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2020年11月25日

久しぶりに玉淀湖でカヌー&キャンプ

11月21日(土)~11月22日(日)

しばらく漕いでないなぁ

漕ぎ友のみなさん、家の事情やら何やらで忙しいみたいなんですよね。

そんな忙しい人の中の一人、奥さん身重&引っ越しを間近に控えた、ふなっしーを強引に誘って久しぶりに漕いできました。

場所は玉淀湖。

ふなっしーの奥さんの実家が近いので、里帰りを兼ねての出撃となりました。




11月21日(土)

家を出たのが11時過ぎ。

待ち合わせの、ふなっしー奥さんの実家には予定通りの13時50分に到着。

実家に入る細い道で車を電柱にこすっちゃった。

どうもこの地域に来ると車でトラブルよな。相性が悪いみたい。

気を取り直して、ふなっしーのデリカに乗り換えて出艇場所に向かいました。

出艇場所、久しぶりですが、途中の道路が荒れちゃって、普通の車じゃ入れないようになっていました。

まあ、ふなっしーはここぞとばかりにデリカの走破性で突破しちゃいましたが。

カヌーを下ろしたら準備完了。

どうも向かい風が厳しいようなので、ふなっしーのカナディアンを男二人で漕ぐことにします。



さあ、出発です。

かなりの強風ですね。

しかも向かい風。しかも向かい風。

天気は良いんですけどね。



風で湖面も波打ってます。

ここは後ろで漕ぐ、元体育会ラガーマンのふなっしーくんにがんばってもらいましょう。

いつもの橋が見えてきましたよ。

ふなっしーがんばれ!



途中でピタリと風が止みました。

風が通らない場所なんでしょうね。

湖面に岸辺の紅葉が映し出されて美しい。



この辺りは山に囲まれているので日没が早いんですよね。

いつも出発をもうちょっと早めようって思うんだけど忘れちゃうんだよな。



いつもの幕営地の地形が変わってテントを張りにくそうだったので場所を変更。

ここも増水するとすぐに川底になっちゃいそうな場所ですが、雨は降らない予報なので、ここを本日の幕営地とします。



さっそくプシュっとやっちゃいますよ。



一杯飲みながらテントを設営。



フラットで広々して気持ち良い河原です。

ここ、思ったよりいいじゃん。



適当に薪も落ちていましたが、ふなっしーがどこかの公園で手に入れたという薪を持っていたのでそれも使います。

さっそく、モーラナイフでバトニング。

焚き付け用の細い薪を作ります。

程よく乾燥してよく割れます。



着火は麻紐&ファイヤースターター。

麻紐に火は着いたんですが、うまく火起こしできず面倒になったので結局ライターで火を着けちゃいました(笑)



やっぱり焚火は温まりますね。



久しぶりにバウルーを引っ張り出してきましたよ。

ソロキャンプ動画で、ヒロシがバウルーで餃子を焼いていたのを見て試してみることに。

餃子8個がちょうどピッタリ収まりました。



あとは焚き火で焼くだけ。



ある程度密閉されて蒸し焼き状態になるんですね。

水も入れずにちゃんと餃子ができました。

でも、冷凍餃子って醤油とかラー油が入ってないんですね。

そのまま食べたけど、まずまず美味かった。



その後は、イベリコ豚をスキレットで焼き焼き。

味付けはシンプルに塩コショーのみ。

赤ワインでいただきました。


ボクにしては珍しく22時過ぎまで寝落ちすることなく、あれやこれや話に花が咲き・・・

薪も燃え尽きるころ、おやすみなさい。





11月22日(日)

テントだと不思議に良く寝れるんですよね。

いつもは5時には目が覚めちゃうんですが、6時過ぎまで爆睡。

朝起きたらもう明るくなっていた。



朝食はパスタを持っていたけど、昨夜の餃子が残っていたので焼き焼き。



のんびりと撤収したら、さあ戻りましょうか。



昨日は忙しくてできなかったんですが、途中の流れ込みを遡ってジャングルクルーズを楽しみましょう。

前はもっと鬱蒼としていたんですけどね。

何だか明るくて健全なジャングルクルーズになっちゃった。



とりあえず終点まで行ってみますか。

水もこんなにキレイだったかな。



終点まで行って、湖まで戻ってきました。



風も無く、タンデム漕ぎなので、あっという間に出艇場所まで戻ってきました。

紅葉もキレイだったし天気も良かったし、良い漕ぎでした。



最後に降り沈しそうな出艇場所なので慎重にゴール。

実はこの湖も不思議な色、玉淀ブルーなんですよね。



陸地にカヌーを引き上げて今回の遊びは終了。

お疲れさまでした~



今週は久しぶりの玉淀湖カヌーを楽しみました。

漕ぎ友のみなさん忙しそうだし・・・次はなにしようかな。

  


Posted by そーしん at 22:00Comments(2)玉淀湖畔玉淀湖

2020年11月20日

谷川岳馬蹄形縦走リベンジ・・・のはずが半周でリタイヤ

11月13日(金)~11月15日(日)

3年前に真っ白で何も見えなかった谷川岳馬蹄形縦走、いつか晴れの日にリベンジしようと思っていたんですよね。

ちょうどこの週末は2日間とも晴れ予報。

今度こそはとチャレンジして来ましたよ。

はたしてどうなったんでしょうか。



ちなみに3年前はこんな感じでした。


3年前の真っ白だったレポはコチラから




11月13日(金)

金曜日の夜21時30分に自宅を出発。

この手のハードな山行になると、なかなか人を誘いずらくて今回はソロ登山です。

東松山インターまで下道を走って、高速料金が安くなる24時過ぎに水上インターを出て、24時30分に土合橋そばの無料駐車場に到着しました。

一杯飲んだらおやすみなさい。



11月14日(土)

朝5時起床。

この時期、5時だと真っ暗なんですよね。

ゆっくりと準備をして6時前に出発です。

今回は荷物の軽量化に取り組んでみましたよ。

いつもバカみたいに重たいザックを担いでいますからね。

軽量化のために今回買ったのは、モンベルのザック・バーサライトパック40です。

通常のザックの半分以下の重さで、なんと710gです。

ほとんど重さを感じません。

中身も工夫して、水3Lを持っても12.5kgとボクとしてはいつもより5kgくらいの減量。

あの米袋一つ分の減量ですからね。

持った感じが全然違います。



ヘッデンを点けてスタートです。

この橋を渡ったら、がっつり急登が始まります。



しばらく登ると右下に滝が見えました。

これはもしかして、2年前に沢登りした鼻毛の滝でしょうか。

あんなに大きかった滝も上から見るとずいぶん小さいですね。


ちなみに2年前の夏に登った鼻毛の滝はこんな感じでした。



さあ、太陽さんが顔を出しましたよ。

晴れ予報で青空も見えてますが、お天気どうでしょうね。



まず目指すのは白毛門の山頂です。

上部は岩だらけで多少てこずります。



急登がずーっと続くので、あっという間に高度を稼ぎますね。

振り返ると、なかなかの高度感。



さあ、白毛門の山頂が見えましたよ。

青空が見えてはいるんですが、山頂付近の雲が気になります。



標高を上げると登山道にも雪が付いてきましたね。

でもアイゼンを使うほどではありません。



スタートから3時間ほど、白毛門の山頂に到着しました。

新潟方面はよく晴れているんですが・・・



肝心の谷川岳方面は雲の中で真っ白。

想定外だな。

山頂にいた方に写真を撮っていただきました。



さあ、ここからが本格的な馬蹄形縦走の始まりです。

谷川連峰の稜線をクルっと一周回ります。

お次のピークは笠ヶ岳。

心配していたけど、最近歩いたと思われる踏み跡もあり一安心です。



気持ちの良い稜線歩き・・・ですが思ったより雪が深いですね。

脛くらいまで雪に埋まります。

足跡をたどるので少しはマシですが、これは苦戦しそうだな。



ガスが晴れて笠ヶ岳(左)が見えました。



ガツっと急登を登って・・・



笠ヶ岳山頂に到着しました。



山頂で自撮りの記念撮影。

このまま晴れるといいんだけど。



山頂直下には小さな避難小屋があるんですよね。



いい時間なので避難小屋でランチタイムにします。

お気に入りのマルちゃん正麺豚骨味です。

今回は軽量化のため、大きな鍋も持ってこなかったので、袋麺は二つに折って入れます。

麺はちょっと短くなったけど、まあ別に問題は無かったな。



食事も終わったところで、今度は朝日岳を目指します。

あれ?

足跡が無い・・・ 足跡の主はどうやらここで引き返しちゃったんですね。

まずいなぁ



雪質は、一度降った雪の表面が融けて再度固まった感じで、ラッセルというよりは残雪期の踏み抜き地獄といった感じ。

ラッセルよりはましですが、地味に疲れます。



アップダウンとズボズボがエンドレスに続きます。

長いな~



この山域、本日はどうやらボク一人みたいです。

人の気配はまったくありません。

静かで良いっちゃ良いんですけどね。



稜線を外さなければ迷うことはないんですが、雪にやられてとにかく前に進まない。

しかもアップダウンが結構きつい。



ひーひー言ってたら、急にガスが晴れましたよ。

神様のご褒美でしょうか。

谷川岳方面の眺望がやっと現れました。

これが見たかったんですよ!



歩いてきたギザギザの稜線を振り返ります。

前回は雨まで降っていたので、ひたすら歩いたという以外まったく記憶にありませんがこんなだったんですね。



やっと朝日岳山頂に到着しました。

いやぁ疲れた。

それにしても前回もですが、朝日岳山頂はガスの中。

まったく何も見えません。

この山とは相性悪いな。



でかいエビの尻尾ができた看板前で記念撮影。

ここは風の通り道なんでしょうね。

それより、山頂付近は尾根になっていないうえに真っ白でどっちの方向に進むのか全く分かりません。

ヤバイヤバイ

一歩間違えると遭難だぞ。

久しぶりに緊張、何度もスマホのGPSで確認しながら方向を確認。



やっとガスが晴れてきましたね。

相変わらずズボズボと埋まりながらヒーヒー歩いていますが、景色が見えるだけで元気が出てきます。



おー!

これから歩く稜線がクッキリ。



尾根上はこんな感じ。

小動物の足跡がたくさん。

そこをズボズボ埋まりながら歩きます。



標識がありました。

これがあの冬季限定の巻機山への分岐か!

先日巻機山に登った時に歩いてみたいと言った稜線はここからがスタートです。



ちょっと寄り道して稜線を見に行ってみましょう。

しばらく歩くと見えましたよ、巻機への稜線が。

やっぱり歩いてみたいなぁ



さあ、先を急ぎましょう。

どう考えても蓬峠のテン場まで行ける時間じゃ無くなっちゃいましたが、せめて清水峠の避難小屋まで行かないとビバークすることになっちゃいます。

急ぐといってもズボズボでスピードは一向に上がりませんが。



それにしても、まだまだ長いな。

奥の斜面の下に豆粒のような小屋らしきものがやっと見えました。



あれ?誰かの踏み跡?

スキーか?

な訳無いですね。

よく見ると鹿さんの足跡でした。

でも、鹿の細い脚が地面まで踏んでいるので足跡をたどると少し楽に歩けます。

鹿さんに助けられるとは・・・



やばい! 日没だ。

暗くなる前に避難小屋に着かねば。

焦るけどちっとも足が前に出ません。



やっと小屋にたどり着きました!

ギリギリセーフ。

どうにか明るいうちに、清水峠の白崩避難小屋に到着しました。

6時に行動開始して、17時に行動終了。

11時間、ほとんど休みなく歩き続けました。

あー死んだ。



荷物を置いたらとりあえず自分にご褒美。

なまずの里さんからもらった缶チューハイで乾杯です。

あざーっす!



谷川岳もクッキリと見えますよ。

最高のご褒美です。

景色も見えたし、まあ何だかんだで良い一日でした。



当然ですが小屋は貸し切りでした。

さあ、まずは水作りしましょうか。

水場もあるらしいんですが、20分くらいかかるみたいで、もうそんなに歩く気力は残っていません。

雪ならその辺にたっぷりありますからね。

雪の時期は水の心配がないのが有難いですね。



今日はご飯を炊きますよ。

軽量化にはアルファ米なんでしょうけど、高いし美味くないですからね。

生米炊くのが一番。



カレーはフリーズドライにして軽量化。

アマノフーズの畑のカレーです。



さすがアマノフーズのフリーズドライは本当に良くできています。

お湯を注ぐだけで本格野菜がいっぱいのカレーの出来上がりです。



さあ、ご飯を食べたらチビリチビリと焼酎を。

お酒だけは軽量化せず、焼酎も500ml持ってきましたからね。

飲んでるうちに眠くなって、おやすみなさい。




11月15日(日)

あ~よく寝た。

どっちみち今回は馬蹄形縦走はコンプリート出来ないのでエスケープルートを帰ることにします。

ということで急ぐ必要はありません。

ゆっくりと準備をします。

今日も天気は良さそうですね。



谷川岳に朝日が当たり始めました。



米1合食べきれなかったので、あまったご飯とカレーに水を足して雑炊の朝食。

クッカーもキレイになって一石二鳥でした。



朝7時、準備をしたらさあ行きましょうか。

小屋の隣にはJRの立派な小屋が。

こっちの小屋とは大違いですが、まあ無料だから仕方ないか。



谷川連峰にも本格的に日が当たってきました。

それにしても深い山ですね。



このまま土合まで下るルートもあるんですが、せっかくだから蓬峠まで稜線を歩いて景色を楽しんでから下ることにしましょう。



右手に昨日から見えていた特徴的な山、山座同定してみたら、上州のマッターホルン太源太山でした。

先日巻機山から見えたあのトンガリです。

見る方向で、ずいぶん印象が違う山ですね。



今日は朝早いからか雪が締まっていて、踏み抜きません。

快適、快適。

状況でこんなに違うんですね。



この分岐を右に行くと、太源太山に行けるようです。

ちょっと右に曲がってみましょう。



見えた!

標高の関係で見下ろす感じですが、これが太源太山です。

意外と近いですね。

一度登りたいな。



前方に七ツ小屋山が見えました。

本日の稜線歩き、唯一の名のあるピークです。



七ツ小屋山山頂で記念撮影。

暑いので上はシャツ1枚になりました。



さあ、まだまだ延々と続く稜線歩き。



雪が融け始めたのか、昨日ほどじゃないけど踏み抜きが始まりました。



出発から2時間30分、こんなに長かったかな・・・と思う頃やっと蓬峠に到着しました。

本当ならここまで来てテン泊するはずだったんだよな。



蓬ヒュッテ、今年は営業していないとは聞いていましたが、冬期避難小屋にもならず閉鎖されていました。



蓬ヒュッテのちょい先に、土合方面に下るルートと馬蹄形縦走で茂倉岳に登るルートとの分岐がありました。

本当は右に行きたかったんだけどな。

昨日もコースタイムの倍近くかかっているので、左からエスケープして土合に戻ります。



なだらかな下り坂をゆっくりと下ります。



途中、一部崩落したりもしていましたが、無事清水峠から下る道に合流。

清水峠への道は、昔は車も通ったという道なんですよね。

さすがに今は見る影もありませんが。

途中、避難小屋がありました。



一の倉沢から清水峠への道は、通行止めだそうです。

途中が崩れているようです。



ということで左に折れて新道へ。

雪が段々少なくなり・・・



湯檜曽川の手前でついに雪がなくなりました。

ほっと一息。

もう踏み抜くことはありません。



川沿いのフラットな道を延々と歩き・・・

途中で、川が見える眺めの良い場所でマルちゃん正麺いただきました。



JR見張小屋を通過。

ここから先はママともお散歩したことがあるハイキングコースです。



またまた延々と川沿いを歩いて、土合橋まで戻ってきました。

今回の登山終了です。


まさかこの時期にこれほどの積雪があると思わず、半周でリタイアすることになってしまいました。

でも、考えてみれば半周ぐらいで日程的には丁度良いかも。

次回は残り半周を天気の良い日にやるとしましょう。


今回のログです。

歩くペース1.2〜1.3(ゆっくり)・・・ゆっくりじゃねえぞ、必死に歩いてこれだ!

  


Posted by そーしん at 00:07Comments(2)白毛門朝日岳笠ヶ岳白崩避難小屋

2020年11月11日

いつもの森でまったり雨のデイキャンプ 豊里ゆかりの森

たまにはデイキャンでも、ということでママと二人でゆかりの森に行ってきました。

やっぱりお気に入りの森ですね、雨に降られたけどそれはそれで、まったりゆっくりできました。





11月03日(火)

朝10時に自宅を出発。

11時20分にいつもの森に到着しました。

イスとテーブルを出して焚火を始めたとたんに、雨がパラパラと。

えー!! 予報は曇りで、雨は降らないはずだったんだけどなぁ

慌てて車に戻って、ムササビウィングをもってきて屋根を作ってほっと一安心。

こんな布1枚で雨を防げるんですからありがたいですね。

タープを常に車に入れてあって正解でした。



さあ、落ち着いたところでランチにしましょう。

今回は珍しくご飯を炊きますよ。

その辺に落ちている枝を集めてきて、なんちゃってピコグリルで火をおこし、洗った米を焚き火缶に入れて乗せました。



お米の炊ける良い匂いがしてきたら、ご飯が炊き上がりです。

ちょっとお焦げができる頃合いがいいんですよね。

しばらく蒸らすので、その間にお肉を焼きましょう。

今回は豪勢にビーフステーキですよ。

ありゃ、塩コショー持ってくるの忘れちゃった。

まあ、いつも何かは忘れるんですよね。



焼きあがったお肉とご飯をお皿に盛り付け、ステーキ醤油のにんにく味をかけたら完成です。

赤ワインでいただきます。

まあ、お安い牛肉ですがお外で食べれば美味い美味い。

やっぱ肉はうまいなぁ



しばらくすると、雨も止んだのでタープは撤収。

やっぱり何も無い方が開放感があって気持ちいい。

焚火しながら、子供たちの事や将来の事。

まったりとお話をしながら時は過ぎ・・・



日が落ちるころ、さあ帰りましょうか。

雨には焦ったけど、良い1日でした。


たまには、山も川も行かないこんなのんびりアウトドアも良いものですね。

ゆかりの森、今度は夫婦でゆっくり泊りのキャンプに来よう。  


Posted by そーしん at 22:19Comments(3)豊里ゆかりの森

2020年11月09日

晩秋の巻機山・割引岳 巻機山麓キャンプ場泊

10月30日(金)~11月01日(日)

山友ふじぶんさんと行った苗場山・巻機山の後編です。

前編は、紅葉を見に行くつもりだったのに、雪山を登る羽目になった苗場山でしたが、巻機山はどうなったでしょうか。




11月01日(日)

朝は4時30分にお目覚め。

ヘッデンを点けながら、朝食はスキヤキの残りにウドンを入れていただきます。

スキヤキもうまいけど、このウドンもうまい。



朝6時過ぎ、テントはそのままにして出発です。

キャンプ場から登山口までは歩いて10分ちょっと。

車で行くような距離ではありません。




今回も井戸尾根コースをピストンします。

ヌクビ沢コースは、ほぼ沢登りルートらしい。

それはそれで夏やるのは楽しいかも。




しばらく歩いて尾根まで出ると、右手に尖がった山が見えました。

上州のマッターホルン、大源田山ですね。

確かにマッターホルンっぽい(笑)

一度登ってみたいものです。



しばらくブナの森歩きが続きます。

この辺になると紅葉はもう終わりかな。



天狗岩と割引岳のトンガリが見えました。

前回行けなかった割引岳、今回は行きますよ。



さあ、ニセ巻機の雄大な山容が見えましたよ。

前回は騙されちゃったけど、どっしりした山容でニセという雰囲気じゃないんですよね。



ニセ巻機へのガツっとした急登です。

ここが一番キツイところ。



振り返ると新潟の名もなき低山が連なっている。

新潟も山深いなぁ



足に乳酸がたまった頃、ようやくニセ巻機の山頂に到着です。

山の名前に、ニセってすごいな。



本物の巻機山は谷を挟んだ向こう側にあります。

真ん中辺の少しだけ盛り上がったあたりが山頂です。

ホント、山頂って雰囲気じゃないですよね。



いったん斜面を下ります。

雪はほとんどありませんでしたね。

ここも降ったんだろうけど、1日で融けちゃったんでしょう。



下ったところに巻機山避難小屋がありました。



ちなみに前回4月に来たときはこんな感じでした。

これが避難小屋の屋根の一部です。

いかに豪雪かわかりますよね。



中を覗いて見ましょう。

かなりキレイですよね。

ここは無料で泊まれるようです。

今度はここに泊まって山頂から日の出が見たいな。



さあ、最後のひと登りしますよ。



登り終わったところに巻機山山頂の看板が・・・

でも騙されちゃいけませんね。

本当の山頂は、ここから5分ほど歩いた場所にあるんです。

間違ってここで引き返しちゃう人いるんじゃないかな。



本当の山頂はあの小高い丘の上にあります。



あのケルンが山頂の印です。



はい、巻機山山頂に到着です。

看板も何もありませんがケルンが目印です。



山頂から延びるこの稜線は、谷川岳連峰まで続いているんですよね。

朝日岳のあたりまで続くので、白毛門から2泊くらいで縦走する人もいるんですよ。

といっても登山道があるわけではないので、積雪期に雪上を歩くわけですが。

う~ん、やってみたい。



奥に見える三角形の山が割引岳、かっこいいな。

巻機山よりずっと百名山っぽいし(笑)

さあ、今から割引岳を目指しますよ。



先ほどの山頂の看板まで戻ってから斜面を右手に降りたところで割引岳がバーンと見えた。

やっぱりかっこいいな。

いかにも山って感じ。



気持ちよく歩いて山頂に到着しました。



山頂の看板があったので記念撮影。



いやぁそれにしても良く晴れていますね。

遠くに日本海、その奥に佐渡まで見えますよ。



こちらは先ほどまで頂上にいた巻機山。

割引岳の先にも登山道が続いていたので、かなりのロングトレイルになりますね。

ホントに歩いてみたいなぁ



こちらは春に登った越後駒ケ岳(左)と中ノ岳。

中ノ岳って知らなかったけど登り甲斐のありそうな山だなぁ

登ってみたい山だらけで困っちゃう。



いつまでも居たいけど、さあ戻りましょうか。



来た道を戻って避難小屋の前まで来ました。



ベンチに腰掛けてランチタイムにしましょう。

本日は、マルちゃん正麺塩味です。

こちらは茹で時間3分の標準タイプです。

マルちゃん正麺もいろんな味があるけど、なんだかんだ言って山では塩味を一番食べている気がするな。



さあ、戻りましょうか。

前方に見えるのは巻機山頂から続く谷川岳連峰への稜線です。

やっぱりやりたい・・・

こういうの一緒にやってくれる山友がほしいな。

破線ルートや雪山縦走になると、なかなか一緒に登ってくれる人いないんですよね。

でも、いつか歩くぞと心に誓うのでした。



急登だった坂を今度は下ります。

それにしても絶景だ。



下の方はまだ紅葉がキレイですね。

尾根も赤く染まっています。



井戸尾根も紅葉がキレイでした。

この辺りは黄色がメインみたいですね。



美しい森の中を歩きます。



紅葉は今年最後?になるかもしれないな。

よく目に焼き付けておきましょう。



ゴールには靴洗い場がありました。

これはありがたい。

ドロドロの靴を洗って本日の登山終了。



今回は紅葉に雪に、季節の変わり目を感じる登山でした。

そろそろ雪山シーズンですね。

今年は雪洞泊にチャレンジしてみたいな。

今からいろいろ勉強しなくっちゃ。




今回のログです。
歩くペースは、0.6~0.7(とても速い)でした。
  


Posted by そーしん at 06:15Comments(2)巻機山巻機山麓キャンプ場

2020年11月06日

ラスト紅葉のはずが雪山だった苗場山 巻機山麓キャンプ場泊

10月02日(金)~10月04日(日)

山友ふじぶんさんが、新潟の百名山 苗場山・巻機山 に紅葉を見に行きたい、というのでご一緒させていただく事に。

両山とも今年登ったばかりですが、季節やルートが変われば楽しめますからね。

山だけじゃなく、巻機山麓でキャンプも楽しみました。

※長くなったので、前編「苗場山」と後編「巻機山」に分けてレポします。




10月02日(金)

21時過ぎにわが家を出発。

いつも車を出していただいてばっかりなので、今回はウチのゴルフくんで行くことに。

21時15分にふじぶんさんの家を出発、東松山から関越道に乗り、湯沢IC経由で0時30分に祓川登山口の駐車場に到着しました。

一杯やっておやすみなさい。




10月03日(土)

ちょっと飲みすぎちゃって、朝目が覚めたら5時45分。

ヤバイヤバイ

5時に起きる予定だったんですけどね。

外に出ると地面には雪がパラパラと。

さすがに新潟は季節が進んでいますね。



急いで準備をして6時15分にスタート。

まずはスキー場のゲレンデの舗装道路歩きです。

道路は雪で真っ白。

どうやらこの辺りは昨日雪が降ったようです。

まずいなぁ

日帰りの山2連発ということで、今回はトレランシューズなんだよな。

靴に雪が入らないようにスパッツを着用。



しばらく登ると右側に小屋が見えました。

和田小屋ですね。

今年は営業していないみたいです。



和田小屋を過ぎると本格的な登山道に。

中ノ芝の展望スポットからは絶景が。

われわれにしては珍しく快晴です。

二人揃うと天気が悪いこと多いんですよね。



雪は思った以上に積もっています。

10cmくらいですかね。

スパッツを着けたので靴に雪が入ることはありませんが、これ以上深くなると足が冷たくなってヤバいかも。

心配だ。



木々にも雪がエビの尻尾を作っていました。



苗場山手前のピーク神楽ヶ峰に着きました。



神楽ヶ峰を越えて、やっと苗場山が前方に現れました。

かっこいいなぁ

前回の小赤沢ルートからだと、山の全景って最後まで見えないんですよね。

こんな感じの山だったんだ。



一旦、神楽ヶ峰をガツっと下ります。

この感じ、この前登った妙高山に似ているな。



最下部まで降りてきました。

さあ登り返しですよ。



なかなかの急登です。

これは楽しめそう。



振り向くと先ほどまでいた神楽ヶ峰がクッキリと。



けっこう高度感ありますね。



山は雪で真っ白です。



さあ、あと一息で山頂。



傾斜が緩やかになったと思ったら、山頂の平原に出ました。

苗場山は山頂部が広大な平原になっていおるんですよね。



前回はお花がいっぱいの高層湿原でしたが、今回は広大な雪原です。



しばらく歩くと山頂の看板に到着。

相変わらず景色の見えない山頂ですが、記念撮影。



山頂そばにある自然体験交流センターという名前の小屋は営業していませんでした。



小屋のちょい先に眺めの良い展望台があるんですよね。

本日はまだ誰も行っていないらしく踏み跡もありませんがバージンスノーを踏みながら展望台へ。

天気も良いからこの絶景。



周辺の木々はスノーモンスターになりかけです。

さすが豪雪地帯の山ですね。



先日登った妙高山・火打山もクッキリと。



小屋は一段高くなっているので平原が見渡せます。

山頂に広大な平原、不思議な感じです。



小屋の脇に腰かけてランチタイムにします。

冬はカップラーだとできるまでの間に冷めちゃうんですよね。

ということで、袋麺が活躍します。

本日はマルちゃん正麺の豚骨味。

このラーメンのいいところは細麺なので茹で時間が2分というころ。

時々4分とか5分とかってラーメンもありますからね。



さあ、平原をお散歩して戻りましょうか。

ケルンの向こうに雪原が広がります。



木道の脇には池塘があるんですよね。

池塘もすっかり雪に埋もれていました。



さあ、下りましょうか。

奥に白く見える尾根は谷川岳の主稜線と呼ばれる尾根。

谷川岳から万太郎山を経由して平標山まで歩けるんですよね。

来年あたり、歩いてみたいな。



登りはどうにかなりましたがやっぱりこの急な下りは危険ですね。



今シーズン初のチェーンアイゼンを装着。



やっぱりアイゼン着けると安心感が違いますね。

備えよ常に!

持ってきて良かった。



帰りも絶景を見ながらの下り。

このルート気に入りました。



スキー場のゲレンデに出たらゴール。

約8時間の山行でした。



さあ、今晩の宿泊地の巻機山麓キャンプ場に向かいましょう。

車窓からは見ごろの紅葉が。



上は雪山でしたが、車窓からは見ごろの紅葉が楽しめました。



秡川登山口から約1時間で、巻機山麓キャンプ場に到着。

格安でお財布に優しいキャンプ場です。

早速テントを設営します。

ほとんどの方が山岳テント、みなさん前泊か後泊で使われているようです。



さあさあお待ちかね。

夕日と相まってさらに赤々と染まる巻機山を眺めながら乾杯です。



本日は最近の定番スキヤキをいただきますよ。

最強の山メシです。



あっという間に暗くなり、朝も早かったのでおやすみなさい。


お天気最高で良い一日でした。



長くなったのでこの辺で後編につづきます。



今回のログです。
ヤマレコさんの判定では、歩くペース0.8~0.9(速い)でした。
  


Posted by そーしん at 07:49Comments(2)苗場山巻機山麓キャンプ場