新しい登山靴の試し履きに筑波山へ バリルートで女体山直下に出た!

そーしん

2021年03月18日 05:09

先日購入した登山靴「スポルティバ トランゴテックレザーGTX」の試し履きをしに、いつもの筑波山に行ってきました。

何度も登っている筑波山ですからね、ノーマルルートじゃつまらないってことで今回もバリルートを選択。

岩場が続くという女体山山頂直下への直登ルート、思った以上に手強い難ルートでした。




3月14日(日)

ゆっくり目の8時過ぎに自宅を出発、オール下道で約2時間、筑波山中腹まで登ると山頂が見えました。右が女体山、左が男体山ですね。今回は女体山を登ります。



10時過ぎにつつじヶ丘駐車場の2~300m手前にある駐車スペースに到着しました。

ここなら無料なんですよね。満車を心配しましたが、止まっているのは5台ほど。一安心です。



今回は新しく買った登山靴の足慣らしです。

登山靴を購入した時のレポはコチラ

足を入れた感じはなかなか良い感じです。



準備をしたら、さあ行きますか。

歩き始めてすぐに今までの靴との違いを実感、とにかく軽い!

登山靴なのにこんなに軽くていいんだってちょっと心配になるくらいです。

登山口のある駐車場まではこんな車道歩きを2~300m。

これで駐車場代500円が浮くと思えば安いものです。



つつじヶ丘駐車場の脇に登山道の入り口がありました。

今回、バリルートで登るんですが、途中の弁慶茶屋跡までは一般ルートの、おたつ石コースを歩きます。



割とよく整備された登山道が続きます。

陽気に誘われたのか、家族連れのハイカーがたくさん。

まあ、筑波山ですからね。



スタートから30分ほどで、弁慶茶屋跡に到着しました。

以前に歩かれた方のGPSログによると、この辺りからバリルートに入るはずなんですが、どこだろう?

グルっと一周してみたら、この看板の後ろに踏み跡がありました。



さあ、バリルートです。

どんな道かと思ったら、良く踏まれた良い道じゃないですか。

何より人がいなくて静かなのが有難い。



ご機嫌で歩いていたら、途中から笹薮になって歩きにくくなっちゃった。やっぱりバリルートですね。

まあ藪漕ぎってほどではありませんが。



しばらく歩くと、人の声が聞こえてきましたよ。

突然開けた場所に出たと思ったら、一般ルートの白雲橋コースに合流しました。

出てきたのはこんなところ。特にロープも張ってありませんね。



しばらく、岩ゴロゴロのノーマルルート歩き。



ところどころで展望が開けます。

関東でこれほど雄大な景色を見られるって、筑波山はやっぱり良い山ですね。



屏風岩に到着。

ログによると、この辺りからバリルートに分かれるみたいですが・・・



どうやら女体山山頂まで直登するルートのようです。



適当に直登してみます。さすがバリルート、踏み跡はほとんどありません。



どうやらこの岩を登るみたいです。

見るからに手強そう。



手掛かりの少ない岩をどうにか登ったと所に、このルートの核心部がありました。

垂直の岩穴に鎖が垂れ下がっています。

鎖があるので登れないことはないでしょ、と登り始めたものの、岩穴が狭くてどうにも進めなくなっちゃった。

どうしようもないのでザックを下ろして・・・下ろしてもザックは落ちないんですよ。それほど狭い穴です。

空身で狭い部分をどうにかくぐり抜けて、手を伸ばしてザックを引き上げ、ザックを抱えたままどうにか穴を這い出ることができました。



ふぅ と一息。とんでもないルートだった。

上から見ると、登ってきた穴はこんな感じです。



這い出た場所は、ちょうど巨岩の真上でした。

恐る恐る頂点まで行ってみます。



頂点まで行くと、眼下には絶景が広がっていました。



岩の頂点で自撮りの記念撮影。

ちなみにGOPROもどきで動画も撮ったはずなんですが、暗くてよくわからなかった(汗)



さあ、後は山頂まで急な斜面の直登です。

登山道じゃないので、木をつかんだり草をつかみながらどうにか登ります。




どうやら岩ゴロゴロもほぼ終わり。山頂直下まで来ました。



ほっと一安心。それではここでランチタイムにしましょう。

いつものカップラーです。ただしバーナーはなし。ポットのお湯を入れます。

以前バーナーでお湯を沸かした記事をアップしたら、ご覧になった方から筑波山は火気厳禁だとご指摘を受けたことがあるんですよね。

まあ、昨今は山火事なんかもニュースになってますからね。ただ、個人的にはバーナーの火で火事になるとは思いませんが・・・



本日のカップラーは、サッポロ一番 みそラーメン 濃厚札幌です。感想はというと・・・

札幌ラーメンを意識してか、麺はカップラーとしてはかなりの太麺ですね。スープは焦がし味噌味というようにコクがあります。

ただ・・・サッポロ一番というからには例の袋麺の味から更にグレードアップを期待したんですが、味は濃すぎるし麺が太すぎ。

お湯を入れて5分待たないといけないのもアウトドア向きではないですね。もう買うことはないでしょう。

ということで、評価は ★★ 星2つです。



ふと気付くと、手を擦りむいていました。

必死で気が付かなかったけど、あの穴から出る時かこの岩場を登った時にぶつけたみたいです。

手袋したほうが良かったかな(汗)



この後、すぐ裏の一般の人が登る山頂に。

いきなり人がいっぱいいて、ものすごい違和感でした。

その様子は動画でどうぞ。



帰りはノーマルルートで下ります。

ノーマルルートは色んなアトラクションがあるんですよね。

こんな変わった石や・・・



弁慶の七戻りなど。



直登ルートやショートカットルートでは見られませんね。

一般登山者はノーマルルートをお勧めします。

弁慶茶屋跡まで下りてきました。



おたつ石コースを下って駐車場が見えました。

ということで、今回の筑波山バリルート終了です。



さあ、帰りましょうか。

でも、せっかく筑波まで来たのでいつもの森にでも寄り道していきましょうかね。

そうだ、車にDDハンモック積んであったな、ということでいつもの森にハンモックを張りました。

こういう時、ハンモックは手軽で便利ですね。



ハンモックに腰かけて、おやつタイム。

いつもならかんぱ~い!ってビールを飲むところですが、今回は泊りじゃないのでガマンガマン。

コーラにしておきました。



ポテチはうまいなぁ。



ハンモックに横になります。

この眺めが好きなんだよな。



キャンプはできなかったけど、緑に癒されて気分だけキャンプした気持ちになれました。


さあ、そろそろ気温も上がってキャンプには良い季節ですね。

焚き火しながらハンモック寝がしたいな。


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