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2023年07月25日

南八ヶ岳 人が歩かないルートはやっぱり難ルートだった

7月14日(土)~7月16日(月)

八ヶ岳のキレット小屋を通るルートをやってみたくてヤマレコの記録を調べていたら、面白いルートの記録を見つけちゃった。
南八ヶ岳のメインの山々を縦走しながら出発場所まで周回してるじゃないですか!
回送せずに周回出来て駐車場も無料!まさに理想の周回ルートなんですが、どうしてマイナーなんだろ・・・ とりあえずやってみることにしました。




7月14日(土)

自宅を19時に出発。駐車場のある舟山十字路には23時に到着しました。3連休中日ということで心配したんですが、さすがマイナールートの駐車場、問題なく駐車できましたよ。さあさあ、一杯飲んで寝ましょうか。
そうそう、車載用にこんなものを買っちゃいましたよ。ゴールゼロのパチモンです。本物は値段が下がったとはいえ以前の価格と比べるとずいぶん高いので買うのに躊躇していたんですよね。アマゾンさんで調べると、本物そっくりなパチモンがたくさん売っていました。しかもどれもけっこう評価が高い。値段は半分近いのに、シェードに三脚まで付いているんですよ。試しに買ってみました。
明るさはそん色ないですね。



しかも、下が磁石になっていて、吊るす場所がなくても車に付けることができましたよ~ 先発の弱点を改良できるという後発の利点をフルに活かした商品ですね。これはかなり使えます。



USB充電で懐中電灯にもなるので、緊急用に車に入れておくのにもってこいです。 ちなみにボクのはRIBUさんというメーカーです。

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7月14日(土)

朝は5時にお目覚め。良く寝たなぁ  さすがに朝には駐車場ほぼ満車ですね。まあ、もともと10台ほどしか停められないんですが。



今回のザックはこんな感じです。ボク的にはかなりなウルトラライト装備になります。今回のルートは途中水場が無い可能性があるので、水3.5L持っているんですよね。それで12kg。けっこう頑張りました。



さあ、行きますか。通行止めのゲートの脇から登山のスタートです。



最初は車も通れるダートでスタートです。この手の道を今までは「ジムニーなら通れる」と表現してきましたが、自分のジムニーでは通りたくないので今後は「人のジムニーなら通れる」と呼ぶことにします(笑)



美濃戸からの分岐に着きました。美濃戸から歩いて来られたご夫婦に聞いたら、駐車場がパンパンでえらいことになっていたとか。さすが3連休。



このルートは御小屋尾根というんですが、名前の由来となっている御小屋山の山頂に到着しました。といってもピーク感は全くなく、眺望も無いので写真だけ撮って通過点します。



登山道脇には夏の花々が。これはたぶんシャクナゲですね。白い花ってなんで白いんだろう?普通は受粉してもらう昆虫とかに目立つように赤や黄色の花をつけるんですよね。白って地味で目立たないイメージだけど・・・ 登山中は暇なので、こんなことを考えながら登っていたりしています(笑)



う~ん、いよいよ急登が始まりましたね。



展望台って書いてあるけど真っ白で何も見えないじゃんか。天気予報、晴れって言ったのに嘘つき!



いよいよ森林限界を超えましたね。本当なら景色が見えるんでしょうけど・・・真っ白



梯子とか出てきたし・・・



ロープも出てきたし・・・ ボクはへそ曲がりだから使わないで登るけど。



なんかハードなルートになってきたな。



ここを下りるの? 危ないなぁ 集中してないとヤバイやつです。



ヤバイルートもやっと終わり。登りが緩やかになったと思ったら視界が開けて山頂に到着しました。それにしても景色も何もないなぁ



久しぶりの阿弥陀岳山頂、自撮りで記念撮影します。
本当なら赤岳、横岳がかっこよく見えるんですけどね。残念。



少し待ったら晴れるかな、と思いながらランチタイムにします。お昼はいつものランチパックです。



いつまでたっても晴れそうにないので、赤岳方面に下ります。
ここの下りは急なんだよな。



さあ、鞍部まで下りてきました。今度は中岳に登り返しますよ。本当なら左右八ヶ岳の絶景を見ながらの稜線歩きなんですけど真っ白ですね。



中岳山頂に到着しました。
あいかわらず何も見えないので自撮りで写真だけ撮って先に進みます。



中岳を下りたところで振り返ると一瞬ガスが晴れて中岳が全容を現しました。このまま晴れてくれないかな。



祈りもむなしく山頂方面は真っ白のまま。
さあ、赤岳に登り返しますよ。この尾根は1か月半前に登ったばかりですが。



核心部の岩場まで登って来ました。文三郎尾根から登ってきた人が合流したので急に人が多くなりましたね。



振り返っても真っ白です。



岩場をガッツリ登ったら、赤岳山頂です。
なんだかすごい人の数だな。ずーっと向こうの展望荘まで人が並んでるし。



山頂に行って分かったんですが、あの人は山頂で写真を撮るための行列でした。こんな行列見たの富士山の剣ヶ峰以来だな。
並ぶのはご免なので、この看板だけ撮ったらとっとと山頂を後にしました。



いや~下山もすごい人だ。延々登って来るので、すれ違いを待っていたらいつまでたっても下れません。多少強引に行かないといつまでも待つことになります。こんな赤岳初めてだな。侮りがたし3連休。



途中の分岐をキレット小屋方面に向かうと。やっと人が少なくなりました。



ここからは上級者向け、要注意な区間の始まりです。



出た!ごっつい梯子です。



続いてごっつい鎖場。



細いトラバース道。



ヤバイ梯子。



そしてザレた岩場。



なかなか強烈な道でしたがやっと鞍部が見えました。



鞍部にはキレット小屋がありました。コロナからずっと休業しているんですよね。何でも8月から営業を開始するとの噂が。



キレット小屋の下にあるテン場にテントを張らせていただきました。



今回張ったのは初投入の、ビッグスカイというガレージブランドのウィスプ1MVというテント?シェルターです。トレッキングポールを使って立てるので重さわずか700gという超軽量幕、ウルトラライト化に貢献しています。
あれ? 張り方がうまくいかないな、だるーんてなっちゃってるし。ちょっと研究の必要ありだな。



さあ、水場はどうでしょうか。一応大目には持ってきたけど水は大事ですからね。
残念、ちょろちょろで汲むのも大変なレベルですね。水もあまり冷たくないのでちょこっとチューハイを冷やしただけで退散しました。



さあ、お待ちかね。いっただきま~す!!思ったより冷えていました。



凍らせて持ってきたソーセージをボイルしていただきます。



どんどん晴れてきましたね。赤岳ビューの絶景のテん場です。



テントに籠ってひと眠りしたところで夕食にしましょう。今日もカレーメシをいただきますよ。ジップロックに入れ替えて持って来ました。



赤岳を見ながらいただきます。



初投入のビッグスカイのウィスプですが、ちゃんとザックも室内に置けるし前室も広くて使いやすいですね。風にはあまり強そうではないので、稜線で張るのはちょっとな感じですが、軽さは魅力です。しこれから使用頻度が増える予感です。





7月16日(月)

朝です。
心配した結露も無く快適に眠れました。



朝食はスキムミルクにグラノーラを入れていただきます。



機能は気が付かなかったけど、テン場から富士山が見えたんですね。



撤収したら、さあ行きましょうか。本日は快晴!権現岳方面に向かいます。



赤岳の稜線から太陽が昇ってきました。



権現岳への稜線歩きです。



さあ、目指す権現岳が見えてきましたよ。



地面には高山植物の女王と呼ばれるコマクサですね。これほどの群生は珍しい!



小ピークのツルネ山頂に到着です。一応記念撮影。



振り返ると昨日から歩いて来た稜線が見えました。左の尾根から阿弥陀岳に登り、小ピークの中岳、右の赤岳に登った後真っすぐ下りてきたんですよね。



そしてこれから歩く稜線です。



旭岳の小ピークを越えて振り返る。険しい道だったなぁ



そしてついに出たー!! このルートで一番有名な長い梯子です。確かにこの長さは過去一だな。



登り終わってパチリ。怖いというより疲れた・・・



斜度が緩くなったと思ったら、ついに権現岳山頂がすぐそこに。



右手には東ギボシの尖がった山頂です。



権現岳方面に歩くと奥に富士山が見えました。それにしても今日は天気最高だな。



さあ、権現岳山頂に到着しました。久しぶりの権現さんで記念撮影。



岩の上が本当の山頂になるので登ってみました。前に来た時は雪山だったから登らなかったんですよね。
裏側には切れ落ちているけど絶景が広がっていました。



権現岳山頂からの360度の絶景は動画でどうぞ



さあ、先に進みましょう。青年小屋方面に下りますよ。



その前にちょっと寄り道。先ほど尖って見えた東ギボシのてっぺんに登ってみました。思った通りの絶景ですね。南アルプス、中央アルプス、北アルプスが大パノラマとなって広がっていました。



下に見えているのが編笠山ですね。手前に見えているポッコリは西ギボシです。



なんかけっこうな岩場だな、前回来た時にこんなところ通ったっけな?よく考えたら雪の時期にしか来たこと無いんですよね。その時は稜線上を歩いたんですね。



編笠に向けてガッツリと下ります。



ガッツリ下って青年小屋に到着しました。



小屋前には広いテン場が。さすが3連休ずいぶん賑わってますね。



青年小屋からは30分ほどで編笠山頂にも行けるんですが、今回は西岳方面に向かいます。樹林帯の中は涼しい風が吹いていました。



ゆるーく登ったら西岳山頂に到着♪



のんびりしようと思ったんですがアブがブンブン飛んでいてとてもゆっくりしていられない。逃げるように山頂を後にします。



ここからは舟山十字路に下るマイナールートです。標識には立場川方面となっていますね。初めて歩くルートです。



普通の登山道で延々と下ったんですが、さすがマイナールート、信玄の隠れ岩のところでトレースを見失ってルートミス。道なき斜面をGPSだけを頼りにこんな藪を漕いでどうにか林道らしき道に出ました。



林道と言っても廃道ですね。実際には車は通れないと思います。でも車道ですからね。これでのんびり歩けばゴールだろうと思っていたんですが・・・



突然林道が無くなったと思ったら、トレースは落ちたらヤバイ斜面のトラバースになっちゃった。
本当にこれがルート?GPSで何度も確認しちゃいました。



もう一度林道に出て今度こそ大丈夫だと安心したところ、こんな感じになっちゃった。でもGPSログによるとこっちの方向に進むらしい。完全に廃道ですね。



さらに廃道は川の中へ。本当にこれ渡るの・・・ しかなさそうですね。



渡渉の後は、またもトレースが見つけられず・・・あっちかこっちか迷った挙句2度目のルートロスト。
ウロウロしてどうにかルートに戻ったと思ったら2度目の渡渉かよ。



どうにかドボンせず2度目の渡渉が終わったらやっと舗装道路に出た。どうやら今度こそちゃんとした道だ。水場の水がやけに美味しかった。



舟山十字路に戻ってゴールです。
今回のルート、南八ヶ岳のオールスターを1泊で縦走周回できるというすばらしいルートにもかかわらずやっている人がほとんどいないというのは、一つは行と帰りの急登がゴツイこと。それよりなにより、この登山道とは呼べないようね道のせいですね。途中に営業小屋が無いので整備してくれる人がいないんでしょうね。整備すれば人気ルートになること間違いないのになぁ


ということで、今回の登山終了です。
このルート、素晴らしいんだけどしばらくはやりたくないな。



今回のログです。





家に帰ったらコレ レモンの炭酸水です。焼酎で割ってもウマいですよ。

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2018年09月24日

真っ白で何も見えなかった八ヶ岳 行者小屋テント泊

9月16日(日)〜9月17日(月)

いつかはジャンダルム。

槍ヶ岳、剱岳と目標を次々とクリアしてしまった今、次なる目標を奥穂高岳の脇に

そびえる岩峰にロックオン。




ふじぶんさんと、9月の3連休にチャレンジ!のはずだったんですけどね。

北アルプス方面は、雨予報。

雨で危険な岩峰にはチャレンジできませんね。

それでもどこか山には登りたいな。

どうにか雨が降らなそうなのは、関東近辺のみ。

関東近辺といっても、たいした山は無いしなぁ

ということで思いついたのが八ヶ岳。

もはや、ホームといってもいいくらい、しょっちゅう登っているやまではありますが、

他に良いアイデアもない、ということでまたまた八ヶ岳に登ってきました。

予報通り、雨は回避できたものの、ガスガスにやられて、真っ白でした〜



9月15日(土)

3連休中は早朝から渋滞が予想されるということで、前日夜に車中泊することに。

20時に出発して23時に美濃戸山荘の駐車場に到着。

もしかして駐車場がいっぱいだったら・・・なんて心配もしましたが、無事に

駐車できました。

一杯(本当は2本)飲んで、おやすみなさ~い






9月16日(日)

朝5時起床。

心配した雨ではなさそうですね、少し青空も見えてるし。

ということで、いそいそと準備を。

さあ、行きますか。




いつもの「八ヶ岳」の看板で記念撮影。

ここを通る時、どうしても素通りできないんですよね(笑)




今回は、南沢ルートで行きます。

雪のない南沢は久しぶりかな。

なんとなく新鮮。




相変わらず、八ヶ岳は苔が美しい。

一面、苔の絨毯です。




勝手知ったる南沢ルートのはずでしたが・・・

沢沿いの踏み跡をたどってルートミス。

正規登山道から外れたところで、岩ゴロゴロで段差ができていた。

大岩に体重をかけて段差を越えようとしたところで、大岩が崩落。

危うく下敷きになりそうなところを、無事難を逃れたか、と思ったけどいつの間にか手を負傷。

幸い骨は折れてないみたいだけど、かなり痛いぞ・・・

テンション、だだ下がりです。




最近の大雨で、土石流が起きたみたいですね。

登山道の様子もずいぶんと変わっていました。




無事?行者小屋に到着しました。

本当なら、行者小屋の向こうに横岳がバーン!と見えるはずなんですが、真っ白ですね。

何も見えません。

気を取り直して、小屋でテン泊代1000円をお支払い。

ちょっと値上がりした?

前はもうちょっと安かったような。




最上段が空いていたので、ちゃっちゃとテントを設営。

テントいっぱいですね。

このテン場がこんなに混んでいるのも初めて見たかも。




大きなザックはテントに置いて、小さなザックに雨具と食料を持って出発です。

予定では、赤岳から横岳の稜線を歩いて、八ヶ岳の大眺望を味わう、はずだったんですが・・・

どこも真っ白。

どっちみち真っ白なら、岩山登りでも楽しみますか、ということで阿弥陀から赤岳縦走に変更。

今年の冬に歩いたルートと同じです。

標識を右に。




阿弥陀方面は登山者も少なく快適。

稜線まで登ってきましたよ。

ちょっとは期待したんですが、やっぱりあたりは真っ白。

阿弥陀岳もシルエットしか見えません。




さあ、まずは阿弥陀岳を登りましょう。

まずはハシゴ。




続いて、2月に雪の壁だった斜面です。

冬ほどじゃありませんが、なかなか手強いですね。




岩岩を楽しみます。




岩岩を登ると、山頂に到着。

本当なら、ここから赤岳から横岳、硫黄岳の大パノラマが楽しめるはずなんですが・・・

やっぱり真っ白ですね。




とっとと次に行きましょう。

ここも、雪のときは怖かったなぁ

一番ビビった場所ですが、夏なら特に問題なし。




それでは中岳に向かいます。




赤くてきれいな植物。




山はもう紅葉が始まっていました。




中岳から下ってきたところで、風を避けながらランチタイムにします。

ボクはいつも通りカップラー。

今日はマルちゃん本気盛「濃厚豚骨魚介」味をいただきます。

一口食べて・・・ これ、うまい!

ダブルスープ系の味を再現したラーメンですが、つけめん以外でここまでレベルが

高いのは初めてかも。

太麺に濃厚なスープがよくからみます。

また食べたいけど、これも特売だったから、もう売ってないんだろうな。




さあ、次は赤岳。

うっすらと山頂らしきものが見えています。




雪の無い赤岳も久しぶり。

雪の状況によっては、このあたりもすいぶんややこしくなるんですが、夏は全く問題なし。




渋滞する岩々を登ったら、山頂に到着しました。

山頂に着くころには少しは眺めも・・・ との期待も木っ端みじん。

全く何も見えませんねぇ




混雑している山頂はとっとと後にして下ります。

下りもちょっとした渋滞に。

とにかく赤岳は人が多かった!




お地蔵さんまで下ってきました。

ここから見る赤岳の雄姿、好きなんだけど何も見えません。




後は地蔵尾根を下るだけ。




地蔵尾根から見る横岳も迫力があって好きなんだけどな。

こっちも真っ白で何も見えません。




景色の無い中、黙々と下って、行者小屋まで戻ってきました。

小屋でチューハイを買って・・・




テントに戻って、かんぱ~い!

うめ~




こうなったら、勢いは止められません。

お次は焼酎の水割り。




豚のカシラを焼き焼きしておつまみに。




そして仕上げは、ジンギスカン。

やっぱり肉はうめーな。




ほどよく酔っぱらったところでテントに潜り込み・・・

テント内の様子を撮影。

汗で湿った手拭いやバンダナはテントに、こんな細引きで内で干しておきます。

テント内の明かりは、モンベル クラッシャブルランタンシェードで全体を照らして

快適に。




かなり早い時間ですが、朝も早かったのでおやすみなさい。






9月17日(月)

早寝したので早起きです。

朝からがっつりヤキソバをいただきます。




ソースの焦げた匂いが食欲をそそります。




お腹が一杯になったところで、のんびりと撤収して帰ります。

最後まで横岳・赤岳は見えなかった・・・




下りはのんびりと。




やっぱり、苔の絨毯は美しい。

本庁は、光が差すともっとキレイなんだけどな。




美濃戸山荘まで戻ってきてゴール。

なんか、薄日が差してきたな・・・



と思ったら帰りの中央高速から八ヶ岳がくっきりと見えた。

いつの間にか快晴になってるし。

どうも最近山は天気に恵まれないなぁ

人のインスタやブログを見ていると、快晴の写真ばっかりなのに。

もしかして・・・オレって雨男?



今回のログです。

  


2018年03月14日

こりゃ雪の壁だ! 阿弥陀岳・赤岳縦走 行者小屋テント泊

3月10日(土)~3月12日(月)

今週は、「日月お山倶楽部」。

土曜日にお休みが取れなくなった、ふじぶんさんに合わせて月曜日を休んでの山行です。

向かったのは、一月に続いての八ヶ岳。

また八ヶ岳、好きだね~ とのご意見もありそうですが、ただ単に前回ふじぶんさんがストックを

赤岳山荘の駐車場に忘れてきたので、それを取りに行くというミッション。

せっかくなので今回は、赤岳、横岳より難易度が高いといわれる雪の阿弥陀岳にチャレンジです。

はたして、どうなりましたでしょうか・・・






3月10日(土)

いつものように、土曜日の21時30分にわが家を出発。

雪も無く順調に美濃戸口まで走りましたが、美濃戸口からの道路は一部凍結。

雪の無い部分もかなりの悪路となっていてかなり苦戦しましたが、深夜1時に無事赤岳山荘の

駐車場に到着しました。

ふじぶんさん、運転有難うございました。


いつものように、一杯飲んでシュラフにくるまっておやすみなさ~い






3月11日(日)

朝は5時30分に目覚ましをセット。

冬の朝はなかなか起きられませんね。

シュラフの中でぐずぐずし、もそもそと起き出して準備、6時30分に出発です。

今回もザックの重さは20kg。

冬はピッケルにアイゼン、着るものやシュラフも重くなるから仕方ないですね。

ふじぶんさんは、なんと25kgだって!

相変わらずのヘビーっぷりですね。

食料と飲み物に妥協しないのは男前です(笑)


いつもの看板前で記念撮影。




今回は、久しぶりに南沢ルートから行きます。

ここのところ暖かかったので、雪が無いのではと心配していましたが、直前に降ったみたいですね。

まだ新しい雪が積もっていました。




しばらく林間の登りが続いた後、開けた場所に出たと思ったら前方に横岳が。

この瞬間がたまりませんね。

気分が、ぐっと盛り上がります。





ここからは、林間のお散歩コース。

太陽が出てきましたね。

今日は晴れの予報、絶景に期待しましょう♪




横岳さん、やっぱりかっこいいなぁ

前回はあの稜線を歩いたんだよな、としばらく感慨に浸ります。

八ヶ岳はアプローチが近い割りに、いあろんな難度の登山ができる本当に楽しい山です。




出発から2時間ほどで、行者小屋に到着しました。

本日は久しぶりにコチラのテン場にテントを張ります。

ここは眺めが良くって好きなテン場ですねんですよね。




これが小屋も前に広がるテン場です。

日曜日の朝とあって、テント多数。

どこでも張り放題に見えますが、平らな場所はほとんど使われていて、これでもほぼ一杯状態。




どうにか、2張り張れそうなほぼ平らなスペースを見つけました。

とはいえ、少し斜めなので、盛り上がった部分をピッケルで削って整地します。

ボクは少々デコボコでも斜めでも眠れる人なんですが、ふじぶんさんは苦手らしく

丁寧に整地していました。




日当たり良好な一等地に設営完了。

でも、写真で見ても分かるように、正面方向からかなり強い風が吹いています。

大丈夫かな?




テント設営してから昼食を食べて出発・・・と思ったんですが、どうも天気は下降気味の様子。

ということで、急きょ行動食を持ってアタック開始することに。

コチラが中岳方面と文三郎尾根方面への分岐です。

本日は、この分岐を右に折れ、中岳沢を登る予定。

中岳沢は過去に雪崩で大きな被害を出しているので注意が必要なルートです。

現場まで行ってみて、雪の状態次第で登るかどうか判断することに。

ヤバそうならUターンしてここまで戻って文三郎から登ります。




赤岳を見ると猛烈な風が吹いているみたいですね。

雪煙が舞い上がっています。

もしかして、今日も強風にやられるのか・・・

この時期強風は覚悟だけど、人が飛ばされるような突風は勘弁してもらいたいものです。




前方から下りてきた人に話を聞くと、中岳沢の雪はけっこう締まっているみたい。

確かに、かなり気温が下がった関係で、足元の雪もかなり堅く締まっています。

それでは、気をつけながら中岳沢を登ることにしましょう。

ちなみに、不思議と阿弥陀岳方面は風も無いとの事。

これはラッキーですね。




雪崩のリスクを少しでも回避するため、沢の脇を大きく迂回します。

突き当たりから左側に沢沿いを登るのがこのルートの核心部です。




こちらが核心部の直登ルート。

ただひたすら急な坂を真っ直ぐに登ります。




振り返ると、登ってきたルートの向こうに横岳の絶景。





この辺りが最も危険な場所でしょうかね。

上のほうから崩れた雪がコロコロと。

急いで通り過ぎましょう(汗)




きっつい登りを登りきって、やっと稜線上に出ました。

向こうに見えるのは権現岳でしょうか。

何やら下から雲が出始めてますね。




左を見ると、中岳。その向こうに赤岳が見えます。

赤岳は後で登るとして、まずは右方向にある阿弥陀岳にチャレンジします。




ここが阿弥陀岳の取り付き点。

阿弥陀岳、夏は登ったことがあるんですが、雪の時期は初めてなんですよね。

阿弥陀といえば急峻な岩山・・・のイメージですが、冬は雪の壁。

こいつを登るのか・・・まいったなぁ




意を決してさあ、行きますか。

キックステップで雪を蹴りこんで足場を作り、ピッケルで三点確保しながら慎重に登ります。




降りてくる方がいますね。

うわ!

降りてくる方は、後ろ向きで足場を作りながら、ピックを刺して三点確保で降りています。

下りはもっと怖そう・・・

今から思いやられるな。




しばらく登って振り返るとこんな感じ。

壁にへばり付く、ふじぶんさんと中岳に続く稜線。

いや~すごい景色だな。

それにしても、こんな壁、滑落したらまず助からないでしょうね。

気をつけましょう。





雪壁を登り終えると、岩や氷の難所が。

さすがに写真を撮るような余裕はありませんでした。

一息ついて、最後の登りを登り終えると・・・




はい、山頂に到着です。

久しぶりに達成感のある、がっつりした山登りでした。

前方に見えるのは諏訪湖ですね。

ボクの実家も小さく見えているはず。




小さくなっちゃった山頂の標識と記念撮影。




さあ、登ったら降りなくちゃいけませんね。

気が重いなぁ

ここを降りたら、正面に見える中岳の稜線を歩いて赤岳を目指します。




やばい!

やっぱり下りのほうがはるかに恐ろしい・・・

とても前を向いて降りられませんね。




雪面を蹴りこんでステップを作りながら慎重に下ります。

ピックを刺して三点確保。

一歩一歩慎重に。

またこの雪が堅くて地味に疲れます。




ふー、どうにか無事下まで降りてきました。

あれ?

下山中に気になっていたんだけど、なんか天気悪くなってない。

突然風も吹き始めたし・・・

なんか気分も萎えちゃったな。

赤岳行くのやめて、中岳沢を下ってそのまま宴会しちゃう?

なんて魅力的な提案もありましたが、とりあえず中岳を越えて文三郎尾根まで行ってから

考えましょうということに。




両側が切れ落ちた尾根を中岳山頂に向かって歩きます。




本当に両側切れ落ちてますね。

いわゆるナイフリッジってやつでしょうか。

間違って、右側に落ちたら止らないですね。

落ちるなら左(笑)




切れ切れの稜線をしばらく登って、中岳山頂に到着しました。

中岳って、赤岳と阿弥陀岳に挟まれて、オマケみたいに思われているけど、実はけっこうな

お山なんですよね。




中岳山頂から望む阿弥陀岳。

歩いてきた稜線と、先ほどまで苦戦した雪の壁が見えます。

絶景、絶景




中岳を降りてきたら、少し天気も回復してきたみたい。

ちょっとテンションが上がってきました。




しばらく登って文三郎尾根に到着です。

ここを左に行けばテン場とビールが待っている・・・

でも、さすがにここまで来て、下りちゃうって選択肢はありませんね。

予定通り、赤岳を目指しましょう!




2年前に大苦戦した雪の赤岳。

その時の様子はコチラ

今回、雪の具合はどうでしょうね。

思ったより雪は少なくて、しっかり鎖が出ています。

これだけ出ていれば、難しいところはありませんね。

ほっと一安心。

同じ山でもコンディションで難易度は大きくは大きく変わります。




山頂付近は雪が無くて岩場。

風で飛ばされちゃうんでしょうね。

岩場にアイゼンは歩きにくいけど、滑落の心配が無いので気持ちは楽です。




無事、山頂に到着!

久しぶりの赤岳山頂です。

山頂の標識もすっかり海老の尻尾に覆われて読めませんが・・・




もう一つあった標識の前で自撮り。




快晴とはいえませんが、なかなかの眺望。




赤岳さん、やっぱり達成感ありますね。




風も強いので、山頂にも長居は出来ません。

さあ、下りましょうか。

下り始めると更に風が強まり、時折耐風姿勢でやり過ごさなくちゃならないほどに。

でも、前回の那須岳、横岳で、ものすごい風を経験しているので、この程度ならそよ風ですね。

人間、強くなるものです。




左側は切れ落ちているので近付かないように・・・

といっても右も滑落注意なんですが。




ん?

前方にヘリコプター。

ホバリングして何かを探しているみたいですね。

後から小耳に挟んだんですが、この日横岳で滑落した人がいたようです。

油断でしょうかね。

気をつけましょう。




赤岳展望荘まで降りてきました。

前方に広がる横岳の雄大な眺望を楽しみながらの下り。





振り返ると後方には赤岳。

やっぱりこの山好きだなぁ

ボクの好きな山、1位か2位だな。

ちなみにもう一つの1位候補は北岳。

北岳もまた行きたいな。




無事、地蔵尾根まで降りてきました。

1月はここから横岳硫黄岳と縦走したんですよね。

あの時は本当に風がひどかったけど、本日はたいしたことありません。




地蔵尾根を下る前に、もう一度赤岳の勇姿を目に焼き付けます。




さあ、下りましょうか。




山での事故の多くは下りで起きるんですよね。

しかも、難しいところじゃなく、何でこんなところで?っていうことが多いそうです。

最後まで慎重に。





無事、行者小屋まで降りてきました。

いや~ 今回は達成感ありましたね。

よく歩きました。

ちなみに、右前方に見えるのが阿弥陀岳、正面に見えるのが中岳です。





さすがに日曜の夕方です。

あれだけたくさんあったテント場のテントも、3張りだけになっていました。

それにしても横岳かっこいいな。




テントにもぐりこんだら、早速お待ちかねのビール、ビール。

いつもの通り、お互いテントの中でかんぱーい!




今回も定番のキムチ鍋をいただきますよ。

辛くて暖まってこれが一番。

ちなみに、ガス缶のまわりを覆っているのは、百均のレンジフードで作ったウィンドプロテクター。

小さく折りたためる上に、重さはほとんどないというのがミソ。。

市販のウィンドプロテクターも持っているんですが、重くて山に持ってくる気にならないんですよね。

その点、これは優秀です。

しかも、バーナーの熱からテントを守るという一石二鳥。

たぶん、これやっている人たくさんいるのかもしれないけど、発想はオリジナル。

オススメです。




テント内はマイナス5度。

明るいうちからこの気温ですか。

夜はどこまで下がるやら。




しばらく宴をしたところで、各自テントにこもってそれぞれでやります。

朝も早かったし、くたびれたので、いつものように早寝。

おやすみなさ~い






3月12日(月)

テント場の朝です。

本日も快晴。

あれだけ吹いていた風も夜中にはおさまり、風に悩まされることもありませんでした。




テントの中に入れておいた鍋の残りもカチカチに凍っています。

そいつを溶かして、ご飯と玉子を入れて朝飯に。

今回、玉子は保冷袋に入れていたんですが、やっぱり半熟ならぬ半氷玉子になっていました(汗)




のんびりと撤収したら、さあ帰りますか。




のんびりと歩いて2時弱で駐車場に到着。

お疲れ様でした~

さすが月曜日、駐車場もがらがらになっていました。



いや~ 今回は風にやられることは無かったんですが、阿弥陀岳の雪壁にしびれましたね。

あれは怖い・・・でも楽しい。

もう世間はすっかり春の気配ですね。

今シーズン、あと何回雪山に行けるのかな。



今回のログです。

  


2014年10月14日

弾丸日帰り八ヶ岳!(赤岳・中岳・阿弥陀岳)

先日一緒に北岳を登ったT田くんから、土曜日日帰りで八ヶ岳(赤岳)どうですか?のお誘いが。

赤岳日帰り?赤岳っていえば八ヶ岳の最高峰だよね・・・日帰りは無理なんじゃないの?

いやいや10時間くらい歩けば大丈夫ですとのこと。

10時間??

大丈夫かな?

この前の北岳はかなりバテバテだったからなぁ

でもあの時は16kgの荷物背負っていたしな。

まあどうにかなるか!

ということで3連休初日、弾丸日帰りで八ヶ岳の主峰にチャレンジしてきました。



10月11日(土)

今回もT田くんの仕事終了を待って、0時30分に高円寺駅に集合。

この時間なら高速もガラガラ・・・

のはずが、ナント工事渋滞ガーン

なにもこんな日に工事しなくても・・・


諏訪南IC経由で午前3時30分に美濃戸口に到着。

この先にある山小屋の駐車場がいっぱいだと、ここに車を止めて登山口まで1時間ほど車道を

歩かなくてはいけません。

どうでしょう?

どうやら行けるようです。

ラッキーチョキ

でもこの道、普通車には厳しいでこぼこだらけの悪路です。

バスはもちろんタクシーも通らないとか。

わが家のボルボ君だと、ゆっくりゆっくり走らないと下をこすっちゃいます。

時間をたっぷりかけて、どうにか午前4時に美濃戸山荘の駐車場に到着。

駐車場はほぼいっぱいだったのでぎりぎりセーフという感じでしたニコニコ


5時に起きて準備をする予定なので、ほとんど眠れませんね。

まあお山登りはこんなもんでしょう。


ちょっと横になってうとうとしたと思ったらもう5時です。

準備をして、5時40分日の出前に登山開始。

向こうに見えるのが、たぶん阿弥陀岳ですかね。

今日は、あの先にある赤岳を目指します。



駐車場からしばらく歩くと登山口が。

こんな画像、いろんな方のブログでよく見ます(笑)

やっぱりお約束の記念撮影。



ここからの登りは、北沢ルートと南沢ルートがあります。

山小屋のおばちゃんの話では、足場は北沢ルートの方が良いみたいですが、

今回はコースタイムの短い南沢ルートで行く事にしました。

沢沿いのゆるやかな道を歩きます。



ところどころ紅葉も。



沢沿いをしばらく登って開けた場所に出たと思ったら、前方に山が見えました。

横岳かな?

いよいよテンションが上がります。



ここからは針葉樹林と苔のじゅうたん。

この森の苔はとにかくキレイ。一見の価値ありです。



約2時間ほど歩いたところで、行者小屋に到着しました。

ここまではゆるい上り坂でハイキング気分で歩いてこれました。



ここで朝食タイム。

前夜スーパーで買ったパンです。

揚げパンでハイカロリーなのがお山にはいいですね。



目指す赤岳方面から朝日が昇ってきました。

天気はよさそうですね。



ここから赤岳山頂へは、地蔵尾根ルートと文三郎道ルートがあります。

今回はちょっと厳しめの地蔵尾根ルートを選択。

いきなりの梯子場が続きます。

でも、地面はよく整備されていて歩きやすいですね。



途中でひと休憩。

横岳方面の稜線がきれいに見えました。



けっこうな急登なので、一気に高度が上がります。

さきほど昼食を食べた行者小屋がもうあんなに小さくなっちゃいました。




梯子場やクサリ場がこれでもかと続きますが、それほど危険な感じはしません。



横岳方面に朝日が当たってきれいです。

けっこうデコボコしていて歩き甲斐がありそうですね。

いつか行ってみたいな。



しばらくすると稜線に出ました。

お地蔵さんが立っている、地蔵の頭という場所。



ここからは稜線上を赤岳山頂まで歩きます。

山頂がくっきり見えてきましたね。



赤岳展望荘はそのまま通過。

こんなところに泊まったら気持ちがいいんだろうな。



最後はけっこうな長さのクサリ場を通過すると



見晴らしのいい場所に。



向こうに見えるのは北アルプスですね。



阿弥陀岳の奥に見えるのは御嶽山でしょうか。

噴煙のようなものが見えます。

世の中いつどんな災害が起こるかわかりませんね。

お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。



眺めを楽しんでいるうちに、あっという間に赤岳山頂に到着しました。

赤岳は山頂にも小屋があるんですね。



お決まりの記念撮影。



記念撮影も終わったしこれからどうしよう?

この時間から下っちゃうのはもったいないよね。

コースタイムを調べると、どうやらあちらに見える阿弥陀岳がお手頃みたい。

そんじゃ、軽く阿弥陀岳でもやっつけますか。

よく見ると、間にちょこっとしたお山中岳も見えますね。



さて、来たのとは反対側へ下山開始です。

こちら側の斜面も結構急ですね。



ちょっとひと休憩。

景色を楽しみます。



だいぶ高度を下げてきました。

ちょっとした通過点だと思っていた中岳ですが、もしかしてちゃんとしたお山?



鞍部まで降りて見上げる中岳・・・ なんと立派なお山でした(汗)




中岳に登りながら振り返ると赤岳の勇姿が。

こちらから見るとだいぶ印象が違いますね。



中岳山頂に到着しました。

360度の絶景です。



あまりこっちに歩いてくる人はいないんでしょうか。

人の少ない山頂でお昼ごはん。

またまたパンです。

味は朝と違いますよ~

T田君はカップラーメン。

ちょっともらったけど寒い季節はカップラーメンがうまい!

ボクもカップラーメンにすればよかったなぁ



のんびりランチタイムを楽しんだ後中岳を下ったら、もうひとつのおまけ阿弥陀岳に登ります。

あれ?おまけとか言ってたけど、けっこうすごい山だぞ汗


岩だらけの急登。クサリ場が続きます。



こんなところも登るの?



おまけなんて言ってすみませんでした汗




何はともあれ無事山頂に到着。



富士山も見えました。

富士山って見えるとなんだかテンションが上がりますよね。



反対方向には、わが実家のある諏訪湖が見えました。

ちょうど実家がある辺りも見えますね。



今回は弾丸日帰りなので顔は出せませんが、せっかくだから電話をしてみましょう。

と携帯から電話しましたがルスだし・・・

ということで、自宅に電話。

ママには無事を報告しました。

携帯って便利だね。



先ほどの中岳山頂が小さく見えました。



登ってきたということは下らないといけませんね。

来た道を引き返しますが、登りも下りも結構ハードな道です。


阿弥陀岳、おまけとあなどってはいけません。

たしかにコースタイムは短いんですがハードなお山でした。



さあそろそろ行者小屋に向けて下りましょうか。

のんびりとした下りですね。



と思っていたら途中からやけに道が険しくなり・・・



とうとう道がほとんどなくなっちゃいました。

どうやら道を間違ったみたいです。

こういう時は無理に下っちゃいけませんね。

登りなおしたところでてちゃんとした道に出ました。

道に迷ったら元に戻る・・・ 鉄則ですね。

勉強になりました。



そこからは道にも迷わず文三郎道との分岐に到着。



行者小屋まで戻ってきました。

さっきまで登っていた赤岳山頂があんなに小さくなっちゃいましたね。

ここで八ヶ岳の景色とはお別れ。



あとは来たのと同じ南沢コースをハイキング。

苔がやっぱり美しいのでパチリ。



気持ちの良い山歩きでした。



駐車場に着いて、美濃戸山荘で赤岳と阿弥陀岳のバッジをゲット。



ちょうど15時40分なので、全行程10時間のお山登り終了です。

日帰りの赤岳、かなりきついかと思いましたが、荷物が軽いだけに思ったより楽ちん。

最初がテント担いで北岳だったので、普通のお山は楽に感じるのかもしれませんね。

八ヶ岳もいいけど、やっぱりアルプスがいいかなぁ

次はいきなり槍とか行っちゃったりして(笑)