2019年07月15日
あの大阪万博・太陽の塔の内部はこんな風になっていた
7月12日(金)
1970年に行われた大阪万博。
当時5歳だったボクは、長野からバスツアーで連れて行ってもらいました。
あの当時の万博フィーバーって、今では考えられないくらい凄かったんですよね。
日本中が熱狂したといっても過言ではないんじゃないでしょうか。
当時の万博で特に人気だったのが、アメリカ館の月の石と太陽の塔。
どちらも、もの凄い人気で長い行列ができ、見学に数時間待ちということで、ツアーで
時間のなかったわが家はどっちも見ることができませんでした。
月の石は、月面着陸したアポロが持ち帰ったもので、人類が初めて月に行った記念の石です。
こっちは、上野の国立科学博物館に常設展示されていて、数年前に見ることができました。
実際に見てみると、なーんだ、という程度のただの石ころで、こんなもの見るために
みんな並んだのかと拍子抜けする思いがしました。
もう一つの太陽の塔の方は、最近リニューアルされて誰でも見れるようになったとのこと。
万博世代のボクにとって、かなり思い入れのある太陽の塔、見に行かないわけにはいきませんね。
ということで、大阪出張の合間を見て行ってきました。
中はどんなでしょうか。
そして、期待通りだったんでしょうか。
大阪での会議は13時30分からなので、その前に見ちゃいましょう。
内部見学は完全事前予約性なので、ネットで事前に予約をしておきました。
11時30分からの予約、ということで、10時40分にモノレールの万博記念公園駅に到着。
万博跡地は公園として整備されたりショッピングモールができていました。
道路に架かる橋を渡ると太陽の塔が正面に見えてきましたよ。
テンション上がりますね。
こちらの入口で入場料250円を支払います。
エントランスの正面に、バーン!
太陽の塔の全景です。
かっこいい!
当時はこんな風に屋根がかかっていたので今とはだいぶ見え方が違うようです。
右側からぐるっと回り込んで近付きます。
思った以上に大きいですね。
すぐ下まで来ると・・・ 大きいなぁ
ド迫力です。
正面に回り込むと・・・ お腹にある「太陽の顔」ってずいぶん立体的なんですね。
ちなみに本当の顔の部分は、「黄金の顔」と呼ばれているんだそうです。
裏に回るとこんな光景が。
裏側のイメージってあまりなかったんで驚きました。
この絵は「黒い太陽」と呼ばれているんだそうです。
当時はこんなだったんですね。
予約の時間まで少しあるので、園内を散歩することに。
そうそう、大阪万博といえば、動く歩道なるものが有名でした。
近未来の歩道という触れ込みで、ボクも乗ったのを覚えています。
こんな感じで、そこここを結んでいました。
今となっては、そこここにある例のエスカレーターの横移動版ですが、当時は珍しかったんですよね。
池がありましたよ。
そういえば見覚えがあるような。
あの奥に見える赤いのが・・・
この下に落ちる噴水じゃないですかね。
そしてこれが、太陽の塔を当時覆っていた天井の一部だそうです。
この辺りも、当時はこんなだったんですね。
さあ、時間になりましたよ。
それでは内部見学に参りましょう。
裏側にスロープがあって、地下から入ります。
QRコードを見せて中に入ります。
中は真っ暗です。
壁には、岡本太郎が太陽の塔制作にあたり描いたデッサンが展示されていました。
天才もいろいろと試行錯誤したんですね。
明り取りの小窓をのぞいてみると・・・ ちょうど正面の真下だった。
何やら極彩色のオブジェが。
これが「地底の太陽」ですね。
プロジェクションマッピングになっていて、時々表情を変えます。
不思議なもので、同じ第四の太陽でも色によって印象がまるで変わりますね。
世界中から集められた木像とも絶妙にマッチした展示です。
そしていよいよ塔の内部に入ります。
塔の中心には太い柱があり・・・
見上げると、ずーっと上までうねりながら続いています。
これが「生命の樹」ですね。
枝の部分には、恐竜やら様々な生物が乗っかっています。
古代から現代までを表現しているとか。
壁はこんな感じ。
音響を考えているんだそうです。
写真撮影ができるのはこのフロアーだけだそうです。
階段を登るので危険だからとか。
昔はエスカレーターで登ったんだそうです。
腕の部分まで登ってきました。
ここで見学は終了との事。
そこから別の階段で下まで降りることになります。
てっきりてっぺんまで登れるのかと思っていたんですが。
驚いたのが腕の内部。
写真撮影禁止ですが、ネットで探すといろいろ出てきたので転載。
近未来的でかなりかっこいい。
実は50年前はこの腕の部分から屋根の部分に出たんだそうです。
ちなみにてっぺんの内部はこんな風になっていました。
ということで、太陽の塔の内部見学終了。
驚いたのは、そのデザインが今見ても新しいと感じる事。
50年前の前衛が今も新しいって・・・岡本太郎は本当に天才だったんですね。
これは、万博世代じゃなくても楽しめると思いますよ
大満足、オススメです。
外に出るころにはすっかり青空に。
太陽の塔には青空が似合いますね。
ということで、今回の大阪出張は終了。
実は来週も大阪に行くんで、百名山チャレンジをしますよ。
お天気大丈夫かな。
1970年に行われた大阪万博。
当時5歳だったボクは、長野からバスツアーで連れて行ってもらいました。
あの当時の万博フィーバーって、今では考えられないくらい凄かったんですよね。
日本中が熱狂したといっても過言ではないんじゃないでしょうか。
当時の万博で特に人気だったのが、アメリカ館の月の石と太陽の塔。
どちらも、もの凄い人気で長い行列ができ、見学に数時間待ちということで、ツアーで
時間のなかったわが家はどっちも見ることができませんでした。
月の石は、月面着陸したアポロが持ち帰ったもので、人類が初めて月に行った記念の石です。
こっちは、上野の国立科学博物館に常設展示されていて、数年前に見ることができました。
実際に見てみると、なーんだ、という程度のただの石ころで、こんなもの見るために
みんな並んだのかと拍子抜けする思いがしました。
もう一つの太陽の塔の方は、最近リニューアルされて誰でも見れるようになったとのこと。
万博世代のボクにとって、かなり思い入れのある太陽の塔、見に行かないわけにはいきませんね。
ということで、大阪出張の合間を見て行ってきました。
中はどんなでしょうか。
そして、期待通りだったんでしょうか。
大阪での会議は13時30分からなので、その前に見ちゃいましょう。
内部見学は完全事前予約性なので、ネットで事前に予約をしておきました。
11時30分からの予約、ということで、10時40分にモノレールの万博記念公園駅に到着。
万博跡地は公園として整備されたりショッピングモールができていました。
道路に架かる橋を渡ると太陽の塔が正面に見えてきましたよ。
テンション上がりますね。
こちらの入口で入場料250円を支払います。
エントランスの正面に、バーン!
太陽の塔の全景です。
かっこいい!
当時はこんな風に屋根がかかっていたので今とはだいぶ見え方が違うようです。
右側からぐるっと回り込んで近付きます。
思った以上に大きいですね。
すぐ下まで来ると・・・ 大きいなぁ
ド迫力です。
正面に回り込むと・・・ お腹にある「太陽の顔」ってずいぶん立体的なんですね。
ちなみに本当の顔の部分は、「黄金の顔」と呼ばれているんだそうです。
裏に回るとこんな光景が。
裏側のイメージってあまりなかったんで驚きました。
この絵は「黒い太陽」と呼ばれているんだそうです。
当時はこんなだったんですね。
予約の時間まで少しあるので、園内を散歩することに。
そうそう、大阪万博といえば、動く歩道なるものが有名でした。
近未来の歩道という触れ込みで、ボクも乗ったのを覚えています。
こんな感じで、そこここを結んでいました。
今となっては、そこここにある例のエスカレーターの横移動版ですが、当時は珍しかったんですよね。
池がありましたよ。
そういえば見覚えがあるような。
あの奥に見える赤いのが・・・
この下に落ちる噴水じゃないですかね。
そしてこれが、太陽の塔を当時覆っていた天井の一部だそうです。
この辺りも、当時はこんなだったんですね。
さあ、時間になりましたよ。
それでは内部見学に参りましょう。
裏側にスロープがあって、地下から入ります。
QRコードを見せて中に入ります。
中は真っ暗です。
壁には、岡本太郎が太陽の塔制作にあたり描いたデッサンが展示されていました。
天才もいろいろと試行錯誤したんですね。
明り取りの小窓をのぞいてみると・・・ ちょうど正面の真下だった。
何やら極彩色のオブジェが。
これが「地底の太陽」ですね。
プロジェクションマッピングになっていて、時々表情を変えます。
不思議なもので、同じ第四の太陽でも色によって印象がまるで変わりますね。
世界中から集められた木像とも絶妙にマッチした展示です。
そしていよいよ塔の内部に入ります。
塔の中心には太い柱があり・・・
見上げると、ずーっと上までうねりながら続いています。
これが「生命の樹」ですね。
枝の部分には、恐竜やら様々な生物が乗っかっています。
古代から現代までを表現しているとか。
壁はこんな感じ。
音響を考えているんだそうです。
写真撮影ができるのはこのフロアーだけだそうです。
階段を登るので危険だからとか。
昔はエスカレーターで登ったんだそうです。
腕の部分まで登ってきました。
ここで見学は終了との事。
そこから別の階段で下まで降りることになります。
てっきりてっぺんまで登れるのかと思っていたんですが。
驚いたのが腕の内部。
写真撮影禁止ですが、ネットで探すといろいろ出てきたので転載。
近未来的でかなりかっこいい。
実は50年前はこの腕の部分から屋根の部分に出たんだそうです。
ちなみにてっぺんの内部はこんな風になっていました。
ということで、太陽の塔の内部見学終了。
驚いたのは、そのデザインが今見ても新しいと感じる事。
50年前の前衛が今も新しいって・・・岡本太郎は本当に天才だったんですね。
これは、万博世代じゃなくても楽しめると思いますよ
大満足、オススメです。
外に出るころにはすっかり青空に。
太陽の塔には青空が似合いますね。
ということで、今回の大阪出張は終了。
実は来週も大阪に行くんで、百名山チャレンジをしますよ。
お天気大丈夫かな。
Posted by そーしん at 21:28
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