バスと電車で、パックラフトなんちゃって川旅

そーしん

2016年11月16日 20:43

11月12日(土)〜11月13日(日)

わが家のボルボくん、エンジンがかからなくなり、ついに廃車することになっちゃいました

というわけで、しばらく車が無いんですよね。

車は無いけど外遊びには行きたいよ~

そうだ!

いいこと思いついちゃった。

路線バスと電車を使っての、江戸川パックラフト川旅なんてどうだろう。

パックラフトなら担いで待ち運べそうですからね。

ということで週末は、パックラフトを担いでの、なんちゃって川旅・公共交通機関バージョン決行!

いや~やっぱり楽しかった♪

パックラフト使えるな。

まだまだ色んな可能性がありますね。




11月12日(土)

ついに動かなっちゃったボルボくん、リサイクル業者さんにお願いして引取りに来てもらいました。

そんな厄介者のボルボくんですが、いざ引き取られるとなると、色んな思い出が走馬灯のように・・・

ちょっと感傷的になっちゃいました。

ドナ ドナ ド~ナ~ ド~ナ~

ボルボを載せて~

ドナ ドナ ド~ナ~ ド~ナ~

ドナ ドナ ド~ナ~ド~ しくしく






さあ、切り替えていきましょう!

しんちゃんの中学校のバザーの手伝いが終わったら自由の身。

フリーダーム!

お山用のザックにパックラフトを括りつけて、さあ行きますか。

バス停は、家から200mくらいの場所にありました。

普段、バスって意識しないので、こんなところに停留所があったなんて知らなかったな。

14時28分のバスに乗って、さあ冒険の旅に出発です。





バスに揺られること30分、終点の東埼玉テクノポリスに到着。

東埼玉テクノポリスって何?って思ったらこの工業団地のことなのね。

テクノポリスなんていうから、立派な研究所でもあるのかと思っちゃった。

まあ、ここからなら江戸川はけっこう近いはずです。





バス停から15分ほどで、見慣れた景色、野田橋に出ました。

橋を渡った左側に、いつもの出艇場所があります。





橋の上からの上流方向の眺めです。

風も無く、穏やかな漕ぎ日和ですね。

前日の雨もあって、水量は大目でしょうか。





今回の荷物はこのザック1つとパドルだけ。

パドルは4分割のパドルを手に入れないといかんな。





パックラフト、今回は10分くらいであっという間に膨らませることができました。

確実に早くなっていますね。

少しずつコツがわかってきましたよ。





さあ行きますか。

NRSのパックラフト、なかなか快適な乗り物です。

お尻にクッションはあるし、本体はふわふわの背もたれになるし、足は伸ばせるし。

いいねぇ





自撮り棒も使ってみました。





これもやってみたかった事のひとつ。

のんびりと漕ぎながらの、かんぱ~い!

瀬のない江戸川・・・しかもパックラフトですからね。

さすがに沈はありえないでしょ。

しかも、本日はそこそこ流れもあるので、一生懸命漕ぐ必要もありません。

極楽、極楽。





漕ぎ始めてしばらく、さっそく最初の無人島が見えてきましたよ。

以前に上陸した事のある島ですが、ちょっと雰囲気が変わったかな。

前は釣り人の気配がありましたが、今は岸からかなり離れちゃったせいか気配がありません。

キャンプ地にいい感じなんですが、野田から距離が近すぎるのが難点ですね。

先に行きましょう。





いつもの玉葉橋が見えてきました。

その先にあるのが、ボクが勝手に命名した「そーしん島」。

本日の幕営予定地です。





水量大目で右岸も随分流れがあるので、右岸寄りからアプローチ。





あれ?ぱっと見これだっていうキャンプ地が見当たりませんねぇ

水量大目なので、砂地の大半が川の中って感じです。

とりあえず上陸してキャンプ適地を探します。





島の中央部に若干広めの平らなスペースを見つけましたが、眺望が悪いのでパス。

結局川のそばの、わずかな乾燥した砂地に張ることにしました。

それにしても、この時期は暗くなるのが早いですね。

暗くなる前に、大慌てでテントを設営。





これまた大慌てで、その辺に落ちている木を集めてきて、どうにか明るいうちに焚き火を開始。

やっと落ち着いたところで、本日2度目のかんぱ~い!





さあさあ、焚き火といえばやっぱりスキレット。

鉄スキで豚肉焼き焼きします。





塩とコショーだけのシンプルな味付けは、やっぱり肉の味が引き立ちますね。

うまし!





温かいものが恋しい季節ですね。

芋焼酎のお湯割りで暖ったまります。





お次は白菜と豚ばら肉のはさみ鍋。





シンプルな塩味でいただきます。




シンプルだけど、これも、うまいなぁ





ちなみに、ボクの焚き火は基本、文系焚き火。

拾ってきた木を長いまま風下側に重ねるだけ。

もっとも横着な焚き火です。

時々押してやれば、長く一定の火力が保てるので便利なんですよね。

消す時は、ちょっとばらしてやるだけで消えるし。

ちなみに理系の焚き火っていうのは、長さも太さも揃えて切って、ちゃんと管理する焚き火です。

もっとも、どちらも勝手に名前をつけただけなので、オレは文系だけど、そんな横着しないぞ!

っていう方もたくさんいらっしゃるかとは思いますが(笑)






まったりとソロの時間を楽しみます。

ソロキャンって独りで寂しくないんですかって時々聞かれますが、これはこれでいいんですよね。

何ていうか、本当の自由を味わっているというような・・・

しょっちゅう、やりたいとは思いませんが、クセになります。





あれ?いつの間にか寝落ちしちゃっていました。




寒くなったのでテントにもぐりこんでお休みなさ~い。






11月13日(日)

朝です。

夜中に一度も目覚めることなく、ぐっすりと朝まで眠れました。

家で寝るよりテントのほうが眠れるんだよな。

なんでかな。





昨夜の燃え残りの薪に火をつけて、朝から焚き火を楽しみます。





昨夜の残りの鍋を温めて・・・





フリーズドライのおかゆを入れます。





あっという間に、豚肉と白菜のうまみが沁み出した塩味のおかゆ完成。

うまかった。





今日も無風の晴天。

漕ぎ日和です。





朝露でテントはびしょびしょですが、乾燥するには時間がかかりそうなので、家で干すとしましょう。

濡れたまま撤収して8時には出発。





穏やかな川面を太陽に向かって漕ぎます。






黒い水鳥が3羽。

まだ子供なのかな?

小さくてかわいいので、写真をパチリ。





しばらく目で追っていたら、草薮の中に隠れちゃった。



その時です。

突然草薮に大きな鳥が電光石火の勢いで突っ込みました!

????

なになに?

親鳥かな? そんな訳ないよね。

見たところ猛禽類だったもんな。

すぐに黒い鳥が2羽飛び出してきました。

猛禽類と黒い鳥1羽は、薮の中に入ったまま。

見えなくなるまでずーっと見ていましたが、2羽ともとうとう出て来ませんでした。

弱肉強食の世界ですね。

目の前の光景に唖然としちゃいました。




どんぶらこと流されて、常磐道が見えてきました。




橋脚って、下から見ると迫力あるんですよね。

よく見ると、この橋の裏側に落書きがありました。

しかも、中学生レベルの下ネタ。

どうやってあんなところに書いたの?

と思って見たら、橋の下にちゃんと人が歩ける通路が作ってあるんですね。

でもかなり高いから歩くの怖そうだけど。





その後も水鳥を見ながらのんびりと川下り。





都会を流れるこんな川にも、色んな鳥がいるんですね。

この川、毎度自然の多さに驚かされます。





以前にキャンプしたことのある、第2の無人島通過。

水量が多いと、やっぱり幕営適地が少ないですね。

今回も上が正解だったかな。





今回は濡れないようにレインウェアを着用。

モニターに当選したキャラバンのエアリファイングレイスです。

さすがに水を良くはじきますね。

玉のようになってコロコロと落ちていきます。

濡れないのはもちろんですが、極薄の生地でストレッチ素材なので、漕いでも快適でした。





さあ、いよいよ三郷の鉄橋が見えてきました。

まもなくゴールです。





鉄橋先のテトラポットに横付けしてゴール。

本日は約2時間の川旅でした。

パックラフトを折りたたんでザックに括りつけたら、さあ帰りますか。





駅までまた徒歩で。





10分ほどで三郷駅に到着。





電車で15分ほどで地元南越谷に戻ってきました。





車の無い週末、パックラフトの機動性を活かして、こんな遊びをしてみました。

パックラフト、もっといろんな遊びができそうですね。

これから使い倒すのが楽しみです。

それにしても、早く車、納車にならないかなぁ



今回の大雑把なログはこんな感じです。





エヌアールエス(NRS) パックラフト

軽くて公共交通機関にも持ち込めます。遊びの幅が広がりますね。



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