2017年01月05日
雪の鳳凰三山 鳳凰小屋テント泊
12月29日(木)〜12月31日(土)
2016年のお山は両神山でラスト・・・のはずでしたが、お山友達の ふじぶんさん、急きょ年末も
お休み取れることになったとの事。
それじゃ、お山にいきますか!ということになりました。
ところでどこに?
どうやら ふじぶんさん、鳳凰三山に行きたいようです。
鳳凰三山といえば、夏にボクとkanahanaさんと一緒に行く予定が、ふじぶんさんだけ直前に
行けなくなっちゃったんですよね。
ボクは夏に登ったばっかりですが、あの時は山頂から景色が全然見られなかったので、リベンジ
もいいかな、ということで雪の鳳凰三山に決定です。
雪の南アルプス初挑戦・・・はたしてどうなりましたやら。
※景色がまっやく見られなかったkanohanaさんとの登山レポはコチラ
12月29日(木)
ボクはこの日が仕事納めだったので、18時ダッシュで早めに帰宅。
ふじぶんさんに21時にお迎えに来ていただき、中央高速を韮崎IC経由で、24時頃登山口のある
御座石鉱泉下の無料駐車場に到着しました。
この時期、しかもマイナールートの御座石に、はたして人がいるの?と心配しましたが、さすがは
年末年始、10台ほどの車が止まっていました。
どうやら先行者がいてくれそうなので、道迷いは避けられそうで一安心。
ちょこっとビールを飲んだ後、シュラフにもぐりこんで、おやすみなさ~い
12月30日(金)
5時50分にスマホのアラームで目が覚めました。
そういえば、今日は平日だった。
目覚ましの設定を変えるの忘れていましたが、まあちょうど良い時間ですね。
もぞもぞと起きだして、朝食食べたり身繕いしたりしているうちに、朝日が昇ってきました。
6時50分、準備完了。
ああ、行きますか!
今回の装備はこんな感じ。
55+10Lのザックがパンパンです。
御座石からの登りは情報が少なくて、雪の状況がわからなかったのでワカンも持ったし、先日の
両神山でパンクしたマットの代わりに、サーマレストのリッジレストにしましたからね。
まあパンクの心配は無いので安心といえば安心ですが、外付けになるのは、けっこう邪魔です。
おかげで、20kgオーバー。
御座石鉱泉で登山届けを記入。
ついでに雪の状況をお聞きしましたが、今年は例年の半分ほどしかないとのこと。
ラッセルも必要なさそうで、一安心しました。
鉱泉の裏から山道に入ります。
登り始めてすぐ、稜線に太陽が顔を出しました。
すると、登山道が黄金色に輝き・・・
キレイですね~
赤く染まるモルゲンロートも美しいんですが、すばらしい朝日でした。
御座石ルート、眺望のないつまらないルートという意見をよく耳にしますが、そんなことも無いですね。
登山道からは、八ヶ岳がくっきりと見えました。
今回、山座同定アプリのピークファインダーというのをダウンロードしてみました。
山座同定アプリは無料のものもあるんですが、どれもイマイチらしくピークファインダーというのが
優れものなんだとか。
どれどれ。
立ち上げてから山に向けると、あら不思議!
目の前の山の形に合わせてピークの名前が表示されます(※写真には写っていませんね)。
こりゃ楽しいです。
実は上の八ヶ岳も、この方角から見ると手前の山しかはっきり見えなくて、八ヶ岳かな?
とう感じだったので、ピークファインダーで確認した次第です。
このアプリ、使えます。
少しすると、登山道に雪が付き始めました。
それにしても、急登が続きますな。
ところどころで視界が開けて、気持ちいい~山歩きです。
そして眺めもいい~
登りはじめから約3時間、やっと手前の小ピーク燕頭山の山頂に到着です。
ここまで急登の連続でかなりへばりました。
ベンチがあったので、ザックを降ろして休憩します。
ここら辺から、雪に氷が混じり始めたのでアイゼン装着。
今回は新しく買った12本爪じゃなく、使い慣れたオクトスの10本爪にしました。
燕頭山山頂からは割りとゆるやかな勾配に。
ほっと一息です。
正面に見えるのは甲斐駒の勇姿ですね。
さすが南アルプスの貴公子と呼ばれるだけあります。
甲斐駒もガスで真っ白だったからな。
いつかはリベンジだな。
この辺りから風が強くなり、寒さが一段と厳しくなります。
冬用のグローブと毛糸の帽子で装備を強化。
一度脱いだメリノウールのセーターをもう一度着込みます。
水筒の水も飲みにくくなってきましたよ。
おかしいな?
と思ってよく見ると、水が凍ってシャーベット状になっていました(汗)
前方に雪山が見えました。
あの特徴的な山頂はもしかして・・・オベリスク?
ということは今回目指す地蔵岳じゃないでしょうか。
テンションあがりますね~
途中、ふじぶんさんの足がつるというアクシデントもあり、出発から6時間弱かかってようやく
鳳凰小屋に到着。
小屋でテント場代1000円を支払います。
確かテン泊代、もうちょっと安かったような・・・値上げしたのかな?
テント設営スペースを踏み固め・・・
まあ、ボクの場合けっこう適当です。
このあたり、ふじぶんさんは丁寧にやっていましたが。
設営完了!
この日は、われわれのほかに4張りほどの方が張っていました。
さあ、遅くなっちゃいましたがメシメシ。
今日のカップラーは、世界のカップヌードル総選挙第1位!
香港代表の、香辣海鮮味です。
かなり辛い味でしたが、おかげで体が暖まりました。
時間があれば、今日中に3山縦走もと思っていましたが、時間が遅くなったので本日は
地蔵岳のみやって戻ってくることにしました。
荷物が軽くなったとはいえ、地蔵への道かなりの急登。
きついな~
雪もこの辺りはかなり積もっていました。
山頂直前の最後の急登。
ここがキツイ!
雪のやわらかいところは、滑って前に進みません。
一歩進んでは半歩戻る感じです。
振り返ると富士山の絶景が。
この景色に力をもらいます。
さあ、あと一息です。
気がつくと、オベリスクの中段まで登っちゃっていました。
雪があると直登出来ちゃうので、オベリスクに登っているとは気が付きませんでした。
まあ、おかげでこの絶景。
オベリスク前で記念撮影。
それにしても最高の天気ですね。
お地蔵さんも雪に埋まっていました。
寒そう
通り過ぎちゃいましたが、下まで戻って一応山頂の看板で記念撮影(笑)
それにしても山頂の看板、年でこんな下にあるんだろう?
地蔵岳の山頂を堪能した後は、同じ道を小屋まで戻ってきました。
小屋裏のワイルドな水場で水筒に水の補給。
小屋前の温度計を見ると、マイナス9度でした。
この時間にマイナス9度ってことは、夜はマイナス14.5度でしょうかね。
そりゃ寒そうだ。
気を付けないと・・・
テント場はけっこう風が吹いていたので、とても寒くて外では飲めそうもありません。
ということでボクのテントを ふじぶんさんのテントの入り口に向けて張りなおして、お互いテントの
中で風を避けながら、かんぱ~い。
ビーフジャーキーで一杯やった後は、もつ鍋です。
やっぱ暖まるな〜
ふじぶんさんから見るとこんな感じ。
とにかく寒いので、体はテントの中。
この気温だと、焼酎のお湯割用に沸かしたお湯もすぐに冷めちゃいます。
酔っ払ったところでシュラフにもぐりこんだらあっという間に夢の中。
夜中に何度か目を覚ましましたが、頭までシュラフを被りなおしてどうにか寝ることが出来ました。
R値2.8ということで若干スペック不足のリッジレストでしたが、どうにか眠れました。
そう考えると、コスパの高いマットですね。
12月31日(土)
朝はやっぱり5時50分にお目覚め。
それにしても寒い。
そして、あたりは風の音がスゴイ!
林間でこの風じゃ、稜線に出たらどうなっちゃうの?
ちょっと心が折れそうになります。
真っ暗な中、昨夜の残りの鍋にじゃぶじゃぶ餅を入れて朝食。
やっと太陽が昇ってきました。
すこしテンション回復。
日がすっかり昇った6時50分、気を取り直してさあ行きますか。
本日はこちらの分岐を左に行き、鳳凰三山最高峰の観音岳と薬師岳をピストンする予定です。
風はどんなでしょうね。
登り始めてすぐ、山の稜線に朝日が当たって赤く染まりました。
きれいですね。
それにしてもこのルート、雪は深いしかなりの急登。
そういえばこのルート、破線ルートだったな。
人も少なく、ちょっとした難ルートです。
テントの中に入れておいた水筒の水はすっかり氷に。
どうにか溶かそうと体に密着させたけど、なかなか溶けませんね。
厳冬期は、サーモス持って来なきゃダメか。
歩き始めて1時間ほどで、稜線まで登ってきました。
すると目の前に・・・出たー!
北岳の勇姿!!
これが見たかったんですよね。
夏はガスで真っ白になって見えなかった、南アルプスの山々が一望できます。
やったー!
そして目指すは観音岳。
ここからが、またきつい急登です。
息を切らして反対側の稜線に登った瞬間、絶句・・・
何これ!
突然、富士山が現れました。
しかも雲ひとつかからない完璧な姿で。
いや~感動です。
右に北岳・左に富士山、絶景を見ながらの稜線歩き。
さあ、あと一息で観音岳山頂です。
山頂に到着♪
ちょいと自撮り。
さあ、お次は薬師岳です。
こちらは比較的アップダウンがありません。
稜線上は強風で吹き飛ばされて、雪があまりついてませんでした。
強風の中、観音岳から40分ほどで薬師岳山頂到着です。
これで、2度目の鳳凰三山制覇となりました。
さあ、戻りますか。
帰りも白峰三山や南アルプスの山々や富士山を見ながらの絶景散歩。
たまりませんねぇ
絶景はいいんですが、稜線上はさえぎるものが何も無いので、風が吹きさらし。
バラクラバは必須です。
こうしてみると、かなり怪しい人ですよね。
小屋への分岐まで戻ってきました。
これで北岳も見納めですね。
目に焼き付けます。
甲府盆地方面を見下ろしながら来た道を戻ります。
テント場まで戻ってきました。
いや~達成感のある山でしたね。
満足満足。
今回は本当に天気に恵まれたなぁ
もしかして、誰かがいなかったせいかな(笑)
それでは撤収しましょうか。
のんびりと撤収して、12時に下山開始。
帰りも富士山の絶景を楽しんだり・・・
甲斐駒さんも見納め。
巨木の森を歩き・・・
出発から3時間半、下りはやっぱりきついな~
ちょうどへばった頃に御座石鉱泉に戻ってきました。
テントを担いで雪の南アルプス、冬季の最終目標だったはずなのに、早くもやっちゃったな。
そうすると次の目標は北・・・かな。
今回のログです。
2016年のお山は両神山でラスト・・・のはずでしたが、お山友達の ふじぶんさん、急きょ年末も
お休み取れることになったとの事。
それじゃ、お山にいきますか!ということになりました。
ところでどこに?
どうやら ふじぶんさん、鳳凰三山に行きたいようです。
鳳凰三山といえば、夏にボクとkanahanaさんと一緒に行く予定が、ふじぶんさんだけ直前に
行けなくなっちゃったんですよね。
ボクは夏に登ったばっかりですが、あの時は山頂から景色が全然見られなかったので、リベンジ
もいいかな、ということで雪の鳳凰三山に決定です。
雪の南アルプス初挑戦・・・はたしてどうなりましたやら。
※景色がまっやく見られなかったkanohanaさんとの登山レポはコチラ
12月29日(木)
ボクはこの日が仕事納めだったので、18時ダッシュで早めに帰宅。
ふじぶんさんに21時にお迎えに来ていただき、中央高速を韮崎IC経由で、24時頃登山口のある
御座石鉱泉下の無料駐車場に到着しました。
この時期、しかもマイナールートの御座石に、はたして人がいるの?と心配しましたが、さすがは
年末年始、10台ほどの車が止まっていました。
どうやら先行者がいてくれそうなので、道迷いは避けられそうで一安心。
ちょこっとビールを飲んだ後、シュラフにもぐりこんで、おやすみなさ~い
12月30日(金)
5時50分にスマホのアラームで目が覚めました。
そういえば、今日は平日だった。
目覚ましの設定を変えるの忘れていましたが、まあちょうど良い時間ですね。
もぞもぞと起きだして、朝食食べたり身繕いしたりしているうちに、朝日が昇ってきました。
6時50分、準備完了。
ああ、行きますか!
今回の装備はこんな感じ。
55+10Lのザックがパンパンです。
御座石からの登りは情報が少なくて、雪の状況がわからなかったのでワカンも持ったし、先日の
両神山でパンクしたマットの代わりに、サーマレストのリッジレストにしましたからね。
まあパンクの心配は無いので安心といえば安心ですが、外付けになるのは、けっこう邪魔です。
おかげで、20kgオーバー。
御座石鉱泉で登山届けを記入。
ついでに雪の状況をお聞きしましたが、今年は例年の半分ほどしかないとのこと。
ラッセルも必要なさそうで、一安心しました。
鉱泉の裏から山道に入ります。
登り始めてすぐ、稜線に太陽が顔を出しました。
すると、登山道が黄金色に輝き・・・
キレイですね~
赤く染まるモルゲンロートも美しいんですが、すばらしい朝日でした。
御座石ルート、眺望のないつまらないルートという意見をよく耳にしますが、そんなことも無いですね。
登山道からは、八ヶ岳がくっきりと見えました。
今回、山座同定アプリのピークファインダーというのをダウンロードしてみました。
山座同定アプリは無料のものもあるんですが、どれもイマイチらしくピークファインダーというのが
優れものなんだとか。
どれどれ。
立ち上げてから山に向けると、あら不思議!
目の前の山の形に合わせてピークの名前が表示されます(※写真には写っていませんね)。
こりゃ楽しいです。
実は上の八ヶ岳も、この方角から見ると手前の山しかはっきり見えなくて、八ヶ岳かな?
とう感じだったので、ピークファインダーで確認した次第です。
このアプリ、使えます。
少しすると、登山道に雪が付き始めました。
それにしても、急登が続きますな。
ところどころで視界が開けて、気持ちいい~山歩きです。
そして眺めもいい~
登りはじめから約3時間、やっと手前の小ピーク燕頭山の山頂に到着です。
ここまで急登の連続でかなりへばりました。
ベンチがあったので、ザックを降ろして休憩します。
ここら辺から、雪に氷が混じり始めたのでアイゼン装着。
今回は新しく買った12本爪じゃなく、使い慣れたオクトスの10本爪にしました。
燕頭山山頂からは割りとゆるやかな勾配に。
ほっと一息です。
正面に見えるのは甲斐駒の勇姿ですね。
さすが南アルプスの貴公子と呼ばれるだけあります。
甲斐駒もガスで真っ白だったからな。
いつかはリベンジだな。
この辺りから風が強くなり、寒さが一段と厳しくなります。
冬用のグローブと毛糸の帽子で装備を強化。
一度脱いだメリノウールのセーターをもう一度着込みます。
水筒の水も飲みにくくなってきましたよ。
おかしいな?
と思ってよく見ると、水が凍ってシャーベット状になっていました(汗)
前方に雪山が見えました。
あの特徴的な山頂はもしかして・・・オベリスク?
ということは今回目指す地蔵岳じゃないでしょうか。
テンションあがりますね~
途中、ふじぶんさんの足がつるというアクシデントもあり、出発から6時間弱かかってようやく
鳳凰小屋に到着。
小屋でテント場代1000円を支払います。
確かテン泊代、もうちょっと安かったような・・・値上げしたのかな?
テント設営スペースを踏み固め・・・
まあ、ボクの場合けっこう適当です。
このあたり、ふじぶんさんは丁寧にやっていましたが。
設営完了!
この日は、われわれのほかに4張りほどの方が張っていました。
さあ、遅くなっちゃいましたがメシメシ。
今日のカップラーは、世界のカップヌードル総選挙第1位!
香港代表の、香辣海鮮味です。
かなり辛い味でしたが、おかげで体が暖まりました。
時間があれば、今日中に3山縦走もと思っていましたが、時間が遅くなったので本日は
地蔵岳のみやって戻ってくることにしました。
荷物が軽くなったとはいえ、地蔵への道かなりの急登。
きついな~
雪もこの辺りはかなり積もっていました。
山頂直前の最後の急登。
ここがキツイ!
雪のやわらかいところは、滑って前に進みません。
一歩進んでは半歩戻る感じです。
振り返ると富士山の絶景が。
この景色に力をもらいます。
さあ、あと一息です。
気がつくと、オベリスクの中段まで登っちゃっていました。
雪があると直登出来ちゃうので、オベリスクに登っているとは気が付きませんでした。
まあ、おかげでこの絶景。
オベリスク前で記念撮影。
それにしても最高の天気ですね。
お地蔵さんも雪に埋まっていました。
寒そう
通り過ぎちゃいましたが、下まで戻って一応山頂の看板で記念撮影(笑)
それにしても山頂の看板、年でこんな下にあるんだろう?
地蔵岳の山頂を堪能した後は、同じ道を小屋まで戻ってきました。
小屋裏のワイルドな水場で水筒に水の補給。
小屋前の温度計を見ると、マイナス9度でした。
この時間にマイナス9度ってことは、夜はマイナス14.5度でしょうかね。
そりゃ寒そうだ。
気を付けないと・・・
テント場はけっこう風が吹いていたので、とても寒くて外では飲めそうもありません。
ということでボクのテントを ふじぶんさんのテントの入り口に向けて張りなおして、お互いテントの
中で風を避けながら、かんぱ~い。
ビーフジャーキーで一杯やった後は、もつ鍋です。
やっぱ暖まるな〜
ふじぶんさんから見るとこんな感じ。
とにかく寒いので、体はテントの中。
この気温だと、焼酎のお湯割用に沸かしたお湯もすぐに冷めちゃいます。
酔っ払ったところでシュラフにもぐりこんだらあっという間に夢の中。
夜中に何度か目を覚ましましたが、頭までシュラフを被りなおしてどうにか寝ることが出来ました。
R値2.8ということで若干スペック不足のリッジレストでしたが、どうにか眠れました。
そう考えると、コスパの高いマットですね。
12月31日(土)
朝はやっぱり5時50分にお目覚め。
それにしても寒い。
そして、あたりは風の音がスゴイ!
林間でこの風じゃ、稜線に出たらどうなっちゃうの?
ちょっと心が折れそうになります。
真っ暗な中、昨夜の残りの鍋にじゃぶじゃぶ餅を入れて朝食。
やっと太陽が昇ってきました。
すこしテンション回復。
日がすっかり昇った6時50分、気を取り直してさあ行きますか。
本日はこちらの分岐を左に行き、鳳凰三山最高峰の観音岳と薬師岳をピストンする予定です。
風はどんなでしょうね。
登り始めてすぐ、山の稜線に朝日が当たって赤く染まりました。
きれいですね。
それにしてもこのルート、雪は深いしかなりの急登。
そういえばこのルート、破線ルートだったな。
人も少なく、ちょっとした難ルートです。
テントの中に入れておいた水筒の水はすっかり氷に。
どうにか溶かそうと体に密着させたけど、なかなか溶けませんね。
厳冬期は、サーモス持って来なきゃダメか。
歩き始めて1時間ほどで、稜線まで登ってきました。
すると目の前に・・・出たー!
北岳の勇姿!!
これが見たかったんですよね。
夏はガスで真っ白になって見えなかった、南アルプスの山々が一望できます。
やったー!
そして目指すは観音岳。
ここからが、またきつい急登です。
息を切らして反対側の稜線に登った瞬間、絶句・・・
何これ!
突然、富士山が現れました。
しかも雲ひとつかからない完璧な姿で。
いや~感動です。
右に北岳・左に富士山、絶景を見ながらの稜線歩き。
さあ、あと一息で観音岳山頂です。
山頂に到着♪
ちょいと自撮り。
さあ、お次は薬師岳です。
こちらは比較的アップダウンがありません。
稜線上は強風で吹き飛ばされて、雪があまりついてませんでした。
強風の中、観音岳から40分ほどで薬師岳山頂到着です。
これで、2度目の鳳凰三山制覇となりました。
さあ、戻りますか。
帰りも白峰三山や南アルプスの山々や富士山を見ながらの絶景散歩。
たまりませんねぇ
絶景はいいんですが、稜線上はさえぎるものが何も無いので、風が吹きさらし。
バラクラバは必須です。
こうしてみると、かなり怪しい人ですよね。
小屋への分岐まで戻ってきました。
これで北岳も見納めですね。
目に焼き付けます。
甲府盆地方面を見下ろしながら来た道を戻ります。
テント場まで戻ってきました。
いや~達成感のある山でしたね。
満足満足。
今回は本当に天気に恵まれたなぁ
もしかして、誰かがいなかったせいかな(笑)
それでは撤収しましょうか。
のんびりと撤収して、12時に下山開始。
帰りも富士山の絶景を楽しんだり・・・
甲斐駒さんも見納め。
巨木の森を歩き・・・
出発から3時間半、下りはやっぱりきついな~
ちょうどへばった頃に御座石鉱泉に戻ってきました。
テントを担いで雪の南アルプス、冬季の最終目標だったはずなのに、早くもやっちゃったな。
そうすると次の目標は北・・・かな。
今回のログです。
この記事へのコメント
最高の天気で、すばらしい景色ですね。
富士山の写真は、どこかの天界の景色のようで、
普通の世界じゃ見れない感じで、スゴ過ぎです。
富士山の写真は、どこかの天界の景色のようで、
普通の世界じゃ見れない感じで、スゴ過ぎです。
Posted by なまずの里 at 2017年01月06日 09:12
なまずの里さん
この景色があるから山はやめられないんですよね〜
それまでの苦労がぶっ飛んじゃいます。
木曽駒ヶ岳や那須岳、北横岳なんかは、この時期でも
手軽にロープウェイで絶景が味わえますよ。
機会があったら、ぜひ行ってみてください。
この景色があるから山はやめられないんですよね〜
それまでの苦労がぶっ飛んじゃいます。
木曽駒ヶ岳や那須岳、北横岳なんかは、この時期でも
手軽にロープウェイで絶景が味わえますよ。
機会があったら、ぜひ行ってみてください。
Posted by そーしん at 2017年01月06日 11:24
ブログ更新楽しみにしています。
本年もよろしくお願いいたします。
御座石鉱泉への下りは長いですよね・・・。
それでも帰りに温泉に浸かると疲れが取れますよね♪とくに御座石鉱泉の水風呂は最高です。
それにしても良い景色ですね。
今年1年怪我や事故がないようにお互い気をつけて登山楽しみましょう♪
本年もよろしくお願いいたします。
御座石鉱泉への下りは長いですよね・・・。
それでも帰りに温泉に浸かると疲れが取れますよね♪とくに御座石鉱泉の水風呂は最高です。
それにしても良い景色ですね。
今年1年怪我や事故がないようにお互い気をつけて登山楽しみましょう♪
Posted by Naka at 2017年01月07日 15:46
Nakaさん
本年もよろしくお願いいたします。
御座石から登ったことあるんですね。
かなりマイナールートじゃないですか。
眺望がないと聞いていた割には、眺めも良くて
なかなかルートだと思いました。
でも、下りは本当に長く感じますね。
ひざ痛が出なかったのは幸いでした。
今年はどこかでご一緒しましょう。
本年もよろしくお願いいたします。
御座石から登ったことあるんですね。
かなりマイナールートじゃないですか。
眺望がないと聞いていた割には、眺めも良くて
なかなかルートだと思いました。
でも、下りは本当に長く感じますね。
ひざ痛が出なかったのは幸いでした。
今年はどこかでご一緒しましょう。
Posted by そーしん at 2017年01月08日 14:47