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2019年05月20日

出張ついでに百名山! 今回は近畿最高峰 大峰山

5月16日(木)~5月17日(金)

出張ついでに百名山シリーズ、第4弾は大阪出張から大峰山に登ってきました。

実は大峰山という山はなく、大峰山系に連なる山々の総称なんですね。

なかでも最高峰の八経ヶ岳が百名山という事になっているようです。

古からの修験者が歩いた世界遺産の大峯奥駆道を歩き、近畿最高峰に登ってきました。


今回は全編スマホの写真です。




5月16日(木)

出張といえば、ご当地の食べ物も楽しみの一つ。

大阪で何を食べようかなぁ

ここのところ大阪もよく行くので、いろいろと食べちゃったからな。

大阪帰りの関東人に聞くと、大阪はカレーもウマイよとの情報が。

さっそく調べてみると、確かにカレーの評価が高いお店多いですね。

今回は食べログで評価の高かったインデアンカレーさんに行ってみました。

インディアンじゃなくてインデアン。

なんとなく老舗っぽいですよね。

場所は梅田駅阪急の地下街なのでわかりやすい。

いつもは行列しているみたいですが、この日は時間が遅いこともあってそのまま入れました。




メニューはシンプルにカレーライスとハヤシライスだけ。

ボクはもちろん、インデアンカレーを頼みましたよ。

カレーだけあって、注文してすぐに出てきました。

見かけは普通のカレーとあまり変わらない感じですね。

インド料理のカレーではなく、日本風のいわゆるカレーライスですね。



味はと言うと・・・一口食べて???

甘い・・・いや辛い・・・いや甘い・・・いや辛い

どっちやねん!という関西弁のつっこみを入れたくなるお味。

うまいっちゃうまいんだけど、カレーは東京も美味いですからね。

これよりウマイカレーのお店知ってるなって感じ。

今度はカレーじゃないものを食べよう。





その後、午後はちゃんと仕事をして・・・


会議出席者と一緒に夜の部へ。

お楽しみの夜のお店は・・・ なになに、土佐料理の店!



う~ん、この前高知は行ったばっかりなんだけどな。

出てくる料理は当然カツオのたたきにじゃこ天などなど。

でも、カツオのたたき、苦手だと思ってたけど、その場で焼いたのはウマイね。



夜の部はウーロン茶でがまんして、レンタカーで一路登山口へ。

夜景の大阪の街を抜け、奈良方面へ。

最後は国道309号線を走るんですが、この道、国道といってもすれ違いできない

ほどの狭い道。

しかも片側が崖。

ヤマレコのレポなんか見ると、「酷道」って書いてあって、てっきり変換ミスかと思ったら、

わざとだったんだ。

真っ暗な酷道を走って、夜10時30分に無事登山口に到着。

一杯飲んでおやすみなさ~い






5月17日(金)

朝は4時45分にお目覚め。

あーよく寝た。

最近車中泊でも平気で眠れるようになったんですよね。

昔は完全フラットじゃなきゃ眠れなかったんで、駐車場にテント張って寝たりもして

いたんですけどね。



車を止めたのはこんな場所。

有料駐車場の200mくらい手前のスペースです。




準備をしたら、さあ行きますか。

ココから登山道に入ります。




歩き始めるとすぐに小川の渡渉。

なかなか趣のある橋ですね。




川の水は澄んでいてとってもキレイ。




東日本の山とは植生が違うんでしょうね。

どことなく雰囲気が違います。

植物のことは詳しくないんで、どこが違うのかはっきり説明できないんですけど・・・

サルスベリがたくさんあったり・・・関東の山中ではあまり見かけないですよね。




木の根が露出しているのは長い間歩かれている証拠。

根なのに踏まれてたくましく、幹のようになっています。

まさしく古道っていう雰囲気ですよね。




しばらく急登が続いていましたが、1時間ほどで尾根に出ました。

大峯奥駆道の石碑が。

ここが分岐となっているようです。




ガスが晴れて遠くが見えました。

さっそく山座同定アプリを使って山の名前を調べます。

あれが、山上ヶ岳なんですね。

あそこまで大峯奥駆道が続いているんですね。

こりゃ、かなりのロングトレイルだ。




何かいるぞ!っと思ったら鹿さんがお尻を向けてもぐもぐタイムでした。

最近、鹿さんどこでも見かけますね。

でも、昼間に見かけることは少ないかな。




さすが古道、雰囲気ありますね。

霧がまた雰囲気を盛り上げます。




この辺りは弁天の森と呼ばれているんだそうです。

確かにどこからか弁天様でも出てきそうな雰囲気でした。




何やら行者様の銅像が。

聖宝の宿跡だそうです。




銅像の前に、くちゃくちゃになった看板、なんて書いてあるんだ?

ここから胸突き八丁って書いてあるぞ。

ゆっくり登れ、との事。




ゆっくり登っていると急に天気が良くなってきたぞ。

視界も開けてきたし、この分だと眺望も楽しめるかな。

ココのところ、お山で絶景見てないからなぁ




おーっと 山頂らしきものが見えてきたぞ。

もう一息だ。

眺望も楽しみ♪




途中から階段が。

階段嫌いなんだよな。

好きな歩幅で登れないって結構ストレスなんですよね。




小屋が見えました。

どうやら弥山の山頂です。

ちなみに弥山と書いて「みせん」と読みます。




1895m弥山山頂の看板です。

でも、本当の山頂はココじゃないんですよね。




本当の山頂はもうちょっと奥にありました。

こちらが日本三大弁天のひとつ奥の院、弥山の山頂です。

あれ、今まで晴れたと思ったのに、突然あたりをガスが覆い真っ白に。

何も見え無いじゃん!




天気も怪しくなってきたので、山頂を後にして、さっさと先を急ぎます。

次が本来の目的、八経ヶ岳です。




登山道の脇にはこんなものが。

良くわかりませんが、修験者の道という事ですね。





そして、山頂が見えました。

ケルンの脇に錫杖が見えますね。




はい、思ったより時間もかからず百名山44座目大峰山八経ヶ岳山頂です。

それにしても、なーんにも見えませんねぇ

真っ白・・・

まあ、いつもの事ですけどね。




しばらく待ってみたけど晴れる気配なし。

何も見えないでしょうけど、せっかくなのでもうちょっと先まで行ってみましょう。




ちょこっと下って登り返したら、明星ヶ岳山頂です。

やっぱり、なーんにも見えませんね。

天気も怪しいし、とっとと帰りましょう。




後は来た道を戻るだけ。

行き以上にガスガスで何も見えず。

ただひたすら歩いて降りてきました。

行きに見かけた沢で靴を洗い・・・ ちなみに今回も出張登山ではトレランシューズが活躍しました。

整備された登山道でテント担がないならコレで十分ですね。




さあ、もうすぐゴール。




昨日は暗くてよく分からなかったんですが、林道脇はこんな渓流になっていました。

水は本当にキレイ。





駐車スペースに戻って今回のお山は終了です。




帰りは酷道を延々と。

でも真っ暗じゃなければそれほど苦になりませんでした。




車を伊丹空港で乗り捨てて・・・

帰りは全日空のスターウォーズJETでした。

別になんてことは無いんですが、ちょっと得した気分。





さあ、今回も出張百名山がんばりましたよ。

ちょっとお天気は残念でしたけどね。

まあ、良しとしましょう。

これからも、出張百名山シリーズは続きます。


今回のログです。



  


Posted by そーしん at 22:05Comments(2)大峰山(弥山)