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2017年12月06日

のんびり浅間山(黒斑山・蛇骨岳)ハイキングと明神館芸術むら公園でキャンプ

12月3日(日)~12月4日(月)

今週は、ふじぶんさんと行く日・月お山シリーズの第2段!です。

山友のふじぶんさん、最近土曜日のお休みが取れなくなっちゃったんですよね。

そこで、ボクが月曜日に休みを取って日・月でお山に行こうという企画です。

日・月だと、道も空いているしテン場もほぼ貸切で、のんびりできるんですよね。


今回行ったのは、浅間山の外輪山、黒斑山(くろふやま)と蛇骨岳(じゃこつだけ)です。

浅間山は現在入山規制がかかっていて、火口近くにある前掛山には登れません。

ということで現在のところ、この黒斑山が一応百名山の対象という事になっているようです。

まあ、一応百名山だし、この時期なら雪山歩きも楽しめそう。

ここのところ、アルプス系でハードなお山が続いていたので、たまにはのんびりハイキング

なんてのもいいですね。

そしてわれわれ二人のメインは何といっても宴会。

キャンプ場にスクリーンタープを張って、アプパカを持ち込んでのヌクヌク宴会。

こりゃ たまりませんなテヘッ






12月3日(日)

今回はお手軽な山なので、いつもの夜発車中泊ではなく早朝出発。

朝6時にお迎えに来ていただき、東松山から関越経由上信越道で行きました。

関越道からは、浅間山がきれいに見えるんですよね。





小諸ICで降りて、登山口のある高峰高原ビジターセンターの駐車場には9時20分に到着。

駐車場はほぼ一杯でした。

やっぱり人気のお山だけありますね。





準備をしたら、さあ行きますか。

今回は、眺望が楽しめるという表コースから登ることにしました。





スタートから地面は雪。

まあ、アイゼンを着けるほどではないのでつぼ足で行きます。




しばらく登って振り返るとこの絶景。

ここからこの絶景なんだから、山頂が楽しみです。




歩きやすい登山道、順調に高度を上げていきます。




途中、木々の間から浅間山の山頂が顔を出しました。

きれいな山ですね。




避難小屋がありましたよ。




中を覗こうと側面に回り込んだら・・・

入り口も出口も無いんですね。

小屋と言うよりシェルターでしょうか。




アップダウンもあって歩きにくくなってきたので、6本爪アイゼンを装着。

先日買った6本爪ですが、前爪が無い分平地やゆるい坂では歩きやすいですね。

凍った路面では安心感もしっかりとあって、なかなか使えます。




しばらく登ると、正面にいきなりバーン!浅間山が現れました。

外輪山の縁に着いたんですね。

スゲー! ちょっと感動。




巨大噴火口の縁なので、ここから先は絶壁になっていて、突如浅間山がにょきっと

飛び出ているんですね。

なんか、富士山みたいでかっこいい。




ここからは、浅間山を右手に見ながら絶壁の縁を歩きます。




ほどなく、トーミの頭に到着。

このあたりは風が強くて寒かった。




それにしても、絶景!絶景!

風が強いけど最高のお天気ですね。

普段の行いがいいからだな。




浅間山の外輪山がずーっと連なっています。

これからこの縁を歩きます。




この外輪山は高低差がほとんどありません。

ということで快適なお散歩。

お散歩の先に、黒斑山の山頂がありました。

う~ん、あんまり山頂って感じじゃないですね。

景色もトーミの頭のほうが良かったし・・・

なんか、達成感が足りないなぁ

それもそのはず、歩き始めから1時間20分しか経っていないので疲れてないんですよね。

やっぱり達成感って、苦労すればするほど感じるものかもしれません。




あれ?

そういえば、浅間山って噴煙だか水蒸気だか上がっているイメージなんだけど、

山頂からはまったく何も出ていません。

時間によるのかな。




さらに外輪山の縁を先に進み、蛇骨岳に向かいます。

ここから人が少なくなって静かになりました。

相変わらず高低差はほぼなし。

完全にお散歩状態です。




これといったピークも無く蛇骨岳に到着。

あいかわらず達成感は・・・です。


浅間山の左側に斜めに見える線が、前掛山への登山道のようですね。

規制が解除されたら登ってみたいな。




物足りなかったので、近くにあった本当の山頂?で記念撮影。

こっちの方が山頂っぽいでしょ(笑)




さあ、ピストンで戻るとしましょう。

帰り途中の登山道脇で浅間山を眺めながらのランチタイム。





さあ、お湯を沸かしてと・・・

あれ?

やべ! これはシングルバーナーじゃなくってランタンだ・・・間違えて持ってきちゃった。

これでお湯が沸かせるかなぁ

しばらくやってたけど、温くなるだけで沸騰する気配なし。

結局、ふじぶんさんに沸かしてもらっちゃいました(汗)




本日は、パクチー入りの担担麺。

コレまぢで、パクチーが入っていてウマイ!

ちなみにせっかく買った中華製のお箸も忘れて、ふじぶんさんに割り箸も貰っちゃいました。

あざーっす!




それにしてもいい景色だなぁ

遠くにはうっすらと富士山も。

やっぱり、ボクらは晴れ率高いよな。

雨男はやっぱり彼じゃね。




のんびりと過ごしたら、来た道を戻ります。

ピークっぽくないけど、前方に見えるのがたぶん黒斑山。




黒斑山はスルーして、トーミの頭まで戻ってきました。

ここからは、北アルプスから八ヶ岳まで、ぜーんぶ見えます。

いや~絶景!絶景!





帰りは樹林帯の中ルートで下ることにしました。




段差も無く歩きやすい道。

気持ちの良いお散歩コースです。




ややこしいところもなく、あっという間に登山口まで降りてきました。




一応、百名山の対象と言うことなので、高峰高原ホテルでお山バッジもゲット。

さくっとミッション完了です。




さあさあ、ここからが今回のメイン。

さっさとお山を降りて、以前四阿山に登った時にキャンプした明神館芸術むらキャンプ場に

やってきました。

公営?だと思われますが、立派な施設です。

1区画1000円+お一人300円の使用料お支払い。

一人800円だから、だいたいお山のテン場と同じくらいですね。




今回は湯冷めしそうだったので入りませんでしたが、お風呂も500円で入れます。

きっと、お風呂からも浅間山が見えるんじゃないかな。




キャンプサイトは池のほとり。

サイトといっても、ほとんど平らな場所が無い不思議なキャンプ場です。

それでもどうにか平らな場所を見つけて設営完了。

今回は、ヌクヌク宴会をしようという事で、久しぶりにコールマンのスクリーンタープを引っ張り

出しました。

このタープ張るの何年ぶりだろう。

折りたたみ傘みたいになっていて設営楽々な、なかなか優れもののタープです。




このタープに韓国製石油ストーブのアルパカを入れて、コット寝仕様。




さあさあお待ちかねのかんぱ~い!





外は冷たい風が吹いていますが、タープの中はアルパカのおかげでぬくぬくです。

お酒もクイクイ進んじゃいますね。

今回は、キャンプ場ということで、白ワインもいっちゃいます。

つまみは、アサリとエノキのアヒージョ。

キャンプ場なので、重さも関係ないからスキレットも持ち込みましたよ。




さらにアヒージョのオイルでチキンを焼いたり、パスタを入れたりとお山じゃ食べられない

料理の数々。




バーボンも飲んで酔っ払ったところでおやすみなさい。



さすがにアルパカのおかげで、朝までぐっすりでした。







12月4日(月)

別に予定があるわけじゃありませんからね。

目覚ましもかけずに寝ていたら、地方特有の変なチャイムの音でお目覚め。

こういうのって苦情とか言う人いないのかな。




早茹でペンネに混ぜるだけのタラコパスタの素をまぜまぜして朝食。




朝食後は、池の周りをのんびりとお散歩。




おだやかな朝です。

お山だとこれから憂鬱な下山が待っていますが、キャンプだとただ帰るだけ。

気持ちもすっきり。




お天気も良く、乾燥撤収完了。



さあ、帰りましょう。


いよいよ本格的な冬。

雪山シーズンですね。

今年はどこに挑戦しようかな。



今回のログです。
  


2016年12月02日

30座目の百名山 四阿山と根子岳 (明神館 芸術むら公園キャンプ場泊)

11月26日(土)〜11月27日(日)

30座目の百名山は、長野と群馬の県境四阿山(あずまやさん)に登ってきました。

お山を始めて2年と2ヶ月で30座。

まさか、ここまで山にのめり込むとは思わなかったなぁ(笑)

山登りの後は、やっぱりテント泊でビール!

寒くてもビールはうまいよね。




11月26日(土)

夜中の道路凍結を避けて、朝4:30に出発。

登山口のある、菅平牧場に8時に到着しました。

木曜日に東京でも54年ぶりに雪が降ったとあって、長野はすっかり雪山模様。

駐車場も真っ白でした。

8時になるというのに、駐車場に車は4.5台だけ。

百名山のメインな登山口なのに、不人気百名山の皇海山より少ないぞ(笑)





駐車場からは、雲海の上に浮かんだ北アルプスの峰々が。

北アルプスが端から端まで一望で見られるなんて初めての経験です。

感動えーん

写真じゃ伝わらないですね。





準備を済ませたら、さあ行きますか。

牧場脇の登山口からスタートです。

奥のほうに見えるのが四阿山のようです。





白樺の樹林帯を気持ちの良いお散歩。

積雪は20cmくらいですかね。

先行者の踏み跡もあり、それほど歩きにくい感じではありません。





しばらく登って振り返ると、この絶景。

これだから山はやめられませんね。





尾根に出ると、前方に山頂?が見えてきました。





右前方に見えるのは浅間山ですね。

今は規制がかかって山頂まで登れないみたいですが、いつかは登ってみたいものです。





景色の良い尾根歩きが続きます。





山歩きの楽しさを堪能・・・

この時期に雪山やれるなんて、本当にラッキーだな。





この時期だからでしょうか。

登山者が少ないみたいですね。

時々ルートが見えなくなって、薮漕ぎ状態になったりします。





遠くに富士山も見えました。

富士山って、やっぱり日本一の山ですね。

本当にどこからでも見えます。





3時間ほど登ったところで、根子岳方面との分岐に到着しました。

山頂まではあと20分くらいかな。





木々には霧氷、空の青さとのコントラストがキレイですね。




動物の足跡がありましたよ、

けっこう大きいなぁ

鹿かな?





山頂にはゆっくり休憩できる場所が無いみたいなので、ランチタイムにしました。




カップヌードル 謎肉祭!

なんと!ボクの大好きな謎肉が10倍も入っています。





この迫力!やったね!

と、ここまではテンション高かったんですが・・・

何事も、過ぎたるは及ばざるが如し ですね。

謎肉、数が少ないから美味しく感じるんですね。

次から次へと出てくると、飽きちゃうなぁ

残念ガーン





そうそう、冬山用にも対応した登山靴をゲットしちゃいました。

スカルパのトリオレプロ GTX という靴です。

保温材までは入っていませんが、今までのキャラバンよりはかなりしっかりした作りなので

安心できます。

フルシャンクで、岩場にも対応できるのでこれから活躍してくれそうです。

心配した痛みも無く、まずは一安心。





山頂が間近に見えてきましたね。

あと一息。





ほどなく標高2354m 山頂に到着しました。





山頂からは大パノラマの絶景が。





これが、これから行く根子岳ですね。

気持ちの良い稜線歩きが楽しめそう♪





ほとんど人がいない貸切状態の山頂でのんびりした後、根子岳への分岐まで戻ってきました。

ここから根子岳方面に向かい、周遊ルートで駐車場に戻ります。







分岐から鞍部までの下りは樹林帯の景色も見えない中、地味にハードな下りが続いて

やられましたが、鞍部まで降りてきました。

正面に根子岳が。





この広いスペースは大スキマと呼ばれているようです。

広々して気持ちがいいですね。

この辺でキャンプできるといいんだけど。





振り返ると四阿山です。

左が山頂、ずいぶん下りてきましたね。





ここからが、下から見るよりキツイ登りでした。

上から見た時は、ゆるい登りに見えたんだけどな。

いよいよ、あそこが山頂かな。





ありゃ!まだ山頂じゃなかった。

まだまだ先みたいです。

振り返ると大スキマと四阿山が美しい。






今度こそ山頂かな?

と思ったらまたも空振り。

もうそろそろだと思うんだけど。





しばらく歩くと・・・

はい!今度こそ本物ですね。





山頂で記念撮影。

歩き始めから5時間30分で根子岳到着です。

根子岳も花の一応、花の百名山に選ばれているんですよね。

四阿山とこちらの山頂が猫の耳のように見えたからネコダケと呼ばれるようになったとか。

根子岳山頂からも絶景が。

稜線上もずっと絶景続きだったんですけどね。

いい山です。





山頂を後にすると、後はただ麓目指して真っ直ぐに降りるだけ。





やっぱり気持ちの良い白樺林の樹林帯歩きです。





1時間ほどでゴール。

天気にも恵まれ、楽しい雪山歩きでした。





あれ?

ところでバッジはどこで買うんだろう。

百名山の登山口なのに、お店が一軒もないぞ・・・

隣に車を止めていた地元の方に聞いてみると、たぶん街中のお土産物屋さんにあるんじゃないか

との事。

しばらく走って、あったあった。

季節はずれに唯一営業していたお土産屋さんでバッジをゲット。

あ~ひと安心。






別に日帰りで十分帰れる時間なんですが、やっぱりビールが飲みたいですからね。

キャンプ場に向かいます。

近くの公営キャンプ場は、みんな10月でクローズしちゃっていました。

やっと見つけたのが、車で1時間ほど走ったところにある、明神館 芸術むら公園キャンプ場です。

いったいどんなキャンプ場なんでしょう。

やたら立派な建物でチェックインします。

ちなみに利用料は1サイト1000円と一人300円。

二人だと、一人800円なので、お山のテン場並の料金ですね。

500円でお風呂にも入れます。





サイトは池のほとりの林間にありました。

でも、眺めを楽しむ間もなく、設営完了した時には真っ暗になっちゃいました。

ボクのテント、ダンロップ VS-20は内張りが黄色、外張りが青色なので、中から見ると緑色

なんですよね。

明かりを灯して外から見ると、やっぱり緑色に見えるんですね。





さあさあ、お待ちかねの乾杯です。

うめ~





久しぶりにユニフレームのファイアスタンドを持ち出しました。

やっぱり焚き火は暖まりますね。





本日の晩飯はモツ鍋です。





焼き鳥も直火で温めちゃいます。





ビールの後は、焼酎お湯割り。

やっぱり冬はお湯割りですね!




朝早くから活動していたので、すぐに眠くなっちゃった。

ということで、テントにもぐりこんだら、即撃沈





11月27日(日)

夜からボツボツ雨が降っていましたが、朝方にはどうやら止んでくれたようです。

昨夜は良く見えなかったんですが、サイトはこんな感じの林間です。

本当は前方に池が見えるんですが、ガスがかかってよく見えませんね。





テントの前面をフルオープンにして、鍋の残りに緬を入れて朝食。

鍋の残りって、いろんな出汁が出ていてウマいですよね。

VS-20は長辺側がオープンするので、開放的だし出入りがしやすく気に入りました。





池のほとりまで降りてみました。

小さな池ですが、ガスがかかって、むしろ良い雰囲気かもな。





本日は帰るだけなので、のんびりと撤収。

なかなか雰囲気の良いキャンプ場です。

こっち方面に来た時はまた利用するかも。




いつものパターンで渋滞にも引っかからず、お昼前には自宅に到着しました。

今回は11月だというのに、思いがけず雪山を楽しむことが出来ました。

いよいよこれからは雪山シーズンですね。

靴にアイゼンにテント、昨年よりバージョンアップしましたからね。

使い倒すのが今から楽しみです。