11月12日(土)〜11月13日(日)
わが家のボルボくん、エンジンがかからなくなり、ついに廃車することになっちゃいました
というわけで、しばらく車が無いんですよね。
車は無いけど外遊びには行きたいよ~
そうだ!
いいこと思いついちゃった。
路線バスと電車を使っての、江戸川パックラフト川旅なんてどうだろう。
パックラフトなら担いで待ち運べそうですからね。
ということで週末は、パックラフトを担いでの、なんちゃって川旅・公共交通機関バージョン決行!
いや~やっぱり楽しかった♪
パックラフト使えるな。
まだまだ色んな可能性がありますね。
11月12日(土)
ついに動かなっちゃったボルボくん、リサイクル業者さんにお願いして引取りに来てもらいました。
そんな厄介者のボルボくんですが、いざ引き取られるとなると、色んな思い出が走馬灯のように・・・
ちょっと感傷的になっちゃいました。
ドナ ドナ ド~ナ~ ド~ナ~
ボルボを載せて~
ドナ ドナ ド~ナ~ ド~ナ~
ドナ ドナ ド~ナ~ド~ しくしく
さあ、切り替えていきましょう!
しんちゃんの中学校のバザーの手伝いが終わったら自由の身。
フリーダーム!
お山用のザックにパックラフトを括りつけて、さあ行きますか。
バス停は、家から200mくらいの場所にありました。
普段、バスって意識しないので、こんなところに停留所があったなんて知らなかったな。
14時28分のバスに乗って、さあ冒険の旅に出発です。
バスに揺られること30分、終点の東埼玉テクノポリスに到着。
東埼玉テクノポリスって何?って思ったらこの工業団地のことなのね。
テクノポリスなんていうから、立派な研究所でもあるのかと思っちゃった。
まあ、ここからなら江戸川はけっこう近いはずです。
バス停から15分ほどで、見慣れた景色、野田橋に出ました。
橋を渡った左側に、いつもの出艇場所があります。
橋の上からの上流方向の眺めです。
風も無く、穏やかな漕ぎ日和ですね。
前日の雨もあって、水量は大目でしょうか。
今回の荷物はこのザック1つとパドルだけ。
パドルは4分割のパドルを手に入れないといかんな。
パックラフト、今回は10分くらいであっという間に膨らませることができました。
確実に早くなっていますね。
少しずつコツがわかってきましたよ。
さあ行きますか。
NRSのパックラフト、なかなか快適な乗り物です。
お尻にクッションはあるし、本体はふわふわの背もたれになるし、足は伸ばせるし。
いいねぇ
自撮り棒も使ってみました。
これもやってみたかった事のひとつ。
のんびりと漕ぎながらの、かんぱ~い!
瀬のない江戸川・・・しかもパックラフトですからね。
さすがに沈はありえないでしょ。
しかも、本日はそこそこ流れもあるので、一生懸命漕ぐ必要もありません。
極楽、極楽。
漕ぎ始めてしばらく、さっそく最初の無人島が見えてきましたよ。
以前に上陸した事のある島ですが、ちょっと雰囲気が変わったかな。
前は釣り人の気配がありましたが、今は岸からかなり離れちゃったせいか気配がありません。
キャンプ地にいい感じなんですが、野田から距離が近すぎるのが難点ですね。
先に行きましょう。
いつもの玉葉橋が見えてきました。
その先にあるのが、ボクが勝手に命名した「そーしん島」。
本日の幕営予定地です。
水量大目で右岸も随分流れがあるので、右岸寄りからアプローチ。
あれ?ぱっと見これだっていうキャンプ地が見当たりませんねぇ
水量大目なので、砂地の大半が川の中って感じです。
とりあえず上陸してキャンプ適地を探します。
島の中央部に若干広めの平らなスペースを見つけましたが、眺望が悪いのでパス。
結局川のそばの、わずかな乾燥した砂地に張ることにしました。
それにしても、この時期は暗くなるのが早いですね。
暗くなる前に、大慌てでテントを設営。
これまた大慌てで、その辺に落ちている木を集めてきて、どうにか明るいうちに焚き火を開始。
やっと落ち着いたところで、本日2度目のかんぱ~い!
さあさあ、焚き火といえばやっぱりスキレット。
鉄スキで豚肉焼き焼きします。
塩とコショーだけのシンプルな味付けは、やっぱり肉の味が引き立ちますね。
うまし!
温かいものが恋しい季節ですね。
芋焼酎のお湯割りで暖ったまります。
お次は白菜と豚ばら肉のはさみ鍋。
シンプルな塩味でいただきます。
シンプルだけど、これも、うまいなぁ
ちなみに、ボクの焚き火は基本、文系焚き火。
拾ってきた木を長いまま風下側に重ねるだけ。
もっとも横着な焚き火です。
時々押してやれば、長く一定の火力が保てるので便利なんですよね。
消す時は、ちょっとばらしてやるだけで消えるし。
ちなみに理系の焚き火っていうのは、長さも太さも揃えて切って、ちゃんと管理する焚き火です。
もっとも、どちらも勝手に名前をつけただけなので、オレは文系だけど、そんな横着しないぞ!
っていう方もたくさんいらっしゃるかとは思いますが(笑)
まったりとソロの時間を楽しみます。
ソロキャンって独りで寂しくないんですかって時々聞かれますが、これはこれでいいんですよね。
何ていうか、本当の自由を味わっているというような・・・
しょっちゅう、やりたいとは思いませんが、クセになります。
あれ?いつの間にか寝落ちしちゃっていました。
寒くなったのでテントにもぐりこんでお休みなさ~い。
11月13日(日)
朝です。
夜中に一度も目覚めることなく、ぐっすりと朝まで眠れました。
家で寝るよりテントのほうが眠れるんだよな。
なんでかな。
昨夜の燃え残りの薪に火をつけて、朝から焚き火を楽しみます。
昨夜の残りの鍋を温めて・・・
フリーズドライのおかゆを入れます。
あっという間に、豚肉と白菜のうまみが沁み出した塩味のおかゆ完成。
うまかった。
今日も無風の晴天。
漕ぎ日和です。
朝露でテントはびしょびしょですが、乾燥するには時間がかかりそうなので、家で干すとしましょう。
濡れたまま撤収して8時には出発。
穏やかな川面を太陽に向かって漕ぎます。
黒い水鳥が3羽。
まだ子供なのかな?
小さくてかわいいので、写真をパチリ。
しばらく目で追っていたら、草薮の中に隠れちゃった。
その時です。
突然草薮に大きな鳥が電光石火の勢いで突っ込みました!
????
なになに?
親鳥かな? そんな訳ないよね。
見たところ猛禽類だったもんな。
すぐに黒い鳥が2羽飛び出してきました。
猛禽類と黒い鳥1羽は、薮の中に入ったまま。
見えなくなるまでずーっと見ていましたが、2羽ともとうとう出て来ませんでした。
弱肉強食の世界ですね。
目の前の光景に唖然としちゃいました。
どんぶらこと流されて、常磐道が見えてきました。
橋脚って、下から見ると迫力あるんですよね。
よく見ると、この橋の裏側に落書きがありました。
しかも、中学生レベルの下ネタ。
どうやってあんなところに書いたの?
と思って見たら、橋の下にちゃんと人が歩ける通路が作ってあるんですね。
でもかなり高いから歩くの怖そうだけど。
その後も水鳥を見ながらのんびりと川下り。
都会を流れるこんな川にも、色んな鳥がいるんですね。
この川、毎度自然の多さに驚かされます。
以前にキャンプしたことのある、第2の無人島通過。
水量が多いと、やっぱり幕営適地が少ないですね。
今回も上が正解だったかな。
今回は濡れないようにレインウェアを着用。
モニターに当選したキャラバンのエアリファイングレイスです。
さすがに水を良くはじきますね。
玉のようになってコロコロと落ちていきます。
濡れないのはもちろんですが、極薄の生地でストレッチ素材なので、漕いでも快適でした。
さあ、いよいよ三郷の鉄橋が見えてきました。
まもなくゴールです。
鉄橋先のテトラポットに横付けしてゴール。
本日は約2時間の川旅でした。
パックラフトを折りたたんでザックに括りつけたら、さあ帰りますか。
駅までまた徒歩で。
10分ほどで三郷駅に到着。
電車で15分ほどで地元南越谷に戻ってきました。
車の無い週末、パックラフトの機動性を活かして、こんな遊びをしてみました。
パックラフト、もっといろんな遊びができそうですね。
これから使い倒すのが楽しみです。
それにしても、早く車、納車にならないかなぁ
今回の大雑把なログはこんな感じです。