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2017年11月16日

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから

11月12日(日)~11月13日(月)

最近、土日のお休みが取れなくなった山友の、ふじぶんさん。

反対に、ボクは調整すれば平日も休みが取れるように。

ということで、今回も日・月で休みを取ってお山に行ってきました。

平日は、どこも空いているのがいいですね。


行ってきたのは、ボクにとっては2度目となる「木曽駒ヶ岳」。

前回は千畳敷までロープウェイを利用した楽チン登山でしたが、今回はあえて

ロングルートの小説・映画にもなった聖職の碑ルートから。

子供の頃映画も見たし、最近は新田次郎の小説も読んだので、一度歩いて

みたかったんですよね。

紅葉も終わり雪山になった木曽駒ヶ岳。

平日を絡めたのんびり登山となりました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから
                                  聖職の碑と呼ばれる「遭難記念碑」


「聖職の碑」をご存じない方のために、以下にウィキペディアから抜粋。

聖職の碑とは

大正2年8月26日、中箕輪尋常高等小学校(現・箕輪町立箕輪中学校)の生徒25名、

青年会員9名、引率教師2名 総勢37名は、前々年から集団宿泊的行事として定着し

つつあった木曽駒ヶ岳登山に出発した。

途中から想定外の暴風雨となり、どうにか伊那小屋までたどり着いたものの、頼みの小屋は

火災で屋根が焼失しており、やむなくビバークすることとなった。

ビバーク中に一人の生徒が低体温症で亡くなったことから生徒や青年達はパニックになり、

散り散りに下山を開始する。

赤校長らは、体力のない生徒や、装備の十分でない生徒をかばいながら、下山を試みるも、

結果的に、赤羽校長をはじめ総計11名の尊い命が失われる大遭難事故となってしまった。

上伊那郡教育会は、稜線上の遭難現場に「遭難記念碑」を設置し、「記念」の言葉の中に、

決して事故のことを忘れ得ないようにという思いを込めた。

この事故を題材として新田次郎が書いた小説が「聖職の碑」で1あり、978年に鶴田浩二

主演で映画化された。






11月11日(土)

土曜の夜9時30分、わが家を出発、今回はふじぶんさんに乗せて貰いました。

首都高・中央道を使い、伊那ICで降り登山口のある桂小場には2時前に到着。

いつもながら一杯飲んでおやすみなさい。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから



11月12日(日)

朝はのんびりと6時起床。

前夜到着した時はボクら1台だけでしたが、朝は3台になっていました。

それでも百名山の登山口としては異常に空いていますね。

まあ、マイナールートな上に季節も季節ですからね。

軽く朝めしを食べて準備をしたらスタートします。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


駐車場の脇に登山口がありました。

ちなみに、聖職の碑の中学生たちが出発した中箕輪尋常高等小学校から桂小場までは

約19kmあるとか。

子供たちは登山前にここまで5時間も歩いて来たんですね。

スゴ過ぎです。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


よく整備された気持ちの良い登山道ですね。

アサヒビールさんの寄付で整備されているとか。

アサヒさん、あざーっす!

落ち葉でふかふかの登山道、足にも優しくて気持ちがいい。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


歩き始めて30分ほどで水場がありました。

ぶどうの泉だそうです。

山ぶどうの蔦の絡まる森から湧き出てくるところからこの名前がつけられたとか。

コップが置いてあったので、いただいちゃいます。

うめ~

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


さらに30分ほど歩くと、またまた水場が。

でも、こちらはチョロチョロ。

この時期で、もう氷柱ができていました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


良いお天気の中、気持ちの良い山歩きです。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


木に何やら看板が。

伊那中学校 落雷事故現場・・・

大正時代の事故のほかに、学校登山での事故が起こっていたんですね。

落雷ですか・・・こんな林間でも起こるんですね

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


どうやら、この木に雷が落ちて、登山道を流れる水に電流が走って被害が拡大したようです。

コレは避けようがないですね。

林間でも安全とはいえない・・・肝に銘じましょう。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


大樽小屋に着きました。

避難小屋のようですね。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


中を覗くと・・・ 十分立派です。

便袋が備えてありました。

お持ち帰りという事ですね。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


ここから胸突八丁という名の急登が始まります。

登山道には雪が残っていました。

山頂付近の雪は覚悟していたんですが、思ったより早いなぁ

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


しばらく登ると、凍ってツルツルの場所も出てきたためアイゼンを着けることに。

今回、アイゼンは使わないだろうと思っていたんですけどね。

お守り代わりに持ってきてよかった。

最近メルカリでエキスパートオブジャパン6本爪の軽アイゼンを買ったんですよね。

12本爪は大きくて重いので、使うか使わないか分からない状況では持ち歩きたく

ないですからね。

送料込みで2000円、さっそく活躍しましたよ。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


木々の間からは・・・雪をかぶった山が見えました。

どこだろう?

さっそくピークファインダーで山座同定。

そっか、北アルプスなんだ。

よく見ると右側にトゲみたいなチックンが見えますね。

槍ヶ岳かな。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


こちらは八ヶ岳ですね。

雲ひとつ無い快晴です。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


胸突八丁の急登を登り終えると茶臼山が見えました。

頂上には行者岩が。

いつかはあっちも行ってみたいものです。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


このルートはマイナールートだからでしょうかね。

ところどころで木が登山道に倒れ掛かっていて、避けたりしゃがんだりで難儀しました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


稜線まで出ると一気に視界が開け、御嶽山がばーん!

噴煙はほぼ見えないですね。

来年の秋頃には登山解禁になるとか。

来年は行きたいな。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


夏道・冬道の分岐に出ました。

策ほどすれ違ったお姉さん、随分早い下りだと思って聞いてみたら、冬道の途中で引き返した

との事。まだ雪が積もっていないので、冬道は直登もできず道も明瞭でない上ハイマツの踏み

抜き等もあって、引き返したとのこと。夏道のほうが無難ですよとアドバイスいただきました。

ところが、ふじぶんさん、何を思ったか冬道で行きましょうだって・・・

ええっ!

チャレンジャーだなぁ まあ、ボクも嫌いじゃないですけど。

ということで正面の冬道を行く事に。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


夏道は巻き道ですが、冬道は眺めの良い稜線歩き。

晴れているので方向性を間違えることはないんですが・・・

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


何しろ道が無いのであっちをウロウロこっちをウロウロ。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


登りも意外ときつくて・・・

地味に体力を奪われます。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから



おっ!もしかして中央やや右に見えるのが木曽駒ヶ岳ですね。

まだ、大分遠いなぁ

でも千畳敷側から登ると、山全体が見えないのでイマイチぴんとこないんですが、

コチラから見るとやっぱりスケールがでかい!

そうそう、中央左側に見えるチックンが宝剣岳ですね。

前回は敗退しているので、今回はなんとかリベンジするぞ。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


稜線は風が強そうですね。

エビの尻尾が凍って樹氷が出来ていました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


いや~疲れた。

コースタイムだと30分くらいで着くところ、1時間30分かけてやっと将棊頭山に到着です。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


山頂直下で、ちょっと遅めのランチタイム。

今回は、ラーメン専門店ぶぶかの超にんにくらーめん。

おろしにんにくを後から入れる本当に「超」にんにくなラーメンでした(笑)

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


将棊頭山を降りたらすぐに夏山ルートに合流。

ここからはやっと普通の道に。

やっぱ全然ラクじゃん。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


しばらく歩くと、ポツンと岩がありました。

これが聖職の碑といわれる「遭難記念碑」ですね。

暴風雨の中、小屋から下る途中この辺りで力尽きた子供達もいたようです。

確かに稜線上で雨風をさえぎるものがありませんね。

どうにか樹林帯まで行けた子供たちは助かったんですが・・・

当時の装備は、今から考えられないくらい貧弱だったんですね。

服装は、袷(あわせ)の着物に股引(ももひき)、足元は脚絆(きゃはん)に草鞋(わらじ)。

昔の人は草鞋で山に登っちゃうんですよね。

しかも雨具はゴザの合羽・・・ゴザだったとのこと。

いくら夏とはいえ、雨にやられたら低体温にもなるでしょう。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


馬の背方面との分岐では、当時の中学生と同じく濃ヶ池方面に向かいます。

こちらのルートはさらにマイナーみたいですね。

まったく踏み跡は無くなりました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


斜面を進むと、少し広くなっている場所に出ました。

こちらが濃ヶ池みたいですね。

八方池みたいにインスタ映えする写真が期待できると思っていたんですが・・・

池は真っ白に凍ってカチカチです。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


この場所では、教師1名生徒1名が岩陰に隠れて雨をしのいで生還したという話しがありました。

もしかして、それがこの岩かな。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


恐る恐る池の上に登ってみると・・・

歩けるくらいに凍っていました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


ここからがきつかった。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


雪の下を沢が流れていて、地雷原に。

どこまでが地面か分からないんですよね。

慎重に慎重に。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


急登もあり、前爪のあるアイゼンが欲しいような登りも。

しかし今回、軽アイゼンが無かったら敗退だったな。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


ハシゴ場も出てきました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


基本、木曽駒を巻くルートですが、なかなかハード。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


尾根の裏に出ると、やっと正面に天狗荘と宝剣山荘が見えてきました。

予定より大分遅くなっちゃったな。

ちなみに、天狗小屋のあたりに当時の伊那小屋はあったんだそうです。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


途中、駒飼ノ池が。

最後まで行方不明だった生徒の遺体が、12年後にこの場所から発見されました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


さあ、あと少し。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


16時前、予定より大分遅れて宝剣山荘に到着しました。


もう小屋は冬じまいなんですが、お客さんのいる日だけ開けるみたいです。

たまたまこの日はお客さんがあったので、開いていました。

ということで小屋内でテント泊代1000円をお支払い。

テントは小屋の前に適当に張って良いとの事。

小屋の中のトイレも使わせていただきました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


稜線上は冷たい風がピューピュー。

先日テントを吹き飛ばされたばかりですからね。

今回はテントを膝で終えてすぐに荷物を入れて重石にして飛ばされないように。

地面はカチカチに凍りついていて、なかなかペグが刺さりません。

凍りついた石を引っぺがしてきて、ストームガードだけはきちんと張りました。

さすがにテント泊は二人だけみたいです。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


寒いのでお互いテントの中からかんぱ~い!

これがボクらの、冬場の宴会の定番スタイル。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


冬といえば鍋でしょ。

今回はスーパーで売っているお一人鍋の中身だけを持ってきました。

豚肉のトンコツ鍋?

まあ温かければなんでもうまいですね。

芋焼酎のお湯割りでいただきます。

この時、ふじぶんさんの温度計はマイナス6.5度でした。

夜中は何度まで下がるんだろう。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


寒いので対面での宴会はそこそこに。

その後は横になってチビチビと。

ランタンにシェラカップを載せると、1石3鳥なんですよ。

ちなみに1石3鳥とは、明かり、暖房、調理器具の3つです。

あっあたりまえですが、幕内の火器使用は自己責任ですよ。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから

ほどよく酔っ払ったらランタンを消しておやすみなさい。





11月13日(月)

夜中は風がゴーゴーと。

まあ、稜線では当たり前なんでしょうね。

あのくらい、3000m近い稜線では、そよ風程度なのかもしれません。

5時30分過ぎに朝日が昇ってきました。

今日も天気は良さそうですね。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


宝剣岳にも朝日が当ってキレイ。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


鍋の残りにうどんとお餅を入れて簡単朝食。

撤収まで済ませてから宝剣岳に挑戦です。

宝剣岳は、前回雪の時期に来た時、直下まで行って敗退していますからね。

ボクにとっては過去唯一の敗退かも。

前回の敗退の様子はコチラ

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


前回は正面右手から行って、取り付きポイントがわからず敗退したんですよね。

実は右側面に一旦下って回りこむんだったんですね。

今回は踏み跡もあったのですぐにわかりました。

とはいえ、雪と岩のミックスですから夏に比べると難易度は上がっています。

とりあえずアイゼンはリュックに入れて、ノーアイゼンで登ることにします。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


それにしても、すっごい高度感ですな。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


ややっ ここは本日一のヤバイポイントですね。

鎖があるとはいえ、足を置く場所がピンポイントしかありません。

しかも雪が付いているし。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


下を見ると・・・

ひゃー!この高度感。

しびれます。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


難所を越えるとすぐそこに山頂がありました。

さあさあ記念撮影。

この岩のてっぺんも登れるみたいですが、登ったら降りられなくなりそう。

ということで、脇までで登ったところで記念撮影。

写真ではわかりずらいんですが、実際この脇から降りるのも難儀しました(汗)

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


山頂からの絶景。

一番奥に見えるのがこれから登る木曽駒ヶ岳。

手前が小ピークの中岳。

その手前の青い屋根が昨晩お世話になった宝剣山荘です。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


こちらは伊那前岳方面。

伊那前岳も堂々とした山容ですね。

今度来た時は、あっちも登ってみよう。

そうそう、われわれは左に見える稜線のずーっと奥から登ってきたんですよね。

はるばるよく歩いたものだ。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


こちらは千畳敷方面。

あのホテルまでロープウェイで来られるんですよね。

桂小場から登るのはモノ好きだけです(笑)

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


登ったら降りなくっちゃいけませんね。

あのポイントは慎重に。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


一旦小屋まで戻ってデポしてあったザックを背負って出発です。

まずは小ピークの中岳を登ります。

15分ほどで中岳の山頂に到着、来た道を振り返ります。

正面が先ほど登った宝剣岳。

さっきまで、あの先っちょにいたなんて信じられません。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


中岳山頂を通り過ぎて、一旦下ったら次がメインの木曽駒ヶ岳です。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


右に見えるのが、木曽駒ヶ岳頂上山荘とテント場。

頂上山荘もすでに小屋は閉まっています。

当初はコチラのテン場でお世話になる予定でしたが、宝剣山荘が開いているというので

急きょ変更しました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


絶景の中登ります。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


あっという間に木曽駒ヶ岳山頂に到着です。

山頂は信仰の山らしくお社が二つありました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


看板で記念撮影。

山頂は写真では表現でしきれない、360度の大パノラマが広がっていました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


さあ、降りましょうか。

帰りは馬の背コース、この稜線をずーっと下ります。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


風もおさまって気持ちの良い稜線歩き。

見えている稜線をずーっと下ります。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


聖職の碑まで戻ってきました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


帰りは夏道で。

やっぱり夏道はアップダウンも無くて歩きやすい。

あっという間に西駒山荘まで。

こちらは営業小屋ですが、例の遭難事故を教訓に建てられたのだとか。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


小屋はすでに営業していませんでしたが、石室は開放しているとの事。

ちょっと中を覗いてみました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから

かなり広いですね。

雪が吹き込んだ形跡はあるものの、石で組まれているため安心感があり快適です。

万が一の時は心強いですね。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


夏道ルートならあっというまに分岐まで戻ることが出来ました。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


帰りは来た道を戻るだけ。

ふかふかの落ち葉を歩いてひたすら下ります。

アイゼンって本当に外す時期が難しいんですよね。

歩きにくいから雪が無くなったら外したくなるんですが、一回雪がなくなっても

また雪が出てくるなんてザラ。

今回も早く外しすぎちゃって、つるつる氷で怖い目に逢っちゃいました。

反省、反省。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから


やっと駐車所までもどってきました。

これにて今回のお山歩きは終了です。

もう雪山 木曽駒ヶ岳 聖職の碑ルートから

いや~今回のルート、変化に富んでなかなか楽しいルートでした。

木曽駒ヶ岳いいですね、また来よう。




今回のログです。







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この記事へのコメント
サッポロビールを飲んで、
アサヒビールさんに感謝ですね(笑)

水上テントの経験をちゃんと生かしてますね。
お山で飛ばされたら、絶対やばいですね。

景色は良さそうですけど、
この高度感での足場は、
自分だったらビビッて引き返しちゃいます。
Posted by なまずの里なまずの里 at 2017年11月18日 12:31
なまずの里さん

痛いところを突きましたね~
登山道を整備してくださるアサヒビールさんに乗り換えたいところなんですが、
ボクにとって第3のビールは麦とホップの一択なんですよね。
ボクの代わりにスーパードライをよろしくお願いします・・・あれ、なまずの里
さんお酒飲まないんでしたね。
木曽駒はロープウェイで千畳敷まで登れるので、お手軽登山が楽しめますよ。
ぜひ一度登ってみてください。
Posted by そーしんそーしん at 2017年11月18日 13:47
 
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