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2022年05月18日

GW和歌山遠征 後編 日本一の清流! 赤木川・大塔川をパックラフトで下る

5月01日(月)~5月05日(木)

川仲間とゴールデンウィークに和歌山遠征に行ったレポの後編です。見たこともない極上の川下りですよ〜

宙に浮いているかと思うほど透明な水でした。

※前編はコチラから



5月03日(火)

5月2日に瀞峡からスタートして北山川を下り、途中の河原で1泊して九重郵便局前の河原まで下ってゴール。



予め予約してあったタクシーで上流に止めてあった車を回収してふなっしーが戻って来ました。
さあ、やっと買い物ができますね。地元で唯一のスーパーがあるというので行ってみると・・・コンビニより小さなお店でした。夕食を買える感じじゃないのでお昼だけ買って、本日の泊まる幕営地に向かいます。GWなのでさすがに混むでしょうから、早めに行ってテントだけ張っちゃいましょう。



30分ほどで本日の幕営地に到着。田辺川湯キャンプ場、大塔川のほとりにある絶好のロケーションにある格安キャンプ場です。、ゴールデンウィークとあって、さすがにキャンプ場は混んでいましたが、早めとあってどうにか川沿いの一等地にテントを張ることができました。



さあさあ、Aコープで買ったサンマ寿司をいただきます。サンマ寿司というのはこの辺りの名物で、いわゆる押し寿司です。サンマの脂が乗ってて美味かった。



サイトの前を流れるのが清流で名高い大塔川です。恐ろしくキレイですね。この川も、明日上流を下る予定なので楽しみ♪



本日はこれまた清流として名高い赤木川を下ります。和歌山は本当にキレイな川が多いんですよ。
キャンプ場から車で30分ほど移動して、小和瀬橋のたもとの出艇場所に到着。




河原に降りてさあ準備を・・・ あー!!やっちゃった。パックラフトはポンプの代わりに袋状になったポンプサックというので膨らますんですが、テントに置いてきちゃった。しかも、まさかの つっちーくんも全く同じミス。ふなっしーのは口が合わないし・・・ 仕方ないので息で膨らますことにします。



15分くらいかかってどうにか膨らませることができました。う~ん目が回る。
まあこれでどうにか出艇できますね。今回はふなっしーもパックラフトなので3人ともパックラフトです。さあ行きましょう。さすが清流というだけあって、本当に水がキレイです。



これほどキレイな川は見たことないな。ボク史上最高の川でしょう。



深いところでも川底がしっかり見えます。恐ろしいほどの透明度。



これは笑いが止まりません。



川がこんな色してるなんて!



この辺りなんて水深5mはあるんですよ。底までクッキリ見えます。



あれ?なんかザーザー聞こえてきましたね。どうやら瀬があるようです。初めての川なので河原に上がって様子を見ます。どうやら大丈夫そうですね。



ときどき瀬もありますが、瀞場も多い。どこも透明なので、パックラフトも宙に浮いているみたい。




こんなキレイな川、もったいないのであんまり漕がずに時間をかけてのんびりと下ります。



水はどこまでも透明です。



またザーザーと音がしますね。上陸してスカウティング。岩に流れがぶつかっていますがここも大丈夫でしょう。



みんな、何なくクリア。この川、人口の建造物をほとんど見ることなく下れるのがいいですね。



2時間ほど下ったところでゴールの橋が見えてきました。


橋の手前でゴール。緊張するような瀬もなく、極上の川下りを楽しみました。昨日の北山川といい今日の赤木川といい、和歌山の川はすばらいいな。。


これが赤木川のログです。



河原に上陸したら、回送担当のふなっしーが出艇場所まで徒歩で向かい車を回収。その間に二人はふなっしーのパックラフトも乾かして待ちました。



出艇場所から戻ってきたふなっしーと合流して、キャンプ場に戻る前に夕食の買い物をした後、川湯温泉に入っていくことに。川湯温泉は河原を掘ると温泉が出ることで有名な温泉です。今日も掘っている人がいますね。今日は時間が無いので、温泉だけ入って明日掘って遊ぶとしましょう。



今日のところは公衆浴場に入ります。入浴料は250円と格安でした。



風呂から出たらキャンプ場で乾杯です。北山川に赤木川、いや~いい1日だった。



さあ、焚き火でもしましょうか。さすがに普通のキャンプ場に薪は落ちていないので買ってきました。バトニングで焚き付けを作ります。



河原とはいえキャンプ場で直火はできませんね。ふなっしーのソロストーブを使って焚き火します。



こっちのスーパーもコンビニよりしょぼかった・・・本当は肉とか食べたかったんですがほぼ無し。小さなパックはめちゃめちゃ高いし。かろうじて買えた餃子をいただきます。



フライパンで焼き焼き。



ちょっと焦げちゃった(笑)



地酒が無かったので愛知のお酒を買ってきましたよ。日本酒旨いなぁ



仕上げはウイスキー。



眠くなったらおやすみなさい。






5月04日(水)

いよいよ最終日になっちゃった。相変わらず5時過ぎに起床。テントだと本当に良く眠れるんだよな。
本日はこの川の上流を下りますよ。ゴールはなんとテントの前。朝は撤収が無いので楽ですね。



まずはウマーメシで腹ごしらえ。



昨夜の残りの餃子をインしていただきました。



キャンプ場にはデイキャンプ代を支払って、テントはそのままに出発です。上流に向かうこと20分でスタート地点に到着しました。



河原に降りて準備完了。今度はポンプサック忘れませんでしたよ。川の水は、昨日の赤木川よりさらに透明な感じ。上には上があるんですね。自分史上最高の川は赤木川だと思ったけど、早速史上最高が更新されそうです。



さあ、行きましょうか。



スタート直後に大きな瀬の音がしてきましたよ。やばそうなので脇の砂地に上陸。



スカウティングします。
う~ん、これはマズいですね。最初の白波はなんとかクリアできそうですが、その後の大きな落ち込みはかなりの確率で沈しそう。水はまだまだ冷たいので、泳ぎたくないですね。



ということで、チキンなおじさん達は瀬の脇をパックラフトを担いでエスケープ。数年前なら突っ込んだところでしょうけど、もういい歳ですからね(笑)



水は恐ろしいくらいにキレイです。やっぱり赤木川以上。こんな川が日本にあったんだ。



深いところは神秘的なブルー。水深はあっても底まではっきり見えます。



石が白っぽいのも水がキレイに見える要因でしょうか。



あれ?またザーザー音がしますね。う~ん、ビミョーな瀬です。素直でまっすぐな瀬なので、どうにかなりそうな気がするけど、ドキドキしたくないからまたエスケープしちゃおうかな。と思ったんですが、つっちーくんがやるというので仕方なくやることに。




動画はコチラで。



なかなかの迫力ですが・・・



ふなっしーも沈せず。全員無事下ることができました。



こんな景色が延々と続きます。



信じられない川、日本一の清流といってもいいんじゃないかなと。



買ったばかりの浄水器で川から直接水を飲むつっちーくん。浄水しなくても飲めるな。きっと。



手頃な河原に上陸して・・・



ランチタイムにします。本日はチキンラーメン。やっぱり美味し。



昼食後はまたまた極上のダウンリバー。



あまり漕がなくても流れがあるのでのんびりと下ります。動画でもどうぞ。



吊り橋の下をくぐったり・・・



滝を眺めたり・・・



沈下橋もありました。



写真を撮りながらのんびりと・・・



人生最良の川下り、といっていいでしょう。



ゴールが近づいて来ましたね。昨日入った川湯温泉です。こどもの日が近いとあって鯉のぼりが泳いでいます。



川湯温泉は河原に無料の露天風呂があるんですよね。上陸してちょっと温まって行きましょう。



おー極楽!極楽!



川湯温泉は河原を掘るとどこでも温泉が湧くんです。みんな自前の露天風呂を掘っているのでボクらも掘ろうかとと思ったんですが、何時間もかかるらしいので、人が掘った露天風呂をお借りします。不思議なことに熱いお湯が滲み出してくるんですよね、川の水を入れて温度調整をします。




露天風呂に入ったら再度川下り。さあ、ボクらのテントが見えましたね。ゴールです。



大塔川のログです。



ここは距離が長いので自転車回送です。ここも元体育会ラグビー部のふなっしーの出番ですね。よろしくー!



さすが ふなっしー、あっという間に車を回収して戻って来ました。名残惜しいけどテントを撤収して帰りますか。



帰りは温泉マニアのつっちーくんにお付き合いして、下北山温泉で入浴。



さっぱりして帰りました。


渋滞を避けるためにあえてゆっくりしたんですが、さすが行動制限のないGW、夜中なのにまずまず混雑していて、自宅には3時過ぎに到着。お疲れさまでした~ 
北山川の川旅に始まり、赤木川、大塔川、どれも人生最高と言っていいダウンリバーでした。和歌山ってすごいポテンシャルを持っていますね。まだ下っていない川もたくさんあるし、今回行けなかったメンバーもいるので、また行くとしましょう。来年は行けるかな。



  


Posted by そーしん at 21:10Comments(12)北山川赤木川大塔川