2021年05月31日
ご近所でソロキャンプ ハンモック泊に良い季節になりました!
5月24日(月)~5月25日(火)
コロナ禍で仕事内容が変わって、土日に仕事をすることになり平日に休みを取ることになっちゃいました。
う~ん、お友達と遊びに行けなくなるのは痛いですね。たぶん、9月頃には元に戻るだろうから、それまでガマンしましょう。
そんな初めての平日・月火の休日ですが、ここのところ週末はハードに遊んできたので今週はまったりと過ごすことに。
そんじゃ久しブリにソロキャンプにでもいきますか、ということでハンモック寝キャンプに出掛けてきました。
暑くもなく寒くもなく、ハンモック寝に良い季節になりました。
5月24日(月)
月曜日は通常ママさんが職場に行くのに車を使っているんですが、自転車で通勤してもらい車を使えるようにしてもらいました。
これがずっと続くようなら、遊び用にカブでも買いたいところですが、数カ月のことなのでガマンガマン。
午前中は用足しして、午後からお出かけ。
いつもの森に行こうと思ったんですが、公営キャンプ場って緊急事態宣言中はやってないところが多いんですよね。
あきらめて、いつもの河原の駐車場で張ることにしました。
家から1時間ほどで駐車場に到着。
平日にもかかわらず、いつもの場所には焚き火をする先客が。
平日休みの人ってけっこういるんですね。
ちょっと雰囲気は劣りますがかなり離れた場所に決めて、さっそくハンモックをを張ります。
もともと設営も簡単なんですが、さらに慣れてきたので木の距離感を見て大雑把な調整もできるようになったので更に時間が短くなりました。
ものの数分で設営完了。
さっそく一杯やっちゃいます。
薪はけっこう落ちているんですが、念のため太めの木を途中の公園で拾ってきました。
ここはあまり太い薪が落ちていないので正解でしたね。
それじゃあさっそく焚き火を楽しみましょうかね。
着火剤は、山で拾ったシラカバの皮を使います。
いつもの森みたいに、杉の枝がたくさん落ちていれば必要ないんですが、こういう杉が生えていない場所では重宝します。
シラカバの皮は油分を含んでいるのでよく燃えるんですよね。
化学薬品を使わないのでエコだし、何より無料(笑)
ハンモックの良いところは、イスもいらないってところ。ハンモックに腰掛ければ快適なイスになるし、ゴロンと横になることもできます。
久しぶりにセルフタイマーで自撮りしてみました。
薪をテーブル代わりにしてみましたよ。
ワイルドだろぅ
つまみは見切り品で半額だった、こてっちゃん。
ゴロンと横になるとこんな景色が。天気がよかったらもっと気持ちよかったんだけどな。
つい、ウトウトと眠ったらしい。
気が付くと、辺りがすっかり暗くなっていました。
さあさあ夕食にしましょう。
夕食は、これまた見切り品の豚レバー。もやしとニラでレバニラを作ります。
レバニラで、ほぼお腹がいっぱいなんだけど、豚肉も持ってきちゃったんで焼き焼きして消化。
あとは焚き火いじりをしながら・・・
夜は更けていくのでした。
眠くなったらゴロンでおやすみなさい。
5月25日(火)
昨夜は早寝しすぎて、4時に目が覚めちゃいました。
ちょうど東の空が明るくなるところ。
ハンモック寝もすっかり慣れて、上に幕が無いことに何の違和感もありませんでした。
慣れって恐ろしいですね。
二度寝できそうもないので、ちょっと川までお散歩。
そういえば、ずいぶん川も下っていないなぁ
7月に1回だけ土日休みがあるので、川友を誘ってみようかな。
散歩から戻ったんですが、昨夜肉を食べ過ぎて食欲もないので、そのまま自宅に戻ることに。
本当にあっという間に撤収完了。
6時には帰宅しました(笑)
平日休みですが、みなさんが働いているときに休むのってどうも落ち着かないですね。まぁその分土日に働いているわけで、堂々と休めばいいんですが。
この日の午後は、テニスのオフ会に申し込んで4時間テニス。平日休みでも、オフ会の募集ってけっこうあるもんですね。
ソロ登山にキャンプ、テニスがあれば遊ぶのには困らなそうです。
平日ならどこも空いているでしょうから、しばらくそれを楽しむとしましょう。
やっぱり定番のコレ、フロントラインでしょう。
コロナ禍で仕事内容が変わって、土日に仕事をすることになり平日に休みを取ることになっちゃいました。
う~ん、お友達と遊びに行けなくなるのは痛いですね。たぶん、9月頃には元に戻るだろうから、それまでガマンしましょう。
そんな初めての平日・月火の休日ですが、ここのところ週末はハードに遊んできたので今週はまったりと過ごすことに。
そんじゃ久しブリにソロキャンプにでもいきますか、ということでハンモック寝キャンプに出掛けてきました。
暑くもなく寒くもなく、ハンモック寝に良い季節になりました。
5月24日(月)
月曜日は通常ママさんが職場に行くのに車を使っているんですが、自転車で通勤してもらい車を使えるようにしてもらいました。
これがずっと続くようなら、遊び用にカブでも買いたいところですが、数カ月のことなのでガマンガマン。
午前中は用足しして、午後からお出かけ。
いつもの森に行こうと思ったんですが、公営キャンプ場って緊急事態宣言中はやってないところが多いんですよね。
あきらめて、いつもの河原の駐車場で張ることにしました。
家から1時間ほどで駐車場に到着。
平日にもかかわらず、いつもの場所には焚き火をする先客が。
平日休みの人ってけっこういるんですね。
ちょっと雰囲気は劣りますがかなり離れた場所に決めて、さっそくハンモックをを張ります。
もともと設営も簡単なんですが、さらに慣れてきたので木の距離感を見て大雑把な調整もできるようになったので更に時間が短くなりました。
ものの数分で設営完了。
さっそく一杯やっちゃいます。
薪はけっこう落ちているんですが、念のため太めの木を途中の公園で拾ってきました。
ここはあまり太い薪が落ちていないので正解でしたね。
それじゃあさっそく焚き火を楽しみましょうかね。
着火剤は、山で拾ったシラカバの皮を使います。
いつもの森みたいに、杉の枝がたくさん落ちていれば必要ないんですが、こういう杉が生えていない場所では重宝します。
シラカバの皮は油分を含んでいるのでよく燃えるんですよね。
化学薬品を使わないのでエコだし、何より無料(笑)
ハンモックの良いところは、イスもいらないってところ。ハンモックに腰掛ければ快適なイスになるし、ゴロンと横になることもできます。
久しぶりにセルフタイマーで自撮りしてみました。
薪をテーブル代わりにしてみましたよ。
ワイルドだろぅ
つまみは見切り品で半額だった、こてっちゃん。
ゴロンと横になるとこんな景色が。天気がよかったらもっと気持ちよかったんだけどな。
つい、ウトウトと眠ったらしい。
気が付くと、辺りがすっかり暗くなっていました。
さあさあ夕食にしましょう。
夕食は、これまた見切り品の豚レバー。もやしとニラでレバニラを作ります。
レバニラで、ほぼお腹がいっぱいなんだけど、豚肉も持ってきちゃったんで焼き焼きして消化。
あとは焚き火いじりをしながら・・・
夜は更けていくのでした。
眠くなったらゴロンでおやすみなさい。
5月25日(火)
昨夜は早寝しすぎて、4時に目が覚めちゃいました。
ちょうど東の空が明るくなるところ。
ハンモック寝もすっかり慣れて、上に幕が無いことに何の違和感もありませんでした。
慣れって恐ろしいですね。
二度寝できそうもないので、ちょっと川までお散歩。
そういえば、ずいぶん川も下っていないなぁ
7月に1回だけ土日休みがあるので、川友を誘ってみようかな。
散歩から戻ったんですが、昨夜肉を食べ過ぎて食欲もないので、そのまま自宅に戻ることに。
本当にあっという間に撤収完了。
6時には帰宅しました(笑)
平日休みですが、みなさんが働いているときに休むのってどうも落ち着かないですね。まぁその分土日に働いているわけで、堂々と休めばいいんですが。
この日の午後は、テニスのオフ会に申し込んで4時間テニス。平日休みでも、オフ会の募集ってけっこうあるもんですね。
ソロ登山にキャンプ、テニスがあれば遊ぶのには困らなそうです。
平日ならどこも空いているでしょうから、しばらくそれを楽しむとしましょう。
やっぱり定番のコレ、フロントラインでしょう。
2021年05月21日
久しぶりに雪の赤岳 行者小屋テント泊
5月07日(金)~5月09日(日)
GWの遠征も終わり、週末は一休み、どこかでのんびりソロキャンプでもするか、と思っていたんですが・・・
百名山お友達の、まさ☆さんから、どこかお山でも行きませんかとのお誘いが。
誘われると、すぐホイホイ出かけちゃうんですよね。
ということで、連続ではありますが、ついこの前帰ってきたばかりですがまたまた長野県に遠征、八ヶ岳に登ってきました。
雪の八ヶ岳、今年は行けないかと思っていましたが、行ってみればやっぱり大好きな山でした。
5月07日(金)
まさ☆さん家の近所にある高井戸のファミリーマートで21時10分にまさ☆さんをピックアップ。
府中ICから中央道に乗り小淵沢IC経由で美濃戸の駐車場には24時30分に到着。
一杯飲んだらおやすみなさい。
5月08(土)
朝5時にお目覚め。
美濃戸の駐車場から赤岳山荘までは林道歩きで1時間。
歩くのいやだなぁ
いつもは、ふじぶんさんのデリカD5なので問題なく行けるんですが、わが家のゴルフくんで行けるかどうか・・・
とにかく、行けるところまで行ってみましょうということで赤岳山荘まで。
思ったより道はきれいになっていましたね。無事、赤岳山荘の駐車場に到着しました。
駐車場には土曜日だというのに車が4台だけ。ずいぶん空いてますねぇ
準備をしたら、さあ行きますか。
今回のザックはこんな感じ。12本爪アイゼンにピッケル、ヘルメットで18kgですかね。
いつもの看板が見えたので、いつのもように記念撮影。
今回は南沢ルートで登ります。
さすがゴールデンウィーク明けともなると登山口付近に雪はありません。
苔の美しさはやっぱり八ヶ岳って感じですね。
南沢ルートって意外と急登があるんですね。
久しぶりで忘れていました。
そうそう、南沢は登り続けると開けた場所に出るんでしたよね。
すると間もなく眺望が開け、赤岳が姿を現しました。
やっぱ、かっこいいなぁ
続いて横岳さんも。テンション上がります。
スタートから2時間30分ほどで行者小屋に到着です。
意外にもテン場には雪が無くなっている場所も。せっかくなので、土の地面が出ている場所に張らせていただきました。
雪解け直後とあって、テン場には残置ペグがたくさん落ちていました。みんな雪の中で紛失したんでしょうね。
DACのペグとモンベルのペグ、ちょうどテント1張り分落ちていました。
ちょっと早いけど、カップラーのランチタイムにします。雪の時期は袋麺を食べることが多かったので久しぶりのカップラーです。
今回のカップラーは、明星食品の「麺神」です。ちなみに「めがみ」と読むんだそうです。
自称「神太麺」というお店で出されるような極太麺が特徴のようですが、実食してみましょう。
5分というカップラーとしては長い時間待たされた割に、麺にまだ芯がある感じ。山の気温だと余計に時間がかかるんですかね。
食べているうちに芯は気にならなくなりました。
スープはというと、なかなかパンチの効いた味噌味。美味しいんですが麺がなぁ
ということとで、リピートはないかもな。星は★★★3つです。
持ってきたお肉とチューハイを雪に埋めて冷やしたら準備完了。
さあ久しぶりに赤岳さんでも登りますか。
小屋の脇には水場が。
う~ん・・・これを水場と呼ぶかな。
ちなみに、テント泊代金は2000円に値上がりしていました。テン場とこの水の提供で2000円、サービスと対価が見合ってないような。コロナの影響で小屋泊の人数を絞らなきゃいけないのはわかりますが、釈然としませんね。
今回は久しぶりに地蔵尾根から登ります。
地蔵はかなりの急登なんですよね。最初から12本爪アイゼンを装着。
だいぶ登ってきました。振り返ると絶景が。
ところどころに階段があるんですが、階段付近は完全に雪が無くなっていました。
南八ヶ岳のこの雰囲気、好きだなぁ
昔の難所だったナイフリッジの場所今は鎖が付いて問題なし。
尾根に出ると、お地蔵さんも完全に露出していました。
さあ、赤岳山頂への登りです。
夏道が出ているところもアイゼンでガシガシと進みます。
お隣の阿弥陀岳も大半は夏道が出ているようですね。
雪の斜面はピッケルを刺して慎重に登ります。
ほどなく山頂に到着♪
久しぶりの赤岳山頂で、まさ☆さんと2ショットの記念撮影。
山頂からは・・・富士山がクッキリと。
権現岳の向こうには南アルプスですね。
去年の秋に登った真行寺尾根と県界尾根です。
晴天とはいきませんでしたが、たっぷりと景色を堪能しました。
さあ、下山しましょう。
岩ごつごつの下りです。慎重に降りますよ。
文三郎尾根の分岐に到着。
ここからは高度感のある急坂を下ります。
ここから見る横岳、好きなんだよな。
今度は横岳もやりたいな。
文三郎尾根を下って、無事テン場に戻ってきました。
さあさあ、お待ちかねの乾杯です。
雪で冷やしておいたのでキンキンに冷えてます。
うめ~!
今回はお肉を持ってきましたよ。
冷やしておいた豚肉を焼き焼き。山では肉が美味いんですよね。
まさ☆さんは、特製のチーズカレーをご馳走してくれるそうです。なんかミニトマト切ってるし・・・女子力高すぎでしょ(笑)
完成です。
おー!! 美味そう
いただきま~す!
チョリソーソーセージの辛さがまた美味い!
レベルの高い山メシですね。こんなレシピ本に出てきそうな山メシ初めて食べました。今度パクらせてもらいます。
雪山の常ですね。
しばらく向かい合って宴会をしていましたが、寒くなってきたところでお互いのテントに籠りました。
ひと眠りした後、目が覚めてからまたしばらく話をして、今度は本当におやすみなさい・・・
5月09日(日)
目覚ましもかけず、適当な時間にお目覚め。
本日は曇りみたいですね。
急ぐわけでもないので、のんびりと撤収。
帰りは北沢ルートから帰ろうということに。
まさ☆さんが、途中に良い展望台があるというので立ち寄ってみることに。
ルートから逸れること10分ほどで中山尾根展望台に到着しました。
残念ながら上の方はガスが掛かっていますが、確かにこれはすごいパノラマですね。
今度は天気の良いときに来よう。
赤岳鉱泉を経由。
名物のアイスキャンディーはだいぶ融けていました。
渡渉を繰り返しながら北沢ルートを下ります。
南沢と比べると、やっぱり北沢ルートの方が歩きやすいですね。
下山も早く感じました。
駐車場に戻ってゴール。お疲れさまでした。
まさ☆さんとは、本来百名山をやるミッションが。南アルプス南部に北アルプスの北部。
次は未踏の百名山をやりましょう。
今回のログです。
GWの遠征も終わり、週末は一休み、どこかでのんびりソロキャンプでもするか、と思っていたんですが・・・
百名山お友達の、まさ☆さんから、どこかお山でも行きませんかとのお誘いが。
誘われると、すぐホイホイ出かけちゃうんですよね。
ということで、連続ではありますが、ついこの前帰ってきたばかりですがまたまた長野県に遠征、八ヶ岳に登ってきました。
雪の八ヶ岳、今年は行けないかと思っていましたが、行ってみればやっぱり大好きな山でした。
5月07日(金)
まさ☆さん家の近所にある高井戸のファミリーマートで21時10分にまさ☆さんをピックアップ。
府中ICから中央道に乗り小淵沢IC経由で美濃戸の駐車場には24時30分に到着。
一杯飲んだらおやすみなさい。
5月08(土)
朝5時にお目覚め。
美濃戸の駐車場から赤岳山荘までは林道歩きで1時間。
歩くのいやだなぁ
いつもは、ふじぶんさんのデリカD5なので問題なく行けるんですが、わが家のゴルフくんで行けるかどうか・・・
とにかく、行けるところまで行ってみましょうということで赤岳山荘まで。
思ったより道はきれいになっていましたね。無事、赤岳山荘の駐車場に到着しました。
駐車場には土曜日だというのに車が4台だけ。ずいぶん空いてますねぇ
準備をしたら、さあ行きますか。
今回のザックはこんな感じ。12本爪アイゼンにピッケル、ヘルメットで18kgですかね。
いつもの看板が見えたので、いつのもように記念撮影。
今回は南沢ルートで登ります。
さすがゴールデンウィーク明けともなると登山口付近に雪はありません。
苔の美しさはやっぱり八ヶ岳って感じですね。
南沢ルートって意外と急登があるんですね。
久しぶりで忘れていました。
そうそう、南沢は登り続けると開けた場所に出るんでしたよね。
すると間もなく眺望が開け、赤岳が姿を現しました。
やっぱ、かっこいいなぁ
続いて横岳さんも。テンション上がります。
スタートから2時間30分ほどで行者小屋に到着です。
意外にもテン場には雪が無くなっている場所も。せっかくなので、土の地面が出ている場所に張らせていただきました。
雪解け直後とあって、テン場には残置ペグがたくさん落ちていました。みんな雪の中で紛失したんでしょうね。
DACのペグとモンベルのペグ、ちょうどテント1張り分落ちていました。
ちょっと早いけど、カップラーのランチタイムにします。雪の時期は袋麺を食べることが多かったので久しぶりのカップラーです。
今回のカップラーは、明星食品の「麺神」です。ちなみに「めがみ」と読むんだそうです。
自称「神太麺」というお店で出されるような極太麺が特徴のようですが、実食してみましょう。
5分というカップラーとしては長い時間待たされた割に、麺にまだ芯がある感じ。山の気温だと余計に時間がかかるんですかね。
食べているうちに芯は気にならなくなりました。
スープはというと、なかなかパンチの効いた味噌味。美味しいんですが麺がなぁ
ということとで、リピートはないかもな。星は★★★3つです。
持ってきたお肉とチューハイを雪に埋めて冷やしたら準備完了。
さあ久しぶりに赤岳さんでも登りますか。
小屋の脇には水場が。
う~ん・・・これを水場と呼ぶかな。
ちなみに、テント泊代金は2000円に値上がりしていました。テン場とこの水の提供で2000円、サービスと対価が見合ってないような。コロナの影響で小屋泊の人数を絞らなきゃいけないのはわかりますが、釈然としませんね。
今回は久しぶりに地蔵尾根から登ります。
地蔵はかなりの急登なんですよね。最初から12本爪アイゼンを装着。
だいぶ登ってきました。振り返ると絶景が。
ところどころに階段があるんですが、階段付近は完全に雪が無くなっていました。
南八ヶ岳のこの雰囲気、好きだなぁ
昔の難所だったナイフリッジの場所今は鎖が付いて問題なし。
尾根に出ると、お地蔵さんも完全に露出していました。
さあ、赤岳山頂への登りです。
夏道が出ているところもアイゼンでガシガシと進みます。
お隣の阿弥陀岳も大半は夏道が出ているようですね。
雪の斜面はピッケルを刺して慎重に登ります。
ほどなく山頂に到着♪
久しぶりの赤岳山頂で、まさ☆さんと2ショットの記念撮影。
山頂からは・・・富士山がクッキリと。
権現岳の向こうには南アルプスですね。
去年の秋に登った真行寺尾根と県界尾根です。
晴天とはいきませんでしたが、たっぷりと景色を堪能しました。
さあ、下山しましょう。
岩ごつごつの下りです。慎重に降りますよ。
文三郎尾根の分岐に到着。
ここからは高度感のある急坂を下ります。
ここから見る横岳、好きなんだよな。
今度は横岳もやりたいな。
文三郎尾根を下って、無事テン場に戻ってきました。
さあさあ、お待ちかねの乾杯です。
雪で冷やしておいたのでキンキンに冷えてます。
うめ~!
今回はお肉を持ってきましたよ。
冷やしておいた豚肉を焼き焼き。山では肉が美味いんですよね。
まさ☆さんは、特製のチーズカレーをご馳走してくれるそうです。なんかミニトマト切ってるし・・・女子力高すぎでしょ(笑)
完成です。
おー!! 美味そう
いただきま~す!
チョリソーソーセージの辛さがまた美味い!
レベルの高い山メシですね。こんなレシピ本に出てきそうな山メシ初めて食べました。今度パクらせてもらいます。
雪山の常ですね。
しばらく向かい合って宴会をしていましたが、寒くなってきたところでお互いのテントに籠りました。
ひと眠りした後、目が覚めてからまたしばらく話をして、今度は本当におやすみなさい・・・
5月09日(日)
目覚ましもかけず、適当な時間にお目覚め。
本日は曇りみたいですね。
急ぐわけでもないので、のんびりと撤収。
帰りは北沢ルートから帰ろうということに。
まさ☆さんが、途中に良い展望台があるというので立ち寄ってみることに。
ルートから逸れること10分ほどで中山尾根展望台に到着しました。
残念ながら上の方はガスが掛かっていますが、確かにこれはすごいパノラマですね。
今度は天気の良いときに来よう。
赤岳鉱泉を経由。
名物のアイスキャンディーはだいぶ融けていました。
渡渉を繰り返しながら北沢ルートを下ります。
南沢と比べると、やっぱり北沢ルートの方が歩きやすいですね。
下山も早く感じました。
駐車場に戻ってゴール。お疲れさまでした。
まさ☆さんとは、本来百名山をやるミッションが。南アルプス南部に北アルプスの北部。
次は未踏の百名山をやりましょう。
今回のログです。
2021年05月19日
百名山76座目は奥穂高岳のはずが・・・
5月03日(月)〜5月04日(火)
GWの後半は、実家そばに帰省?して、百名山76座目の奥穂高岳を目指しました。
前2回に続くGWシリーズの続編です。
果たしてどうなったでしょうか。
5月03日(月)
実家そばの事務所に2泊して、事務所を3時に出発。5時に沢渡の駐車場に着きました。
さすがGWとあって、駐車場にはすでに車がたくさん並んでいました。もっと少ないと思っていたんですが、同じコロナ禍でも今年は去年と違うようです。
5時30分発の朝2便のバスに乗ることができました。
バスで上高地に移動。ちなみにバスは満車でした。
30分ほどバスにゆっられて、上高地バスターミナルには6時に到着。
梓川沿いを歩いていると、ちょうど焼岳に朝日が当たり始めました。
キレイですね。
正面に見える穂高連峰は残念ながら雲の中。
さあ行きましょう。
まずは小梨平のキャンプ場の中を歩きます。
なんとものんびりとした雰囲気の良いキャンプ場です。
そういえば、去年はこんなところに熊が出たってニュースになっていましたね。
今年も徳澤付近で熊の目撃情報があったとか。注意していきましょう。
木漏れ日の中を、ハイカーと一緒にハイキングコースを歩きます。
QWとあって、登山者よりハイカーが圧倒的に多いですね。
左手を見ると、梓川の向こうに明神岳。
なかなかかっこいいお山です。
ハイキングコースを歩くこと1時間、明神館に到着しました。
ゆるゆるのハイカーはここから明神池経由で引き返します。
梓川沿いをさらに北上します。
正面に見えてきた白い山が、蝶が岳・常念岳。本当はあの稜線を歩く計画をしていたんですが、。天候が不順だったので今回はあきらめました。
夏にでもリベンジするとしましょう。
梓川沿いのハイキングコースはまだまだ続きます。
正面は大天井岳方面。
出発から2時間ほどで徳澤園に到着しました。
ここのテン場、なんだかほのぼのとしています。
大半が雪山登山じゃなくて、ここを目的としたレジャー?な感じですね。
テン場の横にはこんなキレイな小川も流れています。
一度こんな場所でのんびりキャンプでもしてみたいな・・・とも思うけど、お山を前にしてこんなところでのんびりできる性格ではないので、一生そんあ時は来ないんでしょうね、たぶん。
出発から3時間、やっと横尾に到着しました。
ほぼフラットな道なので、歩くのは楽なんですが長かったな~
ここのテン場はさすがに少し雰囲気が違いますね。
雪山登山のベースキャンプにしたり、帰りに利用しているんでしょうね。
ここで腹ごしらえ。持ってきたパンをいただきます。
例によって潰れてますが。
橋のたもとにいるのは、槍ヶ岳か穂高連峰に行く人たち。
残雪期とはいえ、雪の北アルプスですからそれなりの強者たちです。
さあ、橋を渡りますよ。
ここから先はボクも未知の世界です。
当然、ぐっと人が減りました。いよいよ雪も出てきましたね。
今年はどれだけの人が登るか読めなかったので、場合によってはラッセルも・・・ と危惧していましたが、先行者の踏み跡はしっかりありますね。
沢筋をゆっくりと登ります。
左手に巨大な岩壁が現れました。
どうやらこれが有名な屏風岩というやつですね。
ロッククライミングの人達が登るヤツです。
さすがにこの時期は誰も登っていませんが。
本谷橋に到着しました。
この橋はアイゼンを履いて渡ることができないので、みんなこの手前でアイゼンを外しています。
けっこう揺れるつり橋。
橋を渡ったところで12本爪アイゼンを履きました。
ここからは斜面をトラバースしながら登ります。
20kg超のザックを担いでいるので息が上がります。
雪崩れる危険のある斜面をトラバースして谷底に降りました。
ここからは谷底を歩くようです。
人が歩いているところは大丈夫ですが、少しそれると膝くらいまでの積雪があります。
最初の方は苦労されたでしょうね。
かなり登ってきましたよ。
振り向くと後続の人達。
けっこうたくさん登ってきますね。
最後の急登を登り終えると涸沢のテント場に到着しました。
風が強く吹く中、みなさんテント設営中です。
到着は早い方だったので、先人が作った穴がまだ残っていました。
ありがたく使わせていただきます。
とはいえ、雪で埋まっているので、拡張&整地が必要。
スコップが活躍します。
30分ほどでテント設営完了しました。
このくらい深ければ、相当な風でもまず大丈夫でしょう。
樫木も見えないので、テントの中に籠ります。
テント内の温度は6度くらい、雪山にしてはずいぶん暖かいですね。
風さえ避けられれば寒くはありません。
さあ、時間は早いですがすることもないので一杯やりましょう。
外は風に雪が混じってきましたよ。
今回は、つまみにうす焼きせんべいを持ってきました。
ザックで圧縮されてバラバラになっていると思っていたんですが・・・
まったく無事。
逆にブログネタになるという意外な展開でした。
外は風がビュービュー吹いて、とてもテントを開けられません。
前室で晩御飯作り。
今日は米を炊いて、サンマのかば焼き缶をおかずにいただきます。
ごはん、上手く炊けましたよ。
隣に張っていたツアーガイドらしき人の声で、「テントが飛ばされた!助けに行ってくる」という声が。
ガイドさんが行ったから大丈夫でしょう、ということで外に出ようかと思ったけどやめました。
設営中のテントが数百メートル飛ばされたようですが、事なきを得たようです。
夜中、目が覚めたのでまだ吹雪の中ですが外に出てみました。
テントがランタンみたいでキレイです。
雪が降り続いており、テントがかなり埋まっていたので、少しだけ掘って空気を確保。
では、おやすみなさい。
5月04日(火)
3時30分に目覚ましでお目覚め。
まだ真っ暗です。
風は少しありますが、星が見えてうっすら山の景色が見える・・・ということは晴れみたいですね。
おにぎりと昨夜の残りのご飯をお湯で溶いて流し込み、朝食完了。
テント内は0度なので、やっぱり雪山としては暖かいですね。
さあ、夜が明け始めました。
準備万端です。
でも初めての山でルートがわからないので、誰か登り始めたらついて行くという作戦です。
ついでに、ラッセルもやってもらおうと(笑)
他力本願なので、人が出発するのを待ちます。
だいぶ明るくなりましたね。
お天気快晴ですが、誰も動く気配がありません。
なぜだろう?
準備をして行きかけた人も何人かいましたがすぐに戻ってきちゃいました。
意を決して準備を済ませ、スタート地点と思しき場所に行くと県警の方がいました。
聞くと、「我々は禁止ということはできませんが、今日は雪崩が発生する可能性は極めてて高いので、登山の中止を強く勧めます」とのこと。
みなさん、おとなしく従っていたんですね。
う~ん
それだけ危険ということでしょうね。しょうがない、あきらめますか。
※実際にGW中に雪崩が発生したようです。記事によるとみなさん県警の忠告に従っていたので、誰もけが人はいなかったとのこと。
※同じ3日に槍ヶ岳に登った方3名がお亡くなりになりました。一人は滑落ですが二人は昨日の吹雪でホワイトアウトにやられ低体温になったようです。報道によると防水のハードシェルを持っていなかったとか。この時期の北アルプスは完全に雪山装備が必要ですね。ご冥福をお祈りいたします。
ちなみにテントの奥に見えるのがGW前半に起きた雪崩の跡デブリというやつです。
ケガ人は出なかったものの、数人が巻き込まれたとか。
こんなテン場のギリまで来たんだ。
このデブリ、人の背丈を優に超えてます。
巻き込まれたらひとたまりもありませんね。
天気は最高なのに・・・残念。
今度は夏に来るとしましょう。
撤収したら、さあ帰りますよ。
振り返ると奥穂高岳。みなさん、名残惜しそうに眺めていました。
昨日は景色も見えなかったけど、こんな景色の良いところを歩いてきたんですね。
帰りは谷底の道にトレースが付いていました。
ここはたぶんスノーブリッジですね。夏は渡れないんだと思います。
本谷橋まで降りてきました。アイゼンを外します。
沢沿いの道を下って・・・景色があると気分が全然違いますね。
登山道脇にはフキノトウが。
今年は暖かかったから、どこに行っても大きくなりすぎていて大好きな蕗味噌を食べてないんですよね。
美味そうだな。でも、国立公園内は動植物の採取禁止ですからね、採ってませんよ。本当に(笑)
横尾からは、まただらだらのハイキングコースが続きます。
失意なだけに、やたら長く感じます。
徳澤で、やっぱり潰れたパンのランチタイム。
穂高の山々、快晴ですね。
何で敗退なんだ・・・ブツブツ。
河童橋まで戻ってきました。
こんなことなら、焼岳か乗鞍岳でも登ればよかった・・・ブツブツ。
本当に良い景色なのにな・・・ブツブツ。
ちなみに今回のザックはこんな感じです。
ワカンにピッケル、12本爪、チェーンアイゼン、ストック、スコップフル装備で軽く20kgオーバーでした。
上高地でバスに乗り、沢渡に戻って今回の登山が終了。
天気の良い日ふだけを選んで天気の良い山域に行く・・・ 計画は完ぺきだったんですけどね。
まさか雪崩は想定外でした。
これで、雪の磐梯山に次いでの2度目の敗退となりました。
こりゃ奥穂は夏にでもリベンジかな。
パノラマ銀座もやりたいし、忙しいな。
今回のログです。
GWの後半は、実家そばに帰省?して、百名山76座目の奥穂高岳を目指しました。
前2回に続くGWシリーズの続編です。
果たしてどうなったでしょうか。
5月03日(月)
実家そばの事務所に2泊して、事務所を3時に出発。5時に沢渡の駐車場に着きました。
さすがGWとあって、駐車場にはすでに車がたくさん並んでいました。もっと少ないと思っていたんですが、同じコロナ禍でも今年は去年と違うようです。
5時30分発の朝2便のバスに乗ることができました。
バスで上高地に移動。ちなみにバスは満車でした。
30分ほどバスにゆっられて、上高地バスターミナルには6時に到着。
梓川沿いを歩いていると、ちょうど焼岳に朝日が当たり始めました。
キレイですね。
正面に見える穂高連峰は残念ながら雲の中。
さあ行きましょう。
まずは小梨平のキャンプ場の中を歩きます。
なんとものんびりとした雰囲気の良いキャンプ場です。
そういえば、去年はこんなところに熊が出たってニュースになっていましたね。
今年も徳澤付近で熊の目撃情報があったとか。注意していきましょう。
木漏れ日の中を、ハイカーと一緒にハイキングコースを歩きます。
QWとあって、登山者よりハイカーが圧倒的に多いですね。
左手を見ると、梓川の向こうに明神岳。
なかなかかっこいいお山です。
ハイキングコースを歩くこと1時間、明神館に到着しました。
ゆるゆるのハイカーはここから明神池経由で引き返します。
梓川沿いをさらに北上します。
正面に見えてきた白い山が、蝶が岳・常念岳。本当はあの稜線を歩く計画をしていたんですが、。天候が不順だったので今回はあきらめました。
夏にでもリベンジするとしましょう。
梓川沿いのハイキングコースはまだまだ続きます。
正面は大天井岳方面。
出発から2時間ほどで徳澤園に到着しました。
ここのテン場、なんだかほのぼのとしています。
大半が雪山登山じゃなくて、ここを目的としたレジャー?な感じですね。
テン場の横にはこんなキレイな小川も流れています。
一度こんな場所でのんびりキャンプでもしてみたいな・・・とも思うけど、お山を前にしてこんなところでのんびりできる性格ではないので、一生そんあ時は来ないんでしょうね、たぶん。
出発から3時間、やっと横尾に到着しました。
ほぼフラットな道なので、歩くのは楽なんですが長かったな~
ここのテン場はさすがに少し雰囲気が違いますね。
雪山登山のベースキャンプにしたり、帰りに利用しているんでしょうね。
ここで腹ごしらえ。持ってきたパンをいただきます。
例によって潰れてますが。
橋のたもとにいるのは、槍ヶ岳か穂高連峰に行く人たち。
残雪期とはいえ、雪の北アルプスですからそれなりの強者たちです。
さあ、橋を渡りますよ。
ここから先はボクも未知の世界です。
当然、ぐっと人が減りました。いよいよ雪も出てきましたね。
今年はどれだけの人が登るか読めなかったので、場合によってはラッセルも・・・ と危惧していましたが、先行者の踏み跡はしっかりありますね。
沢筋をゆっくりと登ります。
左手に巨大な岩壁が現れました。
どうやらこれが有名な屏風岩というやつですね。
ロッククライミングの人達が登るヤツです。
さすがにこの時期は誰も登っていませんが。
本谷橋に到着しました。
この橋はアイゼンを履いて渡ることができないので、みんなこの手前でアイゼンを外しています。
けっこう揺れるつり橋。
橋を渡ったところで12本爪アイゼンを履きました。
ここからは斜面をトラバースしながら登ります。
20kg超のザックを担いでいるので息が上がります。
雪崩れる危険のある斜面をトラバースして谷底に降りました。
ここからは谷底を歩くようです。
人が歩いているところは大丈夫ですが、少しそれると膝くらいまでの積雪があります。
最初の方は苦労されたでしょうね。
かなり登ってきましたよ。
振り向くと後続の人達。
けっこうたくさん登ってきますね。
最後の急登を登り終えると涸沢のテント場に到着しました。
風が強く吹く中、みなさんテント設営中です。
到着は早い方だったので、先人が作った穴がまだ残っていました。
ありがたく使わせていただきます。
とはいえ、雪で埋まっているので、拡張&整地が必要。
スコップが活躍します。
30分ほどでテント設営完了しました。
このくらい深ければ、相当な風でもまず大丈夫でしょう。
樫木も見えないので、テントの中に籠ります。
テント内の温度は6度くらい、雪山にしてはずいぶん暖かいですね。
風さえ避けられれば寒くはありません。
さあ、時間は早いですがすることもないので一杯やりましょう。
外は風に雪が混じってきましたよ。
今回は、つまみにうす焼きせんべいを持ってきました。
ザックで圧縮されてバラバラになっていると思っていたんですが・・・
まったく無事。
逆にブログネタになるという意外な展開でした。
外は風がビュービュー吹いて、とてもテントを開けられません。
前室で晩御飯作り。
今日は米を炊いて、サンマのかば焼き缶をおかずにいただきます。
ごはん、上手く炊けましたよ。
隣に張っていたツアーガイドらしき人の声で、「テントが飛ばされた!助けに行ってくる」という声が。
ガイドさんが行ったから大丈夫でしょう、ということで外に出ようかと思ったけどやめました。
設営中のテントが数百メートル飛ばされたようですが、事なきを得たようです。
夜中、目が覚めたのでまだ吹雪の中ですが外に出てみました。
テントがランタンみたいでキレイです。
雪が降り続いており、テントがかなり埋まっていたので、少しだけ掘って空気を確保。
では、おやすみなさい。
5月04日(火)
3時30分に目覚ましでお目覚め。
まだ真っ暗です。
風は少しありますが、星が見えてうっすら山の景色が見える・・・ということは晴れみたいですね。
おにぎりと昨夜の残りのご飯をお湯で溶いて流し込み、朝食完了。
テント内は0度なので、やっぱり雪山としては暖かいですね。
さあ、夜が明け始めました。
準備万端です。
でも初めての山でルートがわからないので、誰か登り始めたらついて行くという作戦です。
ついでに、ラッセルもやってもらおうと(笑)
他力本願なので、人が出発するのを待ちます。
だいぶ明るくなりましたね。
お天気快晴ですが、誰も動く気配がありません。
なぜだろう?
準備をして行きかけた人も何人かいましたがすぐに戻ってきちゃいました。
意を決して準備を済ませ、スタート地点と思しき場所に行くと県警の方がいました。
聞くと、「我々は禁止ということはできませんが、今日は雪崩が発生する可能性は極めてて高いので、登山の中止を強く勧めます」とのこと。
みなさん、おとなしく従っていたんですね。
う~ん
それだけ危険ということでしょうね。しょうがない、あきらめますか。
※実際にGW中に雪崩が発生したようです。記事によるとみなさん県警の忠告に従っていたので、誰もけが人はいなかったとのこと。
※同じ3日に槍ヶ岳に登った方3名がお亡くなりになりました。一人は滑落ですが二人は昨日の吹雪でホワイトアウトにやられ低体温になったようです。報道によると防水のハードシェルを持っていなかったとか。この時期の北アルプスは完全に雪山装備が必要ですね。ご冥福をお祈りいたします。
ちなみにテントの奥に見えるのがGW前半に起きた雪崩の跡デブリというやつです。
ケガ人は出なかったものの、数人が巻き込まれたとか。
こんなテン場のギリまで来たんだ。
このデブリ、人の背丈を優に超えてます。
巻き込まれたらひとたまりもありませんね。
天気は最高なのに・・・残念。
今度は夏に来るとしましょう。
撤収したら、さあ帰りますよ。
振り返ると奥穂高岳。みなさん、名残惜しそうに眺めていました。
昨日は景色も見えなかったけど、こんな景色の良いところを歩いてきたんですね。
帰りは谷底の道にトレースが付いていました。
ここはたぶんスノーブリッジですね。夏は渡れないんだと思います。
本谷橋まで降りてきました。アイゼンを外します。
沢沿いの道を下って・・・景色があると気分が全然違いますね。
登山道脇にはフキノトウが。
今年は暖かかったから、どこに行っても大きくなりすぎていて大好きな蕗味噌を食べてないんですよね。
美味そうだな。でも、国立公園内は動植物の採取禁止ですからね、採ってませんよ。本当に(笑)
横尾からは、まただらだらのハイキングコースが続きます。
失意なだけに、やたら長く感じます。
徳澤で、やっぱり潰れたパンのランチタイム。
穂高の山々、快晴ですね。
何で敗退なんだ・・・ブツブツ。
河童橋まで戻ってきました。
こんなことなら、焼岳か乗鞍岳でも登ればよかった・・・ブツブツ。
本当に良い景色なのにな・・・ブツブツ。
ちなみに今回のザックはこんな感じです。
ワカンにピッケル、12本爪、チェーンアイゼン、ストック、スコップフル装備で軽く20kgオーバーでした。
上高地でバスに乗り、沢渡に戻って今回の登山が終了。
天気の良い日ふだけを選んで天気の良い山域に行く・・・ 計画は完ぺきだったんですけどね。
まさか雪崩は想定外でした。
これで、雪の磐梯山に次いでの2度目の敗退となりました。
こりゃ奥穂は夏にでもリベンジかな。
パノラマ銀座もやりたいし、忙しいな。
今回のログです。
2021年05月13日
GW後半は実家に帰省? 諏訪を散策&霧ヶ峰最高峰車山散策
5月01日(土)~5月02日(日)
ゴールデンウィークは北アルプス縦走をするつもりだったけど、お天気が周期的に崩れる関係で、群馬の山1泊、長野の山で1泊に切り替えたのは前回ご報告の通りです。
群馬から長野、いったん埼玉に帰るのも無駄なので長野の実家近くで2泊滞在した時の様子を今回はレポします。
5月01日(土)
越後湯沢駅から一人ぼっちの路線バスに乗り平標登山口に着いたのが5月01日の11時過ぎ。
では諏訪まで移動しましょうか。
本来なら、関越道・上信越道を乗り継いで行くところですが、時間もあるし節約のため下道で行くことにします。
Google先生のご指示通り下道を走ること4時間、15時に諏訪に到着しました。
諏訪に到着といってもこのご時世、実家に立ち寄るわけにもいきません。
県外ナンバーの車が家の前に止まっているだけで、ご近所に何を言われるかわからない雰囲気なんだとか。
ということで、父親が以前使っていた仕事場を借りて寝泊まりすることにします。
父親の元仕事場に着くと、部屋にはボクの好物の地酒と馬刺しを用意してくれていました。
ということで、さっそく馬刺しを肴に一杯やります。
昔は普通にスーパーで馬刺しも買えたんですが、今は特定の肉屋でしか手に入らないそうです。
長野県民の食文化も変わりつつあるようですね。
夜ご飯は適当にお弁当で済ませて、おやすみなさい。
5月02日(日)
本日はお天気が崩れる予報です。
埼玉からの帰省者ですから、人と会うのも極力避けなくちゃならないので、丸一日これといってすることもありません。
何しようかな。
スマホで調べると、諏訪市立の博物館があるらしい。
ボクが住んでいたころはなかったので、その後できたんでしょうね。
行ったことが無いので行ってみることにします。
車で10分ほどで博物館に到着。
思った以上に立派な建物です。
中は特別展示で、諏訪市制80周年とかで明治から昭和にかけての諏訪の写真が展示されていました。
郷土の近代史も知らないことがたくさんあって面白かった。
常設展はボクの好きな縄文土器やら石器が展示されていたり、高島藩の歴史なんかも勉強になりました。
この博物館、実は諏訪大社・上社の目の前にあるんですよね。
ということで、数十年ぶりにお参りをしていくことにします。
子供の頃は、毎年初詣に来たんですけどね。
神社の隅にある、これがあのお祭りで有名な「御柱」です。
坂を巨木が滑り落ちる様子をテレビで見た方も多いのでは。
氏子が神社まで引っ張ってきて、四隅に建てるんですよね。
子供の頃は、よく引っ張ったものです。
懐かしの本殿でお参り。
歴史のある神社だけあって雰囲気がありますね。
知らなかったけど、ご神体は裏山そのものだそうです。
時間もあるので、じっくりと境内をお散歩。
行ったことのない隣の神宮寺跡なんかも散策できて、面白かった。
昼食は長野県民のソウルフード?テンホウで辛くないタンタンメンを食べた後、午後はどうしよう。
雨の予報だったけど、まだ降りそうもありませんね。
せっかくだから、サクッと登れる車山にでも行きましょうか。
ということで、車でビーナスラインを走らせます。
車山肩の駐車場に到着。
風は強いけど、時折青空も見えていますね。
さあ、行きましょう。
視界は良好とは言えませんが、かろうじて眺望があります。
いつものレーダーが見えたら山頂に到着です。
登り始めから、わずか30分(笑)
山頂にはこんな立派なテラスが出来ていました。
こりゃあ、ほぼ観光地ですね。
一応、百名山ということで自撮りで記念撮影。
天気が崩れるという予報通り、風は強いし雪も混じっています。
下山は白樺湖方面へ。
蓼科山は雲の中ですが、白樺湖はクッキリと見えました。
途中まで降りてくると八島ヶ原湿原方面への分岐がありました。
時間があればここをまっすぐ歩いてみたいんですけどね。
お天気が持ちそうもないので戻ります。
木道が整備されていて歩きやすい道です。
コロボックルヒュッテが見えたらゴールです。
帰りは温泉にでも浸かっていきましょう。
湯小路いきいき元気館、地元の方用の温浴施設です。
サウナまであって一人300円。
これはお得でしたね。
夕食はやっぱり弁当を食べて短い帰省?が終了。
早くコロナが落ち着いて、母親ともゆっくり話をしたいものです。
兄貴とテニスの定期戦もしたいし。
さあ今晩は早く寝て、明日はいよいよ奥穂高岳を目指します。
つづく
ゴールデンウィークは北アルプス縦走をするつもりだったけど、お天気が周期的に崩れる関係で、群馬の山1泊、長野の山で1泊に切り替えたのは前回ご報告の通りです。
群馬から長野、いったん埼玉に帰るのも無駄なので長野の実家近くで2泊滞在した時の様子を今回はレポします。
5月01日(土)
越後湯沢駅から一人ぼっちの路線バスに乗り平標登山口に着いたのが5月01日の11時過ぎ。
では諏訪まで移動しましょうか。
本来なら、関越道・上信越道を乗り継いで行くところですが、時間もあるし節約のため下道で行くことにします。
Google先生のご指示通り下道を走ること4時間、15時に諏訪に到着しました。
諏訪に到着といってもこのご時世、実家に立ち寄るわけにもいきません。
県外ナンバーの車が家の前に止まっているだけで、ご近所に何を言われるかわからない雰囲気なんだとか。
ということで、父親が以前使っていた仕事場を借りて寝泊まりすることにします。
父親の元仕事場に着くと、部屋にはボクの好物の地酒と馬刺しを用意してくれていました。
ということで、さっそく馬刺しを肴に一杯やります。
昔は普通にスーパーで馬刺しも買えたんですが、今は特定の肉屋でしか手に入らないそうです。
長野県民の食文化も変わりつつあるようですね。
夜ご飯は適当にお弁当で済ませて、おやすみなさい。
5月02日(日)
本日はお天気が崩れる予報です。
埼玉からの帰省者ですから、人と会うのも極力避けなくちゃならないので、丸一日これといってすることもありません。
何しようかな。
スマホで調べると、諏訪市立の博物館があるらしい。
ボクが住んでいたころはなかったので、その後できたんでしょうね。
行ったことが無いので行ってみることにします。
車で10分ほどで博物館に到着。
思った以上に立派な建物です。
中は特別展示で、諏訪市制80周年とかで明治から昭和にかけての諏訪の写真が展示されていました。
郷土の近代史も知らないことがたくさんあって面白かった。
常設展はボクの好きな縄文土器やら石器が展示されていたり、高島藩の歴史なんかも勉強になりました。
この博物館、実は諏訪大社・上社の目の前にあるんですよね。
ということで、数十年ぶりにお参りをしていくことにします。
子供の頃は、毎年初詣に来たんですけどね。
神社の隅にある、これがあのお祭りで有名な「御柱」です。
坂を巨木が滑り落ちる様子をテレビで見た方も多いのでは。
氏子が神社まで引っ張ってきて、四隅に建てるんですよね。
子供の頃は、よく引っ張ったものです。
懐かしの本殿でお参り。
歴史のある神社だけあって雰囲気がありますね。
知らなかったけど、ご神体は裏山そのものだそうです。
時間もあるので、じっくりと境内をお散歩。
行ったことのない隣の神宮寺跡なんかも散策できて、面白かった。
昼食は長野県民のソウルフード?テンホウで辛くないタンタンメンを食べた後、午後はどうしよう。
雨の予報だったけど、まだ降りそうもありませんね。
せっかくだから、サクッと登れる車山にでも行きましょうか。
ということで、車でビーナスラインを走らせます。
車山肩の駐車場に到着。
風は強いけど、時折青空も見えていますね。
さあ、行きましょう。
視界は良好とは言えませんが、かろうじて眺望があります。
いつものレーダーが見えたら山頂に到着です。
登り始めから、わずか30分(笑)
山頂にはこんな立派なテラスが出来ていました。
こりゃあ、ほぼ観光地ですね。
一応、百名山ということで自撮りで記念撮影。
天気が崩れるという予報通り、風は強いし雪も混じっています。
下山は白樺湖方面へ。
蓼科山は雲の中ですが、白樺湖はクッキリと見えました。
途中まで降りてくると八島ヶ原湿原方面への分岐がありました。
時間があればここをまっすぐ歩いてみたいんですけどね。
お天気が持ちそうもないので戻ります。
木道が整備されていて歩きやすい道です。
コロボックルヒュッテが見えたらゴールです。
帰りは温泉にでも浸かっていきましょう。
湯小路いきいき元気館、地元の方用の温浴施設です。
サウナまであって一人300円。
これはお得でしたね。
夕食はやっぱり弁当を食べて短い帰省?が終了。
早くコロナが落ち着いて、母親ともゆっくり話をしたいものです。
兄貴とテニスの定期戦もしたいし。
さあ今晩は早く寝て、明日はいよいよ奥穂高岳を目指します。
つづく
2021年05月11日
念願の谷川岳主脈縦走 平標山から谷川岳まで
4月29日(祝)~5月01日(土)
今年のゴールデンウィークは、2泊3日で燕岳から蝶が岳までパノラマ銀座縦走ってのをやるつもりで計画を練っていたんですよね。
ところが、周期的に天気が崩れる予報で、とても北アルプスの稜線を2泊できるような状況じゃない。
ということで天気の良さそうな日を狙って、前からやってみたかった谷川岳主脈縦走と奥穂高岳を1泊ずつでやることにしました。
群馬から長野、いったん埼玉に帰るのも無駄なので長野の実家近くで2泊滞在(コロナ禍で帰省できないので、あくまで近く)。
長大な遊びになったので、何回かに分けてレポさせていただきます。
4月29日(祝)
谷川岳の主脈縦走というのは、平標山から谷川岳まで伸びる長い尾根をひたすら縦走するというプラン。
当然、周回コースと違って登山口と下山口が変わるわけで、公共交通機関とかを使って移動しなければなりません。
今回でいうと、谷川岳の玄関口であるJR土合駅と平標登山口のあるバス停の間をJRと路線バスで移動しなければなりません。
ローカルな電車とローカルなバスなのでとにかく便数が少なく、変な時間に移動しようとすると3時間もかかっちゃうんですよ。
ということで、時間の読める回送を先に済ませるプランを練っていたんですが、それだと2日目の天気が持ちそうもない、ということで急遽前日の夜車中泊に切り替えて行くことに。
20時に自宅を出発して、節約モードでオール下道を使い、24時に平標登山口の駐車場に到着しました。
一杯飲んだら、おやすみなさい。
4月30日(金)
4時30分に起床。
ゴールデンウィークだというのに車は3台だけ。
まだ残雪期なので、登山者は多くないみたいですね。
過去数年分の記録を探しましたが、この時期に主脈縦走をしている方のレポートはありませんでした。
誰もやらないって、もしかしたら大きな問題があるのかな?クラック?雪崩?崩落?
登山道の様子が分からないので、12本爪アイゼンにピッケルも持ってザックは18kgになっちゃいました。
ちょっと不安ですが行ってみましょう。5時に登山口を出発です。
いきなりの急登でスタートです。
まずは1合目の標識。これから長いぞ。
下界は青空も見えていますが、上の方は雲がかかっているビミョーな天気です。
標高を上げると雪が出てきました。
アイゼンを着けるほどではないので、ツボ足で進みます。
残雪の稜線。
本当なら、平標山が見えるはずなんですがね。山頂はガスの中です。
手前の小ピーク、松手山の山頂に到着しました。
残念ながら眺望は無し。
ここでチェーンアイゼンを装着します。
少しですがガスが晴れてきました。
上空は晴れているんですが、山頂付近だけガスが掛かっているようです。
風が強くて雲の動きもすごく早い。
突然雲が切れたと思ったら、太陽が顔尾を出し平標山の山頂が見えました。
スタートから3時間弱で平標山山頂に到着です。
一応、自撮りで記念撮影。
山の家方面は晴れていますね。
途中で敗退の場合はこの尾根を下って山の家でテン泊するとしましょう。そうならないことを祈りますが。
霧が凍り付いて霧氷になっています。
気温はそれほど低くないはずですが、体感温度は通常の雪山レベルかそれ以下。
じっとしていると体温を奪われます。
仙ノ倉山への広い稜線も残念ながらガスで真っ白。
霧交じりの強風で、ほぼ修行です。
こんな標識がありました。肩ノ小屋まで10500mだそうです。
これを2日間で踏破します。
それにしても東芝ランプってなんだ?
はい、平標山から1時間ほどで仙ノ倉山山頂に到着しました。
眺望もなければ、かなりの強風で完全に修行状態です。
唯一先行した方がいたんですが、その方も引き返したのでここからは一人旅です。
仙ノ倉山からはガツっと下ります。
これ登りたくないから、もう引き返すって選択肢はないな。
稜線上にエビス大黒避難小屋がありました。
谷川岳周辺でよく見るシェルタータイプの避難小屋ですね。
中を覗いてみましょう。
思ったよりだいぶ小さい・・・ 2人がせいぜいでしょうね。
小屋前には平らなスペースがあるので、ここでテン泊した方がいいかも、
明日は昼前から天気が崩れる予報なので、先を急ぎます。
残雪の稜線を今度は登り返します。
エビス大黒ノ頭に到着です。
相変わらず真っ白ですが、一応記念撮影。
尾根をまたまた下ります。
完全に降りきった鞍部、毛渡乗越まで来たら急に雲が切れて眺望が。
ちょうどいい時間だし、ここで休憩してランチタイムにしましょう。
今回は時間もないので簡単にパンで済ませます。
パンを手ベている間にガスが晴れてきたぞ!
目指す万太郎山の頂がうっすらと見えます。
振り返ると今降りてきたばかりの稜線も。
こうなると一気にテンションアップ!
元気モリモリになりました。
万太郎山(左のピーク)もはっきりと見えますよ。
振り返ると、エビス大黒から仙ノ倉山、歩いてきた稜線が見えます。
万太郎山が近付いてきましたよ。
稜線上に越路避難小屋がありました。
例によってシェルタータイプです。
中はエビス大黒避難小屋よりは少しマシな広さですね。
3人は行けるでしょう。
こちらは眺望もバッチリなので、一度泊まってみたいかな。
さあ、万太郎山を目指しましょう。
さっきまでの天気が嘘のように晴れています。
万太郎山の稜線まで上がると、ついに谷川岳が顔を出しました。
やっぱり雪の量が多そうですね。
さあ、あと一息で万太郎山の山頂です。
万太郎山山頂に到着~
またまた自撮りで記念撮影です。
この広い山域、一人占めです。
こちらが今登ってきた稜線です。
そしてこれが、これから歩く谷川岳への稜線。
いいですね~
鞍部まで下りてきました。
ギザギザのピークがいくつかありますね。
アップダウンを繰り返して進みます。
右手を見るとまだまだ雪深い谷、山深いルートです。
大きく登り返して振り返ると、今降りてきた万太郎山。
もうこんなに歩いてきたんだ。
ギザギザピークの大障子ノ頭に到着です。
谷川岳もだいぶ近くなりました。
もう一度降りると・・・
本日の宿泊予定地、大障子避難小屋に到着です。
スタートから9時間、18kgのザックを担いでいたから長かったなぁ
中はこんな感じ。
今まで見た避難小屋の中では一番広いですね。
でもちょっとキタナイ感じですが。
棚にくしゃくしゃになっていたソロテントのフライと思われるものと銀マットを敷いて寝床を設営。
ここもなかなか眺めの良いロケーションです。
さっそくチューハイをキンキンに冷やして・・・
いっただきま~す!
こんな天然のイスとテーブルがありました。
さあさあ、水作りをしなくちゃですね。
百均の漏斗が活躍します。
風が冷たくなってきたので小屋の中に移動。
焼酎のお湯割りにします。
今回の晩御飯は、米を炊いてレトルトカレーです。
このカレーはスパイシーで美味かった。
外は風がますます強くなって、雪も降り始めましたね。
早めに小屋に着いて正解でした。
天気が崩れたので夕景の写真も撮れず。
朝も早かったのでいつの間にか夢の中へ。
5月01日(土)
朝は予報通り快晴に。
朝食は、昨夜の残りごはんでお茶漬けに。
永谷園、定番のウマサですね。
準備をしたら、さあ行きましょう。
朝5時スタートです。
ちょっと早いですが、今日は何としても9:53土合駅発の電車に乗らないといけませんからね。
これから歩く稜線です。
振り返ると今まで歩いてきた稜線。
小障子ノ頭に到着です。
お次はラスボスのオジカ沢の頭。
こいつは登り甲斐がありそうです。
オジカ沢ノ頭中腹から振り返ると、まっすぐに伸びた稜線に登山道。
これ、反対から歩いてみたいな。
さあ、もう少しだぞ。
オジカ沢ノ頭避難小屋が見えました。
こちらも、なかなか絶景の避難小屋です。
中はというと・・・ Rがあるので、寝れるのは一人か二人ですかね。
小屋からは大展望が。
これは絶景の小屋だ。
さあ、あと一息で山頂です。
オジカ沢ノ頭到着です。
360度の絶景は動画でどうぞ
さあ、最後は谷川岳を目指しますよ。
山が深いな。
さあ、鞍部まで下りてきました。最後の登りです。
振り返るとオジカ沢ノ頭から続く稜線。
さあ、谷川岳山頂直下の肩の小屋が見えました。
これをずーっと歩いてきたんだと感慨にふけります。
まあ、今回の目的ではありませんが、せっかくなので谷川岳山頂も踏んでおきましょう。
ロープウェイは動いてませんが、西黒尾根から登ってくる人がいても良さそうですが、まったく人の気配はありません。
結局、仙ノ倉山からはずーっと一人だったな。
一応記念撮影。
今回やけに自撮りが多いな。
さあ、それでは天神尾根を下りましょう。
ここは雪がたっぷりとあります。
熊穴沢避難小屋まで下りてきました。
小屋もずいぶん露出してますね。
ロープウェイで登ってきた人たちがいました。
久しぶりに人の姿を見ました。
ロープウェイの駅について登山は終了。
谷川岳主脈縦走、すっかり気に入っちゃいました。
またやろう。
ロープウェイはリニューアルされていました。
前より広くなったよな。
ロープウェイの駅から車道を15分ほど歩いて土合駅に9時に到着。9:53発の電車だから余裕で間に合いましたね。
よかったよかった。
土合駅は無人駅です。どうやら乗車駅証明書というのを持って下車駅で精算するようです。
長い廊下を歩いて・・・
ものすごく長い階段を降りたところに・・・
ホームがありました。
電車は期待したようなクラッシックな電車じゃなかったのが残念。
越後湯沢駅でバスに乗り換え・・・
バスは乗ってから降りるまでお客はボクひとり。
とにかく、ボッチな旅でした。
いや~長いな。
ここから諏訪に行って北アルプスも歩くんですが、今回はこの辺で。
続編に続く
今回のログです。
今年のゴールデンウィークは、2泊3日で燕岳から蝶が岳までパノラマ銀座縦走ってのをやるつもりで計画を練っていたんですよね。
ところが、周期的に天気が崩れる予報で、とても北アルプスの稜線を2泊できるような状況じゃない。
ということで天気の良さそうな日を狙って、前からやってみたかった谷川岳主脈縦走と奥穂高岳を1泊ずつでやることにしました。
群馬から長野、いったん埼玉に帰るのも無駄なので長野の実家近くで2泊滞在(コロナ禍で帰省できないので、あくまで近く)。
長大な遊びになったので、何回かに分けてレポさせていただきます。
4月29日(祝)
谷川岳の主脈縦走というのは、平標山から谷川岳まで伸びる長い尾根をひたすら縦走するというプラン。
当然、周回コースと違って登山口と下山口が変わるわけで、公共交通機関とかを使って移動しなければなりません。
今回でいうと、谷川岳の玄関口であるJR土合駅と平標登山口のあるバス停の間をJRと路線バスで移動しなければなりません。
ローカルな電車とローカルなバスなのでとにかく便数が少なく、変な時間に移動しようとすると3時間もかかっちゃうんですよ。
ということで、時間の読める回送を先に済ませるプランを練っていたんですが、それだと2日目の天気が持ちそうもない、ということで急遽前日の夜車中泊に切り替えて行くことに。
20時に自宅を出発して、節約モードでオール下道を使い、24時に平標登山口の駐車場に到着しました。
一杯飲んだら、おやすみなさい。
4月30日(金)
4時30分に起床。
ゴールデンウィークだというのに車は3台だけ。
まだ残雪期なので、登山者は多くないみたいですね。
過去数年分の記録を探しましたが、この時期に主脈縦走をしている方のレポートはありませんでした。
誰もやらないって、もしかしたら大きな問題があるのかな?クラック?雪崩?崩落?
登山道の様子が分からないので、12本爪アイゼンにピッケルも持ってザックは18kgになっちゃいました。
ちょっと不安ですが行ってみましょう。5時に登山口を出発です。
いきなりの急登でスタートです。
まずは1合目の標識。これから長いぞ。
下界は青空も見えていますが、上の方は雲がかかっているビミョーな天気です。
標高を上げると雪が出てきました。
アイゼンを着けるほどではないので、ツボ足で進みます。
残雪の稜線。
本当なら、平標山が見えるはずなんですがね。山頂はガスの中です。
手前の小ピーク、松手山の山頂に到着しました。
残念ながら眺望は無し。
ここでチェーンアイゼンを装着します。
少しですがガスが晴れてきました。
上空は晴れているんですが、山頂付近だけガスが掛かっているようです。
風が強くて雲の動きもすごく早い。
突然雲が切れたと思ったら、太陽が顔尾を出し平標山の山頂が見えました。
スタートから3時間弱で平標山山頂に到着です。
一応、自撮りで記念撮影。
山の家方面は晴れていますね。
途中で敗退の場合はこの尾根を下って山の家でテン泊するとしましょう。そうならないことを祈りますが。
霧が凍り付いて霧氷になっています。
気温はそれほど低くないはずですが、体感温度は通常の雪山レベルかそれ以下。
じっとしていると体温を奪われます。
仙ノ倉山への広い稜線も残念ながらガスで真っ白。
霧交じりの強風で、ほぼ修行です。
こんな標識がありました。肩ノ小屋まで10500mだそうです。
これを2日間で踏破します。
それにしても東芝ランプってなんだ?
はい、平標山から1時間ほどで仙ノ倉山山頂に到着しました。
眺望もなければ、かなりの強風で完全に修行状態です。
唯一先行した方がいたんですが、その方も引き返したのでここからは一人旅です。
仙ノ倉山からはガツっと下ります。
これ登りたくないから、もう引き返すって選択肢はないな。
稜線上にエビス大黒避難小屋がありました。
谷川岳周辺でよく見るシェルタータイプの避難小屋ですね。
中を覗いてみましょう。
思ったよりだいぶ小さい・・・ 2人がせいぜいでしょうね。
小屋前には平らなスペースがあるので、ここでテン泊した方がいいかも、
明日は昼前から天気が崩れる予報なので、先を急ぎます。
残雪の稜線を今度は登り返します。
エビス大黒ノ頭に到着です。
相変わらず真っ白ですが、一応記念撮影。
尾根をまたまた下ります。
完全に降りきった鞍部、毛渡乗越まで来たら急に雲が切れて眺望が。
ちょうどいい時間だし、ここで休憩してランチタイムにしましょう。
今回は時間もないので簡単にパンで済ませます。
パンを手ベている間にガスが晴れてきたぞ!
目指す万太郎山の頂がうっすらと見えます。
振り返ると今降りてきたばかりの稜線も。
こうなると一気にテンションアップ!
元気モリモリになりました。
万太郎山(左のピーク)もはっきりと見えますよ。
振り返ると、エビス大黒から仙ノ倉山、歩いてきた稜線が見えます。
万太郎山が近付いてきましたよ。
稜線上に越路避難小屋がありました。
例によってシェルタータイプです。
中はエビス大黒避難小屋よりは少しマシな広さですね。
3人は行けるでしょう。
こちらは眺望もバッチリなので、一度泊まってみたいかな。
さあ、万太郎山を目指しましょう。
さっきまでの天気が嘘のように晴れています。
万太郎山の稜線まで上がると、ついに谷川岳が顔を出しました。
やっぱり雪の量が多そうですね。
さあ、あと一息で万太郎山の山頂です。
万太郎山山頂に到着~
またまた自撮りで記念撮影です。
この広い山域、一人占めです。
こちらが今登ってきた稜線です。
そしてこれが、これから歩く谷川岳への稜線。
いいですね~
鞍部まで下りてきました。
ギザギザのピークがいくつかありますね。
アップダウンを繰り返して進みます。
右手を見るとまだまだ雪深い谷、山深いルートです。
大きく登り返して振り返ると、今降りてきた万太郎山。
もうこんなに歩いてきたんだ。
ギザギザピークの大障子ノ頭に到着です。
谷川岳もだいぶ近くなりました。
もう一度降りると・・・
本日の宿泊予定地、大障子避難小屋に到着です。
スタートから9時間、18kgのザックを担いでいたから長かったなぁ
中はこんな感じ。
今まで見た避難小屋の中では一番広いですね。
でもちょっとキタナイ感じですが。
棚にくしゃくしゃになっていたソロテントのフライと思われるものと銀マットを敷いて寝床を設営。
ここもなかなか眺めの良いロケーションです。
さっそくチューハイをキンキンに冷やして・・・
いっただきま~す!
こんな天然のイスとテーブルがありました。
さあさあ、水作りをしなくちゃですね。
百均の漏斗が活躍します。
風が冷たくなってきたので小屋の中に移動。
焼酎のお湯割りにします。
今回の晩御飯は、米を炊いてレトルトカレーです。
このカレーはスパイシーで美味かった。
外は風がますます強くなって、雪も降り始めましたね。
早めに小屋に着いて正解でした。
天気が崩れたので夕景の写真も撮れず。
朝も早かったのでいつの間にか夢の中へ。
5月01日(土)
朝は予報通り快晴に。
朝食は、昨夜の残りごはんでお茶漬けに。
永谷園、定番のウマサですね。
準備をしたら、さあ行きましょう。
朝5時スタートです。
ちょっと早いですが、今日は何としても9:53土合駅発の電車に乗らないといけませんからね。
これから歩く稜線です。
振り返ると今まで歩いてきた稜線。
小障子ノ頭に到着です。
お次はラスボスのオジカ沢の頭。
こいつは登り甲斐がありそうです。
オジカ沢ノ頭中腹から振り返ると、まっすぐに伸びた稜線に登山道。
これ、反対から歩いてみたいな。
さあ、もう少しだぞ。
オジカ沢ノ頭避難小屋が見えました。
こちらも、なかなか絶景の避難小屋です。
中はというと・・・ Rがあるので、寝れるのは一人か二人ですかね。
小屋からは大展望が。
これは絶景の小屋だ。
さあ、あと一息で山頂です。
オジカ沢ノ頭到着です。
360度の絶景は動画でどうぞ
さあ、最後は谷川岳を目指しますよ。
山が深いな。
さあ、鞍部まで下りてきました。最後の登りです。
振り返るとオジカ沢ノ頭から続く稜線。
さあ、谷川岳山頂直下の肩の小屋が見えました。
これをずーっと歩いてきたんだと感慨にふけります。
まあ、今回の目的ではありませんが、せっかくなので谷川岳山頂も踏んでおきましょう。
ロープウェイは動いてませんが、西黒尾根から登ってくる人がいても良さそうですが、まったく人の気配はありません。
結局、仙ノ倉山からはずーっと一人だったな。
一応記念撮影。
今回やけに自撮りが多いな。
さあ、それでは天神尾根を下りましょう。
ここは雪がたっぷりとあります。
熊穴沢避難小屋まで下りてきました。
小屋もずいぶん露出してますね。
ロープウェイで登ってきた人たちがいました。
久しぶりに人の姿を見ました。
ロープウェイの駅について登山は終了。
谷川岳主脈縦走、すっかり気に入っちゃいました。
またやろう。
ロープウェイはリニューアルされていました。
前より広くなったよな。
ロープウェイの駅から車道を15分ほど歩いて土合駅に9時に到着。9:53発の電車だから余裕で間に合いましたね。
よかったよかった。
土合駅は無人駅です。どうやら乗車駅証明書というのを持って下車駅で精算するようです。
長い廊下を歩いて・・・
ものすごく長い階段を降りたところに・・・
ホームがありました。
電車は期待したようなクラッシックな電車じゃなかったのが残念。
越後湯沢駅でバスに乗り換え・・・
バスは乗ってから降りるまでお客はボクひとり。
とにかく、ボッチな旅でした。
いや~長いな。
ここから諏訪に行って北アルプスも歩くんですが、今回はこの辺で。
続編に続く
今回のログです。