1月08日（月）
厳冬期の朝日岳東南稜、雪が少なかったこともあって無事登頂できました。
ついにアルパインの世界に足を踏み入れちゃいましたね。そうなると次なるターゲットは・・・やっぱり谷川岳ですかね。そのためには、交互に登りながら確保し合うマルチピッチというテクニックを習得しないといけないんですよね。ロープ2本を使って登りながら支点を確保しつつ、登った人が下の人を確保する・・・説明も難しいけどやるの本当にややこしいんです。
その練習ということで、異能☆さんと日和田山にコソ練に行ってきました。川ではコソ練やったけどまさか岩でコソ練やることになるとは。
日和田山の駐車場に8時に集合。天気は良いけど駐車場はガラガラです。
駐車場の脇にこんなものを見つけました。日本人女性初のエベレスト登頂を果たした田部井淳子さんのレリーフです。田部井さんの本は何冊か読んでいたんですが、ボクらが練習するような岩で練習していたんですね。親近感が増しました。
駐車場から30分ほどで男岩に到着。短期間で3回目なので、かなり勝手知ったる岩場です。
まずは、支点構築します。徒歩で岩の上まで登れるのがここの良いところです。
支点構築は今まで会長とかにやってもらっていたので、実は初めて。自分を確保しながらスリングとカラビナで支点を作ります。
支点はこんな感じでしょうか。ロープは異能☆さんが購入してくれました。
ボクも同じの買わなくちゃいけないんですけど、これってただのロープに見えてスゴクお高いんですよ。いくらするか興味のある方は見てみて→
クライミングロープ
中間を支点に引っかけて放り投げると2本のロープを垂らすことができました。
片側を登る人が、片側を下の人が結ぶことで登りながら確保ができます。二人なので代わりばんこに登る、確保するを繰り返します。
休憩後は中間支点の作り方をお勉強。先に登った人がこんな支点を構築して登ってくる人を確保す路・・・のですが、こればなかなか難しい。何度やっても頭がこんがらがっちゃう。これをスムーズにできるようにならないとですね。
最後は上から懸垂下降の練習。
ということで、初めての岩場でのコソ練が終了。これは大変だ。まあ、練習するしかないですね。夏までに谷川一ノ倉できるようになるかな。