2021年01月05日
2020年の登り納めは八ヶ岳・・・ のはずが笠取山 笠取小屋テント泊
12月29日（火）～12月31日（木）
2020年の登り納めは、山友ふじぶんさんと久しぶりに八ヶ岳・横岳から硫黄岳まで歩こうということに。
雪の横岳は、状況にもよりますが南八ヶ岳の中でもけっこう難易度高めの山です。
ということで八ヶ岳の麓にある赤岳山荘脇の駐車場で車中前泊・・・ したんですが何故か登ったのは奥秩父の笠取山。
いったい何があったのでしょうか。
12月29日（火）
いつものように、21時過ぎにお迎えに来てもらい、諏訪南ＩＣを高速代が割引になる0時過ぎに通過。
途中、坂道を登る際に雪でスリップしてヤバイ場所もありながら1時前には赤岳山荘の駐車場に到着しました。
いつものように、一杯やってからおやすみなさい。
12月30日（水）
朝目が覚めると、車を叩く雨の音。
まさか・・・ 雨、、、だよね。
雪は覚悟していましたが、まさかこの時期に雨が降るとは。
しばらく様子を見ましたが、止む気配はありません。
合羽を着てずぶ濡れになりながら雪山はいやだなぁ
ということで、急いで晴れる山域を検索。
どうやら南に行けばどうにか雨は止むみたい・・・ ということで、金峰山、乾徳山、笠取山あたりを候補に検討をし直しました。
いろいろと検討した結果、最も南でテン泊ができる山ということで笠取山に決定。
八ヶ岳を後にして下道で甲府盆地を南下、登山口のある作場平の駐車場に11時過ぎに到着しました。
到着と同時に、ちょうど雨が止んでくれました。
これで合羽を着ずに歩けるぞ！
ということで急いで準備をします。
11時30分、さあ行きますか。
ゆるやかな坂を登り始めます。
道はよく整備されていて、快適・快適。
この山は水が豊かな山ですね。
水源の山と呼ばれているようです。
30分ほど歩いたところで、一休坂分岐に出ました。
右は急登、左がゆるやかな道になっているようです。
ドＭなボクらは迷わず右に（笑）
まずまずの急登を歩いて約1時間、水場がありました。
水がジャージャー出ていて水量豊富な水場です。
ここで水を補給。
水場のすぐ上に笠取小屋がありましたが、どうやら営業は終了しているみたいですね。
人の気配はナシ。
小屋の向こうには、ナント！青空が見えてきましたよ。
ついてるねぇ
小屋の裏にテン場がありました。
本日はここでお世話になります。
テン場は段々になって20張りほどでしょうか。
朝からの雨でけっこう地面が濡れているサイトが多かったんですが、少し上の乾燥したサイトをチョイス。
ちゃっちゃと設営完了です。
樹林の中の、なかなか雰囲気の良いサイトです。
まだ時間も早いし、今日中に山頂を往復しちゃいましょうか、ということでお昼は行動食を食べてひと休憩しただけで山頂に向けて出発です。
歩き始めてすぐ、小高い丘に分水嶺の標識がありました。
説明の看板がありますね。
どれどれ、なるほど、ここから南の斜面に降った雨は多摩川に、西側に降った雨は富士川に、北側に降った雨は荒川になるんだそうです。
面白いですね。
さあ、笠取山が見えてきましたよ。
尖ってなかなかかっこいい山です。
頂上付近はかなり急な傾斜に見えますね。
さあ、本格的な登りが始まりましたよ。
かなりの急登で息が上がります。
振り返ると絶景が！
2000ｍに満たない低山ですが、なかなか侮れませんね。
足に乳酸がたまってきつくなった頃、やっと急登が終わりました。
まさかの気持ちの良い天気になっちゃいました。。
山頂の看板で記念撮影。
いいですねぇ
この山、どうやら双耳峰になっているらしくもう一つ山頂があるというので行ってみることに。
山頂間だけ唯一ハードな道でしたね
もう一つの山頂に到着。
こちらも素晴らしく眺めが良い。
真ん中に見えるのは富士山ですね。
山域変えてよかったな～
まさかここまで晴れるとは。
ミッションコンプリート！
さあ、下山しましょうか。
途中、水干というポイントがありました。
多摩川の最初の一滴が流れ出る場所だとか。
でも残念ながら枯れていて水は出ていませんでした。
この山、全体的にはなだらかでのんびりとした山です。
帰りはお散歩しながらテン場に戻ってきました。
これにて本日の登山終了。
さあさあ、一杯やりましょうか。
冬の定番、お互いテントにこもって乾杯です。
さあ、夕食にしましょう。
最近お気に入りのスキヤキです。
甘いタレと肉が山では最高においしく感じるんですよね。
ちょっと重たいけど、そこは何のその。
そうこうするうちに日没ですね。
空がグラデーションに染まります。
チューハイのお次は屋久島土産の芋焼酎三岳をチビチビやりながら、眠くなった頃おやすみなさい。
12月31日（木）
朝です。
山の端が明るくなってきました。
本日も天気は良さそうですね。
朝食は、昨夜のスキヤキの残り（カチカチに凍っていました）にうどんを投入。
生玉子も凍っていますね（笑）
ふじぶんさんに聞いたら、テント内はマイナス10度だそうです。
寒いわけです。
さあ、食事も終わったし撤収しましょうか。
とペグを抜こうとしましたが、地面がカチカチに凍ってペグが抜けません。
雪山用に持ってきたジュラルミンのペグも強引に抜こうとしたら折れちゃいました。
ということで、お湯を沸かしてペグにかけて周りを融かす作戦です。
これでなんとか無事抜くことができました。
1本曲がっちゃったけど。
さあ、帰りましょう。
帰りは鹿さんたちがお見送りしてくれました。
下りはさらにのんびりとしたルート。
ゆったりとしたいときにまた来たい山です。
下りは1時間ちょっとで駐車場に到着。
お疲れさまでした。
ということで、八ヶ岳からまさかの山域変更で2020年最後の山行笠取山が終了しました。
思いがけずお天気に恵まれた良い山行でした。
2021年もたくさんお山に登れるといいなぁ
今回のログです。
2020年の登り納めは、山友ふじぶんさんと久しぶりに八ヶ岳・横岳から硫黄岳まで歩こうということに。
雪の横岳は、状況にもよりますが南八ヶ岳の中でもけっこう難易度高めの山です。
ということで八ヶ岳の麓にある赤岳山荘脇の駐車場で車中前泊・・・ したんですが何故か登ったのは奥秩父の笠取山。
いったい何があったのでしょうか。
12月29日（火）
いつものように、21時過ぎにお迎えに来てもらい、諏訪南ＩＣを高速代が割引になる0時過ぎに通過。
途中、坂道を登る際に雪でスリップしてヤバイ場所もありながら1時前には赤岳山荘の駐車場に到着しました。
いつものように、一杯やってからおやすみなさい。
12月30日（水）
朝目が覚めると、車を叩く雨の音。
まさか・・・ 雨、、、だよね。
雪は覚悟していましたが、まさかこの時期に雨が降るとは。
しばらく様子を見ましたが、止む気配はありません。
合羽を着てずぶ濡れになりながら雪山はいやだなぁ
ということで、急いで晴れる山域を検索。
どうやら南に行けばどうにか雨は止むみたい・・・ ということで、金峰山、乾徳山、笠取山あたりを候補に検討をし直しました。
いろいろと検討した結果、最も南でテン泊ができる山ということで笠取山に決定。
八ヶ岳を後にして下道で甲府盆地を南下、登山口のある作場平の駐車場に11時過ぎに到着しました。
到着と同時に、ちょうど雨が止んでくれました。
これで合羽を着ずに歩けるぞ！
ということで急いで準備をします。
11時30分、さあ行きますか。
ゆるやかな坂を登り始めます。
道はよく整備されていて、快適・快適。
この山は水が豊かな山ですね。
水源の山と呼ばれているようです。
30分ほど歩いたところで、一休坂分岐に出ました。
右は急登、左がゆるやかな道になっているようです。
ドＭなボクらは迷わず右に（笑）
まずまずの急登を歩いて約1時間、水場がありました。
水がジャージャー出ていて水量豊富な水場です。
ここで水を補給。
水場のすぐ上に笠取小屋がありましたが、どうやら営業は終了しているみたいですね。
人の気配はナシ。
小屋の向こうには、ナント！青空が見えてきましたよ。
ついてるねぇ
小屋の裏にテン場がありました。
本日はここでお世話になります。
テン場は段々になって20張りほどでしょうか。
朝からの雨でけっこう地面が濡れているサイトが多かったんですが、少し上の乾燥したサイトをチョイス。
ちゃっちゃと設営完了です。
樹林の中の、なかなか雰囲気の良いサイトです。
まだ時間も早いし、今日中に山頂を往復しちゃいましょうか、ということでお昼は行動食を食べてひと休憩しただけで山頂に向けて出発です。
歩き始めてすぐ、小高い丘に分水嶺の標識がありました。
説明の看板がありますね。
どれどれ、なるほど、ここから南の斜面に降った雨は多摩川に、西側に降った雨は富士川に、北側に降った雨は荒川になるんだそうです。
面白いですね。
さあ、笠取山が見えてきましたよ。
尖ってなかなかかっこいい山です。
頂上付近はかなり急な傾斜に見えますね。
さあ、本格的な登りが始まりましたよ。
かなりの急登で息が上がります。
振り返ると絶景が！
2000ｍに満たない低山ですが、なかなか侮れませんね。
足に乳酸がたまってきつくなった頃、やっと急登が終わりました。
まさかの気持ちの良い天気になっちゃいました。。
山頂の看板で記念撮影。
いいですねぇ
この山、どうやら双耳峰になっているらしくもう一つ山頂があるというので行ってみることに。
山頂間だけ唯一ハードな道でしたね
もう一つの山頂に到着。
こちらも素晴らしく眺めが良い。
真ん中に見えるのは富士山ですね。
山域変えてよかったな～
まさかここまで晴れるとは。
ミッションコンプリート！
さあ、下山しましょうか。
途中、水干というポイントがありました。
多摩川の最初の一滴が流れ出る場所だとか。
でも残念ながら枯れていて水は出ていませんでした。
この山、全体的にはなだらかでのんびりとした山です。
帰りはお散歩しながらテン場に戻ってきました。
これにて本日の登山終了。
さあさあ、一杯やりましょうか。
冬の定番、お互いテントにこもって乾杯です。
さあ、夕食にしましょう。
最近お気に入りのスキヤキです。
甘いタレと肉が山では最高においしく感じるんですよね。
ちょっと重たいけど、そこは何のその。
そうこうするうちに日没ですね。
空がグラデーションに染まります。
チューハイのお次は屋久島土産の芋焼酎三岳をチビチビやりながら、眠くなった頃おやすみなさい。
12月31日（木）
朝です。
山の端が明るくなってきました。
本日も天気は良さそうですね。
朝食は、昨夜のスキヤキの残り（カチカチに凍っていました）にうどんを投入。
生玉子も凍っていますね（笑）
ふじぶんさんに聞いたら、テント内はマイナス10度だそうです。
寒いわけです。
さあ、食事も終わったし撤収しましょうか。
とペグを抜こうとしましたが、地面がカチカチに凍ってペグが抜けません。
雪山用に持ってきたジュラルミンのペグも強引に抜こうとしたら折れちゃいました。
ということで、お湯を沸かしてペグにかけて周りを融かす作戦です。
これでなんとか無事抜くことができました。
1本曲がっちゃったけど。
さあ、帰りましょう。
帰りは鹿さんたちがお見送りしてくれました。
下りはさらにのんびりとしたルート。
ゆったりとしたいときにまた来たい山です。
下りは1時間ちょっとで駐車場に到着。
お疲れさまでした。
ということで、八ヶ岳からまさかの山域変更で2020年最後の山行笠取山が終了しました。
思いがけずお天気に恵まれた良い山行でした。
2021年もたくさんお山に登れるといいなぁ
今回のログです。
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