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2022年05月16日

GW和歌山遠征・前編 パックラフトで瀞峡から北山川を川旅

5月01日(月)~5月05日(木)

待ちに待ったゴールデンウィーク!今年は川仲間と念願の和歌山遠征に行ってきました。
GW前半は天候が不順だったので、予報の良い後半に日程変更。おかげでj好天の中、清流遊びを堪能、夢のような時間を過ごしました。



※長い遠征だったので、レポは前後編に分けます。今回はその前編です。



5月01日(日)

今回の遠征メンバーは、ボクとふなっしーとつっちーくん。ちょっと珍しい取り合わせですが、その他のみなさんは都合が合わなかったんですよね。
ふなっしーのデリカで昼の12時30分に南越谷を出発。交代で運転をしながら約8時間、20時30分に熊野大泊ICを降りました。ここで給油と夕食。ここから先はコンビニも無い世界ですからね。
和歌山名物でも食べようかと思いましたがやっているお店はほとんどなく、結局台湾料理のお店に。



名古屋名物らしい?台湾ラーメンをいただきました。



さらに小一時間山道を走って、小船キャンプ場に到着。チェックインもチェックアウトも無い河原の無料キャンプ場とのことですが、真っ暗でよくわかりません。広い原っぱに車を乗り入れられるみたいなので、とりあえず車を止めてテントを設営。


長時間の移動、お疲れさまでした!ということでかんぱ~い!


初日の晩ということで、軽く飲んだら早めに就寝。
おやすみなさい。







5月02日(月)

朝は5時に起床。みんなおっさんなので、朝は早い(笑)
テントを開けるとすばらしい景色が広がっていました。



サイトはこんな広い河原だったんですね。それにしてもゴールデンウィークというのにキャンプ場は空いています。



さあさあ、朝食にしましょうか。朝食は早ゆでパスタに和えるだけのパスタソース明太子味です。



いただきま~す!



こちらのキャンプ場、予約なしで誰でも使えてしかも無料。ネットで見ると、やはり不心得者がいて閉鎖を心配する声が多数見受けられました。それでも都会のそばじゃないだけましなんでしょうね。キレイなトイレがあって、前では薪やスウェーデントーチが無人販売されていました。



さあ本日は熊野川の支流北山川を、途中の河原で1泊しながら下ります。瀞峡という峡谷もあるんですよね。楽しみです。キャンプ地から30分ほど走って出艇場所の瀞ホテルに到着しました。



ここは、ちょうど和歌山・三重・奈良の三県境が交わるところなんですよね。



下を見下ろすと、この渓谷美。こんなところを漕げちゃうんだ。楽しみです。



今回は途中の河原で1泊するので大荷物です。今は営業していない瀞ホテルの脇を通って階段を河原まで下ります。



河原まで降りて来ました。いきなりの渓谷美に圧倒されます。ワクワクが止まりませんね。



ボクとつっちーくんはパックラフト。ふなっしーはカナディアンで下ります。パックラフトを膨らましたら準備完了。



さあ、行きますか。大きな荷物はふなっしーのカナディアンに積んでもらったので足元もゆったりです。



圧巻の景色、渓谷美の中をゆったりと下ります。



左右はこんな絶壁。



時折、流れ込みなんかもあって寄り道しながらのダウンリバー。



急ぐ旅じゃありませんからね、途中で上陸して流木を拾いながら下ります。



SUPに乗っていたお姉さんが、岩の裏に回り込めると教えてくれました。



パックラフトでも行けるでしょうかね。



ギリギリ通れました。



なかなか面白いアトラクションでした。これは教えてもらわないと気が付かなかったな。



あまりの好天と絶景に頬は緩みっぱなしです。



その後も渓谷美は続き・・・ 流れはほとんど無いのでぼーっとしたりまったりしたり。



どうやらあそこが渓谷の終点でしょうか。先が急の景色が開けてきました。



渓谷が終わると雄大な景色が広がっていました。これはこれで素晴らしい。



動画もお楽しみください。河原はどこも無人でテント張り放題です。



ここからは流れも出始めて、雄大な景色のダウンリバーが始まりました。



途中の河原で上陸してランチタイムにします。



久しぶりにカップラーメンをいただきます。久しぶりにラーメンレポでも。
今回のカップラーはKEN軒というラーメン屋監修の濃厚魚介豚骨らぁ麺です。最後に仕上げの小袋を振りかけるんですが、これが魚粉で一気に濃厚な出汁が香ります。カップラーメンではなかなか出せない香りですね。これはかなりウマイ。
売っていたらまた買いたいレベルですね。ということで ★★★★☆ 星4つでした。



さあ、ダウンリバーを続けましょう。水はこの透明度。ため息が出ます。



ところどころで上陸して流木を集めながら下ったので薪はけっこう一杯になりました。こういう時はカナディアンが便利ですね。



崖には赤い花が咲いています。



近付いてみると・・・椿みたいですね。こんなところによく生えているな。



関東やその他にも良い川はあるんですが、人口の建造物が見えない本当の良い区間って意外と短いんですよね。ところがこの川は、延々と素晴らしい景色が続きます。もう圧巻です。



温泉マニアのつっちーくん、途中の河原から面白い温泉に行けるから寄って行こうとのご提案。途中の河原で上陸してパックラフトを置いて徒歩で向かいます。



向かった先はナント駅?温泉にはこのトロッコ列車に乗って行くみたいです。



おもちゃみたいなトロッコ列車だとは思ったんですが本当に小さい。大人にはギリギリのサイズです。



ガタゴトとすごい音を立てながら10分ほどで終点に到着。降りるときも頭をぶつけないようにしないといけません。



到着したのは、湯ノ口温泉です。



温泉の中はというとこんな感じ。割と最近建て直されたらしく、ひなびたという感じではありませんが、立派なお風呂でした。

※写真はHPから拝借


我慢できずに一杯やっちゃいます。風呂上がりの冷たいヤツは最高ですね。



さあ、河原に戻って再スタートです。そろそろいい時間ですね。一杯飲んだことだし幕営地を探しながら下りましょうか。



ところどころで波のある瀬はありますが、程よいスリルで楽しめます。癒し系の川ですね。



途中、つっちーくんは夜に備えて沢水を補給。



良さそうなキャンプ地だらけで、どこに泊まろうか迷います。この先にもっと景色の良いところがあるかもしれないし・・・  この辺にしておきましょうか。人口の建造物は一切見えないし。
ということでちゃっちゃと設営完了。




川でチューハイを冷やします。



さあ、いただきましょう。お疲れー!!



拾ってきた流木で直火の焚き火を楽しみます。最近では直火というのが一番の贅沢ですかね。



夕食はカレーメシにソーセージを入れていただきます。何だか重さの制限が無い川旅にしては味気ない夕食ですが、今回は夜着の朝出なので現地で買い物ができないため、家から持ってくる必要があったんですよ。



飲んで喋って眠くなったらおやすみなさい。





5月03日(火)

朝です。河原の様子はこんな感じ。とにかく広い河原にわれわれだけ。スタート直後にSUPのお姉さんとあった以外は誰とも会っていません。ゴールデンウィークというのにダウンリバーする人いないんですね。もったいない。



まだ、朝晩は冷えるので朝から焚火で暖まります。



朝食はまたまたパスタ。本日は和風キノコ味です。



撤収したら、さあ行きましょうか。今日も天気は良さそうです。



この辺り、キャンプできそうな河原がずーっと続きます。



2時間ほど下って民家が出てきたところでゴール。


お疲れさまでした~
北山川、素晴らしい川でしたね。ボクの川旅史上最高の川といって間違いないでしょう。
最初からこれですからね。これから先が楽しみで仕方がありません。まだまだ続きますよ~

※この後、お願いしてあったタクシーでふなっしーが出艇場所まで戻って車を取って戻って来てから2つ目の川を漕ぎに行くんですが、その辺りの様子は後編に続きます。


今回の川旅のログです。
  


Posted by そーしん at 21:25Comments(4)小船キャンプ場北山川