10月の3連休・・・
毎年の事ですが、連休の中日は国家試験の監督官のアルバイト。
いつも遊んでばかりなので、たまにはおこずかい稼がないとね~
そんなわけで、中途半端に暇な月曜・体育の日・・・
ちょこっと家の周りをお散歩してきました。
地元越谷市のHPに良いお散歩コースが載っているのを見つけちゃったんですよね。
HPは
コチラ
なんと、全部で7コースも。
とりあえず、手近なコースを歩いてみましたよ。
10月12日(月)
朝からリビングのラグをホットカーペットに交換したりと、家の用事を済ませたら10時に。
ちょうどいい感じに晴れてきたし、さあ行きますか。
たまには足慣らしをしないとね、ということでお散歩にはちょっと大げさですが登山靴を
履いてお出かけです。
家を出て間もなく、このコース唯一の上り坂である歩道橋が。
あっという間に頂上に到着。
このコース随一、標高?メートルからの眺望です(笑)
そういえば、わが家から普通に歩ける範囲に坂道ってないよな。
関東平野の広大さを改めて感じます。
しばらくは武蔵野線沿いにレイクタウン方面に歩きます。
葛西用水にぶつかるので川の手前を右折。
緑の豊かな河畔の道を歩きます。
ここでは、釣りを楽しんでいる人がたくさんいました。
何がつれるんだろう?と川を覗き込むと大きな鯉が数匹ゆったりと泳いでいました。
こりゃ釣り人もいるわけだ。
しばらく歩いてから、伊原橋を渡ってまっすぐ東のほうに進みます。
なんだかんだで今までの行程は、車で脇を通ったことがあったりしたんですが、ここからは
完全に未知の世界です。
家の近所とはいえ、まったく用事はありませんでしたからね。
この辺りは、昔ながらの家が並んでいて、庭の柿の実はすっかり色づいていました。
家を出て30分経っていないと思いますが、なんかすでに遠くまできた感じです。
ひときわ大きな木が見えてきました。
どうやら市の指定文化財「田中家のオオクスノキ」のようです。
樹齢300年、江戸時代の木なんですね。
さすが指定文化財ということで案内の看板もありました。
それにしても、文化財に個人宅の名前が入っちゃうってすごいな(笑)
久伊豆神社の前を通って、富士見通りに出たら八条用水に架かる富士見橋を右折。
名前の通り、橋からは富士山が見えたりするらしいんですがこの日は見えず。
用水沿いを歩きます。
桜並木ですね。
お花見シーズンは賑わうんだろうなぁ
しばらくすると太い道にぶつかりました。
この辺りはおしゃれな新しい家が続々と建っていました。
そうか、レイクタウンの駅が近くだから開発が進んでいるんですね。
しばらくすると、この辺りの町並みも一変しちゃうんだろうな。
女体神社を右折して、川柳公園へ。
こんな公園があったんだ。
知らなったなぁ
ベンチでひと休憩してポッキーのおやつタイム。
公園を後にして、一木橋を渡るとまっすぐなケヤキ並木。
まったく知らない道を歩いていると、自分がどこにいるのか分からなくなります。
大体の方向でアタリをつけて歩いていると、時々知っている場所に出くわします。
ありゃ!コジマ電気のところじゃん。
あの道ってこんなところと繋がっているんだ!って新鮮な驚きがあったりします。
通りがかった公園に、石でできたイスとテーブルがあったので、ランチタイムにしました。
いつものようにシングルバーナー持参です。
今日はカップヌードルとんこつ味。
色んな味があるけど、やっぱりカップヌードルはノーマル味かカレー味がベストだな。
家の近所とはいえ、やっぱり外で食べる食事はうまいなぁ
公園を曲がると、谷古田用水沿いの「さんが公園」がありました。
道沿いが公園になっています。
ここも桜並木ですね。
桜の時期にお花見ハイキングなんていいかも。
公園の終点のちょっと先、綾瀬川にぶつかったところに蒲生の一里塚がありました。
昔はここ日光街道にも一里ごとにこういった塚があったんだそうです。
一里塚には木も植えられて、旅人の目印になると共に、憩いの場でもあったんですって。
そんな一里塚ですが、交通網の発達と都市化によってどんどん無くなり、この蒲生の一里塚が
埼玉県内に残る唯一の一里塚になってしまいました。
一里塚から綾瀬川をちょっと下流方面に歩くと藤助河岸跡がありました。
陸側からだと、何なのかちょっとわかりませんね。
藤助河岸跡から通りを挟んだ向かいにあるのが藤助商店。
藤助河岸は、このお店のために作られたものと思われます。
ということは、江戸時代からの老舗なんでしょうね。
藤助河岸跡がどんなものなのか、蒲生大橋の上から見てやっと分かりました。
舟運が主要な運輸機関だった時代の私設河岸だそうです。
舟がこの河岸に横付けされて、荷物の揚げ下ろしされていたんですね。
川沿いにはところどころにこういった河岸が設けられ、年貢米やさまざまな商品が江戸との間を
行き来していたようです。
知らずに見てもただの小屋にしか見えませんね。
ここからは、橋の手前を右折して蒲生茶店通りを歩きます。
久しぶりに気持ちのよい川沿いの道。
この季節、暑くもなく寒くもなく、歩くのにちょうど良い季節です。
通り沿いには時々こういった歴史を感じさせる祠が。
今でもお供えが置いてあったりして、今でも地域の信仰の対象なんですね。
こちらは「ぎょうだいさま」だそうです。
祠の中には河童のような顔をした石塔が建っているらしい。
交通の神様、足の神様との事で、草鞋が供えられていました。
ボクも膝にバクダンえを抱えているので、あやからなきゃ!とお参りしておきました。
わずかな隙間から見えた「ぎょうだいさま」は、確かに河童みたいなお顔でしたよ。
蒲生茶店通りをさらに歩くと立派なお寺がありました。
清蔵院だそうです。
こちらの山門、江戸時代のもので市の指定文化財なのだとか。
山門の龍の彫り物は、日光東照宮の眠り猫で有名な左甚五郎の作という説もあるみたいです。
この龍が、夜な夜な山門を抜け出して田畑を荒らすため、金網で囲ったとか。
確かに金網で囲われていますが、金網ってそんなに昔からあったのかなぁ
いずれにしても、日光東照宮の為に作られた日光街道ですから、そこを行き来した宮大工などが
作ったものであることは確かなようです。
こんな近くに、ずいぶん歴史のある建物があったんだ。
ここから本来のハイキングコースは、国道4号を歩いて蒲生駅で終了するんですが、
ボクはそのまま自宅に向かいます。
途中でオバケアロエ?を見つけました。
これの小っちゃいのはよく見かけますが、こんなにデカイのは・・・
アロエの葉1本だけで、ボクの太ももより太いぞ。
ふらふらと寄り道したりしながら、ちょうど10km2時間40分歩いて12時40分に自宅に戻ってきました。
ただ漫然と歩くと飽きちゃいますが、こうやってコースが決まっていると色々勉強になって
楽しかったな~
地元のハイキングコース、全部で7本あるみたいです。
全部歩いてみようかな。
今度はママも誘ってみよう。
これで冬場の楽しみが出来ました。
今回もログを取ってみました。
けっこうコースから外れていい加減に歩いている部分もあるので、あまり参考にはなりませんが。