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2014年10月27日

長瀞カヌー 轟沈から3か月・・・リベンジ!のはずだったのに

10月25日(土)~10月26日(日)

7月につっちーくんと長瀞で轟沈!

その時の様子はコチラ



アリーも大破して、一時はカヌー引退も覚悟しました。



その後、アリーをなんとか修理して復活ニコニコ

那珂川の若鮎の瀬、久慈川の軍鶏の瀬などを漕いでリハビリを続け・・・

そろそろ長瀞のリベンジしないとな!このままじゃ長瀞がトラウマになっちゃうぞ。

ということで、あれ以来の長瀞ダウンリバーに行ってきました。

同行したのあの時一緒に轟沈したつっちーくん&Uさん、そしてARくん。


はたしてリベンジはなったのか?!



10月25日(土)

午前中はみなさん用事があるということで、集合は15時30分に親鼻橋。

自宅でお昼を食べてからゆっくり出発。

ついでに、玉淀湖の出艇場所を偵察してきました。

玉淀湖、いつものコソ練場所のすぐ上流なんですが、まだ漕いだことがないんですよね。

有料の出艇場所意外にも、無料で出艇できる場所があるというので見に行ってみました。

樹の間から見える湖面もいい感じの色ですね。



こちらが出艇場所。

ちょっと段差がありますが、車も止められるし悪くないですね。



暇なときはここを漕いでみよっと。

上流に幕営に適した河原もあるようなので、キャンプもいいかも。



偵察が終わり、戻る途中でなんと!後ろタイヤがパンクガーン

手を真っ黒にしながら、車載工具でジャッキアップしてスペアタイヤに替えました。

なんかイヤな予感がするなぁ



パンク修理のせいで30分遅れでどうにか親鼻に到着。

スペアタイヤが痛々しい。



私の到着と同時につっちーくんとARくんも到着しました。

まずは、寝床の設営。

今回はおやぢ4人なので当然ソロ仕様。

私は今回も先日買ったWILD-1オリジナルのトレックドーム2です。



岩ゴロゴロの河原なので、百均グッズで作ったメッシュアンカーもどきが大活躍。



設営が終わったところで近所のスーパーに買出しに行ってさっそくプシュ!



あっというまに日が沈みかけていました。

日が短くなりましたね。



そんなところにUさんがバイクに乗って登場。

バイクにダッキーを積んできたとの事。

すげー!

Uさんは家庭菜園で野菜をいっぱい作っているんですよね。

獲れたての大根、ニンジン、ししとう、長ネギと赤かぶのピクルスいただきました~


本日のメニューは野菜たっぷりのキムチ鍋。

あったまりますね~



芋焼酎うまし!

話題は当然外遊びのこと。

Uさんとつっちーくんは、自転車日本一周の途中で出会った話は知っていましたが、

ARくんも日本半周したことがあるとか。

すげーな!みんなチャリンコ野郎だったんだ。

Uさんは最近お山をやるというので、そのうちご一緒にとか言ってたんですが、

聞くとこの夏は南アルプスを5日間で縦走したとかガーン

私には無理です(笑)



飲んで食べて夜が更けていきました。


おやすみなさ~い







10月26日(日)

朝です。

河原は靄がかかっていました。



こんな風景もいいですね。

靄の先にはうっすらと青空も見えます。

予報は晴れ晴れ天気は良さそうです。



朝めしは昨夜の残りのキムチ鍋に、うどん、ごはん、たまごを入れておじやうどん。



あったまるね~



靄も晴れてきました。

野郎4人、河原で朝めしの図(笑)



露で濡れたテントを乾燥させながらのんびりと撤収して、車をゴールのクツンナシの瀬にデポ。

帰りに鉄橋下の瀬を偵察に。



本日の玉淀の流入量は26トン。

ほどよい感じの瀬ですね。

今日はリベンジして、トラウマ解消だぁ!



親鼻に戻って準備完了。

今回はウェット着用で沈しても安心。

いざ出発です。



今回はつっちーくんファルト。


Uさんはダッキー。


ARくんもファルト。



私はもちろんアリーで。

さあ行きますか。



いきなりの鉄橋下。

けっこうな落差で初めて長瀞を下るときはこちらでびっくりすることになります。

(つっちーくんのGOPRO画像です。漕ぎながらこの写真はとても撮れません)


一息つく間もなくステミの瀬。

横方向からの波も加わるので危ない瀬です。

(こちらもつっちーくんのGOPRO画像)


危うくバランスを崩しかけたけどどうにかクリア。

下流のエディーでひと休憩。



さあ、次が問題のセイゴの瀬。

前回轟沈した瀬です。

キンチョーしますね。

前回の記憶がよみがえります。

(こちらもつっちーくんのGOPRO画像)


結果は・・・ この水量だと、全く問題ありませんでした~


さてさて、次なる難関は小滝の瀬。

中州に上陸してまずはスカウティングです。

やっぱりこの水量でも結構な迫力ですね。



舟下りの舟が下っていきました。



下る順番はじゃんけんぽん!

1番勝ったARくん、ボク、Uさん、つっちーくんの順番になりました。

前回、小滝で沈したARくん。

期待したんだけどな~

無事通過。



次は僕の番。

最近は小滝でエディーインするのが流行みたいです。

ボクも・・・

なんてことは全く考えずにGO。

小滝は流れがまっすぐだから爽快ですね。



次いでUさん。

瀬の直前で斜めになってもしや?と期待させましたが何とか持ち直しました。



次につっちーくん。

おや?見えなくなっちゃったぞ。

まさかの沈?



ではなく、安定感のあるパドリングでまったく問題なし。



その後は長瀞の景観を楽しみながらのんびりと。

いや~楽しいね。

これでトラウマも解消だチョキ



長瀞は素通りして二股の瀬。

ここは前回ひっかかった場所。



慎重に左ルートにと思っていたのに、なぜか右の流れに吸い寄せられて

今回も岩に引っかかっちゃった。

パドルや素手でで岩を押していたら、なんとパドルを落としちゃってパドル流失。

おまけにそのままカヌーだけは流れてパドルなし状態で漂流。

あたりまえですが初めての経験。

なんとも心細いモンですね。



流れのゆるくなったところで、必死で手で漕いで上陸しました汗

予備のパドルもちゃんと積んでおかなきゃいかんな。



流されたパドルは二股の中州部分に取り残されていましたガーン



どうやって取りに行くの?

どう考えても歩いちゃ渡れません(汗)

ということで上流から川に飛び込んで流されながら・・・

真ん中辺で黒く見える点が僕のヘルメットです。



泳いでどうにか中州に上陸。



無事、パドル回収できましたニコニコ



その後は楽しい二股の瀬で川流れ。

いや~まいったまいった。



さあ、楽しかった川下りもそろそろ終わりですね。



確かキャンプ場の前に瀬があったような。

くらいに思っていたら、ルートを間違えてウェーブに斜めから突っ込んで沈・・・

流れもそれほどじゃないので、しばらく流された後にキャンプ場の河原に上陸。

アリーを見て愕然ガーン

また壊れてるぅぅ

前回みたいにがんがん岩にぶつかったらわかるんだけど・・・

なんでだかわからん・・・



それにしてもコイツ、喜びすぎだろムカッ



ということで、ショックのあまりこの後写真がありません・・・

ばらしてみたら、クロスリブ2本、ガンネルロッド1本が折れていました。

あ~あ、またしばらくカヌーできないなぁ

またファロスさんにおせわにならねば。


ということで、解消されるはずだった長瀞のトラウマ・・・ さらに大きなものになっちゃいました。

まいったな~

どうするオレ?

まだリベンジするのか!!














  


Posted by そーしん at 23:29Comments(29)親鼻橋河原荒川(長瀞)

2014年07月14日

台風一過、完敗の長瀞・・・

7月12日(土)~7月13日(日)

この週末は、いつも一緒に川下りをしている会社の後輩つっちー君と、

つっちー君の部下でAKBをこよなく愛する入社2年目のT君、

飛び入りでつっちー君のお友達Uさんと、台風一過、水量たっぷりの長瀞に挑戦してきました。


結果、最後に轟沈して惨敗・・・

世の中甘くないですね。




7月12日(土)

張り切って8時30分に現地集合したつっちー君とAKB大好き2年目社員T君。

ちなみにAKB大好き2年目社員T君がAKB大好き新入社員T君だった時の

水量50トンの長瀞記事ははコチラ

私は余裕の10時出勤のつもりが思ったより渋滞していて10時45分のご出勤となりました。


待ち合わせ場所は親鼻橋下の河原。

舟下りの出艇場所にもなっていますが、1日300円支払えばキャンプもできる便利な河原です。

ちなみにアリーくんカートップしているので、視界はこんな感じになってます。



つっちーくんとAKB大好き2年目社員T君は気合十分、すでにタープの設営も完了していました。



鉄橋下とセイゴの瀬はスカウティング済みとの事なので、さっそくアリーを降ろして、

クツナシの瀬に車をデポしてきて準備完了。

今回はコールマンのドライバッグが浮力体の代わりになるか試してみます。



出艇直前、ちょうどSLが鉄橋を通過していきました。

どうりでカメラを持った人がたくさん河原にいた訳だ。



川下り前に1本。




いつもながら緊張のスタートです。

今回は、つっちー君がマッドリバー、ボクがアリー、AKB大好き2年目社員T君は

わが家のスターンズで下ります。

ちなみにT君はカヤック初挑戦との事。どうなりますやら・・・


本日の玉淀ダムの流入量は42トンとの事。先日の台風の影響ですね。

流れも速く感じます。



コチラの鉄橋下から、ずーっと瀬が続くんですよね。

白い波が見えてきましたよ~



ここからセイゴの瀬に続き、休みなく次々と瀬が現れます。

さすがに40トンを超える水量で、迫力満点の川下りです。

ということで一生懸命漕いでいるのでしばらく写真はなし。




ひと息ついたところで長瀞のハイライトともいえる、小滝の瀬のある中州に到着。

全員で上陸してスカウティング・・・ のはずでしたが、あれ??

AKB大好き2年目T君、上陸できずに流されていっちゃったぞ!!

前回の長瀞は、結局雨のため直前に中止になったので、本日初めてパドルを握るT君。

いきなりの小滝、大丈夫なのか???

なんて心配しつつもしっかり写真を撮っちゃってます(笑)



大丈夫か~と心の中で叫びつつ、瀬の下流に駆けつけるとT君ちゃっかり上陸していました。

本人曰く、「めちゃめちゃ楽しかったです~」・・・ 大物だな。



改めて小滝の様子をスカウティングします。

プレイボートは楽しそうに漕いでいますが・・・


ラフトでもこの迫力! 大丈夫かなぁ



それでは行きますか!

まずは私がトライ!

動画を撮ってもらったんですが、動画のアップができないので画像はなし。

ド迫力の瀬を楽しみましたよ~


続いてT君、本日2回目の小滝。

インフレータブルですがえらいことになっていますね~



最後につっちー君、危なげなく通過~

沈を期待 ちがった・・・ 心配してレスキューの準備してたんですが出番はありませんでした。



小滝を過ぎると一転穏やかな流れに。

景勝地の長瀞岩畳です。



こちらは明神の滝。

景観を楽しみながらのんびりと下ります。



岩畳で上陸してひと休憩。

土産物屋をひやかしたり、串に刺したきゅうりを食べたりジュースを飲んだり・・・



対岸でラフトのおにーちゃん、おねーちゃんが岩から飛び込んでいたので

我々もやってみることに。

カヌーを岩場に止めて、岩に登りました。


高所恐怖症の私でもどうにかなりそうな高さです。



あらよっと飛び込み・・・



ざぶ~んテヘッ



お約束の川流れも。

めちゃめちゃ暑い日だったので、気持ちよくクールダウン。

やっぱ川は楽しいね!



それでは川下り再開です。



再開後は、いきなり二股の瀬が待っています。

最初の二股は右ルートを行ったんですが、その先にも二股が。

つっちー君は左に、T君は右に・・・


どうなってんの?なんて思いながら写真を撮っていた私は真ん中に突っ込んで岩に引っかかりガーン

ペインターロープを持って艇だけ先に流したものの、人は飛び込んで泳ぐハメに・・・




気を取り直して、キャンプ場前の瀬。

本日最大の難関がこんなところで待っているとは・・・

大きなホールでつっちー艇が沈。



さすがに泳いでいるつっちー君の写真撮っている余裕はなく、瀬を過ぎてからのショット。哀愁の背中・・・



後はのんびりと下って、橋が見えてきたらもうゴール。



最後のクツナシの瀬を楽しんで本日のダウンリバー終了。

結局、ド素人のT君、沈なしで下っちゃいましたね。

お疲れ様でした~




つっちー君のレンジローバーに無理やり3艇積みして親鼻橋まで戻ります。



親鼻橋に戻ってから、まだテントを張っていなかった私は、先日手に入れたシェラデザインズの

ティロスを設営。

つっちー君とT君はナント!オープンタープの下でコット寝だとかビックリ

ワイルドだね~



夏らしくトマトときゅうりを川で冷やしてかぶりついたり・・・



とうもろこしを焼きながらビールを飲んでいたんですが・・・



となりでバーベキューをやっている南米系の方々を見ると、なんだかウマそうな肉を焼いている・・・

うまそうだな~光線を送っていると・・・ やっぱりくれました~テヘッ



牛の心臓や鶏の心臓、手羽先など。牛の心臓って初めて食べたけどうまいね。

南米風のちょっと辛めのソースもうまかった~




その後はスペアリブなんぞを焼きながらワインをいただき・・・



イス寝したり、起きてからまた飲んだり・・・

まったりと過ごして10時30分にはおやすみなさいZZZ…





7月13日(日)

朝です。

天気は曇りみたいですが、前日は暑すぎたのでちょうど良いかも。

テントにはフライをかけずに、メッシュにしてちょうどな感じでした。

でも、オープンタープでコット寝ではちょっと寒かったみたい。



南米系のお肉をごちそうになった関係で、食材が余ったので朝からがっつりステーキ。




ホルモンと焼きおにぎりを焼いているところに、つっちー君のお友達Uさんが登場。

フェイスブックにコメントしたところをいきなり誘われてのサプライズ登場です。

Uさんは、つっちー君が自転車で日本一周しているときにやっぱり日本一周していて

知り合ったのだとか。

今は落ち着いておられる感じですが、さりげなくワイルドな感じが伝わってきました。

普段はダッキーに乗っておられるとのことなので、つっちー君のカナディアンのバウマンとして

ダブルパドルで参戦決定です。


ここでちょっとトラブル。

わが家の防水コンデジくんが、とうとうご臨終に・・・

ここから自前の写真が無くなります。

カメラ壊れてなくてもたぶん写真は無かったと思いますが・・・



前日より若干水位も下がって、38トンの長瀞。

前日問題なく下れたことで、油断があったんだと思います。

前日は、ウェットとラッシュガードを着て出撃したんですが、けっこう汗をかいたので

この日は海パンにTシャツ。


おまけに浮力体代わりの防水バッグも付けず・・・

致命的だったのは、いつもの相棒「石くん」を乗せ忘れた事・・・


神様は見ているんですね。


前日全く問題のなかったセイゴの瀬で、バウを持ち上げられあっという間に横向きに。

そこに、後ろから来たつっちー艇が激突!


(つっちー君のGOPRO画像)

あっという間に2艇とも轟沈。

(つっちー君のGOPRO画像)



ここから流されること数百メートル。

濁流に揉まれながら必死にカヌーにしがみつき流されました。

足下の石にぶつかったり、大きな波を頭からかぶったり・・・

小滝の手前でどうにかカヌーがひっかかって止まり、岩に上り・・・

なんとか自力でカヌーを起こしましたがすっかりへとへと・・・



振り返るとつっちー君とUさんは、艇と離れてどうにかトロ場に泳ぎ着いたみたい。

つっちー艇は、ペインターロープが岩に引っかかってしまい、川の対岸にあったところを

通りかかったラフトの方々に外していただいたようです。

そして結局無事なのは、T君艇だけ(汗)

アリーはかなりダメージを受けている感じですが、そのまま無我夢中で漕いで

どうにか長瀞まで戻ってきました。







駐車場で恐る恐るアリーの状況を確認してみると・・・

一番端のクロスリブがひしゃげていて、よく見ると右下の部分は折れ曲がってひびが入っています。



船体布もところどころに穴が・・・


ダメ押しは、ガンネルロッドが折れていました・・・

ショックのあまり写真は撮れず・・・




帰りは蕎麦屋で反省会・・・


オレもう川下りやめるよ・・・

なんてその場では思ったんですが、1日たってブログを書きながら・・・

なんだかんだいって結構楽しかったよな~なんて思えるようになってきたぞ!

そうなると早いとこアリーを修理せねば・・・

調べたら、アリーを輸入している正規代理店のファロスでクロスリブを1本から売っているみたい。

問題はポッキリ折れたガンネルロッドの修理か。




さあ、次はリハビリを兼ねて癒しの那珂川かな(笑)

  


Posted by そーしん at 23:19Comments(34)親鼻橋河原荒川(長瀞)

2013年07月01日

長瀞でキャンプ&豪快川下りに初挑戦(カヤック)

6月29日(土)~6月30日(日)

色々あって延期になっていた長瀞ダウンリバーですが、やっと念願かなって行くことができました。

今回一緒に行ったのは、会社の後輩つっち~くん。

カヤック歴〇十年(途中長いお休みあり)の大ベテラン?です。

去年は大瀬でキャンプした後、那珂川を二人で下りました。

長瀞は今年すでに2回下っているとの事なので、ルートも含めお任せで安心・安心のはずでしたが・・・

長瀞は、ここのところの雨で水量も戻り、私の想像をはるかに超えるハードな川でした。

でも、楽しかった~



6月29日(土)

つっち~くんとの待ち合わせは、14時にワイルドなお店のふじみの店。

高速代を節約して下道で行きましたが、1時間30分で到着しました。

急いでいない時は下道もありですね。

お店では、オリジナルのヘッドライトケース980円をお買い上げ~



ワイルドなお店を出発して、川越ICから花園まで高速に乗って1時間ほどで本日の幕営地
「親鼻橋河原」に到着しました。

「かわせみ河原」や「学校橋河原」同様、埼玉の河原によくあるキャンプができる河原です。

一応トイレと水場がある代わりに、環境美化協力費として車1台1日300円がかかります。

河原に降りたところにおじさんがいてお支払い。



とりあえず車を止めて、辺りを散策。
つっち~くんの車はレンジローバー。それにひきかえウチの車、アウトドアに似合わないな~



上流から川下方面はこんな感じ。とにかく広い河原でテントは適当にといった感じです。
正面に見える鉄橋は週末SLが走るんですよね。



本流と反対側には小川が流れていて、小さな子供でも安心して遊ばせることができます。

水もきれいですよ。

遊びで釣りをしている人がいましたが、5cm位の魚が釣れていました。



時間がまだ早いので、車で翌日下る川の下見に行きました。

まずは、鉄橋を越えてすぐのポイント。遠くからでも「ゴー」という豪快な瀬音が聞こえてきました。




河原に出て、瀬のあまりのすごさにしばしぼーぜんビックリ
うそ!まじ!こんな瀬を下るのオレ!?

プレイボートの方は楽しそうに漕いでいましたが、ウチの艇でいけるのか?

頼りのつっち~くんも、前回前々回とは水量がまったく違っていて、瀬のパワーも
別物との事。ふたりの間に重たい空気が流れますガーン



鉄橋から下流方面も、かなりきつい瀬が続いています。



すぐ下流の瀬ですが、大きな岩がごろごろ突き出ていました。ルートを間違えたら即沈ですね。



つっち~くんによると、もっとすごい瀬があるということで、車に乗って移動しました。

こちらが長瀞で最難関といわれる小滝の瀬です。

高い所からしか見られなかったので、あまり迫力は感じませんでしたが良く見ると・・・


水は1面真っ白に泡立っていて、まさにホワイトウォーター。しかも落差がはんぱじゃありません。

やば! オレ来るところ間違えたかな? 見るたびに気持ちが沈んでいくのでしたガーン



落ち込んでばかりもいられないので、気をとり直して帰りにスーパーで買い物をして、
親鼻橋河原に戻りテントの設営。

今回はおやぢひとりなので、ルクセのスピードアップというコンパクトなソロテントを張りました。

基本ただの石だらけの河原なので、ソリステは必需品ですね。

つっち~くんは、雨の予報に備えて宴会場を兼ねた小川のビッグなスクリーンタープ。

夜はコット寝です。


スモーカーでシシャモをスモークしたり。
 

コールマンのユニセラモドキでコンパクトにBBQ。
 


不安を紛らわせるかのようにビールとワインをしこたま飲み、あーでもないこーでもないと
話をしているうちにあっというまに時間が過ぎ、幸い雨も降らず22時を過ぎたところで就寝ZZZ…







6月30日(日)

朝から霧雨が降っていました。

朝方何度か目が覚めたものの、外の天気を見て2度寝3度寝ZZZ…

結局8時を過ぎてから、やっと起きました。

前日見た瀬の様子も、気持ちが晴れない要因のひとつです。

せめてスカッと晴れてくれれば気持ちよく沈もできるのにな~



小雨降る中、前日の残り物の焼きおにぎりと豚のみそ漬けの朝食。

なんかテンション上がらないね~



といいつつ、重い腰を上げてカヌーの組み立て。

つっち~くんはフジタの一人乗りファルト。私はもちろんアリーではなくインフレータブルの
スターンズ スピリー2です。

インフレータブルと言っても、本格的な川下り用ではないので、水が入りやすい上に、
剛性にも不安が残ります。



下流に車をデポして、いよいよ初長瀞ダウンリバーのスタートです。

昨日見たすごい瀬は、鉄橋のすぐ先なのでスタートしていきなりクライマックスに突入です。

川も流れがかなり早く、今まで下った川とは全く違いますね。



当然ながらここから先は、必死で漕いでいるので写真はありません。

鉄橋の下の一つ目の落ち込みは、本当に度肝を抜かれましたがどうにか沈せずにクリア。



そこで前方を見ると・・・ あれ?つっち~なんでカヤック降りてんの??

どうやらいきなり豪快に沈したようです。



沈した直後の画像は、つっち~くんのフェイスブックから拝借



振り返ると、今必死でクリアした落ち込みをラフトが通っていきました。

ラフトでもかなりな事になっているのがお分かりいただけますでしょうか。



この後も、次々と強烈な瀬の連続で写真は全くありません。とにかく無我夢中で漕ぎました。


ここでちょっと失敗。

ライン下りの船の前を漕いでしまったようです。余裕が無くて後は全く見ていませんでした。
プレイボートの方から声を掛けられてやっと気が付く有様。

船頭さんにも怒られちゃいました。


やっと少し落ち着けるところに出たと思ったら、つっち~が

「このまま行きますか?」

「えっ?」

なんと落ち着く間もなく問題の小滝の瀬です。この真ん中を抜けるしか無いみたいですね。

    (写真は、下り終わった後に中州の上から撮りました。)

突っ込んだ瞬間、目の前は波で真っ白に。カヤックがどんな角度になっているかも
よくわかりません。白い壁をつき抜けてもさらに続く瀬。

必死で漕いで、どうにか沈せずに抜けましたが、カヤックの中は水でぶよぶよ。

セルフベイラーが無いのでカヤック内は半身浴状態です。


瀬を越えてすぐんの中州に上陸して水抜きをしました。

この時に上から瀬の様子を撮ったのが先の写真。



小滝の瀬を抜けると、今度は本当に穏やかな流れが続きます。

長瀞の岩畳ですね。



小滝の瀬の余韻を楽しみながら、のんびりと漕ぎました。



前方に見えるのは、モンベルのラフトツアーですね。

リーダーさんに率いられ、長瀞下りを楽しんでいました。

瀞場では、いろんな遊びをしながらのラフティングなので、常に笑い声が聞こえてきました。

こういうのがきっかけで、もっと川好きが増えるといいですね。


この後も、次々とかなりきつい瀬が現れましたが、どうにか沈せず無事にクリア。



最後のクツナシの瀬を漕ぎ終わったところで、車をデポした舟下りの終点に着きました。



お疲れ~



カヤックをそのまま車に積んで親鼻橋河原に戻り、濡れたテントやカヤックを乾燥してから
撤収しました。



一時はどうなる事かと思った長瀞ダウンリバーですが、スリルのある瀬の連続で本当に
楽しめました。

機会があればまた来よう。

そしていつかはアリーで。


  


Posted by そーしん at 22:17Comments(24)親鼻橋河原荒川(長瀞)