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2020年03月31日

踏み抜き&ラッセル地獄の日光白根山 五色沼避難小屋泊

3月28日(土)~3月29日(日)

日帰りできる山を、敢えて小屋泊してのんびり雪山を楽しもうという計画で、日光白根山に行ってきました。

今回もご一緒したのは、異能☆さん&あーちゃんのコンビ。

先日の武尊山テン泊みたいに、スキー場のロープウェイを使って楽々登山・・・ のはずだったんですけどね。

結果はなぜかいつもの通りのハードな山行に。

ドMなお山でしたが、その分満足感たっぷりのお山でした。




3月28日(土)

いつものように東武動物公園駅で待ち合わせ。

7時に出発して10時に丸沼高原スキー場に到着しました。

リフト乗り場の前の駐車場は1日1000円ですが、徒歩5分の第3駐車場なら無料、ということでボクらは当然無料の第3駐車場に停めました。

ここまで道路にまったく雪はありませんでしたが、明日は雪予報なので、今回はあーちゃんにジムニーを出してもらいました。



受付で登山届を出し、往復のロープウェイ代3000円をお支払い。

明日リフト券を返却した時に1000円バックしてもらう仕組みだそうです。

準備をしたら、スノボの若者たちに交じってロープウェイ待ちの行列に並びます。

いつもんながら、大きな荷物を背負ったおっさんは違和感たっぷりです。



ロープウェイからは、先日3人でテン泊した武尊山が見えました。



ロープウェイであっという間に標高2000mまで高度を稼ぎましたよ。

さすがに上は雪がたっぷりですね。

アイゼンを着けたら、鳥居をくぐって登山のスタートです。



スタートしてすぐ、二荒山神社のお社が。

中禅寺湖畔の二荒山神社と同じ神様を祀っているんだそうです。

小さな鳥居だなと思ったら雪で埋まっているんですね。

あーちゃんがやっとくぐれる高さでした。



登山道は、基本的に谷沿いのなだらか斜面を登っていきます。

3月とあって、雪も柔らかくなっており時々踏み抜きくので注意が必要です。

まあ、どんなに注意したって踏み抜くときは踏み抜くんですが。



踏み跡をたどって直登すると、白根山の直下に出ました。

本来なら山頂がバーンと見えるんでしょうけど、残念ながら山頂は雲の中。



夏道だったらジグザグ登るんでしょうが、雪の時期はどこも一緒で関係ありません。

直登します。



ガスってきましたね。

雲の中に突入したようです。



山頂が近付くと、雪が無く岩が露出し始めました。

普通は標高が上がるほど雪が深くなるものですが、活火山だけあってこの辺りは地熱が高いんでしょうかね。



毎度の二荒山神社のお社到着です。

山頂までは、ここからちょこっと降りて登り返すだけ。

どっちみち戻ってくるのでここでザックをデポして行きます。



はい、山頂の看板が見えましたよ。

ここに来るのは1月以来なので約2か月ぶり。



景色もありませんが一応記念撮影。



2か月前に来た時は、真っ白から見る間に雲が途切れて眺望が広がり、ブロッケン現象まで見れたんですけどね。

今回はそんな奇跡が起きることは無くやっぱり真っ白。



ちなみに2か月前はこんな景色が広がっていたんですよ。

写真の構図がほとんど一緒ってのがスゴイ。



さあ、それでは小屋に向かいましょうか。

本日避難小屋方面から登って来た人はいないようですね。

期待した踏み跡はありません。

まあ、前回も方向感覚だけで降りたので問題はありませんが。

ここまでは問題は無い・・・はずだったんですけどね。

歩き始めると、いきなりの踏み抜き地獄に。

積雪は1m以上あるんですが、気温が上がって雪が緩んでいるので人が歩くと地面が突然無くなってストンと落ちます。

3歩進んでは踏み抜き、5歩進んでは踏み抜き。

その度這い上がるのにもがくことになります。

酷いときは踏ん張った反対の足もストン。

こりゃたまらん。



う~ん、あーちゃん苦戦してるな。

踏み抜くとなかなか抜け出られないようです。

まあ、ボクらでも脱出にもがき苦しむから女性の脚力だとキツイんですよね。



まあ、とにかく下るしかありません。

その後も踏み抜き連発しながら根性で下り、どうにか樹林に入ってほっと一息。

樹林の中は踏み抜きも脛くらいです。



やっと、避難小屋が見えました。

助かった~



小屋に入ろうと思ったら、ありゃ、入口は雪でふさがっちゃっていますね。

窓から出入りするしかなさそうです。



窓、開くよね。

開かないと大変なことになっちゃいますからね。

恐る恐るスライドしてみると・・・ 開いた!

あー良かった。



小屋の内部はこんな感じ。

お世辞にもキレイとは言い難い小屋ですが、ボクにとっては屋根と壁があれば十分。

ちなみに、山友のふじぶんさんは、この小屋はムリって言ってました(笑)



小屋についてひと心地。

それじゃあさっそく乾杯しますか。

ちょうどその時雨が屋根をたたく音が。

セーフ。

もうちょっと遅かったら雨にやられるところだった。



前回は気が付かなかったんですが、ちょっとしたテーブルとイスが隅っこの方にありましたよ。

イスがソロテーブルにぴったりだったんで、使わせていただくことにしました。

ソロテーブル3つを土間に並べて、家族ゲーム状態で宴会です。



夕食はですが、ボクは最近のお気に入りスキヤキ。

山で食べるスキヤキはバカウマなんですよ。



あーちゃんはお肉を焼き焼き。

お山でお肉、旨いですもんね。



異能☆さんは今回、準備の時間が無くて米とサンマ缶。

ご飯を炊いて、サンマの缶詰をまぜまぜするんだそうです。

それも旨そうだな。



夜、外に出ると雨は雪に変わっていました。

雪はあんまり降ってほしくないけど、どんどん冷えて雪が締まってくれれば踏み抜かずに済むよな。

明日はグンと冷えることを祈りながら、20時前にはシュラフに潜り込んでおやすみなさい。




3月29日(日)

5時30分に目が覚めました。

息を吐いて気温を確かめます。

期待ほど白くない感じ・・・気温は0度くらいまでしか下がらなかったみたいですね。

不安が残ります。

まあ、心配していてもしょうがないので、昨夜のスキヤキの残りにウドンを投入して朝食に。



準備をしたら、覚悟を決めてさあ行きますか。

昨夜からの雪はまだ降り続いていますね。

だいたい30cmくらい積もったでしょうか。

樹林を抜けたら、いよいよ地雷原に突入です。



雪質は、昨日より少しマシになってますが、やっぱり踏み抜きますね。

新たに降った30cmの積雪プラス踏み抜きで膝までのラッセルをしながらの登りです。



とにかく登り返さなきゃ帰れませんからね。

スマホでルートファインディングしながら、ヒーヒー言いながらも一歩一歩登っていきます。

足の筋肉はとっくに悲鳴を上げていますが、気持ちだけで足を動かし続けます。



かなり登ってきましたよ。

コースタイムの倍以上時間がかかりましたが、GPSによればもうそろそろ夏道と合流するはず。

夏道と合流できればラッセルは終了するはずです。

目を凝らすと・・・ 見えた!

あの看板が夏道との合流点です。

もう少し!



看板までのトラバース。

ビクトリーロードです。

いやぁどうなることかと思ったけど、何とかやり遂げました。



ザックを下ろして大休憩。

いやぁ達成感ありますね。

これで少なくとも帰れないとかって事態は避けることができました。



ここからは、昨日は雪もなく夏道が見えていたんですけどね。

30cmの積雪で地面は真っ白。

ルートファインディングしながら火口までたどり着きました。

火口の池も真っ白ですね。



さあ、いよいよ下山の開始です。

昨日登った急登を今度は下ります。

意外と高度感あるな。



事故の大半は下りで起きると言いますからね。

慎重に下りましょう。



急登の下りが終われば斜面のトラバース。

時々踏み抜くのと、30cmのビミョーなラッセルが疲れ切った足に効きます。



乳酸が溜まった足を引きずりながら、どうにか七色平に到着。

スノーシューハイクーハイクのコースの看板がありました。

ここまで来ればロープウェイの乗り場まであと一息です。



二荒山神社の鳥居名も絵を通過し・・・

ついにゴールです。

疲れた~



ロープウェイで下山して、駐車場まで戻って来ました。

ジムニーちゃんの上にも雪がたっぷり(笑)



帰りは、あーちゃんおススメのナナイロ食堂で遅めのランチ。



鶏のトマトソース煮をいただきました。

お腹ペコペコだったので、300gのライスを頼んだらボリュームあり過ぎ。

お腹が苦しい(笑)


ということで、今週のお山は終了。

今回はユルユルのつもりが、いつも通りのハードなお山になっちゃいました。

その分、やたら充実した感じですが。

まあ、楽しかったから良しとしましょう。


今回のログです。
  


Posted by そーしん at 22:12Comments(6)日光白根山五色沼避難小屋

2020年03月24日

いつもの森で、まったりキャンプ  豊里ゆかりの森

3月20日(金)~3月21日(土)

春ですねぇ 一般人にも外遊びが楽しい季節になりました。

まぁボクは一年中外遊びが楽しい人ですけどね。

ということで、今週はめずらしく夫婦二人でキャンプ。

行ったのは、わが家にとっての「いつもの森」、つくば市の豊里ゆかりの森です。

このキャンプ場、行く度整備が進んで失望させられるけど、それでもやっぱりお気に入りの森でした。




3月20日(金)

ゆっくり目で13時30分に自宅を出発。

15時に森に到着しました。

いつもの場所に、ちゃっちゃと設営・・・

と思ったら暴風が吹いています。

このキャンプ場でこんなに風が吹くのも珍しいな。

天気予報で暴風に注意って言ってたけど本当だ。

風に手こずりながらもどうにか設営完了。

西風なので、とりあえずテントを風除けにまったりします。




さあさあビールをいただきましょう。

最近のお気に入り、サッポロのゴールドスター(もちろん第3のビール)です。

何しろ黒ラベルとヱビスの麦芽とホップを使っているらしい。

何よりビールっぽい缶のデザインが気に入りました。

今まで家飲みは麦とホップでしたが、これからはゴールドスターかな。



一息ついたところで、森をお散歩しましょうか。

この森ですが、来るたびに木が伐採されて森というより林になっていきます。

下草も刈られたり、落ちた枝も集められたり小ぎれいな公園化しています。



里山の森の雰囲気が良かったんですけどね。

(2009年11月に同じような場所から撮った写真です。懐かしいなぁ)


花が植えられて、これはこれでキレイなんですけど、この森に来る人達が求めているものとずれている気がしてなりません。



サイトに戻ると少し風が収まっていました。

火の粉が幕に飛んで穴を開けないようにテントから話してテーブルをセッティング。



眺めが開けたいつもの特等席です。



さあ、ワインをいただきましょうか。

今回はグラスを持ってきましたよ。

シェラカップより美味しく感じます。



おつまみに、焚火で2種類のアヒージョを作りましたよ。

ホタルイカと新じゃが、ブロックベーコンと新じゃが。

春ですねぇ



あたりまえですが、どっちも鉄板の美味さです。

バゲットをオイルに付け付けしていただきました。



さて、本日のメインを作りますよ。

シュクメルリです。

ボクも最近知ったんですが、巷で流行っているんですってね。

何でもジョージアの民族料理らしいんですが、松屋がメニュー化して火が付いたとか。

レシピが公開されています。

まずは鶏肉とたっぷりのニンニクを炒めます。



そこに牛乳、バター、サツマイモ、シチューの素1片を入れて煮込んで、チーズを振りかけて完成です。

簡単ですね。

見た目はなかなか美味そう・・・ 

お味はというと・・・ ガーリック味の効いたクリームシチュー。

そのまんまじゃん。

確かに美味しいんだけど、驚くような変化はなく想像の範囲内のお味でした。



その後は、まったりと焚火。

やっぱり焚火はいいね。

この森は、相変わらずたくさん乾燥した枝が落ちていて燃やし放題です。



夫婦でゆっくりと話ができるのもキャンプならでは。

毎日顔を合わせていても、落ち着いて話ができることってなかなかないですからね。

良い時間を過ごしました。



20時。

ボクはいつものように眠くなって夢の中へ。






3月21日(土)

朝5時30分起床。

朝から火をおこし、パーコレーターでコーヒーを淹れます。



さあ、朝食をいただきましょう。

久しぶりにバウルーでホットサンドを作りますよ。

トマトソースを塗った食パンに、炒めたブロックベーコンとチーズを振りかけ・・・



焚火で焼き焼き。



はい、出来上がり~

まいう~



食後はまったり。

今日は風もなく穏やか。



ハンモックも張りましたよ。

森の景色を見ながら自然の揺れに身を任せる、気持ちいいんですよね。

子供たちと一緒の頃は、こんなにまったりとした時間は味わえませんでした。

これが夫婦キャンプの良いところ。



帰りは、義弟としくんの新しいお店ターブルでコーヒーでも飲んで帰ろうか、と思いましたが11時からの開店ということであきらめて帰ることに。



いつもの森は、いつもの楽しさでした。

また来よう。

  


Posted by そーしん at 22:28Comments(2)豊里ゆかりの森

2020年03月20日

ホワイトアウトと暴風も帰りは快晴の那須三本槍岳   北温泉から

3月14日(土)~3月15日(日)

先週の西穂で懲りたので、今週はまったりのんびり自宅で・・・のつもりでしたがやっぱりじっとしていられず雪山に。

のんびり雪山散歩を楽しむつもりで那須三本槍岳に行ってみたら、踏み跡なしのホワイトアウトで修行状態に・・・

でも下りは晴れてポカポカ陽気、終わってみれば楽しいお山でした。





3月14日(土)

自宅を20時に出発。

節約のためオール下道で行き、23時に大丸駐車場に到着しました。

ゴー!

何の音だ?

那須岳の登山口にあたる大丸駐車場ですが、車体を揺さぶるほどの強風が吹き荒れていました。

車中泊するんだけど、こんなところで眠れるかなぁ

といいいつつ、ストロングチューハイ500ml飲んだら気を失ったように朝まで眠っちゃいました。




3月15日(日)

目が覚めるとちょうど朝日が昇るところ。

そういえば風はどうなっただろう?

少し弱くなったとはいえ、まだゴーゴーいってますね。



とりあえず、大丸駐車場からは5分ほどの北温泉の駐車場に移動。

途中道がカチカチに凍っていたので、冷や冷やしながらも無事到着。



準備をしたら、さあ行きますか。

昨日降った雪で、北温泉への道も真っ白です。

踏み跡がないところを見ると、本日ボクが最初の登山者のようです。

今回はソロ。

ということで、写真に人は写り込みません。

やっぱり人が写り込まないと、面白みに欠ける気がするなぁ



すぐに北温泉が見えました。

映画テルマエロマエにも登場したという歴史ある温泉です。

今回は時間がなさそうだけど、機会があったらぜひ入ってみたいものです。



温泉の手前を右に折れます。



温泉の建物の脇の橋を渡ると、本格的な登山道のスタートです。



いきなりガツっとした急登。

チェーンアイゼンを装着します。



急登を登り終わると緩やかな傾斜の道になりました。

先行者は無く踏み跡もありませんが登山道は明瞭、迷う心配はありませんね。

左手に那須岳、茶臼かな?朝日かな?



沢沿いに登山道が続いています。

夏道に斜めに雪が固まっているので、転倒に注意しながら進みます。



マウントジーンズスキー場方面との合流点に出ました。

スキー場からゴンドラに乗ればこの近くまで簡単に来られるようです。

ボクはお金を節約して北温泉から(笑)



ここでスノーシューにチェンジ。

今シーズン買ったばかりですが、まだ一度しか出番がなかったんですよね。



相変わらず踏み跡なし。

僕の前に道はない・・・



僕の後ろに道は出来る

BY そーしん(笑)



前方にお山が見えましたね。

天気は晴れなのに、なぜか山の上だけ雲が。

いや~な予感がするな。



ここまでは良い天気。

木々には雪が付いて青と白のコントラストが美しい。



急斜面になりましたね。

そういえばこのスノーシュー、登り斜面用にヒールリフターが付いているんだった。

ということで、使ってみましたよ。

ヒールリフター、踵が下がり過ぎないだけじゃなくて、常に前爪が出るようになるんですね。

確かに楽だ。



そんなことやっているうちに、突然辺りが暗くなりましたね。

とうとう雲の中に突入したようです。

風も強くなってきたのでバラクラバ&ゴーグルを装着。



ついに辺りは真っ白に。

ヤバいなぁ

スマホのGPSで方向だけ確認しながらとにかく上へと登ります。



方向だけを頼りに直登。

夏道からは完全に外れているので、樹木に道をふさがれることもしばしば。

登れる場所を探しながらとにかく上へと登ります。



GPSによるとこの辺りが山頂のはず・・・

見えました!

看板のある、あそこが山頂ですね。



何が書いてあるかわかりませんが、とにかく山頂に到着です。



山頂はものすごい風です。

景色も見えず真っ白なので、写真だけ撮ってとっとと下山。



帰りもGPSで方向を確認しながら慎重に。

人間の方向感覚ってあてにならないものですね。

まっすぐ歩いているつもりでも、確認すると90度ずれていたり。

リングワンダリングというやつですね。

視覚と聴覚を奪われると人はまっすぐ歩けず、円を描くというのです。

実感できました。

ホントGPSがなかったら遭難です。



あれ!

突然青空が見えたぞ。



と思ったら、見る見るうちにガスが晴れて、今登ったばかりの三本槍岳が後方にくっきりと。

あちゃー、30分早すぎたか。



こっちは茶臼と朝日岳も見えた。

この冬は行かなかったけど、あっちも眺めがいいんだよな。



今まで彷徨っていた雪原も、晴れればこっちのもの。

目標に向かって真っすぐ進めますからね。



方向を定めてまっすぐ歩き、無事踏み跡に合流できました。

これで一安心。



さあ、あちは来た道を下るだけ。

下の方には那須の街まで見えますね。



ここまで来れば後はお散歩状態。



この稜線を下るだけです。



あっというまに急登部分をを下り終えました。

振り返るとこんな感じ。

あの山のちょうど向こう側に三本槍岳がある感じです。



さあ、ランチタイムにしましょうか。

朝日、茶臼の見える場所で昼食休憩。



今日も袋麺、ラ王の柚子塩味です。

お気に入りのこのラーメン、柚子の香りが鮮烈で食欲をそそります。



ここからは樹林帯のお散歩。

スキー場の営業時間になったんでしょうね。

次々に人が登ってきました。

ボクが付けた踏み跡を多くの人が辿って道になってます。



スキー場との分岐を右に曲がって北温泉方面へ。

気温が上がって雪がだいぶ柔らかくなってきましたね。

柔らかいだけならいいんですが、アイゼンにへばりついて団子状になって歩きにくい。



右側はずーと茶臼の絶景。

晴れているだけで気分が全然違います。



最後の方は土が出てきました。

これだけ暖かいと、雪もすぐ融けちゃいそうです。



北温泉が見えましたよ。

ゴールはすぐそこだ。



はい、北温泉まで戻って来ました。



こんな感じの良い温泉らしい(写真はネットから拝借)。

今度は入って帰ろう。



駐車場に戻ってゴール。

お疲れさまでした~

凍り付いていた地面も融けていますね。

一安心。


ということで、本日の登山が終了しました。

踏み跡のない雪山でホワイトアウト、ルートファインディングの良い訓練になりました。

下りは気持ちの良いお散歩もできたし、満足満足でした。

雪山シーズンも終わりが近いな。

でも、もう少し粘るぞ。



おまけ

帰りは那須の河原にある無料野営地を視察。

カヤッカーさんには有名な場所です。

この手前が広場になっていて幕が張れるようになっています。

直火もOKだとか。



キレイなトイレも完備していました。


そのうち泊まってみよう。



おまけのおまけ

3月はママ&しんちゃんの誕生日。

しんちゃんの要望でピザを食べに行くことに(もちろん、そーくんは来ません)。

これがあったので、お風呂に入らず帰ったんですよ。

駅前のピザ屋さん、このボリュームで1枚500円。

お得ですね。

3人で3枚、お腹いっぱいになりました。


今週末の連休はママとキャンプの予定。

しんちゃんも誘ってみたけど行かないって。

やっぱりね。

いつの日か、またみんなでキャンプをする日は来るといいんだけど。

  


Posted by そーしん at 00:05Comments(2)那須岳(三本槍岳)

2020年03月11日

雪の西穂高岳は戦慄の恐怖が待っていた! 西穂山荘テント泊

3月08日(日)~3月09日(月)

山友の、ふじぶんさんと久しぶりにお山に行こうということに。

どこにします?とボク。

西穂か唐松、とふじぶんさん

えっ西穂・・・ですか。

夏に登ったことはありますが、雪の西穂は相当ヤバイんじゃなかったっけ。

確か上級者限定のお山だったような。

う~ん まぁいつかはとやりたいと思っていましたが・・・

ボクらもそれなりに雪山経験積んだし、そろそろやってみますか。

ダメなら敗退すればいいわけだし、ということで大胆にも雪の西穂高岳にチャレンジしてきました。

雪の西穂・・・ 戦慄と恐怖の、まぢでヤバイ山でした。




3月08日(日)

今回も、ふじぶんさんのお休みに合わせて日・月登山です。

天気予報では日曜が曇りで月曜晴れということで、日曜は途中の小屋までしか歩かないと決めてゆっくり出発。

6時30分にわが家を出発して、11時に新穂高ロープウェイの駐車場に到着しました。

駐車場では、去年登った笠ヶ岳がお出迎えしてくれました。



準備をしたらまずはロープウェイ乗り場に移動。

今回、ネットで調べてヤフオクで株主優待を140円でゲッしました。

ロープウェイ往復2900円のところ2000円になります。

2名まで有効なので、二人で1660円もお得になりましたよ。



今回のザックはフル装備。

アイゼン、ピッケル、ワカン、スコップ、ストック、ヘルメット全部持っていきます。

冬は荷物が多いな(汗)

6kg以上のザックを持ち込む場合は300円増しとのことですが、測ってみたらぶっちぎりの21.5kgでした。

ふじぶんさんはボクをさらに上回る22.5kg・・・負けた(笑)



お天気は予報通り曇り。

まあ、ボクとふじぶんさんが揃うと真っ白はいつものこと。

第1ロープウェイ、第2ロープウェイと乗り継いで、ぐんぐん高度を上げてゆきます。

正面には笠ヶ岳。

やっぱり北アルプスはスケールが違いますね。



さあ、終点の西穂高口駅から登山のスタートです。

しばらくアップダウンを繰り返した後は、がっつり急登。

日曜日だけあって踏み跡はしっかりあります。



山頂駅から1時間ほどで西穂山荘に到着しました。

雪ダルマの「さかいくん」がお出迎え。

ところで何でこの雪ダルマ「さかいくん」なんだろう。



小屋でテン場代1000円をお支払いして、小屋前のテン場で設営開始。

前に泊まった方の跡地を利用させていただきます。

ふじぶんさん、ずいぶん丁寧に整地してますね。

ちょっとでも傾斜があると気になるんだとか。

ボクはデコボコでも全然気にならないのでアバウトに。



設営完了です。

かなり早いですが、本日の登山はこれで終了。



さあさ、ビールをいただきましょう。



かんぱ~い!

テントを向かい合わせにして、お互いテントに入って宴会といういつものスタイル。

これで十分会話はできます。



ビールを飲んだら焼酎のお湯割りにスイッチ。

スキヤキもいただいちゃいますよ。

甘辛いタレがまたウマイんですよね。

もちろん生玉子も持ってきましたよ。

お豆腐も・・・だからザック重たいんだよな。



日が西に傾いて夕焼け空に。



西穂山荘の支配人さん、気象予報士なんですよね。

テン場でも今後の天気予報を解説してくれました。

解説によると明日は晴れ、風も弱いという絶好の登山日和だとか。

ボクとふじぶんさんの真っ白伝説もついに終わりか。


焼酎のお湯割りを飲みながら、いつも間にか眠っちゃいました。




3月09日(月)

朝5時、ふじぶんさんが行動する音で目が覚めました。

いや~よく寝た。

北アルプスのテン場、どこまで気温が下がるかと心配しましたが、おそらくマイナス10度程度だったかと。

最近は装備もそろっているので、このくらいの気温だと朝までぐっすりと快眠できます。

スキヤキの残りにうどんを入れて朝食にします。



朝6時、さあいよいよ雪の西穂にチャレンジです。

出掛ける時に、ちょうど東の空が明るくなってきましたよ。



しばらく登って振り返ると、小屋の奥に焼岳、その向こうに雪をかぶった乗鞍岳が見えました。

北アルプスはやっぱり雄大だなぁ



稜線まで登ると、これから向かうギザギザの稜線が見えました。

あの一番向こうが西穂の山頂かな。



前穂方面から朝日が顔を出しました。

北アルプスで見る朝日。

本当にキレイ、しばし見とれました。



ちょっと歩いて丸山山頂です。

奥には笠ヶ岳の稜線が真っ白でキレイ。



さあ、ここからが急登の始まりです。

がっつり登りますよ。



急登を登り終わると前方にまた稜線が見えました。

朝日が当たった形が三角なのはピラミッドピークですね。

その手前のずんぐりしたのが独標です。



まずは手前に見える独標を目指します。

独標のピークに人の姿が見えます。



小屋から独標までは雪山の入門コースと言われているんですよね。

入門の割には意外とゴツイんですけど。



独標のピークに到着しました。

ここまでの登りも、鎖が雪に埋まっていて滑落するんじゃないかって恐怖感がありましたね。



独標からはこの絶景。

今まで歩いてきた稜線です。



そして、コチラがこれから目指す西穂山頂方面。

・・・

この稜線本当に人が歩けるの?

行きたいけど怖い、行くべきか帰るべきか心で葛藤します。

ふじぶんさん、引き返そうって言わないかなぁ 

ちなみに山頂にいたペアの男性はここで引き返していきました。



さあ行きますか・・・ とふじぶんさん

あっやっぱり行っちゃうのね。

そうだよね。

しょうがない、意を決して先に進むことにします。

独標の先はいきなりのクライムダウン。

落ちたら助からないヤツです。



どうにか無事下降終了。

いや~緊張した。

でもこんなのは序の口。まだまだ続きますよ。



今度はこんな下り。

ひょえー!



アップダウンを繰り返しながら、独標から見えたギザギザを一つずつ越えて行きます。



大きなギザギザを登りきると・・・



ピラミッドピークの看板が。

下から見えた、三角形のかっこいいピークです。

奥に見えるのが西穂の山頂かな。

まだまだたっぷりあるなぁ



ギザギザの間にはこんな痩せ尾根も。

ヤベェヤベェ!左右どちらに落ちても助かりませんね。

慎重に歩きます。



基本、長野県側は雪庇が張り出しているので歩きは岐阜県側を巻きます。




山頂、だいぶ近づいてきましたね。

その前に・・・なんか雪壁が立ちはだかっているんですけど。

やっぱ、あれ登らなきゃいけないんだよね。



しっかりとピッケルを刺して登ります。

ふじぶんさん、上から落ちてこないよな。

落ちても止められるはずないし・・・一緒に落ちちゃうな。



さあ、いよいよ山頂直下までやって来ました。

この左側の雪壁が問題の核心部ですね。

ここが一番の問題ポイントです。



近くまで来ると、ヤバさがよーくわかります。

こりゃ壁だよ。

おいおい、壁の上から人が降りて来るぞ。

両手にピッケルを持ったダブルアックスの人です。

アイスクライミングとかもやっているんでしょうね。

ボクらはただの登山者、ピッケルは縦走用でしかも1本だけです。

大丈夫か。



まあ行けるはずです。勇気を出していきましょう。

壁にアイゼンを蹴りこんで、一歩一歩確実に登ります。

緊張感MAX、に何しろこの下は数百メートル下まで壁が続いています。



本当は写真撮ってる場合じゃないんですけどね。

ブロガーの性ってヤツでしょうか。

ヤバイ状況になると、何とかして伝えたくなっちゃいます。

本当はかなりテンパっている状況なんですが。



最後はやっと傾斜が緩くなって歩けるようになりました。

山頂に到着です。



山頂の看板の向こうには笠ヶ岳。



さすがに達成感ハンパないですね。

どうにか登り切りましたよ。

バンザイしばがら記念撮影。



こちらはさらに先に行く奥穂方面。

この奥に行く人もいるのかなぁ

個人的にはお金もらっても行きたくないな。



そしてこれが登ってきた稜線。

いや~よく登ってきたもんだ。



山頂からは、黒部源流部の山々から奥穂、前穂の大パノラマです。

風もなく奇跡的なコンディションの北アルプス。

ボクのお山人生でも最高といえるの景色でした。



さあ、のんびりもしていられませんね。

気温が上がると、壁の雪も柔らかくなってアイゼンが効かなくなりそう。

そろそろ戻りましょう。



当たり前だけど、またこれ下らなくちゃいけないんだ。

後ろを向いてクライムダウンします。

後ろ向きで降りるのがまた怖いんですよ。

顔が壁に近づいて視界がグンと狭まるので、登りで作ったステップが良く見えません。

チラチラ下を見ながらとにかく力一杯アイゼンを蹴りこんで、恐る恐る体重を乗せ・・・

大丈夫そうだったら体重をかけて次の足を蹴りこむ。

手は雪面にピッケルを刺して万が一でも支えられるように確保します。



落ちたら間違いなく止まりませんからね。

緊張感の連続。

一歩一歩蹴りこみながら確実に下ります。

登りの何倍も時間がかかるぞ。

それにしてもこんなに長かったかな。

いつまでたっても近付きません。



どうにか終わった。

いや~ド緊張した。

お山人生最大のピンチでした。

ピックを打ち込んだ右腕はガクガク、雪壁に蹴りこんだ太ももはパンパンです。



気を抜くのはまだ早いですね。

ここからもヤバイところはまだまだ続きます。



滑落事故の大半は下りで起きるんですよね。

疲れているというのもありますが、気が緩むことも原因です。

独標からずーっと緊張を強いられているので、精神的にキツイ。



滑ったり躓いたりしないよう、慎重に一歩一歩進みます。



またクライムダウン。

緊張を途切れさせず、一歩一歩。



一歩一歩



ピラミッドピークを越え・・・



一歩一歩



一歩一歩



ついに独標への最後の登りです。

一歩一歩慎重に。



フー

独標まで戻ってきました。

ほっと一息、景色を眺めます。

こちらが奥穂から吊り尾根通って前穂の稜線。

毎年予定をしながらまだ歩けていないんですよね。

今年の夏はあの稜線を歩くぞ。



独標を降りたら、もう命を落とすような場所はありません。

無事生還という感じ。

大パノラマを見ながらゆううゆうと歩きます。

はぁ 生きて帰って来れた・・・



小屋が見えて西穂アタック終了です。

お疲れさまでした~



テン場に戻ってきました。

本当に疲れた。



さあさあランチタイムにいたしましょう。

今回も袋麺、ラ王の味噌味です。

うまいなぁ。



お腹がいっぱいになったところで撤収。



さあ、帰りますか。



笠ヶ岳を見ながらの樹林歩き。

雪山だというのにむしろ暑いくらいのお天気。



振り返ると、先ほどまでいた西穂の山頂が。

あんなところから降りてきたのか。

われながら感心しちゃいます。



帰りもロープウェイ。

笠ヶ岳が微笑みかけているような気がしました。



駐車場脇の地面には、もう春の訪れ。

フキノトウが顔を出していました。



これ好物なんですよ。

さっそくフキ味噌にしよう。



ということで、今回の登山終了です。

雪の西穂、上級者レベルの山を登れたからといって、けっして自分が上級者になったわけじゃありませんね。

今回は、単にコンディションに恵まれました。

風や雪の状況次第では軽く跳ね返されるレベルです。


雪の西穂高岳、またやりたいかと聞かれれば、もう結構ですと答えることでしょう(笑)



今回のログです。
  


2020年03月06日

武尊山 雪の稜線でテント泊

2月29日(土)~3月01日(日)

今年も、上州武尊山の雪の稜線でテント泊登山をしてきました。

テン場も小屋も無い雪の稜線。

好きなところにテントを張って一夜を過ごすという自由。

今年も幕営地からの絶景が待っていました。




2月29日(土)

スキー場のリフトを使って高度を稼いじゃうというこの遊び、あまり早く行っても仕方がないので東武動物公園の駅を6時30分に出発。

ご一緒するのは今年も異能☆さん&あーちゃんです。

関越道を走っていると、前方に真っ白な山塊が・・・ 武尊山ですね。

どっしりとした山容と山頂の白さがひときわ目立っています。

最近また雪が降ってお化粧しなおしたみたいですね。

雪たっぷりで安心しました。



9時40分に川場スキー場の第2駐車場に到着。

受付で登山届を提出して、リフト代2500円をお支払い(500円は保証金なので返す時に返してくれます)。

ICリフト券を受け取ったらリフトでGO!

当たり前ですがスキー場だけあって周りはシャレたウェアを着たお兄ちゃんお姉ちゃんばかり。

そこをデカイザック背負って歩いているボクら、アウェー感ハンパないっす。



リフトを2本乗り継いで行きます。

2本目のリフト乗り場を目指してゲレンデをトボトボ歩くボクら。



なが~いリフトで一気に高度を稼ぎます。

いや~楽チンだ。

こういうお山、嫌いじゃありません。



ゲレンデトップでアイゼンを装着。

ピッケルを手に、さあ行きますか。



いきなりの急登が始まりました。

息が上がります。



振り返ると、早くもこの絶景。

こりゃこの先もっと絶景が見られますよ。

楽しみだ。



ピッケル刺しながら急坂を慎重に登ります。

踏み跡はしっかりあるのでルートは明瞭ですね。一安心。



振り返ると視線の奥には雪をかぶった谷川岳連峰。

いつかはあの稜線の奥にある主脈縦走もやりたいな。




急登が終わると前方に剣ヶ峰が見えましたよ。

まずはあの山頂を目指します。



さあ、あと一息で剣ヶ峰山頂です。



はい!

標高2020m、今年の西暦と同じ標高の剣ヶ峰のピークに到着です。

武尊山のピークをバックに記念撮影。



さあ、いよいよ剣ヶ峰の下りです。

行程中の一番の難所なので、慎重に行きましょう。



剣ヶ峰下に到着しました。

昨年はここにテントを張ったんですよね。

時間的にお昼なので、ザックを下ろしてランチタイムにします。

ランチはもちろん袋麺、今回はラ王の味噌味です。

寒いときは、味噌味がやけにウマイ!



今年もこの場所にテントを張ることにしてザックをデポ。

空身で山頂を往復することにします。



歩いている途中、稜線からわずかに下がったところに良さげな幕営適地を発見。

こっちの方が風が吹いても安心、ということでザックを取りに戻ります。
※結果、後ほどこの判断が正しかったことが証明されます。

こっちの角度から見る剣ヶ峰はやっぱりかっこいいな。



Uターンして剣ヶ峰下に戻ってきました。

やっぱり広々して気持ちいいけど、風よけが全くありませんね。

あっちが正解でしょう。



さあ、ザックを背負って再出発。



新しい幕営地にザックをデポしたらふたたび空身で山頂を目指します。



忘れていたけど、思ったより急登ですね。



振り返ると歩いてきた稜線が。

剣ヶ峰がずいぶん遠くに見えます。



急登を登り切ったところに山頂の看板が。

山頂には誰もいません。

日帰りの皆さんは下りの最終リフトの時間が迫っているのでもう下っちゃったんですね。

これからは宿泊者だけの贅沢な時間です。



いつものポーズでセルフタイマー撮影。



山頂からは360度の大展望、真っ白な新潟の山々が美しい。

パノラマで撮ってみました。



いつまでも眺めていたい景色ですが、ぼちぼち幕営地に戻りましょうか。

帰りも絶景の中を歩きます。



剣ヶ峰を目指して稜線歩き。



左も右も絶景が続きます。

左側は見た目じゃわかりませんが雪庇が張り出しているので、近付き過ぎないよう注意にしなきゃね。



右奥には新潟の山々。

あの山塊は、ほとんどが登ったことのない山なんですよね。

百名山もいくつかあるし、今年はあっちも攻めよう。



スノーモンスター君もチラホラ。



さあ、先ほどザックをデポした本日の幕営地に戻ってきましたよ。

稜線から南側に一段下っているので、北風がもろに当たるのを防いでくれそうです。



さあ、ここからはスコップの出番ですよ。

ボクのスコップはアマゾンで買った安物ですが、試してみたらオクトスのピッケルの軸にシンデレラフィットだったんですよ。

ということでピッケルの先にスコップのシャベル部分を取り付けました。



少しでも風除けになるように地面を掘って平らに整地。



テントを張って設営完了です。いい感じに収まりました。

それにしても絶景のテン場ですね。

これが無料(笑)



さあさあお待ちかねのビールタイムです。

雪でキンキンに冷やしますよ。



あーちゃんのドイツ土産のビールからいただきます。

本場ドイツビール、うまいなぁ



さあ、本日はいつものキムチ鍋じゃなくてスキヤキです。



ちゃんと生玉子も持ってきましたよ。

お山で食べるスキヤキ、まぢでウマイなぁ 甘いたれと牛肉の旨味が体に沁みわたります。

これからしばらくお山はスキヤキにしよう。



ご飯を食べたらいつものようにトップバリューの水筒を直火で温めます。

これでお湯割り用のお湯兼湯たんぽに早替わり。




飲んだら気持ちよく酔いが回り、睡魔が襲ってきてあっという間に夢の中へ。


おやすみなさ~い




3月01日(日)

朝目が覚めてビックリ!

昨日あんなに晴れていたのに真っ白だ。

しかも稜線上はゴウゴウ音がするほど強風が吹いてるし。




昨夜から吹き荒れていたんですね。

インナーテントの上まで雪が吹き込んでいます。

今回は稜線の下に張っていて良かったな~

去年の場所に張っていたら眠れない夜を過ごすところでした。



外は風が強いので前室を閉めたままで調理。

昨夜のスキヤキの残りにウドンを入れて生玉子でいただきます。



さあ撤収しましょうか。

風が強いのでテントを飛ばされないように慎重に。

稜線だけに吹き飛ばされたら取りに行くのは不可能ですからね。

きれいにたたんめる状況じゃないので、丸めてザックに突っ込みました。



さあ、帰りましょうか。

強風の稜線を戻ります。

辺りは何も見えない久しぶりの真っ白。



難関の剣ヶ峰の登り。

昨日はあれだけ絶景だったのに、本日は何の眺望もありません。

立っているのもやっとな状況なので、バランスを崩さないよう慎重に慎重に山頂を通過。



難関を乗り越え、リフト乗り場が見えて一安心。



異能☆さんはシリセード・・・ 雪が柔らかすぎて不発。



最後はリフトで下界に戻ってきました。



帰りは昨年同様、沼田の有名ラーメン店「ゆうき屋」で醤油白湯ラーメンをいただきましたよ。

安定の美味さです。

来年はただの醤油ラーメンも食べてみよう。


ということで、今回の登山終了。

重たいザックを担ぐ時間が短いうえに、絶景が堪能できるというこの遊び。

幕営地を自分で選んで自己責任でテン泊するというスキルアップにもなります。

いやぁ楽しかった。来年もまたやろう。


今回のログです。
  


Posted by そーしん at 00:06Comments(2)武尊山武尊山の稜線