行きには気が付かなかったお地蔵さん。下界を見下ろすって珍しいですね。
出発から7時間40分、野営場に戻って来ました。お疲れさまでした~
さすがにテントはパリパリに乾いていましたよ。完全乾燥撤収です。
ということで、お天気が心配された週末ですが、キャンプに登山、ダブルで楽しめました。
ここのところハードな山が続いて疲れたなぁ そろそろのんびりソロキャンプでも行くかな。