気田川カヌー&キャンプ 初めてのカヌー遠征! 秋葉神社前キャンプ場

そーしん

2015年09月25日 06:32

9月19日(土)〜9月22日(火)

シルバーウィークは、ボクにとって初めてのカヌー遠征。

静岡県は天竜川の支流、気田川に行ってきました。

初めての気田川、増水中で清流とはいえなかったけど新鮮で本当に楽しかった。

やっぱり関東を離れると、いい川があるんだなぁ

ご案内いただいた、地元のhi-deさんKICHIさん、大変お世話になりました〜





9月19日(土)

初めての気田川ダウンリバー。

集合は、秋葉神社前の河原にある秋葉神社前キャンプ場に朝9時です。

ボクは前泊するため、ナビの目的地を秋葉神社にセットして土曜日15時過ぎに自宅を出発

下り車線の渋滞もおさまりつつあったので、順調に首都高・東名、新東名を通って浜松へ。


順調、順調、この分なら20時くらいにはキャンプ場に着けるかな。

と思っていると、ナビさんの指示がどんどん真っ暗な山の中へ

車もすれ違えないような山道を、ひたすら登って行くじゃありませんか。

どう考えても、川はないよなぁ

でも今さら引き返すわけにもいかないし・・・ 

と思って走り続けていると、ついにナビさんが「目的地周辺です」との案内。

確かにナビは秋葉神社と表示していますが、そこは人っ子ひとりいない真っ暗な駐車場。

しかも、どう見ても川なんかない山の上。

どうなってるの?

スマホで調べると、全然違う場所に来ちゃったみたい。

とりあえず、キャンプ場の住所を入力して別な場所に向かいます。

登ってきた山道をひたすら下って川沿いの道へ。

その川沿いの道も車がやっと1台通れるだけの細い道。

もちろん街灯も民家もなく対向車すら1台もなく真っ暗な道をひた走ります。

そんな暗闇の中、行く手に何やら動物の影が・・・

えっ イノシシ?

ちょっと違うな。

カモシカ?

親子でじーっとこっちを見ています。

悪いけどそこどいてくんないかなぁ 急いでいるんだよね。

しばらくこっちを見た後、慌てるでもなく車の横を歩いて行っちゃいました。

あ〜ビビった。





真っ暗な道をさらに走ること30分、もうこのままたどり着けないんじゃないのって思った頃、

ようやくキャンプ場らしき場所に着きました 。

当然キャンプ場も真っ暗で、受付がどうなっているのかも分かりませんが、空いているスペースを

見つけてどうにか設営完了です。

今回のテントは、久しぶりにシェラデザインのティロス3。

一応3人用なので、ソロで使えば広くて快適なテントです。





やっと飲めるぞ!

一杯やってほっと一息。

家から持ってきたチキンを焼いて、夕飯です。

ところで、この時間に到着してキャンプ代をどうやって支払うの?って思っていたら、ちゃんと集金に来ました。

どこかで見てるのかな?

こちらのキャンプ場、きれいなトイレと水場があって、なんと一人たったの200円!

めちゃめちゃお得です。




たっぷり飲んで、気持ちよくなったところでおやすみなさい〜




9月20日(日)

辺りが明るくなった6時頃に目が覚めました。

朝もやがかかっていますが、天気は良さそうです。

明るくなって、夜にはわからなかったキャンプ場の全体が見渡せました。

ボクがテントを張ったのは河原の上の段で、下にはもっと広大な河原があったんですね。

今日は、あっちに張った方が気持ちよさそうだな。





とりあえず、肉まんをバウルーで焼いて手抜きの朝飯タイム。





キャンプ場入口にあるトイレに行くと、目の前に秋葉神社がありました。

やっぱり秋葉神社前キャンプ場は、秋葉神社前にあったんだ。





それじゃあ、夕べのあの神社は何だったんだろう。

案内図を見てやっとわかりました。

秋葉神社には、上社と下社があるんですね。

ボクは、どうやら天竜スーパー林道を走って上社に行ってしまったようです。

ちゃんと調べてから来るべきだったと反省。





そうこうしていると、今回ご一緒するゆらどんさんファミリーが到着。

早いなぁ

今回は長女の1さんはお留守番で、奥様と2から4さんの参加だそうです。

ゆらどんさんと二人でちょっと河原の偵察。

写真ではわかりずらいんですが、川の流れはものすごく速いんです

たぶん、長瀞が増水している時ぐらい・・・

今回の気田川、masaさんから「大丈夫、大丈夫。気田川は癒し系の那珂川みたいな川だから」

といわれてのんびりと癒されに来たんですけど。

masaさんの大丈夫は要注意だな(笑)






そうこうするうちに、今回の主催者masaさん、そして地元静岡のカナディアン乗りhi-deさん、

同じく地元静岡のカヤッカーKICHIさん父子が次々と登場。





今回は、キャンプ場を出発点にして下流を下るということなので、車をゴールに回送してさあ出発です。





今回のダウンリバーは総勢6艇。

先頭は、地元のカヤッカーKICHIさんと二人のお子さん、今回はダッキーでの参加です。

続くは同じく地元のカナディアン乗り、hi-deさん。

そして、ダッキーのゆらどんさんの奥様&2さん。

ゆらどんさんは、3さんと4さん姉妹を乗せてカナディアン。

masaさんはOC-1でソロ、ボクもアリーでソロというメンバーです。

清流として有名な気田川ですが、ここのところの大雨で濁っちゃっていますね。

でも、水量たっぷりなので、楽しく下れそうです。




気田川は、ボクが知っているどの川より蛇行しているんですよね。

しかも90度に曲がっているような場所が多い。

正面の岩に流れがぶつかっている所が多いので、ぼけっとしていると岩にぶつかる

危険があります。

心して下りましょう。





ときどきちょっとスリルのある瀬もあって油断できません。





これは、高架線下の瀬。

昔はかなりの落ち込みだったみたいです。

今はスリルのある瀬のひとつといった感じでしょうか。





高架線下の瀬を過ぎたところで休憩。

瀬の名前は、右上に見える高架線からきているんでしょうね。





ランチタイムにします。

今回は、高速のSAで買ったカップヌードルのビッグシリーズ。

これ1個でけっこうお腹いっぱいになりますね。





気田川の風景ですが、那珂川を2割くらいワイルドにした感じですかね。

人口の建造物がほとんど見えません。

こういう川、いいなぁ





秋も深まっていますが、川好きの子供たちはこの時期でも川に入って遊びます。

さすが、ゆらどんさん&KICHIさんのDNA。





お腹も一杯になったところで、午後の部スタートです。





いよいよ下流のハイライト、採石場の瀬です。

その名の通り、採石場の横にあるんですね。



まずはhi-deさん。

立ったままですか!

さすが地元、流れを知り尽くしています。




そしてボク。

奥の激しい本流をスルーして安全ルート。

ちょっと弱気すぎたかな。





続いてゆらどん奥様&2さん。

本人は心配していましたが、ダッキーで全然問題なし。




ゆらどんさん&3さん4さんも無事通過。





masaさんは攻めてましたね〜





そしてKICHIさん。

そこ突っ込みますか!



この後、納得いかなかった?hi-deさんmasaさんはこの瀬をもう一回攻めてました。



採石場からはほどなくゴールの河原に到着。

初めての気田川、楽しい川でした。





キャンプ場に戻る途中で、近辺唯一のスーパー?コミネでお買い物。

冷たいビールとつまみは半額のお惣菜。




スキレットで再度カリカリに焼いていただきました。

後はお惣菜のポテトサラダをつまみながら、仕上げはゆらどん家のお鍋をごちそうになりました〜





流木の焚火を囲んでまったりトーク。

hi-deさんmasaさんからは、パラグライダーやらロッククライミング、まだ未体験の

面白そうな遊びのプレゼンが・・・

いかんいかん、これ以上趣味は増やせませんよ(笑)

日帰りのhi-deさんは、ここでお帰りに。



夜は早めのお開きとなりました。

おやすみなさい。




9月21日(月)

この時期のキャンプ、寒くもなく暑くもなくいい季節ですね。

おかげでぐっすり眠れました。





川の水は、相変わらずの色。

ちょっと期待していたんですが、やっぱり清流というわけにはいかないようですね。

水位は若干下がった感じでしょうか。




前日に引き続き、バウルーで肉まんを焼いて手抜きの朝食。

KICHIさんは、トマト切ったりしてちゃんとしたホットサンドを作っていました。

子供の面倒もちゃんと見るし、えらいなぁ




本当ならこのまま帰る予定でしたが、どうせなら上流もやっちゃう?という話になり、

KICHIさんmasaさんと本日もダウンリバー決行です。

残念ながら、1さんがお留守番しているゆらどん家とはここでお別れ。

ゆらどんさんには、回送までお手伝いいただいちゃいました。

あざーっす!

出発地点の平木大橋まで回送。

さあ、行きますか。




上流部は、それほどクネクネと曲がらない代わりに、適度なスリルの瀬が連続。




これはこれで楽しい♪




流れが岩にぶつかっている場所がところどころにあるので、気が抜けませんが

それほどややこしいところはありません。





下流より、人口の建物があったり、護岸されているのがちょっと残念かな。




すみれの湯前の河原でひと休憩。

後ろの植え込み、よく見ると「日本一きれいな川」と書いてあります。

今回、増水で「日本一きれいな川」を拝めなかったのが残念。

次回に期待ですね。




その後はつり橋をくぐったり・・・





スーパーコミネの前を通ったりしながらのDR。





この橋をくぐるとゴールはもうすぐ。




キャンプ場が見えてきました。

約2時間のダウンリバー、流れが速いのであっという間でした。

気田川、何が気に入ったかってとにかく流れが速い。

ほとんんど漕ぐ必要がないほどです。

こういうのいいなぁ

もっと近ければホーム確定の楽しさでした。





午前中で川下りが終わったので、キャンプ場でいつものようにカップヌードルのランチ。

ボクは今から帰っても東名の渋滞につかまるだけなので、もう1泊キャンプをすることに。

KICHIさんとはこちらでお別れです。





masaさんはのんびりしてから帰るとの事なので、二人で先ほど前を通ったすみれの湯に。




こちらのお風呂、入浴料がなんと200円!

サウナも付いていましたよ。

キャンプ場も3泊で600円だし、何ともお得な遠征でした。




さっぱりした後キャンプ場に戻ってお約束のプシュ!

うめ~

この後いきなり大雨が降りだしたんですが、masaさんのハイエースをタープ代わりにして

まったりとさせてもらいました。




18時ごろ、いよいよmasaさんもお帰りです。

普段のソロは特にさみしいとは感じませんが、こうやって一人一人帰られちゃうのは

何となくさみしいものですね。




そして、最後に残ったぼっつんサイト。

普段はぼっつん大好きなボクも、この時ばかりはちょっと心細くなりました。




まあ、気を取り直して飲んじゃえ!ってことで。

KICHIさんからいただいた、静岡風おでんをつまみながら芋焼酎いっちゃいます。




醤油が濃いめなのと、かつぶし&青のりのふりかけをかけるのが静岡流のようです。

うまし!




いい気持になって、テントで読書でも・・・と思ったらいつの間にか寝ていました。






9月22日(火)

テントから出るとそこは川。

なんとも贅沢なロケーションですね。

これが1泊200円とは信じられません。




今日もいい天気ですが、さすがに今日は帰りますよ(笑)




スーパーコミネで半額だったランチパックをバウルーで焼いて、またまた手抜きの朝食。





ソロテントなので、撤収もあっという間。

結局想定外に河原で3泊もしちゃいましたが、そろそろ帰ります。



7時30分にキャンプ場を出発。

さほどの渋滞もなく、お昼には自宅に到着しました。


初めてのカヌー遠征。

気田川楽しかったな〜

ご一緒させていただいた皆様、大変お世話になりました。

またよろしくお願いします。





1日目



2日目








あなたにおススメの記事
関連記事