今年も漕ぎ初めは、都会の無人島でなんちゃって川旅

そーしん

2022年01月18日 05:24

1月08日(土)~1月09日(日)

今年も漕ぎ初めはここから。

そう、ご近所の江戸川を漕いで都会の無人島、中州に上陸してキャンプする、例のなんちゃって川旅です。

いつもご一緒いただいている ゆらどんさんに加え今年はREIさんも初参加。安定の楽しい川旅になりました。




1月08日(土)

集合は三郷のいつもの駐車場に13時30分。この時期は日没が早いので前回より30分早めたんだけど、もっと早くても良かったな。
いつもの駐車場に到着すると、なぜか鉄の棒で入場が規制されていました。もしかすると一昨日降った雪の影響かもしれませんね。
仕方ないので、上のじゃまにならない場所に駐車して、ゆらどん号に乗り換え、いつもの出艇場所に向かいます。

※ここにポツンと車が止めてあったのを、たまたま通りかかった なまずの里さんに見られたとか。恥ずかしい(笑)


出艇場所の駐車スペースに車を止めてカヌーを川に下ろします。今回は横着してパックラフトは出さずに、ゆらどん艇のバウマンで前を漕がしてもらいます。
いつもながら、カナディアンを一人で担ぐってのは大変そうに見えますね。でも二人で手で持つより楽なんだとか。



さあ、行きましょうか。今日は快晴の上に無風です。ここまで風が無いのもちょっと記憶にないな。まさに川旅日和です。



野田橋の下で、電車回送してきたREIさんと合流。REIさん午前中お仕事で遅くなるとのことでしたが、スタート直後にうまいこと合流できました。
相変わらずコンパクトにパッキングされていますね。



いやぁシングルパドル漕ぐの久しぶりだなぁ 一応今でも心はシングルパドラーなんですが、カナディアン漕ぐの1年に1回じゃシングルパドラーとは呼べませんね。パックラフター? masaさん曰くゴムカヌー野郎です(笑)



この川の雰囲気もずいぶん変わっちゃいましたねぇ 千葉と埼玉の県境とはいえ、川の両岸は人工物もあまり見えなくてそれなりに風情はあったんですが、今はどこもかしこも護岸工事をやっていて、興覚めです。



まあ、それでもこれだけお手軽に川旅っぽい遊びができるフィールドは他にありませんからね。
正面にいつもの、そーしん島が見えてきましたよ。



玉葉橋をくぐると島はもう目の前です。



近くから見ても、この島はあまり変わってないようで一安心です。島の様子を観察しながら下流側に回り込みます。



島の下流まで下ったら反対側を少し漕ぎ上がります。反対側の河原も護岸工事が始まっていて、ずいぶんと雰囲気も損なわれちゃいましたが、昨年よりは草も生えてどうにかってところですかね。
それはいいんですが、いつもより砂浜が小さいですね。しかもほぼ泥で幕を張れる状況じゃありません。



上陸して幕営適地を探すと、一段上がった高台が砂地で夜下げだったので幕を張ることに。
ボクはエスパースを買って出番の少なくなったダンロップVL-22を。ゆらどんさんは、いつものORTIKの極地用テント。そしてREIさんはFINETRACKのチューブツェルトだそうです。
みなさんそれぞれこだわりの幕をお持ちで三人三様なのがおもしろい。



今回、ボクはイスを忘れちゃったんですよね。本当はヘリノックスを持ってくるつもりだったんですが・・・
でもちょうど良いものを見つけましたよ。良い感じの切り株がありました。これで問題解決です。



それじゃあ早速かんぱ~い!



つまみに合鴨の燻製を切りました。このカッティングボード、オシャレっぽいけどダイソーで百円です。なかなか使えるな。



ゆらどんさんからは、豚バラの燻製をいただきました。何でもお父様が燻製に凝っておられるとか。



フライパンで炙っていただきました。



肉でお腹いっぱいな感じでもありますが、持って帰るわけにもいかないのでもつ鍋も食べますよ。
なんか豆腐しか写ってないけどモツもたっぷり入れましたよ。ふるさと納税でお取り寄せした、本場博多の名店のモツ鍋の汁が美味かった(汁だけ余っていたんです)。



寒い夜は日本酒でしょ、ということでコーヒー缶でお燗していただきます。



今回もこの島は薪が豊富に落ちていました。特に太い薪が多かったので暖房としては大助かり。この時期なのにREIさんは半そでになっていました(笑)



これまで下った川や野営地のことなんか話しながら楽しい夜を過ごしました。




1月09日(日)

目が覚めると、もう辺りは明るくなり始めていました。いつもながらここから見る朝日はキレイですね。山間部の川だと山に挟まれている場所が多いので、こうい色の朝日はなかなか見られませんからね。



昨夜もだいぶ冷え込んだようです。木に干してあったライジャケも真っ白に。



テントにも霜が降りていました。



流れの少ない右岸側はいつものように氷が張っています。



さっそく火を熾して焚火で暖まります。



朝食はモツ鍋の残りに麺を投入。



することもないので焚き火に当たりながらまったりと過ごしました。



さあ、帰りましょうか。今年も氷を割りながら砕氷船ごっこで遊びますよ。



薄いようで意外と厚い氷。バキバキ言わせながら進みます。



さあ、本流に出ました。今日も快晴無風です。



おっさん二人でカナディアンを漕ぐ様子はこんな感じ。めずらしく川もそこそこ流れていて、ほとんど漕がずに流れるだけ。写真はREIさんにいただきました。



並走するREIさん。



常磐道が見えてきましたよ。



常磐道の橋脚の脇を抜けます。



こちらが昨年泊まった島です。



ここもだいぶ雰囲気が変わってますね。今年は快適に泊まれそううな感じじゃありません。



いつもの橋の工事をしている場所です。やっと形になってきましたね。もう3年以上やっているんじゃないかな。



島にも橋脚を作っていました。これだけの材料と作業員をどうやって渡したのか興味あるな。



ほとんど漕がずにのんびりと流れて、ゴールの三郷の街が見えてきました。



あの鉄橋の先がゴールです。



上陸場所がいつも以上にドロ沼で苦労したけど、どうにか無事ゴールして終了。
お疲れさまでした~


年始の恒例行事と化したこの遊び、ブログを遡ってみたらもう8年目になるんですね。

最初はひとりで始めたこの遊び、まさか誰かと一緒にやるようになるとは思わなかった。
世の中にはけっこうヘンタイさんがいるものですね(笑)またやりましょう。



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