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2019年12月28日

出張ついでに百名山 阿蘇山 祖母山

12月18日(水)~12月21日(土)

出張ついでに百名山・・・いったい何回目だろう?

今回も九州・中国出張のついでに、熊本 阿蘇山、大分 祖母山に登ってきました。

これで南九州の3座(霧島山・開聞岳・宮之浦岳)を除いて西日本の百名山はすべて制覇です。

残る南九州の3座は定年後かな。







12月18日(水)

水曜日は福岡で会議。

ランチは食べログで調べて評価の高かった天神のShin Shin さん。

本場の博多ラーメンはちょっとっていう人にも食べられるマイルドな味。

個人的には好きな味でした。




夜は居酒屋で。

知らなかったけど、福岡はゴマサバも名物なんだそうです。

刺身に燻製、色んなゴマサバを堪能。




九州といえば豚の角煮も名物ですよね。

箸でも切れるホロホロさ。

適度な油で食欲進んじゃいます。




とどめはサバの味噌煮。

これ、好きなんですよね。



相変わらず博多の夜は安くて美味かった。






12月19日(木)

木曜日は岡山に移動。

岡山はこんな路面電車も走っているんですよ。

子供らが小さかったら喜んだろうな。




ランチは前回と同じ駅前のビルの地下にあるセルフうどんのお店。

美味かったので今回も再訪です。

岡山って、うどん県香川と海を挟んでお向かいなんですよね。

うどんが美味いのもうなずけます。

まずは、かけうどんを注文して、好きな揚げ物を自分で取ってお会計。

会計が終わったら、自分でつゆやショウガをかけていただきます。

天かすが無料なのもいいですね。

つゆは出汁が効いていて美味い!

これで430円!




夜は居酒屋で鍋。

塩味ベースで、豚肉に白身魚。

牡蠣が美味かった。

地元民に言わせると、牡蠣は広島より岡山が美味いんだとか。

何か理由を言ってたけど忘れちゃった((笑)

理屈抜きに、やっぱり牡蠣鍋はうまいな。







12月20日(金)

金曜日は岡山から九州に逆戻り。

熊本駅に到着しました。




熊本駅でレンタカーを借りて、一路阿蘇山を目指します。

途中、阿蘇山の全景が見えるポイントで1枚。

阿蘇って雄大ですね。




熊本駅から1時間30分ほどで、阿蘇山中腹にある仙酔狭登山口の駐車場に到着。

正面に見える噴火口から噴煙が上がっているのが見えますね。

阿蘇山は警戒レベル2で、噴火口から半径1kmは立ち梨禁止になっているため、ロープウェイも運行しておらず駐車場はガラガラです。




万が一の噴石落下に備えて、屋根の下に車を駐車しました。




駐車場脇には退避壕もありました。

使われないことを願いましょう。




今回登る阿蘇山最高峰の高岳は、噴火口から1km以上離れているので立ち入り禁止にはなっていません。




ただし、火山ガスにも注意が必要です。




さあ、行きましょうか。




あれ?

ロープウェイと平行に登っちゃってる。

これは噴火口方面に向かう登山道ですね。

いかんいかん、立ち梨禁止区域に向かうやつです。




いったん戻って、こっちが正解。

尾根道を登るルートです。




本来は、尾根から登るルートも大岩の落下危険性があるため通行不可です。

ただヤマレコなんか見ると、登っちゃっている人もいて、それほど危険ではなさそうなので行っちゃいます。

当然、何が起こっても自己責任ですよ。




う〜ん、登山者が少ないだけあって踏み跡が明瞭じゃなくって道をロスト。

ススキ原のやぶ漕ぎです。

やぶ漕ぎはいいんですが、火山灰が舞い上がって全身真っ白に。

まいったまいった。




やっとススキ原を抜けました。

あーすっきり、と思ったらOH絶景じゃないですか!




振り返るとこれまた絶景。




比較的新しい踏み跡が。

先行者がいるのかな?




さあ、中間点に到着しました。

もう?

いやいや、まだって感じですね。




登山道はこんな感じです。

石がごろごろしていて、歩きにくい。

地味に体力を消耗します。




でも、左右は絶景が。

いいですね。




標高が上がるにしたがって、寒くなってきました。

冬ですからね。

氷柱もできています。




噴火口もだいぶ近くなりました。

下山するまで怒らないでよ!




わずかな植物にもエビの尻尾が。

この辺は常に強風が吹いているんでしょうね。

冷たい風が吹きつけます。




稜線まで出ました。

いよいよ風が強くなってきました。

あまりゆっくりしてられませんね。




噴火口より高い位置まで来ました。

モクモクと元気よく煙を上げているのが見えます。




前方に見えるのが最高峰高岳ですね。

がんばりましょう。




あと少し。




はい、高岳山頂に到着しました。

出張百名山は、曇ることが多いけど今回は見事な晴れ!

それにしても噴火口も近いと迫力あるな。




一応、自撮りで記念撮影。




風も強いし戻りましょうか。

こんな稜線を歩いて戻ります。




下山は登ってきたこの尾根上を下ります。




とっとと下って、駐車場に戻ってきました。




さあ、祖母山の登山口まで車で移動します。

前方に明日登る祖母山が見えてきました。




阿蘇山の駐車場から1時間半ほど走って祖母山の1合目駐車場に到着です。

祖母山にはいくつかの登山ルートがあるんですが、こちらの神原からのルートは深田久弥先生も登られたという由緒あるルート。

明日が楽しみだ。

一杯飲んで、おやすみなさ~い






12月21日(土)

朝5時起床。

まだ真っ暗ですね。

帰りの飛行機があるので、6時前に出発します。

この時期、6時でもこんなに暗かったっけ?

それもそのはず明日が冬至、1年で一番日が短い日ですもんね。

しかも九州だからさらに日の出が遅いんだ。




真っ暗な道を歩いて五合目避難小屋に到着。

真っ暗な上に独りぼっち、中を覗く勇気はありませんね。

スルーします。




7時を過ぎて、やっと空が明るくなってきました。




祖母山名前の由来は、神武天皇のお婆様が祀られているから祖母山なのだとか。

昔からの信仰の山だけあって、登山道はすごく整備されていて歩きやすい。




ところどころ急な場所にはロープが掛かっていますが、難易度はそれほどでもありません。




途中の水場は涸れていました。




ずーっと樹林帯の山歩き。

眺望もなく地味な印象ですが、やっと下界が見えた!




平らな場所に出たと思ったら国観峠だそうです。

前に見えるのが祖母山山頂。

あと少しですね。




9合目まで登ってきましたよ。




登山道脇には霜柱が。

霜柱ってこんなにきれいだっけ?

水がきれいなんだろうな。




氷柱も透明でキレイ!




あんんまりきれいだったので1本いただいてみることに。

冷たくてうまい!




さあ、あとちょい!




歩き始めて3時間ほどで祖母山、山頂に到着です。




1756m 関東で言えば低山ですが標高差1000m、まずまずの登りごたえでした。




山頂からは360度の絶景が。




九州の山並みが見渡せます。




これが神武天皇の祖母をお祀りしているという祠ですね。




山頂でくまモンのおにぎりの朝食をいただきます。

今日は風も穏やかで登山日和ですな。

しばしのんびりと。

百名山なのに、誰も登ってきませんね。山頂貸し切りです。

さあ、下山しますか。




国観峠まで降りてきました。

なかなか眺めの良い場所です。




登りでは真っ暗だった樹林帯ですが、実は苔の美しい森でした。




登りではスルーした5合目避難小屋まで降りてきました。




せっかくだから中を覗いてみましょう。

結構広いですね。




入口を振り返ると・・・ ありゃ! ゴミだらけ。

こういう使い方をする人がいるから、無料のこういう施設がどんどんなくなっちゃうんですよね。

本当にひどい事をする人がいるものだ。




さらにしばらく下ると、登りでは気が付かなかったこんな滝もありましたよ。

なんでも修験者が登山前に身を清めた場所なのだとか。




登り始めから約5時間、駐車場に戻ってきました。

車は3台に増えていましたが、百名山が土曜日に3台だけってすごいですね。

さあ、着替えたら空港に向かいますよ。




空港に向かう途中、祖母山がきれいに見えたのでパチリ。

さすが百名山、どっしりとした立派な山容です。




お腹がすいたので、空港そばで、熊本ラーメンを食べようと思ってググると、文化ラーメンというお店が出てきた。

昔ながらの名店のようですが、行ってみましょう。

熊本ラーメンというと、焦がしニンニクを使ったマー油をかけてるイメージですが、ここは自分で焦がしニンニクをトッピングするスタイルです。

でも、博多のトンコツとはまったく違うんですよね。

うまかった。




車中泊を含めて3泊4日、ながーい、ながーい出張登山、以上で終了。

飛行機で帰ります。




これにて西日本の百名山はほぼ終了。

でも百名山、まだ40座以上残っているんですよね。

あとは、北アルプスの深部や南アルプスの深部といったアプローチの難しいところと、東北北海道の山々です。

定年までにいくつ登れるかなぁ





今回のログです。





  


Posted by そーしん at 09:06Comments(2)祖母山