弾丸日帰り八ヶ岳!(赤岳・中岳・阿弥陀岳)

そーしん

2014年10月14日 22:02

先日一緒に北岳を登ったT田くんから、土曜日日帰りで八ヶ岳(赤岳)どうですか?のお誘いが。

赤岳日帰り?赤岳っていえば八ヶ岳の最高峰だよね・・・日帰りは無理なんじゃないの?

いやいや10時間くらい歩けば大丈夫ですとのこと。

10時間??

大丈夫かな?

この前の北岳はかなりバテバテだったからなぁ

でもあの時は16kgの荷物背負っていたしな。

まあどうにかなるか!

ということで3連休初日、弾丸日帰りで八ヶ岳の主峰にチャレンジしてきました。



10月11日(土)

今回もT田くんの仕事終了を待って、0時30分に高円寺駅に集合。

この時間なら高速もガラガラ・・・

のはずが、ナント工事渋滞

なにもこんな日に工事しなくても・・・


諏訪南IC経由で午前3時30分に美濃戸口に到着。

この先にある山小屋の駐車場がいっぱいだと、ここに車を止めて登山口まで1時間ほど車道を

歩かなくてはいけません。

どうでしょう?

どうやら行けるようです。

ラッキー

でもこの道、普通車には厳しいでこぼこだらけの悪路です。

バスはもちろんタクシーも通らないとか。

わが家のボルボ君だと、ゆっくりゆっくり走らないと下をこすっちゃいます。

時間をたっぷりかけて、どうにか午前4時に美濃戸山荘の駐車場に到着。

駐車場はほぼいっぱいだったのでぎりぎりセーフという感じでした


5時に起きて準備をする予定なので、ほとんど眠れませんね。

まあお山登りはこんなもんでしょう。


ちょっと横になってうとうとしたと思ったらもう5時です。

準備をして、5時40分日の出前に登山開始。

向こうに見えるのが、たぶん阿弥陀岳ですかね。

今日は、あの先にある赤岳を目指します。



駐車場からしばらく歩くと登山口が。

こんな画像、いろんな方のブログでよく見ます(笑)

やっぱりお約束の記念撮影。



ここからの登りは、北沢ルートと南沢ルートがあります。

山小屋のおばちゃんの話では、足場は北沢ルートの方が良いみたいですが、

今回はコースタイムの短い南沢ルートで行く事にしました。

沢沿いのゆるやかな道を歩きます。



ところどころ紅葉も。



沢沿いをしばらく登って開けた場所に出たと思ったら、前方に山が見えました。

横岳かな?

いよいよテンションが上がります。



ここからは針葉樹林と苔のじゅうたん。

この森の苔はとにかくキレイ。一見の価値ありです。



約2時間ほど歩いたところで、行者小屋に到着しました。

ここまではゆるい上り坂でハイキング気分で歩いてこれました。



ここで朝食タイム。

前夜スーパーで買ったパンです。

揚げパンでハイカロリーなのがお山にはいいですね。



目指す赤岳方面から朝日が昇ってきました。

天気はよさそうですね。



ここから赤岳山頂へは、地蔵尾根ルートと文三郎道ルートがあります。

今回はちょっと厳しめの地蔵尾根ルートを選択。

いきなりの梯子場が続きます。

でも、地面はよく整備されていて歩きやすいですね。



途中でひと休憩。

横岳方面の稜線がきれいに見えました。



けっこうな急登なので、一気に高度が上がります。

さきほど昼食を食べた行者小屋がもうあんなに小さくなっちゃいました。




梯子場やクサリ場がこれでもかと続きますが、それほど危険な感じはしません。



横岳方面に朝日が当たってきれいです。

けっこうデコボコしていて歩き甲斐がありそうですね。

いつか行ってみたいな。



しばらくすると稜線に出ました。

お地蔵さんが立っている、地蔵の頭という場所。



ここからは稜線上を赤岳山頂まで歩きます。

山頂がくっきり見えてきましたね。



赤岳展望荘はそのまま通過。

こんなところに泊まったら気持ちがいいんだろうな。



最後はけっこうな長さのクサリ場を通過すると



見晴らしのいい場所に。



向こうに見えるのは北アルプスですね。



阿弥陀岳の奥に見えるのは御嶽山でしょうか。

噴煙のようなものが見えます。

世の中いつどんな災害が起こるかわかりませんね。

お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。



眺めを楽しんでいるうちに、あっという間に赤岳山頂に到着しました。

赤岳は山頂にも小屋があるんですね。



お決まりの記念撮影。



記念撮影も終わったしこれからどうしよう?

この時間から下っちゃうのはもったいないよね。

コースタイムを調べると、どうやらあちらに見える阿弥陀岳がお手頃みたい。

そんじゃ、軽く阿弥陀岳でもやっつけますか。

よく見ると、間にちょこっとしたお山中岳も見えますね。



さて、来たのとは反対側へ下山開始です。

こちら側の斜面も結構急ですね。



ちょっとひと休憩。

景色を楽しみます。



だいぶ高度を下げてきました。

ちょっとした通過点だと思っていた中岳ですが、もしかしてちゃんとしたお山?



鞍部まで降りて見上げる中岳・・・ なんと立派なお山でした(汗)




中岳に登りながら振り返ると赤岳の勇姿が。

こちらから見るとだいぶ印象が違いますね。



中岳山頂に到着しました。

360度の絶景です。



あまりこっちに歩いてくる人はいないんでしょうか。

人の少ない山頂でお昼ごはん。

またまたパンです。

味は朝と違いますよ~

T田君はカップラーメン。

ちょっともらったけど寒い季節はカップラーメンがうまい!

ボクもカップラーメンにすればよかったなぁ



のんびりランチタイムを楽しんだ後中岳を下ったら、もうひとつのおまけ阿弥陀岳に登ります。

あれ?おまけとか言ってたけど、けっこうすごい山だぞ


岩だらけの急登。クサリ場が続きます。



こんなところも登るの?



おまけなんて言ってすみませんでした




何はともあれ無事山頂に到着。



富士山も見えました。

富士山って見えるとなんだかテンションが上がりますよね。



反対方向には、わが実家のある諏訪湖が見えました。

ちょうど実家がある辺りも見えますね。



今回は弾丸日帰りなので顔は出せませんが、せっかくだから電話をしてみましょう。

と携帯から電話しましたがルスだし・・・

ということで、自宅に電話。

ママには無事を報告しました。

携帯って便利だね。



先ほどの中岳山頂が小さく見えました。



登ってきたということは下らないといけませんね。

来た道を引き返しますが、登りも下りも結構ハードな道です。


阿弥陀岳、おまけとあなどってはいけません。

たしかにコースタイムは短いんですがハードなお山でした。



さあそろそろ行者小屋に向けて下りましょうか。

のんびりとした下りですね。



と思っていたら途中からやけに道が険しくなり・・・



とうとう道がほとんどなくなっちゃいました。

どうやら道を間違ったみたいです。

こういう時は無理に下っちゃいけませんね。

登りなおしたところでてちゃんとした道に出ました。

道に迷ったら元に戻る・・・ 鉄則ですね。

勉強になりました。



そこからは道にも迷わず文三郎道との分岐に到着。



行者小屋まで戻ってきました。

さっきまで登っていた赤岳山頂があんなに小さくなっちゃいましたね。

ここで八ヶ岳の景色とはお別れ。



あとは来たのと同じ南沢コースをハイキング。

苔がやっぱり美しいのでパチリ。



気持ちの良い山歩きでした。



駐車場に着いて、美濃戸山荘で赤岳と阿弥陀岳のバッジをゲット。



ちょうど15時40分なので、全行程10時間のお山登り終了です。

日帰りの赤岳、かなりきついかと思いましたが、荷物が軽いだけに思ったより楽ちん。

最初がテント担いで北岳だったので、普通のお山は楽に感じるのかもしれませんね。

八ヶ岳もいいけど、やっぱりアルプスがいいかなぁ

次はいきなり槍とか行っちゃったりして(笑)











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