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2021年05月21日

久しぶりに雪の赤岳 行者小屋テント泊

5月07日(金)~5月09日(日)

GWの遠征も終わり、週末は一休み、どこかでのんびりソロキャンプでもするか、と思っていたんですが・・・

百名山お友達の、まさ☆さんから、どこかお山でも行きませんかとのお誘いが。

誘われると、すぐホイホイ出かけちゃうんですよね。

ということで、連続ではありますが、ついこの前帰ってきたばかりですがまたまた長野県に遠征、八ヶ岳に登ってきました。

雪の八ヶ岳、今年は行けないかと思っていましたが、行ってみればやっぱり大好きな山でした。




5月07日(金)

まさ☆さん家の近所にある高井戸のファミリーマートで21時10分にまさ☆さんをピックアップ。

府中ICから中央道に乗り小淵沢IC経由で美濃戸の駐車場には24時30分に到着。

一杯飲んだらおやすみなさい。



5月08(土)

朝5時にお目覚め。

美濃戸の駐車場から赤岳山荘までは林道歩きで1時間。

歩くのいやだなぁ

いつもは、ふじぶんさんのデリカD5なので問題なく行けるんですが、わが家のゴルフくんで行けるかどうか・・・

とにかく、行けるところまで行ってみましょうということで赤岳山荘まで。

思ったより道はきれいになっていましたね。無事、赤岳山荘の駐車場に到着しました。

駐車場には土曜日だというのに車が4台だけ。ずいぶん空いてますねぇ



準備をしたら、さあ行きますか。

今回のザックはこんな感じ。12本爪アイゼンにピッケル、ヘルメットで18kgですかね。



いつもの看板が見えたので、いつのもように記念撮影。



今回は南沢ルートで登ります。

さすがゴールデンウィーク明けともなると登山口付近に雪はありません。

苔の美しさはやっぱり八ヶ岳って感じですね。



南沢ルートって意外と急登があるんですね。

久しぶりで忘れていました。



そうそう、南沢は登り続けると開けた場所に出るんでしたよね。



すると間もなく眺望が開け、赤岳が姿を現しました。

やっぱ、かっこいいなぁ



続いて横岳さんも。テンション上がります。



スタートから2時間30分ほどで行者小屋に到着です。



意外にもテン場には雪が無くなっている場所も。せっかくなので、土の地面が出ている場所に張らせていただきました。



雪解け直後とあって、テン場には残置ペグがたくさん落ちていました。みんな雪の中で紛失したんでしょうね。

DACのペグとモンベルのペグ、ちょうどテント1張り分落ちていました。



ちょっと早いけど、カップラーのランチタイムにします。雪の時期は袋麺を食べることが多かったので久しぶりのカップラーです。

今回のカップラーは、明星食品の「麺神」です。ちなみに「めがみ」と読むんだそうです。

自称「神太麺」というお店で出されるような極太麺が特徴のようですが、実食してみましょう。

5分というカップラーとしては長い時間待たされた割に、麺にまだ芯がある感じ。山の気温だと余計に時間がかかるんですかね。

食べているうちに芯は気にならなくなりました。

スープはというと、なかなかパンチの効いた味噌味。美味しいんですが麺がなぁ

ということとで、リピートはないかもな。星は★★★3つです。



持ってきたお肉とチューハイを雪に埋めて冷やしたら準備完了。

さあ久しぶりに赤岳さんでも登りますか。



小屋の脇には水場が。

う~ん・・・これを水場と呼ぶかな。

ちなみに、テント泊代金は2000円に値上がりしていました。テン場とこの水の提供で2000円、サービスと対価が見合ってないような。コロナの影響で小屋泊の人数を絞らなきゃいけないのはわかりますが、釈然としませんね。



今回は久しぶりに地蔵尾根から登ります。

地蔵はかなりの急登なんですよね。最初から12本爪アイゼンを装着。



だいぶ登ってきました。振り返ると絶景が。



ところどころに階段があるんですが、階段付近は完全に雪が無くなっていました。



南八ヶ岳のこの雰囲気、好きだなぁ



昔の難所だったナイフリッジの場所今は鎖が付いて問題なし。



尾根に出ると、お地蔵さんも完全に露出していました。



さあ、赤岳山頂への登りです。



夏道が出ているところもアイゼンでガシガシと進みます。



お隣の阿弥陀岳も大半は夏道が出ているようですね。



雪の斜面はピッケルを刺して慎重に登ります。



ほどなく山頂に到着♪



久しぶりの赤岳山頂で、まさ☆さんと2ショットの記念撮影。



山頂からは・・・富士山がクッキリと。



権現岳の向こうには南アルプスですね。



去年の秋に登った真行寺尾根と県界尾根です。



晴天とはいきませんでしたが、たっぷりと景色を堪能しました。

さあ、下山しましょう。

岩ごつごつの下りです。慎重に降りますよ。



文三郎尾根の分岐に到着。



ここからは高度感のある急坂を下ります。



ここから見る横岳、好きなんだよな。

今度は横岳もやりたいな。



文三郎尾根を下って、無事テン場に戻ってきました。

さあさあ、お待ちかねの乾杯です。

雪で冷やしておいたのでキンキンに冷えてます。

うめ~!



今回はお肉を持ってきましたよ。

冷やしておいた豚肉を焼き焼き。山では肉が美味いんですよね。



まさ☆さんは、特製のチーズカレーをご馳走してくれるそうです。なんかミニトマト切ってるし・・・女子力高すぎでしょ(笑)



完成です。

おー!! 美味そう



いただきま~す!

チョリソーソーセージの辛さがまた美味い!

レベルの高い山メシですね。こんなレシピ本に出てきそうな山メシ初めて食べました。今度パクらせてもらいます。



雪山の常ですね。

しばらく向かい合って宴会をしていましたが、寒くなってきたところでお互いのテントに籠りました。

ひと眠りした後、目が覚めてからまたしばらく話をして、今度は本当におやすみなさい・・・




5月09日(日)

目覚ましもかけず、適当な時間にお目覚め。

本日は曇りみたいですね。



急ぐわけでもないので、のんびりと撤収。



帰りは北沢ルートから帰ろうということに。

まさ☆さんが、途中に良い展望台があるというので立ち寄ってみることに。

ルートから逸れること10分ほどで中山尾根展望台に到着しました。



残念ながら上の方はガスが掛かっていますが、確かにこれはすごいパノラマですね。

今度は天気の良いときに来よう。



赤岳鉱泉を経由。

名物のアイスキャンディーはだいぶ融けていました。



渡渉を繰り返しながら北沢ルートを下ります。

南沢と比べると、やっぱり北沢ルートの方が歩きやすいですね。

下山も早く感じました。



駐車場に戻ってゴール。お疲れさまでした。


まさ☆さんとは、本来百名山をやるミッションが。南アルプス南部に北アルプスの北部。

次は未踏の百名山をやりましょう。


今回のログです。
  


Posted by そーしん at 21:27Comments(2)八ケ岳(赤岳)行者小屋

2020年01月04日

2019年の山納めは八ヶ岳赤岳 行者小屋テント泊

12月29日(日)〜12月30日(月)

2019年最後の山行ということで、いつもの山友ふじぶんさん、異能☆さん、あーちゃんの4人で八ヶ岳に行ってきました。

ボクとふじぶんさんが揃えば当然真っ白・・・かと思いきや、これがなんと雲一つない快晴に恵まれました。

これも太陽神異能☆さんのおかげでしょうかね(笑)

本当に良い山納めができました。





12月28日(土)

いつもよりちょっと早めの19時30分にわが家を出発。

23時には赤岳山荘の駐車場に到着しました。

いつもよりちょいとゆっくり飲んで、おやすみなさい。


12月29日(日)

異能☆さん、あーちゃんとは現地駐車場で待ち合わせ。

朝起きて隣の車を見たら、あーちゃんのジムニーでした。

もそもそと準備を済ませたら、6時40分に出発です。

辺りは明るくなってきたにので、ヘッデンなしでスタートできます。

いつもの看板前でお決まりの記念撮影。

この看板見ると、なぜかスルーできないんですよね。




南沢ルートで行者小屋に向かいます。

南沢ルートといえば、樹林を抜けると突然横岳がバーンと見えるんですよね。

本日も真正面にドーンと横岳さんが出迎えてくれました。




さあ、行者小屋に到着です。

太陽に照らされた横岳が美しい。




テン場方面には、赤岳さんに中岳さんもお出迎え。

良かった・・・テン場は思ったほど混雑していませんね。




さほど混雑していないとはいえ、テント4張り張れるスペースはなかなか無い。

ちょうど、撤収される方がいたので、そのスペースを使いどうにかまとまって張れました。




設営が終わったら、異能☆さん、あーちゃんとは別行動。

ボクらは赤岳に。

まだ12本爪アイゼンに慣れていない異能☆さんペアーは硫黄岳を目指します。

さあ、行きますか。




それにしてもこの空の色、なんでしょう。

自然と笑みがこぼれちゃいます。




綺麗だねー!最高だねー!

つい口に出ちゃいます。

ボクとふじぶんさんが揃うと真っ白になるというジンクス、太陽神異能☆のパワーが勝ったのでしょうか。




今回も文三郎尾根から山頂を目指します。

いつもながら、きつーい急登。

一歩一歩慎重に。




振り返ると八ヶ岳の山々が美しい。

左手の稜線は横岳から硫黄岳。




右手は中岳から阿弥陀岳。

阿弥陀の雪壁は怖かったな~




そして遠くに北アルプスの峰々。

こりゃたまらんな。

言葉になりません。




さあ、あと一息で尾根に出ますよ。

いつもの事ですが、尾根に出たら風に注意です。




さあ、尾根に出ました。

風はというと・・・当然、強い風が吹いてはいますが、いつものように目も明けられないような突風じゃありません。

まあ、ここでこのくらいならそよ風程度ってところですね。




ピッケル刺しながら山頂を目指します。




振り返ると阿弥陀岳。

その向こうには北アルプスです。




いや~気持ちいい!

こんな赤岳は本当に久しぶり、いや初めてかもしれない。




さあ、あと一息で山頂。




裏側に出ると、富士山が雲の上に浮かんでいました。




さあ、赤岳山頂に到着です。

いつも記念撮影していた看板は無くなっちゃっていました。




もう一つのピークの先に見えるのは赤岳頂上山荘。

本当にほぼ山頂に建っています。

一度はこんなところに泊まってみたいものです。




さあ、名残惜しいけど下山しましょうか。

億には雪に輝く美しい八ヶ岳の山々。




展望層まで降りてきました。

年末年始は営業するはずですが、今日はまだやってないみたいですね。




もうちょい下って、いつものお地蔵さん。

今日は雪に埋もれていませんね。

今年は雪少ないみたいです。




お地蔵さんから見る赤岳も好きなんですよね。

雄大なシルエットです。




さあ、地蔵尾根から下山しますよ。




急なので滑ったり躓いたりしないように慎重に。

命にかかわりますからね。




阿弥陀岳をバックに記念撮影。




急な下りの連続です。




お天気さん、いつ真っ白になるかとビクビクしてましたが、どうやら1日持ちそうです。

奇跡だ。




さあ、行者小屋まで戻ってきました。




異能☆さん、あーちゃんはまだ戻っていないみたいですね。

がまんできずに、一足お先にかんぱ~い!




うめー!

寒いので足策はシュラフに突っ込んでいます。




気温はマイナス3度くらい。

ここから何度まで下がるのでしょうか。




おつまみは、しんちゃんの修学旅行土産の島柿種。

うまい!

今時の高校は沖縄に修学旅行行くんですね。




例によってトップバリューの水筒を直火で温めます。

このクリーンカンティーンもどきの水筒、なかなか使えますよ。

へんなロゴが付いてないのが何よりいい!

この水筒、そのままふたをして湯たんぽにもなりますが・・・




焼酎のお湯割りにも使えます。

減ったら水を追加して再加熱。




異能☆さん、帰ってきませんが、寒いので鍋をつついて暖まります。

それにしても、ここのところキムチ鍋ばっかりだな。

今度は何か違う物にしよう。




暗くなる前には異能☆さんも戻って、改めて乾杯。

冬は外で宴会ができないのは残念ですが、楽しいひと時を過ごしました。




一通り飲んで、シュラフに潜り込んだら一瞬で落ちてました。






12月30日(月)

朝は5時過ぎに目が覚めました。

昨夜の冷え込みは、それほどでもありませんでしたね。

おそらくマイナス5度くらいまでしか下がらなかったんじゃないかな。

息の白さが違いました。

とはいえ、前日の鍋の残りはカチカチに凍っています。




バーナーで温めながら、これまたカチカチになったうどんをぶち込みます。

なぜか玉子だけは凍らなかったな。




今回、山にもお気に入りのGoal ZeroLEDランタン持ってきました。

小さくて軽くて明るい、本当に優秀なヤツです。

ヘッデンのほかにもう1つ光源があるというのも、便利なものです。




昨夜は気が付きませんでしたが、少し雪が降ったみたいですね。

だから気温が下がらなかったんだ。

さあ、撤収しましょうか。




本日は下山して帰るだけ。

天気は曇り時々雪も降ってますが問題なし。

いつもだと初日がこんな天気で帰るころ晴れるんですけどね。

これで流れが変わるといいんだけど。




減算も南沢を通って、駐車場まで戻って今回のお山終了です。



2019年の山納めは天気に恵まれて最高の山行になりました。

さあ、いよいよ2020年令和2年の幕開けですね。

2020年もたくさん山に行けますように。


  


Posted by そーしん at 17:04Comments(2)八ケ岳(赤岳)行者小屋

2019年02月17日

やっと晴れたよ! 八ヶ岳 赤岳 行者小屋テント泊

2月09日(土)~2月11日(月)

去年、雪の八ヶ岳は3回登って3回とも真っ白だったんですよね。

もう、完全にお天気さんに見放されている感じ。

さあ今年はどうでしょうね。

厳冬期の八ヶ岳、今年もチャレンジしてきました。







2月9日(土)

いつものように、登山口で車中泊の前泊です。

21時30分にわが家を出発して、首都高・中央道経由で登山口のある赤岳山荘の駐車場に

1時に到着しました。

バス停のある美濃戸から山荘までの悪路は、四駆じゃないと厳しいですね。

いつもながら、ふじぶんさんとデリカD-5に感謝です。


いつものように一杯やって、おやすみなさ~い







2月10日(日)

朝6時に起床。

やばい!

たまたま、ふじぶんさんが起きたから良かったものの、目覚まし掛け忘れであやうく寝坊する

ところだった。

まあ、今回はゆる~い行程ですから問題ないっちゃ問題ないんですが。

この時、車の気温計はマイナス8度、どうりで寒いわけだ。

とはいえずっとシュラフに包まっている訳にも行かないので、もぞもぞと起き出して準備完了。

冬はアイゼンにピッケルでどうしてもザックが重くなりますね。55+10Lのザックがパンパンです。

水2Lも入れれば、間違いなく20kgは超えているでしょう。





スタートからチェーンスパイクを装着。

ちなみに、最初に買った中華製の安物は2回の使用で壊れちゃったので、モンベルの高級品に

買い換えました。

さすがはモンベル、チェーンの太さやゴムのしっかりした装着感が違います。





さあ、行きますか。

いつもの看板前で記念撮影。





今回は南沢ルートで登ります。

昨夜降った雪が積もっていますが、それほど雪は多くないみたい。

今年は雪が少ないんですね。




横岳が見えるポイントまで登ってきました。

ここから見る横岳、好きなんですよね。





スタートから2時間ちょっとで行者小屋に到着しました。

さすがに3連休の2日目、テントがたくさん張ってあります。

前方には阿弥陀岳・中岳・赤岳とくっきり見えていて一安心。

ここから、こんなによく見えるのは久しぶりだな。




チェーンスパイクを脱いでテントを設営。

平らな場所はほとんどすでにテントが張られていています。

うろうろと場所を探していると、ちょうど撤収を始めた学生さんがいあたので場所を確保。

平らな一等地に張ることが出来ました。





パンを齧って簡単にエネルギー補給をしたら、さあ行きますか。

ここからは、12本爪アイゼンで行きます。




ストックもピッケルに持ち替えます。

ここからは本気の雪山です。

油断は禁物ですね。





今回はのんびりとやりましょうか、ということで赤岳のみという事になりました。

時間的にもゆるゆる登山ですね。文三郎尾根からの反時計回りで行きます。





去年登った阿弥陀岳がキレイに見えました。

南斜面は雪が凍って滑りやすく緊張したな~

あれはマヂで怖かった。





雪は少なめ、クサリはしっかりと出ていますね。

ただし階段は中途半端に出ていて歩きにくい。

慎重に、慎重に。




振り返るとこんな感じ。

いや~今日は本当に眺めがいい!

これだから山はやめられませんね。




横岳から硫黄岳。

かっこいいなぁ

去年はこの稜線も歩いたっけ。





尾根まで急登が続きます。






やっと尾根に出ました。

ここからは、吹き飛ばされそうな強風との戦い・・・のはずなんですが、本日はいたって穏やか。

風は吹いていますが、あの強風に比べたらそよ風程度です。





稜線に出ると風に飛ばされて雪は少なくなるんですが、それにしても今年は少ないですね。

こんな場所もクサリがしっかりと出ていて、危険な感じはしません。

雪山って、コンディションで難易度が大きく変わるんですよね。

こういう場所でクサリが埋まっていると、キックステップで登らなきゃいけないので、一気に難易度が

上がります。

そういう点でいうと、今回はかなり難易度低めです。





地面も出ている場所が多いので、滑落という心配もいりません。

これも精神的にかなり違いますね。




とはいえ、滑り落ちたら大ケガは避けられませんね。

こういう時こそ慎重に。




さあ、山頂に到着~

ここの山頂からの眺望、久しぶりだなぁ





ごきげんで記念撮影。

やったね。

こんな風の少ない日もあるんだ。




遠く諏訪湖や北アルプスまで見渡せます。





さあ、それでは下りますよ。






滑らないように慎重に。

ピッケルで地面を刺しながら歩きます。




眺めが良いと、なかなか高度感がありますね。

これが見たかったんですよ。




お地蔵さんまで降りてきました。

今年はやっぱり雪が少ないですね。

お地蔵さんも雪に埋まることなくしっかりと出ていました。




さあ、ここから地蔵尾根を下りますよ。

かなり急なので、滑らないように慎重に。




絶景を見ながら地蔵尾根を下ります。

楽しぃ~




連休でも、比較的すいているのが雪山のいいところですね。

この時間から登ってくる人は少ないので、静かな山歩きが楽しめます。




ルートを外れると、腿まで埋まることも。

昨日ラッセルしてここを登った方は本当にご苦労されたんでしょうね。

まあ、きっとドMのラッセル好きという方なんでしょうが(笑)




ふじぶんさん、シリセードでピュー

それもアリですね。




樹林帯を抜けて、テン場まで戻ってきました。

ちょうど程よい疲労感です。




登っている途中から、テントで飲むビールのことばっかり考えていました。

いよいよ待ちに待ったこの瞬間です。

かなぱ~い

いや~ウマイ!




さあさあ、もう夕食も食べちゃいましょ!

冬といったらやっぱりキムチ鍋。

他のメニューが思いつかないんですよね。

でも鉄板のウマサです。



芋焼酎をストレートで、くいっくいと飲りながら鍋をつついて、寒くなったらシュラフにもぐって

おやすみなさ~い




2月11日(月)

朝は5時30分に目が覚めました。

昨夜は雪が降ったみたいですね。

テントの上には雪が積もっていました。




朝メシは昨夜の鍋の残りにごはんと玉子を入れて雑炊です。

案の定、鍋の残りはカチカチです。




朝食が済んだらコーヒーでまったり。

本日は下山のみというゆるゆる登山です。

撤収したら、さあ行きますか。

帰りも南沢沿いをのんびりと。




駐車場が見えたらゴールです。

お疲れ様でした~



いや~今回は久しぶりに絶景の八ヶ岳を堪能しました。

やっぱりこれじゃなくっちゃ。

これが見れるから山は止められないんですよね。

さあ、次はどこに行こうかな。



今回のログです。ボクのスマホはいつもの事ながら寒さに弱くて途中でダウンしちゃったので、
ふじぶんさんのをお借りしました。寒さに強いスマホ、買わなきゃな。

  


Posted by そーしん at 20:17Comments(2)八ケ岳(赤岳)行者小屋

2018年09月24日

真っ白で何も見えなかった八ヶ岳 行者小屋テント泊

9月16日(日)〜9月17日(月)

いつかはジャンダルム。

槍ヶ岳、剱岳と目標を次々とクリアしてしまった今、次なる目標を奥穂高岳の脇に

そびえる岩峰にロックオン。




ふじぶんさんと、9月の3連休にチャレンジ!のはずだったんですけどね。

北アルプス方面は、雨予報。

雨で危険な岩峰にはチャレンジできませんね。

それでもどこか山には登りたいな。

どうにか雨が降らなそうなのは、関東近辺のみ。

関東近辺といっても、たいした山は無いしなぁ

ということで思いついたのが八ヶ岳。

もはや、ホームといってもいいくらい、しょっちゅう登っているやまではありますが、

他に良いアイデアもない、ということでまたまた八ヶ岳に登ってきました。

予報通り、雨は回避できたものの、ガスガスにやられて、真っ白でした〜



9月15日(土)

3連休中は早朝から渋滞が予想されるということで、前日夜に車中泊することに。

20時に出発して23時に美濃戸山荘の駐車場に到着。

もしかして駐車場がいっぱいだったら・・・なんて心配もしましたが、無事に

駐車できました。

一杯(本当は2本)飲んで、おやすみなさ~い






9月16日(日)

朝5時起床。

心配した雨ではなさそうですね、少し青空も見えてるし。

ということで、いそいそと準備を。

さあ、行きますか。




いつもの「八ヶ岳」の看板で記念撮影。

ここを通る時、どうしても素通りできないんですよね(笑)




今回は、南沢ルートで行きます。

雪のない南沢は久しぶりかな。

なんとなく新鮮。




相変わらず、八ヶ岳は苔が美しい。

一面、苔の絨毯です。




勝手知ったる南沢ルートのはずでしたが・・・

沢沿いの踏み跡をたどってルートミス。

正規登山道から外れたところで、岩ゴロゴロで段差ができていた。

大岩に体重をかけて段差を越えようとしたところで、大岩が崩落。

危うく下敷きになりそうなところを、無事難を逃れたか、と思ったけどいつの間にか手を負傷。

幸い骨は折れてないみたいだけど、かなり痛いぞ・・・

テンション、だだ下がりです。




最近の大雨で、土石流が起きたみたいですね。

登山道の様子もずいぶんと変わっていました。




無事?行者小屋に到着しました。

本当なら、行者小屋の向こうに横岳がバーン!と見えるはずなんですが、真っ白ですね。

何も見えません。

気を取り直して、小屋でテン泊代1000円をお支払い。

ちょっと値上がりした?

前はもうちょっと安かったような。




最上段が空いていたので、ちゃっちゃとテントを設営。

テントいっぱいですね。

このテン場がこんなに混んでいるのも初めて見たかも。




大きなザックはテントに置いて、小さなザックに雨具と食料を持って出発です。

予定では、赤岳から横岳の稜線を歩いて、八ヶ岳の大眺望を味わう、はずだったんですが・・・

どこも真っ白。

どっちみち真っ白なら、岩山登りでも楽しみますか、ということで阿弥陀から赤岳縦走に変更。

今年の冬に歩いたルートと同じです。

標識を右に。




阿弥陀方面は登山者も少なく快適。

稜線まで登ってきましたよ。

ちょっとは期待したんですが、やっぱりあたりは真っ白。

阿弥陀岳もシルエットしか見えません。




さあ、まずは阿弥陀岳を登りましょう。

まずはハシゴ。




続いて、2月に雪の壁だった斜面です。

冬ほどじゃありませんが、なかなか手強いですね。




岩岩を楽しみます。




岩岩を登ると、山頂に到着。

本当なら、ここから赤岳から横岳、硫黄岳の大パノラマが楽しめるはずなんですが・・・

やっぱり真っ白ですね。




とっとと次に行きましょう。

ここも、雪のときは怖かったなぁ

一番ビビった場所ですが、夏なら特に問題なし。




それでは中岳に向かいます。




赤くてきれいな植物。




山はもう紅葉が始まっていました。




中岳から下ってきたところで、風を避けながらランチタイムにします。

ボクはいつも通りカップラー。

今日はマルちゃん本気盛「濃厚豚骨魚介」味をいただきます。

一口食べて・・・ これ、うまい!

ダブルスープ系の味を再現したラーメンですが、つけめん以外でここまでレベルが

高いのは初めてかも。

太麺に濃厚なスープがよくからみます。

また食べたいけど、これも特売だったから、もう売ってないんだろうな。




さあ、次は赤岳。

うっすらと山頂らしきものが見えています。




雪の無い赤岳も久しぶり。

雪の状況によっては、このあたりもすいぶんややこしくなるんですが、夏は全く問題なし。




渋滞する岩々を登ったら、山頂に到着しました。

山頂に着くころには少しは眺めも・・・ との期待も木っ端みじん。

全く何も見えませんねぇ




混雑している山頂はとっとと後にして下ります。

下りもちょっとした渋滞に。

とにかく赤岳は人が多かった!




お地蔵さんまで下ってきました。

ここから見る赤岳の雄姿、好きなんだけど何も見えません。




後は地蔵尾根を下るだけ。




地蔵尾根から見る横岳も迫力があって好きなんだけどな。

こっちも真っ白で何も見えません。




景色の無い中、黙々と下って、行者小屋まで戻ってきました。

小屋でチューハイを買って・・・




テントに戻って、かんぱ~い!

うめ~




こうなったら、勢いは止められません。

お次は焼酎の水割り。




豚のカシラを焼き焼きしておつまみに。




そして仕上げは、ジンギスカン。

やっぱり肉はうめーな。




ほどよく酔っぱらったところでテントに潜り込み・・・

テント内の様子を撮影。

汗で湿った手拭いやバンダナはテントに、こんな細引きで内で干しておきます。

テント内の明かりは、モンベル クラッシャブルランタンシェードで全体を照らして

快適に。




かなり早い時間ですが、朝も早かったのでおやすみなさい。






9月17日(月)

早寝したので早起きです。

朝からがっつりヤキソバをいただきます。




ソースの焦げた匂いが食欲をそそります。




お腹が一杯になったところで、のんびりと撤収して帰ります。

最後まで横岳・赤岳は見えなかった・・・




下りはのんびりと。




やっぱり、苔の絨毯は美しい。

本庁は、光が差すともっとキレイなんだけどな。




美濃戸山荘まで戻ってきてゴール。

なんか、薄日が差してきたな・・・



と思ったら帰りの中央高速から八ヶ岳がくっきりと見えた。

いつの間にか快晴になってるし。

どうも最近山は天気に恵まれないなぁ

人のインスタやブログを見ていると、快晴の写真ばっかりなのに。

もしかして・・・オレって雨男?



今回のログです。

  


2018年03月14日

こりゃ雪の壁だ! 阿弥陀岳・赤岳縦走 行者小屋テント泊

3月10日(土)~3月12日(月)

今週は、「日月お山倶楽部」。

土曜日にお休みが取れなくなった、ふじぶんさんに合わせて月曜日を休んでの山行です。

向かったのは、一月に続いての八ヶ岳。

また八ヶ岳、好きだね~ とのご意見もありそうですが、ただ単に前回ふじぶんさんがストックを

赤岳山荘の駐車場に忘れてきたので、それを取りに行くというミッション。

せっかくなので今回は、赤岳、横岳より難易度が高いといわれる雪の阿弥陀岳にチャレンジです。

はたして、どうなりましたでしょうか・・・






3月10日(土)

いつものように、土曜日の21時30分にわが家を出発。

雪も無く順調に美濃戸口まで走りましたが、美濃戸口からの道路は一部凍結。

雪の無い部分もかなりの悪路となっていてかなり苦戦しましたが、深夜1時に無事赤岳山荘の

駐車場に到着しました。

ふじぶんさん、運転有難うございました。


いつものように、一杯飲んでシュラフにくるまっておやすみなさ~い






3月11日(日)

朝は5時30分に目覚ましをセット。

冬の朝はなかなか起きられませんね。

シュラフの中でぐずぐずし、もそもそと起き出して準備、6時30分に出発です。

今回もザックの重さは20kg。

冬はピッケルにアイゼン、着るものやシュラフも重くなるから仕方ないですね。

ふじぶんさんは、なんと25kgだって!

相変わらずのヘビーっぷりですね。

食料と飲み物に妥協しないのは男前です(笑)


いつもの看板前で記念撮影。




今回は、久しぶりに南沢ルートから行きます。

ここのところ暖かかったので、雪が無いのではと心配していましたが、直前に降ったみたいですね。

まだ新しい雪が積もっていました。




しばらく林間の登りが続いた後、開けた場所に出たと思ったら前方に横岳が。

この瞬間がたまりませんね。

気分が、ぐっと盛り上がります。





ここからは、林間のお散歩コース。

太陽が出てきましたね。

今日は晴れの予報、絶景に期待しましょう♪




横岳さん、やっぱりかっこいいなぁ

前回はあの稜線を歩いたんだよな、としばらく感慨に浸ります。

八ヶ岳はアプローチが近い割りに、いあろんな難度の登山ができる本当に楽しい山です。




出発から2時間ほどで、行者小屋に到着しました。

本日は久しぶりにコチラのテン場にテントを張ります。

ここは眺めが良くって好きなテン場ですねんですよね。




これが小屋も前に広がるテン場です。

日曜日の朝とあって、テント多数。

どこでも張り放題に見えますが、平らな場所はほとんど使われていて、これでもほぼ一杯状態。




どうにか、2張り張れそうなほぼ平らなスペースを見つけました。

とはいえ、少し斜めなので、盛り上がった部分をピッケルで削って整地します。

ボクは少々デコボコでも斜めでも眠れる人なんですが、ふじぶんさんは苦手らしく

丁寧に整地していました。




日当たり良好な一等地に設営完了。

でも、写真で見ても分かるように、正面方向からかなり強い風が吹いています。

大丈夫かな?




テント設営してから昼食を食べて出発・・・と思ったんですが、どうも天気は下降気味の様子。

ということで、急きょ行動食を持ってアタック開始することに。

コチラが中岳方面と文三郎尾根方面への分岐です。

本日は、この分岐を右に折れ、中岳沢を登る予定。

中岳沢は過去に雪崩で大きな被害を出しているので注意が必要なルートです。

現場まで行ってみて、雪の状態次第で登るかどうか判断することに。

ヤバそうならUターンしてここまで戻って文三郎から登ります。




赤岳を見ると猛烈な風が吹いているみたいですね。

雪煙が舞い上がっています。

もしかして、今日も強風にやられるのか・・・

この時期強風は覚悟だけど、人が飛ばされるような突風は勘弁してもらいたいものです。




前方から下りてきた人に話を聞くと、中岳沢の雪はけっこう締まっているみたい。

確かに、かなり気温が下がった関係で、足元の雪もかなり堅く締まっています。

それでは、気をつけながら中岳沢を登ることにしましょう。

ちなみに、不思議と阿弥陀岳方面は風も無いとの事。

これはラッキーですね。




雪崩のリスクを少しでも回避するため、沢の脇を大きく迂回します。

突き当たりから左側に沢沿いを登るのがこのルートの核心部です。




こちらが核心部の直登ルート。

ただひたすら急な坂を真っ直ぐに登ります。




振り返ると、登ってきたルートの向こうに横岳の絶景。





この辺りが最も危険な場所でしょうかね。

上のほうから崩れた雪がコロコロと。

急いで通り過ぎましょう(汗)




きっつい登りを登りきって、やっと稜線上に出ました。

向こうに見えるのは権現岳でしょうか。

何やら下から雲が出始めてますね。




左を見ると、中岳。その向こうに赤岳が見えます。

赤岳は後で登るとして、まずは右方向にある阿弥陀岳にチャレンジします。




ここが阿弥陀岳の取り付き点。

阿弥陀岳、夏は登ったことがあるんですが、雪の時期は初めてなんですよね。

阿弥陀といえば急峻な岩山・・・のイメージですが、冬は雪の壁。

こいつを登るのか・・・まいったなぁ




意を決してさあ、行きますか。

キックステップで雪を蹴りこんで足場を作り、ピッケルで三点確保しながら慎重に登ります。




降りてくる方がいますね。

うわ!

降りてくる方は、後ろ向きで足場を作りながら、ピックを刺して三点確保で降りています。

下りはもっと怖そう・・・

今から思いやられるな。




しばらく登って振り返るとこんな感じ。

壁にへばり付く、ふじぶんさんと中岳に続く稜線。

いや~すごい景色だな。

それにしても、こんな壁、滑落したらまず助からないでしょうね。

気をつけましょう。





雪壁を登り終えると、岩や氷の難所が。

さすがに写真を撮るような余裕はありませんでした。

一息ついて、最後の登りを登り終えると・・・




はい、山頂に到着です。

久しぶりに達成感のある、がっつりした山登りでした。

前方に見えるのは諏訪湖ですね。

ボクの実家も小さく見えているはず。




小さくなっちゃった山頂の標識と記念撮影。




さあ、登ったら降りなくちゃいけませんね。

気が重いなぁ

ここを降りたら、正面に見える中岳の稜線を歩いて赤岳を目指します。




やばい!

やっぱり下りのほうがはるかに恐ろしい・・・

とても前を向いて降りられませんね。




雪面を蹴りこんでステップを作りながら慎重に下ります。

ピックを刺して三点確保。

一歩一歩慎重に。

またこの雪が堅くて地味に疲れます。




ふー、どうにか無事下まで降りてきました。

あれ?

下山中に気になっていたんだけど、なんか天気悪くなってない。

突然風も吹き始めたし・・・

なんか気分も萎えちゃったな。

赤岳行くのやめて、中岳沢を下ってそのまま宴会しちゃう?

なんて魅力的な提案もありましたが、とりあえず中岳を越えて文三郎尾根まで行ってから

考えましょうということに。




両側が切れ落ちた尾根を中岳山頂に向かって歩きます。




本当に両側切れ落ちてますね。

いわゆるナイフリッジってやつでしょうか。

間違って、右側に落ちたら止らないですね。

落ちるなら左(笑)




切れ切れの稜線をしばらく登って、中岳山頂に到着しました。

中岳って、赤岳と阿弥陀岳に挟まれて、オマケみたいに思われているけど、実はけっこうな

お山なんですよね。




中岳山頂から望む阿弥陀岳。

歩いてきた稜線と、先ほどまで苦戦した雪の壁が見えます。

絶景、絶景




中岳を降りてきたら、少し天気も回復してきたみたい。

ちょっとテンションが上がってきました。




しばらく登って文三郎尾根に到着です。

ここを左に行けばテン場とビールが待っている・・・

でも、さすがにここまで来て、下りちゃうって選択肢はありませんね。

予定通り、赤岳を目指しましょう!




2年前に大苦戦した雪の赤岳。

その時の様子はコチラ

今回、雪の具合はどうでしょうね。

思ったより雪は少なくて、しっかり鎖が出ています。

これだけ出ていれば、難しいところはありませんね。

ほっと一安心。

同じ山でもコンディションで難易度は大きくは大きく変わります。




山頂付近は雪が無くて岩場。

風で飛ばされちゃうんでしょうね。

岩場にアイゼンは歩きにくいけど、滑落の心配が無いので気持ちは楽です。




無事、山頂に到着!

久しぶりの赤岳山頂です。

山頂の標識もすっかり海老の尻尾に覆われて読めませんが・・・




もう一つあった標識の前で自撮り。




快晴とはいえませんが、なかなかの眺望。




赤岳さん、やっぱり達成感ありますね。




風も強いので、山頂にも長居は出来ません。

さあ、下りましょうか。

下り始めると更に風が強まり、時折耐風姿勢でやり過ごさなくちゃならないほどに。

でも、前回の那須岳、横岳で、ものすごい風を経験しているので、この程度ならそよ風ですね。

人間、強くなるものです。




左側は切れ落ちているので近付かないように・・・

といっても右も滑落注意なんですが。




ん?

前方にヘリコプター。

ホバリングして何かを探しているみたいですね。

後から小耳に挟んだんですが、この日横岳で滑落した人がいたようです。

油断でしょうかね。

気をつけましょう。




赤岳展望荘まで降りてきました。

前方に広がる横岳の雄大な眺望を楽しみながらの下り。





振り返ると後方には赤岳。

やっぱりこの山好きだなぁ

ボクの好きな山、1位か2位だな。

ちなみにもう一つの1位候補は北岳。

北岳もまた行きたいな。




無事、地蔵尾根まで降りてきました。

1月はここから横岳硫黄岳と縦走したんですよね。

あの時は本当に風がひどかったけど、本日はたいしたことありません。




地蔵尾根を下る前に、もう一度赤岳の勇姿を目に焼き付けます。




さあ、下りましょうか。




山での事故の多くは下りで起きるんですよね。

しかも、難しいところじゃなく、何でこんなところで?っていうことが多いそうです。

最後まで慎重に。





無事、行者小屋まで降りてきました。

いや~ 今回は達成感ありましたね。

よく歩きました。

ちなみに、右前方に見えるのが阿弥陀岳、正面に見えるのが中岳です。





さすがに日曜の夕方です。

あれだけたくさんあったテント場のテントも、3張りだけになっていました。

それにしても横岳かっこいいな。




テントにもぐりこんだら、早速お待ちかねのビール、ビール。

いつもの通り、お互いテントの中でかんぱーい!




今回も定番のキムチ鍋をいただきますよ。

辛くて暖まってこれが一番。

ちなみに、ガス缶のまわりを覆っているのは、百均のレンジフードで作ったウィンドプロテクター。

小さく折りたためる上に、重さはほとんどないというのがミソ。。

市販のウィンドプロテクターも持っているんですが、重くて山に持ってくる気にならないんですよね。

その点、これは優秀です。

しかも、バーナーの熱からテントを守るという一石二鳥。

たぶん、これやっている人たくさんいるのかもしれないけど、発想はオリジナル。

オススメです。




テント内はマイナス5度。

明るいうちからこの気温ですか。

夜はどこまで下がるやら。




しばらく宴をしたところで、各自テントにこもってそれぞれでやります。

朝も早かったし、くたびれたので、いつものように早寝。

おやすみなさ~い






3月12日(月)

テント場の朝です。

本日も快晴。

あれだけ吹いていた風も夜中にはおさまり、風に悩まされることもありませんでした。




テントの中に入れておいた鍋の残りもカチカチに凍っています。

そいつを溶かして、ご飯と玉子を入れて朝飯に。

今回、玉子は保冷袋に入れていたんですが、やっぱり半熟ならぬ半氷玉子になっていました(汗)




のんびりと撤収したら、さあ帰りますか。




のんびりと歩いて2時弱で駐車場に到着。

お疲れ様でした~

さすが月曜日、駐車場もがらがらになっていました。



いや~ 今回は風にやられることは無かったんですが、阿弥陀岳の雪壁にしびれましたね。

あれは怖い・・・でも楽しい。

もう世間はすっかり春の気配ですね。

今シーズン、あと何回雪山に行けるのかな。



今回のログです。