2020年12月27日
雪山だった・・・ 最南端の百名山 屋久島 宮之浦岳(後編)
12月20日(日)〜12月22日(火)
GoToトラベルキャンペーンを使って、百名山74座目、屋久島・宮之浦岳に登った記事の後編です。
前編はコチラから。
12月22日(火)
朝5時、新高塚小屋で目を覚ましました。
気温は0度よりちょっと高いくらいでしょうか。
快適に眠れました。
朝食はサムズで買ったパンとコーヒー。
朝6時、まだ暗い中ヘッデンを点けて出発です。
雪の道を歩いていると少し明るくなってきました。
キレイですね。
視界が開けると、正面には永田岳が見えました。独特の山容ですね。
さあ、いよいよご来光。
正面に見えてきた宮之浦岳もモルゲンロートに赤く染まります。
宮之浦岳山頂までもうすぐというところですが、分岐を右に曲がって永田岳に登っていくことにしましょう。
往復2時間ほどの寄り道です。
踏み跡は2.3人分くらいでしょうか。
どうにか行けるでしょう、としばらく歩きましたが、雪も深くなってきて行けなくはないけど時間がかかりそう。
帰りのバスの時間が心配ですね。心残りではありますが、写真だけ撮って引き返すことにします。
※引き返したのがちょうど8時ごろ。後で知ったのですが8時に、永田岳山頂付近で滑落した方が警察に遭難の一報を入れたとのことです。
残念ながらその方は翌日遺体で発見されました。原因は装備不足が考えられるとの事。ボクもツボ足でそのまま行っていたら危なかったかもしれません。ただ、もし行っていったら遭難者を発見できた可能性もあります。なんとも複雑な思いですが、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りします。
焼野三叉路の分岐まで戻ってきました。
宮之浦岳山頂はもうすぐです。
百名山74座目、宮之浦岳山頂に到着です。
自撮りで記念撮影。
三角点もタッチ。
山頂からの眺め。
今歩いてきた稜線方面です。
海も見えました。
山頂からの360度の眺め、動画でどうぞ。
ミッションコンプリート、ということで下山しましょうか。
山頂の反対側を下ります。
下り始めて振り返ると宮之浦岳山頂。
南斜面は雪も少な目ですね。
こちら側の斜面は岩が色んな形をしていて面白い。
あれはモアイ?それとも巨人兵(笑)
いったん下ってまた登ります。
登りきるとまた絶景。
左に見える山頂が黒味岳でしょうか。
おそらくこれが黒味岳。
なかなかかっこいい山です。
登山道にはちょっとしたロープ場も現れました。
普段ならなんてことのない場所ですが、雪が付くと難易度が上がりますね。
黒味岳の分岐に到着しました。
ここから往復1時間の寄り道で山頂を目指します。
あれ、いきなりロープですか。
思ったよりハードな道だぞ。
ガツっと登ったところで山頂が見えました。
元気が出ます。
さらにガツっと登って山頂に到着しました。
山頂はこの岩の上なんだろうけど、登れるんだろうか。
金峰山の五丈岩を思い出しました。
ちょっとトライしてみたけど、登れそうにありませんね。
山頂はどこ?
ウロウロ探して、左側から回り込んだ裏側に登れる場所がありました。
山頂からは・・・ ひゃー!絶景!
正面に宮之浦岳がドーン!
左奥が永田岳ですね。
思った以上の絶景が待っていました。
こちらは海が見えます。
自撮りで記念撮影。
宮之浦岳の山頂よりこっちの方が景色がいいかも。
堪能しました。
帰りもまたロープの連続。
かなりハードです。
分岐に戻ってからまた下山開始。
花之江河という湿原がありました。
登山道は巨木の森の中を下ります。
お腹がすいたのでランチタイムに。
さあ、今度のカップラーは何かな?
え・・・ 昨日と同じラーメンじゃん!
新しいラーメンを見かけるたびに1個ずつ買うようにしているんですが、間違って同じラーメンを買ってしまったようです。
気が付いていれば次回にスライドしたんですが。
仕方ないので同じラーメンを食べます。
ウマいのでいいんですが。
だいぶ降りてきました。
川ですね。この川、キレイさハンパない。
川のそばに淀川小屋がありました。
中はコチラも広くてキレイ。
小屋に不要になったガス缶と100円ライターを置いてきました。
どっちみち飛行機に乗って持ち帰れませんからね。
ここに置いておけば誰かに使ってもらえるでしょう。
小屋の先に水場の看板があったので行ってみると、ナントさっきの川の水。
川の水がそのまま飲めるなんて、今の日本にもあるんですね。
せっかくなのでゴクゴクいただきました。
小屋から40分、本日の歩き始めから7時間40分で登山串の駐車場に着きました。
でもここがゴールじゃないんですよね。
バスで帰るためには紀元杉のバス停まで歩かなくちゃいけません。
駐車場から30分ほど車道を歩いて紀元杉のバス停に到着しました。
待合室とかトイレとかあるのかと思いましたが、あったのはバス停のみ。
バス停の100mほど先に紀元杉があるというので行ってみました。
縄文杉と違って、紀元杉はすぐ近くまで寄ることができます。
さすがのド迫力。
バス停に戻って、14時55分発のバスに乗車。
平日とはいえバスは貸し切り。
終点の合庁前まで約1時間、最後までお客は一人だけでした。
バスを乗り継いで屋久島空港に17時に到着。
さあ18時発のフライトで帰りますよ。
鹿児島空港では乗り継ぎに2時間ありました。
夕食を食べましょう。
鶏飯バイキング600円というのがあったのでそれをいただきます。
鶏飯って知らなかったけど奄美大島の名物だそうです。
刻み沢庵、錦糸玉子、椎茸の煮物などのトッピングに鶏の胸肉の入った出し汁をかけていただきます。
豪華なお茶漬けって感じですかね。
温まりました。
まだ時間が余ったので、食後はやっぱりカードラウンジに。
ここんちには焼酎の試飲がありました。
これはうれしいですね。
ちょっとしたおつまみもいただいて、ゆっくりできました。
20時45分発のフライトで22時15分に羽田到着。
自宅には24時に帰り着きました。
ということで、GoToトラベルキャンペーンを利用した百名山ハンティング終了です。
本当にお安く良い旅ができました。
ホテルも飛行機もすごく感染防止に気を付けていて、感染源になるような気はしませんでしたね。
登山なのであたりまえですが、ほとんど人との接触も無いし。
感染拡大をGoToのせいにする人もいるけど、日常の満員電車や目にする飲み屋さんのほうがよっぽどヤバいと思うけどなぁ。
来月も鹿児島便予約をしているのでGoTo復活するといいんだけど。
今回のログです。
GoToトラベルキャンペーンを使って、百名山74座目、屋久島・宮之浦岳に登った記事の後編です。
前編はコチラから。
12月22日(火)
朝5時、新高塚小屋で目を覚ましました。
気温は0度よりちょっと高いくらいでしょうか。
快適に眠れました。
朝食はサムズで買ったパンとコーヒー。
朝6時、まだ暗い中ヘッデンを点けて出発です。
雪の道を歩いていると少し明るくなってきました。
キレイですね。
視界が開けると、正面には永田岳が見えました。独特の山容ですね。
さあ、いよいよご来光。
正面に見えてきた宮之浦岳もモルゲンロートに赤く染まります。
宮之浦岳山頂までもうすぐというところですが、分岐を右に曲がって永田岳に登っていくことにしましょう。
往復2時間ほどの寄り道です。
踏み跡は2.3人分くらいでしょうか。
どうにか行けるでしょう、としばらく歩きましたが、雪も深くなってきて行けなくはないけど時間がかかりそう。
帰りのバスの時間が心配ですね。心残りではありますが、写真だけ撮って引き返すことにします。
※引き返したのがちょうど8時ごろ。後で知ったのですが8時に、永田岳山頂付近で滑落した方が警察に遭難の一報を入れたとのことです。
残念ながらその方は翌日遺体で発見されました。原因は装備不足が考えられるとの事。ボクもツボ足でそのまま行っていたら危なかったかもしれません。ただ、もし行っていったら遭難者を発見できた可能性もあります。なんとも複雑な思いですが、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りします。
焼野三叉路の分岐まで戻ってきました。
宮之浦岳山頂はもうすぐです。
百名山74座目、宮之浦岳山頂に到着です。
自撮りで記念撮影。
三角点もタッチ。
山頂からの眺め。
今歩いてきた稜線方面です。
海も見えました。
山頂からの360度の眺め、動画でどうぞ。
ミッションコンプリート、ということで下山しましょうか。
山頂の反対側を下ります。
下り始めて振り返ると宮之浦岳山頂。
南斜面は雪も少な目ですね。
こちら側の斜面は岩が色んな形をしていて面白い。
あれはモアイ?それとも巨人兵(笑)
いったん下ってまた登ります。
登りきるとまた絶景。
左に見える山頂が黒味岳でしょうか。
おそらくこれが黒味岳。
なかなかかっこいい山です。
登山道にはちょっとしたロープ場も現れました。
普段ならなんてことのない場所ですが、雪が付くと難易度が上がりますね。
黒味岳の分岐に到着しました。
ここから往復1時間の寄り道で山頂を目指します。
あれ、いきなりロープですか。
思ったよりハードな道だぞ。
ガツっと登ったところで山頂が見えました。
元気が出ます。
さらにガツっと登って山頂に到着しました。
山頂はこの岩の上なんだろうけど、登れるんだろうか。
金峰山の五丈岩を思い出しました。
ちょっとトライしてみたけど、登れそうにありませんね。
山頂はどこ?
ウロウロ探して、左側から回り込んだ裏側に登れる場所がありました。
山頂からは・・・ ひゃー!絶景!
正面に宮之浦岳がドーン!
左奥が永田岳ですね。
思った以上の絶景が待っていました。
こちらは海が見えます。
自撮りで記念撮影。
宮之浦岳の山頂よりこっちの方が景色がいいかも。
堪能しました。
帰りもまたロープの連続。
かなりハードです。
分岐に戻ってからまた下山開始。
花之江河という湿原がありました。
登山道は巨木の森の中を下ります。
お腹がすいたのでランチタイムに。
さあ、今度のカップラーは何かな?
え・・・ 昨日と同じラーメンじゃん!
新しいラーメンを見かけるたびに1個ずつ買うようにしているんですが、間違って同じラーメンを買ってしまったようです。
気が付いていれば次回にスライドしたんですが。
仕方ないので同じラーメンを食べます。
ウマいのでいいんですが。
だいぶ降りてきました。
川ですね。この川、キレイさハンパない。
川のそばに淀川小屋がありました。
中はコチラも広くてキレイ。
小屋に不要になったガス缶と100円ライターを置いてきました。
どっちみち飛行機に乗って持ち帰れませんからね。
ここに置いておけば誰かに使ってもらえるでしょう。
小屋の先に水場の看板があったので行ってみると、ナントさっきの川の水。
川の水がそのまま飲めるなんて、今の日本にもあるんですね。
せっかくなのでゴクゴクいただきました。
小屋から40分、本日の歩き始めから7時間40分で登山串の駐車場に着きました。
でもここがゴールじゃないんですよね。
バスで帰るためには紀元杉のバス停まで歩かなくちゃいけません。
駐車場から30分ほど車道を歩いて紀元杉のバス停に到着しました。
待合室とかトイレとかあるのかと思いましたが、あったのはバス停のみ。
バス停の100mほど先に紀元杉があるというので行ってみました。
縄文杉と違って、紀元杉はすぐ近くまで寄ることができます。
さすがのド迫力。
バス停に戻って、14時55分発のバスに乗車。
平日とはいえバスは貸し切り。
終点の合庁前まで約1時間、最後までお客は一人だけでした。
バスを乗り継いで屋久島空港に17時に到着。
さあ18時発のフライトで帰りますよ。
鹿児島空港では乗り継ぎに2時間ありました。
夕食を食べましょう。
鶏飯バイキング600円というのがあったのでそれをいただきます。
鶏飯って知らなかったけど奄美大島の名物だそうです。
刻み沢庵、錦糸玉子、椎茸の煮物などのトッピングに鶏の胸肉の入った出し汁をかけていただきます。
豪華なお茶漬けって感じですかね。
温まりました。
まだ時間が余ったので、食後はやっぱりカードラウンジに。
ここんちには焼酎の試飲がありました。
これはうれしいですね。
ちょっとしたおつまみもいただいて、ゆっくりできました。
20時45分発のフライトで22時15分に羽田到着。
自宅には24時に帰り着きました。
ということで、GoToトラベルキャンペーンを利用した百名山ハンティング終了です。
本当にお安く良い旅ができました。
ホテルも飛行機もすごく感染防止に気を付けていて、感染源になるような気はしませんでしたね。
登山なのであたりまえですが、ほとんど人との接触も無いし。
感染拡大をGoToのせいにする人もいるけど、日常の満員電車や目にする飲み屋さんのほうがよっぽどヤバいと思うけどなぁ。
来月も鹿児島便予約をしているのでGoTo復活するといいんだけど。
今回のログです。
この記事へのコメント
モアイ像。
これはいったい何なのですか?
昨日と同じラーメン?
GoToの地域共通クーポンに関しては、
しっかりと調べて、全く無駄なく利用しているのに、
こういうおちょこちょいさがちょくちょあって、
そーしんさんって、しっかりしてそうで・・・?(笑)
しかし、屋久島のお山は、
やっぱり他のお山とは何か違う雰囲気がありますね。
あ、あと前編にあった来月やる予定のお山の写真。
バーンって感じがしっかり伝わりましたよ!
これはいったい何なのですか?
昨日と同じラーメン?
GoToの地域共通クーポンに関しては、
しっかりと調べて、全く無駄なく利用しているのに、
こういうおちょこちょいさがちょくちょあって、
そーしんさんって、しっかりしてそうで・・・?(笑)
しかし、屋久島のお山は、
やっぱり他のお山とは何か違う雰囲気がありますね。
あ、あと前編にあった来月やる予定のお山の写真。
バーンって感じがしっかり伝わりましたよ!
Posted by なまずの里 at 2020年12月29日 14:05
なまずの里さん
モアイ像、それっぽいでしょ。
この山はいたるところにこんな奇岩怪石がありました。
これはクジラかな、いやイルカか、とかいろいろ考えながら歩いていました。
カップラーはびっくりでした。
同じシリーズなのはわかっていたんですが、まさか同じの2回買っていたとは。
家に帰ったら、同じシリーズの違う味があったので、せめて連続は回避したかった。まあもともとしっかりなんてしてませんから(笑)
来月は開聞岳と霧島・韓国岳をやる予定なんですが、GoTo復活するかなぁ
モアイ像、それっぽいでしょ。
この山はいたるところにこんな奇岩怪石がありました。
これはクジラかな、いやイルカか、とかいろいろ考えながら歩いていました。
カップラーはびっくりでした。
同じシリーズなのはわかっていたんですが、まさか同じの2回買っていたとは。
家に帰ったら、同じシリーズの違う味があったので、せめて連続は回避したかった。まあもともとしっかりなんてしてませんから(笑)
来月は開聞岳と霧島・韓国岳をやる予定なんですが、GoTo復活するかなぁ
Posted by そーしん at 2020年12月29日 15:39